JPH0439192A - マリーナ用ポンツーン - Google Patents

マリーナ用ポンツーン

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Publication number
JPH0439192A
JPH0439192A JP14648390A JP14648390A JPH0439192A JP H0439192 A JPH0439192 A JP H0439192A JP 14648390 A JP14648390 A JP 14648390A JP 14648390 A JP14648390 A JP 14648390A JP H0439192 A JPH0439192 A JP H0439192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
water
pontoon
placing space
foam mortar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14648390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kurihara
栗原 安男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP14648390A priority Critical patent/JPH0439192A/ja
Publication of JPH0439192A publication Critical patent/JPH0439192A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、施工が容易で強度的にも優れなお且つ経済的
なマリーナ用ポンツーンに関する。
(b)、従来の技術 第3図は従来のコンクリート製マリーナ用ポンツーンの
製造方法を示す断面図である。
従来、コンクリート製マリーナ用ポンツーン1は、第3
図に示すように、本体1cを有しており、本体1cは内
部に内型枠兼用の発泡スチロールからなる芯体1aを有
しており、芯体1aの周囲にはコンクリート箱体1bが
芯体1aを取り囲む形で形成されている。
そして、該ポンツーン1の施工に際しては、第3図に示
すように、底型枠4と外型枠2を設は底型枠上と側壁の
配筋を行い、該底型枠4と外型枠2内に芯体1aを底型
枠4と外型枠2の内周面に対して所定の間隔L1を形成
する形で固定する。
その後、上側配筋を行う。次いで、それら配筋の完了し
た芯体1aと外型枠2間にコンクリート5を打設してコ
ンクリート箱体1bを構築し、本体1cとなす。
(C)0発明が解決すべき問題点 しかし、こうした構造では、コンクリート5の打設に際
して比重の極めて軽い発泡スチロールからなる芯体1a
が浮力により浮き上がり、また図中左右に移動すること
から、芯体1aを底型枠4と外型枠2に対して所定の位
置に確実に固定しておく必要があり、施工が煩雑となる
不都合があった・ 更に、鉄筋3の配筋に際しても、コンクリート箱体1b
のコンクリート厚さが薄いので鉄筋3を精度よく配筋す
る必要が生じ、施工に時間と多くの手間が掛る欠点があ
る。
また、芯体1aは発泡スチロールからなるので強度部材
とはならない。従って、外側のコンクリート箱体1bで
外力に抵抗する形となり、箱体1bに作用する応力は比
較的高いものとなり、設計上の隘路となることも多い。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、施工が簡単で、補
強部材の設置も容易でしかも構造体に作用する応力を低
いレベルに抑えることの可能なマリーナ用ポンツーンを
提供することを目的とするものである。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、固化後の状態が水よりも軽い状態に調
整された気泡モルタル(11)により形成された本体(
6a)を有し、該本体(6a)の周囲に防水コーティン
グ層(6C)を設けて構成される。
また、本発明は、本体(6a)内に、アラミド繊維や炭
素繊維などの不錆性高性能繊維からなる引っ張り用補強
部材(6b)を設置して構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)0作用 上記した構成により、本発明は、本体(6a)が気泡モ
ルタル(11)から構成されるように作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明によるマリーナ用ポンツーンの一例を示
す斜視図、 第2図はマリーナ用ポンツーンの製造方法の一例を示す
断面図である。
マリーナ用ポンツーン6は、第1図に示すように、気泡
モルタルからなる本体6aを有しており、本体6aは当
該本体6aがそのままポンツーンの外形を成す形で直方
体状に形成されている。
本体6a内には、アラミド繊維や炭素繊維などの不錆性
高性能繊維から成る引っ張り用補強部材6bが埋設設置
されており、本体6aの外周面はビニールまたはゴムな
どの防水材により防水コーティング層6cが形成されて
いる。
マリーナ用ポンツーン6は以上のような構成を有するの
で、ポンツーン6を構築するには、第2図に示すように
、底部型枠7の上方に側部型枠9を構築し、該型枠7.
9により直方体状のコンクリート打設空間10を形成す
る。次に、該打設空間10内にアラミド繊維や炭素繊維
などの不錆性高性能繊維から成る引っ張り用補強部材6
bを設置するが、補強部材6b設置は、打設空間10が
本体6aの大きさに略等しい程度に大きいので作業が容
易であり、また補強部材6bの設置位置が多少ずれたと
しても補強能力に悪影響を殆ど及ぼさないので、補強部
材6bの設置に際してそれほど精度を要求されることも
なく、作業は短時間で円滑に行うことが出来る。
こうして、補強部材6bのコンクリート打設空間1o内
への設置が完了したところで、該打設空間10内に気泡
モルタル11(ここで言う、モルタルには通常のモルタ
ルの他にコンクリートも含む)を打設するが、該気泡モ
ルタル11は、気泡率が50〜60%程度で、単位体積
重量を0゜4 t / rn’程度のものを用いる。
打設された気泡モルタル11が固化して本体6aが構築
されたところで、底部型枠7及び側部型枠9を脱型し、
該脱型された本体6aの外周部にビニールまたはゴムな
どの防水材により防水コーティングを施し、防水コーテ
ィング層6cを形成する。なお、防水コーティング層6
cは予め底部型枠7及び側部型枠9のコンクリート打設
空間10側に取付けておき、気泡モルタル11の打設に
より本体6aの外周部に防水コーティング層6Cが形成
されるようにしてもよい。なお、本体6aは、固化後の
単位体積重量が0.4t (=400kg) /rri
’程度の発泡モルタル11から形成されるので、水より
も軽くボンシーンとして十分に機能させることが出来る
(g)1発明の詳細 な説明したように本発明によれば、同化後の状態が水よ
りも軽い状態に調整された気泡モルタル11により形成
された本体6aを有し、該本体6aの周囲に防水コーテ
ィング層6Cを設けて構成したので、従来のように発泡
スチロールからなる芯体1aの周囲にコンクリート5を
打設してポンツーン6を構築する必要がなくなり、煩雑
な芯体1aの固定作業を無くすことが出来る。また、ポ
ンツーン6は本体6aが気泡モルタル11から構成され
、従来のようにる発泡スチロールとコンクリートとの2
重構造ではないので、補強部材を設ける場合の配筋作業
にもそれほどの精度が要求さることはなく、作業を簡単
に短時間で行うことが可能となる。
また、ポンツーン6の全断面が気泡モルタル11による
構造部材として作用するので、断面係数が大きくなり、
本体6aに作用する応力を低いレベルに抑えることが可
能となり、設計上の自由度を向上させることが出来る。
また、本体6a内に、アラミド繊維や炭素繊維などの不
錆性高性能繊維からなる引っ張り用補強部材6bを設置
して構成すると、本体6aの補強を鉄筋のように本体6
aの重量を大幅に増加させることなく、しかも錆の発生
しない状態で行うことが出来、耐水及び耐海水性に優れ
たポンツーンの提供が可能となる。
第1図
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマリーナ用ポンツーンの一例を示
す斜視図、 第2図はマリーナ用ポンツーンの製造方法の一例を示す
断面図、 第3図は従来のコンクリート製マリーナ用ポンツーンの
製造方法を示す断面図である。 6rン°ンーン 6・・・・・・ポンツーン 6a・・・・・・本体 6b・・・・・・補強部材 6c・・・・・・防水コーティング層 11・・・・・・気泡モルタル 第3図 出原人     三井建設株式会社 代理人  弁理士  相1) 伸二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、固化後の状態が水よりも軽い状態に調整された
    気泡モルタルにより形成された本体を有し、該本体の周
    囲に防水コーティング層を設けて構成したマリーナ用ポ
    ンツーン。(2)、本体内に、不錆性高性能繊維からな
    る引っ張り用補強部材を設置して構成した特許請求の範
    囲第1項記載のマリーナ用ポンツーン。
JP14648390A 1990-06-05 1990-06-05 マリーナ用ポンツーン Pending JPH0439192A (ja)

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JP14648390A JPH0439192A (ja) 1990-06-05 1990-06-05 マリーナ用ポンツーン

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JP14648390A JPH0439192A (ja) 1990-06-05 1990-06-05 マリーナ用ポンツーン

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JPH0439192A true JPH0439192A (ja) 1992-02-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100836444B1 (ko) * 2007-11-03 2008-06-09 홍재선 결합력이 강한 고강도 폰툰 구조물
RU2533371C1 (ru) * 2013-09-03 2014-11-20 Лев Петрович Петренко Способ формирования герметичных полых сосудов, активизирующих подъемную силу надводного транспорта, выполняющего перевозку грузов (вариант русской логики - версия 1)

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