JPH05116633A - 自動車のテレスコープ管として構成されたステアリングシヤフト - Google Patents
自動車のテレスコープ管として構成されたステアリングシヤフトInfo
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- JPH05116633A JPH05116633A JP3051175A JP5117591A JPH05116633A JP H05116633 A JPH05116633 A JP H05116633A JP 3051175 A JP3051175 A JP 3051175A JP 5117591 A JP5117591 A JP 5117591A JP H05116633 A JPH05116633 A JP H05116633A
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- sliding
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/185—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable adjustable by axial displacement, e.g. telescopically
-
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-
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-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のテレスコープ管として構成されたス
テアリングシャフトの内側管及び外側管の滑り面間に、
トーションバーによるプレロードモーメントを利用する
ことなしに、遊びのない案内作用を得ること。 【構成】 外側管2と内側管4との間又は外側管と内側
管の滑りブッシュ5との間に2つの楔片8,9を支承
し、かつこれらの楔片がその間に配置されたばねにより
ステアリングシャフト軸線10に対して横方向で2つの
傾斜した平面6,7を移動できるようにした。
テアリングシャフトの内側管及び外側管の滑り面間に、
トーションバーによるプレロードモーメントを利用する
ことなしに、遊びのない案内作用を得ること。 【構成】 外側管2と内側管4との間又は外側管と内側
管の滑りブッシュ5との間に2つの楔片8,9を支承
し、かつこれらの楔片がその間に配置されたばねにより
ステアリングシャフト軸線10に対して横方向で2つの
傾斜した平面6,7を移動できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のテレスコープ
管として構成された、有利には手で高さ調節可能なステ
アリングシャフトであって、プラスチック又は金属より
成る少なくとも1つの滑りブッシュを外側に鋳込み成形
又は射出成形した内側管と、予め形成された滑り面を有
する外側管とを備えた形式のものに関する。
管として構成された、有利には手で高さ調節可能なステ
アリングシャフトであって、プラスチック又は金属より
成る少なくとも1つの滑りブッシュを外側に鋳込み成形
又は射出成形した内側管と、予め形成された滑り面を有
する外側管とを備えた形式のものに関する。
【0002】
【従来技術】このような形式の自動車のステアリングシ
ャフトは公知であり(ドイツ連邦共和国特許第3202
669号明細書)、これによればステアリングホイール
が高さ方向で、100Nよりも小さい移動操作力によっ
て調節可能である。
ャフトは公知であり(ドイツ連邦共和国特許第3202
669号明細書)、これによればステアリングホイール
が高さ方向で、100Nよりも小さい移動操作力によっ
て調節可能である。
【0003】この公知のステアリングシャフトでは内側
管が三角形の横断面に構成されており、かつ重なり合う
範囲の外側管と内側管との間に2つの滑りブッシュを有
しており、この場合滑りブッシュは型内における内側管
の回りに鋳込まれ又は射出成形されている。外側管と内
側管とを回動不能に結合するために、円筒形の外側管は
一部の範囲で滑りブッシュの形状に相応する形状に成形
され該滑りブッシュ上にかぶせられている。滑り面のは
んいにおいて外側管と内側管との間に遊びのない案内が
えられるようにするために、滑りブッシュ間の管区分が
トーションバーとして利用されて捩られており、その結
果内側管の滑り面部分が外側管の滑り面部分に対してプ
レロードを負荷されている。
管が三角形の横断面に構成されており、かつ重なり合う
範囲の外側管と内側管との間に2つの滑りブッシュを有
しており、この場合滑りブッシュは型内における内側管
の回りに鋳込まれ又は射出成形されている。外側管と内
側管とを回動不能に結合するために、円筒形の外側管は
一部の範囲で滑りブッシュの形状に相応する形状に成形
され該滑りブッシュ上にかぶせられている。滑り面のは
んいにおいて外側管と内側管との間に遊びのない案内が
えられるようにするために、滑りブッシュ間の管区分が
トーションバーとして利用されて捩られており、その結
果内側管の滑り面部分が外側管の滑り面部分に対してプ
レロードを負荷されている。
【0004】このプレロードモーメントは狭い臨界内に
保持されなければならない。その下限は、遊びなしに伝
達されねばならないステアリングホイールのところでの
モーメントによって規定され、これは乗用自動車で6N
mになる。
保持されなければならない。その下限は、遊びなしに伝
達されねばならないステアリングホイールのところでの
モーメントによって規定され、これは乗用自動車で6N
mになる。
【0005】上限は、プレロードモーメントによって生
ぜしめられる、外側管と内側管との間の摩擦力によつて
規定される。
ぜしめられる、外側管と内側管との間の摩擦力によつて
規定される。
【0006】この値は感覚に関係し、目下のところ手で
高さ調節可能な自動車ステアリングシャフトについては
最大120Nまで認められている。
高さ調節可能な自動車ステアリングシャフトについては
最大120Nまで認められている。
【0007】プレロードモーメント6Nmはほぼ85N
の調節力を必要とするから、上に述べた公知のステアリ
ングシャフトでは低い調節力を達成することはできな
い。
の調節力を必要とするから、上に述べた公知のステアリ
ングシャフトでは低い調節力を達成することはできな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、初め
に述べた形式の自動車のステアリングシャフトを、外側
管及び内側管の滑り面間に遊びのない案内作用がトーシ
ョンバーによって生ぜしめられるプレロードモーメント
を利用することなしに得られるように、構成することに
ある。
に述べた形式の自動車のステアリングシャフトを、外側
管及び内側管の滑り面間に遊びのない案内作用がトーシ
ョンバーによって生ぜしめられるプレロードモーメント
を利用することなしに得られるように、構成することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、自動車のテレスコープ管として構成されたステア
リングシャフトであつて、プラスチック又は金属より成
る少なくとも1つの滑りブッシュを外側に鋳込み成形又
は射出成形した内側管と、予め形成された滑り面を有す
る外側管とを備えた形式のものにおいて、外側管と内側
管との間又は外側管と滑りブッシュとの間に2つの楔片
が、これらの間に位置するばねによりステアリングシャ
フト軸線に対して横方向に2つの傾斜した平面を移動可
能に、支承されていることによって解決されている。
れば、自動車のテレスコープ管として構成されたステア
リングシャフトであつて、プラスチック又は金属より成
る少なくとも1つの滑りブッシュを外側に鋳込み成形又
は射出成形した内側管と、予め形成された滑り面を有す
る外側管とを備えた形式のものにおいて、外側管と内側
管との間又は外側管と滑りブッシュとの間に2つの楔片
が、これらの間に位置するばねによりステアリングシャ
フト軸線に対して横方向に2つの傾斜した平面を移動可
能に、支承されていることによって解決されている。
【0010】
【発明の効果】本発明による上記のばね負荷された楔片
により、内側管及び外側管の滑り面間における公差に基
づくギャップは排除される。
により、内側管及び外側管の滑り面間における公差に基
づくギャップは排除される。
【0011】楔片の移動は自動車のステアリングシャフ
トの無負荷状態で行われるから、ばね力は僅かでよく、
従ってステアリングシャフト部分の軸方向の調節操作力
も小さくとどめることができる。
トの無負荷状態で行われるから、ばね力は僅かでよく、
従ってステアリングシャフト部分の軸方向の調節操作力
も小さくとどめることができる。
【0012】
【実施例】自動車のステアリングシャフト1は外側管2
を有し、この外側管の上側及び中間範囲は円筒形横断面
に構成されており、下側範囲3は三角形横断面に構成さ
れている。この外側管2は、横断面が同様に三角形に構
成されている内側管4の一部を取り囲んでいる。内側管
4には滑りブッシュ5が固定されており、この滑りブッ
シュ5はプラスチック又は金属から成り、かつ型内にお
いて内側管4上に鋳込まれ又は射出成形されており、従
って該滑りブッシュ5の外側の滑り面の公差は成形用の
型によってのみ規定され、内側管の製作公差及び仕上げ
精度は滑りブッシュ5の滑り面の公差に不都合な影響を
与えない。
を有し、この外側管の上側及び中間範囲は円筒形横断面
に構成されており、下側範囲3は三角形横断面に構成さ
れている。この外側管2は、横断面が同様に三角形に構
成されている内側管4の一部を取り囲んでいる。内側管
4には滑りブッシュ5が固定されており、この滑りブッ
シュ5はプラスチック又は金属から成り、かつ型内にお
いて内側管4上に鋳込まれ又は射出成形されており、従
って該滑りブッシュ5の外側の滑り面の公差は成形用の
型によってのみ規定され、内側管の製作公差及び仕上げ
精度は滑りブッシュ5の滑り面の公差に不都合な影響を
与えない。
【0013】図示の実施例では、自動車のステアリング
シャフトの軸方向移動範囲は3つの支持面を有する成形
部によって形成されている。
シャフトの軸方向移動範囲は3つの支持面を有する成形
部によって形成されている。
【0014】図2の実施例では、滑りブッシュ5のこれ
らの支持面の1つに傾斜した平面6,7が加工されてお
り、これらの傾斜面は内側管4上への滑りブッシュ5の
上記の鋳込み成形若しくは射出成形のさいに一緒に形成
される。これらの傾斜した平面には2つの楔片8,9が
ステアリングシャフト軸線10に対して直角方向に移動
可能に、両楔片間にあるばね11の作用を受けた状態
で、支承されている。これらの楔片は上記のばねの作用
で外側管の対応する所属の内面に圧着され、滑りブツシ
ュ5を外側管の滑り面12,13に押し付け、その結果
滑りブッシュ5は外側管の上記滑り面12,13に遊び
なしに当接する。外側管の残りの内側滑り面には楔片が
遊びなく圧着される。
らの支持面の1つに傾斜した平面6,7が加工されてお
り、これらの傾斜面は内側管4上への滑りブッシュ5の
上記の鋳込み成形若しくは射出成形のさいに一緒に形成
される。これらの傾斜した平面には2つの楔片8,9が
ステアリングシャフト軸線10に対して直角方向に移動
可能に、両楔片間にあるばね11の作用を受けた状態
で、支承されている。これらの楔片は上記のばねの作用
で外側管の対応する所属の内面に圧着され、滑りブツシ
ュ5を外側管の滑り面12,13に押し付け、その結果
滑りブッシュ5は外側管の上記滑り面12,13に遊び
なしに当接する。外側管の残りの内側滑り面には楔片が
遊びなく圧着される。
【0015】図3及び図4の実施例では、傾斜した平面
14,15は内側管の面であり、その結果、これらの傾
斜面に当接しかつばね11によって外側管の滑り面16
に圧着されている楔片8,9は滑りブッシュ5の切欠き
内に又は、2つの軸方向で互いに離して配置されている
2つの滑りブッシュ5の間に設けられている。
14,15は内側管の面であり、その結果、これらの傾
斜面に当接しかつばね11によって外側管の滑り面16
に圧着されている楔片8,9は滑りブッシュ5の切欠き
内に又は、2つの軸方向で互いに離して配置されている
2つの滑りブッシュ5の間に設けられている。
【0016】図2、図3及び図4の実施例においてばね
11は鋼ばねとして製作されている。このばねは平面図
でみてC形であって端部17,18を有し、これらの端
部はプラスチツクから製作可能である楔片9内に係合し
ている。ばね11の、端部17,18とは反対側の脚部
の一部は他方の楔片8内に埋め込まれている。
11は鋼ばねとして製作されている。このばねは平面図
でみてC形であって端部17,18を有し、これらの端
部はプラスチツクから製作可能である楔片9内に係合し
ている。ばね11の、端部17,18とは反対側の脚部
の一部は他方の楔片8内に埋め込まれている。
【0017】楔片はダイカスト法で製作することも可能
である。
である。
【0018】図5及び図6の実施例では、楔片19,2
0はばね21と一体に製作されており、この場合楔片及
びばねはプラスチックから製作することができる。しか
しまた楔片及びばねを金属から一体に製作することも可
能である。
0はばね21と一体に製作されており、この場合楔片及
びばねはプラスチックから製作することができる。しか
しまた楔片及びばねを金属から一体に製作することも可
能である。
【図1】テレスコープ管として構成された自動車のステ
アリングシャフトの平面図である
アリングシャフトの平面図である
【図2】図1のII−II線による断面図である
【図3】別の実施例の、図2に相応する断面図である
【図4】外側管を取り除いて図3の矢印方向からみた図
である
である
【図5】2つの楔片とこれらの間に配置されたばねとを
一体に構成した実施例の平面図である
一体に構成した実施例の平面図である
【図6】図5の矢印VIの方向からみた図である
1 ステアリングシャフト 2 外側管 3 下側範囲 4 内側管 5 滑りブッシュ 6,7 平面 8,9 楔片 10 ステアリングシャフト軸線 11 ばね 12,13 滑り面 14,15 平面 16 滑り面 17,18 端部 19,20 楔片 21 ばね
Claims (9)
- 【請求項1】 自動車のテレスコープ管として構成され
たステアリングシャフトであって、プラスチック又は金
属より成る少なくとも1つの滑りブッシュを外側に鋳込
み成形又は射出成形した内側管と、予め形成された滑り
面を有する外側管とを備えた形式のものにおいて、外側
管(2)と内側管(4)との間又は外側管(2)と滑り
ブッシュ(5)との間に2つの楔片(8,9;19,2
0)が、これらの間に位置するばね(11,21)によ
りステアリングシャフト軸線(10)に対して横方向に
2つの傾斜した平面(6,7;14,15)を移動可能
に支承されていることを特徴とする、自動車のテレスコ
ープ管として構成されたステアリングシャフト。 - 【請求項2】 傾斜した平面(6,7;14,15)が
滑りブッシュ(5)の一部または内側管(4)の一部で
あることを特徴とする、請求項1記載のステアリングシ
ャフト。 - 【請求項3】 内側管(4)が2つの、互いに離して配
置された滑りブッシュ(5)を有しており、これらの2
つの滑りブッシュの間にばね負荷された楔片(8,9;
19,20)が設けられていることを特徴とする、請求
項1又は2記載のステアリングシャフト。 - 【請求項4】 内側管(4)が、楔片を部分的に受容す
るための切欠きを有する1つの滑りブッシュ(5)を有
しており、上記切欠きの底面が傾斜した平面(6,7)
によって形成されていることを特徴とする、請求項1又
は2記載のステアリングシャフト。 - 【請求項5】 ばね(11)が平面図でみてC形の金属
のばねとして製作されていることを特徴とする、請求項
1記載のステアリングシャフト。 - 【請求項6】 C形のばね(11)の端部(17,1
8)がプラスチックから成る楔片(9)内に係合してお
り、かつばね(11)の、上記端部(17,18)とは
反対側の脚部の一部が、プラスチックから成る他方の楔
片内に埋め込まれていることを特徴とする、請求項5記
載のステアリングシャフト。 - 【請求項7】 楔片がダイカスト製造部品であり、ばね
が鋼ばねとして製作されていることを特徴とする、請求
項1から5までのいずれか1項記載のステアリングシャ
フト。 - 【請求項8】 ばね(21)が楔片(19,20)と一
体であることを特徴とする、請求項1記載のステアリン
グシャフト。 - 【請求項9】 ばね(21)及び楔片(19,20)が
プラスチックから成ることを特徴とする、請求項8記載
のステアリングシャフト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4008481.7 | 1990-03-16 | ||
DE4008481A DE4008481A1 (de) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | Als teleskoprohr ausgebildete, vorzugsweise durch handkraft hoehenverstellbare kraftfahrzeuglenksaeule |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05116633A true JPH05116633A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=6402386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3051175A Pending JPH05116633A (ja) | 1990-03-16 | 1991-03-15 | 自動車のテレスコープ管として構成されたステアリングシヤフト |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5152627A (ja) |
EP (1) | EP0446428B1 (ja) |
JP (1) | JPH05116633A (ja) |
AR (1) | AR245409A1 (ja) |
BR (1) | BR9101013A (ja) |
DE (1) | DE4008481A1 (ja) |
ES (1) | ES2045726T3 (ja) |
RU (1) | RU1828440C (ja) |
ZA (1) | ZA911922B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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