JPH05116437A - カラープリンタ用インクリボンおよびカラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ用インクリボンおよびカラープリンタ

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JPH05116437A
JPH05116437A JP27905791A JP27905791A JPH05116437A JP H05116437 A JPH05116437 A JP H05116437A JP 27905791 A JP27905791 A JP 27905791A JP 27905791 A JP27905791 A JP 27905791A JP H05116437 A JPH05116437 A JP H05116437A
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JP
Japan
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color
ribbon
printer
characters
ink ribbon
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JP27905791A
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Makoto Tanahashi
誠 棚橋
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人が見てわかる文字を熱転写によるカラープ
リント用のインクリボン上に表示し、かつ、これをプリ
ンタにおいても簡単に判別可能とする。 【構成】 インクリボン1上の各印画領域Y,M,Cの
前の空白部2に、その印画領域Y,M,Cのインクの色
を示す文字3や、リボンエンドにリボンエンドを示す文
字を印刷し、プリンタを取り扱う人に見てわかるように
するとともに、その文字3を1つの文字判別センサで一
定速度でのリボン送り方向の1箇所で読み取ったとき
に、互いに識別可能な長短信号となるように文字3およ
び文字判別センサを配置して、カラープリンタの色判別
マークおよびエンドマークとしても兼用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写型のカラープリ
ンタに用いる色順次式のインクリボンについて、人が見
ても色表示がわかり、カラープリンタにおいても簡単に
判別可能な表示を実現したインクリボンとそれを読み取
るカラープリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱転写型カラープリンタに使用される色
順次式のインクリボン(以下、場合により単にリボンと
略記する)に関しては、カラープリントするために、黄
色(Y),マゼンダ(M),シアン(C)の3原色(ま
たは黒(B)を含めた4色)のインクをリボン上に塗っ
てあり、このようなリボンを必要に応じて順次に一定の
速度でプリント用紙とともに送り、各色のインクを重ね
合わせて印刷して行くものである。
【0003】上記のリボンを用いた熱転写型カラープリ
ンタにおいては、プリント用紙の送りを逆転させて各色
の重ね合わせを行い、リボンの移動方向は一方向で逆転
はしない(逆転する必要はないし、逆転しようとすると
コスト高となる)のが一般的である。
【0004】色順次式のリボンの色検出については、マ
ーキングなどをリボン上に印刷する事により、プリンタ
が判別できるようになっているものが一部に存在してい
る。このような従来の色検出の例を図3,図4の構成図
に示す。
【0005】図3の例は、インクリボン100の横方向
の長さを変えた色判別用マーク101,102,103
を各色の頭の空白部に設けたものである。この場合、各
色の検出は、2個のセンサを配置して両方検出したとき
はY、一方のみ検出したときはM、他方のみ検出したと
きはCなどと判定する。
【0006】図4の例は、色判別用バーコード111,
112,113を各色の頭の空白部に設けたもので、そ
れらをインクリボン100の送り方向の同一位置に配置
し一定の速度でのリボン送りを利用し一個のセンサで検
出可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によるインクリボンの色判別では、色判別用の
マークやバーコードにしても、それらはある約束事によ
るマーキングであるため、人には意味不明のものでしか
なく、一般的にプリンタを取り扱う人達は、そのマーキ
ングを見て色を知る事はできなかった。
【0008】例えば、リボンの巻き戻し機構がない一般
的なプリンタにおいて、1原色印刷(2原色印刷でもよ
い)をするとき、プリンタを取り扱う人達は、現在リボ
ンが何色を印刷できる状態であるか知りたく、また知る
必要がある。しかし、今までの方法では、それを知るこ
とが出来なかった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、人が見てわかる文字を
熱転写によるカラープリント用のインクリボン上に表示
し、かつ、これをプリンタにおいても簡単に判別可能と
したカラープリンタ用インクリボンおよびカラープリン
タを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のカラープリンタ用インクリボンおよびカラ
ープリンタにおいては、熱転写型カラープリンタに使用
される色順次式のインクリボン上の色および/またはリ
ボンエンドを表す文字を該インクリボンの送り方向の所
定の位置に配列して該インクリボン上に印刷し、カラー
プリンタ側で該インクリボンを一定速度で送り、センサ
を配置してその文字の一部を検出したときに互いに識別
し得る長短信号が得られるように、該文字を選択または
特徴化する事により、該インクリボン上の色および/ま
たはリボンエンドをカラープリンタが判別できるように
したことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明のカラープリンタ用インクリボンおよび
カラープリンタでは、インクリボン上に色および/また
はリボンエンドを表す文字を印刷し、プリンタを取り扱
う人に見てわかるようにするとともに、インクリボンを
一定速度で送りその文字を1つのセンサでリボン送り方
向の1箇所で読み取ったときに、互いに識別可能な長短
信号が得られるように文字およびセンサを配置して、カ
ラープリンタの色判別マークおよびエンドマークを兼用
できるようにしている。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0013】まず、本発明のインクリボンの実施例の構
成を示す。図1(a),(b)はその一実施例を示す構
成図である。1はインクリボン(以下においても、場合
により単にリボンと略記する)、Yはイエロー色のイン
クを塗布した印画領域、Mはマゼンダ色のインクを塗布
した印画領域、Cはシアン色のインクを塗布した印画領
域、2は各印刷領域間の空白部、3はカラープリンタ用
の色判別コードを兼ねる印画領域のインクの色を示す文
字である。各印画領域の色を示す文字3は、各色の頭文
字“Y”,“M”,“C”を横長に特徴化して各印画領
域Y,M,Cの頭(前)の空白部2に印刷する。図1
(a),(b)に示すラインLa,Lbはカラープリン
タの色判別ラインすなわち文字読み取りラインを示し、
前記色を示す文字3(Y,M,C)は、このライン上に
縦向きに配列される。
【0014】図1は文字の特徴化とプリンタによる色検
出の関係を示しており、図1(a)では、色を示す文字
“Y”,“M”,“C”,(“B”)をリボンに塗られ
たインクの前に印刷しおよび図には描いていないがリボ
ンエンドに“E”を印刷し、プリンタは一定の速度での
リボン送りを利用して、それらの文字の真ん中を検出す
る事で、信号の長単を知り、色を判別する。ちなみに、
“Y”は“−”信号、“M”は“・”信号、“C”は
“・・”信号、“B”および“E”は“・・・”信号、
となる。
【0015】また、図1(b)では、上記と同様に色を
示す文字“Y”,“M”,“C”をリボンに塗られたイ
ンクの前に印刷しおよび図には描いていないがリボンエ
ンドに“E”を印刷し、プリンタは一定の速度でのリボ
ン送りを利用して、それらの文字の右端を検出する事
で、信号の長端を知り、色を判別する。ちなみに、
“Y”は“・”信号,“M”は“−”信号、“C”は
“・・”、“E”は“・・・”信号、となる。
【0016】次に、上記のように構成したインクリボン
1を使用し、色判別を行う熱転写型カラープリンタの構
成を説明する。図2はその一実施例を示すブロック図で
ある。本実施例のプリンタを構成する要素として、11
はデコーダ、12はA/D変換部、13はメモリ、14
はD/A変換部、15はエンコーダ、16は色変換・色
補正部、17はプリントデータ変換部、18はマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンと略記する)、19はモ
ータ、20はサーマルヘッド、21は文字判別センサ、
30はプリント用紙である。
【0017】“Vin”より入力されたビデオ信号
(V)はデコーダ11ブロックで“RGB”信号(また
はY,R−Y,B−Y)に変換され、A/D変換部12
でデジタル信号に変換されて、マイコン18の制御によ
りメモリ13にデジタルメモリされる。A/D変換部1
2のデジタル信号は一方でD/A変換部14でアナログ
信号に変換され、デコーダ15で“RGB”信号等をビ
デオ(V)信号に変換されて、“Vout”からモニタ
へ出力される。リボンの文字判別センサ21は、図1の
文字判別ラインLaまたはLbの位置に配置される。プ
リント時は、モータ19によりリボン1がプリント用紙
30とともに一定速度で送られ、文字判別センサ21
で、これからサーマルヘッド20にてプリントされるリ
ボンの色、すなわち“Y”,“M”,“C”の検出信号
をマイコン18に送ることにより、マイコン18は色を
判別する。マイコン18は、リボン1の印画領域の色に
対応したメモリの読み出し信号をメモリ13に出力す
る。これによりメモリ13から出力された信号“RG
B”(またはY,R−Y,B−Y)は、リボンの色に対
応するため、色変換・色補正部16で“YMC”の色に
変換され、色補正が行なわれ、続いてプリントデータ変
換部17において実際にヘッド20にてプリントすべき
データに変換されて、ヘッド20をドライブし、プリン
トすべきビデオ信号がプリントされる。
【0018】以上のように構成した一実施例の作用を述
べる。
【0019】1原色プリント,2原色プリント,3原色
プリントが可能なプリンタにおいては、これからプリン
トをスタートする時、リボンの色は全ての色からスター
トする確率を持っている。よって、プリンタ(マイコン
18)はリボン1が今何色であるか知る必要がある。ま
た一般的にリボンの送りは一方向で逆転しないため、リ
ボンの節約および時間の短縮のため、プリンタの使用者
はこれからプリントするリボンの色を知る必要がある。
これらを解決しようとしたのが、上記実施例で示したも
のであり、かつリボンエンドを“E”で示す事で、プリ
ンタ(マイコン18)およびプリンタの使用者はリボン
エンドをも知ることができる。
【0020】本実施例では、プリンタとして、3原色
(または黒を含めた4原色)を全て用いてフルカラーと
して印刷する事のみならず、1原色印刷または2原色印
刷をする遊び的な印刷のできるプリンタを考え、そのプ
リンタを取り扱う人に、次に印刷する色が何色であるか
を知らせるため、プリンタ装置の色判別マークおよびエ
ンドマークを兼用した文字をリボン上に印刷したものを
使用する。すなわち、リボン上に塗られたY(黄色)、
M(マゼンダ)、C(シアン)およびB(黒)の原色ま
たはE(リボンエンド)について、それらの色の近傍に
“Y”“M”“C”(“B”),およびリボンエンドに
“E”の文字を印刷する。これによって、プリンタを取
り扱う人は、その文字を見て次に印刷されるであろう色
およびリボンエンドを知ることが出きる。一方、プリン
タ装置はそれら“Y”,“M”,“C”,(“B”),
“E”の文字の一部を検出する事により、イメージセン
サ等による高度な文字認識を用いることなく、長短信号
により色およびリボンエンドを認識することができる。
【0021】なお、色を示す文字3(“Y”,“M”,
“C”,(“B”),“E”)は、リボンの各印画領域
の前のみならず、その側部(印画領域の横)に印刷して
もよい。また、文字の向きを上記例に対し90度回転さ
せた横向きの縦長文字で配置しても良いし、アルファベ
ット文字以外の文字を使用しても良い。それらの使用文
字は、その一部を検出したときに長短信号が得られるも
のであれば、必ずしも実施例のように特徴化する必要は
ない。このように本発明は、その主旨に沿って種々に応
用され、種々の実施態様を取り得るものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カラープリンタ用インクリボンおよびカラープリンタに
よれば、リボン上に印刷された色の近傍(色の前または
横)に、その色およびリボンエンドを表す文字を印刷す
る事により、プリンタを取り扱う人達は、プリントする
色およびリボンエンドをその文字を見る事で判別できる
と同時に、プリンタ自身もその文字の一部を検出する事
により、リボン上に印刷された色およびリボンエンドを
判別する事ができる。
【0023】このことは1原色印刷または2原色印刷を
するとき、以下の利点が得られる。
【0024】(1)印刷状態にある色から印刷する事が
でき、リボン節約に貢献できる(印刷状態にある色と異
なる色を印刷しようとするとリボンの無駄送りをしなく
てはならない)。
【0025】(2)印刷状態にある色から印刷する事に
より、プリント時間の短縮に寄与する。
【0026】(3)リボンエンドを判別する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明のインクリボンの一実
施例を示す構成図
【図2】本発明のカラープリンタの一実施例の構成を示
すブロック図
【図3】従来例のインクリボンの構成図
【図4】別な従来例のインクリボンの構成図
【符号の説明】
1…インクリボン、2…空白部、3…色判別コードを兼
ねるリボンの色を示す文字、11…デコーダ、12…A
/D変換部、13…メモリ、14…D/A変換部、15
…エンコーダ、16…色変換・色補正部、17…プリン
トデータ変換部、18…マイクロコンピュータ、19…
モータ、20…サーマルヘッド、21…文字判別セン
サ、30…プリント用紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱転写型カラープリンタに使用される色
    順次式のインクリボンにおいて、該インクリボン上の色
    および/またはリボンエンドを表す文字を該インクリボ
    ンの送り方向の所定の位置に配列して該インクリボン上
    に印刷し、該インクリボンを一定速度で送りその文字の
    一部を検出したときに互いに識別し得る長短信号が得ら
    れるように該文字を選択または特徴化する事により、該
    インクリボン上の色およびリボンエンドをプリンタが判
    別できるようにしたことを特徴とするカラープリンタ用
    インクリボン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクリボンを使用する
    に際し、該インクリボンを一定速度で送り、インクリボ
    ン上にに印刷された色および/またはリボンエンドを表
    す文字を読み取るためのセンサを、その検出信号が該文
    字を互いに識別し得る長短信号となる位置に配置し、各
    色および/またはリボンエンドを検出することを特徴と
    するカラープリンタ。
JP27905791A 1991-10-25 1991-10-25 カラープリンタ用インクリボンおよびカラープリンタ Pending JPH05116437A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223200A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Sanyo Electric Co Ltd 印刷装置及び該印刷装置のインクリボン残量検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223200A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Sanyo Electric Co Ltd 印刷装置及び該印刷装置のインクリボン残量検出方法

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