JPH05116355A - 溶融型熱転写記録方法 - Google Patents

溶融型熱転写記録方法

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JPH05116355A
JPH05116355A JP28132691A JP28132691A JPH05116355A JP H05116355 A JPH05116355 A JP H05116355A JP 28132691 A JP28132691 A JP 28132691A JP 28132691 A JP28132691 A JP 28132691A JP H05116355 A JPH05116355 A JP H05116355A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主走査方向に伸びた直線の発生や、モアレの
発生をなくすこと。 【構成】 各画素15は、2個のセル15a,15bに
分割され、画素の濃度に応じて決まるインクドットの副
走査方向の長さを2個のセルに分配して記録する。主走
査方向において隣り合う画素は、A/4だけ副走査方向
にずらしてある。スクリーン角度は、主走査方向に並ん
だ一定個数の画素毎に、画素の位置をずらすことで変え
ることができる。また、主走査方向で隣接する画素の間
で、インクドットを画素内又はセル内で反対側に寄せて
記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間調画像の記録に適
した溶融型熱転写記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶融型熱転写記録方法は、多数の発熱素
子を主走査方向に配列したサーマルヘッドを用い、これ
をインクフイルムの背後に押し当て、軟化又は溶融した
インクを記録紙に転写するものである。この溶融型熱転
写記録方法では、記録紙に転写するインク量を熱量に応
じて調節することができないため、線画や文字等の二値
画像の記録に利用されている。本出願人は、主走査方向
に細長な発熱素子を用い、この発熱素子の通電時間,電
流の大きさ,駆動パルスの個数等を制御して、画素内に
記録されるインクドットの副走査方向における長さを変
化させて、中間調画像を記録する方法を提案した(例え
ば特願平2ー15886号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した記録
方法は、画素が碁盤の目のように並んでいるので、主走
査方向の画素の濃度が同じ場合には、矩形状をしたイン
クドットによって主走査方向に伸びた直線が形成され
る。この直線は、かなり目立つために、ざらついた画質
となる。また、主走査方向に伸びた多数の平行線が形成
された場合に、原画に簾等のような多数の平行線が含ま
れていると、これらが干渉してモアレを発生することに
なる。
【0004】本発明は、主走査方向に伸びた直線や、モ
アレの発生をなくした溶融型熱転写記録方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した記録方法は、各画素を副走査方
向に並んだ2個のセルに分割し、画素の濃度に応じて得
られるインクドットの副走査方向の長さをこの2個のセ
ルに分配して記録し,また主走査方向において奇数番と
なる画素と偶数番となる画素との間では、セルの副走査
方向の長さの1/2だけ、画素の位置を副走査方向にず
らしたものである。
【0006】請求項2に記載した記録方法は、画素の始
端に寄せてインクドットを記録するとともに、主走査方
向において一定画素数毎にグループ化し、奇数番となる
グループと偶数番となるグループとの間では、画素の副
走査方向の長さの1/2だけ、画素の位置を副走査方向
にずらしたものである。
【0007】請求項3に記載した記録方法は、主走査方
向において奇数番となる画素と偶数番となる画素との間
では、一方の画素は始端に寄せた状態でインクドットを
記録し、他方の画素は終端に寄せた状態でインクドット
を記録するものである。
【0008】請求項4に記載した記録方法は、各画素を
副走査方向に並んだ2個のセルにそれぞれ分割し、画素
の濃度に応じて得られるインクドットの副走査方向の長
さをこの2個のセルに分配して記録するとともに、奇数
番となる画素と偶数番となる画素との間では、一方の画
素はインクドットを各セルの始端に寄せた状態で記録
し、他方の画素はインクドットを各セルの終端に寄せた
状態で記録するものである。
【0009】請求項5に記載した記録方法は、主走査方
向において一定画素数毎にグループ化し、奇数番となる
グループと偶数番となるグループとの間では、一方のグ
ループは画素の始端に寄せた状態でインクドットを記録
し、他方のグループは画素の終端に寄せた状態でインク
ドットを記録するものである。
【0010】請求項6に記載した記録方法は、各画素を
副走査方向に並んだ2個のセルにそれぞれ分割し、画素
の濃度に応じて得られるインクドットの副走査方向の長
さをこの2個のセルに分配して記録するとともに、主走
査方向において一定画素数毎にグループ化し、奇数番と
なるグループと偶数番となるグループとの間では、一方
のグループはインクドットを各セルの始端に寄せた状態
で記録し、他方のグループはインクドットを各セルの終
端に寄せた状態で記録するものである。
【0011】
【実施例】図1は、請求項1に記載した記録方法を示す
ものである。サーマルヘッド10は、主走査方向に伸び
た発熱素子アレイ11を備え、この発熱素子アレイ11
は複数の発熱素子11a,11b,11c・・からな
る。各発熱素子は、主走査方向の長さがA,副走査方向
の長さがBの細長な形状をしている。例えば、Aは12
5μmであり、Bは30μmである。
【0012】前記サーマルヘッド10と記録紙14は、
副走査方向に連続的又は間欠的に相対移動する。記録紙
14にはインクフイルム(図示せず)が密着しており、
このインクフイルムの背後からサーマルヘッド10で加
熱し、溶融又は軟化したインクを記録紙14に転写す
る。この溶融したインクは、各画素15内にハッチング
で示すインクドット16を記録する。この実施例では、
サーマルヘッド10の送りピッチが2μmであり、各イ
ンクドット16は、30μmから2μmずつ増加してゆ
く。
【0013】各画素15は正方形をしており、主走査方
向及び副走査方向の長さがともにA(125μm)であ
る。また、各画素15は、副走査方向の長さがA/2と
なるように、2個のセル15a,15bに分割されてお
り、各セル15a,15bには、その始端(副走査方向
での上流側)に寄った状態でインクドットが記録され
る。勿論、終端(副走査方向での下流側)にインクドッ
トを寄せて記録してもよい。この実施例では、長さAが
125μmであるから、画素密度は主走査方向及び副走
査方向で8ドット/mmである。なお、各画素15は、
仮想的に点線で表してあり、またセル15a,15bの
境界を一点鎖線で示してある。
【0014】階調レベル1では、セル15aにのみ最小
インクドット(副走査方向の長さが30μm)が記録さ
れ、このインクドットはセル15aの始端に寄ってい
る。階調レベル2では、2μmだけ大きくした32μm
のインクドットがセル15aに記録される。以下同様に
して2μmずつインクドットを大きくすると、階調レベ
ル15では、インクドットのサイズが58μmとなる。
階調レベル16では、セル15a,15dの両方に、最
小インクドットを記録する。階調レベル17以上では、
セル15a,15dに交互に、2μmずつインクドット
を増やしてゆく。
【0015】この記録方法は、インクドットと白地とが
分散するから、解像度が良好となる。また、画素15の
副走査方向の長さAは125μmであるから、描画可能
な階調は次式から約48階調となる。 (125ー30)÷2+1≒48
【0016】また、主走査方向に伸びた直線やモアレの
発生をなくすために、主走査方向において偶数番と奇数
番の画素の間では、セルの副走査方向の長さの半分、す
なわちA/4だけ画素の位置を副走査方向にずらしてあ
る。ところで、画素を2個のセルに分割しない場合に
は、画素の記録位置のずらし量はA/2にすることが必
要である。したがって、この実施例では、画素のずらし
量が半分でよいため、画素のずらしに起因する解像度の
低下を少なくすることができる。
【0017】図2は、請求項2に記載した記録方法を示
すものである。各画素20は、主走査方向及び副走査方
向の長さがAであり、各画素20には、ハッチングで示
すインクドットが始端に寄った状態で記録されている。
この記録方法では、主走査方向において画素が2個ずつ
グループ化され、偶数番のグループと奇数番のグループ
との間では、副走査方向でA/2だけずれており、それ
により主走査方向に伸びた直線やモアレの発生をなくす
ことができる。図3では、画素21が3個ずつグループ
化され、各グループの間でA/2だけずらしてある。
【0018】図2及び図3から明らかなように、一点鎖
線で示すスクリーン角度がグループの画素数に応じて変
化するから、モアレの発生状況に応じてグループの大き
さを変え、モアレの影響が最も少ない状態で記録するこ
とができる。なお、カラー画像の記録では、3色のイン
クドットによる色モアレが発生するが、色によってスク
リーン角度を変えることで、この色モアレの発生をなく
すことができる。
【0019】図4は、請求項3に記載した記録方法を示
すものであり、画素23に記録されるインクドットは画
素の一端に寄せた状態で記録されている。すなわち、主
走査方向において奇数番となる画素は、インクドットが
画素の始端に寄っており、偶数番となる画素はインクド
ットが画素の終端に寄っている。勿論、奇数番の画素に
対してインクドットを終端に寄せ、偶数番の画素に対し
て始端から記録してよい。この記録方法では、画素の位
置をずらしていないから、副走査方向での解像度が低下
することなく、主走査方向の伸びた直線の発生や、モア
レの発生をなくすことができる。
【0020】図5は請求項4に記載した記録方法を示す
ものであり、各画素24を2個のセル24a,24bに
分割するとともに、主走査方向において奇数番となる画
素は、インクドットをセルの始端に寄せた状態で記録
し、そして偶数番となる画素はインクドットをセルの終
端に寄せた状態で記録する。なお、2個のセル24a,
24bヘのインクドットの記録の仕方は、図1と同様で
ある。
【0021】図6は、請求項5に記載した記録方法を示
すものである。この記録方法では、主走査方向におい
て、画素が2個ずつグループ化され、奇数番のグループ
ではインクドットが画素の始端に寄せて記録され、偶数
番のグループではインクドットが画素の終端に寄せて記
録されている。
【0022】図7は、請求項6に記載した記録方法を示
すものであり、各画素24が2個のセル24a,24b
に分割されている。主走査方向において奇数番となるグ
ループの画素は、インクドットがセルの始端に寄った状
態で記録されている。そして、偶数番となるグループの
画素は、インクドットがセルの終端に寄った状態で記録
されている。なお、2個のセル24a,24bヘのイン
クドットの記録の仕方は、図1と同様である。また、グ
ループ内の画素の個数は、3個,4個等であってもよ
く、それにより所望のスクリーン角度を選択することが
できる。
【0023】次に、図8及び図9を参照して、図1に示
す記録方法を実施する装置について説明する。図8にお
いて、インクフイルム30には、単色のインクエリア例
えばブラックのインクエリア30aが一定ピッチで形成
されており、1枚のハードコピーを作製する場合に、1
個のインクエリア30aが用いられる。このインクエリ
ア30aが記録紙31に重ねられ、その背後からサーマ
ルヘッド10(図1参照)が押し当てられる。
【0024】ヘッド移動機構34は、モータ35で駆動
され、矢線で示す副走査方向にサーマルヘッド10を連
続的又は間欠的に移動させる。このヘッド移動機構34
は、例えばベルト又は送りねじ等で構成されている。こ
の実施例では、サーマルヘッド10が2μmずつ間欠移
動され、この間欠送りの停止中に各発熱素子が1回通電
される。各発熱素子が通電されると、インクフイルム3
0のワックスが溶融してインクが記録紙31に転写さ
れ、画素内にインクドットを記録する。
【0025】前記サーマルヘッド10がヘッド移動機構
34によって記録開始位置から記録終了位置へ移動する
間に、記録紙31の画像記録が行われる。画像記録後
に、モータ35が逆転してサーマルヘッド10が記録開
始位置に戻され、これとともにモータ37が巻取リール
38を回転させて使用済みのインクエリアを巻き取り、
新しいインクエリアを供給リール39から引き出す。な
お、コントローラ40は、モータ35,37等をシーケ
ンス制御する。
【0026】図9はヘッド駆動部の一例を示すものであ
る。ビデオテープレコーダやスキャナーから入力された
画像データは、フレームメモリ41に書き込まれる。記
録時に、コントローラ40は、階調レベルを表す画像デ
ータをフレームメモリ41から1ラインずつ読み出す。
この読出し時に、コントローラ40は、セレクタ42を
作動させて、主走査方向で偶数番となる画素と、奇数番
となる画素とに振り分ける。偶数番の画素の画像データ
はラインメモリ43に送られ、奇数番の画素の画像デー
タはラインメモリ44に送られる。
【0027】前記ラインメモリ43,44に書き込まれ
た画像データは、バッファメモリ45,46へ転送され
る。駆動データ変換回路47,48は、画像データに対
応したインクドットパターンの駆動データを発生する。
すなわち、画像データが低濃度域(低階調域)の場合に
は、1個のセル15aにのみインクドットを記録するパ
ターンの駆動データに変換し、そして高濃度域の画像デ
ータに対しては、2個のセル15a,15bにインクド
ットを記録するパターンの駆動データに変換する。
【0028】各駆動データ変換回路47,48は、画像
データが48階調の場合に、画像データを48ビットの
駆動データに変換する。この各ビットは、インクドット
を記録する場合に「1」が割り当てられ、記録しない場
合に「0」が割り当てられる。そして、各画素の第1ビ
ットを順番に取り出すことでシリアル信号に変換し、サ
ーマルヘッド10のシフトレジスタ49,50に送る。
このシフトレジスタ49,50は、シリアル信号をパラ
レル信号に変換し、スイッチング回路51,52に送
る。スイッチング回路51は偶数番の発熱素子の通電を
制御し、スイッチング回路52は奇数番の発熱素子の通
電を制御する。
【0029】第1ビットの駆動データで各発熱素子を駆
動した後に、サーマルヘッド10を2μm移動させてか
ら、第2ビットの駆動データで各発熱素子を駆動する。
以下、同様に第3ビット以降の駆動データで各発熱素子
を駆動し、最高濃度の画素に対しては48回発熱素子を
駆動し、1個の画素15の全てにインクドットを記録す
る。なお、最低濃度の画素に対しては、インクドットの
記録が行われない。
【0030】図1に示すように、主走査方向で偶数番と
なる画素と奇数番となる画素との間では、A/4だけ画
素の位置を副走査方向にずらしてある。そこで、駆動デ
ータ変換回路47は、遅延回路53によって、A/4に
対応した時間だけ作動が遅延される。したがって、偶数
番の画素に対応した発熱素子は、奇数番の画素に対応し
た発熱素子に対して、通電のタイミングがずれているか
ら、インクドットがA/4だけ副走査方向にずれた位置
に記録されることになる。
【0031】前記実施例は、ラインプリンタであるが、
本発明はシリアルプリンタに対しても適用することがで
きるものである。また、シアン,マゼンタ,イエローの
インクエリアを記録したインクフイルムを使用するカラ
ープリンタに対しても本発明を利用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、主走査方向においてインクドットが整列しないよ
うに、記録位置を副走査方向でずらしたから、主走査方
向に伸びた直線が現れたり、この直線と原画の直線とに
よってモアレが発生したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】画素を2個のセルに分割するとともに、主走査
方向で隣接する画素の間で、画素の記録位置をずらした
記録方法を示す説明図である。
【図2】主走査方向に並んだ2個の画素毎に、画素の位
置をずらした記録方法の説明図である。
【図3】主走査方向に並んだ3個の画素毎に、画素の位
置をずらした記録方法の説明図である。
【図4】主走査方向で隣接する画素の間で、インクドッ
トを反対側に寄せて記録する記録方法の説明図である。
【図5】画素を2個のセルに分割するとともに、主走査
方向で隣接する画素の間で、インクドットを反対側に寄
せて記録する記録方法の説明図である。
【図6】主走査方向に並んだ2個の画素毎に、インクド
ットの記録位置を反対側に寄せて記録した記録方法の説
明図である。
【図7】画素を2個のセルに分割するとともに、主走査
方向に並んだ2個の画素毎に、インクドットを反対側に
寄せて記録した記録方法の説明図である。
【図8】本発明を実施する感熱記録装置の概略を示す斜
視図である。
【図9】サーマルヘッドの駆動回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 サーマルヘッド 11 発熱素子アレイ 15 画素 15a,15b セル 16 インクドット 20,21,23,24 画素 24a,24b セル 30 インクフイルム 31 記録紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
    サーマルヘッドを用い、画素内に記録されるインクドッ
    トの副走査方向における長さを濃度に応じて変化させ
    て、中間調画像を記録紙に記録する溶融型熱転写記録方
    法において、 前記各画素を副走査方向に並んだ2個のセルに分割し、
    画素の濃度に応じて得られるインクドットの副走査方向
    の長さをこの2個のセルに分配して記録し,また主走査
    方向において奇数番となる画素と偶数番となる画素との
    間では、セルの副走査方向の長さの1/2だけ、画素の
    位置を副走査方向にずらしたことを特徴とする溶融型熱
    転写記録方法。
  2. 【請求項2】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
    サーマルヘッドを用い、画素内に記録されるインクドッ
    トの副走査方向における長さを濃度に応じて変化させ
    て、中間調画像を記録紙に記録する溶融型熱転写記録方
    法において、 前記画素の始端に寄せてインクドットを記録するととも
    に、主走査方向において一定画素数毎にグループ化し、
    奇数番となるグループと偶数番となるグループとの間で
    は、画素の副走査方向の長さの1/2だけ、画素の位置
    を副走査方向にずらしたことを特徴とする溶融型熱転写
    記録方法。
  3. 【請求項3】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
    サーマルヘッドを用い、画素内に記録されるインクドッ
    トの副走査方向における長さを濃度に応じて変化させ
    て、中間調画像を記録紙に記録する溶融型熱転写記録方
    法において、 前記主走査方向において奇数番となる画素と偶数番とな
    る画素との間では、一方の画素は始端に寄せた状態でイ
    ンクドットを記録し、他方の画素は終端に寄せた状態で
    インクドットを記録することを特徴とする溶融型熱転写
    記録方法。
  4. 【請求項4】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
    サーマルヘッドを用い、画素内に記録されるインクドッ
    トの副走査方向における長さを濃度に応じて変化させ
    て、中間調画像を記録紙に記録する溶融型熱転写記録方
    法において、 前記各画素を副走査方向に並んだ2個のセルにそれぞれ
    分割し、画素の濃度に応じて得られるインクドットの副
    走査方向の長さをこの2個のセルに分配して記録すると
    ともに、奇数番となる画素と偶数番となる画素との間で
    は、一方の画素はインクドットを各セルの始端に寄せた
    状態で記録し、他方の画素はインクドットを各セルの終
    端に寄せた状態で記録することを特徴とする溶融型熱転
    写記録方法。
  5. 【請求項5】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
    サーマルヘッドを用い、画素内に記録されるインクドッ
    トの副走査方向における長さを濃度に応じて変化させ
    て、中間調画像を記録紙に記録する溶融型熱転写記録方
    法において、 前記主走査方向において一定画素数毎にグループ化し、
    奇数番となるグループと偶数番となるグループとの間で
    は、一方のグループは画素の始端に寄せた状態でインク
    ドットを記録し、他方のグループは画素の終端に寄せた
    状態でインクドットを記録することを特徴とする溶融型
    熱転写記録方法。
  6. 【請求項6】 複数の発熱素子を主走査方向に配列した
    サーマルヘッドを用い、画素内に記録されるインクドッ
    トの副走査方向における長さを濃度に応じて変化させ
    て、中間調画像を記録紙に記録する溶融型熱転写記録方
    法において、 前記各画素を副走査方向に並んだ2個のセルにそれぞれ
    分割し、画素の濃度に応じた得られるインクドットの副
    走査方向の長さをこの2個のセルに分配して記録すると
    ともに、主走査方向において一定画素数毎にグループ化
    し、奇数番となるグループと偶数番となるグループとの
    間では、一方のグループはインクドットを各セルの始端
    に寄せた状態で記録し、他方のグループはインクドット
    を各セルの終端に寄せた状態で記録することを特徴とす
    る溶融型熱転写記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05246068A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Fuji Photo Film Co Ltd 熱記録方法
JPH08244265A (ja) * 1995-03-14 1996-09-24 Mitsubishi Electric Corp 中間調記録方法及び装置

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JPH05246068A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Fuji Photo Film Co Ltd 熱記録方法
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