JPH0511631A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0511631A JPH0511631A JP3192808A JP19280891A JPH0511631A JP H0511631 A JPH0511631 A JP H0511631A JP 3192808 A JP3192808 A JP 3192808A JP 19280891 A JP19280891 A JP 19280891A JP H0511631 A JPH0511631 A JP H0511631A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- image
- transfer material
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- Pending
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- Color Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写材の像担持体への密着及び転写電界の転
写帯電手段直下への規制を行なう押圧部材に、転写材担
持体裏面に付いたトナーが付着するのを防ぎ、転写によ
り高品質の画像を得ることである。 【構成】 転写電界を転写帯電器10M直下に規制する
ための、帯電器10Mの直前部で転写ベルト36に弾性
的に当接する第1押圧部30Maと、押圧部30Maの
直前位置でベルト36の裏面に付着したトナーを掻き取
り、除去するための、該直前位置から上流方向に伸びて
ベルト36に弾性的に当接する第2押圧部30Mbとを
有する押圧部材30を設けた。 【効果】 ベルト36裏面のトナーの押圧部30Maへ
の付着を防いで、転写材Pの感光ドラム3Maへの密着
及び帯電器10M直下への転写電界規制を良好に行なう
ことができ、転写材Pに均一な転写電界を付与して転写
により高品質の画像を得ることができる。
写帯電手段直下への規制を行なう押圧部材に、転写材担
持体裏面に付いたトナーが付着するのを防ぎ、転写によ
り高品質の画像を得ることである。 【構成】 転写電界を転写帯電器10M直下に規制する
ための、帯電器10Mの直前部で転写ベルト36に弾性
的に当接する第1押圧部30Maと、押圧部30Maの
直前位置でベルト36の裏面に付着したトナーを掻き取
り、除去するための、該直前位置から上流方向に伸びて
ベルト36に弾性的に当接する第2押圧部30Mbとを
有する押圧部材30を設けた。 【効果】 ベルト36裏面のトナーの押圧部30Maへ
の付着を防いで、転写材Pの感光ドラム3Maへの密着
及び帯電器10M直下への転写電界規制を良好に行なう
ことができ、転写材Pに均一な転写電界を付与して転写
により高品質の画像を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式或いは静
電記録方式等を利用して画像を得る画像形成装置に関す
るものである。
電記録方式等を利用して画像を得る画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式或いは静電記録方式等を利
用した画像形成装置では、電子写真方式、静電記録方式
等により像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置に
より現像剤を用いて現像してトナー像として可視化し、
得られたトナー像を像担持体と転写材担持体とが対向し
た画像転写部で担持体上に担持された転写材上に転写し
て、転写材上に画像を得ている。
用した画像形成装置では、電子写真方式、静電記録方式
等により像担持体上に形成した静電潜像を、現像装置に
より現像剤を用いて現像してトナー像として可視化し、
得られたトナー像を像担持体と転写材担持体とが対向し
た画像転写部で担持体上に担持された転写材上に転写し
て、転写材上に画像を得ている。
【0003】上記の画像転写部でのトナー像の転写は、
担持体の転写材担持側と反対側の裏面側に設けられた転
写帯電器によって、担持体の裏面側から転写材に転写電
界を付与することにより静電的に行なわれる。この転写
の際、像担持体と転写材との間に隙間があると、転写材
に転写電界を均一に付与することができず、部分的な転
写不良を発生し易い。
担持体の転写材担持側と反対側の裏面側に設けられた転
写帯電器によって、担持体の裏面側から転写材に転写電
界を付与することにより静電的に行なわれる。この転写
の際、像担持体と転写材との間に隙間があると、転写材
に転写電界を均一に付与することができず、部分的な転
写不良を発生し易い。
【0004】そこで、画像転写部の転写材担持体の裏面
側に押圧部材(転写バックアップ部材)を設けて、これ
により担持体を押圧して担持体上に担持された転写材を
像担持体に押し付け、転写材の像担持体との密着度を高
めることが行なわれている。
側に押圧部材(転写バックアップ部材)を設けて、これ
により担持体を押圧して担持体上に担持された転写材を
像担持体に押し付け、転写材の像担持体との密着度を高
めることが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の押圧部材は、転
写材担持体の移動方向(転写材搬送方向)に関して転写
帯電器の直前位置から斜め下流方向に担持体の裏面に向
けて傾斜して伸び、転写帯電器の直下内前部で担持体裏
面に弾性的に当接して、担持体を像担持体方向へ押圧し
て、押し上げるようになっている。これにより担持体上
の転写材が像担持体に押し付け、密着されて、その密着
状態で転写帯電器から発生される転写電界が転写材に付
与されるようになる。又転写帯電器の直下内前部に押圧
部材が入り込んでいることにより、転写電界が転写帯電
器の上流側へ極力流れないように転写帯電器直下に規制
される。
写材担持体の移動方向(転写材搬送方向)に関して転写
帯電器の直前位置から斜め下流方向に担持体の裏面に向
けて傾斜して伸び、転写帯電器の直下内前部で担持体裏
面に弾性的に当接して、担持体を像担持体方向へ押圧し
て、押し上げるようになっている。これにより担持体上
の転写材が像担持体に押し付け、密着されて、その密着
状態で転写帯電器から発生される転写電界が転写材に付
与されるようになる。又転写帯電器の直下内前部に押圧
部材が入り込んでいることにより、転写電界が転写帯電
器の上流側へ極力流れないように転写帯電器直下に規制
される。
【0006】しかしながら、上記押圧部材は転写材担持
体に沿って接触しているために、担持体裏面に付いたト
ナーが付き易いところに、担持体との摩擦等による帯電
での吸着があるのでそのトナーの付着は大になる。この
ため押圧部材にトナーの堆積や更には摩擦によりトナー
の部分的な固着を生じる。押圧部材にこのようなトナー
の堆積や固着によるトナー汚染が生じると、押圧部材に
よる転写電界や転写電流の転写帯電器直下への規制を良
好にできなくなって、転写材に均一に転写電界を付与す
ることができなくなる。このためムラのない画像形成を
行なうことができなくなる。
体に沿って接触しているために、担持体裏面に付いたト
ナーが付き易いところに、担持体との摩擦等による帯電
での吸着があるのでそのトナーの付着は大になる。この
ため押圧部材にトナーの堆積や更には摩擦によりトナー
の部分的な固着を生じる。押圧部材にこのようなトナー
の堆積や固着によるトナー汚染が生じると、押圧部材に
よる転写電界や転写電流の転写帯電器直下への規制を良
好にできなくなって、転写材に均一に転写電界を付与す
ることができなくなる。このためムラのない画像形成を
行なうことができなくなる。
【0007】本発明の目的は、上述の現状に鑑み、転写
材の像担持体への密着及び転写電界の転写帯電手段直下
への規制を行なう押圧部材に、転写材担持部材裏面に付
いたトナーが付着して堆積や固着が生じるのを防ぎ、転
写材に均一に転写電界を付与することを可能とすること
により、良好な転写を行なわせてムラのない高品質の画
像を得ることができるようにした画像形成装置を提供す
ることである。
材の像担持体への密着及び転写電界の転写帯電手段直下
への規制を行なう押圧部材に、転写材担持部材裏面に付
いたトナーが付着して堆積や固着が生じるのを防ぎ、転
写材に均一に転写電界を付与することを可能とすること
により、良好な転写を行なわせてムラのない高品質の画
像を得ることができるようにした画像形成装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、転
写帯電手段が設けられた画像転写部の像担持体と対向し
た転写材担持体の裏面側に、前記転写材担持体に弾性的
に当接する押圧部材が設けられた画像形成装置におい
て、前記押圧部材は、前記転写帯電手段の前記転写材担
持体の移動方向に関して直前位置から斜め下流方向に前
記転写材担持体に向けて傾斜して伸びて、前記転写帯電
手段の直近で前記転写材担持体に弾性的に当接する第1
の押圧部と、前記第1の押圧部の直前位置から上流方向
に伸びて、前記転写材担持体に弾性的に当接する第2の
押圧部とを有することを特徴とする画像形成装置であ
る。本発明の一態様によれば、前記第1、第2押圧部は
一体的に設けられる。
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、転
写帯電手段が設けられた画像転写部の像担持体と対向し
た転写材担持体の裏面側に、前記転写材担持体に弾性的
に当接する押圧部材が設けられた画像形成装置におい
て、前記押圧部材は、前記転写帯電手段の前記転写材担
持体の移動方向に関して直前位置から斜め下流方向に前
記転写材担持体に向けて傾斜して伸びて、前記転写帯電
手段の直近で前記転写材担持体に弾性的に当接する第1
の押圧部と、前記第1の押圧部の直前位置から上流方向
に伸びて、前記転写材担持体に弾性的に当接する第2の
押圧部とを有することを特徴とする画像形成装置であ
る。本発明の一態様によれば、前記第1、第2押圧部は
一体的に設けられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の画像形成装置の詳細を、実施
例として図1に示したカラーレーザビームプリンタに適
用した場合に沿って説明する。
例として図1に示したカラーレーザビームプリンタに適
用した場合に沿って説明する。
【0010】このプリンタは、電子写真感光体である像
担持体の周囲に画像形成手段を有して構成される画像形
成ステーションが4個設けられ、各画像形成ステーショ
ンで形成された像担持体上の画像が、像担持体に隣接し
て移動通過する移動体上に担持して搬送される転写材上
に転写される構成となっている。
担持体の周囲に画像形成手段を有して構成される画像形
成ステーションが4個設けられ、各画像形成ステーショ
ンで形成された像担持体上の画像が、像担持体に隣接し
て移動通過する移動体上に担持して搬送される転写材上
に転写される構成となっている。
【0011】図1に示すように、マゼンタ、シアン、イ
エロー、ブラックの各画像形成ステーションPm、P
c、Py、Pbが設けられ、それらに像担持体としてそ
れぞれ感光ドラム3M、3C、3Y、3Bが配置され、
矢印方向に回転される。又各感光ドラム3M、3C、3
Y、3Bの周囲には、一次帯電器4M、4C、4Y、4
B、光走査手段としての走査光学装置8M、8C、8
Y、8B、現像器1M、1C、1Y、1B、クリーナ1
2M、12C、12Y、12Bからなる画像形成手段が
配設されている。
エロー、ブラックの各画像形成ステーションPm、P
c、Py、Pbが設けられ、それらに像担持体としてそ
れぞれ感光ドラム3M、3C、3Y、3Bが配置され、
矢印方向に回転される。又各感光ドラム3M、3C、3
Y、3Bの周囲には、一次帯電器4M、4C、4Y、4
B、光走査手段としての走査光学装置8M、8C、8
Y、8B、現像器1M、1C、1Y、1B、クリーナ1
2M、12C、12Y、12Bからなる画像形成手段が
配設されている。
【0012】更に画像形成手段の1つを構成するそれぞ
れの画像転写部は、各画像形成ステーションに共通の転
写ベルト36と、それぞれの転写帯電器6M、6C、6
Y、6Bと、転写ベルト36を押圧して押し上げる押圧
部材(転写バックアップ部材)30M、30C、30
Y、30Bを有してなっており、フルカラー画像の形成
は、転写ベルト36上に担持して搬送される図示しない
転写材上に、順次上記の感光ドラム3M、3C、3Y、
3B上に形成された各色のマゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックトナー像を転写することによって達成され
る。
れの画像転写部は、各画像形成ステーションに共通の転
写ベルト36と、それぞれの転写帯電器6M、6C、6
Y、6Bと、転写ベルト36を押圧して押し上げる押圧
部材(転写バックアップ部材)30M、30C、30
Y、30Bを有してなっており、フルカラー画像の形成
は、転写ベルト36上に担持して搬送される図示しない
転写材上に、順次上記の感光ドラム3M、3C、3Y、
3B上に形成された各色のマゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックトナー像を転写することによって達成され
る。
【0013】転写材は、給紙カセット27から図示しな
い給紙ローラによって転写ベルト36上に給紙され、各
画像転写部での転写が終了した後、転写ベルト36の転
写材搬送方向下流端で転写ベルト36から分離され、次
いで定着器17を通ってトレイ29に排出される。
い給紙ローラによって転写ベルト36上に給紙され、各
画像転写部での転写が終了した後、転写ベルト36の転
写材搬送方向下流端で転写ベルト36から分離され、次
いで定着器17を通ってトレイ29に排出される。
【0014】図2は、上記画像形成装置のマゼンタ
(M)の転写部の拡大断面図である。本発明では、感光
ドラム3Mと対向した画像転写部の転写ベルト36の転
写材Pの担持側と反対側の裏面側に、押圧部材(転写バ
ックアップ部材)として第1、第2の押圧部30Ma、
30Mbを有する押圧部材30Mを設けたことが特徴で
ある。以下、マゼンタの転写部について説明するが、他
の色の転写部についても同様で、第1、第2押圧部を有
する押圧部材30C、30Y、30Bがそれぞれ設けら
れる。
(M)の転写部の拡大断面図である。本発明では、感光
ドラム3Mと対向した画像転写部の転写ベルト36の転
写材Pの担持側と反対側の裏面側に、押圧部材(転写バ
ックアップ部材)として第1、第2の押圧部30Ma、
30Mbを有する押圧部材30Mを設けたことが特徴で
ある。以下、マゼンタの転写部について説明するが、他
の色の転写部についても同様で、第1、第2押圧部を有
する押圧部材30C、30Y、30Bがそれぞれ設けら
れる。
【0015】さて、従来の押圧部材は、このうちの転写
ベルト36の移動方向下流側を向いた第1押圧部30M
aのみからなっていた。この第1押圧部30Maは、転
写材Pを感光ドラム3Mへ密着させると共に転写帯電器
10Mからの転写電界を転写帯電器10M直下に規制し
て、転写材Pに転写電界を均一に印加するようにするた
めのものである。押圧部30Maは、体積抵抗率105
Ωcm以下の低抵抗マイラを体積抵抗率1010Ωcm以
上の中抵抗乃至高抵抗部材で被覆してなっており、転写
電界を転写材Pに均一に印加してムラのない画像を形成
するには重要である。
ベルト36の移動方向下流側を向いた第1押圧部30M
aのみからなっていた。この第1押圧部30Maは、転
写材Pを感光ドラム3Mへ密着させると共に転写帯電器
10Mからの転写電界を転写帯電器10M直下に規制し
て、転写材Pに転写電界を均一に印加するようにするた
めのものである。押圧部30Maは、体積抵抗率105
Ωcm以下の低抵抗マイラを体積抵抗率1010Ωcm以
上の中抵抗乃至高抵抗部材で被覆してなっており、転写
電界を転写材Pに均一に印加してムラのない画像を形成
するには重要である。
【0016】しかし画像形成を繰り返して行なうと、転
写ベルト36の裏面に付いたトナーが押圧部30Maに
付着して、押圧部30Maにトナーの堆積が生じ、更に
はトナーの部分的な固着が生じる。このようなトナーの
堆積や固着によるトナー汚染が押圧部30Maに進行す
ると、押圧部30Maは本来の役目の一つである転写電
界の規制が果たせなくなり、転写材Pへの均一な転写電
界の印加ができなくなって、ムラのない画像形成を行な
うことができなくなる。
写ベルト36の裏面に付いたトナーが押圧部30Maに
付着して、押圧部30Maにトナーの堆積が生じ、更に
はトナーの部分的な固着が生じる。このようなトナーの
堆積や固着によるトナー汚染が押圧部30Maに進行す
ると、押圧部30Maは本来の役目の一つである転写電
界の規制が果たせなくなり、転写材Pへの均一な転写電
界の印加ができなくなって、ムラのない画像形成を行な
うことができなくなる。
【0017】そこで本発明では、転写ベルト移動方向下
流に向けた第1押圧部30Maの直前位置で転写ベルト
36の裏面に付いたトナーを掻き取って除去するため
に、図示したように、該直前位置から上流方向に伸びて
転写ベルト36の裏面に弾性的に当接する第2押圧部3
0Mbを、押圧部材30Mに更に設けたのである。第2
押圧部30Mbは原則として弾性体からなっていればよ
く、第1押圧部30Maと一体に形成しても、別体に形
成してもどちらでも良い。本実施例では、第2押圧部3
0Mbは、第1押圧部30Maと同様、体積抵抗率10
5 Ωcm以下の低抵抗マイラを体積抵抗率1010Ωcm
以上の中抵抗乃至高抵抗部材で被覆して形成され、第1
押圧部30Maから枝分かれした態様の別体に構成され
ている。そして第2押圧部30Mbは、第1押圧部30
Maの直前位置から斜め上流方向に転写ベルト36に向
けて傾斜して伸びて、転写ベルト36を弾性的に当接し
て押圧するように設置されている。これらの押圧部30
Ma、30Mbの下には、押圧部30Mbで掻き取った
トナーを受ける廃トナー受け32Mが設けられる。
流に向けた第1押圧部30Maの直前位置で転写ベルト
36の裏面に付いたトナーを掻き取って除去するため
に、図示したように、該直前位置から上流方向に伸びて
転写ベルト36の裏面に弾性的に当接する第2押圧部3
0Mbを、押圧部材30Mに更に設けたのである。第2
押圧部30Mbは原則として弾性体からなっていればよ
く、第1押圧部30Maと一体に形成しても、別体に形
成してもどちらでも良い。本実施例では、第2押圧部3
0Mbは、第1押圧部30Maと同様、体積抵抗率10
5 Ωcm以下の低抵抗マイラを体積抵抗率1010Ωcm
以上の中抵抗乃至高抵抗部材で被覆して形成され、第1
押圧部30Maから枝分かれした態様の別体に構成され
ている。そして第2押圧部30Mbは、第1押圧部30
Maの直前位置から斜め上流方向に転写ベルト36に向
けて傾斜して伸びて、転写ベルト36を弾性的に当接し
て押圧するように設置されている。これらの押圧部30
Ma、30Mbの下には、押圧部30Mbで掻き取った
トナーを受ける廃トナー受け32Mが設けられる。
【0018】これによれば、転写ベルト36の裏面に付
いたトナーが第1押圧部30Maの直前位置で第2押圧
部30Mbにより掻き取り、除去されるので転写ベルト
36裏面のトナーが第1押圧部30Maに付着するのが
防止され、第1の押圧部30Maのトナー汚染がなくな
る。従って転写材Pを感光ドラム3Mへの密着ばかりで
なく、転写帯電器10Mからの転写電界の転写帯電器1
0M直下への規制を良好に行なえるので、転写材Pに転
写電界を均一に印加するようにすることができ、転写に
より転写材P上にムラのないマゼンタトナー像を形成す
ることができる。他の色についても同様で、転写により
転写材P上のムラのないトナー像を形成することがで
き、かくして転写材P上に各色のトナー像を多重転写し
たムラのない高品質のカラー画像を得ることができる。
いたトナーが第1押圧部30Maの直前位置で第2押圧
部30Mbにより掻き取り、除去されるので転写ベルト
36裏面のトナーが第1押圧部30Maに付着するのが
防止され、第1の押圧部30Maのトナー汚染がなくな
る。従って転写材Pを感光ドラム3Mへの密着ばかりで
なく、転写帯電器10Mからの転写電界の転写帯電器1
0M直下への規制を良好に行なえるので、転写材Pに転
写電界を均一に印加するようにすることができ、転写に
より転写材P上にムラのないマゼンタトナー像を形成す
ることができる。他の色についても同様で、転写により
転写材P上のムラのないトナー像を形成することがで
き、かくして転写材P上に各色のトナー像を多重転写し
たムラのない高品質のカラー画像を得ることができる。
【0019】以上の実施例では、第2押圧部30Mb
は、第1押圧部30Maと反対の上流側に伸びる枝分か
れした態様の独立部材としたが、図3に示すように、第
1押圧部30Maの先端部から上流側に伸びる一体の部
材としてもよく、或いは図4に示すように、押圧部材3
0Mが、第1、第2の押圧部30Ma、30Mbをその
部分的に形成したブロック体になっていてもよい。いず
れも、上記に示したのと同様な効果が得られる。
は、第1押圧部30Maと反対の上流側に伸びる枝分か
れした態様の独立部材としたが、図3に示すように、第
1押圧部30Maの先端部から上流側に伸びる一体の部
材としてもよく、或いは図4に示すように、押圧部材3
0Mが、第1、第2の押圧部30Ma、30Mbをその
部分的に形成したブロック体になっていてもよい。いず
れも、上記に示したのと同様な効果が得られる。
【0020】又第2押圧部30Mbは第1押圧部30M
aと同じ材料としたが、第2押圧部30Mb乃至第1押
圧部30Maの材料を適宜選択することにより、その画
像形成装置の個々に応じた独特の効果を得ることができ
る。例えば第2押圧部30Mbにはトナーが付着し易い
PETフィルムを用い、第1押圧部30Maにはトナー
が付着しにくいテフロンコートしたPETフィルムを用
いることにより、上流側の第2押圧部30Mbのトナー
収集性を高め、下流側の第1押圧部30Maのトナー汚
れの防止効果をより一層向上させることができる。
aと同じ材料としたが、第2押圧部30Mb乃至第1押
圧部30Maの材料を適宜選択することにより、その画
像形成装置の個々に応じた独特の効果を得ることができ
る。例えば第2押圧部30Mbにはトナーが付着し易い
PETフィルムを用い、第1押圧部30Maにはトナー
が付着しにくいテフロンコートしたPETフィルムを用
いることにより、上流側の第2押圧部30Mbのトナー
収集性を高め、下流側の第1押圧部30Maのトナー汚
れの防止効果をより一層向上させることができる。
【0021】又第1、第2押圧部30Ma、30Mbの
電気抵抗値を変えることにより、各色のトナー像の多重
転写時の特性を維持しながら、各色のトナー像の転写工
程の転写電流値を下げることができる。この場合、上流
側の第2押圧部30Mbには低抵抗材料を用いてアース
に接続し、下流側の第1押圧部30Maには前述したよ
うな1015Ωcm以下のマイラを1010Ωcm2 以上の
部材で被覆した構成とする(他の転写部についても同様
である)。このような構成によれば、ある色のトナー像
の転写後にチャージアップした転写ベルト36を、次の
画像転写部に設けられた上流側の第2押圧部材で除電す
ることができる。この除電作用により、従来では第1色
から第4色まで転写電流を順次増加させて行く必要があ
ったところ、本発明では転写電流を増加させずに第1色
から第4色までの多重転写をすることができるようにな
る。即ち、図1で示したカラープリンタでは、従来、転
写電流は第1色目200μA、第2色目250μA、第
3色目270μA、第4色目330μAを必要としてい
たのが、本発明によれば、第1〜第4色目まで200μ
Aで良く、これにより従来と遜色のない画像が得られ
た。
電気抵抗値を変えることにより、各色のトナー像の多重
転写時の特性を維持しながら、各色のトナー像の転写工
程の転写電流値を下げることができる。この場合、上流
側の第2押圧部30Mbには低抵抗材料を用いてアース
に接続し、下流側の第1押圧部30Maには前述したよ
うな1015Ωcm以下のマイラを1010Ωcm2 以上の
部材で被覆した構成とする(他の転写部についても同様
である)。このような構成によれば、ある色のトナー像
の転写後にチャージアップした転写ベルト36を、次の
画像転写部に設けられた上流側の第2押圧部材で除電す
ることができる。この除電作用により、従来では第1色
から第4色まで転写電流を順次増加させて行く必要があ
ったところ、本発明では転写電流を増加させずに第1色
から第4色までの多重転写をすることができるようにな
る。即ち、図1で示したカラープリンタでは、従来、転
写電流は第1色目200μA、第2色目250μA、第
3色目270μA、第4色目330μAを必要としてい
たのが、本発明によれば、第1〜第4色目まで200μ
Aで良く、これにより従来と遜色のない画像が得られ
た。
【0022】本発明の他の実施例について説明する。本
発明は、転写材担持体として転写ベルトとを用いた画像
形成装置のみならず、転写ドラムを用いた画像形成装置
の場合にも適用できる。図5にその例を示す。
発明は、転写材担持体として転写ベルトとを用いた画像
形成装置のみならず、転写ドラムを用いた画像形成装置
の場合にも適用できる。図5にその例を示す。
【0023】図5に示すように、画像形成装置は、ほぼ
中央に、回転自在に軸支された矢印方向に回転する像担
持体の感光ドラム3が配置され、その周囲に画像形成手
段が配置される。画像形成手段は任意の手段とし得る
が、本例では、感光ドラム3を均一に帯電する一次帯電
器4と、色分解された光像又はこれに相当する光像を照
射して感光ドラム3上に静電潜像を形成する、例えばレ
ーザビーム露光装置などからなる露光手段8と、感光ド
ラム3上に形成された静電潜像を現像して可視化する回
転式現像装置1とを具備する。
中央に、回転自在に軸支された矢印方向に回転する像担
持体の感光ドラム3が配置され、その周囲に画像形成手
段が配置される。画像形成手段は任意の手段とし得る
が、本例では、感光ドラム3を均一に帯電する一次帯電
器4と、色分解された光像又はこれに相当する光像を照
射して感光ドラム3上に静電潜像を形成する、例えばレ
ーザビーム露光装置などからなる露光手段8と、感光ド
ラム3上に形成された静電潜像を現像して可視化する回
転式現像装置1とを具備する。
【0024】回転式現像装置1は、回転自在に軸支され
た略円柱状の筺体1aと、筺体1aに保持された、イエ
ロー現像剤、マゼンタ現像剤、シアン現像剤、ブラック
現像剤の4色の現像剤を各別に収納した4個の現像器3
M、3C、3Y、3Bとからなっている。回転式現像装
置1は、筺体1aの回転によって所望の現像器を感光ド
ラム3の外周面と対向する現像位置に搬送し、感光ドラ
ム3上の静電潜像をこれに対応する色の現像剤で順次現
像させることにより、4色のフルカラー現像が可能に構
成されている。
た略円柱状の筺体1aと、筺体1aに保持された、イエ
ロー現像剤、マゼンタ現像剤、シアン現像剤、ブラック
現像剤の4色の現像剤を各別に収納した4個の現像器3
M、3C、3Y、3Bとからなっている。回転式現像装
置1は、筺体1aの回転によって所望の現像器を感光ド
ラム3の外周面と対向する現像位置に搬送し、感光ドラ
ム3上の静電潜像をこれに対応する色の現像剤で順次現
像させることにより、4色のフルカラー現像が可能に構
成されている。
【0025】感光ドラム3上の潜像を現像することによ
って得られた各色のナー像は、転写装置9Aの転写ドラ
ム9に担持されて感光ドラム3と対向した画像転写部へ
搬送されて来る転写材P上に転写されるようになってい
る。
って得られた各色のナー像は、転写装置9Aの転写ドラ
ム9に担持されて感光ドラム3と対向した画像転写部へ
搬送されて来る転写材P上に転写されるようになってい
る。
【0026】上記構成の画像形成装置によるフルカラー
画像の形成工程を簡単に説明すると、以下のようであ
る。
画像の形成工程を簡単に説明すると、以下のようであ
る。
【0027】一次帯電器4により感光ドラム3に均一な
帯電を行ない、露光手段8で画像情報に応じた光像Eを
感光ドラム3上に照射し、感光ドラム3上に静電潜像が
形成される。この静電潜像は、回転式現像装置1により
現像され、樹脂を基材とした例えば平均粒径12μmの
トナーによるトナー像が感光ドラム3上に得られる。
帯電を行ない、露光手段8で画像情報に応じた光像Eを
感光ドラム3上に照射し、感光ドラム3上に静電潜像が
形成される。この静電潜像は、回転式現像装置1により
現像され、樹脂を基材とした例えば平均粒径12μmの
トナーによるトナー像が感光ドラム3上に得られる。
【0028】一方、転写材Pは、レジストローラ6によ
り感光ドラム3上の画像と同期して転写ドラム9へ搬送
され、グリッパー7等によりその先端部を把持され、転
写ドラム9表面に張設された転写材担持部材としての誘
電体シート93上に静電吸着され、図中矢印方向の転写
ドラム9の回転に伴い回転して、画像転写部へ搬送され
る。そしてそこで転写帯電器10により誘電体シート9
3の背面からトナーと逆極性のコロナ放電を受けること
により、転写材P上に感光ドラム3上のトナー像が転写
される。
り感光ドラム3上の画像と同期して転写ドラム9へ搬送
され、グリッパー7等によりその先端部を把持され、転
写ドラム9表面に張設された転写材担持部材としての誘
電体シート93上に静電吸着され、図中矢印方向の転写
ドラム9の回転に伴い回転して、画像転写部へ搬送され
る。そしてそこで転写帯電器10により誘電体シート9
3の背面からトナーと逆極性のコロナ放電を受けること
により、転写材P上に感光ドラム3上のトナー像が転写
される。
【0029】以上のようにして画像転写部で第1色目の
例えばイエロートナー像、第2色目のマゼンタトナー
像、第3色目のシアントナー像、第4色目のブラックト
ナー像の転写が行なわれ、転写工程が全て終了すると、
転写材Pは、除電帯電器11、13、14により除電を
受けつつ分離爪15の作用により転写ドラム9から分離
され、搬送ベルト16により定着器17に搬送される。
転写材Pはそこで4色のトナー像が熱による定着及び混
色を受けて、フルカラーの永久像とされた後、複写装置
の機外へ排出される。
例えばイエロートナー像、第2色目のマゼンタトナー
像、第3色目のシアントナー像、第4色目のブラックト
ナー像の転写が行なわれ、転写工程が全て終了すると、
転写材Pは、除電帯電器11、13、14により除電を
受けつつ分離爪15の作用により転写ドラム9から分離
され、搬送ベルト16により定着器17に搬送される。
転写材Pはそこで4色のトナー像が熱による定着及び混
色を受けて、フルカラーの永久像とされた後、複写装置
の機外へ排出される。
【0030】他方、感光ドラム3は、表面の残留トナー
をクリーナ12で清掃された後、再度画像形成プロセス
に供せられる。又転写ドラム9の誘電体シート93表面
も同様にファーブラシ等からなるクリーニング装置5及
びクリーニング補助手段5aの作用により清掃された
後、再度画像形成プロセスに供せられる。
をクリーナ12で清掃された後、再度画像形成プロセス
に供せられる。又転写ドラム9の誘電体シート93表面
も同様にファーブラシ等からなるクリーニング装置5及
びクリーニング補助手段5aの作用により清掃された
後、再度画像形成プロセスに供せられる。
【0031】本実施例においても、図4に示すように、
感光ドラム3と対向した画像転写部の転写ドラム9の転
写材Pの担持側と反対側の裏面側に、第1押圧部30a
の他に第2押圧部30bを有する押圧部材30が設けら
れている。第2押圧部30bは、転写ドラム9の移動方
向下流側に向けた第1押圧部30aに対し上流側に向け
られている。即ち第2押圧部30bは、第1押圧部30
aの直前位置に、該直前位置から斜め上流方向に転写ド
ラム9の誘電体シート93に向けて傾斜して伸びて、誘
電体シート93を弾性的に当接して押圧するように設け
られている。これらの押圧部30a、30bの下には、
同様に、廃トナー受け32が設けられている。
感光ドラム3と対向した画像転写部の転写ドラム9の転
写材Pの担持側と反対側の裏面側に、第1押圧部30a
の他に第2押圧部30bを有する押圧部材30が設けら
れている。第2押圧部30bは、転写ドラム9の移動方
向下流側に向けた第1押圧部30aに対し上流側に向け
られている。即ち第2押圧部30bは、第1押圧部30
aの直前位置に、該直前位置から斜め上流方向に転写ド
ラム9の誘電体シート93に向けて傾斜して伸びて、誘
電体シート93を弾性的に当接して押圧するように設け
られている。これらの押圧部30a、30bの下には、
同様に、廃トナー受け32が設けられている。
【0032】本実施例においても、同様に、誘電体シー
ト93の裏面に付いたトナーが第1押圧部30aの直前
位置で第2押圧部30bにより掻き取り、除去されるの
で、誘電体シート93裏面のトナーが第1押圧部30a
に付着するのが防止され、第1の押圧部30aのトナー
汚染がなくなる。従って転写材Pの感光ドラム3への密
着ばかりでなく、転写帯電器10からの転写電界の転写
帯電器10直下への規制を良好に行なえるので、転写材
Pに転写電界を均一に印加するようにすることができ、
転写により転写材P上にムラのない画像を形成すること
ができる。
ト93の裏面に付いたトナーが第1押圧部30aの直前
位置で第2押圧部30bにより掻き取り、除去されるの
で、誘電体シート93裏面のトナーが第1押圧部30a
に付着するのが防止され、第1の押圧部30aのトナー
汚染がなくなる。従って転写材Pの感光ドラム3への密
着ばかりでなく、転写帯電器10からの転写電界の転写
帯電器10直下への規制を良好に行なえるので、転写材
Pに転写電界を均一に印加するようにすることができ、
転写により転写材P上にムラのない画像を形成すること
ができる。
【0033】以上の実施例では、いずれも、転写帯電手
段としてコロトロンタイプの転写帯電器を用いた場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限られわけではな
い。例えば図7に示すように、転写帯電手段として導電
性ブラシ40を用いた場合にも第1、第2押圧部30
a、30bを有する押圧部材30を適用することがで
き、導電性ブラシ40の直前部で第1押圧部30aを誘
電体シート93に当接させる一方、その上流側で第2押
圧部30bを誘電体シート93に当接させることによ
り、同様に、誘電体シート93の裏面に付いたトナーを
第1押圧部30aの直前位置で第2押圧部30bにより
掻き取り、除去して、誘電体シート93裏面のトナーが
第1押圧部30aに付着するのを防止し、転写材の感光
ドラム3への密着ばかりでなく、導電性ブラシ40から
の転写電界のブラシ40直下への規制を良好に行なっ
て、転写材に転写電界を均一に印加し、転写により転写
材上にムラのない画像を形成することができる。
段としてコロトロンタイプの転写帯電器を用いた場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限られわけではな
い。例えば図7に示すように、転写帯電手段として導電
性ブラシ40を用いた場合にも第1、第2押圧部30
a、30bを有する押圧部材30を適用することがで
き、導電性ブラシ40の直前部で第1押圧部30aを誘
電体シート93に当接させる一方、その上流側で第2押
圧部30bを誘電体シート93に当接させることによ
り、同様に、誘電体シート93の裏面に付いたトナーを
第1押圧部30aの直前位置で第2押圧部30bにより
掻き取り、除去して、誘電体シート93裏面のトナーが
第1押圧部30aに付着するのを防止し、転写材の感光
ドラム3への密着ばかりでなく、導電性ブラシ40から
の転写電界のブラシ40直下への規制を良好に行なっ
て、転写材に転写電界を均一に印加し、転写により転写
材上にムラのない画像を形成することができる。
【0034】又本発明を用いた場合、下流方向を向いた
第1押圧部30aのトナー汚れ防止だけでなく、第2押
圧部30bによる第1押圧部30aの強度向上及び誘電
体シート93からの弾性的変動の吸収があるので、該第
1押圧部30aの寿命向上にも効果があった。
第1押圧部30aのトナー汚れ防止だけでなく、第2押
圧部30bによる第1押圧部30aの強度向上及び誘電
体シート93からの弾性的変動の吸収があるので、該第
1押圧部30aの寿命向上にも効果があった。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、画像転写部に設けられた転写材担持体の裏面
に弾性的に当接して、転写材の像担持体への密着及び転
写電界の転写帯電手段直下への規制を行なう第1押圧部
と、転写材担持体移動方向に関して直前位置から上流方
向に伸びて転写材担持体裏面に弾性的に当接する第2押
圧部とを有する押圧部材を設けて、第1押圧部の直前位
置で第2押圧部により担持体裏面に付いたトナーを掻き
取り、除去するので、転写材担持体裏面に付いたトナー
が第1押圧部に付着して堆積したり、固着したりするの
を防ぐことができる。従って第1押圧部により像担持体
への転写材の密着ばかりでなく、転写帯電手段直下への
転写電界の規制を良好に行なうことができ、このため転
写材に均一に転写電界を付与して良好な転写を行なわせ
ることにより、ムラのない高画質の画像を長期間に亙っ
て得ることができる。
装置では、画像転写部に設けられた転写材担持体の裏面
に弾性的に当接して、転写材の像担持体への密着及び転
写電界の転写帯電手段直下への規制を行なう第1押圧部
と、転写材担持体移動方向に関して直前位置から上流方
向に伸びて転写材担持体裏面に弾性的に当接する第2押
圧部とを有する押圧部材を設けて、第1押圧部の直前位
置で第2押圧部により担持体裏面に付いたトナーを掻き
取り、除去するので、転写材担持体裏面に付いたトナー
が第1押圧部に付着して堆積したり、固着したりするの
を防ぐことができる。従って第1押圧部により像担持体
への転写材の密着ばかりでなく、転写帯電手段直下への
転写電界の規制を良好に行なうことができ、このため転
写材に均一に転写電界を付与して良好な転写を行なわせ
ることにより、ムラのない高画質の画像を長期間に亙っ
て得ることができる。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
である。
【図2】図1の画像形成装置の画像転写部を示す断面図
である。
である。
【図3】図2の画像転写部に設けられた押圧部材の態様
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】同じく押圧部材の他の態様を示す断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。
図である。
【図6】図5の画像形成装置の画像転写部を示す断面図
である。
である。
【図7】本発明に係る押圧部材が適用可能な転写帯電手
段の他の態様を示す断面図である。
段の他の態様を示す断面図である。
1M〜1B 現像器
3、3M〜3B 感光ドラム
9 転写ドラム
10、10M〜10B 転写帯電器
30、30M〜30B 押圧部材
30a、30Ma 第1押圧部
30b、30Mb 第2押圧部
36 転写ベルト
40 導電性ブラシ
93 誘電体シート
Claims (2)
- 【請求項1】 転写帯電手段が設けられた画像転写部の
像担持体と対向した転写材担持体の裏面側に、前記転写
材担持体に弾性的に当接する押圧部材が設けられた画像
形成装置において、前記押圧部材は、前記転写帯電手段
の前記転写材担持体の移動方向に関して直前位置から斜
め下流方向に前記転写材担持体に向けて傾斜して伸び
て、前記転写帯電手段の直近で前記転写材担持体に弾性
的に当接する第1の押圧部と、前記第1の押圧部の直前
位置から上流方向に伸びて、前記転写材担持体に弾性的
に当接する第2の押圧部とを有することを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の押圧部材は一体的に
設けられる請求項1の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192808A JPH0511631A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3192808A JPH0511631A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511631A true JPH0511631A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16297335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3192808A Pending JPH0511631A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511631A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5784674A (en) * | 1995-06-29 | 1998-07-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Inner face cleaning member for an intermediate transfer device |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3192808A patent/JPH0511631A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5784674A (en) * | 1995-06-29 | 1998-07-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Inner face cleaning member for an intermediate transfer device |
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