JPH05115673A - 脱水洗濯機 - Google Patents

脱水洗濯機

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Publication number
JPH05115673A
JPH05115673A JP3281490A JP28149091A JPH05115673A JP H05115673 A JPH05115673 A JP H05115673A JP 3281490 A JP3281490 A JP 3281490A JP 28149091 A JP28149091 A JP 28149091A JP H05115673 A JPH05115673 A JP H05115673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
opening
washing machine
rotary
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3281490A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Niinai
一英 二井内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3281490A priority Critical patent/JPH05115673A/ja
Publication of JPH05115673A publication Critical patent/JPH05115673A/ja
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパクトで性能に優れ、構成部品の簡略化の
図られた脱水洗濯機を提供することを目的としている。 【構成】駆動部3の軸受ケース35から突出された回転
軸4を介して回転槽5が連結されてなる作動部6と、こ
の作動部6を収納するようになされた外箱7と、回転軸
4が貫通可能な開口部71を有するとともに、作動部6
を駆動部3と回転槽5とで仕切るようになされた仕切壁
70と、外箱7と駆動部3との間に設けられ、作動部6
を弾性支持するようになされた弾性支持部8と、回転軸
4を回転可能に支承する軸心部21を有するとともに、
開口部71を水密状態に閉塞するようになされたベロー
部2とを具備した脱水洗濯機1であって、前記ベロー部
2の軸心部21が、回転軸4の基端部である駆動部3の
軸受ケース35と一体となされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯と脱水とを同一の
回転槽で行うようになされた一槽式の脱水洗濯機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示すような脱水洗濯機a
が知られている。すなわち、この脱水洗濯機aは、駆動
部bの軸受ケースcから突出された回転軸dを介して回
転槽eが連結されてなる作動部fと、この作動部fを収
納するようになされた外箱gと、回転軸dが貫通可能な
開口部hを有するとともに、作動部fを駆動部bと回転
槽eとで仕切るようになされた仕切壁iと、外箱gと駆
動部bとの間に設けられ、作動部fを弾性支持するよう
になされた弾性支持部jと、作動部fの作動を妨げるこ
となく開口部hを水密状態に閉塞するようになされたベ
ロー部kとを具備している。
【0003】従来より、このベロー部kは、図4に示す
ように、回転軸dと、開口部hとの間で、該開口部hを
閉塞していた。すなわち、ベロー部kは、その軸心部m
が、漏れ防止用シールnと軸受メタルoとによって一体
に構成され、この軸受メタルoによって回転軸dをトラ
スト方向およびラジアル方向に摺動可能に支持するとと
もに、漏れ防止用シールnによって、水密性を保ってい
た。また、ベロー部kの外周縁部は、開口部hに立設さ
れたリブpに嵌合され、その外周をバンドqで緊締する
ことによって、該リブpに固着されていた。さらに、軸
心部mから外周縁部に向かってベロー部k本体が、断面
波型形状となされ、軸心部mに伝わる回転軸dの振動を
吸収するようになされていた。
【0004】このようになる脱水洗濯機aは、洗濯時に
回転槽e内に給水したり、洗濯物を投入したりすること
で、その重みで弾性支持部jが圧縮される。また、脱水
時に回転槽e内の水を脱水することで、弾性支持部jが
伸びることとなる。すなわち、回転槽e内の重みに従っ
て、この作動部fを支持する弾性支持部jが伸縮し、こ
の伸縮に伴って作動部fが上下動することとなる。
【0005】そして、ベロー部kは、回転軸dと摺動可
能となされているため、この作動部fが上動した場合
(図4(a) 参照)でも、下動した場合(図4(b) 参照)
でも、常にその位置を保つようになされていた。
【0006】そのため、作動部fを支持する弾性支持部
jの支持面rから上方の回転軸dの長さl1は、軸受ケ
ースcの取付距離l2、ベロー部kの取付距離l3、作
動部fの上下動によって動く距離l4、ベロー部k上方
の取付隙間l5およびベロー部k下方の取付隙間l6に
対応するだけの充分な長さが必要とされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
脱水洗濯機aにおいて、作動部fの振動を抑えようとす
る場合、理論上は、これら作動部fを支持する弾性支持
部jの支持面rと同一位置に、作動部fの重心位置がく
るようにすることが望ましい。
【0008】ところが、上記従来の脱水洗濯機aの場
合、回転軸dの長さが長いため、作動部fの重心位置
を、弾性支持部jの支持面rと同一位置にすることがで
きないといった不都合が生じる。
【0009】また、回転軸dの長さが長くなるので、脱
水洗濯機aの外形寸法自体も長くしなければならず、高
さ寸法の大きく嵩高い脱水洗濯機aになってしまうとい
った不都合を生じることとなる。
【0010】さらに、回転軸dは、片持ち支持によって
回転槽eを回転させるため、この回転軸dが長いと、駆
動部cに加わる応力が増加することとなる。そのため、
回転軸dを太く丈夫なものにしなければならず、コスト
高になってしまうといった不都合を生じることとなる。
【0011】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、コンパクトで性能に優れ、構成部品の簡略化の図ら
れた脱水洗濯機を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の脱水洗濯機は、駆動部の軸受ケースから突出
された回転軸を介して回転槽が連結されてなる作動部
と、この作動部を収納するようになされた外箱と、回転
軸が貫通可能な開口部を有するとともに、作動部を駆動
部と回転槽とで仕切るようになされた仕切壁と、外箱と
駆動部との間に設けられ、作動部を弾性支持するように
なされた弾性支持部と、回転軸を回転可能に支持する軸
心部を有するとともに、開口部を水密状態に閉塞するよ
うになされたベロー部とを具備した脱水洗濯機であっ
て、前記ベロー部の軸心部が、回転軸の基端部である駆
動部の軸受ケースと一体となされたものである。
【0013】
【作用】本発明の脱水洗濯機によると、ベロー部の軸心
部を、回転軸の基端部である駆動部の軸受ケースと一体
としているので、回転槽への水の給排水によって作動部
が上下動した場合、ベロー部の軸心部が駆動部の軸受ケ
ースと一体となって上下動することとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1は脱水洗濯機1の全体構成の概略を示
し、図2は同脱水洗濯機1のベロー部2を示している。
【0016】すなわち、この脱水洗濯機1は、駆動部3
の軸受ケース35から突出された回転軸4を介して回転
槽5が連結されてなる作動部6と、この作動部6を収納
するようになされた外箱7と、回転軸4が貫通可能な開
口部71を有するとともに、作動部6を駆動部3と回転
槽5とで仕切るようになされた仕切壁70と、外箱7と
駆動部3との間に設けられ、作動部6を弾性支持するよ
うになされた弾性支持部8と、回転軸4を回転可能に支
持する軸心部21を有するとともに、開口部71を水密
状態に閉塞するようになされたベロー部2とを具備して
おり、前記ベロー部2の軸心部21が、回転軸4の基端
部である駆動部3の軸受ケース35と一体となされてい
る。
【0017】駆動部3は、支持盤31に、駆動モータ3
2や軸受部33などが取り付けられて構成されている。
すなわち、支持盤31の裏面に、駆動モータ32と軸受
部33とが取り付けられ、この両者は、プーリ34によ
って駆動伝達可能となされている。そして、支持盤31
の裏面側から表面側に貫通して、軸受部33に回転軸4
が設けられており、この回転軸4が貫通した支持盤31
の表面側の位置には、回転軸4を支持する軸受ケース3
5が設けられている。
【0018】この回転軸4は、該回転軸4の先端に設け
られたフランジ部40を介して回転槽5の底面に連結さ
れている。また、回転軸4の内側に設けられたインナー
軸41に回転翼51が連結されており、回転槽5とは別
個にこの回転翼51が回転可能となされている。
【0019】回転槽5は、有底の逆円錐台形状となされ
ており、その上端開口部周縁には、該上端開口部に嵌合
挿着可能となされた液体封入バランサ52が設けられて
いる。また、開口部周縁であって、この液体封入バラン
サ52よりも若干下方の位置には、脱水孔53が設けら
れている。そして、脱水時に、回転槽5の回転による遠
心力で、該回転槽5の上方に持ち上げられる水を、この
脱水孔53から外部に排水するようになされている。さ
らに、この回転槽5の底部には、洗濯時に、回転槽5内
の水を攪拌する回転翼51が設けられている。そして、
回転軸4と回転槽5とが連結され、インナー軸41と回
転翼51とが連結されて、それぞれが回転軸4およびイ
ンナー軸41の回転によって回転可能となされている。
【0020】外箱7は、駆動部3を収納するようになさ
れた下外箱72と、回転槽5を収納するようになされた
上外箱73とが組合せ可能に成形されており、この下外
箱72と上外箱73とを組み合わせた状態で、作動部6
全体を収納する直方体形状の外箱7が形成されるように
なされている。
【0021】このうち、上外箱72には、該上外箱72
と下外箱73とを組み合わせた状態で、この両者を仕切
るようになされた仕切壁70が形成されている。また、
この仕切壁70の中央位置には、作動部6の回転軸4が
連通するように、開口部71が開口されている。
【0022】また、下外箱73は、その四隅上方の位置
に半球面状の受座74が設けられている。そして、この
受座74に弾性支持部8を介して作動部6全体を弾性支
持するようになされている。
【0023】弾性支持部8は、一端に球面状の支持部8
1が固定され、他端にスプリング受82が固定されたロ
ッド83と、該スプリング受82にスプリング84を介
してロッド83を滑動可能となされたスリーブ85とに
よって構成されている。そして、支持部81が、上記下
外箱73に設けられた受座74に支持されるとともに、
スリーブ85が支持盤31の裏面側に形成された受座3
6内に収納され、スプリング84の弾性力によって支持
盤31を弾性支持している。すなわち、この弾性支持部
8によって、作動部6が外箱7に弾性支持された状態と
なされている。
【0024】ベロー部2は、その軸心部21に漏れ防止
用シール22が形成されている。そして、この漏れ防止
用シール22が、軸受ケース35の軸受37の上方に嵌
め込まれるようにして一体に構成されている。また、ベ
ロー部2の外周縁部は、開口部71に立設されたリブ7
5に嵌合され、その外周をバンド76で緊締することに
よって、該リブ75に固着されるようになされている。
【0025】このベロー部2は、弾性材料によって構成
されるとともに、軸心部21から外周縁部に向かってベ
ロー部2全体が、断面波型形状となされ、軸心部21に
伝わる回転軸4の振動を吸収するとともに、軸受ケース
35の上下動に追従することとなる。すなわち、作動部
6が上動した場合(図2(a) 参照)でも、下動した場合
(図2(b) 参照)でも、ベロー部2全体が上下に伸縮す
ることとなる。
【0026】そのため、この脱水洗濯機1によると、弾
性支持部8によって支持される支持盤31から上方の回
転軸4の長さL1は、作動部6の上下動距離L4に関係
なく、軸受ケース35の取付距離L2とベロー部2上方
の取付隙間L3に相当する長さにすることができる。そ
の結果、作動部6の高さが短縮され、コンパクトな脱水
洗濯機1となる。また、作動部6のうちでも、特に、支
持盤31より上方の回転軸4の長さが短縮されることと
なるので、作動部6の支持位置である支持盤31の位置
に、作動部6の重心位置が近づくこととなり、作動時の
振動低減を図ることができる。さらに、作動部6は、回
転軸4の短縮とともに、作動時の振動低減が図られるこ
とにより、自由端となされた回転槽5の支持構造を簡略
化することができる。すなわち、回転軸4の拡径化や軸
受メタル(図示省略)による回転軸4の支持補強などを
廃止して構成部品の簡素化を図ることができることとな
る。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、回
転槽への水の給排水によって作動部が上下動した場合、
ベロー部の軸心部が駆動部の軸受ケースと一体となって
上下動することとなるので、回転軸は、単に、軸受ケー
スと回転槽との間を連結する程度の長さに短縮すること
ができる。その結果、作動部の高さが縮小され、脱水洗
濯機自体のコンパクト化を図ることができる。
【0028】また、回転軸を短縮することで作動部の重
心位置を低くして、該作動部の支持位置と近づけること
ができ、作動時の振動低減を図ることができる。
【0029】さらに、回転軸を短縮することで、駆動部
に加わる応力を緩和することができ、軸受メタルなどに
よって回転軸を補強支持したり、この回転軸自身を大型
化したりする必要がなくなり、コストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱水洗濯機の全体構成の概略を示す要部断面図
である。
【図2】作動部の上下動状態におけるベロー部を示す部
分拡大要部断面図である。
【図3】従来の脱水洗濯機の全体構成の概略を示す要部
断面図である。
【図4】従来の作動部の上下動状態におけるベロー部を
示す部分拡大要部断面図である。
【符号の説明】
1 脱水洗濯機 2 ベロー部 21 軸心部 3 駆動部 35 軸受ケース 4 回転軸 5 回転槽 6 作動部 7 外箱 70 仕切壁 71 開口部 8 弾性支持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部の軸受ケースから突出された回転
    軸を介して回転槽が連結されてなる作動部と、この作動
    部を収納するようになされた外箱と、回転軸が貫通可能
    な開口部を有するとともに、作動部を駆動部と回転槽と
    で仕切るようになされた仕切壁と、外箱と駆動部との間
    に設けられ、作動部を弾性支持するようになされた弾性
    支持部と、回転軸を回転可能に支持する軸心部を有する
    とともに、開口部を水密状態に閉塞するようになされた
    ベロー部とを具備した脱水洗濯機であって、 前記ベロー部の軸心部が、回転軸の基端部である駆動部
    の軸受ケースと一体となされたことを特徴とする脱水洗
    濯機。
JP3281490A 1991-10-28 1991-10-28 脱水洗濯機 Pending JPH05115673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3281490A JPH05115673A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 脱水洗濯機

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JP3281490A JPH05115673A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 脱水洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05115673A true JPH05115673A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17639916

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JP3281490A Pending JPH05115673A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 脱水洗濯機

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JP (1) JPH05115673A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08155183A (ja) * 1994-11-29 1996-06-18 Daewoo Electronics Co Ltd 洗濯物の縺れ防止用偏心リンクを備えた洗濯機
KR100381195B1 (ko) * 2000-11-22 2003-04-26 엘지전자 주식회사 서랍형 세탁기
AU2002301525B2 (en) * 2002-05-14 2004-08-05 Lg Electronics Inc. Washing machine with structure for absorbing vibration of driving part

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