JPS5812038B2 - ダツスイセンタクキ - Google Patents
ダツスイセンタクキInfo
- Publication number
- JPS5812038B2 JPS5812038B2 JP12498875A JP12498875A JPS5812038B2 JP S5812038 B2 JPS5812038 B2 JP S5812038B2 JP 12498875 A JP12498875 A JP 12498875A JP 12498875 A JP12498875 A JP 12498875A JP S5812038 B2 JPS5812038 B2 JP S5812038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- annular space
- dehydration tank
- tank
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来、脱水洗濯機の脱水行程において、洗濯物の脱水槽
に対する片寄り（アンバランス）があると、振動騒音が
発生する。
に対する片寄り（アンバランス）があると、振動騒音が
発生する。
これを防止する手段として、自動バランス機構がいろい
ろ提案されている。
ろ提案されている。
この種自動バランス機構においては共振回転数を境にし
て振動を助長する側と振動を抑制する側とに変化する。
て振動を助長する側と振動を抑制する側とに変化する。
従ってこの共振点以下での振動助長の問題を解決するの
がこの種自動バランス機構における最大の課題であり、
決定的なものは見当らない。
がこの種自動バランス機構における最大の課題であり、
決定的なものは見当らない。
一例として脱水槽周壁に環状空間を有するハウジングを
設け、かつこのハウジング円周上に完全に仕切らない隔
板を多数設けるとともにハウジング中に液体を封入して
なるものが知られている。
設け、かつこのハウジング円周上に完全に仕切らない隔
板を多数設けるとともにハウジング中に液体を封入して
なるものが知られている。
このものは隔板のダンパー作用により共振点以下の振動
助長を改善することを０指しているものであるが、その
構造上、低速といえども液体の移動の自由はあり脱水機
の起動特性（始動〜スピードアップの時間特性）による
影響を受は易いこと、ハウジングと隔板との隙間（完全
に仕切らない事から隔板とハウジングには夫々隙間が設
けられる）のバラツキによる円周上の液体の偏在により
振動を助長するという欠点がみられる。
助長を改善することを０指しているものであるが、その
構造上、低速といえども液体の移動の自由はあり脱水機
の起動特性（始動〜スピードアップの時間特性）による
影響を受は易いこと、ハウジングと隔板との隙間（完全
に仕切らない事から隔板とハウジングには夫々隙間が設
けられる）のバラツキによる円周上の液体の偏在により
振動を助長するという欠点がみられる。
本発明は上記従来の欠点を解消して広範囲（共振点以下
〜共振点以上の高速まで）に安定した防振効果を発揮す
る脱水洗濯機を提供するものである。
〜共振点以上の高速まで）に安定した防振効果を発揮す
る脱水洗濯機を提供するものである。
以下、添付図面をもとに本発明の一実施例を説明する。
図において１は外筐、２は外筐１に載置固定される覆板
である。
である。
３はスイッチ台で、覆板２に載置固定され制御スイッチ
４その他が内設される。
４その他が内設される。
５は脱水受槽で、支持棒６その他で外筺１に弾性支持さ
れ、回転自在な脱水槽７を内設している。
れ、回転自在な脱水槽７を内設している。
８は回転自在なパルセータ−で、脱水槽７の底部中央に
設けられている。
設けられている。
９は軸受筐で、ベアリング、軸封部（図示せず）等を装
備しており、脱水モーター１０からＶベルト１１，１１
’を通じて脱水槽７、パルセータ−８へ撰択的にトルク
伝達する動作機構を構成している。
備しており、脱水モーター１０からＶベルト１１，１１
’を通じて脱水槽７、パルセータ−８へ撰択的にトルク
伝達する動作機構を構成している。
１２はカップリングで、一部に通水路１３を有し、脱水
槽軸と脱水槽７を結合する仲立ちをなしている。
槽軸と脱水槽７を結合する仲立ちをなしている。
１４は脱水受槽５の底部に設けた排水口である。
１７は脱水槽７の周壁上部に螺着されハウジングを示し
、このハウジングは上方開放のハウジングＡ１７ａとこ
れに溶着結合されて水密に構成されるハウジングＢ１７
ｂ、とより成り、ハウジングＡ１７ａは互いに連通する
下部の小環状空間１７ａ′と上部の大環状空間１７ａ″
の２段構成からなり、小環状空間１７ａ′と高さを一致
せしめて多数のリプ１７ｅが前記小環状空間１７ａ′を
円周上で多数の室に仕切っている。
、このハウジングは上方開放のハウジングＡ１７ａとこ
れに溶着結合されて水密に構成されるハウジングＢ１７
ｂ、とより成り、ハウジングＡ１７ａは互いに連通する
下部の小環状空間１７ａ′と上部の大環状空間１７ａ″
の２段構成からなり、小環状空間１７ａ′と高さを一致
せしめて多数のリプ１７ｅが前記小環状空間１７ａ′を
円周上で多数の室に仕切っている。
１７ｄは、ハウジング１７中に封入される液体で、小環
状空間１７ａ′と同容量をなしている。
状空間１７ａ′と同容量をなしている。
液体１７ｄの比重は出来るだけ高い液体であることが全
ハウジング容積を小さく形成しつるので望ましい。
ハウジング容積を小さく形成しつるので望ましい。
１８は脱水槽７中の洗濯物を示す。
１５は脱水槽７の周壁に多数縦設された溝であり、脱水
時の流路を形成すると共に、洗浄時における洗浄効果の
向上に寄与するものである。
時の流路を形成すると共に、洗浄時における洗浄効果の
向上に寄与するものである。
上記した脱水洗濯機において、洗浄時には、脱水槽７を
停止した状態でパルセータ−８を回転せしめて洗濯物１
８と洗浄液を攪拌混和せしめて洗浄を行なう。
停止した状態でパルセータ−８を回転せしめて洗濯物１
８と洗浄液を攪拌混和せしめて洗浄を行なう。
脱水時には、排水弁を開栓して、洗浄液を通水路１３よ
り排出せしめた後、脱水槽７を高速で回転せしめて洗濯
物１８に含まれた洗浄液を遠心力で分離し、溝１５より
上方へ（矢印Ａ）排出し脱水受槽５に設けた排水口１４
より機外へ排出する。
り排出せしめた後、脱水槽７を高速で回転せしめて洗濯
物１８に含まれた洗浄液を遠心力で分離し、溝１５より
上方へ（矢印Ａ）排出し脱水受槽５に設けた排水口１４
より機外へ排出する。
この行程において、洗濯物１８が脱水槽７に対して偏在
していると、そのアンバランスが振動強制力として作用
し、支持棒６で支持した振動系全体を振動させようとす
るが、液体１７ｄがハウジングＡ１７ａに設けたリブ１
７ｃによって多数の室に分割されて納まり、始動〜スピ
ードアップする間に脱水槽７と同期しながら回転し、共
振点以下の低回転ではハウジングＡ１７ａの下部にあっ
て、高速（共振点以上）に達すると上部の環状空間１７
ａ″に転出して洗濯物１８に対向してバランスを保つも
のである。
していると、そのアンバランスが振動強制力として作用
し、支持棒６で支持した振動系全体を振動させようとす
るが、液体１７ｄがハウジングＡ１７ａに設けたリブ１
７ｃによって多数の室に分割されて納まり、始動〜スピ
ードアップする間に脱水槽７と同期しながら回転し、共
振点以下の低回転ではハウジングＡ１７ａの下部にあっ
て、高速（共振点以上）に達すると上部の環状空間１７
ａ″に転出して洗濯物１８に対向してバランスを保つも
のである。
（第１図の状態）。即ち、共振点以下の低回転数領域で
は従来多用されている慣性リングとして作用し、高回転
数では自動バランス機構として作用する。
は従来多用されている慣性リングとして作用し、高回転
数では自動バランス機構として作用する。
この両頭域のつなぎ目（液体１７ｄが飛び出す点）につ
いても、液体１７ｄ自身がハウジング１７ａ中のリブ１
７ｃにより同期して回転力が与えられており、スムーズ
に移行するものである。
いても、液体１７ｄ自身がハウジング１７ａ中のリブ１
７ｃにより同期して回転力が与えられており、スムーズ
に移行するものである。
以上のように本発明は簡単な構成で、低速〜高速まで広
領域で防振効果の良い、特に始動〜高速へスピードアッ
プする際に歳差運動等の異常振動の発生しないすぐれた
脱水洗濯機と提供しているものである。
領域で防振効果の良い、特に始動〜高速へスピードアッ
プする際に歳差運動等の異常振動の発生しないすぐれた
脱水洗濯機と提供しているものである。
第１図は本発明の一実施例を示す一種式脱水洗濯機の縦
断面図、第２図は同要部のハウジングの拡大斜視図であ
る。 ７・・・・・・脱水槽、１７・・・・・・ハウジング、
１７ａ′・・・・・・小環状空間、１７ａ′・・・・・
・大環状空間、１７ｃ・・・・・・リブ、１７ｄ・・・
・・・液体。
断面図、第２図は同要部のハウジングの拡大斜視図であ
る。 ７・・・・・・脱水槽、１７・・・・・・ハウジング、
１７ａ′・・・・・・小環状空間、１７ａ′・・・・・
・大環状空間、１７ｃ・・・・・・リブ、１７ｄ・・・
・・・液体。
Claims (1)
- １ 洗濯槽を兼用する回転自在な脱水槽を設け、この脱
水槽の周壁に、互いに連通する上部の大環状空間と下部
の小環状空間を有するハウジングを設け、このハウジン
グの小環状空間はリブにより複数の室に仕切るとともに
液体を貯溜した脱水洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12498875A JPS5812038B2 (ja) | 1975-10-16 | 1975-10-16 | ダツスイセンタクキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12498875A JPS5812038B2 (ja) | 1975-10-16 | 1975-10-16 | ダツスイセンタクキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5249667A JPS5249667A (en) | 1977-04-20 |
| JPS5812038B2 true JPS5812038B2 (ja) | 1983-03-05 |
Family
ID=14899126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12498875A Expired JPS5812038B2 (ja) | 1975-10-16 | 1975-10-16 | ダツスイセンタクキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812038B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58105720A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-23 | 松下電器産業株式会社 | ジユ−サ |
| KR100412938B1 (ko) * | 2000-12-08 | 2003-12-31 | 주식회사 엘지이아이 | 세탁기용 밸런서 |
-
1975
- 1975-10-16 JP JP12498875A patent/JPS5812038B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5249667A (en) | 1977-04-20 |
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