JPH0511559Y2 - - Google Patents

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JPH0511559Y2
JPH0511559Y2 JP1982112447U JP11244782U JPH0511559Y2 JP H0511559 Y2 JPH0511559 Y2 JP H0511559Y2 JP 1982112447 U JP1982112447 U JP 1982112447U JP 11244782 U JP11244782 U JP 11244782U JP H0511559 Y2 JPH0511559 Y2 JP H0511559Y2
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JP
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suction
subject
opening
microfilm
foot pedal
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JP1982112447U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被写体全体を吸着装置と足踏操作機
構とで、複写テーブル面上へ密着させると共に、
マイクロフイルムカメラのシヤツタのスイツチ機
構をオンさせるべくなすマイクロフイルム撮影装
置に関する。
従来、マイクロフイルムを撮影するに際し、被
写体を複写テーブル面上へ密着させなければ、マ
イクロフイルムの画像のピントにむらがでて、的
確なピント合わせができず、かつ、原稿が波打状
に曲がつていると、該波打による影が生じたりし
て鮮明な画像を撮影できないため、被写体を透明
なガラス板等の押え板で複写テーブル面へ密着さ
せている。
したがつて、被写体を一枚ずつ撮影するたび
に、被写体の複写テーブル面への位置決め、載
置、ついで押え板の乗載、さらに、マイクロフイ
ルムのシヤツタを操作する等、その作業は面倒で
能率の悪いものとなつており、かつ、これらの操
作がすべて手操作によるため作業者の疲労も著し
いものとなつている。また、該マイクロフイルム
の撮影に際しての遊び時間が多いと、通常は一度
に極めて多数枚の撮影を行うのでコスト高とな
る。
よつて、押え板を使用せずとも被写体全体を複
写テーブル面上へ密着できると共に、手操作をで
きるだけ少なくして、操作性の改善を図り、作業
能率を高くするマイクロフイルム撮影機の開発が
強く望まれている。
そこで、本考案は上記問題点を改良し、かつ、
かかる要望に応えるべく、押え板等を乗載するな
ど余分な操作をさせずとも、簡単に被写体全体を
複写テーブル面上へ密着させうると共に、足踏操
作によりなして、よつて、手操作を極力少なくし
て操作性の改善を図つて作業者の疲労を防止し、
かつ、遊び時間も少なく作業能率を大幅に向上さ
せうるマイクロフイルム撮影装置の提供を目的と
してなされたものであつて、その要旨は複写テー
ブルを任意に区画して被写体を密着状に吸着すべ
く通風可能に吸着部を形成し、吸着力を調整しう
べき開口部を備えてなる吸引管の一端側に該吸着
部を、さらに、他端側に吸引フアンを連結し、該
吸着部の吸引風を常時は吸引管の開口部を開口し
て被写体を吸引しない程度の微弱とし、かつ、被
写体載置時には吸引管の開口部を閉止して該被写
体を吸着しうべき調整機構とよりなる吸着装置
と、該調整機構を介して該吸引管の開口部を閉止
せしめて前記被写体を吸着部に吸引すると共にマ
イクロフイルムカメラのシヤツタを連動するスイ
ツチ機構をオンさせるべくなす足踏操作機構とよ
りなるマイクロフイルム撮影装置にある。
以下、上記した本考案の要旨をさらに明確にす
るため、本考案に係るマイクロフイルム撮影装置
の一実施例を挙げ、図面を利用して説明する。
該マイクロフイルム撮影装置は、図示しないマ
イクロフイルム撮影装置本体の複写テーブル面T
を方形状に区画して設けた吸着部1と、該吸着部
1と連結した吸引管2と、吸引管2内の常時駆動
されている吸引フアン4による吸引風量を強弱調
整するための調整機構3とからなる吸着装置A
と、該調整機構3を足踏操作可能とすると共に、
該調整機構3により吸引風量の強弱調整と同期さ
せてマイクロフイルムカメラのシヤツタに連動さ
せるスイツチ機構9をオン、オフさせる足踏操作
機構Bを備えてなるものである。
吸着部1は、筐体11でなる吸気室12の上方
に、被写体Sを吸着させるべきスポンジ等の通風
可能な弾性材でなる方形状の吸着板13を、方形
状の大なる開口部141を開設した受板14で、
複写テーブル面Tとほぼ面一状に支持させると共
に、特に被写体Sの周端縁近傍を吸着すべく吸引
風の流れを制御するための前記開口部141とほ
ぼ合同な形状の制御板15が設けられてなる。
調整機構3は、後記足踏操作機構Bのペダル6
と連結された索5とコイルばね32,33により
吸引管2の開口部21を開閉可能とする蓋体31
とからなり、かつ、コイルばね32とコイルばね
33のばね定数とは、コイルばね33の方を大と
してあり、後述の様な足踏ペダル6の2段操作を
可能に形成されている。
足踏操作機構Bは、足踏ペダル6と、該足踏ペ
ダル6の下部にコイルばね611により往復摺動
自在に付勢されているロツクバー61と、該ロツ
クバー61と係合し足踏ペダル6を固定可能とす
べくソレノイド8のプランジヤ81に設けられた
係止爪82と、足踏ペダル6の揺動を案内するた
めのガイド棒62と、該足踏ペダル6の足踏動作
後、これを戻り付勢させるためのコイルばね62
1と、該足踏動作時、前記スイツチ機構9をオ
ン、オフさせるための接触子63とからなつてい
る。
なお、前記索5はその一端が案内板7を介して
足踏ペダル6の先端に固着され、他端が前記の如
く調整機構3に連結されており、かつ、コイルば
ね32のばね定数がコイルばね33のばね定数よ
り小さいため、第1図に示す二点鎖線の位置まで
足踏ペダル6を踏み込むと(以下、足踏ペダルの
第1段操作という)、まず、コイルばね32が圧
縮して開口部21を蓋体31で閉塞する。
さらに、第2図に示す実線位置まで足踏ペダル
6を踏み込むと(以下、足踏ペダルの第2段操作
という。なお、該第2段操作及び上記第1段操作
は足踏ペダル6の1回の踏込動作で連続して行な
えることは申すまでもない)、コイルばね33が
圧縮されるため、ロツクバー61が係止爪82と
係合して該位置で足踏ペダル6を固定し、かつ、
接触子63がスイツチ機構9の接点に当接し、該
スイツチ機構9を作動させるべく形成されてい
る。
次に、以上のように形成されたマイクロフイル
ム撮影装置の作用について説明する。
まず、吸引フアン4は常時駆動させておき、足
踏操作機構により調整機構3を操作することで、
常時は被写体を吸着部で吸引しない程度の微弱と
なるので、遊び時間のないすばやい吸着を可能と
する。すなわち、被写体Sの1枚ごと吸引フアン
4を起動、停止させると、吸引風が安定するまで
の時間のロスが大きいのである。また、該調整機
構3の蓋体31の開放時、吸引風は微弱であり、
吸引板13の通風量も小となつているので、被写
体Sの位置決めを容易になし得る。
ついで、該被写体Sの位置決めが完了すると、
足踏ペダル6を踏み込み、該足踏ペダル6の第1
段操作を行なうと、索5が引つ張られるため、コ
イルばね32が圧縮して蓋体31が開口部21を
閉塞する。
したがつて、吸着部1への吸引風は即座に大と
なるので、被写体S全面がほとんど遊び時間がな
く吸着板13に密着されることとなる。特に、こ
の実施例のように、制御板15を設けた場合に
は、被写体Sの周端縁近傍を吸着するので、吸引
風をきわめて効率良く利用でき、吸引フアンを小
容量とできるうえ、後記の如く撮影終了後の被写
体Sの除去作業も容易となつている。
また、上記の如く、コイルばね33はコイルば
ね32よりばね定数が大であるため、該第1段操
作時ではほとんど圧縮しておらず、さらに、踏み
込むことができるため、足踏ペダル6の第2段操
作がなされる。
この第2段操作では、まずロツクバー61が該
足踏ペダル6の足踏動作によつて係止爪82と当
接するが、往復摺動自在なロツクバー61の先端
がテーパ状であるため、ロツクバー6が押し込ま
れて係止爪82と第2図に示す如く係合され、足
踏ペダル6を固定する。したがつて、マイクロフ
イルムの撮影中、足踏ペダル6を踏み続けていな
くとも、被写体Sを吸着できるので、足踏操作が
容易となり疲れないものとなつている。
また、該第2段操作では、接触子63がスイツ
チ機構9の接点をオン作動させるため、該スイツ
チ機構9が発する信号により、マイクロフイルム
カメラに内蔵されたシヤツタ駆動用のマイクロス
イツチを作動させて撮影する。
該撮影が終了すると、ソレノイド8が作動(例
えば、前記マイクロスイツチが作動してソレノイ
ド8へ発信させる。なお、同時に撮影の終了をブ
ザーで報知してもよい。)し、プランジヤ81が
第2図に示す二点鎖線の如く退行するので、ロツ
クバー61と係止爪82の係合が解除され、圧縮
状態にあるコイルばね621の戻り付勢により第
1図に示す位置まで足踏ペダル6が復動する。
したがつて、索5の張力が弱まるので、コイル
ばね32,33が弾性復元し、よつて、蓋体31
が開き、吸着部1における被写体Sの吸着力が弱
まるので、被写体Sを容易に除去可能となる。
しかも、吸着板13がスポンジ等の弾性材であ
るので、被写体Sと吸着板13の間へ、容易に指
先を挿入しうるので、被写体Sの除去がさらに容
易となる。
なお、上記実施例では、吸着板にスポンジ等の
多孔質で、よつて通風可能な弾性材を使用する場
合について説明したが、本考案で通風可能であれ
ばどのような材料であつてもよいことは申すまで
もなく、また、吸引管に設けた開口部の開閉を蓋
体の開閉によるものについて説明したが、足踏ペ
ダルの操作と連動して開閉可能であれば、任意に
形成されてよく、さらには、案内板を足踏ペダル
の揺動に対応して揺動するものとすれば、索の耐
久性を改善しうる等本考案に係るマイクロスイツ
チ撮影装置の吸着部、調整機構、吸引管を含む吸
着装置及び足踏ペダルやこれの固定手段等の足踏
操作機構それぞれの具体的な形状、構造や材質等
は、本考案の上記した目的と作用及び効果の達成
される範囲内において任意に定められてよく、こ
れらの変更はいずれも本考案の要旨をなんら変更
するものでないことは申すまでもない。
以上、詳細に説明した如く、本考案は複写テー
ブルを任意に区画して被写体を密着状に吸着すべ
く通風可能に吸着部を形成し、吸着部での吸着力
を調整しうべき開口部を備えた吸引管の一端側に
吸着部を、さらに、他端側に吸引フアンを連結
し、吸着部の吸引風を常時は被写体が吸引されな
い程度の微弱とし、かつ、被写体載置時には吸引
管の開口部を閉止して被写体を吸着しうべき調整
機構とよりなる吸着装置と、調整機構を介して前
記開口部を閉止せしめて被写体を吸着部に吸引す
ると共に、マイクロフイルムカメラのシヤツタの
スイツチ機構をオンさせるべくなす足踏操作機構
とよりなる構造としたので、従来のように押え板
を乗載する等の余分な操作をせずとも被写体全体
を複写テーブル面上へ密着させうると共に、単一
の足踏操作でマイクロフイルムカメラのシヤツタ
機構をオンする等同期連動できるので、手操作が
きわめて少なくなり、操作性が著しく改善され、
さらに、常時駆動の吸引フアンによる吸引風を調
整機構で強弱調整して吸着するので、遊び時間が
ほとんどなく、作業能率が大いに向上すると共
に、作業者の疲労もきわめて小さいものとなる
等、本考案によれば、従前のマイクロフイルム撮
影装置に関し生じていた既述の問題点が、きわめ
て簡易かつ効果的に改良されるので、本考案によ
つてもたらされる実益はすこぶる大きいといわざ
るを得ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は本考案に係るマイクロフイルム撮影装置の足
踏ペダル未操作時における吸着装置と足踏操作機
構の概略を一部切欠いて示す作動説明図、第2図
は足踏ペダルの第2段操作時における吸着装置と
足踏操作機構の概略を一部切欠いて示す作動説明
図、第3図は調整装置の蓋体閉塞時における要部
断面図、第4図は複写テーブル面を一部切欠いて
示す平面図である。 1……吸着部、3……調整機構、9……スイツ
チ機構、A……吸着装置、B……足踏操作機構、
S……被写体、T……複写テーブル面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写テーブルを任意に区画して被写体を密着状
    に吸着すべく通風可能に吸着部を形成し、吸着力
    を調整しうべき開口部を備えてなる吸引管の一端
    側に該吸着部を、さらに、他端側に吸引フアンを
    連結し、該吸着部の吸引風を常時は吸引管の開口
    部を開口して被写体を吸引しない程度の微弱と
    し、かつ、被写体載置時には吸引管の開口部を閉
    止して該被写体を吸着しうべき調整機構とよりな
    る吸着装置と、該調整機構を介して該吸引管の開
    口部を閉止せしめて前記被写体を吸着部に吸引す
    ると共にマイクロフイルムカメラのシヤツタを連
    動するスイツチ機構をオンさせるべくなす足踏操
    作機構とよりなることを特徴とするマイクロフイ
    ルム撮影装置。
JP11244782U 1982-07-24 1982-07-24 マイクロフイルム撮影装置 Granted JPS5917440U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11244782U JPS5917440U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 マイクロフイルム撮影装置

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JP11244782U JPS5917440U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 マイクロフイルム撮影装置

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Publication Number Publication Date
JPS5917440U JPS5917440U (ja) 1984-02-02
JPH0511559Y2 true JPH0511559Y2 (ja) 1993-03-23

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ID=30260674

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JP11244782U Granted JPS5917440U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 マイクロフイルム撮影装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3073214A (en) * 1959-03-06 1963-01-15 Pako Corp Negative holders
JPS5067144A (ja) * 1973-10-11 1975-06-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3073214A (en) * 1959-03-06 1963-01-15 Pako Corp Negative holders
JPS5067144A (ja) * 1973-10-11 1975-06-05

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JPS5917440U (ja) 1984-02-02

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