JPH05115408A - 食器洗浄機用扉装置 - Google Patents
食器洗浄機用扉装置Info
- Publication number
- JPH05115408A JPH05115408A JP3282761A JP28276191A JPH05115408A JP H05115408 A JPH05115408 A JP H05115408A JP 3282761 A JP3282761 A JP 3282761A JP 28276191 A JP28276191 A JP 28276191A JP H05115408 A JPH05115408 A JP H05115408A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- decorative panel
- inner door
- opening
- riser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
- A47L15/42—Details
- A47L15/4251—Details of the casing
- A47L15/4257—Details of the loading door
- A47L15/4265—Arrangements of door covering/decoration panels or plinths, e.g. for integrated dishwashers
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食器洗浄機の蹴込部を化粧パネルで覆うこと
ができ、しかも扉の開閉動作が円滑にできるようにす
る。 【構成】 洗浄タンク2の開口部5を開閉する内扉11
の外側に位置し、内扉11の扉支点7よりも下方に延出
した下端部12aを有する化粧パネル12が、リンク機
構13及びスプリング14によって内扉11に対して平
行状態を維持して移動でき、内扉11の開閉度合に応じ
て案内板15の案内支点15aが化粧パネル12と内扉
11との相対距離を所定距離まで変化させ、化粧パネル
12の下端部12aを案内板15が蹴込板16部に案内
する。
ができ、しかも扉の開閉動作が円滑にできるようにす
る。 【構成】 洗浄タンク2の開口部5を開閉する内扉11
の外側に位置し、内扉11の扉支点7よりも下方に延出
した下端部12aを有する化粧パネル12が、リンク機
構13及びスプリング14によって内扉11に対して平
行状態を維持して移動でき、内扉11の開閉度合に応じ
て案内板15の案内支点15aが化粧パネル12と内扉
11との相対距離を所定距離まで変化させ、化粧パネル
12の下端部12aを案内板15が蹴込板16部に案内
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄水を噴射して食器
類を洗浄する食器洗浄機に関するものであり、特に、洗
浄タンクの開口部を開閉する扉体が内扉と化粧パネルと
で構成された食器洗浄機用扉装置に関するものである。
類を洗浄する食器洗浄機に関するものであり、特に、洗
浄タンクの開口部を開閉する扉体が内扉と化粧パネルと
で構成された食器洗浄機用扉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば、実公昭54−1910
2号公報に示された従来の食器洗浄機用扉装置を示す要
部断面を含む側面図である。
2号公報に示された従来の食器洗浄機用扉装置を示す要
部断面を含む側面図である。
【0003】図において、1は本体、2は本体1内に設
けられた洗浄タンク、3は洗浄タンク2内に着脱可能な
状態で載置されたかご、4はかご3に収納された食器
類、5は本体1の正面に設けられた洗浄タンク2の開口
部、6は本体1に枢着され開口部5を開閉する扉、7は
扉6が開閉する際の支点となる扉支点、8は扉6を本体
1に開閉可能な状態に支持するヒンジである。
けられた洗浄タンク、3は洗浄タンク2内に着脱可能な
状態で載置されたかご、4はかご3に収納された食器
類、5は本体1の正面に設けられた洗浄タンク2の開口
部、6は本体1に枢着され開口部5を開閉する扉、7は
扉6が開閉する際の支点となる扉支点、8は扉6を本体
1に開閉可能な状態に支持するヒンジである。
【0004】従来の食器洗浄機は上記のように構成され
ており、扉6を図の矢印のように扉支点7を中心にして
開閉して、洗浄タンク2内にかご3及び食器類4を収納
したり、取出したりする。通常、扉6は水平な開状態で
支持されるように開限度が規制されており、そして、こ
の扉6の内面上をかご3が移動できるような高さに取付
けられている。
ており、扉6を図の矢印のように扉支点7を中心にして
開閉して、洗浄タンク2内にかご3及び食器類4を収納
したり、取出したりする。通常、扉6は水平な開状態で
支持されるように開限度が規制されており、そして、こ
の扉6の内面上をかご3が移動できるような高さに取付
けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の食
器洗浄機用扉装置では、扉6の取付高さがかご3位置と
の関係で或程度限定されるために、扉6の下方に位置す
る本体1の部分、所謂、蹴込部が丸見えであった。した
がって、食器洗浄機をシステムキッチンに組込む場合に
は極めて見栄えが悪かった。このため、扉を内扉と化粧
パネルとに分割し、化粧パネル等で蹴込部を覆うことも
考えられていたが、扉の開閉時に化粧パネルの下端部が
蹴込板部に干渉し、適正な開閉動作をしなかったり、或
いは、化粧パネルの重量等に応じてスプリング等の強さ
を適宜調整する必要がある等して、余り機能面で優れた
扉構造のものはなかった。
器洗浄機用扉装置では、扉6の取付高さがかご3位置と
の関係で或程度限定されるために、扉6の下方に位置す
る本体1の部分、所謂、蹴込部が丸見えであった。した
がって、食器洗浄機をシステムキッチンに組込む場合に
は極めて見栄えが悪かった。このため、扉を内扉と化粧
パネルとに分割し、化粧パネル等で蹴込部を覆うことも
考えられていたが、扉の開閉時に化粧パネルの下端部が
蹴込板部に干渉し、適正な開閉動作をしなかったり、或
いは、化粧パネルの重量等に応じてスプリング等の強さ
を適宜調整する必要がある等して、余り機能面で優れた
扉構造のものはなかった。
【0006】そこで、この発明は、食器洗浄機の蹴込部
を化粧パネルで覆うことができ、しかも扉の開閉動作が
円滑にできる食器洗浄機用扉装置の提供を課題とするも
のである。
を化粧パネルで覆うことができ、しかも扉の開閉動作が
円滑にできる食器洗浄機用扉装置の提供を課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる食器洗浄
機用扉装置は、洗浄タンクの開口部を開閉する内扉と、
前記内扉の外側に位置し、前記内扉の扉支点よりも下方
に延出した下端部を有する化粧パネルと、前記化粧パネ
ルが内扉に対して平行状態を維持して移動可能な平行可
動手段と、前記内扉の開閉度合に応じて化粧パネルと内
扉との相対距離を所定距離まで変化させる案内支点を有
し、前記化粧パネルの下端部を蹴込板部に案内する案内
板とを具備するものである。
機用扉装置は、洗浄タンクの開口部を開閉する内扉と、
前記内扉の外側に位置し、前記内扉の扉支点よりも下方
に延出した下端部を有する化粧パネルと、前記化粧パネ
ルが内扉に対して平行状態を維持して移動可能な平行可
動手段と、前記内扉の開閉度合に応じて化粧パネルと内
扉との相対距離を所定距離まで変化させる案内支点を有
し、前記化粧パネルの下端部を蹴込板部に案内する案内
板とを具備するものである。
【0008】
【作用】本発明の食器洗浄機用扉装置においては、洗浄
タンクの開口部を開閉する内扉の外側に位置し、前記内
扉の扉支点よりも下方に延出した下端部を有する化粧パ
ネルが、内扉に対して平行状態を維持して移動でき、前
記内扉の開閉度合に応じて化粧パネルと内扉との相対距
離を変化させて、前記化粧パネルの下端部を蹴込板部に
案内するものであるから、食器洗浄機の下方の案内板部
を化粧パネルで覆うことができ、しかも化粧パネルが蹴
込板部と無理に干渉することなく、内扉及び化粧パネル
の開閉動作が円滑にできる。
タンクの開口部を開閉する内扉の外側に位置し、前記内
扉の扉支点よりも下方に延出した下端部を有する化粧パ
ネルが、内扉に対して平行状態を維持して移動でき、前
記内扉の開閉度合に応じて化粧パネルと内扉との相対距
離を変化させて、前記化粧パネルの下端部を蹴込板部に
案内するものであるから、食器洗浄機の下方の案内板部
を化粧パネルで覆うことができ、しかも化粧パネルが蹴
込板部と無理に干渉することなく、内扉及び化粧パネル
の開閉動作が円滑にできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明する。
【0010】〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例
である食器洗浄機用扉装置を示す要部断面を含む側面図
である。図中、上記従来例と同一符号及び記号は上記従
来例の構成部分と同一または相当する構成部分を示す。
である食器洗浄機用扉装置を示す要部断面を含む側面図
である。図中、上記従来例と同一符号及び記号は上記従
来例の構成部分と同一または相当する構成部分を示す。
【0011】図において、11は洗浄タンク2の開口部
5を開閉する内扉、12は内扉11の外側に位置する化
粧パネルであり、この化粧パネル12は内扉11と一体
になって食器洗浄機用の扉体をなしている。内扉11で
洗浄タンク2の開口部5を閉蓋した状態(内扉11が垂
直状態)では、化粧パネル12の上端部12bは内扉1
1の外側の所定位置に密着しており、化粧パネル12の
下端部12aは内扉11の扉支点7よりも下方にまで延
出している。13は化粧パネル12を内扉11に対して
平行状態を維持しつつ移動させるリンク機構、14はリ
ンク機構13部に介装されたスプリングであり、化粧パ
ネル12を内扉11に接近させる方向に付勢する。15
は本体1の下部に位置する案内板であり、内扉11の開
閉度合に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離
を所定距離まで変化させる案内支点15aを有してい
る。そして、扉開動作時に、この案内板15は化粧パネ
ル12の下端部12aを蹴込板部に案内する。16は本
体1前側の床上に取付けられた蹴込板、17は蹴込板1
6を本体1に固定する蹴込固定部材であり、蹴込板16
の奥行方向の位置を調整しつつ固定する。18は蹴込固
定部材17と案内板15との隙間を塞ぐ蹴込スペーサ、
19は内扉11の上部に配設された制御箱であり、この
内部には各種の制御回路が内蔵されている。20は内扉
11の取手、21は食器洗浄機の本体1両側部に位置す
る脚部材である。なお、Aは扉閉状態における化粧パネ
ル12と扉支点7との距離、Bは化粧パネル12と内扉
11との相対距離を所定距離まで変化させた扉開動作途
中の状態における化粧パネル12と扉支点7との距離、
Cは蹴込みの高さ、Dは蹴込みの奥行である。
5を開閉する内扉、12は内扉11の外側に位置する化
粧パネルであり、この化粧パネル12は内扉11と一体
になって食器洗浄機用の扉体をなしている。内扉11で
洗浄タンク2の開口部5を閉蓋した状態(内扉11が垂
直状態)では、化粧パネル12の上端部12bは内扉1
1の外側の所定位置に密着しており、化粧パネル12の
下端部12aは内扉11の扉支点7よりも下方にまで延
出している。13は化粧パネル12を内扉11に対して
平行状態を維持しつつ移動させるリンク機構、14はリ
ンク機構13部に介装されたスプリングであり、化粧パ
ネル12を内扉11に接近させる方向に付勢する。15
は本体1の下部に位置する案内板であり、内扉11の開
閉度合に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離
を所定距離まで変化させる案内支点15aを有してい
る。そして、扉開動作時に、この案内板15は化粧パネ
ル12の下端部12aを蹴込板部に案内する。16は本
体1前側の床上に取付けられた蹴込板、17は蹴込板1
6を本体1に固定する蹴込固定部材であり、蹴込板16
の奥行方向の位置を調整しつつ固定する。18は蹴込固
定部材17と案内板15との隙間を塞ぐ蹴込スペーサ、
19は内扉11の上部に配設された制御箱であり、この
内部には各種の制御回路が内蔵されている。20は内扉
11の取手、21は食器洗浄機の本体1両側部に位置す
る脚部材である。なお、Aは扉閉状態における化粧パネ
ル12と扉支点7との距離、Bは化粧パネル12と内扉
11との相対距離を所定距離まで変化させた扉開動作途
中の状態における化粧パネル12と扉支点7との距離、
Cは蹴込みの高さ、Dは蹴込みの奥行である。
【0012】本実施例の食器洗浄機用扉装置は上記のよ
うに構成されており、化粧パネル12とリンク機構13
で連結されて扉体をなしている内扉11はヒンジ8を介
して脚部材21に取付けられており、扉支点7を中心に
して回動し開閉動作を行なう。このとき、内扉11の外
側に位置する化粧パネル12は、内扉11に対して常に
平行状態を保ちながら内扉11との相対距離が変化す
る。即ち、閉状態から開状態に次第に移行するに従っ
て、化粧パネル12の下方部は案内板15の案内支点1
5aに当接しながら回動し、化粧パネル12はスプリン
グ14の付勢力に抗してリンク機構13によって平行状
態を保ちながら内扉11から次第に引離され、化粧パネ
ル12と内扉11との相対距離は次第に大きくなる。化
粧パネル12と扉支点7との距離は図のようにA寸法か
らB寸法となり、この寸法は内扉11の開度に応じて大
きくなる。なお、化粧パネル12と内扉11との相対距
離がB寸法まで変化することに合わせて、化粧パネル1
2の上端部12bも内扉11の上部の制御箱19に衝突
することなく離れる。化粧パネル12の上端部12bが
内扉11の上部の制御箱19に衝突することなく離れた
後は、内扉11の開動作に応じて化粧パネル12の背面
部を案内板15が押圧することにより、化粧パネル12
と内扉11との相対距離は更に大きくなる。そして、内
扉11が水平位置まで回動することにより、内扉11は
完全に開状態となり、化粧パネル12も水平状態にな
る。この扉開動作に応じて、化粧パネル12の下端部1
2aは蹴込部の奥行方向へと導かれ、奥の蹴込板16部
まで入込む。図のように、蹴込みの奥行寸法Dが適正に
確保されていることによって、化粧パネル12の下端部
12aは、蹴込板16に無理に当接しない。また、この
化粧パネル12が水平となる高さ位置は、蹴込みの高さ
Cよりも上方である。なお、上記扉開動作と逆の手順に
よって、洗浄タンク2の開口部5を内扉11で閉蓋する
ことができる。
うに構成されており、化粧パネル12とリンク機構13
で連結されて扉体をなしている内扉11はヒンジ8を介
して脚部材21に取付けられており、扉支点7を中心に
して回動し開閉動作を行なう。このとき、内扉11の外
側に位置する化粧パネル12は、内扉11に対して常に
平行状態を保ちながら内扉11との相対距離が変化す
る。即ち、閉状態から開状態に次第に移行するに従っ
て、化粧パネル12の下方部は案内板15の案内支点1
5aに当接しながら回動し、化粧パネル12はスプリン
グ14の付勢力に抗してリンク機構13によって平行状
態を保ちながら内扉11から次第に引離され、化粧パネ
ル12と内扉11との相対距離は次第に大きくなる。化
粧パネル12と扉支点7との距離は図のようにA寸法か
らB寸法となり、この寸法は内扉11の開度に応じて大
きくなる。なお、化粧パネル12と内扉11との相対距
離がB寸法まで変化することに合わせて、化粧パネル1
2の上端部12bも内扉11の上部の制御箱19に衝突
することなく離れる。化粧パネル12の上端部12bが
内扉11の上部の制御箱19に衝突することなく離れた
後は、内扉11の開動作に応じて化粧パネル12の背面
部を案内板15が押圧することにより、化粧パネル12
と内扉11との相対距離は更に大きくなる。そして、内
扉11が水平位置まで回動することにより、内扉11は
完全に開状態となり、化粧パネル12も水平状態にな
る。この扉開動作に応じて、化粧パネル12の下端部1
2aは蹴込部の奥行方向へと導かれ、奥の蹴込板16部
まで入込む。図のように、蹴込みの奥行寸法Dが適正に
確保されていることによって、化粧パネル12の下端部
12aは、蹴込板16に無理に当接しない。また、この
化粧パネル12が水平となる高さ位置は、蹴込みの高さ
Cよりも上方である。なお、上記扉開動作と逆の手順に
よって、洗浄タンク2の開口部5を内扉11で閉蓋する
ことができる。
【0013】このように、本実施例の食器洗浄機用扉装
置は、洗浄タンク2の開口部5を開閉する内扉11と、
前記内扉11の外側に位置し、前記内扉11の扉支点7
よりも下方に延出した下端部12aを有する化粧パネル
12と、前記化粧パネル12が内扉11に対して平行状
態を維持して移動可能なリンク機構13及びスプリング
14からなる平行可動手段と、前記内扉11の開閉度合
に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離を所定
距離(B寸法)まで変化させる案内支点15aを有し、
前記化粧パネル12の下端部12aを蹴込板16部に案
内する案内板15とを備えている。
置は、洗浄タンク2の開口部5を開閉する内扉11と、
前記内扉11の外側に位置し、前記内扉11の扉支点7
よりも下方に延出した下端部12aを有する化粧パネル
12と、前記化粧パネル12が内扉11に対して平行状
態を維持して移動可能なリンク機構13及びスプリング
14からなる平行可動手段と、前記内扉11の開閉度合
に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離を所定
距離(B寸法)まで変化させる案内支点15aを有し、
前記化粧パネル12の下端部12aを蹴込板16部に案
内する案内板15とを備えている。
【0014】即ち、本実施例の食器洗浄機用扉装置は、
洗浄タンク2の開口部5を開閉する内扉11の外側に位
置し、内扉11の扉支点7よりも下方に延出した下端部
12aを有する化粧パネル12が、内扉11に対して平
行状態を維持して移動でき、内扉11の開閉度合に応じ
て化粧パネル12と内扉11との相対距離を変化させ
て、化粧パネル12の下端部12aを蹴込板16部に案
内するものである。
洗浄タンク2の開口部5を開閉する内扉11の外側に位
置し、内扉11の扉支点7よりも下方に延出した下端部
12aを有する化粧パネル12が、内扉11に対して平
行状態を維持して移動でき、内扉11の開閉度合に応じ
て化粧パネル12と内扉11との相対距離を変化させ
て、化粧パネル12の下端部12aを蹴込板16部に案
内するものである。
【0015】したがって、本実施例の食器洗浄機用扉装
置は、食器洗浄機の下方の案内板15及び蹴込部を化粧
パネル12で覆うことができるので、食器洗浄機をシス
テムキッチンに組込む場合にも見栄が向上する。しかも
化粧パネル12が蹴込板16部に無理に干渉することな
く、内扉11及び化粧パネル12の開閉動作を円滑にで
きるので、従来のように、扉の開閉時に化粧パネルの下
端部が蹴込板部に干渉し、適正に扉開閉動作をしなかっ
たり、或いは、化粧パネルの重量等に応じてスプリング
等の強さを適宜調整する必要がなくなり、機能面でも優
れた扉構造になる。加えて、扉開動作時に、化粧パネル
12の上端部12bは内扉11の上部の制御箱19に衝
突することなく引離れるので、内扉11の上部に配設さ
れた制御箱19内の制御回路等が破損することもない。
置は、食器洗浄機の下方の案内板15及び蹴込部を化粧
パネル12で覆うことができるので、食器洗浄機をシス
テムキッチンに組込む場合にも見栄が向上する。しかも
化粧パネル12が蹴込板16部に無理に干渉することな
く、内扉11及び化粧パネル12の開閉動作を円滑にで
きるので、従来のように、扉の開閉時に化粧パネルの下
端部が蹴込板部に干渉し、適正に扉開閉動作をしなかっ
たり、或いは、化粧パネルの重量等に応じてスプリング
等の強さを適宜調整する必要がなくなり、機能面でも優
れた扉構造になる。加えて、扉開動作時に、化粧パネル
12の上端部12bは内扉11の上部の制御箱19に衝
突することなく引離れるので、内扉11の上部に配設さ
れた制御箱19内の制御回路等が破損することもない。
【0016】〈第二実施例〉次に、この発明の第二実施
例について説明する。図2は本発明の第二実施例である
食器洗浄機用扉装置の要部を示す側面図である。図中、
第一実施例と同一符号及び記号は第一実施例の構成部分
と同一または相当する構成部分を示す。
例について説明する。図2は本発明の第二実施例である
食器洗浄機用扉装置の要部を示す側面図である。図中、
第一実施例と同一符号及び記号は第一実施例の構成部分
と同一または相当する構成部分を示す。
【0017】図において、25は本体1の下部に位置す
る案内板であり、上記第一実施例の案内板15と同様の
機能を果す。即ち、この案内板25も内扉11の開閉度
合に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離を所
定距離(B寸法)まで変化させる案内支点25aを有し
ている。しかし、本実施例の案内板25は案内支点25
aから下方は所定の傾斜面となっている。そして、扉開
動作時には、この案内板25によって化粧パネル12の
下端部12aは蹴込板16部に案内される。26は蹴込
固定部材17と案内板25との隙間を塞ぐ蹴込スペーサ
である。なお、この他の構成は、上記第一実施例と同一
の構成となっている。
る案内板であり、上記第一実施例の案内板15と同様の
機能を果す。即ち、この案内板25も内扉11の開閉度
合に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離を所
定距離(B寸法)まで変化させる案内支点25aを有し
ている。しかし、本実施例の案内板25は案内支点25
aから下方は所定の傾斜面となっている。そして、扉開
動作時には、この案内板25によって化粧パネル12の
下端部12aは蹴込板16部に案内される。26は蹴込
固定部材17と案内板25との隙間を塞ぐ蹴込スペーサ
である。なお、この他の構成は、上記第一実施例と同一
の構成となっている。
【0018】本実施例の食器洗浄機用扉装置において
も、化粧パネル12とリンク機構13で連結されて扉体
をなしている内扉11はヒンジ8を介して脚部材21に
取付けられており、扉支点7を中心にして開閉動作を行
なう。この扉開動作は上記第一実施例と同様であり、内
扉11の外側に位置する化粧パネル12は、内扉11に
対して常に平行状態を保ちながら内扉11との相対距離
が変化をし、そして、内扉11が閉状態から開状態に次
第に移行するに従って、化粧パネル12の下方部は案内
板25の案内支点25aに当接しながら回動し、その後
化粧パネル12の下端部12aは蹴込部の奥行方向へと
案内板25の傾斜面によって導かれ、奥の蹴込板16部
まで入込む。
も、化粧パネル12とリンク機構13で連結されて扉体
をなしている内扉11はヒンジ8を介して脚部材21に
取付けられており、扉支点7を中心にして開閉動作を行
なう。この扉開動作は上記第一実施例と同様であり、内
扉11の外側に位置する化粧パネル12は、内扉11に
対して常に平行状態を保ちながら内扉11との相対距離
が変化をし、そして、内扉11が閉状態から開状態に次
第に移行するに従って、化粧パネル12の下方部は案内
板25の案内支点25aに当接しながら回動し、その後
化粧パネル12の下端部12aは蹴込部の奥行方向へと
案内板25の傾斜面によって導かれ、奥の蹴込板16部
まで入込む。
【0019】このように、本実施例の食器洗浄機用扉装
置は、上記第一実施例と同様の内扉11と、化粧パネル
12と、平行可動手段とを有し、前記内扉11の開閉度
合に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離を所
定距離(B寸法)まで変化させる案内支点25aを有
し、前記化粧パネル12の下端部12aを蹴込板16部
に案内する案内板25とを備えており、上記第一実施例
と同様の扉開閉動作を行なう。
置は、上記第一実施例と同様の内扉11と、化粧パネル
12と、平行可動手段とを有し、前記内扉11の開閉度
合に応じて化粧パネル12と内扉11との相対距離を所
定距離(B寸法)まで変化させる案内支点25aを有
し、前記化粧パネル12の下端部12aを蹴込板16部
に案内する案内板25とを備えており、上記第一実施例
と同様の扉開閉動作を行なう。
【0020】したがって、本実施例の食器洗浄機用扉装
置も上記第一実施例と同様に、食器洗浄機の下方の案内
板25及び蹴込部を化粧パネル12で覆うことができ、
しかも化粧パネル12が蹴込板16部と無理に干渉する
ことなく、内扉11及び化粧パネル12の開閉動作が円
滑にできる。この結果、食器洗浄機をシステムキッチン
に組込む場合にも見栄が向上し、適正な扉開閉動作を確
保できる。
置も上記第一実施例と同様に、食器洗浄機の下方の案内
板25及び蹴込部を化粧パネル12で覆うことができ、
しかも化粧パネル12が蹴込板16部と無理に干渉する
ことなく、内扉11及び化粧パネル12の開閉動作が円
滑にできる。この結果、食器洗浄機をシステムキッチン
に組込む場合にも見栄が向上し、適正な扉開閉動作を確
保できる。
【0021】こうして、案内板25の形状は任意に変化
させることができるが、案内板25の傾きの度合は、蹴
込みの高さ寸法Cと、蹴込みの奥行寸法Dとの関係で定
まり、蹴込板16の高さは蹴込みの高さ寸法Cより大き
く、化粧パネル12の下端部12aが蹴込板16に無理
に干渉しない寸法を確保する必要がある。
させることができるが、案内板25の傾きの度合は、蹴
込みの高さ寸法Cと、蹴込みの奥行寸法Dとの関係で定
まり、蹴込板16の高さは蹴込みの高さ寸法Cより大き
く、化粧パネル12の下端部12aが蹴込板16に無理
に干渉しない寸法を確保する必要がある。
【0022】なお、上記第一及び第二の両実施例の案内
板15,25の案内支点15a,25aの位置は、化粧
パネル12の上端部12bと制御箱19との隙間等によ
っても異なるが、案内支点15a,25aによって、化
粧パネル12の上端部12bが内扉11の上部の制御箱
19に衝突することなく、化粧パネル12を内扉11か
ら引離すことができる位置であればよい。
板15,25の案内支点15a,25aの位置は、化粧
パネル12の上端部12bと制御箱19との隙間等によ
っても異なるが、案内支点15a,25aによって、化
粧パネル12の上端部12bが内扉11の上部の制御箱
19に衝突することなく、化粧パネル12を内扉11か
ら引離すことができる位置であればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の食器洗浄
機用扉装置は、内扉と、化粧パネルと、平行可動手段
と、案内板とを備え、洗浄タンクの開口部を開閉する内
扉の外側に位置し、前記内扉の扉支点よりも下方に延出
した下端部を有する化粧パネルが、内扉に対して平行状
態を維持して移動でき、前記内扉の開閉度合に応じて化
粧パネルと内扉との相対距離を変化させて、前記化粧パ
ネルの下端部を蹴込板部に案内するものであるから、食
器洗浄機の下方の蹴込部を化粧パネルで覆うことがで
き、しかも化粧パネルが蹴込板部と無理に干渉すること
なく、内扉及び化粧パネルの開閉動作が円滑にできるの
で、食器洗浄機をシステムキッチンに組込む場合にも見
栄が向上し、適正な扉開閉動作を確保できる。
機用扉装置は、内扉と、化粧パネルと、平行可動手段
と、案内板とを備え、洗浄タンクの開口部を開閉する内
扉の外側に位置し、前記内扉の扉支点よりも下方に延出
した下端部を有する化粧パネルが、内扉に対して平行状
態を維持して移動でき、前記内扉の開閉度合に応じて化
粧パネルと内扉との相対距離を変化させて、前記化粧パ
ネルの下端部を蹴込板部に案内するものであるから、食
器洗浄機の下方の蹴込部を化粧パネルで覆うことがで
き、しかも化粧パネルが蹴込板部と無理に干渉すること
なく、内扉及び化粧パネルの開閉動作が円滑にできるの
で、食器洗浄機をシステムキッチンに組込む場合にも見
栄が向上し、適正な扉開閉動作を確保できる。
【図1】図1は本発明の第一実施例である食器洗浄機用
扉装置を示す要部断面を含む側面図である。
扉装置を示す要部断面を含む側面図である。
【図2】図2は本発明の第二実施例である食器洗浄機用
扉装置の要部を示す側面図である。
扉装置の要部を示す側面図である。
【図3】図3は従来の食器洗浄機用扉装置を示す要部断
面を含む側面図である。
面を含む側面図である。
1 本体 2 洗浄タンク 5 開口部 7 扉支点 8 ヒンジ 11 内扉 12 化粧パネル 12a 下端部 12b 上端部 13 リンク機構 14 スプリング 15,25 案内板 15a,25a 案内支点 16 蹴込板 17 蹴込固定部材 18,26 蹴込スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 福田 光男 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 矢島 義孝 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 中村 潔 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内 (72)発明者 西尾 直樹 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電機 株式会社中津川製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 洗浄タンクの開口部を開閉する内扉と、 前記内扉の外側に位置し、前記内扉の扉支点よりも下方
に延出した下端部を有する化粧パネルと、 前記化粧パネルが内扉に対して平行状態を維持して移動
可能な平行可動手段と、 前記内扉の開閉度合に応じて化粧パネルと内扉との相対
距離を所定距離まで変化させる案内支点を有し、前記化
粧パネルの下端部を蹴込板部に案内する案内板とを具備
することを特徴とする食器洗浄機用扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3282761A JPH05115408A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 食器洗浄機用扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3282761A JPH05115408A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 食器洗浄機用扉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05115408A true JPH05115408A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17656727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3282761A Pending JPH05115408A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 食器洗浄機用扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05115408A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020171393A1 (ko) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | 엘지전자 주식회사 | 식기세척기 |
US11026558B2 (en) | 2018-11-15 | 2021-06-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Home appliance |
WO2021145496A1 (ko) * | 2020-01-14 | 2021-07-22 | 엘지전자 주식회사 | 식기세척기 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP3282761A patent/JPH05115408A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11026558B2 (en) | 2018-11-15 | 2021-06-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Home appliance |
WO2020171393A1 (ko) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | 엘지전자 주식회사 | 식기세척기 |
US12035869B2 (en) | 2019-02-18 | 2024-07-16 | Lg Electronics Inc. | Dishwasher |
WO2021145496A1 (ko) * | 2020-01-14 | 2021-07-22 | 엘지전자 주식회사 | 식기세척기 |
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