JPH05115218A - グレンタンクの穀粒量測定装置 - Google Patents

グレンタンクの穀粒量測定装置

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JPH05115218A
JPH05115218A JP3282555A JP28255591A JPH05115218A JP H05115218 A JPH05115218 A JP H05115218A JP 3282555 A JP3282555 A JP 3282555A JP 28255591 A JP28255591 A JP 28255591A JP H05115218 A JPH05115218 A JP H05115218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
flow rate
grains
reaction force
diffusion blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP3282555A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Kikuzawa
尋正 菊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP3282555A priority Critical patent/JPH05115218A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】拡散羽根1の駆動反力Fの変化によって穀粒供
給流量Qを検出して、機体の振動や傾斜等の影響を受け
ない、安定した計測を行う。穀粒供給流量Qの少いとき
は、拡散羽根1の回転数を高くするように切換えて、測
定精度を高める。 【構成】供給される穀粒を受けて回転により拡散する拡
散羽根1の回転駆動反力Fを利用して、この穀粒の供給
流量Qを測定する。この穀粒流量Qによって該拡散羽根
1の回転数Nを切換可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインや穀粒乾
燥機等の、グレンタンクの穀粒量測定装置に関する。グ
レンタンクでは、穀粒をグレンタンク7内に均一に拡散
させながら供給し、貯留する。このときの拡散羽根を回
転駆動する駆動反力を利用して、供給する穀粒流量を測
定するものである。これによって供給されたグレンタン
ク内の穀粒量をも測定できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】コン
バインのグレンタンクにおける穀粒量を計測する方法と
しては、グレンタンク内での穀粒貯留高さ等の容積計測
や、重量を計測する重量計測、グレンタンク内への搬送
量を計測する搬送計測等があるが、コンバインのように
移動しながら刈取収穫する形態では、機体の振動や傾斜
が著しく、いずれの計測方法においても、安定した精度
が得難い。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、供給される
穀粒を受けて回転により拡散する拡散羽根1の回転駆動
反力Fを利用して、この穀粒の供給流量Qを測定すると
共に、この穀粒流量Qによって該拡散羽根1の回転数N
を切換可能に設けてなるグレンタンクの穀粒量測定装置
の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】グレンタンクの穀粒供給部に
おいて動力駆動される拡散羽根1によって、供給される
穀粒を受けて回転により遠心力で拡散しながら、グレン
タンク内へ拡散貯留する。このときの拡散羽根1を駆動
回転するための駆動反力Fをもってこの供給穀粒の流量
Qを測定する。
【0005】このような穀粒流量の計測中に、この流量
Qが減少すると、駆動力による拡散羽根1の回転数Nを
高めるように切換える。拡散羽根1の回転による穀粒の
遠心拡散によって供給される穀粒流量Qと、この拡散羽
根1を回転駆動する駆動反力Fとの関係は、拡散羽根1
の回転数Nが高いほど、この駆動反力Fが大きくなり、
しかも、穀粒供給流量Qが多いときも、少いときも共に
この拡散羽根1の回転数Nが高く設定されていること
は、グレンタンク内での均一拡散が行われ難いものであ
るから、上記のように、穀粒供給流量の多いときは、拡
散羽根1の回転数Nを低く設定し、少いときは逆に回転
数Nを高くするように切換えることによって、この駆動
反力Fを検出する変位センサ等の作動幅が圧縮されて、
測定、演算等の分解能を向上して、流量、乃至穀粒量測
定の精度を高めることができる。
【0006】このように、拡散羽根1を駆動する駆動反
力Fの変化によって供給される穀粒の流量Qを検出する
ものであるから、グレンタンクへの供給穀粒の拡散を行
いながら均一貯留を維持し、同時にこの駆動反力F自体
の利用で流量計測を行って、構成が簡潔的であり、拡散
羽根1の回転遠心力によって流量、拡散機能を維持する
ために、機体の振動や傾斜に影響され難く、安定した計
測を行うことができる。更に、穀粒供給流量の少いとき
は、拡散羽根1の回転数Nを高くするように切換えるこ
とによって、穀粒量の測定精度を高めることができる。
【0007】
【実施例】コンバインのグレンタンク2は、車体上に設
置されて、脱穀装置で脱穀された籾が、揚穀機3によっ
て揚穀収容される。この揚穀機3上端のシュータ4の排
出口5の直下には、グレンタンク2のほゞ中央上部位置
に、上下方向の回転軸6回りに回転される拡散羽根1
が、この下端部の電動モータMによって駆動回転され
る。このモータMの駆動によって回転される拡散羽根1
の中心上部に該シュータ4から籾が供給されると、水平
放射方向へ遠心力で拡散されながら、グレンタンク2内
に均分して収容貯留する。
【0008】7は変位センサで、モータMの駆動反力F
を検出するものである。この駆動反力Fと拡散羽根1に
よって供給される穀粒流量Qとの関係は、モータMの出
力乃至拡散羽根1の規定回転数Nによって異なる。回転
数Nが高いほど駆動反力Fは大きくなる(図3)。又、
駆動反力Fと拡散羽根1の規定回転数Nを検出乃至設定
することによって、この拡散羽根1の回転によって供給
される穀粒流量を演算することができる。従って、モー
タMで駆動される拡散羽根1の規定回転数Nを一定とし
て、変位センサ7で駆動反力Fを検出すれば、供給穀粒
の流量Qを測定でき、これにもとづいて、グレンタンク
2内に貯留された穀粒量をも積算計測できる。
【0009】しかしながら、コンバイン作業の回向操作
時や、畦際刈取時等においては、極端に供給穀粒の流量
が減少する。このため、駆動反力Fの測定レンジが拡大
して、流量検出の変位センサ7の分解能を低下させるこ
ととなるため、このような少流量時には、モータMが拡
散羽根1の規定回転数NをN1から高回転N2へ切換え
ることによって、該変位センサ7の検出作動域をF1〜
F2を狭くして、測定の分解能を高める。
【0010】即ち、変位センサ7により駆動反力Fの検
出値が一定値F1以下になった時は、これにもとづいて
自動的に拡散羽根1の回転数N1を、N2へ切換える。
この回転数の切換8は、マイクロコンピュータを有する
コントローラCPUによって、モータM駆動をパルス発
信により出力制御する。LCDは穀粒流量Qや貯留量等
を表示する表示装置である。
【0011】図5、図6においては、少流量時の誤差発
生の抑制のために、揚穀機3のシュータ4をホッパー9
にのぞませて、このホッパー9からは、送込螺旋10に
より間欠的に最低レベル以上の穀粒量を供給する。これ
によって、測定レンジである検出作動域F1〜F2を狭
くすることができ、相対的に分解能が向上される。1
1,12はホッパー9内の穀粒量を検出する下限センサ
と上限センサであり、シュータ4内の制御弁13の開度
を制御しながら、ホッパー9内の貯留量を下限センサ1
1から上限センサ12間に維持する。このホッパー9の
貯留量が下限センサ11以下になったときは、送込螺旋
10のモータ14を停止して、一旦、拡散羽根1への供
給を停止する。なお、拡散羽根1を駆動するモータM
は、拡散羽根1の回転軸上端部に設けられている。
【0012】なお、シュータ4の底部には、穀粒の流れ
を検出する流れセンサ15を設け、回向時やグレンタン
ク2から籾を機外へ取出すとき等、シュータ4における
籾の流下が停止したときは、変位センサ7が零点である
かどうかを比較することとした。回転乃至摺動部分に、
わら屑や異物が引っ掛かった場合に、これによる反力が
増加して、現実よりも多く流れたように計測することが
あるため、穀粒の流れがないときには変位センサ7が零
点を示したかどうかで、障害物の有無が検出できる。変
位センサ7が零点以下を指しているときは、コントロー
ラCPUを通して警報出力させる。該流れセンサ15と
しては赤外線センサを用いるとよい。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示す。
【図1】コンバインのグレンタンクの背断面図。
【図2】穀粒の供給流量とモータの駆動反力との関係を
示すグラフ。
【図3】図2と同様のグラフ。
【図4】一部制御のブロック図。
【図5】一部別実施例を示すグレンタンクの背断面図。
【図6】図2と同様のグラフ。
【符号の説明】
1 拡散羽根 2 グレンタンク 7 変位センサ 8 回転数切換 F,F1,F2 駆動反力 Q 穀粒流量 N 回転数 M モータ CPU コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される穀粒を受けて回転により拡散
    する拡散羽根1の回転駆動反力Fを利用して、この穀粒
    の供給流量Qを測定すると共に、この穀粒流量Qによっ
    て該拡散羽根1の回転数Nを切換可能に設けてなるグレ
    ンタンクの穀粒量測定装置。
JP3282555A 1991-10-29 1991-10-29 グレンタンクの穀粒量測定装置 Pending JPH05115218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282555A JPH05115218A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 グレンタンクの穀粒量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282555A JPH05115218A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 グレンタンクの穀粒量測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05115218A true JPH05115218A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17654000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3282555A Pending JPH05115218A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 グレンタンクの穀粒量測定装置

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JP (1) JPH05115218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017051150A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 井関農機株式会社 穀粒供給装置およびコンバイン
WO2019004077A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 株式会社クボタ 収穫機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017051150A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 井関農機株式会社 穀粒供給装置およびコンバイン
WO2019004077A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 株式会社クボタ 収穫機
JP2019004789A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 株式会社クボタ 収穫機

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