JPH05114947A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH05114947A
JPH05114947A JP16669391A JP16669391A JPH05114947A JP H05114947 A JPH05114947 A JP H05114947A JP 16669391 A JP16669391 A JP 16669391A JP 16669391 A JP16669391 A JP 16669391A JP H05114947 A JPH05114947 A JP H05114947A
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Hisashi Yabaneta
寿 矢羽田
Kunihiko Morita
邦彦 森田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真に必要のない発信局からの着信だけを確実
に拒否できるようにした通信端末装置を提供する。 【構成】 この通信端末装置は、着信時に応答を拒否し
たい場合にユーザが押下する識別着信拒否キー25aを
有する。さらにこの通信端末装置は、識別着信拒否キー
25aが押下されたときに発呼局の発信者番号を登録す
るステップ105と、着信時に発呼局の発信者番号と既
に登録された発信者番号とが一致するか否かを判別する
ステップ108とステップ108が両電話番号が一致す
ると判別したときに当該発呼局からの着信を拒否するス
テップ109とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、必要としない発信局か
らの着信を拒否する機能を有した通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、発信局からの着信時に発信局を特
定する発信者番号(例えば、電話番号)を検知し、必要
としない発信局からの着信を拒否する機能(以下、識別
着信機能という)を有した通信端末装置が提案されてい
る。
【0003】この識別着信機能を有した従来の通信端末
装置では、着信を許可する発信局の発信者番号が予め登
録される。そして、着信時に検知される発信者番号が登
録された発信者番号と一致しない場合に、発信局からの
着信を拒否していた。
【0004】上記のような通信端末装置によれば、必要
としない発信局からの着信が自動的に拒否され、いわゆ
る迷惑電話等の着信を必要としない発呼の着信を拒否す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の通信端末装置にあっては、着信を許可す
る発信局の発信者番号を登録しているため、特に着信を
拒否する必要もない任意の未登録発信局からの着信まで
も拒否してしまう。
【0006】そこで、本発明は、真に必要のない発信局
からの着信だけを確実に拒否できるようにした通信端末
装置を提供しようとしたものである。.
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、網に接続され、発信局からの情
報を網を介して受信する機能を有した通信端末装置にお
いて、以下の各手段を設けた。
【0008】すなわち、発信局により発呼された時に、
該発信局からの着信を拒否するために該発信局を特定す
る発信者情報を登録する着信拒否発信者登録手段と、発
信局により発呼された時に、該発信局を特定する発信者
情報と上記着信拒否発信者登録手段に登録された発信者
情報とが一致するか否かを判別する判別手段と、上記判
別手段が該両発信者情報が一致した判別したときに該発
信局からの着信を拒否する着信拒否手段とを設けた。
【0009】上記着信拒否手段は、着信者の鳴動を禁止
すること、自動着信機能により一度着信を許容した後に
強制的に網との接続を切断すること、又は、上記制御手
段が当該判別を行なったときにただちに網との接続を強
制的に切断すること等によって実現される。また、発信
局及び該発信局と網を介して接続される通信端末装置は
電話機、ワークステーション、ファクシミリ、コンピュ
ータシステム等を含む
【0010】。
【作用】発信局により発呼された時に、その着信を拒否
する場合には、該発信局の発信者情報が着信拒否発信者
登録手段に予め登録される。また、発信局により発呼さ
れた時に、該発信局の発信者情報がすでに着信拒否発信
者登録手段に登録された発信者情報と一致したと判別手
段が判別すると、着信拒否手段が該発信局からの着信を
拒否する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳述する。
【0012】図2は、この実施例に係る通信端末装置、
例えば、公衆回線網に接続された装置を示す。
【0013】図2において、この装置は、ユニット全体
を制御する端末制御回路10、網との接続、切断等を制
御する網制御回路20及びダイヤルキー、機能キー等か
らなるキー回路とを備えている。端末制御回路10は、
CPU11(中央処理ユニット)、CPU11にて実行
されるプログラム等が格納されたROM12(リードオ
ンリメモリ)、CPU11のワークエリア等が設定さ
れ、CPU11での演算結果等が格納されるRAM13
(ランダムアクセスメモリ)等のデバイスを有する。上
記CPU11、ROM12、RAM13、網制御回路2
0、キー回路25は、バス30にて相互に接続されてい
る。網制御回路20は、通話回路、スピーカ回路を含
み、ユーザが通信を行なうためのハンドセット21及び
着信音を発生するためのスピーカ22がこの網制御回路
20に接続されている。なお、キー回路25には識別着
信拒否キー25aが設けられている。
【0014】上記構成の装置では、端末制御回路10が
図1に示すフローチャートに従って着信に関する処理を
行なう。
【0015】外部の装置からの発呼があると、網は着信
を知らせる情報を網制御回路20に入力する。この網制
御回路20に与えられる着信情報には、発呼元である外
部装置を特定するための発信者番号(例えば電話番号)
が含まれている。網制御回路20はこの着信情報を端末
制御回路10に与える。
【0016】端末制御回路10は、この着信情報により
着信を検出すると、発信局の装置を特定する発信者番号
をRAM13の発信者番号格納エリアに格納する(ステ
ップ100)。そして、RAM13の所定エリアに設け
られた着信拒否を設定するためのフラグ(以下、単に識
別着信拒否設定という)がONであるか否かを判別する
(ステップ101)。ここで、識別着信拒否設定がOF
Fの場合には網制御回路20が制御され、スピーカ22
から呼び出し音が発せられる。これにより、ユーザに対
して着信が通知される(ステップ102)。その後、網
制御回路20は、ハンドセット21を介した応答が可能
な状態となる(ステップ103)。この状態において、
ユーザはハンドセット21を介して着信に対する応答を
行なう。そして、発呼局の相手に対する応答を拒否すべ
きものだと判断すると(迷惑電話など)、キー回路25
の識別着信拒否キー25aを押下し、ハンドセット21
をオンフックする。なお、ハンドセット21をオンフッ
クした後に識別着信拒否キー25aを押下してもよい。
この時、端末制御回路10は識別着信拒否キー25aが
押下されたと判別し(ステップ104)、この時点でR
AM13の発信者番号格納エリアに格納されている発信
者番号を識別着信拒否番号としてRAM13の拒否番号
エリアに格納する(ステップ105)。その後、識別着
信拒否設定が既にONになっているか否かを判別し(ス
テップ106)、識別着信拒否設定がOFFの場合に、
識別着信拒否設定をONにする(ステップ107)。
【0017】以上のようにして、識別着信拒否の設定と
識別着信拒否番号の登録とがなされる。
【0018】なお、上記の状態において、再度識別着信
拒否キー25aを押下すると、識別着信拒否設定がOF
Fされる。
【0019】さらに、網制御回路20が応答可能な状態
となった後(ステップ103)に識別着信拒否キー25
aが押下されないと判別すると(ステップ104)、ユ
ーザのハンドセット21を介した応答が該ハンドセット
21をオンフックするまで継続される。
【0020】一方、上記の処理が終了した後に、再度、
着信を検出すると、発呼局の発信者番号がRAM13の
発信者番号格納エリアに格納される(ステップ10
0)。そして、識別着信拒否設定がONであると判別さ
れると(ステップ101)、RAM13の拒否番号エリ
アに既に格納されている識別着信拒否番号(発信者番
号)のいずれかと、今回の着呼でRAM13の発信者番
号格納エリアに格納された発信者番号とが一致するか否
かが判別される(ステップ108)。ここで、発信者番
号が識別着信拒否番号と一致しないと判別されると、着
信が通知され(ステップ102)、ハンドセット21で
の応答が可能となる(ステップ103)。そして、以後
上述と同様の処理が行われる。一方、発信者番号が識別
着信拒否番号と一致したと判別されると、無応答のまま
当該装置は網から切離される。すなわち、外部装置から
の着信が拒否される。
【0021】なお、既に識別着信拒否設定がONの状態
において、発呼局の発信者番号が拒否番号と一致しない
場合には、その発信者番号が新たに識別着信拒否番号と
して追加されると、再度、識別着信設定をONにする処
理を行なうことなく(ステップ106のYES)処理は
完了する。
【0022】外部の装置からの着信拒否に関する処理
は、拒否情報を網制御回路20を経由して網に出力す
る。一度強制応答した後に当該装置を網から切離する等
も可能である。
【0023】なお、上述した処理は、網から発呼局の発
信者番号情報が与えられた場合にのみ実行される。
【0024】さらに、上述したシステムを一般公衆網を
利用したコンピュータネットワーク等に適用すれば、ハ
ッカーの防止を行なうことも可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着信を拒否する発信者情報を予め登録しておき、着呼時
に発信者情報の識別を行ない、特定の相手からの着信を
拒否できるようにしたため、真に必要のない発信局から
の着信だけを確実に拒否することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の通信端末装置の基本構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】実施例の通信端末装置での着信に関する処理例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 端末制御回路 11 CPU 12 ROM 13 RAM 20 網制御回路 25 キー回路 25a 識別着信拒否キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網に接続され、発信局からの情報を網を
    介して受信する機能を有した通信端末装置において、 発信局により発呼された時に、該発信局からの着信を拒
    否するために該発信局を特定するための発信者情報を登
    録する着信拒否発信者登録手段と、 発信局により発呼された時に、該発信局を特定するため
    の発信者情報と上記着信拒否発信者登録手段に登録され
    た発信者情報とが一致するか否かを判別する判別手段
    と、 上記判別手段が、該両発信者情報が一致したと判別した
    ときに、該発信局からの着信を拒否する着信拒否手段と
    を有することを特徴とする通信端末装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7116769B2 (en) 2002-02-26 2006-10-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Telephone having phone number registration function, phone number registration method, and call register display method
JP2007259283A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Fujitsu Ltd 電話装置、その応答制御方法及び応答制御プログラム
JP2011250483A (ja) * 2011-09-14 2011-12-08 Fujitsu Ltd 電話装置、その応答制御方法及び応答制御プログラム

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JP2011250483A (ja) * 2011-09-14 2011-12-08 Fujitsu Ltd 電話装置、その応答制御方法及び応答制御プログラム

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