JPH0511415Y2 - - Google Patents

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JPH0511415Y2
JPH0511415Y2 JP1987068893U JP6889387U JPH0511415Y2 JP H0511415 Y2 JPH0511415 Y2 JP H0511415Y2 JP 1987068893 U JP1987068893 U JP 1987068893U JP 6889387 U JP6889387 U JP 6889387U JP H0511415 Y2 JPH0511415 Y2 JP H0511415Y2
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JP
Japan
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valve
flat
valve seat
elastic material
main body
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、弁機構に用いられるフラツトバルブ
に関する。更に詳しくは、往復ポンプに用いられ
るフラツト型のバルブ、バルブシートに関する。
[従来技術] プランジヤポンプは高圧を必要とする用途に多
く用いられている。この中に用いられているバル
ブは、従来第4図に示すように円錐形の穴を有し
たバルブシート50、円錐形のバルブ51が用い
られている。このバルブシート50、バルブ51
間のシール効果を向上させるため合成樹脂、硬質
ゴム等の弾性材53が円錐面に固定されている。
また、弁の機構としてフラツト形のバルブ及びバ
ルブシートも知られている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、バルブとバルブシートの密着面が円錐
面に形成されているため、バルブシートとバルブ
との接合は必ずしも全周面が密着しない。テーパ
ー接合になるためバルブを案内するガイドの工作
精度が悪い場合、テーパー角度が不一致等の場合
完全に被圧縮体をシールできない問題がある。ま
た、バルブシート、バルブが摩耗したとき交換す
る手間もかかる。また、従来から周知のフラツト
形のバルブ、バルブシートは、摩耗しても交換に
手間がかかる。
本考案は、シール効果が良く、かつ交換自在な
フラツトバルブを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前記問題点を解決するために以下の
手段を採る。
a 流体を高圧に加圧して吐出するプランジヤポ
ンプ1に用いられる弁機構において、 b 前記プランジヤポンプ1のシリンダヘツド9
の吸入側又は吐出側に配設されたバルブシート
20とバルブ25とからなり、 c 前記バルブシート20が、円筒状の本体と、 d この本体の両端に形成された平坦な第1端面
23と、 e この本体の両端に、同軸状態で一体に固定さ
れた円筒状の弾性材22と、 f この各弾性材22の先端に形成された平坦な
第2端面24とを有し、 g 前記バルブ25の両端に、前記弾性材22の
前記第2端面24に密着する平坦な第3端面2
8が形成されていることを特徴とするフラツト
バルブである。
[考案の作用] バルブシート20の端面23、弾性材の端面2
4が摩耗すると、バルブシート20を反転して反
対側の面をバルブ25に向かい合う面側に対向さ
せる。同様に、バルブ25の端面28が摩耗すれ
ば反転させて使用する。
[実施例] 第1図に示すものは、本考案のフラツトバルブ
をクランク形のプランジヤポンプ1に適用した実
施例の断面図である。プランジヤポンプ1のクラ
ンク軸2は、電動機、内燃機関等の原動機により
回転駆動される。このクランク軸2に回転自在に
クランク3の一端が連結されている。クランク3
の他端は、ピン4に回転自在に連結され、ピン4
はスライダー5に固定されいる。この機構は、ク
ロスヘツド形と呼ばれているクランク機構であ
る。
円筒状のスライダー5には、連結棒6の一端が
ねじ込んである。連結棒6の他端は、カツプリン
グ7を介してピストン8が連結されている。ピス
トン8の外周にはシール10がスプリング11で
加圧されてシリンダー12との間に設けてあり、
シリンダー12とピストン8との気密を保持して
いる。ピストン8を収納しているシリンダヘツド
9には、被圧縮物である水を吸収する吸込口1
3、加圧された水を吐出する吐出し口14とが設
けてある。この吸込口13と吐出し口14とには
本考案の後述するフラツトバルブが各々設けてあ
る。
シリンダヘツド9の吐出し口14側には円形の
受溝15が設けてある。円形の受溝15には、バ
ルブシート20が設けてある(第2図)。バルブ
シート20の中心部は円筒の穴である円孔21が
形成してある。バルブシート20の外周の小径部
分には弾性材22が一体に設けてある。この弾性
材22の端面24とバルブシート20の本体の端
面23とはフラツトな面が形成してある。弾性材
22の端面24は、円板で構成された円板形のバ
ルブ25の端面28と接触し、シール面を形成す
る。バルブ25には、コイルスプリング27を受
けてコイルスプリング27を係止する突起26が
設けてある。
突起26にはめられたコイルスプリング27に
より、バルブ25はバルブシート20側に常に押
圧されているので被圧縮物すなわち本実施例では
水をシールする。吸入側の吸入弁機構30も弁作
動の方向が違うのみで同様の機構であるので説明
は省略する。
作 動 バルブシート20の端面23、弾性材の端面2
4が摩耗すると、バルブシート20を反転して反
対側の面をバルブ25に向かい合う面側に対向さ
せる。同様に、バルブ25の端面28が摩耗すれ
ば反転させて使用する。
ピストン8がクランク駆動機構により駆動さ
れ、吸入弁機構30から水を吸入する。ピストン
8で加圧された加圧水は、バルブシート20の円
孔21を通りバルブ25を押して、吐出し口14
から排出される。ピストン8の吸入行程では、バ
ルブシート20本体の端面24、弾性材の端面2
3とバルブ25のフラツトな端面28の密着で吸
入を防ぐ。一方、吸入弁機構30の弁は逆の作動
を行い、水を吸入する。
[他の実施例] 第3図に示すものは、前記弁機構の他の実施例
を示すものである。第3図aは、バルブ25に前
記実施例の突起26がない例を示す。第3図bは
バルブシート20の両端面に弾性材を張り付け、
バルブ25と接触を弾性材のみで行うものであ
る。第3図cに示すバルブ25は、前記実施例と
の同一の突起26を設けたものである。バルブシ
ート20の内周面に弾性材を張り付けたものであ
る。第3図dの例は、弾性材をバルブシート20
の端面に埋め込んだ例である。
[発明の効果] シート面がフラツトなために、厳密なバルブガ
イドなしに、完全なシールが可能である。弾性材
をバルブシート側に設置したことによりバルブ重
量が軽くなり、ポンプの作動に対して速やかな追
随性を持ち、またバルブ、バルブシートの衝撃が
小さくなることから耐久性が向上する。バルブ、
バルブシート共、摩耗が進んだ場合、どちらも反
転使用出来るので、部品の補充が少なくてすむ。
本考案のフラツトバルブが用いられるプランジ
ヤポンプは、流体を高圧に加圧するものであるた
め、シール面にも繰り返し高圧が作用するが、弾
性材は円筒状に形成されて、バルブシートの円筒
状本体に一体に固定されるので、弾性材の接合面
積を大きくとることができ、その取付け状態は強
固であり、繰り返しの高圧作用に十分耐えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフラツトバルブを圧縮ポンプ
に適用した例を示す断面図、第2図はバルブシー
トの分解図、第3図はバルブシートの他の実施例
を示す図、第4図は従来技術を示す図である。 1……プランジヤポンプ、8……ピストン、1
3……吸入口、14……吐出し口14、20……
バルブシート、25……バルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 a 流体を高圧に加圧して吐出するプランジヤポ
    ンプ1に用いられる弁機構において、 b 前記プランジヤポンプ1のシリンダヘツド9
    の吸入側又は吐出側に配設されたバルブシート
    20とバルブ25とからなり、 c 前記バルブシート20が、円筒状の本体と、 d この本体の両端に形成された平坦な第1端面
    23と、 e この本体の両端に、同軸状態で一体に固定さ
    れた円筒状の弾性材22と、 f この各弾性材22の先端に形成された平坦な
    第2端面24とを有し、 g 前記バルブ25の両端に、前記弾性材22の
    前記第2端面24に密着する平坦な第3端面2
    8が形成されていることを特徴とするフラツト
    バルブ。
JP1987068893U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH0511415Y2 (ja)

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JP1987068893U JPH0511415Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JP1987068893U JPH0511415Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JPS63178674U JPS63178674U (ja) 1988-11-18
JPH0511415Y2 true JPH0511415Y2 (ja) 1993-03-22

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ID=30909130

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JP2008202624A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Tlv Co Ltd 逆止弁

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JPH037904U (ja) * 1989-06-14 1991-01-25

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