JPH05113815A - Ncプログラムの変換方法およびその装置 - Google Patents
Ncプログラムの変換方法およびその装置Info
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- JPH05113815A JPH05113815A JP19124491A JP19124491A JPH05113815A JP H05113815 A JPH05113815 A JP H05113815A JP 19124491 A JP19124491 A JP 19124491A JP 19124491 A JP19124491 A JP 19124491A JP H05113815 A JPH05113815 A JP H05113815A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】NC装置のプログラムを変換して高速加工を行
う。 【構成】マクロ文をNC文に変換する第1のプログラム
解析手段4と、NC文をG機能に従って解析する第2の
プログラム解析手段5を備えて、第1のプログラム解析
手段4で解析されたNC文を第1のNCプログラム作成
手段7でNCプログラムの形式に変換し、第2のプログ
ラム解析手段5で解析されたプログラムを高速加工形式
のNCプログラムに変換する第2のNCプログラム作成
手段8を有し、NCプログラム作成手段7、8で作成さ
れたプログラムを保持するNCプログラム保持手段1
0、作成されたNCプログラムを記憶するNCプログラ
ム登録手段11で登録して、NC加工時にサブプログラ
ムとして呼出して使用する。
う。 【構成】マクロ文をNC文に変換する第1のプログラム
解析手段4と、NC文をG機能に従って解析する第2の
プログラム解析手段5を備えて、第1のプログラム解析
手段4で解析されたNC文を第1のNCプログラム作成
手段7でNCプログラムの形式に変換し、第2のプログ
ラム解析手段5で解析されたプログラムを高速加工形式
のNCプログラムに変換する第2のNCプログラム作成
手段8を有し、NCプログラム作成手段7、8で作成さ
れたプログラムを保持するNCプログラム保持手段1
0、作成されたNCプログラムを記憶するNCプログラ
ム登録手段11で登録して、NC加工時にサブプログラ
ムとして呼出して使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC装置のプログラム
変換方法ならびにその装置に関する。更に詳しくは、N
C文とマクロ文を含んだNC加工プログラムを実行中
に、NC加工プログラムと同一形式で登録し、次に、登
録した加工プログラムをサブプログラムとして呼出し実
行することにより、NC装置の高速加工を可能とする。
変換方法ならびにその装置に関する。更に詳しくは、N
C文とマクロ文を含んだNC加工プログラムを実行中
に、NC加工プログラムと同一形式で登録し、次に、登
録した加工プログラムをサブプログラムとして呼出し実
行することにより、NC装置の高速加工を可能とする。
【0002】
【従来技術】NC装置において、NC文とマクロ文(ユ
ーザーが定義して使うプログラム)を含んだNCプログ
ラムの高速処理を実行しようとすると、マクロ文の処理
時間だけ遅くなる。また、工具径補正などを含む場合、
さらに工具径補正の処理時間分だけ遅くなるという問題
点がある。
ーザーが定義して使うプログラム)を含んだNCプログ
ラムの高速処理を実行しようとすると、マクロ文の処理
時間だけ遅くなる。また、工具径補正などを含む場合、
さらに工具径補正の処理時間分だけ遅くなるという問題
点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、NC
装置のプログラムをNC文に変換して高速加工を行うこ
とにある。NC装置のプログラムはNC文とマクロ文を
含んでいてマクロ文の処理や工具径補正、工具長補正の
実行に時間を要する。そこで、NC装置のNC加工プロ
グラムをNC加工時のプログラムと同一形式で、高速加
工用プログラムのフォーマットに変換して、このプログ
ラムを登録し、次に、登録した加工プログラムをサブプ
ログラムとして呼出し、実行することにより、NC装置
の高速加工を図かろうとするものである。
装置のプログラムをNC文に変換して高速加工を行うこ
とにある。NC装置のプログラムはNC文とマクロ文を
含んでいてマクロ文の処理や工具径補正、工具長補正の
実行に時間を要する。そこで、NC装置のNC加工プロ
グラムをNC加工時のプログラムと同一形式で、高速加
工用プログラムのフォーマットに変換して、このプログ
ラムを登録し、次に、登録した加工プログラムをサブプ
ログラムとして呼出し、実行することにより、NC装置
の高速加工を図かろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、次の主な手段を採用する。
に、次の主な手段を採用する。
【0005】NC加工プログラムの内のマクロ文をNC
文に変換する第1のプログラム解析手段(4)、前記N
C文をG機能に従って解析する第2のプログラム解析手
段(5)、を備えたNC装置において、前記第1のプロ
グラム解析手段(4)で解析された前記NC文を第1の
NCプログラムの形式に変換する第1のNCプログラム
作成手段(7)と、前記第2のプログラム解析手段
(5)で解析されたプログラムを高速加工形式の第2の
NCプログラムに変換する第2のNCプログラム作成手
段(8)と、第1、2のNCプログラム作成手段(7、
8)で作成された前記第1、2のNCプログラムを保持
するNCプログラム保持手段(10)と、作成された前
記第1、2のNCプログラムを記憶するNCプログラム
登録手段(11)、を付加して前記NC装置の前記NC
加工プログラムをすべてNC文に変換することを特徴と
した、NCプログラム変換装置である。
文に変換する第1のプログラム解析手段(4)、前記N
C文をG機能に従って解析する第2のプログラム解析手
段(5)、を備えたNC装置において、前記第1のプロ
グラム解析手段(4)で解析された前記NC文を第1の
NCプログラムの形式に変換する第1のNCプログラム
作成手段(7)と、前記第2のプログラム解析手段
(5)で解析されたプログラムを高速加工形式の第2の
NCプログラムに変換する第2のNCプログラム作成手
段(8)と、第1、2のNCプログラム作成手段(7、
8)で作成された前記第1、2のNCプログラムを保持
するNCプログラム保持手段(10)と、作成された前
記第1、2のNCプログラムを記憶するNCプログラム
登録手段(11)、を付加して前記NC装置の前記NC
加工プログラムをすべてNC文に変換することを特徴と
した、NCプログラム変換装置である。
【0006】
【作 用】NC加工プログラムの内のマクロ文をNC文
に変換する第1のプログラム解析手段4、前記NC文を
G機能に従って解析する第2のプログラム解析手段5、
を備えたNC装置において、前記第1のプログラム解析
手段4で解析された前記NC文を第1のNCプログラム
作成手段7で第1のNCプログラムの形式に変換して作
成し、前記第2のプログラム解析手段5で解析されたプ
ログラムを第2のNCプログラム作成手段8で高速加工
形式の第2のNCプログラムに変換して作成し、前記第
1、2のNCプログラム作成手段7、8で作成された前
記第1、2のNCプログラムをNCプログラム保持手段
10で保持し、保持された前記第1、2のNCプログラ
ムをNCプログラム登録手段11で登録して記憶し、前
記NC装置の前記NC加工プログラムをすべてNC文に
変換する。
に変換する第1のプログラム解析手段4、前記NC文を
G機能に従って解析する第2のプログラム解析手段5、
を備えたNC装置において、前記第1のプログラム解析
手段4で解析された前記NC文を第1のNCプログラム
作成手段7で第1のNCプログラムの形式に変換して作
成し、前記第2のプログラム解析手段5で解析されたプ
ログラムを第2のNCプログラム作成手段8で高速加工
形式の第2のNCプログラムに変換して作成し、前記第
1、2のNCプログラム作成手段7、8で作成された前
記第1、2のNCプログラムをNCプログラム保持手段
10で保持し、保持された前記第1、2のNCプログラ
ムをNCプログラム登録手段11で登録して記憶し、前
記NC装置の前記NC加工プログラムをすべてNC文に
変換する。
【0007】
【実施例1】まず、本発明の概要を示す。NC文とマク
ロ文よりなるNC加工プログラム、または、NC文とマ
クロ文に工具補正などを含むNC加工プログラム(変換
前)をNC文(変換後)に変換して、それをメモリに登
録し、高速加工時にサブプログラムとして呼出して利用
する。
ロ文よりなるNC加工プログラム、または、NC文とマ
クロ文に工具補正などを含むNC加工プログラム(変換
前)をNC文(変換後)に変換して、それをメモリに登
録し、高速加工時にサブプログラムとして呼出して利用
する。
【0008】
【表1】 以下、本発明の詳細をNC装置に適用した実施例を図面
とともに説明する。図1は、NC装置に適用した場合の
システム・ブロック図である。図2(a)は、本発明の
機能ブロック図であり、図2(b)は、従来の機能ブロ
ック図である。図3は、円弧を1度ごとに分割し、円弧
のプログラムを作成して工具補正をかける例である。図
4(a)は、NC加工プログラムをNC装置で動作する
とき実行時間が短いNCプログラムに変換してメモリに
登録するまでのフローチャートであり、図4(b)は、
NC加工プログラムの呼出のフローチャートである。
とともに説明する。図1は、NC装置に適用した場合の
システム・ブロック図である。図2(a)は、本発明の
機能ブロック図であり、図2(b)は、従来の機能ブロ
ック図である。図3は、円弧を1度ごとに分割し、円弧
のプログラムを作成して工具補正をかける例である。図
4(a)は、NC加工プログラムをNC装置で動作する
とき実行時間が短いNCプログラムに変換してメモリに
登録するまでのフローチャートであり、図4(b)は、
NC加工プログラムの呼出のフローチャートである。
【0009】システム・ブロック 図1に示すものは、NC装置1の機能を示すシステムブ
ロック図である。CPU2は、NC装置1全体を統括す
る中央処理装置である。CPU2は、バス3を介して入
出力機器、サーボ制御部、プログラム解析部、プログラ
ム作成部等に接続され、これらを統括制御する。プログ
ラム解析部4、5、6は、プログラムを変換する(例え
ば、マクロ文をNC文に)機能や、工具径補正、工具長
補正などの処理を行う機能を有し、インターフェイス
(図示せず)を介してバス3に接続されている。
ロック図である。CPU2は、NC装置1全体を統括す
る中央処理装置である。CPU2は、バス3を介して入
出力機器、サーボ制御部、プログラム解析部、プログラ
ム作成部等に接続され、これらを統括制御する。プログ
ラム解析部4、5、6は、プログラムを変換する(例え
ば、マクロ文をNC文に)機能や、工具径補正、工具長
補正などの処理を行う機能を有し、インターフェイス
(図示せず)を介してバス3に接続されている。
【0010】NCプログラム作成部7、8は、NC文に
NC加工プログラムを変換する機能を有し、インターフ
ェイス(図示せず)を介してバス3に接続されている。
パルス分配部9は、パルスを分配して加工の軌跡を作る
機能を有する。NCプログラム保持部10は、NCプロ
グラム作成部8で作成変換されたNCプログラムを一定
量保持し、NCプログラム登録の高速化を図るメモリ機
能を有する。NCプログラム登録部11は、作成された
NCプログラムを登録し記憶する機能を有する。
NC加工プログラムを変換する機能を有し、インターフ
ェイス(図示せず)を介してバス3に接続されている。
パルス分配部9は、パルスを分配して加工の軌跡を作る
機能を有する。NCプログラム保持部10は、NCプロ
グラム作成部8で作成変換されたNCプログラムを一定
量保持し、NCプログラム登録の高速化を図るメモリ機
能を有する。NCプログラム登録部11は、作成された
NCプログラムを登録し記憶する機能を有する。
【0011】表示装置13は、入出力部(I/O)12
を通して、NCプログラム、メッセージ等を表示するた
めの表示機器(CRT)とNCプログラム、各種制御命
令等をNC装置1に入力するためのキーボード(KB)
を備えている。プログラム読取部14は、外部の記憶媒
体16(例えば、紙テープ)からPTR(光電式テープ
読取機)15を介して、NC加工プログラムを読み取
り、指定のメモリに記憶する。駆動モータ19は、刃物
台等を駆動するものであり、バス3に接続されたサーボ
制御部17、駆動部18により駆動される。
を通して、NCプログラム、メッセージ等を表示するた
めの表示機器(CRT)とNCプログラム、各種制御命
令等をNC装置1に入力するためのキーボード(KB)
を備えている。プログラム読取部14は、外部の記憶媒
体16(例えば、紙テープ)からPTR(光電式テープ
読取機)15を介して、NC加工プログラムを読み取
り、指定のメモリに記憶する。駆動モータ19は、刃物
台等を駆動するものであり、バス3に接続されたサーボ
制御部17、駆動部18により駆動される。
【0012】機能ブロック 図2(a)は、本発明の機能ブロック図であり、信号の
流れを中心に書いたものであり、図2(b)は、従来例
の機能ブロック図である。プログラム解析部(1)4
は、マクロ文とNC文で構成されたNC加工プログラム
のうち、マクロ文をNC文に変換する。プログラム解析
部(2)5は、NC文をG機能に従って解析する。例え
ば、ワーク座標系設定、座標回転、工具長補正、工具径
補正、などの処理を行う。
流れを中心に書いたものであり、図2(b)は、従来例
の機能ブロック図である。プログラム解析部(1)4
は、マクロ文とNC文で構成されたNC加工プログラム
のうち、マクロ文をNC文に変換する。プログラム解析
部(2)5は、NC文をG機能に従って解析する。例え
ば、ワーク座標系設定、座標回転、工具長補正、工具径
補正、などの処理を行う。
【0013】NCプログラム作成部(1)7は、プログ
ラム解析部(1)4で解析されたNC文をNCプログラ
ムの形式に変換し、登録する番号(O−−−−、Oは英
文)を指定する。NCプログラム作成部(2)8は、プ
ログラム解析部(2)で解析されたプログラムを高速加
工形式のNCプログラムに変換する。高速加工形式のN
Cプログラムとは、プログラム解析部(3)6で処理
するためのGコード指令を行い、NC装置の各軸の移
動量をすべてインクレメンタル量(増分量)とし、少
数点を含まない形式であり、マクロ文、コメント文な
どを含まない、ものを言う。
ラム解析部(1)4で解析されたNC文をNCプログラ
ムの形式に変換し、登録する番号(O−−−−、Oは英
文)を指定する。NCプログラム作成部(2)8は、プ
ログラム解析部(2)で解析されたプログラムを高速加
工形式のNCプログラムに変換する。高速加工形式のN
Cプログラムとは、プログラム解析部(3)6で処理
するためのGコード指令を行い、NC装置の各軸の移
動量をすべてインクレメンタル量(増分量)とし、少
数点を含まない形式であり、マクロ文、コメント文な
どを含まない、ものを言う。
【0014】NCプログラム保持部10は、登録前にN
Cプログラムを一定時間保持する。NCプログラム登録
部11は、作成されたNCプログラムを、NCプログラ
ムを記憶するメモリ部に登録する。この作業は、NC加
工プログラム16をプログラム読取部14で読み取りな
がら行うことができる。また、登録にはNCプログラム
のメモリ容量だけで良く、特別なメモリ容量の割付けを
必要としない。なおまた、登録したNCプログラムは、
NC加工プログラムと同一形式になっているために、表
示装置13上で参照でき、編集も可能である。
Cプログラムを一定時間保持する。NCプログラム登録
部11は、作成されたNCプログラムを、NCプログラ
ムを記憶するメモリ部に登録する。この作業は、NC加
工プログラム16をプログラム読取部14で読み取りな
がら行うことができる。また、登録にはNCプログラム
のメモリ容量だけで良く、特別なメモリ容量の割付けを
必要としない。なおまた、登録したNCプログラムは、
NC加工プログラムと同一形式になっているために、表
示装置13上で参照でき、編集も可能である。
【0015】プログラム解析部(3)6は、登録したN
Cプログラムを呼出して実行させるとき、高速加工形式
のNCプログラムを解析する。この解析部は、高速加工
形式のNCプログラム専用にできていて、1ブロック当
たりの処理時間は極めて短い時間で処理できる。
Cプログラムを呼出して実行させるとき、高速加工形式
のNCプログラムを解析する。この解析部は、高速加工
形式のNCプログラム専用にできていて、1ブロック当
たりの処理時間は極めて短い時間で処理できる。
【0016】プログラム例 図3に示すように、円弧を1度ごとに分割して加工する
円弧プログラム(NC加工プログラム)を作成して、工
具径補正をかけた後の指令を、NCプログラムとして登
録する。
円弧プログラム(NC加工プログラム)を作成して、工
具径補正をかけた後の指令を、NCプログラムとして登
録する。
【0017】図3のNC加工プログラム16は、次のよ
うになる。
うになる。
【0018】
【表2】 プログラム番号N01は、NCプログラム作成部(1)
7を選択し、同N02〜N04は、NCプログラム作成
部(1)7でNCプログラムを作成する。
7を選択し、同N02〜N04は、NCプログラム作成
部(1)7でNCプログラムを作成する。
【0019】プログラム番号N05は、NCプログラム
作成部(2)8を選択し、同N06〜N15は、NCプ
ログラム作成部(2)8でNCプログラムを作成する。
作成部(2)8を選択し、同N06〜N15は、NCプ
ログラム作成部(2)8でNCプログラムを作成する。
【0020】プログラム番号N16は、NCプログラム
作成部(2)8を解除し、同N17は、NCプログラム
作成部(1)7を、解除する。
作成部(2)8を解除し、同N17は、NCプログラム
作成部(1)7を、解除する。
【0021】NCプログラム登録部で登録したNCプロ
グラムは、以下の通りになる。
グラムは、以下の通りになる。
【0022】
【表3】 プログラム番号N53は、プログラム解析部(3)6を
選択し、同N54〜NX2は、プログラム解析部(3)
6でNCプログラムを解析する。図3の工具中心通路の
形状に補正される。
選択し、同N54〜NX2は、プログラム解析部(3)
6でNCプログラムを解析する。図3の工具中心通路の
形状に補正される。
【0023】プログラム番号NX3は、プログラム解析
部(3)6を解除する。登録したNCプログラムをサブ
プログラムとして呼出、実行は、次のようになる。
部(3)6を解除する。登録したNCプログラムをサブ
プログラムとして呼出、実行は、次のようになる。
【0024】
【表4】 プログラム番号N91は、登録したNCプログラムのO
6100を呼出す。
6100を呼出す。
【0025】尚、プログラム例の左端N01〜N92
は、本願の説明のために付与したものであり、実際のN
C加工プログラムには含まれない。
は、本願の説明のために付与したものであり、実際のN
C加工プログラムには含まれない。
【0026】フローチャート 図4(a)は、読み込んだNC加工プログラムをNCプ
ログラムに変換して登録するまでのフローチャートであ
る。外部記憶媒体16からNC加工プログラムを読み込
み(S1)、工具補正などを含むタイプの場合(L2)
は、ステップS14へ進み、NCプログラム作成部
(2)8を解除して(S15)、NCプログラム保持部
10(S16)、NCプログラム登録部11(S17)
を経て終了する。工具補正を含まないタイプの場合(L
1)は、NCプログラム作成部(1)7を選択して(S
3),登録番号を指定(S4)し、NCプログラム作成
部(1)7で変換(S6)し、変換プログラムをNCプ
ログラム保持部10(S16)、NCプログラム登録部
11(S17)を経て終了する。
ログラムに変換して登録するまでのフローチャートであ
る。外部記憶媒体16からNC加工プログラムを読み込
み(S1)、工具補正などを含むタイプの場合(L2)
は、ステップS14へ進み、NCプログラム作成部
(2)8を解除して(S15)、NCプログラム保持部
10(S16)、NCプログラム登録部11(S17)
を経て終了する。工具補正を含まないタイプの場合(L
1)は、NCプログラム作成部(1)7を選択して(S
3),登録番号を指定(S4)し、NCプログラム作成
部(1)7で変換(S6)し、変換プログラムをNCプ
ログラム保持部10(S16)、NCプログラム登録部
11(S17)を経て終了する。
【0027】図4(b)は、NCプログラム登録部11
より呼出した場合(P1)、高速加工形式のプログラム
であるか否かを判断(P2)し、高速加工形式のプログ
ラムでない場合は、プログラム解析部(1)4で処理
(P4)処理して、終了する。
より呼出した場合(P1)、高速加工形式のプログラム
であるか否かを判断(P2)し、高速加工形式のプログ
ラムでない場合は、プログラム解析部(1)4で処理
(P4)処理して、終了する。
【0028】加工データ 図3の加工プログラムの場合;従来の方法では、1ブロ
ック当り、約80mSの処理時間が必要である(限度7
50mm/分)が、本発明の場合、1ブロック当り、約
0.6〜1.0mSの処理時間でよい(ただし、パルス
分配は1ブロック当り、1.2mS必要である。)。直
線3軸の1mmブロックの連続加工では、最大F50,
000(mm/分)相当が可能である。
ック当り、約80mSの処理時間が必要である(限度7
50mm/分)が、本発明の場合、1ブロック当り、約
0.6〜1.0mSの処理時間でよい(ただし、パルス
分配は1ブロック当り、1.2mS必要である。)。直
線3軸の1mmブロックの連続加工では、最大F50,
000(mm/分)相当が可能である。
【0029】
【その他の実施例】NCプログラム登録部11やプログ
ラム読取部14からプログラムを表示装置13上に表示
し、キーボード13でプログラムの編集、加工を行い、
再度、NCプログラム登録部11に登録できる。
ラム読取部14からプログラムを表示装置13上に表示
し、キーボード13でプログラムの編集、加工を行い、
再度、NCプログラム登録部11に登録できる。
【0030】
【発明の効果】工具補正などを含んだ、NC文とマクロ
文によるNC加工プログラムを実行する時間より、変換
後のNCプログラムを実行する方が短い時間でNC装置
を制御できる。特に、連続微小ブロックのNCプログラ
ムを実行する場合、高速で加工できるために、短時間で
ワークを加工できる。従来に比較して、約100倍の高
速加工の例もある。
文によるNC加工プログラムを実行する時間より、変換
後のNCプログラムを実行する方が短い時間でNC装置
を制御できる。特に、連続微小ブロックのNCプログラ
ムを実行する場合、高速で加工できるために、短時間で
ワークを加工できる。従来に比較して、約100倍の高
速加工の例もある。
【0031】また、登録したNCプログラムが、NC加
工プログラムと同一形式のために、CRT(表示装置)
上にプログラムを表示して見ることが可能であり、登録
したプログラムの編集も可能である。なおまた、登録し
たNCプログラムをサブプログラムとして呼出できるの
で、NCプログラムの呼出が簡単である。
工プログラムと同一形式のために、CRT(表示装置)
上にプログラムを表示して見ることが可能であり、登録
したプログラムの編集も可能である。なおまた、登録し
たNCプログラムをサブプログラムとして呼出できるの
で、NCプログラムの呼出が簡単である。
【0032】なおまた、マクロ文を含んだNC加工プロ
グラムをNC文だけのNCプログラムに作成できるの
で、NCプログラム作成の簡易装置としても使用でき
る。なおまた、登録したNCプログラムが、NC加工プ
ログラムと同一形式のために、登録専用のNCプログラ
ム割付けメモリが不必要になり、NCプログラムのメモ
リを効率的に使用できる。
グラムをNC文だけのNCプログラムに作成できるの
で、NCプログラム作成の簡易装置としても使用でき
る。なおまた、登録したNCプログラムが、NC加工プ
ログラムと同一形式のために、登録専用のNCプログラ
ム割付けメモリが不必要になり、NCプログラムのメモ
リを効率的に使用できる。
【図1】図1はNC装置のシステム・ブロック図であ
る。
る。
【図2】図2(a)は、本発明の機能ブロック図であ
る。図2(b)は、従来の機能ブロック図である。
る。図2(b)は、従来の機能ブロック図である。
【図3】円弧を1度ごとに分割し、円弧のプログラムを
作成して工具補正をかける例である。
作成して工具補正をかける例である。
【図4】図4(a)は、NC加工プログラムをNCプロ
グラムに変換して登録するまでのフローチャートであ
る。図4(b)は、NCプログラムの呼出のフローチャ
ートである。
グラムに変換して登録するまでのフローチャートであ
る。図4(b)は、NCプログラムの呼出のフローチャ
ートである。
2…CPU、3…バス、4,5,6…プログラム解析
部、7,8…プログラム作成部、9…パルス分配部、1
0…NCプログラム保持部、11…NCプログラム登録
部、13…キーボード(KB)を備えたCRT(表示装
置)、14…プログラム読取部、17…サーボ制御部
部、7,8…プログラム作成部、9…パルス分配部、1
0…NCプログラム保持部、11…NCプログラム登録
部、13…キーボード(KB)を備えたCRT(表示装
置)、14…プログラム読取部、17…サーボ制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
Claims (6)
- 【請求項1】NC加工プログラムの内のマクロ文をNC
文に変換する第1のプログラム解析手段(4)、 前記NC文をG機能に従って解析する第2のプログラム
解析手段(5)、 を備えたNC装置において、 前記第1のプログラム解析手段(4)で解析された前記
NC文を第1のNCプログラム作成手段(7)で第1の
NCプログラムの形式に変換して作成し、 前記第2のプログラム解析手段(5)で解析されたプロ
グラムを第2のNCプログラム作成手段(8)で高速加
工形式の第2のNCプログラムに変換して作成し、 前記第1、2のNCプログラム作成手段(7、8)で作
成された前記第1、2のNCプログラムをNCプログラ
ム保持手段(10)で保持し、 保持された前記第1、2のNCプログラムをNCプログ
ラム登録手段(11)で登録して記憶し、 前記NC装置の前記NC加工プログラムをすべてNC文
に変換することを特徴とした、 NCプログラムの変換方法。 - 【請求項2】請求項1において、 第3のプログラム解析手段(6)を付加して、前記NC
プログラム登録手段(11)やプログラム読取手段(1
4)からの前記第1、2と第3のNCプログラムを前記
第3のプログラム解析手段(6)を通じて高速加工形式
のNCプログラム解析を行うことを特徴とした、 NCプログラムの変換方法。 - 【請求項3】請求項1において、 前記NCプログラム登録手段(11)やプログラム読取
手段(14)から入力した前記第1、2、3のNCプロ
グラムを表示装置(13)に表示し、キーボード(1
3)で前記第1、2、3のNCプログラムの編集、加工
を行うことを特徴とした、 NCプログラムの変換方法。 - 【請求項4】NC加工プログラムの内のマクロ文をNC
文に変換する第1のプログラム解析手段(4)と、 前記NC文をG機能に従って解析する第2のプログラム
解析手段(5)と、 を備えたNC装置において、 前記第1のプログラム解析手段(4)で解析された前記
NC文を第1のNCプログラムの形式に変換する第1の
NCプログラム作成手段(7)と、 前記第2のプログラム解析手段(5)で解析されたプロ
グラムを高速加工形式の第2のNCプログラムに変換す
る第2のNCプログラム作成手段(8)と、 第1、2のNCプログラム作成手段(7、8)で作成さ
れた前記第1、2のNCプログラムを保持するNCプロ
グラム保持手段(10)と、 作成された前記第1、2のNCプログラムを記憶するN
Cプログラム登録手段(11)と、を付加して前記NC
装置の前記NC加工プログラムをすべてNC文に変換す
ることを特徴とした、 NCプログラム変換装置。 - 【請求項5】請求項4において、 第3のプログラム解析手段(6)を付加して、前記NC
プログラム登録手段(11)やプログラム読取手段(1
4)からの前記第1、2と第3のNCプログラムを前記
第3のプログラム解析手段(6)を通じて高速加工形式
のNCプログラム解析を行うことを特徴とした、 NCプログラム変換装置。 - 【請求項6】請求項4において、 前記NCプログラム登録手段(11)やプログラム読取
手段(14)から入力した前記第1、2、3のNCプロ
グラムを表示装置(13)に表示し、キーボード(1
3)で前記第1、2、3のNCプログラムの編集、加工
を行うことを特徴とした、 NCプログラム変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19124491A JPH05113815A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | Ncプログラムの変換方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19124491A JPH05113815A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | Ncプログラムの変換方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113815A true JPH05113815A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=16271301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19124491A Pending JPH05113815A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | Ncプログラムの変換方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113815A (ja) |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP19124491A patent/JPH05113815A/ja active Pending
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