JPH05113528A - 光学ユニツト - Google Patents

光学ユニツト

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JPH05113528A
JPH05113528A JP3274093A JP27409391A JPH05113528A JP H05113528 A JPH05113528 A JP H05113528A JP 3274093 A JP3274093 A JP 3274093A JP 27409391 A JP27409391 A JP 27409391A JP H05113528 A JPH05113528 A JP H05113528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
optical
positioning
window glass
optical unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3274093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Nakajima
智宏 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3274093A priority Critical patent/JPH05113528A/ja
Publication of JPH05113528A publication Critical patent/JPH05113528A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光学系構成素子を収納箱12に収容し、出射窓
の窓ガラスとして光学系のレンズの一つ6を兼用する光
学ユニットにおけるそのレンズ6の位置決め支持を簡単
な構成で確実に行なうことのできる光学ユニットを提供
することを目的とする。 【構成】出射窓ガラスを兼用するレンズ6は、レンズ部
6aと枠体6b、6cとを一体にプラスチックで成型
し、収納箱12に一体に形成された位置決め部24に枠
体の一面を当接させ、その反対側の面を上カバー15に
より弾性部材26を介して弾発的に押圧した状態で上カ
バー15を収納箱12に固着し、レンズ6を位置決め支
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、デジ
タル複写機等の画像形成装置の書込光学系を収納箱内に
収容して成る光学ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタやデジタル複写機の書込
光学系としては例えば図3に示す構成のものが広く使用
されている。図において、1は半導体レーザ、2はコリ
メータレンズ、3はシリンドリカルレンズ、4は光偏向
器としての回転多面鏡、5は結像レンズ、6はトロイダ
ルレンズ、7は駆動回路である。半導体レーザ1より画
像信号に基づいて駆動回路7により変調され出射された
光ビームはユリメータレンズ2及びシリンドリカルレン
ズ3を介して回転多面鏡4に入射する。コリメータレン
ズ2はレーザ光をほゞ平行光にするためのレンズであ
り、シリンドリカルレンズ3は回転多面鏡4のミラー面
の倒れを光学的に補正するために用いられるものであ
る。回転多面鏡4によって光ビームが偏向され結像レン
ズ5及びトロイダルレンズ6を通して感光体ドラム11
の表面に結像し、矢印aの方向に光走査する。トロイダ
ルレンズとは、図4に示すようなトーラス(円環)21
の表面の一部をレンズ面とした細長いレンズで、レンズ
面の長手方向の曲率半径と、短手方向の曲率半径とが異
る非球面レンズで、こゝではトロイダルレンズ6は、前
記のシリンドリカルレンズ3とともにミラー面の倒れ補
正光学系の一部を構成している。又、各走査ラインの画
像書込みの同期をとるため、回転多面鏡による偏向光線
の一部をミラー8で反射させてフォトセンサ9で受光し
同期信号を作っている。
【0003】ところで、上述のような光学系はこれを構
成する光学素子相互間の位置を保持し、光が不必要に洩
れて感光体等に悪影響を与えたり、浮遊トナーやほこり
等が光学系に侵入することを防止するために、収納箱に
収容して光学素子を収納箱に形成された位置決め部材に
位置決め固定し、上側開口を上カバーで蓋をし、又光学
系からの出射光線の出射窓にはガラスを嵌めて内部にト
ナーやほこり等が入るのを防止している。この窓ガラス
は、その性格上、表面に汚れが付着したり、傷がついた
りすると、光学特性上、光ビームが蹴られたり、ビーム
形状が乱れたりすると云う不具合が生ずる。従って窓ガ
ラスは交換可能な構成とするのが通常である。出射口の
窓ガラスの代りに、光学系の最終のレンズを用いること
もしばしば行なわれるが、この場合も同様である。
【0004】図5に、図3で説明したレーザ書込光学系
を収納箱に収容した光学ユニットの概略構成を示す。図
には半導体レーザ1、コリメータレンズ2、シリンドリ
カルレンズ3、同期信号を得るためのミラー8及びフォ
トセンサ9は示されていない。光学系を構成する光学素
子は収容箱12内の所定の位置に接着剤を塗布して固定
され、光学系からの書込光束の出射口には窓ガラス13
が収容箱12の設定部14に挿入されて位置決め設置さ
れている。収納箱12の上側開口は上カバー15で蓋を
されている。
【0005】出射窓の窓ガラスの代りに、光学系の最終
のレンズであるトロイダルレンズを兼用した場合の収容
箱への取付け方の従来の例を説明する。トロイダルレン
ズは前述の如く非球面レンズであるから、加工の容易性
などを考慮してプラスチックレンズが使用されている。
プラスチックレンズはガラスレンズに比べコストが安
く、軽量で取扱いが容易である等の利点がある。図6
(a)、(b)、(c)はプラスチックで作られたトロ
イダルレンズ6の一例の正面図、縦断面図及び横断面図
である。所定の曲率を以て形成されたレンズ部6aとこ
れを囲繞するように設けられた短辺リブ6bと長辺リブ
6cとで構成される枠状部とが一体に成型されている。
【0006】上記構成のトロイダルレンズ6を容易に交
換できるように光学系の収容箱の出射口が設けられた板
面16に位置決めして取付ける従来の手段として、図7
に示す例では、レンズ6を光ビームLの透過窓17aを
有するレンズ保持部材17でレンズの枠体に密着させて
保持し、レンズ保持部材17を板面16にネジ18で固
定してレンズを支持している。又図8に示す例では、レ
ンズ6の両側の短辺リブ6bをねじ20で板面16に設
けられた取付座に固定された板バネ19を介して板面1
6に弾発的に押圧し位置決め支持する方法が採用されて
いる。
【0007】しかしながら、上記の2つの例のようにレ
ンズ保持部材17や板バネ19を使用する位置決め支持
方法では、部品点数が多く、このため光学ユニットの組
立効率が低下し、ネジ孔の加工、組立工数の増加に伴い
コスト高になる欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光学系構成
素子を収納箱に収容し、光学系からの光線の出射窓の窓
ガラスとして光学系のレンズの一つを兼用する光学ユニ
ットにおける該レンズの従来の位置決め支持方法の上記
の欠点にかんがみ、簡単な構成で、容易に所定の位置に
窓ガラス兼用レンズを位置決め支持することができ、交
換が容易で部品点数が少なく組立効率の高いユニットを
提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、出射窓の窓ガラスを兼用する光学素子は
収納箱に形成された位置決め部に一側面を当接させ、そ
の反対側の側面を収納箱上カバーにより弾性部材を介し
て弾発的に押圧することにより位置決め支持されること
を特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成により、窓ガラス兼用光学素子は収
納箱に形成された位置決め部に一側面を当接させ反対側
側面を蓋で弾性部材を介して押圧すると云う簡単な操作
で、しかも、弾性部材を必要とする以外は部品は使用せ
ずに確実に位置決め固定することができる。
【0011】上記の弾性部材としては、上カバーと一体
的に構成された板バネ状突起や弾性を有するシーリング
部材を使用することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1(a)は本発明の第1実施例を示す図
である。光学系を収納する収納箱12には、前記した回
転多面鏡や結像レンズ等が位置決め保持されているが図
示は省略されている。収納箱12の上部開口及び光学系
からのレーザ光線の出射する面は上カバー15によって
封止され、ゴミ、ほこり、浮遊トナー等の侵入を防ぎ光
学系を保護している。前述の如く、レンズ部6aと枠体
6b、6cとがプラスチックで一体成型されたトロイダ
ルレンズ6は収納箱12に一体的に形成された位置決め
突起23にレンズ6の枠体の長辺リブ6bの縁に形成さ
れた凹部6dを係合させて左右方向に位置決めし、枠体
の両側部の端面を収納箱の両側壁内面に一体的に形成さ
れた位置決め部24に当接させて光路の前後方向に位置
決めし、上カバーの出射口25を設けた面に一体的に形
成された「く」の字状に曲げられた左右一対の板バネ状
突起26により弾発的に押圧することにより支持され
る。上カバー15は穴27を収納箱底面に形成された突
起28に係合させ、ねじ22を収納箱に形成されたねじ
孔に螺着することにより固定される。図1(b)はこの
ようにして取付けられたトロイダルレンズ6近傍の光軸
を含む断面を示す図である。
【0014】図2(a)、(b)は本発明の他の実施例
の要部を示す図である。この実施例では、トロイダルレ
ンズ6を弾発的に押圧する部材として弾性材料であるシ
ーリング部材29を兼用した以外は上記の実施例と同じ
である。シーリング部材としては軟質ポリウレタンや発
泡塩化ビニール等が使用可能である。
【0015】上記の説明では出射窓ガラスに兼用される
レンズをトロイダルレンズとして説明したが、細長いシ
リンドリカルレンズ等を出射窓ガラスに兼用する場合に
も本発明は適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、簡単な構成で、出射窓ガラス兼用レンズを位置決
め支持し、簡単に交換することが可能となり、組立効率
の向上に効果が得られる。
【0017】又請求項2の構成により、出射窓ガラス兼
用レンズのレンズ部と枠体とをプラスチックで一体成型
した場合は位置決め及び支持が一層容易になる。
【0018】又、請求項3,4によれば、部品点数の増
加を招くことなく、出射窓ガラス兼用レンズを確実に位
置決め支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例の分解斜視図、(b)
はその出射窓ガラス兼用レンズ近傍の断面図である。
【図2】(a)は本発明の他の実施例の前記実施例と異
る点を示す斜視図、(b)はその出射窓ガラス兼用レン
ズ近傍の断面図である。
【図3】公知のレーザ書込光学系の構成を示す平面図で
ある。
【図4】トロイダルレンズの説明図である。
【図5】光学系収納箱出射窓にガラス板を用いた従来の
光学ユニットの一例の断面図である。
【図6】(a)、(b)、(c)はトロイダルレンズを
プラスチックでレンズ本体と枠体とを一体成型した場合
の正面図、縦断面図、横断面図である。
【図7】上記構成のトロイダルレンズの収納箱への位置
決め支持構造の従来のものの一例を示す斜視図である。
【図8】トロイダルレンズの収納箱への位置決め支持構
造の従来のものの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
6 トロイダルレンズ(出射窓ガラス兼用光学素
子) 6a レンズ本体 6b、6c 枠体 11 感光体 12 収納箱 15 上カバー 23,24 位置決め部 26 板バネ状突起(弾性部材) 29 シーリング部材(弾性部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系構成素子と、それらを収容し所定の
    位置に固定する収納箱と、その上側開口を蓋する上カバ
    ーとより成り、上記光学素子の一つが光学系からの光線
    の出射窓ガラスを兼用する光学ユニットにおいて、 上記の出射窓ガラスを兼ねる光学素子は上記収納箱に形
    成された位置決め部に一側面を当接させ、その反対側の
    側面を上記上カバーにより弾性部材を介して弾発的に押
    圧することにより位置決め支持したことを特徴とする光
    学ユニット。
  2. 【請求項2】上記の出射窓ガラスを兼ねる光学素子がプ
    ラスチックレンズで、レンズ部とこれを囲繞し、レンズ
    部と一体的に設けられた枠状のリブとで構成されて成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  3. 【請求項3】上記の弾性部材が上カバーと一体的に形成
    された板バネ状突出部であることを特徴とする請求項1
    に記載の光学ユニット。
  4. 【請求項4】上記の弾性部材が弾性を有するシーリング
    部材であることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニ
    ット。
JP3274093A 1991-10-22 1991-10-22 光学ユニツト Pending JPH05113528A (ja)

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JPH05113528A true JPH05113528A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17536889

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JP3274093A Pending JPH05113528A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 光学ユニツト

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JP (1) JPH05113528A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953042A (en) * 1995-03-07 1999-09-14 Canon Kabushiki Kaisha Deflecting scanning apparatus
JP2002048960A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Olympus Optical Co Ltd 光学素子固定機構

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