JPH05113421A - 計測用回路 - Google Patents

計測用回路

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Publication number
JPH05113421A
JPH05113421A JP16617391A JP16617391A JPH05113421A JP H05113421 A JPH05113421 A JP H05113421A JP 16617391 A JP16617391 A JP 16617391A JP 16617391 A JP16617391 A JP 16617391A JP H05113421 A JPH05113421 A JP H05113421A
Authority
JP
Japan
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sensor signal
differential
input
amplifier
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP16617391A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Nakamura
克俊 中村
Atsushi Tanaka
田中  敦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON AREFU KK
Nippon Aleph Corp
Original Assignee
NIPPON AREFU KK
Nippon Aleph Corp
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Publication date
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Priority to JP16617391A priority Critical patent/JPH05113421A/ja
Publication of JPH05113421A publication Critical patent/JPH05113421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで且つ比較的小型に構成され得る計
測用回路を提供する。 【構成】 バイアス電圧を与えるための可変抵抗とセン
サ信号出力端子12a,12bを備えたセンサーブリッ
ジ抵抗12と、センサ信号出力端子12a,12bから
センサ信号が入力される差動入力差動出力アンプ13
と、差動入力差動出力アンプ13の二つの出力がそれぞ
れ入力されるコンパレータ14と、から構成されてお
り、前記センサ信号の初期値を調整することにより、し
きい値までのレベルを任意に設定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサーブリッジ抵抗
からのセンサ信号を差動入力差動出力アンプにより増幅
してコンパレータにて基準値と比較するようにした計測
用回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような計測用回路は例えば図
3に示すように構成されている。図3において、計測用
回路1は、定電流電源2によりバイアス電圧が印加され
ると共に、構成する抵抗の少なくとも一部の値の変化に
応じたセンサ信号を出力するセンサ信号出力端子3a,
3bを備えたセンサーブリッジ抵抗3と、該センサ信号
出力端子3a,3bに対してそれぞれ非反転入力端子が
接続されている二つのオペアンプ4a及び4bから成る
差動入力差動出力アンプ4と、反転入力端子5aが該差
動入力差動出力アンプ4の一方のオペアンプ4aの出力
端子に対して抵抗を介して接続され、且つ非反転入力端
子5bが該差動入力差動出力アンプ4の他方のオペアン
プ4bの出力端子に対して抵抗を介して接続され且つ抵
抗を介して第一の基準電圧を与える電源6に接続され、
また出力端子が抵抗を介して反転入力端子5aに接続さ
れているオペアンプ5と、このオペアンプ5の出力端子
に対して非反転入力端子が接続され且つ反転入力端子が
第二の基準電圧を与える電源7に接続されているコンパ
レータ8と、このコンパレータ8の出力端子に接続され
た外部出力端子9とから構成されている。
【0003】このように構成された計測用回路1によれ
ば、センサーブリッジ抵抗3のセンサ信号出力端子3
a,3bに出力されるセンサ信号は、差動入力差動出力
アンプ4に入力され、この差動入力差動出力アンプ4に
よって差動増幅された後、オペアンプ5により第一の基
準電圧に基づいてシングルエンド変換され、最後にコン
パレータ8によって、第二の基準電圧に基づいて比較さ
れ、その結果が外部出力端子9から出力されることにな
る。
【0004】これにより、図4に示すように、センサ信
号の大きさ、即ちセンサ信号の電圧VIDの変化に対応し
て、オペアンプ5の出力電圧VANは、第一の基準電圧か
ら徐々に立上り、コンパレータ8は、第二の基準電圧を
しきい値として、その出力電圧VOUT が反転することに
なり、外部出力端子9に接続された適宜の装置等によっ
て処理が行なわれ得る。かくして、センサーブリッジ抵
抗3によって高入力インピーダンスが得られると共に、
差動入力差動出力アンプ4によりオフセットがキャンセ
ルされ得る可能性が高くなり、高い同相信号除去率が実
現され得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の計測用回路1においては、差動入力差動出力
アンプ4を構成する二つのオペアンプ4a,4bと、さ
らにオペアンプ5が必要であり、またコンパレータ8も
同様にオペアンプで構成されていると共に、計測すべき
センサ信号に関するセンサを駆動するための電圧または
電流を供給するために、さらに一つのオペアンプが必要
とされることから、全体で5個のオペアンプが必要とな
るが、一般に4個のオペアンプを一つのチップ上に搭載
した、複合型オペアンプが低価格で市販されているもの
の、5個を搭載したものは提供されておらず、従って少
なくとも二つのチップを実装する必要があるため、コス
トが高くなると共に、比較的大型になってしまうという
問題があった。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、センサ駆動用
のオペアンプを含めて、4個のオペアンプにより回路を
構成することによって、低コストで且つ比較的小型に構
成され得る、計測用回路を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、バイアス電圧を与えるための可変抵抗とセンサ信
号出力端子を備えたセンサーブリッジ抵抗と、該センサ
信号出力端子からセンサ信号が入力される差動入力差動
出力アンプと、この差動入力差動出力アンプの二つの出
力がそれぞれ入力されるコンパレータとから構成されて
おり、前記センサ信号の初期値を調整することにより、
しきい値までのレベルを任意に設定できるようにしたこ
とを特徴とする、計測用回路により達成される。
【0008】
【作用】上記構成によれば、センサーブリッジ抵抗のセ
ンサ信号出力端子がオペアンプの非反転入力端子のみに
接続されるため、高入力インピーダンスが得られると共
に、差動入力差動出力アンプによりオフセットがキャン
セルされる可能性が高いことから、従来の計測用回路と
同様に、高い同相信号除去率が実現され得る。また、差
動入力差動出力アンプの出力が直接にコンパレータに入
力されるように構成されているので、従来の計測用回路
に比較して、オペアンプが一つ少なくて済み、これによ
りセンサ駆動用の電源として使用されるオペアンプを含
めて、全体で4個のオペアンプが必要となることから、
一般に広く市販されている、低価格の4個のオペアンプ
を一つのチップ上に搭載したものが使用され得ることに
なるため、一つのチップを実装することにより、低コス
トで且つ小型に構成されることとなる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1は本発明による計測用回路の一
実施例を示しており、計測用回路10は、定電流電源1
1により可変抵抗を介してバイアス電圧が印加されると
共に、構成する抵抗の少なくとも一部の値の変化に応じ
たセンサ信号を出力するセンサ信号出力端子12a,1
2bを備えたセンサーブリッジ抵抗12と、該センサ信
号出力端子12a,12bに対してそれぞれ非反転入力
端子が接続されている二つのオペアンプ13a及び13
bから成る差動入力差動出力アンプ13と、非反転入力
端子14aがこの差動入力差動出力アンプ13の一方の
オペアンプ13aの出力端子に対して接続され、且つ反
転入力端子14bが該差動入力差動出力アンプ13の他
方のオペアンプ13bの出力端子に対して接続されてい
る、コンパレータ14と、このコンパレータ14の出力
端子に接続された外部出力端子15とから構成されてい
る。
【0010】本発明による計測用回路10は以上のよう
に構成されており、差動入力差動出力アンプ13を構成
する二つのオペアンプ13a,13bと、コンパレータ
14を構成する一つのオペアンプ、そして図示しないセ
ンサを駆動するための電源に使用される一つのオペアン
プという、全体で4個のオペアンプにより回路が構成さ
れていることから、4個のオペアンプが一つのチップ上
に搭載されたICチップを使用することによりただ一つ
のチップによって構成され得ることになる。
【0011】また、動作については、センサーブリッジ
抵抗12のセンサ信号出力端子12a,12bから出力
されるセンサ信号は差動入力差動出力アンプ13に入力
され、この差動入力差動出力アンプ13によって差動増
幅された後、その各オペアンプ13a,13bの出力電
圧がコンパレータ14によって互いに比較され、その結
果が外部出力端子15から出力されることになる。
【0012】これにより、図2に示すように、センサ信
号の大きさ、即ちセンサ信号の電圧VIDの変化に対応し
て、オペアンプ13aの出力端子の電圧V1 と、オペア
ンプ13bの出力端子の電圧V2 がそれぞれ図示のよう
に変化し、従ってオペアンプ13a,13bの出力端子
間の電圧差VODは、センサ信号の電圧VIDの初期値から
徐々に立上ることになるので、コンパレータ14は、該
電圧差VODがゼロを越えたとき、その出力電圧VOUT
反転することになり、外部出力端子15に接続された適
宜の装置等によって処理が行なわれ得る。この場合、コ
ンパレータ14が反転するしきい値は、センサ信号の電
圧VIDの初期値によって決定されることになり、例えば
センサーブリッジ抵抗12に直列に接続された可変抵抗
を調整することにより、所望のしきい値が選定され得る
ことになる。
【0013】以上、本発明による計測アンプの作動原理
について説明したが、本発明の計測用回路は、センサー
ブリッジ抵抗のセンサ信号出力端子がオペアンプの非反
転入力端子のみに接続されているため、高入力インピー
ダンスが得られると共に、差動入力差動出力アンプによ
りオフセットがキャンセルされる可能性が高いことか
ら、従来の計測用回路と同様に、高い同相信号除去率が
実現され、コンパレータにヒステリミス特性を付加する
ことも従来通り容易にできる。また、差動入力差動出力
アンプの出力が直接にコンパレータに入力されるように
構成されているので、従来の計測用回路に比較して、オ
ペアンプが一つ少なくて済み、これによりセンサ駆動用
の電源として使用されるオペアンプを含めて、全体で4
個のオペアンプで済むことから、一般に広く市販されて
いる低価格の4個のオペアンプを一つのチップ上に搭載
したものが使用され得ることになるため、一つのチップ
を実装することにより、低コストで且つ小型に構成され
得ることとなる。
【0014】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、センサ
駆動用のオペアンプを含めて、4個のオペアンプにより
回路を構成することによって、低コストで且つ比較的小
型に構成され得る、極めて優れた計測用回路が提供され
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による計測用回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】図1の計測用回路の動作特性を示すグラフであ
る。
【図3】従来の計測用回路の一例を示す回路図である。
【図4】図3の計測用回路の動作特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10 計測用回路 11 定電流電源 12 センサーブリッジ抵抗 13 差動入力差動出力アンプ 13a オペアンプ 13b オペアンプ 14 コンパレータ 15 外部出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアス電圧を与えるための可変抵抗と
    センサ信号出力端子を備えたセンサーブリッジ抵抗と、
    該センサ信号出力端子からセンサ信号が入力される差動
    入力差動出力アンプと、該差動入力差動出力アンプの二
    つの出力がそれぞれ入力されるコンパレータと、から構
    成されており、前記センサ信号の初期値を調整すること
    により、しきい値までのレベルを任意に設定できるよう
    にしたことを特徴とする計測用回路。
JP16617391A 1991-06-12 1991-06-12 計測用回路 Pending JPH05113421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16617391A JPH05113421A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 計測用回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16617391A JPH05113421A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 計測用回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05113421A true JPH05113421A (ja) 1993-05-07

Family

ID=15826430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16617391A Pending JPH05113421A (ja) 1991-06-12 1991-06-12 計測用回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH05113421A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8350579B2 (en) 2008-11-20 2013-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for optimizing wheatstone bridge robust in change in temperature

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8350579B2 (en) 2008-11-20 2013-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for optimizing wheatstone bridge robust in change in temperature

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