JPH05113337A - 車載ナビゲーシヨン装置 - Google Patents

車載ナビゲーシヨン装置

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JPH05113337A
JPH05113337A JP27271691A JP27271691A JPH05113337A JP H05113337 A JPH05113337 A JP H05113337A JP 27271691 A JP27271691 A JP 27271691A JP 27271691 A JP27271691 A JP 27271691A JP H05113337 A JPH05113337 A JP H05113337A
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JP
Japan
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current position
vehicle
map data
geomagnetic
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP27271691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kanemitsu
寛幸 金光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH05113337A publication Critical patent/JPH05113337A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載ナビゲーション装置において現在位置を
推定する際、新たに異常地磁気領域が存在する場合にも
迅速に対応し、正確な現在位置推定を可能とする。 【構成】 地磁気センサ10により車両の方位を検出
し、また、距離センサ12により車両の走行距離を検出
する。演算処理14はこれら方位及び走行距離に基づき
現在位置を推定し書き替え可能なデータベースユニット
20に格納されている地図データと照合する。推定現在
位置とGPS16やビーコン18からの位置がことなる
場合で方位誤差が存在する場合には、演算処理14はこ
の誤差量をデータベースユニット20に位置の関数とし
て新たに記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載ナビゲーション装
置、特に地磁気センサによる方位データの誤差を学習に
より修正する車載ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の運転操作の一助とし
てナビゲーションシステムが提案され、実用化されてい
る。このようなナビゲーションシステムにおいては、車
両の走行距離及び方位から車両の現在位置を推定し、予
めCD−ROM等に格納された地図データと重ねて推定
現在位置を運転席近傍の表示装置に表示して運転者に知
らせるものである。
【0003】そして、ナビゲーション装置においては、
いかに正確に車両の現在位置を推定するかが最重要課題
となっており、例えば特開昭63−295913号公報
に開示された車両位置検出装置においては、地磁気セン
サによる方位データの誤差を解消するために、異常磁界
領域の位置データとこの異常磁界による方位の変化量デ
ータを予め地図として記憶しておき、該当する位置に車
両が到達した場合に地磁気センサからの出力をこの変化
量データを用いて補正することにより車両の現在位置を
推定する構成が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに予め定められた位置における方位の変化量データに
基づき地磁気センサの出力を補正する構成では、常設建
造物等による磁界異常には対応できるものの、新たに建
造された建造物による磁界異常に対しては対応すること
ができず、その都度推定現在位置に誤差が生じてしまう
問題があった。
【0005】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、常設建造物による磁
界異常に限らず、新たに発生した磁界異常に対しても補
正可能とし、正確な現在位置推定を可能とする車載ナビ
ゲーション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、図1に示すように地磁気検出手段1と、
走行距離検出手段2と、前記地磁気検出手段1にて得ら
れた方位データ及び走行距離検出手段2にて得られた距
離データに基づき車両の現在位置を推定する演算手段3
と、地図データを格納する記憶手段4と、前記演算手段
3からの推定現在位置と前記記憶手段に記憶された地図
データとを照合し、前記推定現在位置を前記地図データ
上の位置に補正するマッチング手段5と、このマッチン
グ手段5にて得られた現在位置を前記地図データととも
に重ねて表示する表示装置6とを有する車載ナビゲーシ
ョン装置において、前記マッチング手段5にて前記推定
現在位置の方位を補正した場合にこの補正データを地図
データとして新たに前記記憶手段4に格納する処理手段
7を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の車載ナビゲーション装置はこのような
構成を有しており、車両走行中に新たに異常磁界領域が
発生した場合に、この異常磁界領域の位置及び磁界異常
量を地図データに新たに付加し、再度この異常磁界領域
に到達した場合には新たに付加されたこの磁界異常量を
用いて推定現在位置を補正する学習機能を有するもので
ある。
【0008】すなわち、地図データに記憶されていない
新たな異常磁界領域が存在する場合には、地磁気検出手
段にて得られる方位データと、実際の方位との間にずれ
が生じ、このため、推定された現在位置と地図データ上
の位置とは一致しないこととなるが、マッチング手段に
よりこの不一致を解消するための補正データは異常磁界
領域の磁界異常量を示すことになる。
【0009】そこで、処理手段によりこの補正データを
新たに地図データに付加し、再度この異常磁界領域を走
行する場合にはこの補正データを用いて推定現在位置を
補正することにより正確な現在位置推定が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る車載ナ
ビゲーション装置の一実施例を説明する。
【0011】図2には本実施例の構成ブロック図が示さ
れている。車両の方位を検出する地磁気検出手段として
地磁気センサ10が設けられ、また、車両の走行距離を
検出する走行距離検出手段として距離センサ12が設け
られている。地磁気センサ10としてはパーマロイ等の
磁気レンズと磁気抵抗素子等の感磁素子とを組み合わせ
た磁気検知ユニットを直交する2方向に配置し、これら
各磁気検知ユニットの出力から地磁気の方向を検出する
地磁気センサが用いられる。なお、地磁気センサ10と
してはリング状の磁気コアに互いに直交するように励磁
コイルを巻回した地磁気センサを用いることもできる。
地磁気センサ10にて得られた地磁気の方向、車両の方
位データと距離センサ12にて得られた距離データは演
算処理装置14に入力される。
【0012】また、この演算処理装置14には人工衛星
からの位置データ(以下、GPSという)16及び道路
の所定位置に設置されたビーコン18からの位置データ
が車両に搭載されたアンテナを介して入力される。
【0013】一方、光磁気ディスク等の書き替え可能な
記録媒体で構成されるデータベースユニット20には予
め車両が走行する領域の地図が地図データとして格納さ
れており、演算処理装置14はこれら各センサ並びにデ
ータベースユニット20に格納された地図データを用い
て車両の現在位置を推定し、表示装置としてのCRT2
2に表示して運転者に知らせる構成である。
【0014】以下、図3のフローチャートを用いて演算
処理装置14にて行われる演算処理を詳細に説明する。
まず、S101にて自車両の位置を算出する。この自車
両位置算出は、地磁気センサ10にて得られた車両の方
位と距離センサ12にて得られた走行距離に基づき自車
両の現在位置を推定し、この推定現在位置とデータベー
スユニット20に格納された地図データとを照合するこ
とにより行われる。そして、次にS102に移行し、デ
ータベースユニット20に予め記憶されているデータが
あるかどうかが判定される。ここで、記憶されているデ
ータとは後述するように地図データ上の位置の関数とし
て与えられる補正量である。なお、記憶データとしては
この地磁気センサ10の補正量の代わりに実質的に同一
である地磁気の変位量(異常量)としてもよい。
【0015】このS102にてYES、すなわち地図デ
ータに情報がある場合には、この情報内容に従って推定
された現在位置の補正を行い、S104にてCRT22
に地図データとともに現在位置を重ねて表示する。ま
た、S102にてNO、すなわちデータベースユニット
20の地図データに情報がない場合には、推定された現
在位置をそのままCRT22に表示する。
【0016】次に、S105にて自車両の位置がGPS
16あるいはビーコン18により修正されたか否かが判
定される。通常、車載ナビゲーション装置においては、
自車両に搭載された各種センサに基づき現在位置を推定
するほか、この推定現在位置を適宜修正するために、外
部から車両の位置を客観的に特定する必要がある。この
ため、GPSやビーコン等からの絶対位置情報を得、こ
の絶対位置情報と推定現在位置とを適宜照合して修正を
加えている。そこで、このS105にてNO、すなわち
推定された現在位置とGPSやビーコン等から入力され
た絶対位置が一致する場合には、推定現在位置は正確な
自車両の位置を示すこととなるので、前述したS101
に復帰し、自車両位置の算出並びに表示を続行する。一
方、このS105にてYES、すなわち推定された現在
位置が絶対位置情報により修正された場合には、S10
6に移行する。
【0017】このS106ではGPS16あるいはビー
コン18により修正が加えられた原因を判定している。
すなわち、ナビゲーション装置において、現在位置を誤
って推定する原因としては、 (1)地磁気センサ10の誤差で分岐路を誤る (2)距離センサ12からの誤差で道路に沿った方向で
位置がずれる の2つのケースが考えられ、修正前後の現在位置が同一
道路上にある場合には(2)が原因であり、また、同一
道路上にない場合には(1)が原因であると特定でき
る。そこで、このS106では修正前後の現在位置が同
一道路上にあるか否か、すなわち分岐ミスか否かが判定
される。このS106にてNO、すなわち分岐ミスでな
いと判定された場合には、前述した(2)の原因、すな
わち距離センサの誤差により現在位置がずれたと判定さ
れ、S201に移行して距離センサ12を補正してS1
01に復帰する。
【0018】一方、このS106にてYES、すなわち
分岐ミスであると判定された場合には、前述した(1)
の原因、すなわち地磁気センサ10の誤差が考えられる
ため、次のS107に移行する。このS107では地磁
気センサ10が既に補正済であるか否かが判定される。
地磁気センサ10がまだ補正されていない場合には、S
202に移行してセンサの補正を行い、また、地磁気セ
ンサ10が既に補正済であった場合には次のS108に
移行して地磁気センサ10の故障の有無を判定する。故
障有と判定された場合にはS203にて故障箇所を発見
し(トラブルシューティング)、その故障状況をCRT
22等に出力する。また、地磁気センサ10に故障が存
在しないと判定された場合には、S109に移行する。
このS109では推定現在位置の誤差、すなわち分岐ミ
スは異常地磁気によるものと判定し、 この異常地磁気
量を評価すべく、地磁気センサ10にて得られた分岐時
の車両方位と実際の道路の分岐角度の差分を算出してい
る。この差分は、分岐路周辺の地磁気異常によるもので
あるから、この差分量、すなわち方位の誤差量は異常地
磁気量を示すことになり、演算処理装置14はこの差分
量をデータベースユニット20に場所の関数として新た
に格納する(S110)。
【0019】すると、再度同一分岐路を走行する場合に
は、この分岐路周辺の異常磁界データが予めデータベー
スユニット20に格納されているため、前述のS102
にてデータベースユニット20に情報ありと判定され、
S103にてこの情報内容、すなわち場所の関数として
与えられた異常磁界量、すなわち方位の補正量に従って
該推定現在位置が補正されるため、分岐ミスを防ぐこと
が可能になる。
【0020】このように、本実施例においては推定現在
位置が誤っている場合、この誤りの原因が地磁気センサ
10によるものなのか、あるいは距離センサ12による
ものなのかを判定し、地磁気センサの誤差によるもので
ある場合にこの地磁気異常を位置の関数としてデータベ
ース化し、再度同一地域を走行する場合にこのデータベ
ースを利用して地磁気センサ誤差を解消するものであ
り、走行を重ねるに従い推定現在位置の精度が順次向上
し、正確な現在位置表示を運転者に与え、確実な走行を
可能とすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車載
ナビゲーション装置によれば、新たに発生した異常地磁
気領域を通過する場合にもこの異常地磁気データを記憶
し、再度同一地域を走行する場合にもこの記憶データを
用いて現在位置を推定するので、正確な現在位置推定が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図3】同実施例の処理フローチャート図である。
【符号の説明】
10 地磁気センサ 12 距離センサ 14 演算処理装置 20 データベースユニット 22 CRT

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地磁気検出手段と、 走行距離検出手段と、 前記地磁気検出手段にて得られた方位データ及び走行距
    離検出手段にて得られた距離データに基づき車両の現在
    位置を推定する演算手段と、 地図データを格納する記憶手段と、 前記演算手段からの推定現在位置と前記記憶手段に記憶
    された地図データとを照合し、前記推定現在位置を前記
    地図データ上の位置に補正するマッチング手段と、 このマッチング手段にて得られた現在位置を前記地図デ
    ータとともに重ねて表示する表示手段と、 を有する車載ナビゲーション装置において、 前記マッチング手段にて前記推定現在位置の方位を補正
    した場合に、この補正データを地図データとして新たに
    前記記憶手段に格納する処理手段を備えることを特徴と
    する車載ナビゲーション装置。
JP27271691A 1991-10-21 1991-10-21 車載ナビゲーシヨン装置 Pending JPH05113337A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06324138A (ja) * 1993-03-17 1994-11-25 Nippondenso Co Ltd 車両制御装置
JP2000306200A (ja) * 1993-03-17 2000-11-02 Denso Corp 車両制御装置
JPWO2012172741A1 (ja) * 2011-06-13 2015-02-23 パナソニック株式会社 ノイズパターン取得装置、および、それを備える位置検知装置

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