JPH05112169A - 車両等の座席構造 - Google Patents

車両等の座席構造

Info

Publication number
JPH05112169A
JPH05112169A JP29964091A JP29964091A JPH05112169A JP H05112169 A JPH05112169 A JP H05112169A JP 29964091 A JP29964091 A JP 29964091A JP 29964091 A JP29964091 A JP 29964091A JP H05112169 A JPH05112169 A JP H05112169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
frame
backrest
buttocks
bed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29964091A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Yoshida
明彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP29964091A priority Critical patent/JPH05112169A/ja
Publication of JPH05112169A publication Critical patent/JPH05112169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リクライニング座席、特に自動車用に適した
もので、長距離ドライブ等で仮眠する際にも極めて良好
な安眠の約束できる平坦なベッドになる座席を提供す
る。 【構成】 座部1とリクライニング背もたれ部2とから
なる座席において、座部1は座部フレーム3とその内部
の複数に横分割された尻当て4とからなり、背もたれ部
2は背もたれフレーム6とその内部の複数に横分割され
た背当て7とからなり、尻当て4及び背当て7は座席使
用時は座位姿態に合致する形状になり、ベッド使用時は
フレーム面とほぼ一平面となるようフレームに対して可
動に取付けてなることを特徴とする車両等の座席構造で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リクライニング座席、
特に自動車用に適したもので、長距離ドライブ等で仮眠
する際にも極めて良好な安眠の約束できる平坦なベッド
になるものの提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】座部とリクライニング背もたれ部は座位
において身体にフィットする状態に凹凸形状とされ、リ
クライニング背もたれ部を倒してほぼ平面内にするだけ
であった(特公昭59-15719号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これでは安眠を期待し
ても無理なのが実情である。そこで、本発明では長距離
ドライブでも安眠ができて快適に過ごせるような座席に
ついて検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】その結果、座部1とリク
ライニング背もたれ部2とからなる座席において、座部
1は座部フレーム3とその内部の複数に横分割された尻
当て4とからなり、背もたれ部2は背もたれフレーム6
とその内部の複数に横分割された背当て7とからなり、
尻当て4及び背当て7は座席使用時は座位姿態に合致す
る形状になり、ベッド使用時はフレーム面とほぼ一平面
となるようフレームに対して可動に取付けた構造とし
た。
【0005】
【作用】このような座席構造であると、通常の運転時に
はそれに適した両側縁よりも内部が沈んだ形態をとる
が、眠る時には均一な平面のベッドとして、内部の尻当
てや背当てがフレーム面とほぼ同一平面となる。
【0006】
【実施例】図1は自動車用座席の斜視図である。図2は
ベットとして使用した場合の斜視図である。図3は同座
席のフレームのみの斜視図である。座席は座部1とリク
ライニング背もたれ部2とからなる。座部1には座部フ
レーム3とその内部に複数に横分割された尻当て4があ
る。背もたれ部2にも背もたれフレーム6の内部に複数
に横分割された背当て7があり、最上部にはヘッドレス
ト8が回動自在に設けられている。尻当て4及び背当て
7は座席使用時は、図1にみられるように、座位姿態に
合致するように必要な部分がフレーム面より沈んだ形状
である。また、背もたれ部2の両側にはひじ掛け5があ
り、これは運転席ではじゃまになるので、回動によって
背もたれ部2と同じ面にすることもできるし、助手席あ
るいは後部座席ではそれとぼぼ90°〜130°回動させて
ひじを受けることもできる。
【0007】しかし、ベッドとしての使用時には、図2
にみられるように、フレーム面とほぼ同一平面とするこ
とができる。そのために尻当て4及び背当て7はフレー
ム3,6に対して可動に取付けている。背当て7は上部
背あて7aと下部背あて7bとからなり、上部背あて7aは図
3に示す回動軸9bと回動リンクCとによって図1の状態
から図4(a)(b)の状態まで変化させ、幼児用座部21とす
ることができる。回動軸9aは背もたれフレーム6の上部
へ回動軸9aで回動可能なリンクAにスライドカムで遊動
可能となっている。また、幼児用座部21にはほぼ直角方
向に回動可能にテーブル22を設けており、幼児の背もた
れ(図4(a))又はテーブル(図4(b))に使用できる。下部
背あて7bは下部を回動固定軸10aに、そして上部を搖動
リンクBで支えて図1の状態から図2の状態まで変化す
ることができる。座部1は前端部のフットレスト4cと尻
当て4とからなり、尻当て4は前部尻あて4aと後部尻あ
て4bとからなる。フットレスト4cは回転軸11bによって
回転可能に取付けられており、前端シート座面の長さ、
高さを変えることができる。前部尻あて4aの前端部は固
定軸11によって軸支されており、それより後方の前部尻
あて4aの後端部と後部尻あて4bがリンクE,Dによって
一体に上下移動(揺動)する。
【0008】そのための機構例を図5〜図7に示した。
いずれもフレーム3の運転者当接面に対して前部尻あて
4aの後端部と後部尻あて4bの水準を変えることができ
る。図5の例では、前部尻あて4aの後端部を支持する揺
動フレーム12aと後部尻あて4bの揺動フレーム12bのそれ
ぞれが、フレーム3へ中間を軸支したへ字形レバー13a,
13bの一端へ取付けられ、へ字形レバー13a,13bの他端を
操作ノブ14に接続された操作ロッド15に連結している。
【0009】図6の例では、フレーム3の内部へシリン
ダ16で進退可能なカムランナー17があり、それに設けら
れた2個のS字カム溝18a,18bに前部尻あて4aの後端部
を支持する揺動フレーム12aと後部尻あて4bの揺動フレ
ーム12bのそれぞれを添わせている。
【0010】図7は揺動フレーム12a(12b)の揺動支持を
パンタグラフによって可能とした例である。操作ロッド
15に連結したパンタグラフ19が通常の座席使用時に縮ん
だ例を(a)に示し、ベッド使用時のフレーム面とほぼ一
平面とするためにパンタグラフ19が伸びた例を(b)に示
している。
【0011】その他、尻あて4aの後端部と後部尻あて4b
の水準を変える機構としては、図8に示したように、左
右のフレーム3,3の内部に回転カム20,20を設け、それ
らのカムに対して前記揺動フレーム12a(12b)を偏心状態
にそれぞれ設け、これに前部尻あて4aと後部尻あて4bを
それぞれ形成した構造も実施できる。その場合に前後の
カムと先端の回動を操作ノブによって可能とする固定軸
11との間にはチェーン張架による駆動構造とするとよ
い。また、前部尻あて4aと後部尻あて4bはクッションの
裏面へ揺動フレーム12a(12b)を跨ぐ構造のブラケット23
を備えた構造にすることにより、ワンタッチの装着が可
能となる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のような構造としたことに
より、通常の運転時に快適な運転ができる座席としての
機能を備えていることはもちろんのこと、長距離ドライ
ブ等で仮眠する際に通常のベッドと同様な平面性を確保
して、極めて良好な安眠を可能としている。したがっ
て、レジャー用乗用車、キャンピングカーあるいは長距
離トラック等の座席として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用座席の斜視図である。
【図2】ベットとして使用した場合の斜視図である。
【図3】同座席のフレームのみの斜視図である。
【図4】(a)は幼児用座部とした場合の断面図であり、
(b)は通常の座部とした場合の断面図である。
【図5】揺動フレームの揺動機構の斜視図である。
【図6】揺動フレームの揺動機構の斜視図である。
【図7】揺動フレームの揺動機構であって、(a)は通常
時の側面図、(b)はベッドとした時の側面図、(c)はその
場合の斜視図である。
【図8】他の実施例の座部の断面図である。
【符号の説明】
1 座部 2 背もたれ部 3 座部フレーム 4 尻当て 5 ひじ掛け 6 フレーム 7 背当て 8 ヘッドレスト 9a 回動軸 9b 回動軸 10a 下部固定軸 10b 搖動軸 11 固定軸 12a 揺動フレーム 12b 揺動フレーム 13a レバー 13b レバー 16 シリンダ 17 カムランナー 18a カム溝 18b カム溝 19 パンタグラフ 20 回転カム 21 幼児用座部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部1とリクライニング背もたれ部2と
    からなる座席において、座部1は座部フレーム3とその
    内部の複数に横分割された尻当て4とからなり、背もた
    れ部2は背もたれフレーム6とその内部の複数に横分割
    された背当て7とからなり、尻当て4及び背当て7は座
    席使用時は座位姿態に合致する形状になり、ベッド使用
    時はフレーム面とほぼ一平面となるようフレームに対し
    て可動に取付けてなることを特徴とする車両等の座席構
    造。
JP29964091A 1991-10-18 1991-10-18 車両等の座席構造 Pending JPH05112169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29964091A JPH05112169A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 車両等の座席構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29964091A JPH05112169A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 車両等の座席構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05112169A true JPH05112169A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17875207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29964091A Pending JPH05112169A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 車両等の座席構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05112169A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336686B1 (ko) * 2000-05-22 2002-05-13 이계안 풀 플레이트가 가능한 자동차용 시트 구조
KR102335479B1 (ko) * 2020-06-11 2021-12-03 성기수 승합차용 리어 시트 폴딩 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336686B1 (ko) * 2000-05-22 2002-05-13 이계안 풀 플레이트가 가능한 자동차용 시트 구조
KR102335479B1 (ko) * 2020-06-11 2021-12-03 성기수 승합차용 리어 시트 폴딩 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0770516B1 (en) Vehicle seat with a retractable sub seat
US6827388B2 (en) Seat arrangement structure for vehicle
US5628547A (en) Passenger seat
JP2001017260A (ja) 特に航空機用の改良されたクレードル動作を備えた椅子
FR2701904A1 (fr) Siège de véhicule.
CN100584247C (zh) 幼儿用座椅
JPH0139478Y2 (ja)
EP1491388A3 (en) Electrically foldable seat
JP3173700B2 (ja) 車両用シート
JPH05112169A (ja) 車両等の座席構造
JPH07313282A (ja) 背当て付き椅子の支承構造
JP4554020B2 (ja) 腰掛装置
JPH0617629Y2 (ja) 座席用シートクッションのための駆動機構
JPS6338838Y2 (ja)
JP3957420B2 (ja) 座席のオットマン機構
JP2898497B2 (ja) 背ずり転換シートの袖体の構造
JPH0414277Y2 (ja)
JP2001070074A (ja) 乗物用座席
JP3133631B2 (ja) 背ずり転換腰掛
JP2002248978A (ja) 車両用シート
JPH0322023Y2 (ja)
JPH0625163Y2 (ja) 車両用シート
JP2004066959A (ja) 車両用シート構造
JP2023004166A (ja) 乗物用シート
JP2005329102A (ja) リクライニング機構付き椅子