JPH05111541A - 座位照射外科治療システム用回転椅子 - Google Patents

座位照射外科治療システム用回転椅子

Info

Publication number
JPH05111541A
JPH05111541A JP30268691A JP30268691A JPH05111541A JP H05111541 A JPH05111541 A JP H05111541A JP 30268691 A JP30268691 A JP 30268691A JP 30268691 A JP30268691 A JP 30268691A JP H05111541 A JPH05111541 A JP H05111541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swivel chair
axis
chair
axis direction
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30268691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0626611B2 (ja
Inventor
Shigeo Terao
榮夫 寺尾
Itsuo Kaneko
稜威雄 金子
Minoru Hayashi
稔 林
Yasutsune Tooyama
靖常 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGASHIMA IKA KIKAI KK
NAGASHIMA MEDICAL INSTR
Original Assignee
NAGASHIMA IKA KIKAI KK
NAGASHIMA MEDICAL INSTR
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGASHIMA IKA KIKAI KK, NAGASHIMA MEDICAL INSTR filed Critical NAGASHIMA IKA KIKAI KK
Priority to JP30268691A priority Critical patent/JPH0626611B2/ja
Publication of JPH05111541A publication Critical patent/JPH05111541A/ja
Publication of JPH0626611B2 publication Critical patent/JPH0626611B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 診療中に患者の脚が回転椅子から突出しない
構造とすると共に、電子線直線加速照射装置の回転半径
を小さくすることができる座位照射外科治療システム用
回転椅子を提供する。 【構成】 患部を中心にした垂直面内を回転しながら放
射線を放射する電子線直線加速照射装置を用いた座位照
射外科治療システム用回転椅子で、電子線直線加速照射
装置と回転椅子との回転中心を一致させるための第1お
よび第2摺動機構と、患者が座る座部を移動させて患部
の中心と回転椅子の中心とを一致させるための第3ない
し第5の摺動機構と、患部を定位する定位装置を上下動
させる第6の摺動機構とを裁頭円錐形の中に収容した。
また、患者の脚部が前記裁頭円錐形の回転椅子から突出
しないように、脚を置く凹部を設けた。さらに、脚が回
転椅子から突出しないように上下動できるフットアップ
用クッションを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者が楽な座位のまま
放射線照射外科治療が行える電子線直線加速照射装置を
使用した座位照射外科治療システム用回転椅子に係り、
特に、診療用椅子として安全な形状および構造としたも
のである。近年、たとえば、腫瘍、あるいは動静脈奇形
等の患部(以下、本明細書では放射線の治療対象になる
患部を単に患部という)を外科手術により治療するので
はなく、x線、γ線等の電離放射線(以下、本明細書で
は、治療に使用される全ての電離放射線を単に放射線と
いう)を照射して患部の細胞組織を化学的に変質させる
治療が進んできた。
【0002】
【従来の技術】従来例における座位照射外科治療システ
ムについて図4を参照しつつ説明する。図4は電子線直
線加速照射装置を使用して患者の患部に放射線を照射し
て治療を行っている状態の説明図である。図4におい
て、患者41は、回転椅子42に座って電子線直線加速
照射装置43から放射線ビーム44の照射を患部45の
中心に向かって受けている状態を示す。この時の放射線
ビーム44の照射中心での照射野はたとえば、直径3m
m以上任意の大きさにすることができる。背もたれ46
の角度を変えることにより、また頭部固定装置の固定部
47の調整により、脳定位固定リング48は、回転椅子
42の所定位置に取り付けられる。上記取り付けの調整
は、患部45の中心位置を通る鉛直線軸を中心として、
等角速度で回転椅子42を回転できるように調整する。
回転椅子42の回転角速度は、たとえば、毎秒1/2回
転程度であるが、任意の回転数にすることができる。
この場合、回転椅子42に座る患者41は、等角速度で
回るため、目が回ることはない。また、前記電子線直線
加速照射装置43の回転中心は、前記患部45の中心位
置を通る鉛直面内で、前記患部45の中心を軸に回転す
るように調整される。さらに、長い時間患者41を疲労
させずに放射線ビーム44の照射を可能にする顎固定装
置49等が設けられている。
【0003】電子線直線加速照射装置43の放射線ビー
ム44の照射角度は、図4に示すごとく、患部45の水
平面前方を0度とすると、たとえば、−45度から開始
して、図4における患者41の後方における225度の
位置までの回転を往復する。また、回転椅子42は、等
角速度で回転するため、放射線ビーム44が患部45に
照射する量は、その他の正常な細胞組織に照射する量に
比べて非常に多い。そして、前記電子線直線加速照射装
置43の回転速度を制御することによって、患部45の
中心に照射される放射線ビーム44を必要な一定量とす
ることができる。
【0004】上記のような座位照射外科治療システムに
おける回転椅子42は、患者41の座高に合わせて上下
動が可能なようにできている。すなわち、図5に基づい
て従来例における回転椅子42の回転駆動部Aを説明す
る。図5は座位照射外科治療システムにおける回転椅子
を説明するための一部断面図である。図5において、床
501の上には、水平面を出した回転椅子基台502が
置かれている。回転椅子基台502上のハウジング50
3は、ハウジング固定装置504により回転椅子基台5
02に固定されている。ハウジング503には、ケーシ
ング505およびブラケット506が取り付けられてい
る。ケーシング505およびブラケット506の内部に
は、ラジアル・ベアリング507およびクロスローラー
・ベアリング508を介して円筒状メイン・シャフト5
09が回転し得るように支持されている。また、ケーシ
ング505の内部には、前記円筒状メイン・シャフト5
09を回転させるモータ510が取り付けられている。
モータ510は、たとえば、フラット状サーボ・モータ
で、前記円筒状メイン・シャフト509の軸が挿入され
ているエンコーダ511から検出された回転速度と図示
されていない制御回路とにより回転速度が一定に制御さ
れる。
【0005】また、モータ510におけるロータ530
の回転は、円筒状メイン・シャフト509に伝達され
る。円筒状メイン・シャフト509の下部中心には、上
下動スクリュウ512の一端が固定されている。また、
上下動スクリュウ512には、ボールネジ・ナット52
9を介して円筒状伸縮シャフト513が回動可能に取り
付けられている。前記円筒状伸縮シャフト513の上端
には、座台本体取付フランジ514が設けられ、その上
に座台本体515が載置されている。円筒状メイン・シ
ャフト509の上端には、クラッチ516が上下方向摺
動自在に取り付けられている。そして、クラッチ516
を上方に摺動する場合には、肘掛け518を有する座台
本体515の回転椅子側部支柱519に取り付けられた
クラッチ・レバー520を図5に示すように上方に引き
上げる。クラッチ・レバー520の上方への引き上げに
より、クラッチ・レバー520と接続しているワイヤー
521がバネ522に抗してクラッチ516を上方に引
き上げる。
【0006】この動作により、クラッチ516に設けら
れているクラッチ凹部523と円筒状メイン・シャフト
509に設けられたクラッチ凸部524との係合が外
れ、円筒状メイン・シャフト509の回転は、円筒状伸
縮シャフト513に伝達されなくなる。したがって、円
筒状メイン・シャフト509の回転は、上下動スクリュ
ウ512およびボールネジ・ナット529を介して円筒
状伸縮シャフト513に伝達される。この時、円筒状伸
縮シャフト513は、回転せずに上昇する。さらに、図
4に示すように、患部45の中心に放射線ビーム44を
照射するために患部45の中心である回転椅子Bの回転
軸と、図示されていない電子線直線加速照射装置の回転
中心とを一致させる必要がある。このために、回転椅子
Bを全体的にx軸およびy軸方向に動かすことができる
ように回転椅子基台502とハウジング503との間に
図示のごとくx軸フラット・ローラー525およびy軸
フラット・ローラー526を設けている。各フラット・
ローラー525、526は、たとえば、図示のごとく2
個ずつ4ヶ所に設けられており、回転駆動部A、回転椅
子B、および患者の重量に耐えられるように設計されて
いる。そして、8個のフラット・ローラーにより軽く回
転椅子Bを動かした後に、ハウジング固定装置504に
より回転椅子基台502に固定する。なお、座台本体取
付フランジ514には、光反射円筒527が、またクラ
ッチ516には、押圧板528がそれぞれ取り付けられ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】患者は、上記座位照射
外科治療システム用回転椅子に座った状態で回転させら
れるため、患者の脚(本明細書では、膝の部分から足の
先端までを単に脚と記載する)の一部が上記回転椅子外
に突出していると危険である。たとえば図4において、
電子線直線加速照射装置43を180度以上の範囲を往
復するように回転させたい場合、電子線直線加速照射装
置43は、回転椅子から突出した患者の脚に衝突する恐
れがある。特に、図5に示す従来例の座位照射外科治療
システム用回転椅子では、クラッチレバーや肘掛け等の
上部が下部より突出している。電子線直線加速照射装置
43は、これらの突出部との衝突を避けるような範囲で
往復するように回転するため、装置の規模を大きくしな
くてはならないので、高価なものとなる。
【0008】このような回転椅子から突出した脚と電子
線直線加速照射装置43との衝突による危険を防止する
ために、上記回転椅子の各所に近接センサーのような安
全スイッチが設けられており、安全スイッチが動作する
と、電子線直線加速照射装置43の放射および回転椅子
の回転を停止していた。しかし、図5に示すような形状
の回転椅子は、構造が複雑であるため、回転椅子の突出
した部分に安全スイッチを多数設けねばならないという
問題を有した。また、患者は、性別あるいは年齢によっ
て脚の長さが相違する。特に、近年の若年層の脚は、長
いので、前記回転椅子からはみ出してしまい、回転中に
電子線直線加速照射装置43と衝突するという危険を伴
う。これに対して、長い脚がはみ出さないような回転椅
子を製作することによって、上記問題を解決することが
できる。しかし、このような回転椅子は、その形状を大
きくするだけでなく、電子線直線加速照射装置43の大
きさも大きくなり、システム全体の製作費用を高価にす
る。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、診療中に患者の脚が回転椅子から突出しな
い構造とすると共に、電子線直線加速照射装置の回転半
径を小さくすることができる座位照射外科治療システム
用回転椅子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の座位照射外科治療システム用回転椅子は、
電子線直線加速照射装置から発射される放射線ビームの
頂点から床までの間において、一番体積が少なく、しか
も安定した形状である円錐形に着目したもので、回転椅
子の外形を略裁頭円錐形にした第1発明と、上記裁頭円
錐形の回転椅子の一部に脚を載置する凹部を設けた第2
発明と、長い脚を上下に移動することにより脚を回転椅
子から突出させない第3発明との態様からなる。
【0011】(第1発明)座位照射外科治療システム用
回転椅子は、患部を中心にした垂直面内を回転しながら
放射線を照射する電子線直線加速照射装置と、上記患部
の中心を通る鉛直線軸を中心にした水平面内を回転する
回転椅子とを有し、回転椅子(図3aの300)を水平
方向に回転させるメインモータ(図1の141)と、当
該メインモータ(141)が取り付けられているX軸方
向およびY軸方向に可動で、裁頭円錐形状の可動フラン
ジ(図1の121)と、当該可動フランジ(121)を
X軸およびY軸方向に移動させるために回転を直線方向
の移動に変換する第1および第2の摺動機構(図1の1
14、115、116、120、132、117、13
7、および130、134、135、136、124、
123、133)とを有すると共に、前記可動フランジ
(121)によって覆うように配設されている回転椅子
用接地ベース(図1の111)とから構成される回転駆
動部(図1の100)と、、前記メインモータ(14
1)の回転子に取り付けられると共に、X軸、Y軸、お
よびZ軸方向に移動させるために回転を直線方向の移動
に変換する第3ないし第5の摺動機構(図2の223、
224、225、226、232、227と、235、
236、237、242、233、234と、213、
214、215、216、222)を有する回転椅子用
ベース(図2の211)と、当該回転椅子用ベース(2
11)に取り付けられ、患部を定位する定位装置を備え
ると共に上下動可能にするために回転を直線方向の移動
に変換する第6の摺動機構(図2の264、265、2
66)を設けた背もたれを有する座部(図2の252)
とから構成され、前記裁頭円錐形をした前記回転駆動部
(100)を収納すると共に、裁頭円錐形をした調整部
とから構成される。
【0012】(第2発明)座位照射外科治療システム用
回転椅子における裁頭円錐形をした調整部は、患者の脚
部が裁頭円錐形からはみ出さないように載置できる凹部
が形成されるように構成される。
【0013】(第3発明)座位照射外科治療システム用
回転椅子における回転椅子の座部は、患者の脚部を上下
動可能なフットアップ用クッションを設けるように構成
される。
【0014】
【作 用】
(第1発明)第1発明の座位照射外科治療システム用回
転椅子は、回転駆動部および調整部を裁頭円錐形にし、
その上に座部が載置されている。すなわち、上記回転椅
子は、上部に向かって細くなった裁頭円錐形状になって
いる。したがって、人間が上記回転椅子に座った状態
で、一番突出するのが爪先であるから、回転椅子の下部
を一番大径にしている。そして、回転椅子の回転中に電
子線直線加速照射装置と衝突しないように全体の形状を
円錐形にしている。上記回転椅子の下部は、殆ど突出部
のない裁頭円錐形をしているだけでなく、一番大径をし
ているため、回転椅子の調整中に突出部の多い上部に接
触し難く、身に付けたものを巻き込む恐れが少ない。ま
た、円錐形の部分に人間あるいは軽い物体等が軽く触れ
る程度であれば、回転椅子の回転力によって、いなされ
て、大きな事故になることがない。
【0015】(第2発明)第2発明の座位照射外科治療
システム用回転椅子には、裁頭円錐形をした調整部の一
部に、患者の脚部が載置できる凹部が設けられている。
患者は、上記のような裁頭円錐形をした回転椅子に座っ
て、上記凹部に脚を載置した場合にも、患者の脚部を含
めた回転椅子が裁頭円錐形内に入る。このため、安全ス
イッチは、数も少なくて済み、複雑な形状の回転椅子に
比べて安全性が高い。
【0016】(第3発明)第3発明の座位照射外科治療
システム用回転椅子には、座部に患者の脚を上下できる
ような構造となっているフットアップ用クッションが設
けられている。たとえば、患者の脚が長い場合には、上
記フットアップ用クッションを上げて膝が立つような恰
好で座らせる。また、患者の脚が短い場合には、上記フ
ットアップ用クッションを座部の略平行にしておく。こ
のようにして、上記フットアップ用クッションは、患者
の脚部の先端が回転椅子から突出するのを防止する。
【0017】
【実 施 例】図1は回転椅子の下部に当たる回転駆動
部を説明するための図である。図2は回転椅子の上部に
当たる調整部を説明するための図である。図3aは回転
駆動部の上に調整部を載置した回転椅子の外観を説明す
るための図である。先ず、図1により回転駆動部100
について説明する。回転駆動部100は、回転椅子用接
地ベース111と、当該回転椅子用接地ベース111を
内部に収容できる裁頭円錐形状のX軸─Y軸可動フラン
ジ121と、当該X軸─Y軸可動フランジ121と前記
回転椅子用接地ベース111との間に後述の摺動機構に
よって接続されているX軸テーブル131とから構成さ
れている。回転椅子用接地ベース111には、たとえば
4箇所に開口112が形成されている。また、回転椅子
用接地ベース111の上には、開口112の数と対応す
る4個の浮上式移動用キャスタ113と、X軸方向調整
用モータ114と、軸受115、116と、一対のX軸
方向レール117(図1では一方のレールだけが見え
る)とが固定されている。そして、浮上式移動用キャス
タ113は、可動シリンダ118によってローラー11
9を前記開口112から回転椅子用接地ベース111の
外部に突出させたり、あるいは収納することができる。
すなわち、浮上式移動用キャスタ113のローラー11
9を回転椅子用接地ベース111の開口112から可動
シリンダ118によって突出させた場合、回転駆動部1
00は、移動可能であり、ローラー119を収納させた
場合、回転駆動部100は、固定されて移動不可能にな
る。
【0018】前記裁頭円錐形をしたX軸─Y軸可動フラ
ンジ121は、その上部に凹部122が、また、下部に
一対の摺動凹部123(図1には一方の摺動凹部だけが
見える)と、可動部124とが形成されている。また、
X軸テーブル131は、下部に可動部132と、前記X
軸方向レール117に沿って摺動する一対の摺動凹部1
37(図1には一方の摺動凹部だけが見える)と、ま
た、上部にY軸方向レール133と、軸受134、13
5と、Y軸方向調整用モータ136とが取り付けられて
いる。さらに、前記X軸─Y軸可動フランジ121の凹
部122には、メインモータ141が嵌合されている。
そして、このメインモータ141の回転子は、それ自体
が回転する直動式のもので、フランジ142と電源およ
び制御用配線を通すケーブル用中空143とが形成され
ている。また、メインモータ141は、フラット状サー
ボモータで、回転部分にある回転速度検出器により回転
速度を検出し、この回転速度に基づいて図示されていな
い制御回路がメインモータ141の回転速度を一定にし
ている。
【0019】前記X軸方向調整用モータ114の回転軸
に接続されているネジが切られた回転軸120は、軸受
115、116によって支持されていると共に、X軸テ
ーブル131の下部に形成されているボールネジ・ナッ
ト式可動部132が回転自在に嵌合されている。したが
って、前記X軸方向調整用モータ114に接続されてい
る回転軸120は、減速機によって所定の回転数に落と
されて回転することにより、可動部132がX軸方向に
移動する。この時、後述のX軸テーブル131は、回転
椅子用接地ベース111上に設けられたX軸方向レール
117上を摺動自在に移動する。また、上記X軸方向レ
ール117は、X軸テーブル131の下部に設けられた
摺動凹部137に摺動自在に嵌合されると共に、X軸方
向の移動を滑らかで正確に行うものである。
【0020】前記Y軸方向調整用モータ136の回転軸
に接続されているネジが切られた回転軸130は、軸受
134、135によって支持されていると共に、X軸─
Y軸可動フランジ121の下部に形成されているボール
ネジ・ナット式可動部124が回転自在に嵌合されてい
る。したがって、前記Y軸方向調整用モータ136に接
続されている回転軸130は、減速機によって所定の回
転数に落とされて回転することにより、可動部124が
Y軸方向に移動する。この時、X軸─Y軸可動フランジ
121は、X軸テーブル131に設けられてY軸方向レ
ール133上を摺動自在に移動する。また、上記Y軸方
向レール133は、X軸─Y軸可動フランジ121の下
部に設けられた摺動凹部123に摺動自在に嵌合される
と共に、Y軸方向の移動を滑らかで正確に行うものであ
る。以上のような説明から判るように、X軸─Y軸可動
フランジ121をX軸およびY軸方向に移動する摺動機
構は、モータと、モータの回転軸に接続された回転軸
と、軸受と、前記回転軸に回動自在に嵌合している可動
部と、レールと、レールに摺動自在に嵌合している摺動
凹部とから構成され、X軸方向およびY軸方向の二組が
それぞれX軸テーブル131の上下に設けられている。
【0021】以上のような構成の回転椅子用接地ベース
111上に載置された裁頭円錐形のX軸─Y軸可動フラ
ンジ121は、X軸方向調整用モータ114あるいはY
軸方向調整用モータ136の図示されていないたとえ
ば、フットスイッチ等を押すことによりX軸およびY軸
方向に微調整が可能である。そして、これらの調整によ
り、X軸─Y軸可動フランジ121の凹部122に設け
られたメインモータ141の回転中心が電子線直線加速
照射装置の回転中心と一致させられる。
【0022】次に、図2を参照しつつ調整部200につ
いて説明する。図2において、回転椅子用ベース211
は、回転駆動部100を挿入する裁頭円錐形の凹部(図
2では見えない)が形成されていると共に、患者の脚部
を置く部分を残して略裁頭円錐形をした防護カバー21
2が取り付けられている。また、回転椅子用ベース21
1には、Z軸方向調整用モータ213と、一対のZ軸方
向レール214、214′と、Z軸方向調整用モータ2
13の軸受215とが取り付けられている。
【0023】回転椅子テーブル221は、前記Z軸方向
レール214、214′に沿って摺動する摺動凹部22
2と、たとえば図示のごとく、側部に設けられた軸受2
23、224と、X軸方向調整用モータ225と、X軸
方向調整用モータ225の回転軸に減速機を介して接続
されている回転軸226と、回転椅子テーブル221の
上部に設けられて一対のX軸方向レール227(図2で
は一方のレールだけが見える)とから構成されている。
【0024】X軸方向テーブル231は、下部に設けら
れて前記回転軸226に回動自在に嵌合されているたと
えば、ボールネジ・ナットからなる可動部232と、上
部に設けられた一対のY軸方向レール233、234
と、Y軸方向調整用モータ235と、軸受236とY軸
方向調整用モータ235の回転軸に接続しているねじが
切られた回転軸237とから構成される。
【0025】Y軸方向テーブル241は、前記Y軸方向
レール233、234上を摺動自在に取り付けられてお
り、回動自在に嵌合されているたとえば、ボールネジ・
ナットからなる可動部242と、切欠部243とが設け
られている。そして、当該切欠部243において、たと
えばガスバネ245等を備えた上下動可能な補助リフト
244が取り付けられている。また、Y軸方向テーブル
241には、椅子座板251が取り付けられている。椅
子座板251には、座部252と、肘当て253と、フ
ットアップ用クッション254とが取り付けられてい
る。さらに、椅子座板251の後部には、背もたれ26
1が上下動可能な状態で取り付けられている。背もたれ
261には、前後およびアオリ機構付背当て262と、
ショルダーガード263と、座高調整用モータ264
と、軸受265と、前記座高調整用モータ264に接続
されている回転軸266と、Z軸方向摺動部267、Y
軸方向止めナット268、脳定位固定リング調整部26
9とが取り付けられている。また、脳定位固定リング調
整部269には、脳定位固定リング271が取り付けら
れている。
【0026】図1に示す回転椅子用接地ベース111の
凹部122に取り付けられているメインモータ141の
フランジ142と調整部200の回転椅子用ベース21
1とが接続される。そして、回転椅子テーブル221に
取り付けたX軸方向調整用モータ225を図示されてい
ないたとえば、フットスイッチ等の押圧によって所定時
間回転させることにより、可動部232と一体になって
いるX軸方向テーブル231は、X軸方向レール227
上をX軸方向に摺動する。同様にして、Y軸方向調整用
モータ235を所定時間回転させることにより、可動部
242と一体になっているY軸方向テーブル241は、
Y軸方向レール233、234上をY軸方向に摺動す
る。さらに、回転椅子用ベース211に取り付けられた
Z軸方向調整用モータ213を、図示されていないフッ
トスイッチ等の押圧により、所定時間回転させることに
より、回転椅子テーブル221は、一対のZ軸方向レー
ル214、214′に沿って上下動する。以上のような
説明から判るように、座部252をX軸、Y軸方向、お
よびZ軸方向に移動する摺動機構は、モータと、モータ
の回転軸に接続された回転軸と、軸受と、前記回転軸に
回動自在に嵌合している可動部と、レールと、レールに
摺動自在に嵌合している摺動凹部とから構成され、X軸
方向とY軸方向の二組および一対のZ軸方向にそれぞれ
設けられている。
【0027】背もたれ261は、患者が座部252に座
った後、患者の座高に合わせて座高調整用モータ264
を回転させる。前後およびアオリ機構付背当て262を
患者の背中の傾斜に合わす。脳定位固定リング271と
患者の患部との位置関係は、CTスキャン等によって予
め決められているので、脳定位固定リング271におけ
る患部中心が調整部200の略回転中心となるように、
調整部200のX軸方向調整用モータ225、Y軸方向
調整用モータ235、Z軸方向調整用モータ213、Z
軸方向摺動部267、Y軸方向止めナット268、脳定
位固定リング調整部269等を調整しておく。
【0028】図3bは図3aにおけるフットアップ用ク
ッションを拡大した図である。図3bにおいて、フット
アップ用クッション254の下部には、上部リンク32
1が設けられており、その下部の一端に軸323を中心
に回動自在な調整バー引込部312と、調整バー引込部
312に対して伸縮自在なフットレスト調整バー311
とが取り付けられている。また、上記上部リンク321
の他端には、リンク322が軸324を中心に回動自在
に取り付けられている。さらに、下部リンク331は、
一端を前記調整バー引込部312に設けられた軸332
を中心に回動自在に、他端を前記リンク322の設けら
れた軸333を中心に回動自在に取り付けられている。
すなわち、上部リンク321、調整バー引込部312、
下部リンク331、およびリンク322は、平行四辺形
のリンク機構を構成している。そして、この平行四辺形
のリンク機構には、一対のガスバネ341(図3bでは
一方のガスバネだけが見える)が取り付けられており、
このガスバネ341によって調整バー引込部312が上
下に移動する。調整バー引込部312が上下に移動する
ことによって、フットレスト調整バー311は伸縮す
る。すなわち、フットアップ用クッション254は、上
昇して患者の脚が上がる。したがって、この部分の高さ
を調整することにより、患者の脚を上下して脚が回転椅
子から外部に突出しないようにする。なお、フットレス
ト調整バー311の下部には、フットレスト255が固
定されており、患者の足部を置く。また、患者の脚の長
さを調整した後、フットレストロックレバー313およ
びフットアップシートロックレバー351を締めつける
ことによって各部を固定する。
【0029】次に、座位照射外科治療システムについて
説明する。先ず、回転椅子300は、電子線直線加速照
射装置の下部に運搬される。この時、回転駆動部100
の浮上式移動用キャスタ113は、下部に突出されて、
回転椅子300の移動を容易にする。回転椅子300が
所定位置に移動した後、前記浮上式移動用キャスタ11
3は、回転椅子用接地ベース111の開口112内に収
納されると、回転椅子300は、その位置に固定され
る。次に、電子線直線加速照射装置の鉛直面内での回転
中心と回転椅子300の水平面内での回転中心とを一致
させるために、回転駆動部100のX軸方向調整用モー
タ114とY軸方向調整用モータ136とを図示されて
いないフットスイッチ等の押圧で回転させることによ
り、回転椅子300の回転中心を移動させる。一方、脳
定位固定リング271は、患者の頭蓋骨に図示されてい
ないピンによって固定され、CTスキャン等によって、
脳定位固定リング271と患部中心との位置関係が決定
される。この脳定位固定リング271と患部中心との位
置関係が決定された後、疑似脳定位固定リングが回転椅
子300に取り付けられ、前述のごとく、回転椅子30
0の水平面内での回転中心と電子線直線加速照射装置の
鉛直面内での回転中心とを略一致させるような調整を行
う。その後、脳定位固定リング271を付けた患者は、
回転椅子300に座る。この時、患部中心と回転椅子3
00の中心とが一致しない場合がある。このような場
合、患部中心を無理に回転椅子300の中心に移動させ
ると、患者は、不自然な姿勢で長時間(30分ないし4
0分)治療を受けることになる。患者を楽な姿勢で回転
椅子300の回転中心に移動させるために、調整部20
0のX軸方向調整用モータ225、Y軸方向調整用モー
タ235、Z軸方向調整用モータ213を図示されてい
ないフットスイッチ等の押圧により回転させる。このよ
うにして、水平面内において、回転椅子300の回転中
心と、患者の患部中心とが一致すると共に、鉛直面内で
電子線直線加速照射装置の回転中心とも一致する。
【0030】電子線直線加速照射装置43の放射線照射
角度は、図4に示すごとく、患部45の水平面前方を0
度とすると、たとえば、−45度から開始して図4に示
す後方の225度の位置まで回転する。この回転角度は
さらに広げて、全角で300度程度にすることもでき
る。しかし、回転椅子42は、等角速度で回転するため
図4に示す後方まで回転する必要はなく、−45度から
開始し90度で終了しても同じである。この時の回転椅
子42の周速度は、患部45の中心位置を通る鉛直線軸
に1番遠い図4に示す0度付近で速く、前記軸の真上で
は1番遅くなる。したがって、患部45の中心位置の放
射線ビーム44を単位時間当たりに同じ分量照射するた
めには、電子線直線加速照射装置43の回転速度を患部
45の中心位置を通る鉛直線軸に1番遠い図4に示す0
度付近で遅く、前記軸の真上では速くする必要がある。
そして、電子線直線加速照射装置43の回転速度を三角
関数に基づいて制御するのが良い。この速度制御は、コ
ンピュータを使用して行うこともできるが、全角で13
5度の間を30分ないし40分かけて移動する程度の速
度であるから、この区間をたとえば、6等分程度に分け
て速度を少しずつ段階的に変えることもできる。このよ
うに電子線直線加速照射装置43の回転速度を制御する
と、患部45の中心に照射される放射線ビーム44の量
は一定になる。また、電子線直線加速照射装置43の回
転は、放射線の照射量を一番多くしたい図4に示す0度
を中心にして、除々に回転の振幅を増加させる往復運動
を行なわせることができる。この場合、0度付近は、電
子線直線加速照射装置43の照射回数が多く、図4に示
す90度付近は照射回数が少ない。このようにして、患
部に対する放射線の照射量を調整するが、電子線直線加
速照射装置43の速度は、頭部に対する線量分布を計算
することによってコントロールできる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがな
ければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たと
えば、頭部の腫瘍を一例として説明したが、頭部以外眼
窩部、耳鼻咽喉部あるいはその他の身体の一部に適用で
きることは言うまでもない。また、フットアップ用クッ
ションの上下動を行う機構は、特に、実施例だけに限定
されるものではない。さらに、回転椅子における脚部を
載置する部分に対しても全体が裁頭円錐形となる防護カ
バーを設けることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、座位照射外科治療シス
テム用回転椅子は、電子線直線加速照射装置から発射さ
れる放射線ビームの頂点から床までの間において、一番
体積の少ない略円錐形になるように形成されているか
ら、小形で見栄えが良いだけでなく、複雑な形状の座部
より上方に、人間が近づき難く、回転椅子の調整中等に
おいて、身に付けている物を巻き込まない。本発明によ
れば、回転椅子の裁頭円錐形内に患者の脚を載置できる
凹部を設けたので、脚が回転椅子から突出することによ
る危険を防止できる。本発明によれば、回転椅子に設け
たフットアップ用クッションを上下することによって、
脚が長くても、回転椅子の外部に突出することがなく安
全である。本発明によれば、治療時間中に患者の苦痛を
軽減するような自然で楽な座位姿勢を保持できるので、
患者を入院させて治療するだけでなく、通常の生活をし
ながら病院に通院して治療することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転椅子の下部に当たる回転駆動部を説明す
るための図である。
【図2】 回転椅子の上部に当たる調整部を説明するた
めの図である。
【図3a】 回転駆動部の上に調整部を載置した回転椅
子の外観を説明するための図である。
【図3b】 図3の1におけるフットアップ用クッショ
ンを拡大した図である。
【図4】 電子線直線加速照射装置を使用して患者の患
部に放射線を照射して治療を行っている状態の説明図で
ある。
【図5】 座位照射外科治療システムにおける回転椅子
を説明するための一部断面図である。
【符号の説明】
100・・・回転駆動部 227・・・
X軸方向レール 200・・・調整部 231・・・
X軸方向テーブル 300・・・回転椅子 232・・・
可動部 111・・・回転椅子用接地ベース 233・・・
Y軸方向レール 112・・・開口 234・・・
Y軸方向レール 113・・・浮上式移動用キャスタ 235・・・
Y軸方向調整用モータ 114・・・X軸方向調整用モータ 236・・・
軸受 115・・・軸受 237・・・
回転軸 116・・・軸受 241・・・
Y軸方向テーブル 117・・・X軸方向レール 242・・・
可動部 118・・・可動シリンダ 243・・・
切欠部 119・・・ローラー 244・・・
補助リフト 120・・・回転軸 245・・・
ガスバネ 121・・・X軸─Y軸可動フランジ 251・・・
椅子座板 122・・・凹部 252・・・
座部 123・・・摺動凹部 253・・・
肘当て 124・・・可動部 254・・・フットアップ用クッ 130・・・回転軸 ション 131・・・X軸テーブル 255・・・
フットレスト 132・・・可動部 261・・・
背もたれ 133・・・Y軸方向レール 262・・・前後およびアオリ 134・・・軸受 機構付背当て 135・・・軸受 263・・・
ショルダーガード 136・・・Y軸方向調整用モータ 264・・・
座高調整用モータ 137・・・摺動凹部 265・・・
軸受 141・・・メインモータ 266・・・
回転軸 142・・・フランジ 267・・・
Z軸方向摺動部 143・・・ケーブル用中空 268・・・
Y軸方向止めナット 211・・・回転椅子用べース 269・・・脳定位固定リング調 212・・・防護カバー 整部 213・・・Z軸方向調整用モータ 271・・・
脳定位固定リング 214・・・Z軸方向レール 311・・・
フットレスト調整バー 215・・・軸受 312・・・
調整バー引込部 216・・・回転軸 221・・・回転椅子テーブル 313・・・フットレストロック 222・・・摺動凹部 レバー 223・・・軸受 321・・・
上部リンク 224・・・軸受 322・・・
リンク 225・・・X軸方向調整用モータ 323、32
4・・・軸 226・・・回転軸 331・・・
下部リンク 332、333・・・軸 341・・・ガスバネ 351・・・フットアップシートロックレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患部を中心にした垂直面内を回転しなが
    ら放射線を照射する電子線直線加速照射装置と、上記患
    部の中心を通る鉛直線軸を中心にした水平面内を回転す
    る回転椅子とからなる座位照射外科治療システム用回転
    椅子において、 回転椅子を水平方向に回転させるメインモータと、当該
    メインモータが取り付けられているX軸方向およびY軸
    方向に可動で、裁頭円錐形状の可動フランジと、当該可
    動フランジをX軸およびY軸方向に移動させるために回
    転を直線方向の移動に変換する第1および第2の摺動機
    構を有すると共に、前記可動フランジによって覆うよう
    に配設されている回転椅子用接地ベースとから構成され
    る回転駆動部と、 前記メインモータの回転子に取り付けられると共に、X
    軸、Y軸、およびZ軸方向に移動させるために回転を直
    線方向の移動に変換する第3ないし第5の摺動機構を有
    する回転椅子用ベースと、当該回転椅子用ベースに取り
    付けられ、患部を定位する定位装置を備えると共に上下
    動可能にするために回転を直線方向の移動に変換する第
    6の摺動機構を設けた背もたれを有する座部とから構成
    され、前記裁頭円錐形をした前記回転駆動部を収納する
    と共に、裁頭円錐形をした調整部と、 を備えたことを特徴とする座位照射外科治療システム用
    回転椅子。
  2. 【請求項2】 前記裁頭円錐形をした調整部には、患者
    の脚部が裁頭円錐形からはみ出さないように載置できる
    凹部が形成されていることを特徴とする請求項1の座位
    照射外科治療システム用回転椅子。
  3. 【請求項3】 前記回転椅子の座部に、患者の脚部を上
    下動可能なフットアップ用クッションを設けたことを特
    徴とする請求項1の座位照射外科治療システム用回転椅
    子。
JP30268691A 1991-10-23 1991-10-23 座位照射外科治療システム用回転椅子 Expired - Lifetime JPH0626611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30268691A JPH0626611B2 (ja) 1991-10-23 1991-10-23 座位照射外科治療システム用回転椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30268691A JPH0626611B2 (ja) 1991-10-23 1991-10-23 座位照射外科治療システム用回転椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05111541A true JPH05111541A (ja) 1993-05-07
JPH0626611B2 JPH0626611B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=17911975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30268691A Expired - Lifetime JPH0626611B2 (ja) 1991-10-23 1991-10-23 座位照射外科治療システム用回転椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626611B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5355357A (en) * 1990-01-20 1994-10-11 Sony Corporation Disc player and disc loading device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5355357A (en) * 1990-01-20 1994-10-11 Sony Corporation Disc player and disc loading device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0626611B2 (ja) 1994-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022071105A (ja) 放射線療法患者プラットフォーム
CN111417346A (zh) 患者定位设备
CN109528170A (zh) 一种用于眩晕诊疗系统的安全座椅
JP2021521954A (ja) 医療環境におけるユーザに対する人間工学的支持装置
JP4559423B2 (ja) 上体定位固定及び位置決め装置
JP2007089928A (ja) 放射線治療用患者保持装置
CN113288702A (zh) 一种用于固定束治疗室中实现坐姿放疗的质子放射治疗椅
JPH05111541A (ja) 座位照射外科治療システム用回転椅子
JPH05137806A (ja) 座位照射外科治療システムにおける安全装置
JPH0626610B2 (ja) 座位照射外科治療システムにおける回転中心に患部を移動できる調整装置を備えた回転椅子
AU2022332125A1 (en) Patient positioning system
JPH0585185B2 (ja)
EP3773222B1 (en) X-ray imaging system with lower shelf for standing and sitting patient
US10898147B2 (en) Adjustable lower shelf on an X-ray unit
US20230111290A1 (en) Radiotherapy apparatus for positioning a subject
JPH05123409A (ja) 座位照射外科治療システムにおける回転椅子
JPH0450025B2 (ja)
JPH0626612B2 (ja) 座位照射外科治療システムにおける回転椅子の自動調整装置
CN109512187A (zh) 一种双轨道式眩晕治疗转椅的自转轮组
KR102619102B1 (ko) 방사선치료를 위한 다각도 자세 환자 치료 의자
CN217567168U (zh) 一种可移动式放疗机器人
Zhang et al. Recent Patents on Radiotherapy Bed
JPH0450024B2 (ja)
CN117205453A (zh) 一种移动式放疗系统
CN109528436A (zh) 一种双轨道式眩晕治疗转椅