JPH05111055A - Vtrの再生回路 - Google Patents

Vtrの再生回路

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Publication number
JPH05111055A
JPH05111055A JP3264589A JP26458991A JPH05111055A JP H05111055 A JPH05111055 A JP H05111055A JP 3264589 A JP3264589 A JP 3264589A JP 26458991 A JP26458991 A JP 26458991A JP H05111055 A JPH05111055 A JP H05111055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
variable
frequency
noise section
Prior art date
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Pending
Application number
JP3264589A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Shibata
昌宏 柴田
Kazuya Kamiide
一也 上出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05111055A publication Critical patent/JPH05111055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの多い変速再生信号より変速再生画を
得るVTRにおいて、色の乱れがない良好な変速再生画
を得る。 【構成】 再生の低域クロマ信号を変換キャリアを用い
て元の周波数に変換する周波数変換回路7と、周波数変
換したクロマ信号が色はずれを起こしているときには前
記変換キャリアの位相を可変する色はずれ防止回路12
と、変速再生時のノイズ区間を検出するDOC検出回路
9とを有し、変速再生時のノイズ区間の間前記色はずれ
防止回路12の動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチル再生、コマ送り再
生等の変速再生を行うVTRの再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば8ミリVTRではクロマ信号を7
43KHzの低域に変換して記録するため再生時に元の
3.58MHzの信号に周波数変換する。この周波数変
換に際し低域クロマ信号と変換キャリアとの位相関係が
ずれると色はずれを起こすので、これを防止するため色
はずれ防止回路が備えられる。この色はずれ防止回路は
再生ビデオ信号の同期パルスより作成したバーストフラ
ッグ信号と周波数変換した3.58MHzのクロマ信号
との位相ずれを検出し、この位相ずれ量が一定量を超え
ると変換キャリアの位相を反転させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、専用の
変速再生用ヘッドを持たず再生ビデオ信号をメモリにて
補完して良好な変速再生画を得るVTR等においては、
再生ビデオ信号の一定位置にノイズが発生する。そし
て、このノイズ区間では同期パルスも検出できず、且
つ、クロマ信号も正常ではないので、色はずれ防止回路
が位相ずれを判別できずに誤動作し、正常再生区間とな
ってもすぐには正常動作せず正常再生区間で色が乱れ良
好な変速再生画を得ることができないという欠点があっ
た。
【0004】そこで、本発明は変速再生モード時にノイ
ズの割合が多い再生ビデオ信号より変速再生画を作るV
TRにおいて、色の乱れがない良好な変速再生画を得る
ことができる再生回路を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明に係るVTRの再生回路は、再生の低域クロマ
信号を変換キャリアを用いて元の周波数に変換する周波
数変換回路と、クロマ信号が色はずれを起こしているか
否か検出し、色はずれを起こしているときには前記変換
キャリアの位相を可変する色はずれ防止回路と、変速再
生時における再生ビデオ信号のノイズ区間を検出するノ
イズ区間検出回路とを有し、このノイズ区間検出回路が
ノイズ区間を検出すると前記色はずれ防止回路の動作を
禁止したものである。
【0006】
【作用】変速再生モード時には一定法則に従ってノイズ
区間と正常再生区間とを繰り返し、ノイズ区間では色は
ずれ防止回路の動作が禁止されるため誤動作せず、次の
正常再生区間になると色はずれ防止回路の動作が再開さ
れるため直ちに正常に働く。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図3に本発明を8ミリVTRに適用した例
が示され、8ミリVTRは回転ドラムの180°対向位
置にAおよびBヘッドが設けられ、この2つのヘッドで
記録及び再生を行う。この双方のヘッド幅は約18μm
であり、標準(SP)モードではトラック幅20μm、
長時間(LP)モードではトラック幅15μm(ガード
バンド2.5μm)で記録される。
【0008】図1には8ミリVTRの変速再生モード時
に使用する回路ブロック図が示されている。図1におい
て、A及びBヘッド1a,1bより順次選択的に出力さ
れる再生ビデオ信号はヘッドアンプ2、RFAGC回路
3を介して輝度処理回路4及びクロマ処理回路5にそれ
ぞれ供給されている。輝度処理回路4は再生ビデオ信号
中の輝度信号にデエンファシス、FM復調等の信号処理
を施す。クロマ処理回路5は再生ビデオ信号中のクロマ
信号をピックアップし、増幅等の信号処理を施して周波
数変換回路7に出力する。周波数変換回路7は再生の低
域クロマ信号(743KHz)を変換キャリア(4.3
2MHz)を用いて周波数変換し、この変換出力がBP
F回路8を通って元の3.58MHzのクロマ信号が得
られる。
【0009】DOC(ドロップアウトコンペンセータ)
検出回路9はRFAGC回路3が出力するビデオRF信
号のエンベロープ検波によりドロップアウト区間を検出
する。ここで、DOC検出回路9はノーマル再生時には
時定数を短く設定してドロップアウト区間に対応するD
OCパルスを出力するが、変速再生時には時定数を長く
設定してノイズ区間に対応するタイミングパルスをミュ
ート回路10に出力する。このミュート回路10には同
期分離回路11より同期パルスが導かれており、ミュー
ト回路10はタイミングパルスの入力区間だけ同期パル
スを色はずれ防止回路12のバーストフラッグ整形回路
13に出力するのをストップする。
【0010】色はずれ防止回路12はバーストフラッグ
整形回路13、APCID回路14及びキャリア反転回
路15から成る。バーストフラッグ整形回路13は同期
パルスより同期パルスとカラーバースト信号との位置関
係を情報として持つバーストフラッグ信号を整形してA
PCID回路14に出力する。APCID回路14には
3.58MHzに戻されたクロマ信号が供給され、AP
CID回路14はバーストフラッグ信号とクロマ信号と
の位相比較を行い位相ずれ量が一定量以上になると反転
パルスをキャリア反転回路15に出力する。キャリア反
転回路15は4.32MHzの変換キャリアを前記周波
数変換回路7に出力し、反転パルスが入力される毎に変
換キャリアの位相を180°反転させる。
【0011】図2には前記ミュート回路10の回路図が
示されている。図2において、ミュート回路10は同期
パルスの信号線とアースとの間にスイッチングトランジ
スタTrを有し、このスイッチングトランジスタTrの
ベースにタイミングパルスが供給されるよう構成されて
いる。そして、タイミングパルスが供給されるとスイッ
チングトランジスタTrがオンして同期パルスの出力を
ストップする。
【0012】以下、上記構成の作用について説明する。
スチル再生モードが選択されると、同一トラックを2つ
のヘッド1a,1bが交互に走査して当該トラックとア
ジマス角が一致する例えばAヘッド1aのみが適正な再
生ビデオRF信号を出力する。そのため、図3の(a)
に示す如く1フィールド毎に正常再生区間と無信号区間
を交互に繰り返すビデオRF信号がヘッドアンプ2、R
FAGC回路3を介して輝度処理回路5、クロマ処理回
路6及びDOC検出回路9に供給される。
【0013】図3の(b)に示す如く正常再生区間では
DOC検出回路9がタイミングパルスを出力しないた
め、同期パルスがミュート回路10を介して色はずれ防
止回路12に出力される。色はずれ防止回路12のAP
CID回路14はクロマ信号の位相ずれをチェックし、
ずれ量が一定量以上になると反転パルスを出力する。す
ると、変換キャリアの位相が180°反転されるため位
相ずれが修正されたクロマ信号が得られる。
【0014】無信号区間に切換わると、図3の(b)に
示す如くDOC検出回路9がタイミングパルスを出力す
るため、ミュート回路10から色はずれ防止回路12へ
は同期パルスが出力されない。従って、APCID回路
14は非駆動状態となるため誤動作しない。そして、再
び正常再生区間に切換わると、色はずれ防止回路12の
動作が再開され直ちに正常に働くため色はずれのないク
ロマ信号が出力され、良好な変速再生画が得られる。
【0015】コマ送り再生モード等の場合にも上記と略
同様の動作によって同様に良好な変速再生画が得られ
る。
【0016】尚、この実施例においては色はずれ防止回
路12が変換キャリアの位相を180°反転可能に構成
されているが、それ以上に細かく位相を可変できるよう
構成しても良い。
【0017】尚、この実施例においてはノイズ区間検出
回路をDOC検出回路9にて構成したが、A及びBヘッ
ド1a,1bの回転位置を示すスイッチングパルスより
タイミングパルスを整形する波形整形回路にて構成して
も良い。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、変速
再生モード時にはノイズ区間の間、色はずれ防止回路の
動作を禁止するよう構成したので、色の乱れがない良好
な変速再生画を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】8ミリVTRの変速再生モード時に使用する回
路ブロック図(実施例)。
【図2】ミュート回路の回路図(実施例)。
【図3】各部のタイムチャート図(実施例)。
【符号の説明】
7…周波数変換回路、9…DOC検出回路(ノイズ区間
検出回路)、12…色はずれ防止回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生の低域クロマ信号を変換キャリアを
    用いて元の周波数に変換する周波数変換回路と、クロマ
    信号が色はずれを起こしているか否か検出し、色はずれ
    を起こしているときには前記変換キャリアの位相を可変
    する色はずれ防止回路と、変速再生時における再生ビデ
    オ信号のノイズ区間を検出するノイズ区間検出回路とを
    有し、 このノイズ区間検出回路がノイズ区間を検出すると前記
    色はずれ防止回路の動作を禁止したことを特徴とするV
    TRの再生回路。
JP3264589A 1991-10-14 1991-10-14 Vtrの再生回路 Pending JPH05111055A (ja)

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JP3264589A JPH05111055A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 Vtrの再生回路

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JP3264589A JPH05111055A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 Vtrの再生回路

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JPH05111055A true JPH05111055A (ja) 1993-04-30

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ID=17405401

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JP3264589A Pending JPH05111055A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 Vtrの再生回路

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