JPH05110460A - 雑音抑圧式デイジタル無線装置 - Google Patents

雑音抑圧式デイジタル無線装置

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JPH05110460A
JPH05110460A JP29986491A JP29986491A JPH05110460A JP H05110460 A JPH05110460 A JP H05110460A JP 29986491 A JP29986491 A JP 29986491A JP 29986491 A JP29986491 A JP 29986491A JP H05110460 A JPH05110460 A JP H05110460A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル無線装置の受信時における同期が
確立する迄の間の雑音を抑圧することを可能にする。 【構成】 無線装置のディジタル信号処理装置7を、受
信信号を復調する変復調部2と、復調された信号を音声
信号にする信号変換部1と、受信信号中の同期信号を検
出する同期検出部3と、受信信号中のCW信号を検出す
るCW検出部4と、同期検出部3からの検出信号とCW
検出部4からの検出信号によりスイッチ52をオン、オ
フ制御して信号変換部1からスピーカ9に出力される信
号を断続させるスイッチ制御部5とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は雑音抑圧式ディジタル無
線装置に関し、特に変復調部が同期を確立するまでの非
同期期間に発生する雑音を抑圧する無線通信用ディジタ
ル無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディジタル無線装置は、
図2に示すようにディジタル信号処理装置11と無線送
受信装置12で構成される。ディジタル信号処理装置1
1は、無線送受信部12の音声入出力部にインターフェ
ースされディジタル化音声通信を可能とする装置であ
り、音声信号をシリアルディジタル信号に変換するA/
Dコンバータとシリアルディジタル信号を音声信号に変
換するD/Aコンバータとを有する信号変換部1と、シ
リアルディジタル信号をモデム信号に、モデム信号をシ
アリルディジタル信号に変換する変復調部2とで構成さ
れる。
【0003】この無線装置の動作を図3の信号タイミン
グ図を併用して説明する。送信時には、マイク8より音
声信号101が信号変換部1へ入力され、同期信号を持
つシリアルディジタル信号102に変換され、更に変復
調部2においてモデム信号103に変調され、無線送受
信部12に送られ、アンテナから電波として放射され
る。
【0004】受信時には、アンテナで受信した信号は無
線送受信部12へ入力され、モデム信号103に復調さ
れディジタル信号処理装置11に入力される。このモデ
ム信号103は変復調部2で復調され、シリアルディジ
タル信号104として出力され、信号変換部1において
音声信号105に変換され、スピーカ9へ出力される。
尚、ここで言うモデム信号とは、一般によく周知されて
いるFSK方式によりディジタル信号がアナログ信号に
変換されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
ジタル無線装置では、送信側からのシリアルディジタル
信号104に含まれる同期信号を検出し、この検出した
同期信号を基準にしてシリアルディジタル信号104を
音声信号105に変換してスピーカ9へ出力している。
このため、同期信号を検出する迄の間、即ち同期不確立
の間、シリアルディジタル信号104は音声信号105
に変換されることなくそのままスピーカ9から出力され
ることになり、この音声が雑音としてスピーカ9から出
力され、運用者に不快感を与えという問題がある。本発
明の目的は、同期が確立する迄の間の雑音を抑圧するこ
とを可能にしたディジタル無線装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル無線
装置は、受信信号を復調する変復調部と、復調された信
号を音声信号にする信号変換部と、受信信号中の同期信
号を検出する同期検出部と、受信信号中のCW信号を検
出するCW検出部と、前記同期検出部からの検出信号と
CW検出部からの検出信号によりスイッチをオン、オフ
制御して前記信号変換部からスピーカに出力される信号
を断続させるスイッチ制御部とで構成されるディジタル
信号処理装置を備えている。このスイッチ制御部は、同
期検出部からの同期信号検出信号が入力されないときに
はスイッチをオフして信号変換部からの信号をスピーカ
に出力させないようにし、CW検出部からのCW検出信
号が入力されたときにスイッチを間欠的にオンして信号
変換部からの信号をスピーカに間欠的に出力させるよう
に構成する。
【0007】
【作用】本発明によれば、同期が確立する迄の間は、ス
ピーカから音声が出力されないようにして雑音を防止す
る。又、この間において、CW信号を検出したときに
は、スピーカから断続的に音声を出力させ、雑音を抑圧
した状態で出力させる。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、ディジタル無線装置は、アンテナに接続
される無線送受信部6と、ディジタル信号処理装置7と
で構成される。ディジタル信号処理装置7は、マイク8
の音声信号をシリアルディジタル信号に変換するA/D
コンバータ(図示せず)と、シリアルディジタル信号を
音声信号にしてスピーカ9に出力するD/Aコンバータ
(図示せず)とを備える信号変換部1と、シリアルディ
ジタル信号をモデム信号に、又その逆に夫々変換する変
復調部2とを備えている。
【0009】更に、このディジタル信号処理装置7に
は、受信信号中の同期信号を検出する同期信号検出部3
と、受信信号中のCW信号を検出するCW信号検出部4
を備えている。そして、これら各検出部3,4の出力を
SW(スイッチ)制御部5に夫々入力させる。SW制御
部5には、論理和ゲート(ORゲート)51と、スイッ
チ52が設けられ、前記各検出部3,4の少なくとも一
方の出力が論理和ゲート51に入力されたときにスイッ
チ52をオン、オフ動作させるように構成している。こ
のスイッチ52は前記スピーカ9を信号変換器1に断接
させる。
【0010】次に、以上の構成のディジタル無線装置の
動作を図3のタイムチャートを併用して説明する。尚、
送信については従来装置と同じであるので説明は省略す
る。今、送信側での送信プレス信号106に伴って送信
されてくる電波をアンテナを通して受信すると、この受
信信号は無線送受信部6にて復調され、モデム信号10
3に変換されてディジタル信号処理装置7へ入力され
る。ディジタル信号処理装置7では、変復調部2におい
てモデム信号103がシリアルディジタル信号104に
変換され、信号変換部1へ出力される。この信号変換部
1からは音声信号105が出力される。
【0011】又、同時にシリアルディジタル信号104
が同期検出部3に出力され、モデム信号103がCW検
出部4に出力される。同期検出部3ではシリアルディジ
タル信号104中の同期信号を検出し、SW制御部5へ
検出出力信号107を出力する。又、CW検出部4では
モデム信号103中のCW信号を検出し、予め設定され
た所定の時間T2後に、SW制御部5へCW検出出力信
号108を出力する。この時間T2は同期信号検出でき
る信号変換部1の信号処理時間に合わせ設定する。
【0012】SW制御部5では、論理和ゲート51によ
り2つの検出出力信号の論理和を取った上で、スイッチ
52を開閉する。即ち、同期が確立される迄の時間T1
の間は、スイッチ52をオフさせる。これにより、信号
変換部1からの音声信号105がスピーカ9に入力され
ることはなく、したがって、この同期を確立するまでの
時間T1の間、シリアルディジタル信号104中のラン
ダムな信号aが信号変換部1へ出力され、信号変換部1
にて音声信号105中の雑音としてスピーカ9へ出力さ
れることが防止される。
【0013】一方、同期が確立しない状態が継続した場
合には、雑音と共に音声信号105が全くスピーカ9か
ら出力されないため、スピーカ9では無音状態が継続さ
れ、運用者は送信側からの信号の有無、或いはディジタ
ル信号処理装置7の異常の有無を認識できない。そこ
で、CW検出部4ではモデム信号103中のCW信号1
03を検出し、検出と同時にタイマーを動作させ、任意
に設定可能な所定時間T2が経過した時点で、CW検出
出力信号108を出力する。
【0014】このCW検出出力信号108がSW制御部
5に入力されると、スイッチ52は間欠的にオン、オフ
される。このため、この間欠的なオン動作によって音声
信号105がスピーカ9から出力されることになり、雑
音も同時に出力されるが、この間欠オン、オフのデュー
ティ比を適宜に設定することで、抑圧した状態で雑音b
をスピーカ9から出力させることができる。これによ
り、運用者は耳ざわりにならない雑音を確認すること
で、ディジタル信号処理装置7が正常に動作しており、
現在が同期不確立状態であることを認識することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、同期が確
立する迄の間は、スピーカから音声が出力されないよう
にして雑音を防止し、運用者への不快感を解消すること
ができる。又、この間においてCW信号を検出したとき
には、スピーカから間欠的に音声を出力させ、雑音を抑
圧した状態で出力させて装置の正常動作を認識させるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線装置の一実施例のブロック構成図
である。
【図2】従来の無線装置の一例のブロック構成図であ
る。
【図3】本発明及び従来の各無線装置における信号波形
図である。
【符号の説明】
1 信号変換部 2 変復調部 3 同期検出部 4 CW検出部 5 SW制御部 6 無線送受信部 7 ディジタル信号処理装置 8 マイク 9 スピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を復調する変復調部と、復調さ
    れた信号を音声信号にする信号変換部と、受信信号中の
    同期信号を検出する同期検出部と、受信信号中のCW信
    号を検出するCW検出部と、前記同期検出部からの検出
    信号とCW検出部からの検出信号によりスイッチをオ
    ン、オフ制御して前記信号変換部からスピーカに出力さ
    れる信号を断続させるスイッチ制御部とで構成されるデ
    ィジタル信号処理装置を備えることを特徴とする雑音抑
    圧式ディジタル無線装置。
  2. 【請求項2】 スイッチ制御部は、同期検出部からの同
    期信号検出信号が入力されないときにはスイッチをオフ
    して信号変換部からの信号をスピーカに出力させないよ
    うにし、CW検出部からのCW検出信号が入力されたと
    きにスイッチを間欠的にオンして信号変換部からの信号
    をスピーカに間欠的に出力させるように構成してなる請
    求項1の雑音抑圧式ディジタル無線装置。
JP29986491A 1991-10-19 1991-10-19 雑音抑圧式ディジタル無線装置 Expired - Lifetime JP2848063B2 (ja)

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