JPH05110451A - 行列演算回路 - Google Patents

行列演算回路

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JPH05110451A
JPH05110451A JP3242371A JP24237191A JPH05110451A JP H05110451 A JPH05110451 A JP H05110451A JP 3242371 A JP3242371 A JP 3242371A JP 24237191 A JP24237191 A JP 24237191A JP H05110451 A JPH05110451 A JP H05110451A
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JP
Japan
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vector
rom
product
matrix
binary
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JP3242371A
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JP3231811B2 (ja
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Masato Horaguchi
正人 洞口
Kenzo Urabe
健三 占部
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル受信信号の誤り訂正のためのパリ
ティやシンドロームを計算する行列演算回路のメモリの
容量を少くして高速演算させることを目的とする。 【構成】 k次の2進ベクトルxを分割した部分ベクト
ルxi のすべてに対して特定のm行k列の2進行列Hを
分割した部分ベクトルHi との積xi i を部分領域ご
とに予め記憶させたROM11と、そのROM11の出
力と自身の前回出力値との排他的論理和を出力する排他
的論理和回路12と、その出力を保持し排他的論理和回
路12へ与えるレジスタ13とからなり、任意のk次の
2進ベクトルxの部分ベクトルxi と部分ベクトル番号
iとをROM11に入力することによって所望の演算結
果がレジスタ13から得られるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を受信
して復号する場合に、ディジタル信号処理の1つとして
誤り訂正のためのパリティやシンドロームを計算する処
理に用いられる行列演算回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を受信して復号する場合
に、ディジタル信号処理の1つとして誤り訂正のための
パリティやシンドロームの計算が必要となり、この時k
次の2進ベクトルxとm×k次の2進マトリクスHの積
の2進ベクトルPを求めるため、次式の行列演算が必要
となる。 P=Hx ……………(1) この(1)式の演算を実現する方法として従来は、シフ
トレジスタによる演算回路が用いられているが、早い演
算速度を要求される場合には、全てのxに対する演算結
果をROM(Read Only Memory)に記憶しておく方法が
用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のR
OMを用いた演算回路では、すべてのxに対するkの値
が2k 通りあるためROMの総記憶容量が膨大になると
いう問題がある。本発明の目的は、上記の行列演算回路
を従来より少ない容量のROMで実現し、かつ、高速の
演算速度で演算することのできる行列演算回路を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の行列演算回路
は、任意のk次の2進ベクトルxを入力とし特定の値を
もつm行k列の2進行列Hとの積を演算結果として出力
するために、前記xをj個に分割した部分ベクトルxi
の全てに対して同様にj個に分割した前記Hの部分ベク
トルHi との積Hi i を各iごとにj個の領域に分け
て予め記憶させたROMと、該ROMからの出力と自身
の前回出力値とを入力とする排他的論理和回路と、該排
他的論理和回路の出力を保持しその出力を前記前回出力
値とするレジスタとを備えて、前記任意のk次の2進ベ
クトルxの部分ベクトルxi と部分ベクトル番号iとが
アドレスとして前記ROMに入力されたとき、該ROM
から前記各iごとの積Hi i が読み出されて前記レジ
スタから求める前記演算結果が得られるように構成した
ことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】図1は本発明による行列演算回路の一構成例
図である。11は上記k次の2進ベクトルxの部分ベク
トルxi と部分ベクトル番号iをアドレスとして、上記
m行k列の2進行列Hの部分ベクトルHi と上記部分ベ
クトルxi との積の計算結果が予め書き込まれたROM
であり、12はROM11の出力と自身の前回出力を入
力とした排他的論理和回路、13は排他的論理和回路1
2の出力を入力とし、求める演算結果Pを出力するレジ
スタ。
【0006】次に、本発明の行列演算回路の作用につい
て説明する。本発明による行列演算回路は、値の定まっ
ているm行k列の2進行列Hと任意の値を持つk次の2
進ベクトルxの積Pを計算して出力する。上記H、及び
上記xを次式のようにj個の部分行列Hi とj個の次数
k/jの部分ベクトルxiに分解する。ここでiは部分
行列、部分ベクトルの番号を表わす。またべき数の記号
Tは転置を表わす。 xT =(x1 T ,x2 T ,…,xj T )…………(2) H=(H1 ,H2 ,…,Hj ) ……………(3) ROM11は、j個の領域(エリア1〜j)に分けられ
ており、i番目の領域には、上記xi の全てに対する上
記Hi との積Hi i を予め書き込んでおく。xi の取
り得る値の数は2k/j であるから、必要なROM11の
容量は2k/j ×jである。 上記Hi との積を求めようとする任意の上記xがj
個の部分ベクトルxi に分解され、部分ベクトルの番号
iとともにROM11のアドレスバスに入力される。 ROM11は、アドレスバスに入力されたxi とi
に対して、それぞれ記憶されている積Hi i をデータ
バスに出力する。 排他的論理和回路12は、大きさk/jのレジスタ
13とループを構成することにより、上記ROM11の
データバス出力Hi i を1からjまでのiに対して、
次式(4)で表わされるHi i の排他的論理和による
総和を計算し、Hとxの積Pとして出力する。
【0007】
【数1】 ここで外1Σは排他的論理和による2進の総和を表わ
す。
【0008】
【外1】
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、任意のk次のベクトルxと特定のm行k列の行列
Hの積Pを計算するのに必要なROMの容量は、従来の
k と比較して2k/j ×jとなり、従来より少ない容量
で行列演算を行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による行列演算回路の一構成例図であ
る。
【符号の説明】
11 ROM 12 排他的論理和回路 13 レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のk次の2進ベクトルxを入力とし
    特定の値をもつm行k列の2進行列Hとの積を演算結果
    として出力するために、 前記xをj個に分割した部分ベクトルxi の全てに対し
    て同様にj個に分割した前記Hの部分ベクトルHi との
    積Hi iを各iごとにj個の領域に分けて予め記憶さ
    せたROMと、 該ROMからの出力と自身の前回出力値とを入力とする
    排他的論理和回路と、 該排他的論理和回路の出力を保持しその出力を前記前回
    出力値とするレジスタとを備えて、 前記任意のk次の2進ベクトルxの部分ベクトルxi
    部分ベクトル番号iとがアドレスとして前記ROMに入
    力されたとき、該ROMから前記各iごとの積Hi i
    が読み出されて前記レジスタから求める前記演算結果が
    得られるように構成した行列演算回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7039854B1 (en) * 2002-02-21 2006-05-02 Ciena Corporation Method and apparatus for performing syndrome computation in a decoder of a forward error correction (FEC) system
JP2010199811A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Fanuc Ltd 制御装置のメモリシステム

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US7039854B1 (en) * 2002-02-21 2006-05-02 Ciena Corporation Method and apparatus for performing syndrome computation in a decoder of a forward error correction (FEC) system
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