JPH05109470A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPH05109470A JPH05109470A JP26984691A JP26984691A JPH05109470A JP H05109470 A JPH05109470 A JP H05109470A JP 26984691 A JP26984691 A JP 26984691A JP 26984691 A JP26984691 A JP 26984691A JP H05109470 A JPH05109470 A JP H05109470A
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- JP
- Japan
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- load
- switch
- detection device
- oscillation
- inadequate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 商用電源1を整流する整流回路2と、整流後
の出力を平滑回路3で平滑し得た直流電圧を交流に変換
する加熱コイル4と、共振コンデンサ5及びスイッチン
グ素子6と、前記加熱コイル4により誘導加熱される負
荷が適切か不適か判定する負荷検知装置8と、前記負荷
検知装置8の出力信号を入り切りするスイッチ9と、前
記負荷検知装置8が負荷を不適と判定した場合に前記ス
イッチング素子6をオフし前記インバータ回路の発振を
停止させる発振制御部7とを有し、使用者の意志により
前記スイッチ9を切りとし前記負荷検知装置8の出力信
号を切り不適負荷の加熱を可能とする。 【効果】 ナイフやフォーク等の不適負荷時加熱停止を
するとともに、使用者の希望により形状の小さい不適負
荷の加熱を可能とし、安全性を確保した上使い勝手を向
上させることができる。
の出力を平滑回路3で平滑し得た直流電圧を交流に変換
する加熱コイル4と、共振コンデンサ5及びスイッチン
グ素子6と、前記加熱コイル4により誘導加熱される負
荷が適切か不適か判定する負荷検知装置8と、前記負荷
検知装置8の出力信号を入り切りするスイッチ9と、前
記負荷検知装置8が負荷を不適と判定した場合に前記ス
イッチング素子6をオフし前記インバータ回路の発振を
停止させる発振制御部7とを有し、使用者の意志により
前記スイッチ9を切りとし前記負荷検知装置8の出力信
号を切り不適負荷の加熱を可能とする。 【効果】 ナイフやフォーク等の不適負荷時加熱停止を
するとともに、使用者の希望により形状の小さい不適負
荷の加熱を可能とし、安全性を確保した上使い勝手を向
上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱される負荷の
適性を判断してインバータ回路の発振信号の発信制御を
行う誘導加熱調理器に関するものである。
適性を判断してインバータ回路の発振信号の発信制御を
行う誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加熱コイルに高周波電流を印加し高周波
の磁束を発生させて加熱コイルと磁気結合した負荷に渦
電流を誘起させて、そのジュール熱により負荷を加熱さ
せる誘導加熱調理器においては、使用者が誤ってナイフ
・フォーク等の小物負荷を誘導加熱調理器上に置いても
それら小物負荷を加熱しないように、公知例(特開平2
−114486号公報)に示すように、負荷が適切か不
適かを判定する負荷検知装置が備わっている。その負荷
検知方式としては、誘導加熱調理器への入力電流と、誘
導加熱調理器内で発生する電圧・電流等のバランスによ
り負荷を判断するものが一般的である。
の磁束を発生させて加熱コイルと磁気結合した負荷に渦
電流を誘起させて、そのジュール熱により負荷を加熱さ
せる誘導加熱調理器においては、使用者が誤ってナイフ
・フォーク等の小物負荷を誘導加熱調理器上に置いても
それら小物負荷を加熱しないように、公知例(特開平2
−114486号公報)に示すように、負荷が適切か不
適かを判定する負荷検知装置が備わっている。その負荷
検知方式としては、誘導加熱調理器への入力電流と、誘
導加熱調理器内で発生する電圧・電流等のバランスによ
り負荷を判断するものが一般的である。
【0003】第2図は従来の誘導加熱調理器の回路図で
あり、図において、1は商用電源、2は商用電源1を整
流する整流器であり、10は整流器2の出力を直流に平滑
する平滑回路3と、この直流電圧を交流に変換する加熱
コイル4と、共振コンデンサ5及びバイポーラトランジ
スタと逆並列ダイオードを有するスイッチング素子6か
らなるインバータ回路であり、7はスイッチング素子6
のオンオフを制御する発振制御部、8は加熱コイル4と
磁気結合された負荷が適切か不適かを判定する負荷検知
装置である。
あり、図において、1は商用電源、2は商用電源1を整
流する整流器であり、10は整流器2の出力を直流に平滑
する平滑回路3と、この直流電圧を交流に変換する加熱
コイル4と、共振コンデンサ5及びバイポーラトランジ
スタと逆並列ダイオードを有するスイッチング素子6か
らなるインバータ回路であり、7はスイッチング素子6
のオンオフを制御する発振制御部、8は加熱コイル4と
磁気結合された負荷が適切か不適かを判定する負荷検知
装置である。
【0004】負荷が不適である場合、負荷検知装置8は
負荷を不適と判定し、発振制御部7に信号を出力する。
発振制御部7は前記信号によりスイッチング素子6への
発振を停止する。
負荷を不適と判定し、発振制御部7に信号を出力する。
発振制御部7は前記信号によりスイッチング素子6への
発振を停止する。
【0005】上述のようにして、形状の小さい負荷、あ
るいは加熱に不適な材質の負荷の加熱を防止している。
るいは加熱に不適な材質の負荷の加熱を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような回路構成ではナイフやフォーク等を誤って置いた
場合だけでなく、使用者が必要上形状の小さい負荷等に
よる調理をしようとした場合でも、負荷検知装置が働
き、調理出来ないという問題があった。
ような回路構成ではナイフやフォーク等を誤って置いた
場合だけでなく、使用者が必要上形状の小さい負荷等に
よる調理をしようとした場合でも、負荷検知装置が働
き、調理出来ないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、使用者の選択により、形
状が小さい等不適とされる負荷の加熱を実現可能とする
ものである。
状が小さい等不適とされる負荷の加熱を実現可能とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、商用電源を整流する整
流回路と、整流後の出力を平滑し直流電圧を得る平滑回
路、この直流電圧を交流に変換する加熱コイル、共振コ
ンデンサ及びスイッチング素子からなるインバータ回路
と、前記加熱コイルにより誘導加熱される負荷が適切か
不適かを判定する負荷検知装置と、前記負荷検知装置の
出力信号を入り切りするスイッチと、前記負荷検知装置
が負荷を不適と判定した場合に前記スイッチング素子を
オフし前記インバータ回路の発振を停止させる発振制御
部とを有するものである。
するためになされたものであり、商用電源を整流する整
流回路と、整流後の出力を平滑し直流電圧を得る平滑回
路、この直流電圧を交流に変換する加熱コイル、共振コ
ンデンサ及びスイッチング素子からなるインバータ回路
と、前記加熱コイルにより誘導加熱される負荷が適切か
不適かを判定する負荷検知装置と、前記負荷検知装置の
出力信号を入り切りするスイッチと、前記負荷検知装置
が負荷を不適と判定した場合に前記スイッチング素子を
オフし前記インバータ回路の発振を停止させる発振制御
部とを有するものである。
【0009】
【作用】上記のように構成したことにより、スイッチを
入りとしている場合はナイフやフォーク等の不適負荷を
置くと負荷検知装置は負荷を不適と判定しインバータ回
路の発振を停止させ、使用者の意志により前記スイッチ
を切りとした場合は負荷検知装置の出力信号を切り不適
負荷の加熱を可能とする作用をする。
入りとしている場合はナイフやフォーク等の不適負荷を
置くと負荷検知装置は負荷を不適と判定しインバータ回
路の発振を停止させ、使用者の意志により前記スイッチ
を切りとした場合は負荷検知装置の出力信号を切り不適
負荷の加熱を可能とする作用をする。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1を用いて
説明する。図1は、本発明の一実施例における誘導加熱
調理器の回路図である。
説明する。図1は、本発明の一実施例における誘導加熱
調理器の回路図である。
【0011】図1において、1は商用電源、2は商用電
源1を整流する整流回路、10は整流回路2の出力を直流
に平滑する平滑回路3と、加熱コイル4と、共振コンデ
ンサ5と、バイポーラトランジスタと逆並列ダイオード
を有するスイッチング素子6を有するインバータ回路、
7はスイッチング素子6のオンオフを制御する発振制御
部、8は加熱コイル4と磁気結合された負荷が適切か不
適かを判定する負荷検知装置、9は発振制御部7への負
荷検知装置8の出力信号を入り切りするスイッチであ
る。
源1を整流する整流回路、10は整流回路2の出力を直流
に平滑する平滑回路3と、加熱コイル4と、共振コンデ
ンサ5と、バイポーラトランジスタと逆並列ダイオード
を有するスイッチング素子6を有するインバータ回路、
7はスイッチング素子6のオンオフを制御する発振制御
部、8は加熱コイル4と磁気結合された負荷が適切か不
適かを判定する負荷検知装置、9は発振制御部7への負
荷検知装置8の出力信号を入り切りするスイッチであ
る。
【0012】以下本実施例の作用について説明する。
【0013】通常使用者は、スイッチ9を閉じた状態に
しておく。負荷が適切である場合は負荷検知装置8から
は信号は出力されず、発振制御部7はスイッチング素子
6を駆動し、スイッチング素子6は加熱コイル4に通電
し負荷の加熱を行なう。ナイフやフォーク等を誤って置
いた等不適負荷である場合は負荷検知装置8は信号を出
力し、発振制御部7はスイッチング素子6への発振を停
止し、不適負荷の場合は加熱されない。
しておく。負荷が適切である場合は負荷検知装置8から
は信号は出力されず、発振制御部7はスイッチング素子
6を駆動し、スイッチング素子6は加熱コイル4に通電
し負荷の加熱を行なう。ナイフやフォーク等を誤って置
いた等不適負荷である場合は負荷検知装置8は信号を出
力し、発振制御部7はスイッチング素子6への発振を停
止し、不適負荷の場合は加熱されない。
【0014】次に負荷検知装置8により不適と判定され
る負荷、例えば形状の小さい負荷を加熱しようとする場
合について説明する。使用者はスイッチ9を開いた状態
にする。負荷検知装置8は不適負荷と判定し、信号を出
力する。しかしスイッチ9が開いているため、発振制御
部7には前記信号は入力されず、発振制御部7はスイッ
チング素子6への発振を行ない、スイッチング素子6は
加熱コイル4に通電し不適負荷を加熱する。
る負荷、例えば形状の小さい負荷を加熱しようとする場
合について説明する。使用者はスイッチ9を開いた状態
にする。負荷検知装置8は不適負荷と判定し、信号を出
力する。しかしスイッチ9が開いているため、発振制御
部7には前記信号は入力されず、発振制御部7はスイッ
チング素子6への発振を行ない、スイッチング素子6は
加熱コイル4に通電し不適負荷を加熱する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、発振制御部への負荷検
知装置の出力信号を入り切りするスイッチを設けたか
ら、スイッチをオンしナイフやフォーク等の不適負荷時
加熱停止をするとともに、使用者の希望によりスイッチ
をオフし形状の小さい不適負荷の加熱を可能とし、安全
性を確保した上使い勝手の向上ができる効果がある。
知装置の出力信号を入り切りするスイッチを設けたか
ら、スイッチをオンしナイフやフォーク等の不適負荷時
加熱停止をするとともに、使用者の希望によりスイッチ
をオフし形状の小さい不適負荷の加熱を可能とし、安全
性を確保した上使い勝手の向上ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す誘導加熱調理器の回路
図である。
図である。
【図2】従来例を示す誘導加熱調理器の回路図である。
1 商用電源 2 整流回路 3 平滑回路 4 加熱コイル 5 共振コンデンサ 6 スイッチング素子 7 発振制御部 8 負荷検知装置 9 スイッチ 10 インバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 精夫 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテツク内
Claims (1)
- 【請求項1】 商用電源(1)を整流する整流回路
(2)と、整流後の出力を平滑し直流電圧を得る平滑回
路(3)、この直流電圧を交流に変換する加熱コイル
(4)、共振コンデンサ(5)及びスイッチング素子
(6)からなるインバータ回路(10)と、前記加熱コイ
ル(4)により誘導加熱される負荷が適切か不適かを判
定する負荷検知装置(8)と、前記負荷検知装置(8)
の出力信号を入り切りするスイッチ(9)と、前記負荷
検知装置(8)が負荷を不適と判定した場合に前記スイ
ッチング素子(6)をオフし前記インバータ回路の発振
を停止させる発振制御部(7)とを有し、使用者の意志
により前記スイッチ(9)を切りとし前記負荷検知装置
(8)の出力信号を切り不適負荷の場合でも加熱を可能
とすることを特徴とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26984691A JPH05109470A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26984691A JPH05109470A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05109470A true JPH05109470A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17478008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26984691A Pending JPH05109470A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05109470A (ja) |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP26984691A patent/JPH05109470A/ja active Pending
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