JPH0510922Y2 - - Google Patents

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JPH0510922Y2
JPH0510922Y2 JP19699587U JP19699587U JPH0510922Y2 JP H0510922 Y2 JPH0510922 Y2 JP H0510922Y2 JP 19699587 U JP19699587 U JP 19699587U JP 19699587 U JP19699587 U JP 19699587U JP H0510922 Y2 JPH0510922 Y2 JP H0510922Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は籾を脱ぷするためのフアンを備えた
脱ぷ装置と、玄米を精米するための精米軸を備え
た精米装置とを設けた脱ぷ装置付き精米機に関す
る。
(従来の技術) 従来、この種の精米機としては、例えば実公昭
62−38750号公報に記載されているように、脱ぷ
機と駆動モータとの間にクラツチ手段を有するベ
ルト伝達機構を設けると共に、精米機と駆動モー
タとの間にベルト伝達機構を設け、玄米の精米を
行う場合には、前記クラツチ手段によつて脱ぷ機
と駆動モータとの動力伝達を遮断した状態で精米
機のみを作動させ、籾の脱ぷを行う場合には、精
米機の作動を停止することなく精米機への玄米供
給のみを停止した状態で、前記クラツチ手段によ
つて駆動モータの動力を脱ぷ機に伝達するように
したものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記の従来装置においては、各ベル
ト伝達機構が精米機本体の中央部に配設されてい
るため、長期の使用によつてベルトが劣化した
時、その点検作業や交換作業を行い難いという問
題がある。
(考案の目的) この考案は上記の問題点を解消するためになさ
れたものであつて、その目的は長期の使用によつ
て劣化したベルトの点検や交換を容易に行うこと
ができると共に、脱ぷ装置の精掃作業も容易に行
うことが可能な脱ぷ装置付き精米機における駆動
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この考案では、
脱ぷ装置のフアンを精米機本体の後部側壁近傍に
配設すると共に、前記精米装置の精米軸を前後に
延びる軸線に沿つて配設し、前記脱ぷ装置及び精
米装置を駆動するために、精米軸とほぼ平行に延
びる駆動軸を設け、精米機本体の前後両側壁近傍
において、この駆動軸の両端に一対の駆動プーリ
を装着し、前記脱ぷ装置のフアンに駆動連結され
た被動プーリを精米機本体の前部側壁近傍に配設
すると共に、前記精米装置の精米軸に駆動連結さ
れた被動プーリを精米機本体の後部側壁近傍に配
設し、一方の駆動プーリと脱ぷ装置用の被動プー
リとに掛装されたベルトを精米機本体の前部側壁
近傍に配設すると共に、他方の駆動プーリと精米
装置用の被動プーリとに掛装されたベルトを精米
機本体の後部側壁近傍に配設し、更に、前記各ベ
ルトの配置位置に対向して精米機本体の前後両側
壁にカバーによつて開閉可能な一対の開口を形成
している。
(作用) 従つて、この考案によれば、各開口を開放する
ことにより、各ベルトが精米機本体の各側壁近傍
において露出され、その点検及び交換を容易に行
うことができる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて詳細に説明する。第1図〜第3図に示すよ
うに、有底箱状に形成した精米機本体1の左側上
部には、籾ホツパー2が内蔵され、その上部には
籾3の投入口4が形成されると共に、下部には排
出口5が形成されている。又、籾ホツパー2の下
部には前記排出口5を開閉可能なシヤツター6が
装着され、ばね7により閉鎖方向へ付勢されてい
る。
籾ホツパー2の下方には前後に延びる作動軸8
が支持台9及び軸受け10により回転可能に支持
され、その後端には脱ぷフアン11が一体回転可
能に装着されている。この脱ぷフアン11は脱ぷ
ケース12によつて被覆され、そのケース12が
前記籾ホツパー2の排出口5に連通されている。
又、このケース12には上方へ開口する吐出口1
3が形成されている。そして、前記脱ぷフアン1
1及び脱ぷケース12により、脱ぷ装置Aが構成
され、脱ぷフアン11の回転によつて籾3が脱ぷ
ケース12の内面に衝突されることによつて玄米
3aと籾穀3bとに分離される。
次に、玄米3aと籾穀3bとを選別する選別装
置Bについて説明すると、第1図〜第3図に示す
ように、精米機本体1の後部上縁には突起部14
が形成され、その内部には精米機本体1の内部に
連通する突状空間Sが形成されている。前記脱ぷ
装置Aとほぼ同一の平面上に位置するように、前
記突状空間Sの右側部には選別装置Bが収容され
ている。この選別装置Bのケース15には選別通
路を形成する複数の選別板16が内装されると共
に、ケース15の上部にはケース15内に玄米3
a及び籾穀3bを受入れるために、左下方向へ突
出する受入口17が形成されている。そして、前
記脱ぷケース12の吐出口13と選別装置Bの受
入口17とが可撓性を備えた接続ホース18によ
つて連通されている。又、この接続ホース18は
前記脱ぷ装置A及び選別装置Bとほぼ同一平面上
において、大きな曲率半径をもつて配置されてい
る。
前記選別装置Bのケース15の下部には前記選
別板16によつて選別された玄米3aのみを吐出
する玄米吐出口19と、籾穀3bのみを吸引して
排出するための籾穀吸引口20とが形成されてい
る。一方、前記作動軸8の前端近傍には籾穀3b
を前記選別装置Bから吸引するための吸引フアン
21が一体回転可能に装着され、その周囲がフア
ンケース22によつて覆われている。このフアン
ケース22は接続ホース24aにより、前記籾穀
吸引口20に接続され、かつ精米機本体1外に設
けた他籾穀排出用のサイクロン23に接続管24
bによつて接続されている。
次に、精米装置Cについて説明すると、第1図
及び第3図に示すように、前記籾ホツパー2の右
側において選別装置Bの下方には玄米ホツパー2
5が配設され、その上部には玄米受入口26が形
成されると共に、下部には玄米排出口27が形成
されている。そして、前記選別装置Bの玄米吐出
口19が玄米ホツパー25の玄米受入口26に臨
んでいる。玄米ホツパー25の下方には支持台2
8により精米装置Cが支持されている。精米装置
Cのケース29には前記玄米ホツパー25の玄米
排出口27が接続されると共に、その内部には前
記作動軸8と平行に前後に延びる精米軸30が回
転可能に支持されている。又、ケース29には精
米排出口31が形成されると共に、糠受け32に
対向する糠排出口(図示略)が形成されている。
次に、前記各装置A,Cを駆動する駆動装置D
について説明する。第1図〜第3図に示すよう
に、精米機本体1の右側底部には前記作動軸8及
び精米軸30と平行に前後に延びる出力軸33を
備えた駆動モータ34が配設されている。この出
力軸33の前後両端には脱ぷ装置駆動用及び精米
装置駆動用の一対の駆動プーリ35,36が一体
回転可能に装着されている。
前記作動軸8の前端には被動プーリ37が装着
され、この被動プーリ37と前記脱ぷ装置用駆動
プーリ35との間にはベルト38が所定にたるみ
を持つて掛装されている。第4図に示すように、
前記駆動モータ34の右側後方に突設された支持
ブラケツト39には回動軸40が挿通支持され、
その回動軸40の前後両端には回動軸40と共に
作動部材42を構成する一対の作動腕41a,4
1bが一体回転可能に装着されると共に、前方作
動腕41aには前記ベルト38に係脱可能なテン
シヨンローラ43が装着されている。
そして、回動軸40の回動に伴い、第6図aに
示すようにテンシヨンローラ43がベルト38に
テンシヨンを付与する作用位置と、第6図bに示
すようにテンシヨンローラ43がベルト38から
離間してベルト38に対するテンシヨンを解放す
る不作用位置とに切替え配置され、テンシヨンロ
ーラ43が作用位置に配置された時に前記駆動プ
ーリ35の回転がベルト38によつて脱ぷ装置用
被動プーリ37に伝達されるようになつている。
又、後方作動腕41bと支持ブラケツト39との
間にはテンシヨンローラ43を作用位置側へ付勢
するばね44が掛装されている。
一方、前記精米軸30の後端には被動プーリ4
5が一体回転可能に装着され、その被動プーリ4
5と前記精米装置用駆動プーリ36との間にはベ
ルト46が所定のたるみを持つて掛装されてい
る。又、前記支持ブラケツト39には作動レバー
47がその中央部にて回動可能に支持されると共
に、その一端には前記ベルト46に係脱可能なテ
ンシヨンローラ48が装着されている。そして、
第7図aに示すようにテンシヨンローラ48がベ
ルト46にテンシヨンを付与する作用位置と、第
7図bに示すようにテンシヨンローラ48がベル
ト46から隔離してベルト46に対するテンシヨ
ンを解放する不作用位置とに切替え配置され、テ
ンシヨンローラ48が作用位置に配置された時、
駆動プーリ36の回転がベルト46によつて精米
装置用被動プーリ45に伝達されるようになつて
いる。又、作動レバー47の他端と支持ブラケツ
ト39との間には前記テンションローラ48を作
用位置側へ付勢するばね49が掛装されている。
次に、前記各テンションローラ43,48の配
置位置を切替えるための切替え装置Eについて説
明する。第1図及び第5図a〜cに示すように、
前記突起部14内には操作レバー50がその基端
にて回動可能に装着されると共に、突起部14の
前側壁14aには案内溝51が形成され、操作レ
バー50の先端が案内溝51を貫通して前方へ突
出されている。又、案内溝51には操作レバー5
0を脱ぷ選択位置、モータ駆動位置、休止位置及
び精米選択位置にそれぞれ係止保持するための4
つの係止凹部51a,51b,51c,51dが
所定間隔をおいて形成されている。そして、操作
レバー50が第5図bに実線で示す休止位置から
同図に2点鎖線で示すモータ駆動位置、第5図a
に示す脱ぷ選択位置又は第5図cに示す精米選択
位置までそれぞれ移動された時、図示しない駆動
スイツチがオン動作され、上記とは逆方向へそれ
ぞれ移動された時、前記駆動スイツチがオフ動作
されて駆動モータ34の回転が制御される。
前記操作レバー50の基端近傍には上方及び下
方へ突出する一対の係止板52,53が設けら
れ、上方係止板52と前記シヤツター6との間に
は連結ワイヤ54が配設されている。この連結ワ
イヤ54の一端には規制片54aが固着され、そ
の規制片54aが上方係止板52の左側に配置さ
れた状態で、連結ワイヤ54が上方係止板52に
左側から挿通され、その他端にて前記シヤツター
6に固着されている。
前記下方係止板53と第6図に示す脱ぷ装置用
の後方作動腕41bとの間、及び下方係止板53
と第7図に示す精米装置用の作動レバー47との
間にはそれぞれ連結ワイヤ55,56が配設され
ている。脱ぷ装置用連結ワイヤ55は下方係止板
53に挿通され、その一端に固着された規制片5
5aが下方係止板53の右側に配置された状態
で、その連結ワイヤ55の他端が前記後方作動腕
41bの先端に固着されている。又、精米装置用
連結ワイヤ56は下方係止板53に左側から挿通
され、その一端に固着された規制片56aが下方
係止板53の左側に配置された状態で、連結ワイ
ヤ56の他端が前記作動レバー47の一端に固着
されている。
又、第2図及び第3図に示すように、精米機本
体1の後部側壁には脱ぷ装置A内の清掃やベルト
46の点検、交換を行うための開口57がベルト
46に対向して形成され、その開口57が後部カ
バー58によつて開閉可能に覆われている。更
に、精米機本体1の前部側壁にはベルト38の点
検、交換を行うための開口59がベルト38に対
向して形成され、その開口59が前部カバー60
によつて開閉可能に覆われている。
さて、上記のように構成された脱ぷ装置付き精
米機において、操作レバー50が第5図bに実線
で示す休止位置に配置された状態では、連結ワイ
ヤ54が弛緩され、第8図に実線で示すように、
ばね7の付勢力によつてシヤツター6が閉鎖位置
に配置されている。又、この時、連結ワイヤ5
5,56も弛緩されていて、ばね44の付勢力に
より、作動部材42を介してテンシヨンローラ4
3が作用位置に配置され、脱ぷ装置用ベルト38
にテンシヨンが付与されて、駆動プーリ35が脱
ぷ装置被動プーリ37に駆動連結されている。更
に、ばね49の付勢力により、作動レバー47を
介してテンシヨンローラ48が作用位置に配置さ
れ、精米装置用ベルト46にテンシヨンが付与さ
れて、駆動プーリ36が精米装置用被動プーリ4
5に駆動連結されている。又、この場合図示しな
い駆動スイツチがオフ動作されているため、駆動
モーター34の回転が休止している。
そして、上記状態で籾ホツパー2に籾3を投入
した後、操作レバー50を第5図bに2点鎖線で
示すモータ駆動位置に切替えると、前記シヤツタ
ー6を閉鎖位置に、及び前記ベルト38をテンシ
ョン付与状態に保持したまま、駆動モータ34が
回転され、脱ぷフアン11、吸引フアン21が実
際の脱ぷ動作に先立つて回転される。一方、この
時、連結ワイヤ56の規制片56aは下方係止板
53に係合されはじめるため、連結ワイヤ56が
緊張されはじめ、テンションローラ48は第7図
aの作用位置から第7図bの不作用位置へ移動し
はじめる。その結果、ベルト46のテンシヨンが
開放されて駆動プーリ36と精米装置被動プーリ
45との間の動力伝達が遮断され、精米軸30は
停止している。
引き続き、操作レバー50を第5図aに示す脱
ぷ選択位置に切替えると、操作レバー50の下方
係止板53と精米装置用連結ワイヤ56の規制片
56aとの係合に基づいてその連結ワイヤ56が
ばね49の付勢力に抗して緊張され、それに伴つ
てテンシヨンローラ48が第7図aに示す作用位
置から第7図bに示す不作用位置に完全に切替え
られる。一方、この時、脱ぷ装置用連結ワイヤ5
5は下方係止板53に対して相対的に右方へ移動
されるのみであるため、脱ぷ装置Aの脱ぷフアン
11及び吸引フアン21は回転状態に保持され
る。
又、前記操作レバー50の配置切替えに伴い、
下方係止板52とシヤツター用連結ワイヤ54の
規制片54aとの係合に基づいてその連結ワイヤ
54がばね7の付勢力に抗して緊張され、それに
伴つてシヤツター6が閉鎖位置から開放位置へ移
動される。すると、籾ホツパー2内の籾3が排出
口5を通つて脱ぷ装置Aの脱ぷケース12内に落
下する。この籾3は脱ぷフアン11の回転によつ
て脱ぷケース12の内面に衝突され、それによつ
て玄米3aと籾穀3bとに分離された5、接続ホ
ース18に沿つて選別装置Bまではねあげられ
る。
前記玄米3a及び籾穀3bは選別装置B内にお
ける選別板16によつて選別され、籾穀3bは前
記吸引フアン21の回転に伴い、選別装置Bのケ
ース15内から接続ホース24aを通つてフアン
ケース22内へ吸引され、接続管24b及びサイ
クロン23を通つて精米機本体1外へ排出され
る。又、玄米3aは玄米吐出口19から玄米ホツ
パー25内へ落下する。
上記のようにして脱ぷ動作を終了した後に、操
作レバー50を第5図aに示す脱ぷ選択位置から
第5図bに示すモータ駆動位置を経由して休止位
置まで戻すと、駆動モータ34が停止された後、
シヤツター用連結ワイヤ54及び精米装置用連結
ワイヤ56が弛緩されて、ばね7の付勢力により
シヤツター6が開放位置から閉鎖位置へ復帰され
ると共に、ばね44の付勢力により精米装置用テ
ンシヨンローラ43が不作用位置から作用位置へ
切替えられ、そのテンシヨンローラ43によつて
ベルト46にテンシヨンが付与される。
引き続き、玄米3aの精米を行うために、操作
レバー50を前記休止位置から第5図cに示す精
米選択位置に切替えると、駆動モータ34が回転
されると共に、シヤツター用連結ワイヤ54及び
精米装置用連結ワイヤ56が弛緩状態に保持され
る。従つて、駆動モータ34の動力がテンシヨン
付与状態のベルト46等を介して精米軸30に伝
達され、その精米軸30の回転により、玄米ホツ
パー25内の玄米3aが白米に精製され、精米排
出口31から精米機本体1外へ順次排出される。
一方、前記操作レバー50の配置切換えに伴い、
脱ぷ装置用連結ワイヤ55は前記下方係止板53
と規制片55aとの係合を介して緊張されるた
め、それに伴つて脱ぷ装置用テンシヨンローラ4
3が第6図aに示す作用位置から第6図bに示す
不作用位置に切替えられ、ベルト38による駆動
モータ34と脱ぷ装置Aとの間の動力伝達は遮断
される。
更に、この実施例において、各ベルト38,4
6が長期間に亙る使用によつて劣化したり、脱ぷ
装置A内に籾3が詰まつて脱ぷフアン11の円滑
な回転が阻害されるような事態が生じたりした場
合には、各ベルト38,46及び脱ぷ装置Aが精
米機本体1の各部側壁に近接配置されているの
で、後部カバー58や前部カバー60を取り外せ
ば、各開口57,59を介して各ベルト38,4
6及び脱ぷ装置Aが精米機本体1の各部側壁近傍
に露出される。従つて、各ベルト38,46の点
検や交換及び脱ぷ装置Aの分解清掃等を簡単に行
うことができる。
尚、この考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、駆動モータ34の出力軸33に駆動連結
された別の駆動軸に一対の駆動プーリ35,36
を設けたりすることも可能である。
(考案の効果) 以上詳述したように、この考案は長期の使用に
よつて劣化したベルトの点検や交換を容易に行う
ことができると共に、脱ぷ装置の清掃作業も簡単
に行うことができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した脱ぷ装置付き精
米機の正面図、第2図は第1図の−線におけ
る断面図、第3図は第1図の−線における断
面図、第4図は第1図の−線における分断面
図、第5図a〜cは操作レバーの切替え状態を示
す部分拡大平面図、第6図a,bは脱ぷ装置用ベ
ルトの切替え状態を示す部分正面図、第7図a,
bは精米装置用ベルトの切替え状態を示す部分正
面図、第8図はシヤツターの作動状態を示す部分
拡大断面図である。 1……精米機本体、3……籾、3a……玄米、
11……脱ぷフアン、30……精米軸、33……
駆動軸としての出力軸、35,36……駆動プー
リ、37,45……被動プーリ、38,46……
ベルト、57,59……開口、58,60……カ
バー、A……脱ぷ装置、C……精米装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 籾3を脱ぷするためのフアン11を備えた脱ぷ
    装置Aと、玄米3aを精米するための精米軸30
    を備えた精米装置Cとを設けた脱ぷ装置付き精米
    機において、 前記脱ぷ装置Aのフアン11を精米機本体1の
    後部側壁近傍に配設すると共に、前記精米装置C
    の精米軸30を前後に延びる軸線に沿つて配設
    し、 前記脱ぷ装置A及び精米装置Cを駆動するため
    に、前記精米軸30とほぼ平行に延びる駆動軸3
    3を設け、精米機本体1の前後両側壁近傍におい
    て、この駆動軸33の両端に一対の駆動プーリ3
    5,36を装着し、 前記脱ぷ装置Aのフアン11に駆動連結された
    被動プーリ37を精米機本体1の前部側壁近傍に
    配設すると共に、前記精米装置Cの精米軸30に
    駆動連結された被動プーリ45を精米機本体1の
    後部側壁近傍に配設し、 一方の駆動プーリ35と脱ぷ装置用の被動プー
    リ37とに掛装されたベルト38を精米機本体1
    の前部側壁近傍に配設すると共に、他方の駆動プ
    ーリ36と精米装置用の被動プーリ45とに掛装
    されたベルト46を精米機本体1の後部側壁近傍
    に配設し、 更に、前記各ベルト38,46の配置位置に対
    向して精米機本体1の前後両側壁にカバー58,
    60によつて開閉可能な開口57,59を形成し
    たことを特徴とする脱ぷ装置付き精米機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014087741A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Iseki & Co Ltd 籾殻処理設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014087741A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Iseki & Co Ltd 籾殻処理設備

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