JPH05108590A - マイクロプロセツサシステム - Google Patents

マイクロプロセツサシステム

Info

Publication number
JPH05108590A
JPH05108590A JP3297977A JP29797791A JPH05108590A JP H05108590 A JPH05108590 A JP H05108590A JP 3297977 A JP3297977 A JP 3297977A JP 29797791 A JP29797791 A JP 29797791A JP H05108590 A JPH05108590 A JP H05108590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output device
data
register
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3297977A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Toshima
充洋 戸島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3297977A priority Critical patent/JPH05108590A/ja
Publication of JPH05108590A publication Critical patent/JPH05108590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力デバイスに対する入出力が多い場合に
性能の低下を防止する。 【構成】 I/Oコプロセッサ10はCPU1に代わっ
て入出力デバイス13からのデータロードを行ない、レ
ジスタrioに記憶する。一方、プログラムの変換にお
いては、処理において、入出力デバイス13からレジ
スタr1へのロード命令を、I/O専用密結合コプロセ
ッサ10上のレジスタrioにロードする命令と、レジ
スタrioから汎用レジスタr1に転送する命令に置き
換え、処理において、I/O専用密結合コプロセッサ
がロード命令を開始してから終了するまでの間、全体の
処理結果に影響がないように実行順序を前送りする。こ
れにより、データロードを完了する前に次の命令を実行
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサシ
ステムに関し、特に、キャッシュメモリを有するマイク
ロプロセッサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロプロセッサシス
テムとして、図4に示すものが知られている。同図にお
いて、CPU1は演算や制御を行なうものであり、応答
速度の早いキャッシュメモリ2が接続された高速データ
バス3と高速アドレスバス4とを介してバスインターフ
ェイスユニット5に接続されている。
【0003】バスインターフェイスユニット5は、高速
バスと低速バスとの速度緩衝を行なうものであり、低速
データバス6と低速アドレスバス7とを介してメモリ8
に接続されている。また、低速データバス6と低速アド
レスバス7には、シリアル通信などによって外部機器に
接続された入出力デバイス13が接続されている。
【0004】ここで、CPU1は汎用レジスタ1aとし
てレジスタr1,r2,r3を備え、キャッシュメモリ
2はキャッシュメモリエントリ2aにデータA0を有
し、メモリ8は1ワードデータ8aにデータAを有し、
入出力デバイス13はレジスタ13aを備えてデータB
を有している。
【0005】かかる構成において、CPU1がロード命
令を実行するとする。このとき、そのデータはCPU命
令以外の要因によって書き換えられないことが保証され
ているメモリ8上にある場合と、外部要因によって書き
換えられる可能性がある入出力デバイス13上にある場
合とがある。メモリ8上にある場合には、そのデータが
キャッシュメモリ2上にも存在するならば応答速度の遅
いメモリ8にアクセスすることなくキャッシュメモリ2
からデータロードし、高速に処理を実行する。
【0006】一方、入出力デバイス13上にある場合に
は、同入出力デバイス13がシリアル通信によって外部
機器から書き込まれている可能性があるため、前にロー
ドしたデータがキャッシュメモリ2上に存在している場
合であっても、キャッシュメモリ2をアクセスすること
なく入出力デバイス13からデータロードする。
【0007】図2(a)はCPU1の実行プログラムを
示しており、図5及び図6はCPU1がこの実行プログ
ラムを実行する際におけるCPUサイクル単位での実行
過程を示す図である。時刻T+1の処理はメモリアクセ
スであり、なおかつ、1ワードデータ8aに対応するキ
ャッシュメモリエントリ2aにはデータAに対応してデ
ータA0がキャッシュされている。このときは1CPU
サイクルでメモリアクセスが可能であるとする。
【0008】一方、時刻T+4の処理は入出力デバイス
13からのデータロードであり、キャッシュメモリ2を
使用することができない。この入出力デバイス13はア
ドレスがバス上に出力されてからデータバス上にデータ
が出力されるまで、CPUサイクルに換算して4CPU
サイクル分の時間が必要であるとする。このとき時刻T
+5〜T+7の間は、まだレジスタr1に対する入出力
デバイス13上のデータロードを完了させることができ
ない。次の命令はレジスタr1を参照しているので、時
刻T+5〜T+7の間はCPU1の動作を停止させなけ
ればならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロプロセッサシステムにおいては、CPUが入出力デバ
イスからのロードを行なうごとに、CPUの動作が停止
してしまうので、外部と接続された入出力デバイスに対
する入出力が多いマイクロプロセッサシステムでは性能
が低下するという課題があった。
【0010】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、入出力デバイスに対する入出力が多い場合であ
っても、性能の低下を防止して処理能力を向上せしめる
ことが可能なマイクロプロセッサシステムの提供を目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、キャッシュメモリを有す
るマイクロプロセッサシステムにおいて、入出力デバイ
スからのデータロードを主マイクロプロセッサの代わり
に実行する副マイクロプロセッサと、入出力デバイスか
らのデータロードの実行順序を前送りするように主マイ
クロプロセッサの実行プログラムの実行順序を変換する
プログラム変換手段を備えた構成としてある。
【0012】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、プログラム変換手段が入出力デバイスからの
データロードの実行順序を前送りするように主マイクロ
プロセッサの実行プログラムの実行順序を変換してお
き、主マイクロプロセッサが入出力デバイスからのデー
タロードを行なうときに、副マイクロプロセッサは当該
主マイクロプロセッサの代わりにデータロードを実行
し、主マイクロプロセッサはデータロードを完了する前
に次の命令を実行する。
【0013】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるマイクロプ
ロセッサシステムのブロック図である。なお、従来と同
一または対応するものについては同一の符号を付してあ
る。同図において、内部バス9を介してCPU(主マイ
クロプロセッサ)1に接続されたI/O専用密結合コプ
ロセッサ(副マイクロプロセッサ)10は、I/O専用
データバス11とI/O専用アドレスバス12を介して
入出力デバイス13と接続されており、同入出力デバイ
ス13はバスインターフェイスユニット5と分離されて
いる。
【0014】I/O専用密結合コプロセッサ10はレジ
スタrioを備えており、同レジスタrioはCPU1
における汎用レジスタ1aと同等の汎用レジスタ10a
であり、I/O専用密結合コプロセッサ10がロードし
たデータはこのレジスタrioに記憶される。なお、I
/O専用密結合コプロセッサ10が応答速度の遅い入出
力デバイス13からデータをロードしてある間に、CP
U1は並行して別の命令を実行することができる。
【0015】一方、図2はプログラムの変換状況を示し
ており、処理と処理によって実行プログラムを変換
する。すなわち、処理において、入出力デバイス13
からレジスタr1へのロード命令を、I/O専用密結合
コプロセッサ10上のレジスタrioにロードする命令
と、レジスタrioから汎用レジスタr1に転送する命
令に置き換え(図2(b)参照)、処理において、I
/O専用密結合コプロセッサがロード命令を開始してか
ら終了するまでの間、全体の処理結果に影響がないよう
に実行順序を前送りする(図2(c)参照)。
【0016】なお、ロード開始から終了するまでの間の
時間は、ハードウェアの構成により異なるため、変換プ
ログラムのオプションにより指定できるようにしてい
る。
【0017】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。図3は、図2(c)に示す実行プログラムを
実行する際におけるCPUサイクル単位での実行過程を
示しており、時刻T+1のときにI/O専用密結合コプ
ロセッサ10のロード命令により、I/O専用アドレス
バス12に対して入出力デバイス13のアドレスBを出
力する。
【0018】入出力デバイス13の応答速度は、CPU
1の動作サイクルに換算して四サイクル分必要であるた
め、時刻T+2〜T+4の間は入出力デバイス13から
ロードするデータを参照することはできないが、プログ
ラム変換により実行可能な他の命令が挿入されており、
CPU1を停止する必要はない。時刻T+5のときにレ
ジスタrioにロードされたデータをCPU1上の汎用
レジスタr1に転送することにより、CPU1は入出力
デバイス13からロードしたデータを参照して演算を行
なうことが可能となる。
【0019】すなわち、図2(a)に示す実行プログラ
ムと同じ処理を行なうことができ、従来のマイクロプロ
セッサシステムにおいて8CPUサイクルを必要として
いたのに対し、本実施例においては6CPUサイクルで
処理を完了させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、主マイク
ロプロセッサの代わりに副マイクロプロセッサが入出力
デバイスからのデータロードを実行するため、主マイク
ロプロセッサはデータロードを完了する前に次の命令を
実行でき、主マイクロプロセッサの処理能力を向上せし
めることが可能なマイクロプロセッサシステムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるマイクロプロセッサ
システムのブロック図である。
【図2】CPUの実行プログラムの変換を示す図であ
る。
【図3】実行プログラムを実行する際におけるCPUサ
イクル単位での実行過程を示す図である。
【図4】従来のマイクロプロセッサシステムのブロック
図である。
【図5】実行プログラムを実行する際におけるCPUサ
イクル単位での実行過程を示す図である。
【図6】実行プログラムを実行する際におけるCPUサ
イクル単位での実行過程を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU(主マイクロプロセッサ) 2…キャッシュメモリ 10…I/O専用密結合コプロセッサ 13…入出力デバイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを有するマイクロプロ
    セッサシステムにおいて、 入出力デバイスからのデータロードを主マイクロプロセ
    ッサの代わりに実行する副マイクロプロセッサと、 入出力デバイスからのデータロードの実行順序を前送り
    するように、主マイクロプロセッサの実行プログラムの
    実行順序を変換するプログラム変換手段とを具備するこ
    とを特徴とするマイクロプロセッサシステム。
JP3297977A 1991-10-18 1991-10-18 マイクロプロセツサシステム Pending JPH05108590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3297977A JPH05108590A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 マイクロプロセツサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3297977A JPH05108590A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 マイクロプロセツサシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05108590A true JPH05108590A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17853546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3297977A Pending JPH05108590A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 マイクロプロセツサシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05108590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011273A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Murata Mach Ltd デバイス制御装置およびデータ処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011273A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Murata Mach Ltd デバイス制御装置およびデータ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7590774B2 (en) Method and system for efficient context swapping
JPS62262160A (ja) 書込みバツフア装置
JPH076151A (ja) オンチップメモリデバイスのアクセスのために最適化されたcpuコアバス
JP3201786B2 (ja) ディジタル信号処理システムの制御方法
KR100210205B1 (ko) 스톨캐쉬를 제공하기 위한 장치 및 방법
US5757685A (en) Data processing system capable of processing long word data
JPH05342084A (ja) データ記憶装置及びデータ記憶方法
EP0385136B1 (en) Microprocessor cooperating with a coprocessor
JPH05108590A (ja) マイクロプロセツサシステム
JPH0512751B2 (ja)
JPS6313213B2 (ja)
JP2668987B2 (ja) データ処理装置
JP2672599B2 (ja) コンピュータシステム
JP2965045B2 (ja) 半導体集積回路装置
KR910007028B1 (ko) 데이타처리 시스템에서의 파이프라인 처리방법
JPS6041779B2 (ja) 入出力プログラム制御装置
JPH03268041A (ja) キャッシュ操作明示化コンピュータ
JPS6158861B2 (ja)
JP2945525B2 (ja) プロセッサ、メモリ、およびデータ処理装置
JP2504535B2 (ja) バスユニットの構成方法
JPH07200490A (ja) Mpu
JPH07210454A (ja) 高速化処理装置
JPH05250161A (ja) マイクロコンピュータ装置
JP2001175533A (ja) プロセッサ
JPS6221130B2 (ja)