JPH05108498A - 障害処理方式 - Google Patents

障害処理方式

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JPH05108498A
JPH05108498A JP3266615A JP26661591A JPH05108498A JP H05108498 A JPH05108498 A JP H05108498A JP 3266615 A JP3266615 A JP 3266615A JP 26661591 A JP26661591 A JP 26661591A JP H05108498 A JPH05108498 A JP H05108498A
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JP
Japan
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fault
storage device
failure
unit
address
Prior art date
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Pending
Application number
JP3266615A
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English (en)
Inventor
Shuya Hirayama
修也 平山
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ソフトウェアを格納するLM3の空き領域を使
用して、そこにマイクロプログラムを格納し、マイクロ
プログラムが格納されているCSM4をアクセスしたと
きに障害を検出すると、障害判断ビットによりそのアド
レスが過去に障害が発生していたかを判断し、発生して
いなければ再格納し、再度同一アドレスに障害が発生す
るまで処理動作を停止させない。 【効果】復旧処理を複数回実行するような無駄な処理を
行わず、情報処理装置の信頼性を高めることができる。
またECCを使用していないため、ハードウェアを削減
することができる。さらに複数の障害判断ビットを設
け、障害発生時にその発生したワードのみのデータ転送
を行い、データ転送を複数回行うことをしないので、処
理速度の低下を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は障害処理方式に関し、特
に記憶装置アクセス時における障害処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の障害処理方式は、記憶装
置アクセス時に障害を検出したとき診断プロセッサ部は
プロセッサ部に対して初期状態に戻して処理を続行させ
(復旧処理)、再度障害の発生したアドレスをアクセス
したときは障害を検出しても再度初期状態に戻して処理
を続行させ、幾度もこの復旧処理を繰り返したのち、こ
の障害が重障害であると判断してプロセッサ部を停止さ
せていた。
【0003】また、この種の障害処理方式においては、
マイクロプログラムなどを格納する記憶装置に対しては
ECC(Error Corect Code)回路な
どを採用することによりエラー訂正を行ってプロセッサ
部の処理を継続していた。
【0004】さらに、ある種の情報処理装置では、複数
の転送単位で1ワードが構成された記憶装置において障
害判断ビットが唯一のビットしかなく、障害が発生した
ときデータを転送するのにデータ転送を複数回行い障害
判断ビットを有効“1”にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の障害処
理方式は、障害を検出したとき、診断プロセッサ部は障
害をまず軽障害と判断してプロセッサ部を復旧させ、幾
度となくその復旧処理動作を繰り返した後、障害を重障
害と判断してプロセッサ部の動作を停止させていたた
め、信頼性が著しく低下するという欠点がり、またEC
Cなどを用いる方式では膨大なハードウェアが必要であ
り、制御が複雑であるという欠点があった。さらに障害
が発生したときデータ転送を複数回行う方式では処理速
度が低下するという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の障害処理方式
は、ソフトウェアを格納する第1の記憶装置とマイクロ
プログラムを格納する第2の記憶装置と、前記マイクロ
プログラムの制御により前記ソフトウェアを実行するプ
ロセッサ部と、前記プロセッサ部の診断制御を行う診断
プロセッサ部とで構成され、障害処理を前記診断プロセ
ッサ部に委ねる障害処理方式であって、前記第1の記憶
装置の空き領域には予めマイクロプログラムを格納して
おき、前記第2の記憶装置には転送単位ごとに過去の障
害情報を示す障害判断ビットを設け、前記第2の記憶装
置から読み出した内容を保持する第1の保持手段と、こ
の第1の保持手段の障害を転送単位ごとに検出する障害
検出手段と、前記障害検出手段により障害を検出したと
き前記障害判断ビットが無効であれば前記診断プロセッ
サ部に対して障害を報告する第1の障害報告手段および
有効であれば前記診断プロセッサ部に対して障害を報告
する第2の障害報告手段と、前記診断プロセッサ部から
前記第1の記憶装置に対して読出しを行うためのアドレ
スパスに切り替えるアドレス切替手段と、前記第1の記
憶装置から読み出した内容を保持する第2の保持手段
と、前記診断プロセッサ部から送られてくる転送単位ご
との前記障害判断ビットを保持する第3の保持手段と、
前記第1の記憶装置から読み出した内容と前記障害判断
ビットとを前記第2の記憶装置に書き込んで前記第2の
記憶装置の内容と前記書き込んだ内容とを切り替えるデ
ータ切替手段とを備え、前記第1の障害報告手段により
報告を受けた前記診断プロセッサ部は前記プロセッサ部
を軽障害と判断して処理を一時停止させるとともにどの
転送単位かを判断し、前記アドレス切替手段によりアド
レスを前記プロセッサ部に送出して前記第1の記憶装置
を読み出し、前記第2の記憶装置の所定の転送単位に書
き込むとともに前記データ切替手段により前記第1の保
持手段に格納した後、前記プロセッサ部の処理を再開
し、前記診断プロセッサ部が前記第2の障害報告手段に
より報告を受けたとき前記プロセッサ部は重障害と判断
して処理を停止させることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す情報処理装置のブロ
ック図、図2は図1における診断プロセッサ部の動作フ
ローを示す図である。
【0008】本実施例の情報処理装置はプロセッサ部1
と、診断プロセッサ部2とで構成される。プロセッサ部
1内には、比較的大容量でソフトウェアを格納し空き領
域にはマイクロ命令を格納している記憶装置3(LM)
とマイクロ命令を格納した記憶装置4(CSM)の2つ
の記憶装置がある。
【0009】先ず本実施例の通常の動作について説明す
る。プロセッサ部1内の演算処理部28は信号線76を
通してアドレスセレクタ(ABX)16からアドレスレ
ジスタ(ADRC)7にアドレスを送り、CSM4の内
容のマイクロ命令を読み出し、これを信号線53を通し
てデータセレクタ(DBX)17からデータレジスタ
(CSR)9に格納する。格納されたマイクロ命令は信
号線60を通して演算処理部28へ送られ演算処理部2
8を制御する。また、ソフトウェア命令は信号線77を
通してアドレスセレクタ(ADX)15からアドレスレ
ジスタ(ADRL)5に格納され、LM3をアクセスし
てソフトウェア命令を読み出し、これを信号線51を通
してデータレジスタ(DIR)6に格納する。格納され
たソフトウェア命令は信号線52を通して演算処理部2
8に送られて処理される。
【0010】次にCSM4からマイクロ命令を読み出し
たときに障害が発生した場合の動作について説明する。
演算処理部28はADRC7のアドレスを信号線77に
より更新させながら次々にマイクロ命令に制御されてソ
フトウェア命令を実行する。ソフトウェア命令を実行し
ていく途中、UPPER側の障害検出回路18もしくは
LOWER側の障害検出回路19によりマイクロ命令に
障害を検出すると、以下の動作を行う。
【0011】CSR9内のV0が「0」のとき、ゲート
20の出力65と障害検出回路18の出力63はアンド
ゲート23で論理積がとられエラー表示F/F(EIF
A)10を表示させ、信号線72を通して診断プロセッ
サ部2に報告される。EIFA10は診断プロセッサ部
2から保持解除指示信号74が送られてくるまで保持し
ている。また、障害の発生したアドレスはアドレスレジ
スタ(ADRCD)8を通して信号線75により診断プ
ロセッサ部2に送られる。同様にしてCSR8内のV1
が「0」のとき、ゲート21の出力68と障害検出回路
19の出力66はアンドゲート25で論理積がとられて
エラー表示F/F(EIFB)11を表示させ、信号線
73を通して診断プロセッサ部2に報告される。EIF
A11は診断プロセッサ部2から保持解除指示信号が信
号線75に送られてくるまで保持している。また、障害
の発生したアドレスはアドレスレジスタ(ADRCD)
8を通して信号線75により診断プロセッサ部2に送ら
れる。同時に信号線72と信号線73はオアゲート27
を通り演算処理部28の動作を停止させる。
【0012】診断プロセッサ部2は報告を受け取ると図
2で示した処理フローに従い動作を開始する。先ず信号
線79を通してADX15を診断アドレス側に切り替え
同時にアドレスを信号線80によりADX15に送出
し、このアドレスはADX15からADRL5に格納さ
れ、LM3をアクセスしてマイクロ命令を読出し信号線
51を通してDIR6に格納させる。これと同時に、信
号線81または信号線82を通して障害判断F/F(D
IRVU)13または障害判断F/F(DIRVL)1
4を表示させる。
【0013】診断プロセッサ部2はABX16を障害の
発生したアドレスに戻すため切替え指示信号を信号線7
8に送出する。DIR6に格納されたマイクロ命令と,
DIRVU13またはDIRVL14に格納された障害
判断ビットはそれぞれ信号線52,信号線58または信
号線59を通してCSM4の障害の発生したアドレスに
格納され、同時に信号線52,信号線58または信号線
59を通してCSR8に格納される。
【0014】診断プロセッサ部2は保持解除指示信号を
信号線74に送ってEIFA10,EIFB11をクリ
アする。EIFA10,EIFB11がクリアされるこ
とにより演算処理部28は停止状態が解除される。CS
R9に格納されたマイクロ命令は信号線60を通して演
算処理部28に送られて処理が再開される。
【0015】CSR9内のV0が「1」のとき、ゲート
20の出力64と障害検出回路18の出力63はアンド
ゲート22で論理積がとられ信号線69,オアゲート2
6を通してエラー表示F/F(EIFC)12を表示さ
せる。同様にCSR9内のV1が「1」のとき、ゲート
21の出力67と障害検出回路19の出力66はアンド
ゲート24で論理積がとられ信号線70,オアゲート2
6を通してEIFC12を表示させる。EIFC12は
V0またはV1が「1」のときどちらかのワードに障害
が発生していることを表示するF/Fである。EIFC
12が点灯したことは信号線71を通して診断プロセッ
サ部2に報告される。同時にオアゲート27を通して演
算処理部28の動作を停止させる。診断プロセッサ部2
がこの報告を受け取ると、プロセッサ部1は重障害と判
断して上位装置に報告し処理動作を停止させる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ソフトウ
ェアを格納する記憶装置の空き領域を使用して、そこに
マイクロプログラムを格納し、マイクロプログラムが格
納されている記憶装置をアクセスしたときに障害を検出
すると、障害判断ビットによりそのアドレスが過去に障
害が発生していたかを判断し、発生していなければ再格
納し、再度同一アドレスに障害が発生するまで処理動作
を停止させないようにしたので、復旧処理を複数回実行
するような無駄な処理を行わず、情報処理装置の信頼性
を高めることができる。またECCを使用していないた
め、ハードウェアを削減することができる。さらに複数
の障害判断ビットを設け、障害発生時にその発生したワ
ードのみのデータ転送を行い、データ転送を複数回行う
ことをしないので、処理速度の低下を防ぐという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す情報処理装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1における診断プロセッサ部の動作フローを
示す図である。
【符号の説明】 1 プロセッサ部 2 診断プロセッサ部 3 記憶装置(LM) 4 記憶装置(CSM) 5 アドレスレジスタ(ADRL) 6 データレジスタ(DIR) 7 アドレスレジスタ(ADRC) 8 アドレスレジスタ(ADRCD) 9 データレジスタ(CSR) 10 エラー表示F/F(EIFA) 11 エラー表示F/F(EIFB) 12 エラー表示F/F(EIFC) 13 障害判断F/F(DIRVU) 14 障害判断F/F(DIRVL) 15 アドレスセレクタ(ADX) 16 アドレスセレクタ(ABX) 17 データセレクタ(DBX) 18,19 障害検出回路 20,21 ゲート 22,〜25 アンドゲート 26,27 オアゲート 28 演算処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアを格納する第1の記憶装置
    とマイクロプログラムを格納する第2の記憶装置と、前
    記マイクロプログラムの制御により前記ソフトウェアを
    実行するプロセッサ部と、前記プロセッサ部の診断制御
    を行う診断プロセッサ部とで構成され、障害処理を前記
    診断プロセッサ部に委ねる障害処理方式であって、前記
    第1の記憶装置の空き領域には予めマイクロプログラム
    を格納しておき、前記第2の記憶装置には転送単位ごと
    に過去の障害情報を示す障害判断ビットを設け、前記第
    2の記憶装置から読み出した内容を保持する第1の保持
    手段と、この第1の保持手段の障害を転送単位ごとに検
    出する障害検出手段と、前記障害検出手段により障害を
    検出したとき前記障害判断ビットが無効であれば前記診
    断プロセッサ部に対して障害を報告する第1の障害報告
    手段および有効であれば前記診断プロセッサ部に対して
    障害を報告する第2の障害報告手段と、前記診断プロセ
    ッサ部から前記第1の記憶装置に対して読出しを行うた
    めのアドレスパスに切り替えるアドレス切替手段と、前
    記第1の記憶装置から読み出した内容を保持する第2の
    保持手段と、前記診断プロセッサ部から送られてくる転
    送単位ごとの前記障害判断ビットを保持する第3の保持
    手段と、前記第1の記憶装置から読み出した内容と前記
    障害判断ビットとを前記第2の記憶装置に書き込んで前
    記第2の記憶装置の内容と前記書き込んだ内容とを切り
    替えるデータ切替手段とを備え、前記第1の障害報告手
    段により報告を受けた前記診断プロセッサ部は前記プロ
    セッサ部を軽障害と判断して処理を一時停止させるとと
    もにどの転送単位かを判断し、前記アドレス切替手段に
    よりアドレスを前記プロセッサ部に送出して前記第1の
    記憶装置を読み出し、前記第2の記憶装置の所定の転送
    単位に書き込むとともに前記データ切替手段により前記
    第1の保持手段に格納した後、前記プロセッサ部の処理
    を再開し、前記診断プロセッサ部が前記第2の障害報告
    手段により報告を受けたとき前記プロセッサ部は重障害
    と判断して処理を停止させることを特徴とする障害処理
    方式。
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