JPH05107916A - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

Info

Publication number
JPH05107916A
JPH05107916A JP3266353A JP26635391A JPH05107916A JP H05107916 A JPH05107916 A JP H05107916A JP 3266353 A JP3266353 A JP 3266353A JP 26635391 A JP26635391 A JP 26635391A JP H05107916 A JPH05107916 A JP H05107916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner supply
width
image
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3266353A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimasa Kanou
恭仁政 加納
Noriyoshi Nagamine
紀好 長峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3266353A priority Critical patent/JPH05107916A/ja
Publication of JPH05107916A publication Critical patent/JPH05107916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像のサイズの変化によるトナー消費量の変
化の影響を受けずに、消費量に近い量のトナーを供給す
る。また、トナー供給量を細かく変化させる。 【構成】 キャリアとトナーを含む現像剤によって感光
体11上の潜像を現像する現像装置40にトナーを供給
するトナー供給装置であって、感光体11上に形成され
る潜像、原稿、用紙のうちの少なくとも一つの幅に応じ
た速度で、画像を形成している時間だけ、発泡部材ロー
ル54を駆動して、現像装置40にトナーを供給するも
の。潜像、原稿、用紙の単位幅当りの発泡部材ロール5
4の駆動速度は多段階あり、例えばセンサによって検出
されたトナー濃度に応じて段階が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の現像装
置に対してトナーを供給するトナー供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やレーザプリンタ等、
電子写真法等により形成された静電潜像を現像する現像
装置を用いた画像形成装置が実用化されている。この画
像形成装置における現像装置では、現像剤として例えば
トナーとキャリアを含む2成分現像剤を使用する。
【0003】ところで、現像装置において、現像剤中の
トナーは現像によって消費されるので消費した分のトナ
ーを補給する必要がある。適正な画像を得るには現像剤
中のトナー濃度を一定に保つ必要がある。そのため、ト
ナーの供給の方法としては、消費した量だけリアルタイ
ムに供給してゆくのが理想的である。そして、現像剤中
のトナー濃度は、トナー供給量とトナー消費量のバラン
スがとれていれば一定に保たれる。しかしながら、消費
したトナー量を把握し、その量だけリアルタイムにトナ
ーを供給することは事実上困難である。
【0004】ここで、図16ないし図20を参照して、
従来のトナー供給量の制御の方法について説明する。
【0005】従来、トナー供給量の制御を、所定のトナ
ー供給間隔の中のトナー供給時間の長短で制御する方法
があるが、この場合、トナー供給が行われている間はト
ナー濃度が上昇し、停止している間はトナー濃度が低下
することになる。
【0006】図16は、トナーの供給量と消費量のバラ
ンスがとれて全体的なトナー濃度(時間的に平均した場
合のトナー濃度)が安定している状態におけるトナー濃
度の変化の一例を示す特性図である。この図において、
符号Iはトナー供給間隔、Tはトナー供給時間、301
はトナー供給によるトナー濃度の上昇を表わす傾き、3
02はトナー消費によるトナー濃度の低下を表わす傾
き、303はトナー濃度の狙い値、304は現像剤のト
ナー濃度の変化を示す。
【0007】図17は、トナーの供給量と消費量のバラ
ンスが崩れて全体的なトナー濃度の上昇あるいは低下が
発生している状態におけるトナー濃度の変化の一例を示
す特性図である。この図において、トナー供給時間T1
の場合はトナー供給不足となり、符号311で示すよう
に全体的なトナー濃度は低下する。また、トナー供給時
間T2 の場合はトナー供給過剰となり、符号312で示
すように全体的なトナー濃度は上昇する。なお、他の符
号は図16と同様である。
【0008】一般的には、トナーの供給量と消費量のバ
ランスをとることは非常に困難であり、程度の差はある
にせよ、全体的なトナー濃度の上昇、低下のいずれかは
発生する。トナー濃度の制御技術は、普通、この全体的
なトナー濃度の上昇と低下とを繰り返させることで、上
昇しすぎ、低下しすぎを起こさせないようにする技術で
ある。図18は、このようなトナー濃度制御によるトナ
ー濃度の変化の例を示し、トナー供給間隔Iは一定で、
図中のP点においてトナー供給時間Tを変えてトナー濃
度313を狙い値303に近づけるように制御している
例を示している。
【0009】トナー濃度の上昇、低下はできるだけ抑
え、狙い値に近づけた方が、画像を良好な状態で安定さ
せることができる。そのためには、トナー供給間隔の中
でトナー供給時間をより多く選べるようにすれば良い。
図17で言えば、トナー供給時間をT1 、T2 しか選べ
なければトナー濃度は上昇、低下のいずれかしかない
が、T1 、T2 の中央のトナー供給時間を選べれば、ト
ナー濃度を狙い値303に近いところで安定させること
ができる。
【0010】また、全体的なトナー濃度の上昇、低下の
他にも、トナー供給間隔の中でも短期的なトナー濃度の
上昇、低下が発生しているが、この上昇、低下もできる
だけ抑えた方が良い。トナー供給間隔を小さくする程、
この上昇、低下が小さくなるのは言うまでもない。
【0011】図19は、トナー供給間隔を変えた2つの
ケースにおけるトナー濃度変化を示す特性図である。こ
の図において、符号321はトナー供給間隔I11、トナ
ー供給時間T11のケース(1)におけるトナー濃度変化
を示し、322はトナー供給間隔I12、トナー供給時間
12のケース(2)におけるトナー濃度変化を示す。ま
た、符号323はケース(1)におけるトナー濃度変化
幅、324はケース(2)におけるトナー濃度変化幅を
示す。この図から分かるように、トナー供給間隔の小さ
いケース(2)の方がトナー濃度変化幅が小さい。
【0012】トナー濃度を狙い値に安定して保つことが
できれば、適正な画像濃度を安定して保つことができ
る。
【0013】また、トナー供給間隔を小さくすること
が、トナーの帯電にも良い影響を与えることが実験によ
り確認することができた。この実験結果を図20に示
す。
【0014】図20は、トナー供給間隔を変えた2つの
ケースにおける現像剤中のトナーの帯電量分布を示す特
性図である。この図において、符号331は4.8秒に
一度2.4秒トナー供給装置を駆動したケース(1)の
場合を示し、332は1.6秒に一度0.8秒トナー供
給装置を駆動したケース(2)の場合を示す。この図か
ら、トナー供給が理想状態に近づけば、それだけ現像剤
中のトナーの帯電量分布は狭くなり、良好な画質が安定
して得られることが分かる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のトナ
ー供給制御の方法には、所定時間あるいは所定枚数毎に
所定時間だけトナー供給装置を駆動する方法や、特公昭
64−5300号公報に示されるように、所定枚数毎に
トナー濃度を検出し、このトナー濃度に応じてトナー供
給装置の駆動手段(モータ)を駆動する時間を決定する
という方法等があった。
【0016】しかしながら、トナー消費量は画像情報の
量によって変化する。例えば前記特公昭64−5300
号公報に示されるようにして、トナー消費量にトナー供
給量を合わせようとするならば、理想的には供給量を連
続的に変化させる手段を持たなければならない。しかし
ながら、トナー供給装置の駆動装置にモータ等を使用す
ると、その駆動時間の制御は、事実上せいぜい0.1秒
程度の幅でしか変化を持たせられない。そのため、トナ
ー供給量の段階数を増やしていこうとすると駆動時間が
長くなり、それに伴ってトナー供給間隔も長くなってし
まい、リアルタイムに供給するという理想からは外れて
しまう。
【0017】また、所定時間あるいは所定枚数毎に所定
時間だけトナー供給装置を駆動する方法の場合、時間や
枚数が必ずしもトナー消費量の代替特性になり得ないこ
とを考えれば、理想的では有り得ない。すなわち、画像
には各種サイズがあり、サイズが変われば単位時間当り
のトナー消費量も単位枚数当りのトナー消費量も変わっ
てしまう。
【0018】また、特公昭64−5300号公報に示さ
れるように、所定枚数毎にトナー濃度を検出し、このト
ナー濃度に応じてトナー供給装置の駆動手段(モータ)
を駆動する時間を決定するという方法の場合でも、上述
の2つの問題点の影響を受けてしまい本来持っている性
能を十分発揮することができない。すなわち、トナー供
給間隔が所定枚数毎であるため、そのトナー供給間隔内
におけるトナー消費量が画像のサイズによって変動する
ため、トナー濃度の変動が大きくなってしまう。また、
折角トナー濃度を検出しても、トナー供給量を細かく制
御できないので、やはりトナー濃度の変動が大きくなっ
てしまう。
【0019】また、トナー供給装置には、発泡部材によ
り形成されたロールにトナーを付着させ、孔を形成した
部材にロールをこすりつけてトナーを落下させる方式の
ものもある。このような方式の場合、発泡部材の劣化に
伴ってトナー落下量、すなわちトナー供給量が低下して
くる。そのため、トナー供給量が低下したらトナー供給
装置の駆動時間を増やすようにする。しかしながら、発
泡部材の劣化に伴って単位時間当りのトナー落下量が低
下してトナー供給量が低下した場合には、発泡部材が劣
化する前に比べると、同じ時間だけ駆動時間を増やして
もトナー量の増加分は少なくなってしまう。また、その
ときの単位時間当りのトナー落下量によって、駆動時間
の増加分に対するトナー量の増加分の比が異なる。従っ
て、発泡部材の劣化によるトナー供給量の低下に対して
適切にトナー量を増加させることが難しく、正常な制御
ができなくなってしまう。これは、特公昭64−530
0号公報に示されるようにトナー濃度に応じてトナー供
給装置の駆動時間を決定する方法の場合にも問題とな
り、正常な制御ができなくなってしまう。
【0020】そこで本発明の第1の目的は、トナー供給
量を細かく変化させることのできるトナー供給装置を提
供することにある。
【0021】また、本発明の第2の目的は、画像のサイ
ズの変化によるトナー消費量の変化の影響を受けずに、
消費量に近い量のトナーを供給することのできるトナー
供給装置を提供することにある。
【0022】また、本発明の第3の目的は、トナー濃度
に応じたトナー供給を行う場合に、トナー供給量を細か
く変化させることができ、トナー濃度の変動をより小さ
くすることのできるトナー供給装置を提供することにあ
る。
【0023】また、本発明の第4の目的は、上記第2ま
たは第3の目的に加え、単位時間当りのトナー供給量が
低下しても、低下する以前のトナー供給量に簡単に戻す
ことのできるトナー供給装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のト
ナー供給装置は、少なくともトナーを含む現像剤を用い
る画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると
共にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、原稿に
基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成される潜
像、原稿、および現像装置によって現像された像が記録
される用紙のうちの少なくとも一つの幅を検出する幅検
出手段と、この幅検出手段によって求められた幅に応じ
たトナー供給速度を求める演算手段と、画像形成装置に
おいて画像を形成する時間だけ、演算手段によって求め
られたトナー供給速度となるようにトナー供給手段を駆
動するトナー供給制御手段とを備えたものである。
【0025】このトナー供給装置では、幅検出手段によ
って潜像、原稿および用紙のうちの少なくとも一つの幅
が検出され、演算手段によってこの幅に応じたトナー供
給速度が求められる。そして、トナー供給制御手段によ
って、画像形成装置において画像を形成する時間だけ、
演算手段によって求められたトナー供給速度となるよう
にトナー供給手段が駆動され、トナーが現像装置に供給
される。
【0026】請求項2記載の発明のトナー供給装置は、
請求項1記載の発明において、さらに、単位幅当りのト
ナー供給速度の複数の段階を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された複数の段階のうちの任意の一つを
選択する選択手段とを備え、演算手段が、選択手段によ
って選択された段階における単位幅当りのトナー供給速
度と幅検出手段によって求められた幅とに基づいてトナ
ー供給速度を求めるようにしたものである。
【0027】このトナー供給装置では、単位幅当りのト
ナー供給速度を変えることによってトナー供給量を細か
く変化させることができる。
【0028】請求項3記載の発明のトナー供給装置は、
少なくともトナーを含む現像剤を用いる画像形成装置の
現像装置に対してトナーを供給すると共にトナー供給速
度が可変のトナー供給手段と、トナー供給速度の複数の
段階を記憶する記憶手段と、現像剤中のトナー濃度を検
出するトナー濃度検出手段と、このトナー濃度検出手段
によって検出されたトナー濃度に応じて、記憶手段に記
憶された複数の段階のうちの一つを選択する選択手段
と、画像形成装置において画像を形成する時間だけ、選
択手段によって選択された段階におけるトナー供給速度
となるようにトナー供給手段を駆動するトナー供給制御
手段とを備えたものである。
【0029】このトナー供給装置では、トナー濃度検出
手段によって現像剤中のトナー濃度が検出され、このト
ナー濃度に応じて選択手段によって、トナー供給速度の
複数の段階のうちの一つが選択される。そして、トナー
供給制御手段によって、画像形成装置において画像を形
成する時間だけ、選択手段によって選択された段階にお
けるトナー供給速度となるようにトナー供給手段が駆動
され、トナーが現像装置に供給される。
【0030】請求項4記載の発明のトナー供給装置は、
請求項2記載の発明において、さらに、現像剤中のトナ
ー濃度を検出するトナー濃度検出手段を備え、選択手段
が、トナー濃度検出手段によって検出されたトナー濃度
に応じて段階を選択するようにしたものである。
【0031】このトナー供給装置では、トナー濃度検出
手段によって現像剤中のトナー濃度が検出され、このト
ナー濃度に応じて選択手段によって、トナー供給速度の
複数の段階のうちの一つが選択される。そして、演算手
段によって、選択手段によって選択された段階における
単位幅当りのトナー供給速度と幅検出手段によって求め
られた幅とに基づいてトナー供給速度が求められ、トナ
ー供給制御手段によって、画像形成装置において画像を
形成する時間だけ、演算手段によって求められたトナー
供給速度となるようにトナー供給手段が駆動され、トナ
ーが現像装置に供給される。
【0032】請求項5記載の発明のトナー供給装置は、
請求項2記載の発明において、単位幅当りのトナー供給
速度が、隣接する段階間で等比となるように、段階を設
定したものである。
【0033】請求項6記載の発明のトナー供給装置は、
請求項4記載の発明において、単位幅当りのトナー供給
速度が、隣接する段階間で等比となるように、段階を設
定したものである。
【0034】請求項5または6記載の発明のトナー供給
装置では、段階の変更に応じてトナー供給速度が等比的
に変化する。
【0035】請求項7記載の発明のトナー供給装置は、
少なくともトナーを含む現像剤を用いる画像形成装置の
現像装置に対してトナーを供給すると共にトナー供給速
度が可変のトナー供給手段と、画像形成装置において画
像を形成する時間だけトナー供給手段を駆動すると共
に、トナー消費量に対応する情報に応じてトナー供給手
段のトナー供給速度を制御するトナー供給制御手段とを
備えたものである。
【0036】このトナー供給装置では、トナー供給制御
手段によって、画像形成装置において画像を形成する時
間だけトナー供給手段が駆動されると共に、トナー消費
量に対応する情報に応じてトナー供給速度が制御され
る。トナー消費量に対応する情報は、潜像、原稿、用紙
の幅やトナー濃度等である。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図7は本発明の第1実施例に係
る。
【0038】図2は本発明のトナー供給装置が適用され
る画像形成装置の全体の概略構成を示す説明図である。
この画像形成装置は、原稿を読み取り、電子写真法によ
り原稿像を用紙にコピーする装置である。まず、図2を
用いて、画像形成装置における原稿搬送系について説明
する。画像形成装置は、筐体10の略中央部に画像担持
体としての感光体(ドラム)11を備え、この感光体1
1の上方に、複数の原稿搬送ロール12a、12b、1
2c、12dが水平方向に沿って配設されている。各原
稿搬送ロール12a、12b、12c、12dには小径
のロール13が当接している。また、図1において最も
右側の原稿搬送ロール12aの上端部の側方には原稿挿
入部14が形成され、この原稿挿入部14の側方に原稿
載置部15が設けられている。また、原稿挿入部14の
内側には原稿搬送ロール16が設けられている。
【0039】また、図1において最も左側の原稿搬送ロ
ール12dの上方には原稿排出ロール18a、18b
と、原稿の進行方向を変える図示しないバッフルが設け
られている。原稿排出ロール18a、18bの下流には
原稿排出部19が形成されている。
【0040】また、原稿挿入部14と原稿搬送ロール1
6の間には、原稿の挿入を検知するための原稿センサ2
1と、原稿の幅を検知するための原稿センサ22が設け
られ、感光体11の上方の原稿搬送路における原稿搬送
ロール12c寄りの位置には、原稿の長さを検知するた
めの原稿センサ23が設けられている。なお、原稿セン
サ22は原稿の幅方向に沿って複数設けられており、各
センサの出力状態によって原稿の幅を検知するようにな
っている。また、各センサ21〜23としては例えばフ
ォトセンサを用いることができる。
【0041】原稿挿入部14から挿入された原稿は、原
稿搬送ロール16によって搬送され、コピー枚数に対応
する回数だけ感光体11の上方を通過するように、原稿
搬送ロール12a〜12dおよびロール13によって循
環的に搬送される。所定回数だけ循環された原稿は、原
稿搬送ロール12dに達したところで図示しないバッフ
ルによって進行方向が変えられ、原稿排出ロール18
a、18bによって原稿排出部19に排出される。
【0042】次に、画像形成装置の用紙搬送系について
説明する。筐体10内の下部には給紙ロール25、26
が収容されている。また、原稿載置部15の下方には、
カット紙挿入部27が形成されている。そして、筐体1
0内には、給紙ロール25、26およびカット紙挿入部
27から感光体11の下端部を経て、筐体10の上面に
形成された用紙排出部28に至る用紙搬送路が形成さ
れ、この用紙搬送路に沿って複数の用紙搬送ロール30
が設けられている。
【0043】また、感光体11よりも上流の用紙搬送路
には、給紙ロール25、26からのロール紙をカットす
るカッタ34と、用紙の長さを検知するするための用紙
センサ35が設けられている。
【0044】また、感光体11の下方には転写コロトロ
ン31と剥離コロトロン32が設けられ、用紙は感光体
11と転写コロトロン31および剥離コロトロン32と
の間を通過し、さらに、定着器を構成するヒートロール
33aとプレッシャロール33bとの間を通過するよう
になっている。
【0045】図1は画像形成装置の感光体11の近傍を
示す説明図である。この図に示すように、感光体11の
上方には、原稿35に光を照射する露光装置36と、こ
の露光装置36によって光が照射された原稿35の像を
感光体11の表面に結像する結像装置37が設けられて
いる。また、感光体11の周囲には、図中矢印で示す感
光体11の回転方向に沿って順に、現像装置40、転写
前コロトロン41、前記の転写コロトロン31および剥
離コロトロン32、清掃前コロトロン42、清掃装置4
3、帯電器44が、それぞれ感光体11に対向するよう
に配設されている。
【0046】原稿35は原稿搬送ロール12b、12c
等により矢印a方向に搬送され、露光装置36により光
が照射され、結像装置37により原稿像が感光体11表
面に結像される。この感光体11は帯電器44により所
定の極性に帯電されており、原稿35からの反射光を受
けて感光体11上に原稿像に対応する静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、感光体11の回転に伴い現像装
置40の現像部40aまで移動し、現像装置40は図示
しないトナーを静電潜像に付着させてこの静電潜像を顕
像化する。顕像化されて形成されたトナー像は、転写前
コロトロン41を経て転写コロトロン31によって用紙
に転写される。このようして原稿像が記録された用紙
は、剥離コロトロン32によって感光体11より剥離さ
れ、定着器により像が定着され、図2に示す用紙搬送路
を経て排出される。一方、用紙に転写されずに感光体1
1に残ったトナーは、清掃前コロトロン42を経て、清
掃装置43のクリーナブレード43aによって感光体1
1表面からかき落とされ、図示しないトナー回収ボトル
に収容される。
【0047】次に、現像装置40とトナー供給装置につ
いて説明する。図1に示すように、現像装置40には、
この現像装置40にトナーを供給するトナー供給装置5
0が一体的に組み付けられている。また、トナー供給装
置50の上部には、通路61を介してトナー溜め62が
設けられている。
【0048】現像装置40は、トナー供給装置50の下
方に配設された現像剤攪拌ロール45と、感光体11に
対向する位置に配設された現像ロール46と、この現像
ロール46に現像剤を搬送する現像剤搬送ロール47と
を備え、各ロール45、46、47はそれぞれ図中の矢
印方向に回転するようになっている。また、現像ロール
46の上方には現像ロール46上の現像剤の層厚を規制
する層厚規制部材48が設けられ、現像剤搬送ロール4
7の上方には現像剤を現像ロール46側より現像剤攪拌
ロール45側へ戻すためのリバースプレート49が設け
られている。
【0049】この現像装置40内には図示しないキャリ
アが収容されており、このキャリアとトナー供給装置5
0から供給されるトナーとが現像剤攪拌ロール45によ
って攪拌混合されて現像剤となる。この現像剤は、現像
剤搬送ロール47によって現像ロール46側に搬送さ
れ、層厚規制部材48による層厚規制を受けながら、現
像部40aにおいて、現像ロール46によって感光体1
1上の静電潜像に付着される。
【0050】図4はトナー供給装置の一部を示す斜視
図、図5はトナー供給装置の発泡部材ロールと孔付部材
を示す斜視図である。図1および図4に示すように、ト
ナー供給装置50は、ハウジング51の底部に、現像剤
攪拌ロール45の回転軸方向に沿った開口部52が形成
され、この開口部52に孔付部材53が取り付けられて
いる。この孔付部材53は図5に示すように板に多数の
孔を形成したものである。この孔付部材53の上部には
発泡部材ロール54が配設されている。この発泡部材ロ
ール54の上方には、仕切り部57を挟んで2つのスク
リュ55、56が配設されている。このスクリュ55、
56は互いに逆方向に回転し、発泡部材ロール54の上
方にてトナーを循環しながら、発泡部材ロール54上に
略均等にトナーを落とすようになっている。また、ハウ
ジング51の上面には、通路61を介してトナー溜め6
2から供給されるトナーを受け入れる孔58が形成され
ている。なお、図4ではハウジング51の一端部が開い
ているが、実際にはここには蓋が取り付けられている。
【0051】また、図1に示すように、通路61にはト
ナー空検知器63と、このトナー空検知器63に付着し
たトナーを払い落とす清掃機構64とが設けられてい
る。
【0052】トナー溜め62に保持されたトナーは、重
力によりトナー供給装置50に落下し、スクリュ55、
56によって循環され、発泡部材ロール54上に落下
し、この発泡部材ロール54に付着する。発泡部材ロー
ル54は、付着したトナーを孔付部材53にこすりつけ
てトナーを落下させて、現像装置40に供給する。
【0053】図3は、画像形成装置のコンソールを示す
説明図である。この図に示すように、コンソール70
は、入力部として、コピー枚数等を入力するためのテン
キー71と、用紙やコピー濃度を選択するためのキー7
2等を有している。また、コンソール70は、表示部と
して、メッセージ表示部74、警告表示部75、コピー
枚数のセット数を表示する表示部76、コピーをとった
枚数を表示する表示部77、選択された用紙の種類を表
示する表示部78、選択されたコピー濃度を表示する表
示部79等を有している。警告表示部75には、トナー
空検知器63によってトナーが空になったことを検知し
た場合に警告するためのトナー空警告表示部75a等が
設けられている。
【0054】さらに、コンソール70はトナー増量ボタ
ン81、トナー調整ダイアル82および濃度調整ダイア
ル83を有している。なお、本実施例における画像形成
装置では2通りのコピー濃度の調整が可能になってい
る。一つはキー72を操作して現像バイアスを変化させ
ることによるものであり、他の一つは濃度調整ダイアル
83を操作して露光装置36の発光量を変化させること
によるものである。
【0055】次に、図6および図7を参照して、本実施
例のトナー供給装置におけるトナー供給制御に係わる構
成について説明する。
【0056】図6はトナー供給装置の制御部を示すブロ
ック図である。この図に示すように、制御部は、互いに
バス101で接続された中央処理装置(以下、CPUと
記す。)102と、リード・オンリ・メモリ(以下、R
OMと記す。)103と、ランダム・アクセス・メモリ
(以下、RAMと記す。)104と、入出力制御装置1
05とを備えている。入出力制御装置105には、原稿
センサ22、23、コンソール70、トナー供給装置5
0の発泡部材ロール54を駆動するトナー供給モータ1
06等が接続されている。この制御部は、CPU102
がRAM104をワークエリアとして、ROM103に
格納されたプログラムを実行することによってトナー供
給制御を行うようになっている。なお、RAM104は
不揮発性であることが望ましい。また、この制御部は、
画像形成装置全体を制御する制御部が兼ねていても良
い。
【0057】図7は、図6の構成によって実現されるト
ナー供給装置の制御部の機能を示す機能ブロック図であ
る。この図に示すように、制御部は、画像を形成する時
間を検出する画像形成時間検出手段111と、原稿の幅
を検知する幅検知手段112と、原稿の単位幅当りのト
ナー供給モータ106の駆動速度の情報を記憶した記憶
手段113と、この記憶手段113に記憶された単位幅
当りの駆動速度の情報123と幅検知手段112によっ
て求められた幅の情報122とに基づいてトナー供給モ
ータ106の駆動速度を求め、画像形成時間検出手段1
11から出力される画像形成時間の情報121に基づい
て画像形成時間だけ、駆動速度の情報124を出力する
ようになっている。制御部はさらに、演算手段114か
ら出力される駆動速度の情報124に基づいて、画像形
成時間だけ、演算手段114によって求められた駆動速
度となるように、トナー供給モータ106を駆動するモ
ータ制御手段115を備えている。トナー供給モータ1
06として例えばDCモータを使用するならば、モータ
制御手段115からの出力電圧125を変化させること
によってトナー供給モータ106の駆動速度を変えるこ
とができる。
【0058】ここで、画像形成時間検出手段111が検
出する画像形成時間としては、例えば以下のものが考え
られる。すなわち、感光体11、露光装置36、原稿搬
送装置、用紙搬送装置、帯電器44、現像装置40の各
駆動時間、原稿の読取部の通過時間、用紙の通過時間、
感光体11上の潜像の形成時間である。画像形成時間と
しては、このうちのどれを用いても良い。感光体11、
露光装置36、原稿搬送装置、用紙搬送装置、帯電器4
4、現像装置40の各駆動時間は、当然CPU102が
知ることができるので、画像形成時間検出手段111
は、図6のCPU102、ROM103およびRAM1
04によって実現できる。本実施例では、画像形成時間
として原稿の読取部の通過時間を用いるものとする。こ
の場合、画像形成時間検出手段111は、原稿センサ2
3、CPU102、ROM103およびRAM104に
よって実現され、原稿が原稿センサ23に達してからこ
れを通過するまでの時間を測定する。
【0059】また、幅検知手段112は原稿センサ22
によって実現される。記憶手段112は図6のROM1
03またはRAM104によって実現される。演算手段
114は図6のCPU102、ROM103およびRA
M104によって実現される。モータ制御手段115
は、例えば、入力信号に応じた出力電圧を発生する回路
で構成される。
【0060】なお、原稿移動型ではなく原稿固定型の画
像形成装置の場合には、原稿幅や原稿通過時間に相当す
る時間を検出する手段は、原稿台上に設けられた原稿サ
イズ検知機構からの情報を用いて求めるように構成して
も良い。また、原稿からの反射光ではなく、原稿のデジ
タル情報に基づき光書き込み手段により画像を書き込む
画像形成装置の場合には、原稿のデジタル情報から原稿
幅や画像形成時間を求めることが可能である。
【0061】また、原稿の幅の代わりに用紙の幅や感光
体11上の潜像の幅を用いても良く、画像形成時間とし
て原稿の通過時間の代わりに用紙の通過時間や、感光体
11上の潜像の形成時間を用いても良い。用紙の幅は、
ロール紙を使用する場合には用紙選択の際にCPU10
2が分かっているので、これを用いても良いし、図2の
用紙センサ35で検知するようにしても良い。また、用
紙の通過時間は用紙センサ35を用いて検出することが
できる。
【0062】また、感光体11上の潜像の幅や形成時間
を用いる場合は、等倍の画像を得る画像形成装置であれ
ば潜像の幅および形成時間は原稿の幅および通過時間に
等しいので、これらをそのまま用いることができる。拡
大縮小が可能な画像形成装置の場合には、拡大縮小の比
に応じて原稿の幅や通過時間を潜像の幅や形成時間に換
算する必要が生じる場合もあるが、この換算は演算手段
114で行うことができる。
【0063】次に、本実施例の動作について説明する。
【0064】原稿挿入部14から原稿を挿入すると、原
稿センサ21がこれを検知し、この原稿センサ21の出
力に基づいてコピー動作が開始する。原稿が原稿搬送路
を通過する際、図7の幅検知手段112(原稿センサ2
2)によって原稿の幅が検知され、画像形成時間検出手
段111(原稿センサ23)によって原稿の通過時間す
なわち画像形成時間が検出される。図7の演算手段11
4は、記憶手段113に記憶された単位幅当りの駆動速
度の情報123と幅検知手段112によって求められた
幅の情報122とに基づいて、単位幅当りの駆動速度と
幅とを乗算してトナー供給モータ106の駆動速度を求
め、画像形成時間検出手段111から出力される画像形
成時間の情報121に基づいて画像形成時間だけ、駆動
速度の情報124を出力する。例えば、記憶手段113
に記憶された単位幅当りの駆動速度を原稿幅1mm当り
0.10rpmとすると、原稿幅が297mm(A3サ
イズ)の場合には駆動速度は29.7rpmとなる。そ
して、この情報124に基づいて、モータ制御手段11
5によって、画像形成時間だけ、演算手段114によっ
て求められた駆動速度となるようにトナー供給モータ1
06が駆動される。これにより、駆動速度に応じた量の
トナーが現像装置40に供給される。
【0065】なお、トナー供給モータ106の駆動は画
像形成と同時に開始し画像形成時間だけ行っても良い
し、画像形成の開始より若干遅れて開始し画像形成時間
だけ行うようにしても良い。画像形成のタイミングとト
ナー供給モータ106の駆動のタイミングが異なる場合
には画像形成時間を記憶しておくようにしても良い。
【0066】このようにして本実施例では、画像を形成
している時間だけ、原稿、用紙あるいは潜像の幅に応じ
た駆動速度でトナー供給モータ106が駆動される。こ
のように本実施例では、原稿、用紙あるいは潜像の幅に
よりトナー供給量が設定されるので、画像サイズの変化
によるトナー消費量の変動に合わせながらトナー供給を
行うことになり、消費量に近い量のトナーを供給するこ
とができ、トナー濃度の変動が少なくなる。
【0067】また、本実施例では、トナー供給モータ1
06の駆動速度を変えることによってトナー供給量が制
御されるので、トナー供給量の制御の精度が向上する。
【0068】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図8は本実施例のトナー供給装置の制御部の機能を
示す機能ブロック図である。
【0069】本実施例では、記憶手段113には、表1
に示すように単位幅当りのトナー供給モータ106の駆
動速度の複数の段階が記憶されている。また、図8に示
すように、記憶手段113と演算手段114の間には、
記憶手段113に記憶された複数の段階のうちの任意の
一つを選択する選択手段116が設けられている。そし
て、演算手段114は、選択手段116で選択された段
階における単位幅当りの駆動速度の情報126と幅検知
手段112によって求められた幅の情報122とに基づ
いてトナー供給モータ106の駆動速度を求めるように
なっている。
【0070】選択手段116は、図6のコンソール70
のトナー調整ダイアル82およびCPU102等によっ
て実現される。従って、トナー調整ダイアル82のレベ
ルを変更することによって、単位幅当りの駆動速度が変
えられる。なお、トナー調整ダイアル82の“1”〜
“7”の各レベルは、予め例えば表1の段階“4”〜
“10”に対応するように設定されており、また、トナ
ー調整ダイアル82のレベルと表1の段階との対応関係
はサービスエンジニアが変更することができるようにな
っている。
【0071】
【表1】
【0072】表1において、単位幅は1mm、駆動スピ
ードの単位はrpmである。例えば、この表1で段階
“7”を選択すると、原稿幅が297mm(A3サイ
ズ)の場合には駆動速度は29.7rpmとなる。
【0073】なお、表1に示す数値は一例であり、トナ
ー供給装置の仕様により変化する。また、CPU102
で扱う単位あるいは数値は、プログラムの仕様に合わせ
て、全く別の単位あるいは数値に換算したものになるこ
とがある。
【0074】従来のように、駆動速度を一定にして駆動
時間によってトナー供給量を変化させようとすると、ト
ナー供給モータ106の駆動時間は事実上せいぜい0.
1秒でしか変化させられないので、トナー供給量を細か
く変化させることはできない。これに対し、本実施例に
よれば、単位幅当りのトナー供給モータ106の駆動速
度を変えることによってトナー供給量を細かく変化させ
ることができる。
【0075】その他の構成、作用および効果は第1実施
例と同様である。
【0076】次に、図9ないし図13を参照して本発明
の第3実施例について説明する。本実施例は、現像剤中
のトナー濃度を検出し、この検出されたトナー濃度に応
じてトナー供給モータ106の駆動速度を変えるように
したものである。
【0077】図9は本実施例におけるトナー供給装置の
制御部を示すブロック図である。この図に示すように、
本実施例では、第6図に示す制御部に対して、現像剤中
のトナー濃度を検出する濃度センサ131が加えられて
いる。この濃度センサ131は入出力制御装置105に
接続されている。
【0078】図10は、図9の構成によって実現される
トナー供給装置の制御部の機能を示す機能ブロック図で
ある。本実施例では、図8に示す制御部において、幅検
知手段112が除かれ、濃度センサ131によって構成
されるトナー濃度検出手段117が加えられている。選
択手段116はこのトナー濃度検出手段117で検出さ
れたトナー濃度に応じて段階を選択するようになってい
る。
【0079】本実施例では、図10の記憶手段113に
は、表2に示すように、トナー供給モータ106の駆動
速度の複数の段階が記憶されている。なお、表2におけ
る駆動速度の単位はrpmである。
【0080】
【表2】
【0081】図11ないし図13は、それぞれ濃度セン
サ131の例を示す説明図である。図11に示す濃度セ
ンサ131は、現像ロール46に対向して設けられたも
のであり、ランプ134と、このランプ134から出射
された光を集光して現像ロール46に照射するレンズ1
35と、現像ロール46上の現像剤表面の反射光を受光
する受光素子136とを備えている。そして、この濃度
センサ131は、受光素子136によって現像ロール4
6上の現像剤表面の反射光の強度を検知してトナー濃度
の代用特性とするものである。
【0082】図12に示す濃度センサ131は、現像装
置40のハウジング内に設けられ、透磁率を測定するも
のであり、現像剤中のトナー濃度の変化に伴う透磁率の
変化を検知してトナー濃度の代用特性とするものであ
る。
【0083】図13に示す濃度センサ131は、図11
に示すものと同様の構成であるが、感光体11に対向す
るように設けられたものである。この例では、感光体1
1に、所定の電位パターンを作り、これを現像し、その
像の反射光の強度を検知してトナー濃度の代用特性とす
るものである。なお、所定の電位パターンの作成方法と
しては、例えばコピーとコピーの間で、露光装置36か
ら弱い光量の光を出射させたり、露光光路中にスリット
を挿入したりして、感光体11に弱い光量を照射して灰
色のパターンを作る方法がある。
【0084】図10のトナー濃度検出手段117は、図
11ないし図13に示す濃度センサのいずれでも良く、
また、これら以外の手段でトナー濃度を検出するもので
も良い。
【0085】その他の構成は第1実施例と同様である。
【0086】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、所定時に図10のトナー濃度検出手段1
17によって現像剤中のトナー濃度が検出され、この検
出されたトナー濃度に応じて選択手段116によって表
2に示す複数の段階のうちの一つが選択される。演算手
段114は、選択手段116で選択された段階における
駆動速度の情報126に基づいてトナー供給モータ10
6の駆動速度を求め、画像形成時間検出手段111から
出力される画像形成時間の情報121に基づいて画像形
成時間だけ、駆動速度の情報124をモータ制御手段1
15に出力する。これにより、トナー供給モータ206
は、検出されたトナー濃度に応じた速度で駆動され、ト
ナー濃度に応じた量のトナーが供給される。
【0087】ここで、検出したトナー濃度に応じた段階
選択の具体例を説明する。所定の濃度TL 、TH (TL
<TH )に対して検出したトナー濃度TS が、TS <T
Lのときは単位時間当りTD1のトナーを補給し、TL
S <TH のときは単位時間当りTD2(TD1>TD2)の
トナーを補給し、TH ≦TS のときはトナーを補給しな
いものとする。そして、例えば、補給量TD1に例えば段
階“7”を当てはめ、補給量TD2に例えば段階“4”を
当てはめる。そうすると、TS <TL のときは段階
“7”が選択され、TL ≦TS <TH のときは段階
“4”が選択され、それぞれ検出した濃度に応じた量の
トナーが供給され、TH ≦TS のときはトナーが供給さ
れないことになる。また、補給量TD1、TD2にどの段階
を当てはめるかは、図3のトナー調整ダイアル82によ
って変更できるようにする。
【0088】あるいは、適正トナー濃度をt、検出した
トナー濃度をT、比例定数をKとしたとき、K(t−
T)の値と各段階を対応付けておき、検出したトナー濃
度からK(t−T)を演算し、その値によって段階を選
択するようにしても良い。
【0089】このように本実施例によれば、トナー濃度
に応じたトナー供給を行う場合に、トナー供給モータ1
06の駆動速度によってトナー供給量を変えるようにし
たので、トナー供給量を細かく変化させることができ、
トナー濃度の変動をより小さくすることができる。
【0090】その他の作用および効果は第1実施例と同
様である。
【0091】次に、図14および図15を参照して本発
明の第4実施例について説明する。本実施例は、現像剤
中のトナー濃度を検出し、このトナー濃度に応じて単位
幅当りのトナー供給モータ106の駆動速度を変えるよ
うにしたものである。
【0092】本実施例におけるトナー供給装置の制御部
は、図9に示すものと同様である。図14は、図9に示
す構成によって実現される本実施例におけるトナー供給
装置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。本実
施例では、図8に示す制御部において、濃度センサ13
1によって構成されるトナー濃度検出手段117が加え
られている。選択手段116はこのトナー濃度検出手段
117で検出されたトナー濃度に応じて段階を選択する
ようになっている。
【0093】本実施例では、図14の記憶手段113に
は、表1に示すような、トナー供給モータ106の単位
幅当りの駆動速度の複数の段階が記憶されている。
【0094】その他の構成は第2または第3実施例と同
様である。
【0095】次に、本実施例の動作について説明する。
図15は本実施例におけるトナー濃度制御の動作を示す
フローチャートである。この図に示すように、トナー濃
度制御では、まずステップ(以下、Sと記す。)201
で、表1の複数の段階から所定の初期段階を選択し、設
定する。次に、S202でコピー開始か否かを判断す
る。コピー開始の場合(“Y”)はS203で、幅検知
手段112によって原稿幅を検知し、S204でトナー
濃度検出手段117によって現像剤中のトナー濃度を検
出する。一方、S202でコピー開始ではない場合
(“N”)は、S203を行わずS204でトナー濃度
を検出する。次にS205で、S204で検出したトナ
ー濃度に応じて選択手段116によって段階を選択し、
その段階における単位幅当りの駆動速度の情報126を
得る。そして、演算手段114で、この単位幅当りの駆
動速度の情報126と幅検知手段112によって求めら
れた幅の情報122とに基づいてトナー供給モータ10
6の駆動速度を求め、これを設定する。次に、S206
で、画像形成中か否かを判断する。画像形成中
(“Y”)であればS207で、S205において設定
した駆動速度でトナー供給モータ106を駆動し、S2
02へ戻る。一方、画像形成中でなければ(“N”)S
208で、トナー供給モータ106の駆動を停止し、S
202へ戻る。そして、S207〜S208の動作を繰
り返す。
【0096】なお、検出したトナー濃度に応じた段階選
択は、例えば、第3実施例において説明した例と同様に
して行う。
【0097】このように本実施例では、コピー動作中か
否かにかかわらず常にトナー濃度を検出し、このトナー
濃度に応じた段階の単位幅当りのトナー供給モータ10
6の駆動速度を選択し、コピー動作時には、選択された
段階の単位幅当りのトナー供給モータ106の駆動速度
と原稿幅とに基づいて演算された駆動速度でトナー供給
モータ106が駆動される。
【0098】本実施例によれば、トナー濃度に応じたト
ナー供給を行いながら、原稿幅によりトナー供給量が設
定されるので、画像サイズの変化によるトナー消費量の
変動に合わせながらトナー供給を行うことになり、トナ
ー濃度の変動が少なくなり、トナー濃度の制御をより理
想的な状態で行うことができる。
【0099】なお、図15では、常にトナー濃度を検出
するようにしているが、コピー開始時にのみトナー濃度
を検出するようにしても良い。この場合は、図15のS
202で“N”のときはS206へ進むようにすれば良
い。
【0100】その他の作用および効果は第2または第3
実施例と同様である。
【0101】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。本実施例の構成は第2実施例と略同様であるが、図
8の記憶手段113には表3に示すような複数の段階が
記憶されている。
【0102】
【表3】
【0103】表3において、単位幅は1mm、駆動スピ
ードの単位はrpmである。
【0104】表3に示すように、本実施例では、単位幅
当りの駆動速度をR、段階をN、段階“0”における単
位幅当りの駆動速度をR0 、係数をCとしたとき、R=
0 ×CN となるように各段階を設定したものである。
すなわち、単位幅当りの駆動速度Rが隣接する段階間で
等比となるように設定している。
【0105】その他の構成は第2実施例と同様である。
【0106】本実施例では、トナー供給装置50の発泡
部材ロール54等の劣化に伴って単位時間当りのトナー
落下量が低下してトナー供給量が低下した場合、低下し
た比率の分だけ段階をずらせば、発泡部材ロール54等
が劣化する以前と同じ単位時間当りのトナー供給量とす
ることができる。例えば、表3の例では、単位幅当りの
駆動速度Rは1段階毎に1.1倍となるように設定され
ているので、単位時間当りのトナー供給量が1/1.1
だけ低下する毎に段階を1段階上げれば、低下前の単位
時間当りのトナー供給量に戻すことができる。
【0107】また、本実施例では、トナー供給モータ1
06の駆動速度を変えてトナー供給量を変えているの
で、上述のような段階の設定が容易にできるようになっ
ている。
【0108】その他の作用および効果は第2実施例と同
様である。
【0109】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。本実施例の構成は、図14の記憶手段113に、第
5実施例と同様に表3に示すような複数の段階が記憶さ
れている他は、第4実施例と同様である。従って、表3
に示す複数の段階から、検出したトナー濃度に応じた段
階が選択される。
【0110】本実施例では、第5実施例と同様に、トナ
ー供給装置50の発泡部材ロール54等の劣化に伴って
単位時間当りのトナー落下量が低下してトナー供給量が
低下した場合、低下した比率の分だけ段階をずらせば、
発泡部材ロール54等が劣化する以前と同じ単位時間当
りのトナー供給量に戻すことができる。
【0111】その他の作用および効果は第4実施例また
は第5実施例と同様である。
【0112】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、例えばトナー供給装置は、図1に示すような発泡部
材ロール54を用いるものに限らず、特公昭64−53
00号公報に示されるようなもの等、トナーを供給でき
る装置であればいかなる方式のものでも良い。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、潜像、原稿および用紙のうちの少なくとも一
つの幅に応じたトナー供給速度で、画像を形成する時間
だけ、トナーを現像装置に供給するようにしたので、画
像のサイズの変化によるトナー消費量の変化の影響を受
けずに、消費量に近い量のトナーを供給することができ
ると共に、トナー供給速度を変えることによってトナー
供給量を制御するようにしたのでトナー供給量の制御の
精度が向上するという効果がある。
【0114】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明において、単位幅当りのトナー供給速度
の複数の段階を設け、そのうちの任意の一つを選択する
ようにしたので、上記請求項1記載の発明の効果に加
え、単位幅当りのトナー供給速度を変えることによって
トナー供給量を細かく変化させることができるという効
果がある。
【0115】また、請求項3記載の発明によれば、検出
したトナー濃度に応じてトナー供給速度の複数の段階の
うちの一つを選択するようにしたので、トナー濃度に応
じたトナー供給を行う場合に、トナー供給量を細かく変
化させることができ、トナー濃度の変動をより小さくす
ることができるという効果がある。
【0116】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項2記載の発明において、検出したトナー濃度に応じて
段階を選択するようにしたので、トナー濃度に応じたト
ナー供給を行う場合に、トナー供給量を細かく変化させ
ることができ、トナー濃度の変動をより小さくすること
ができると共に、画像のサイズの変化によるトナー消費
量の変化の影響を受けずに、消費量に近い量のトナーを
供給することができるという効果がある。
【0117】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項2記載の発明において、単位幅当りのトナー供給速度
が、隣接する段階間で等比となるように、複数の段階を
設定したので、上記請求項2記載の発明の効果に加え、
単位時間当りのトナー供給量が低下しても、低下する以
前のトナー供給量に簡単に戻すことができるという効果
がある。
【0118】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項4記載の発明において、単位幅当りのトナー供給速度
が、隣接する段階間で等比となるように、複数の段階を
設定したので、上記請求項4記載の発明の効果に加え、
単位時間当りのトナー供給量が低下しても、低下する以
前のトナー供給量に簡単に戻すことができるという効果
がある。
【0119】また、請求項7記載の発明によれば、トナ
ー消費量に対応する情報に応じてトナー供給速度を制御
するようにしたので、トナー供給量を細かく変化させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のトナー供給装置が適用
される画像形成装置の感光体近傍を示す説明図である。
【図2】 第1実施例のトナー供給装置が適用される画
像形成装置の全体の概略構成を示す説明図である。
【図3】 図2の画像形成装置のコンソールを示す説明
図である。
【図4】 第1実施例のトナー供給装置の一部を示す斜
視図である。
【図5】 図4のトナー供給装置の発泡部材ロールと孔
付部材を示す斜視図である。
【図6】 第1実施例のトナー供給装置の制御部を示す
ブロック図である。
【図7】 図6の構成によって実現されるトナー供給装
置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。
【図8】 本発明の第2実施例のトナー供給装置の制御
部の機能を示す機能ブロック図である。
【図9】 本発明の第3実施例のトナー供給装置の制御
部を示すブロック図である。
【図10】 図9の構成によって実現されるトナー供給
装置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。
【図11】 濃度センサの例を示す説明図である。
【図12】 濃度センサの例を示す説明図である。
【図13】 濃度センサの例を示す説明図である。
【図14】 本発明の第4実施例のトナー供給装置の制
御部の機能を示す機能ブロック図である。
【図15】 第4実施例におけるトナー濃度制御の動作
を示すフローチャートである。
【図16】 トナーの供給量と消費量のバランスがとれ
ている状態におけるトナー濃度の変化の一例を示す特性
図である。
【図17】 トナーの供給量と消費量のバランスが崩れ
ている状態におけるトナー濃度の変化の一例を示す特性
図である。
【図18】 トナー濃度制御によるトナー濃度の変化の
例を示す特性図である。
【図19】 トナー供給間隔を変えた2つのケースにお
けるトナー濃度変化を示す特性図である。
【図20】 トナー供給間隔を変えた2つのケースにお
ける現像剤中のトナーの帯電量分布を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
11…感光体、22、23…原稿センサ、40…現像装
置、50…トナー供給装置、54…発泡部材ロール、7
0…コンソール、102…CPU、103…ROM、1
04…RAM、106…トナー供給モータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿、および前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの幅を検出
    する幅検出手段と、 この幅検出手段によって求められた幅に応じたトナー供
    給速度を求める演算手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ、前記演
    算手段によって求められたトナー供給速度となるように
    前記トナー供給手段を駆動するトナー供給制御手段とを
    具備することを特徴とするトナー供給装置。
  2. 【請求項2】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿、および前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの幅を検出
    する幅検出手段と、 単位幅当りのトナー供給速度の複数の段階を記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された複数の段階のうちの任意の一
    つを選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された段階における単位幅当
    りのトナー供給速度と前記幅検出手段によって求められ
    た幅とに基づいてトナー供給速度を求める演算手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ、前記演
    算手段によって求められたトナー供給速度となるように
    前記トナー供給手段を駆動するトナー供給制御手段とを
    具備することを特徴とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 トナー供給速度の複数の段階を記憶する記憶手段と、 前記現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手
    段と、 このトナー濃度検出手段によって検出されたトナー濃度
    に応じて、前記記憶手段に記憶された複数の段階のうち
    の一つを選択する選択手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ、前記選
    択手段によって選択された段階におけるトナー供給速度
    となるように前記トナー供給手段を駆動するトナー供給
    制御手段とを具備することを特徴とするトナー供給装
    置。
  4. 【請求項4】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿、および前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの幅を検出
    する幅検出手段と、 単位幅当りのトナー供給速度の複数の段階を記憶する記
    憶手段と、 前記現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手
    段と、 このトナー濃度検出手段によって検出されたトナー濃度
    に応じて、前記記憶手段に記憶された複数の段階のうち
    の一つを選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された段階における単位幅当
    りのトナー供給速度と前記幅検出手段によって求められ
    た幅とに基づいてトナー供給速度を求める演算手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ、前記演
    算手段によって求められたトナー供給速度となるように
    前記トナー供給手段を駆動するトナー供給制御手段とを
    具備することを特徴とするトナー供給装置。
  5. 【請求項5】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿、および前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの幅を検出
    する幅検出手段と、 隣接する段階間で等比となるように設定された、単位幅
    当りのトナー供給速度の複数の段階を記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶された複数の段階のうちの任意の一
    つを選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された段階における単位幅当
    りのトナー供給速度と前記幅検出手段によって求められ
    た幅とに基づいてトナー供給速度を求める演算手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ、前記演
    算手段によって求められたトナー供給速度となるように
    前記トナー供給手段を駆動するトナー供給制御手段とを
    具備することを特徴とするトナー供給装置。
  6. 【請求項6】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 原稿に基づいて画像形成装置の画像担持体上に形成され
    る潜像、原稿、および前記現像装置によって現像された
    像が記録される用紙のうちの少なくとも一つの幅を検出
    する幅検出手段と、 隣接する段階間で等比となるように設定された、単位幅
    当りのトナー供給速度の複数の段階を記憶する記憶手段
    と、 前記現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手
    段と、 このトナー濃度検出手段によって検出されたトナー濃度
    に応じて、前記記憶手段に記憶された複数の段階のうち
    の一つを選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された段階における単位幅当
    りのトナー供給速度と前記幅検出手段によって求められ
    た幅とに基づいてトナー供給速度を求める演算手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ、前記演
    算手段によって求められたトナー供給速度となるように
    前記トナー供給手段を駆動するトナー供給制御手段とを
    具備することを特徴とするトナー供給装置。
  7. 【請求項7】 少なくともトナーを含む現像剤を用いる
    画像形成装置の現像装置に対してトナーを供給すると共
    にトナー供給速度が可変のトナー供給手段と、 画像形成装置において画像を形成する時間だけ前記トナ
    ー供給手段を駆動すると共に、トナー消費量に対応する
    情報に応じて前記トナー供給手段のトナー供給速度を制
    御するトナー供給制御手段とを具備することを特徴とす
    るトナー供給装置。
JP3266353A 1991-10-15 1991-10-15 トナー供給装置 Pending JPH05107916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3266353A JPH05107916A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 トナー供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3266353A JPH05107916A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 トナー供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05107916A true JPH05107916A (ja) 1993-04-30

Family

ID=17429766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3266353A Pending JPH05107916A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 トナー供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05107916A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294584A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 現像における画像濃度制御方法及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294584A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 現像における画像濃度制御方法及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4316484B2 (ja) 画像形成装置、トナー濃度制御方法、トナー濃度制御プログラムおよびその記録媒体
JP2009265282A (ja) 画像形成装置
JP2009116001A (ja) トナー残量推定方法、トナー補給装置および画像形成装置
JPH0468370A (ja) 画像形成装置
JP5205141B2 (ja) 画像形成装置
JP2007206496A (ja) 画像形成装置
JP2009115855A (ja) 現像装置およびそれを備える画像形成装置
JP3013550B2 (ja) トナー供給装置
JP2007148176A (ja) トナー濃度制御装置
JPH05107916A (ja) トナー供給装置
JP2002258550A (ja) 画像形成装置、電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法
JPH05107920A (ja) 画像形成装置
JPH09269644A (ja) 現像装置
JPH05107915A (ja) トナー供給装置
JPH09185239A (ja) 画像形成装置
JP2002278306A (ja) 湿式画像形成装置
JP2004157186A (ja) 現像剤補給方法
JP2002351270A (ja) 画像形成装置
JP2005316223A (ja) 画像濃度制御装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像濃度制御方法
JPH09251235A (ja) 現像装置
JPH1115248A (ja) トナー供給装置
JP3522616B2 (ja) 画像形成装置
JPH05107913A (ja) トナー濃度制御装置
JPH03161782A (ja) 画像形成装置
JP4474958B2 (ja) 画像形成装置