JPH09185239A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09185239A
JPH09185239A JP7354154A JP35415495A JPH09185239A JP H09185239 A JPH09185239 A JP H09185239A JP 7354154 A JP7354154 A JP 7354154A JP 35415495 A JP35415495 A JP 35415495A JP H09185239 A JPH09185239 A JP H09185239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
amount
dots
image forming
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7354154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3452295B2 (ja
Inventor
Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Mitsuru Sato
充 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP35415495A priority Critical patent/JP3452295B2/ja
Publication of JPH09185239A publication Critical patent/JPH09185239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3452295B2 publication Critical patent/JP3452295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体にレーザ光を照射して形成した静電潜
像を、トナーとキャリアからなる二成分現像剤によって
顕像化し、これを記録紙に転写する電子写真式画像形成
装置において、トナー濃度検出センサを使用することな
くトナー濃度を均一に保持する手段をもった画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 感光体の最大書き込み幅領域をN個に分
割し、各分割区域におけるレーザ光照射ドット数を計数
すると共に、現像剤の搬送移動速度と、1ドット当たり
のトナーの消費量とから、単位時間当たりのトナー消費
量を計算し、その計算結果に基づいて、トナーの保有量
を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真式の画像像
形成装置に関し、詳細には、トナーとキャリアとから成
る二成分系現像剤を使用する作像装置において、トナー
センサを使用することなくトナー濃度を一定に保つ手段
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタあるいはファクシミリ
装置等の画像形成装置における画像形成方式には、種々
のものが知られているが、画像品質や記録紙に形成した
画像の経年劣化が少ないことから、近年は専ら電子写真
方式の画像形成装置が採用されるようになった。電子写
真方式の画像形成装置は、トナーとキャリアとの二成分
の現像剤を用いて、感光体面に形成された電子的潜像に
トナーを吸着させることによって顕像化すると共に、こ
のトナー可視化像を記録紙に転写、定着させるものであ
る。この際、上記現像剤のうちトナーは画像形成に伴っ
て記録紙に転写され消費されることから、定期的にある
いはトナーが所定量以下に減少したときに、適宜補給す
る必要がある。更に、供給されたトナーは上記キャリア
と均一に混合された上で、感光体面に運ばれるように構
成されており、トナー濃度が不均一であると、記録紙に
転写した画像濃度に斑を生じ、画質が著しく劣化する。
この種の画像形成装置では、一般に、現像装置中に、感
光体に近接して作像ユニットが備えられ、この作像ユニ
ットに上記トナーとキャリアとを撹袢混合するための機
構が設けられている。また、画像品質を一定に保つため
には、上記二つの現像剤が所要の濃度で均一に混合され
る必要があり、しかも、感光体面の前面に亙って均一濃
度としなければならない。従来、トナーとキャリアとの
混合比率、即ちトナー濃度を均一に保ために、現像装置
のトナー撹袢部及び感光体近傍各所にトナー濃度センサ
を配置し、各センサ出力を監視しながら、トナーの補給
量を制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置におけるトナー供給量制御
手段では、次のような諸問題があった。即ち、多数のト
ナー濃度センサを配置する必要があることから部品点数
が増大し、装置の大型化とコストアップを招く。また、
トナーセンサによる濃度検出手段では、センサ近傍の濃
度のみが検出されることから、正確な濃度検出が困難で
あった。更に、広い範囲に分散するトナーセンサ近傍の
全てに、補給したトナーが行き渡るまでには時間を要す
る関係上、トナー補給過多となるのを防止するために
は、断続的に少しづつトナーを補給しつつ撹袢し、各部
のトナーセンサ出力に基づいて、その後の補給量決定す
るという、複雑な制御を行う必要があった。従って、一
般に、このような補給制御手段では、トナー補給時にあ
る程度の濃度変動を回避することが不可能であり、従
来、いかにしてその変動を少なくするかが最大の課題で
あった。特に、一旦感光体面に付着したトナーをクリー
ニング手段によって回収し、再利用する手段を備えた画
像形成装置においては、上記制御が更に複雑となり、濃
度変動に伴う画像品質劣化が避けられなかった。本発明
は上述したような従来の画像形成装置のトナー濃度制御
に関する問題点を解決するためになされたものであっ
て、多くのトナーセンサの配置を不要とすることによっ
て、装置の小型化とコスト低減を可能とし、しかも、リ
サイクルトナー分の補給を考慮することによて、トナー
濃度変動の少ない画像形成装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置においては、請求項1の発明
は、感光体にレーザ光をドット単位で照射して形成した
静電潜像をトナーとキャリアからなる二成分現像剤によ
って顕像化し、これを記録紙に転写する電子写真式画像
形成装置において、現像剤を撹袢しながら感光体に搬送
する手段と、感光体の書き込み領域を所要数に分割する
と共に、各分割領域毎のレーザ照射ドット数を計数する
手段と、計数したドット数を書き込み領域全体のドット
数を積算する手段と、1ドット当たりのトナー消費量を
記憶しておく手段と、上記現像剤の搬送移動速度と上記
記憶した1ドット当たりのトナー消費量及び上記積算結
果とからトナー消費量を推算する手段と、この推算した
トナー量に基づいて決定した量のトナーを補給する手段
とを備えたことを特徴とする。請求項2の発明は、上記
画像装置が、感光体に残存するトナーを回収し再び現像
剤としてリサイクルする手段を備えた電子写真式画像形
成装置である場合において、現像剤を撹袢しながら感光
体に搬送する手段と、感光体の書き込み領域を所要数に
分割すると共に各分割領域毎のレーザ照射ドット数を計
数する手段と、計数したドット数を書き込み領域全体の
ドット数を積算する手段と、1ドット当たりのトナー消
費量を記憶しておく手段と、上記現像剤の搬送移動速度
と上記記憶した1ドット当たりのトナー消費量及び上記
積算結果とからトナー消費量を推算する手段と、感光体
の書き込み領域のドット数を所定時間計数し単位時間当
たりの平均的ドット数を算出する手段と、この平均ドッ
ト数と1ドット当たりトナーのリサイクル量とから単位
時間当たりのトナーのリサイクル量を推算する手段と、
上記推算したトナー消費量から上記トナーのリサイクル
量を減算した結果に基づいて決定した量のトナーを補給
する手段とを備えたことを特徴とする。請求項3の発明
は、上記第1または第2の手段において、湿度検出手段
と、湿度と1ドット当たりのトナー消費量との関係を記
憶した手段と、使用時の湿度と上記記憶した湿度とトナ
ー消費量との関係から、補給するトナー量を補正する手
段を備えたことを特徴とする。
【0005】本発明は上記のように構成したので、請求
項1の発明では、実際に消費したトナー量が推算される
から、消費した分量のトナー補給が可能となり、常に一
定のトナー濃度を保ことができる。請求項2の発明で
は、感光体から回収したリサイクルトナーを加味して補
給トナー量を推算するように構成したので、感光体に残
留したトナーを再利用するタイプの画像形成装置におい
ても、トナーの過剰供給を防止し、同様にトナー濃度を
一定に保つことが可能となる。請求項3の発明では、湿
度センサと、湿度とトナー消費量の関係を記憶した手段
と、環境湿度に応じて、トナー消費量算出値を補正する
ように構成するので、湿度変動を加味してトナー補給量
を決定することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した本発明の形態
例によって、本発明を詳細に説明する。図3は本発明を
適用する画像装置の作像ユニットの一例を示す断面構成
図であり、図4はその斜視外観図である。この作像ユニ
ット1は図示を省略した画像形成装置本体に、図4の矢
印A方向に着脱可能に装着されるもので、画像形成装置
に装着されると、トナー補給ボトル2が近接配置した状
態となる。画像形成装置は例えばプリンタ、ファクシミ
リ、複写機あるいはそれらの複合機等である。この例に
示す作像ユニット1は、図3及び図4に示すように、ユ
ニットケース3と、後述するようにこれに組み込まれた
各種の機能ブロックを備えている。ユニットケース3
は、ケース本体4とその上部に取り付けられたケースカ
バー5と、現像ケースカバー6と、同じく現像ケースの
上カバー7とを備え、上記現像ケースカバー6には開口
部8が設けられており、この開口部8は、図4において
は図示を省略したが、図3に示した現像カートリッジ9
によって覆われている。
【0007】ユニットケース3にはその内部に静電潜像
が形成される像担持体の一例であるドラム状の感光体1
0と、帯電装置の一例としての帯電ローラ11が互いに
平行に且つ圧接した状態にて組み付けられている。なお
分かりやすくするために帯電ローラ11は一部のみを、
しかも感光体10と離した状態で描いている。感光体1
0の近傍には感光体ドラムと同期して回転するように、
現像スリーブ12が軸支されており、この現像スリーブ
12の内部には強力な磁石13が固定されている。上記
現像スリーブ12は、現像剤室90の内部に位置してお
り、後述の図1に詳述するように、スクリュー状の撹袢
部材14、15が上記現像スリーブ12と平行に、且
つ、図示しない駆動メカニズムによって回転するように
配設され、この内部にはトナーとキャリアとが混合され
た二成分系現像剤16が収容されている。一方、上記感
光体10の下方部には転写ローラ17が感光体と同期し
て矢印方向に回転するように取り付けられている。な
お、同図面には他の部材も記載しているが、夫々一般的
な画像形成装置としてよく知られたものであるので詳細
な説明は省略し、画像形成のメカニズムについて簡単に
説明する。
【0008】上記構成において、画像形成動作時には、
感光体10が図示しない駆動装置によって図3に示すよ
うに時計方向に回転されながら、同様に図示しない除電
装置からの除電光L1が照射され、この光によって感光
体表面の電位が、例えば0乃至−150V程度の基準電
位に平均化される。一方、帯電ローラ11は感光体10
の表面に圧接し、感光体の回転に伴って回転するが、図
示しない電源装置によって負の電荷が印加されており、
これによって感光体10の表面を例えば−1100V程
度に帯電させる。この状態において、原稿読み取り装置
から導かれたレーザ光L2によって感光体10のドラム
面を照射すると、レーザ光が照射した部位の電位が0乃
至−290V程度となる。即ち、原稿画像に応じてレー
ザ光量が変化すると、それに応じて感光体表面の電位が
変化し、静電潜像が形成される。本発明では、原稿を読
み取って感光体に照射するレーザ光の制御方法として、
1ドットごとにレーザ光量を制御し、ドットの集合体と
して感光体表面に静電潜像を形成する手段を採用する。
このような露光方式は、近年のデジタル化された画像形
成装置においては一般的に採用されるものであり、本発
明の適用に敵している。
【0009】また一方、現像ユニット1の現像スリーブ
12には例えば−800V程度の現像バイアス電圧が印
加されており、現像スリーブ12に付着したトナーも同
様の電位を与えられることから、上記感光体の静電潜像
に静電的に移行して付着する。この結果、感光体表面の
静電潜像がトナー像として可視像化される。更に、感光
体12が回転し、転写ローラ17に当接する位置にくる
と、ガイド板18に沿って搬送された記録紙19にトナ
ー像を転写する。なお、転写ローラ17には転写バイア
ス電位が印加されており、感光体のトナー像が記録紙に
移行し易くなっている。記録紙に転写されたトナー像
は、熱と圧力とによって記録紙面に融着し定着される。
現像ユニット1には微細な鉄球よりなるキャリアとトナ
ーとを有する二成分現像剤が収納されており、後述する
二つの撹袢部材によって現像剤室90の内部を撹袢され
ながら搬送される。なお、記録紙への画像形成を行うに
つれて、トナーは減少し、トナー濃度が減少するため、
定期的にあるいはトナー濃度が所定値以下になる都度補
給する必要がある。その方法として従来は、各所にトナ
ー濃度センサを配置していたため、種々問題が生じてい
たことは上述した通りである。そこで、本発明では、原
稿読み取り装置から感光体に導くレーザ光を1ドット単
位で制御することを前提に、次のようにトナー補給制御
を行う。
【0010】図1は、本発明による現像ユニットの要部
構造を示す概要構成図であり、図2はトナー補給の制御
を説明するための図である。この例では、現像ユニット
内部には、上述した現像スリーブ12と平行に第一の攪
拌部材21と22とを備え、現像剤を図中の矢印のよう
に、第一の攪拌部材21では反時計方向に、また第二の
攪拌部材22では、時計方向に循環すると共に、感光体
から回収したリサイクルトナーと新しく供給するトナー
を、上記第一の攪拌部材21の左延長部分において混合
する場合を示している。即ち、現像剤室を循環するトナ
ーと、リサイクルトナーと、新しく供給されるトナーの
3者が、第一の攪拌部材の左端部において合流するよう
になっている。なお、以下に説明する第1の実施例では
リサイクルトナーの分を無視して制御する場合を示し、
リサイクルトナーに関しては第2の実施例において説明
する。いま、図に示すように感光体10の最大書き込み
幅をLとし、この区間をN個のブロックに分割すると共
に、このL/Nを一単位幅として、各単位毎の書き込み
画素数(ドット数)を計数する。図2は、上記感光体1
0及びこれに近接する第二攪拌部材22の最大書き込み
幅Lに対する、L/N毎の画素数カウント時間の範囲を
示す図である。
【0011】各L/Nの書き込み時間をβとすればスタ
ートからαt秒後に書き込みを行うブロックについての
書き込み開始時刻はαtとなり、次のブロックの書き込
み開始時刻はαt+βとなり、以降順番に、αt+2
β、αt+3β、・・・となる。従って、第n番目のブ
ロックの書き込み開始時刻はαt+(n−1)βであ
り、書き込み終了時刻はαt+nβとなる。ここで、現
像剤の搬送速度をVz、レーザの書き込み速度をVL
するとき、α=Vz/VL 、β=L/Nである。このよ
うにして、時間tの経過に伴い、各ブロック位置の移動
位置毎の書き込み画素数をカウントし、夫々を時系列的
に記録すると共に、上記最大書き込み幅全体の総合書き
込み画素数を積算する。更に、1画素(ドット)当たり
のトナー消費量を上記積算した合計の画素数に乗じれ
ば、全体のトナー消費量が計算できる。即ち、補給量V
H は、画素数をP、1画素当たりのトナー消費量をDと
すれば、VH =P・Dなる式で表すことができる。この
方法によれば、従来のようにトナー濃度センサを使用す
ることなくトナーの消費量を計算でき、その消費量に応
じてトナーの補給を行えば実際に消費したトナー量に近
い分量を補給することができるから、常に均一なトナー
濃度を保ことが可能となり、従って、装置の簡素化とコ
スト低減に効果がある。
【0012】次に、本発明の変形実施例として、リサイ
クルトナーを使用する場合を説明する。即ち、感光体か
ら回収したトナーを再び現像ユニットの攪拌部に還流す
る場合は、リサイクルトナー量を算出し、その分を上述
したトナー消費量から減算する。リサイクルトナー量の
算出方法としては、例えば、最大書き込み幅Lについ
て、ある一定時間(T秒間)画素数をカウントし、この
間のトータル画素数をSとし、単位時間当たりの平均リ
サイクルトナー量をVrとすると、VR ={S・D(1
−転写率/100 )}/T (g/秒)なる式で表され
る。そこで、L幅についての画素数をT時間カウントし
記憶する手段と、この結果から単位時間当たりの平均リ
サイクルトナー量を演算する手段を備え、一定時間画素
数をカウントし、これを時間で除して平均化すれば、平
均的なリサイクルトナー量が求められる。そこで、この
結果を上述したトナー補給量から減算して補給量を決定
すればよい。 即ち、上記補給量VH =P・D を、単
位時間当たりの補給量に換算すると、P・D/(L/N
Vz) (g/秒)となるから、これから上記リサイク
ルトナー量を引き算して、 {P・D/(L/NV
z)}−VR (g/秒)として計算することができ
る。更に、本発明は次のように変形してもよい。例え
ば、トナーの使用量は湿度によって変動し、低湿度の場
合はトナーの使用量が減少し、高い湿度では逆にトナー
使用量が多くなる傾向にある。そこで、本体に湿度セン
サを設け、湿度と1ドット当たりのトナー使用量をメモ
リしておき、環境の湿度変化に応じて上述したトナー消
費量を補正する手段を備えれば、より一層正確にトナー
濃度を制御することができる。なお、以上の処理は、画
像形成装置に搭載されるCPUや周辺記憶装置を利用し
て、ソフトプログラムとして実現可能であるが、本発明
実現のために特別にCPUや記憶装置を備えてもよいこ
とは云うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、電子写真
式画像形成装置において、現像剤を攪拌しながら感光体
に搬送する手段と、感光体の書き込み領域を所要数に分
割すると共に、各分割領域毎のレーザ照射ドット数を計
数する手段と、計数したドット数を書き込み領域全体の
ドット数を積算する手段と、1ドット当たりのトナー消
費量を記憶しておく手段と、上記現像剤の搬送移動速度
と上記記憶した1ドット当たりのトナー消費量及び上記
積算結果とからトナー消費量を推算する手段と、この推
算したトナー量に基づいて決定した量のトナーを補給す
る手段とを備えたので、従来のように多数のトナーセン
サを備え、複雑な制御を行うことなくトナー濃度を一定
に保つことが可能となり、装置の小型化とコスト低減を
図る上で効果がある。更に、実際に消費したトナー量に
極めて近似した量のトナーを補給することになるので、
トナー濃度の変動や、過剰または過少補給が少なくな
り、高品質の画像形成を行うことができる。第2の手段
では、上記第1の手段に更に、感光体から回収したリサ
イクルトナーを加味して補給するトナー量を算出するよ
うに構成したので、リサイクルトナー方式の画像形成装
置においても、トナーの過剰補給の虞れなく、トナー濃
度を一定に保つことが可能となる。第3の手段において
は、湿度変動に対するトナー消費量の変動を加味してト
ナー補給量を決定するように構成したので、環境の湿度
が変動しても、実際に消費したトナー量に近似した消費
量を補給することができる。従って、湿度の変動に際し
ても、トナーの過剰または過少補充の虞が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像平成装置の要部断
面構成図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であっ
て、分割した書き込み領域毎の書き込みタイミング図で
ある。
【図3】本発明を適用する画像形成装置の一実施例を説
明するための要部断面図である。
【図4】本発明を適用する画像形成装置の一実施例を説
明するための斜視外観図である。
【符号の説明】
1…作像ユニット、2…トナー補給ボトル、3…ユニッ
トケース、4…ケース本体、 5…ケースカバー、 6
…現像ケースカバー、 7…上カバー、8…開口部、
9…現像カートリッジ、 10…感光体、 11…帯電
ローラ、12…現像スリーブ、 13…磁石、 14、
15、21、22…攪拌部材、16…二成分現像剤、
17…転写ローラ、 18…ガイド板、 19…記録
紙、 23…リサイクルトナー補給口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体にレーザ光をドット単位で照射し
    て形成した静電潜像をトナーとキャリアからなる二成分
    現像剤によって顕像化し、これを記録紙に転写する電子
    写真式画像形成装置において、 現像剤を撹袢しながら感光体に搬送する手段と、感光体
    の書き込み領域を所要数に分割すると共に各分割領域毎
    のレーザ照射ドット数を計数する手段と、計数したドッ
    ト数に基づいて書き込み領域全体のドット数を積算する
    手段と、1ドット当たりのトナー消費量を記憶しておく
    手段と、上記現像剤の搬送移動速度と上記記憶した1ド
    ット当たりのトナー消費量及び上記積算結果とからトナ
    ー消費量を推算する手段と、この推算したトナー量に基
    づいて決定した量のトナーを補給する手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体にレーザ光をドット単位で照射し
    て形成した静電潜像をトナーとキャリアからなる二成分
    現像剤によって顕像化し、これを記録紙に転写すると共
    に、感光体に残存するトナーを回収し再び現像剤として
    リサイクルする手段を備えた電子写真式画像形成装置に
    おいて、 現像剤を撹袢しながら感光体に搬送する手段と、感光体
    の書き込み領域を所要数に分割すると共に各分割領域毎
    のレーザ照射ドット数を計数する手段と、計数したドッ
    ト数に基づいて書き込み領域全体のドット数を積算する
    手段と、1ドット当たりのトナー消費量を記憶しておく
    手段と、上記現像剤の搬送移動速度と上記記憶した1ド
    ット当たりのトナー消費量及び上記積算結果とからトナ
    ー消費量を推算する手段と、感光体の書き込み領域のド
    ット数を所定時間計数し単位時間当たりの平均的ドット
    数を算出する手段と、この平均ドット数と1ドット当た
    りのトナーリサイクル量とから単位時間当たりのトナー
    のリサイクル量を推算する手段と、上記推算したトナー
    消費量から上記トナーのリサイクル量を減算した結果に
    基づいて補給するトナー量を決定する手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像形成装置に
    おいて、湿度検出手段と、湿度と1ドット当たりのトナ
    ー消費量との関係を記憶した手段と、使用時の湿度と上
    記記憶した湿度とトナー消費量との関係から補給するト
    ナー量を補正する手段を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
JP35415495A 1995-12-29 1995-12-29 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3452295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35415495A JP3452295B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35415495A JP3452295B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09185239A true JPH09185239A (ja) 1997-07-15
JP3452295B2 JP3452295B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=18435654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35415495A Expired - Fee Related JP3452295B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3452295B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235985A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Oki Data Corp 画像記録装置
EP1653297A2 (en) 1997-12-25 2006-05-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7061391B2 (en) 2001-10-17 2006-06-13 International Business Machines Corporation Method, system, and program for monitoring a consumable resource used by a system
JP2007187734A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7657194B2 (en) 2006-09-28 2010-02-02 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and toner supply control program for the same
JP2012189990A (ja) * 2011-02-21 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および、画像形成システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1653297A2 (en) 1997-12-25 2006-05-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2001235985A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Oki Data Corp 画像記録装置
JP4570722B2 (ja) * 2000-02-25 2010-10-27 株式会社沖データ 画像記録装置
US7061391B2 (en) 2001-10-17 2006-06-13 International Business Machines Corporation Method, system, and program for monitoring a consumable resource used by a system
JP2007187734A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7657194B2 (en) 2006-09-28 2010-02-02 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and toner supply control program for the same
JP2012189990A (ja) * 2011-02-21 2012-10-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラム、および、画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3452295B2 (ja) 2003-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7603065B2 (en) Image forming apparatus, cartridge, storage device and developer supplying method
JP3794239B2 (ja) 画像形成装置
JP5030096B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2006323151A (ja) 画像形成装置、カートリッジ、記憶装置及び現像剤補給方法
JP3452295B2 (ja) 画像形成装置
JPH09160364A (ja) 画像形成装置
JP4630605B2 (ja) 画像形成装置
JP5095236B2 (ja) 画像形成装置
JP4641404B2 (ja) 画像形成装置
JPH11212343A (ja) 画像形成装置
JP2007292803A (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジおよび制御方法
JP2766046B2 (ja) 電子写真印刷装置
JPH10247012A (ja) 画像形成装置
JP3278088B2 (ja) 画像形成装置
JP2002082578A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP2004054049A (ja) 画像形成装置
JPH09269644A (ja) 現像装置
JP3987167B2 (ja) 画像形成装置
JP2004157186A (ja) 現像剤補給方法
JP2000089554A (ja) 画像形成装置
US20210286288A1 (en) Image forming apparatus
JP4776979B2 (ja) 画像形成装置
JPH03161782A (ja) 画像形成装置
JP2021131504A (ja) 画像形成装置
JP2005092156A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees