JPH05107638A - 投射型表示装置 - Google Patents
投射型表示装置Info
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- JPH05107638A JPH05107638A JP3298055A JP29805591A JPH05107638A JP H05107638 A JPH05107638 A JP H05107638A JP 3298055 A JP3298055 A JP 3298055A JP 29805591 A JP29805591 A JP 29805591A JP H05107638 A JPH05107638 A JP H05107638A
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- Japan
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- screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーンの表示画像のコントラスト比を良
好に保つ。 【構成】 スクリーン２に所定画像を表示する投射型表
示装置において、スクリーン２の表示画像の輝度を検出
する光センサ３，４と、同表示画像の外周の輝度を検出
する光センサ５，…，８と、同各光センサによる検出信
号をそれぞれディジタル変換するＡ／Ｄ変換部９と、こ
れらディジタル変換した輝度データと当該投射型液晶プ
ロジェクション本体１の設定輝度データとを入力し、上
記スクリーン２の表示画像のコントラスト比を良好に保
つように、室内の照明装置１０の照度を可変する量（照
度データ）を算出するＣＰＵ１１と、この算出照度デー
タに基づいて上記照明装置１０の明るさを自動的に可変
する照明調整装置（調光回路）１２とを備えている。こ
れにより、照明装置１０をオフにせずとも、上記表示画
像のコントラスト比を十分にとることができ、かつ日常
生活に影響を及ぼすこともない。
好に保つ。 【構成】 スクリーン２に所定画像を表示する投射型表
示装置において、スクリーン２の表示画像の輝度を検出
する光センサ３，４と、同表示画像の外周の輝度を検出
する光センサ５，…，８と、同各光センサによる検出信
号をそれぞれディジタル変換するＡ／Ｄ変換部９と、こ
れらディジタル変換した輝度データと当該投射型液晶プ
ロジェクション本体１の設定輝度データとを入力し、上
記スクリーン２の表示画像のコントラスト比を良好に保
つように、室内の照明装置１０の照度を可変する量（照
度データ）を算出するＣＰＵ１１と、この算出照度デー
タに基づいて上記照明装置１０の明るさを自動的に可変
する照明調整装置（調光回路）１２とを備えている。こ
れにより、照明装置１０をオフにせずとも、上記表示画
像のコントラスト比を十分にとることができ、かつ日常
生活に影響を及ぼすこともない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、スクリーンに所定画
像を投射する投射型表示装置、例えば投射型液晶プロジ
ェクションに用いられ、室内の明るさを自動的に調整
し、その投射画像のコントラスト比を良好な状態に保つ
投射型表示装置に関するものである。
像を投射する投射型表示装置、例えば投射型液晶プロジ
ェクションに用いられ、室内の明るさを自動的に調整
し、その投射画像のコントラスト比を良好な状態に保つ
投射型表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来例】従来、この投射型表示装置としては液晶プロ
ジェクションがあり、この液晶プロジェクションは光源
の光を液晶パネルに照射し、この液晶パネルで構成した
所定画像をスクリーン上に大画面で投射することができ
る。
ジェクションがあり、この液晶プロジェクションは光源
の光を液晶パネルに照射し、この液晶パネルで構成した
所定画像をスクリーン上に大画面で投射することができ
る。
【０００３】また、上記所定画像を構成する液晶パネル
が小さくなって、投射型液晶プロジェクション本体の小
型化が可能となり、一般家庭への普及がより可能となっ
ている。
が小さくなって、投射型液晶プロジェクション本体の小
型化が可能となり、一般家庭への普及がより可能となっ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようする課題】ところが、上記投射型表
示装置にあっては、大画面表示であるため、どうしても
表示画像の明るさが課題であり、例えば室内の照明が明
るいと、つまりスクリーンの表示画像の外周が明るい
と、同表示画像のコントラスト比が十分にとれなくな
る。
示装置にあっては、大画面表示であるため、どうしても
表示画像の明るさが課題であり、例えば室内の照明が明
るいと、つまりスクリーンの表示画像の外周が明るい
と、同表示画像のコントラスト比が十分にとれなくな
る。
【０００５】この場合、室内の明るさを変えればよい
が、例えば照明装置にあってはオン、オフのいずれかで
あり、オフにすると、上記室内の照明が暗くなり、日常
生活に不具合が生じ、例えばメモ等をとったりすること
ができなくなるだけなく、その都度照明装置をオン、オ
フしなければならない。
が、例えば照明装置にあってはオン、オフのいずれかで
あり、オフにすると、上記室内の照明が暗くなり、日常
生活に不具合が生じ、例えばメモ等をとったりすること
ができなくなるだけなく、その都度照明装置をオン、オ
フしなければならない。
【０００６】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は室内の明るさを自動的に可変すること
ができ、スクリーンに表示した画像のコントラスト比を
十分にとることができ、かつ当該室内において日常生活
の妨げとならないようにした投射型表示装置を提供する
ことにある。
あり、その目的は室内の明るさを自動的に可変すること
ができ、スクリーンに表示した画像のコントラスト比を
十分にとることができ、かつ当該室内において日常生活
の妨げとならないようにした投射型表示装置を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、光源の光を用いて所定画像を投射光学
系でスクリーンに表示する際、同スクリーンの表示画像
の輝度を設定可能としている投射型表示装置において、
上記スクリーンに表示している所定画像の輝度および同
所定画像の外周の輝度を検出する複数の光センサと、こ
れら光センサによる検出信号をディジタル変換するＡ／
Ｄ変換部と、これらディジタル変換した輝度データと当
該投射型表示装置の設定輝度のデータとにより、同投射
型表示装置の設置屋内の照明装置の照度を可変するデー
タを算出するＣＰＵと、この算出した照度データに基づ
いて上記照明装置の明るさを可変調整する照明調整装置
とを備え、前記スクリーンの表示画像のコントラスト比
に応じて前記照明装置の明るさを自動的に可変するよう
にしている。
に、この発明は、光源の光を用いて所定画像を投射光学
系でスクリーンに表示する際、同スクリーンの表示画像
の輝度を設定可能としている投射型表示装置において、
上記スクリーンに表示している所定画像の輝度および同
所定画像の外周の輝度を検出する複数の光センサと、こ
れら光センサによる検出信号をディジタル変換するＡ／
Ｄ変換部と、これらディジタル変換した輝度データと当
該投射型表示装置の設定輝度のデータとにより、同投射
型表示装置の設置屋内の照明装置の照度を可変するデー
タを算出するＣＰＵと、この算出した照度データに基づ
いて上記照明装置の明るさを可変調整する照明調整装置
とを備え、前記スクリーンの表示画像のコントラスト比
に応じて前記照明装置の明るさを自動的に可変するよう
にしている。
【０００８】また、上記複数の光センサは上記スクリー
ンに表示している画像の外周光の反射光を前記投射光学
系を介して検出し、上記ＣＰＵは同光センサによる検出
信号のディジタル変換輝度データと上記設定輝度のデー
タとにより、上記照明装置の照度を可変するデータを算
出するようにしている。
ンに表示している画像の外周光の反射光を前記投射光学
系を介して検出し、上記ＣＰＵは同光センサによる検出
信号のディジタル変換輝度データと上記設定輝度のデー
タとにより、上記照明装置の照度を可変するデータを算
出するようにしている。
【０００９】
【作用】上記構成としたので、上記スクリーン上に所定
画像を投射した際、上記複数の光センサにより、同所定
画像の輝度、同所定画像の外周（つまり回り）の輝度が
検出される。
画像を投射した際、上記複数の光センサにより、同所定
画像の輝度、同所定画像の外周（つまり回り）の輝度が
検出される。
【００１０】すると、上記ＣＰＵにおいて、それら輝度
のデータと当該投射型表示装置で既に設定されている表
示画像の輝度データとにより、上記スクリーンの表示画
像のコントラスト比が良好であるか否かが判断され、こ
の判断に基づいて室内の照明装置の照度を可変する量が
算出される。
のデータと当該投射型表示装置で既に設定されている表
示画像の輝度データとにより、上記スクリーンの表示画
像のコントラスト比が良好であるか否かが判断され、こ
の判断に基づいて室内の照明装置の照度を可変する量が
算出される。
【００１１】このとき、上記コントラスト比が良好でな
いときには、上記ＣＰＵからは上記照明装置の照度を低
下するデータが出力されるため、このデータにより上記
照明調整装置にて照明装置の明るさが下げられる。
いときには、上記ＣＰＵからは上記照明装置の照度を低
下するデータが出力されるため、このデータにより上記
照明調整装置にて照明装置の明るさが下げられる。
【００１２】これにより、上記スクリーンの表示画像の
コントラスト比が良好になることから、同表示画像が見
易くなり、また室内がある程度の明るさに保てることか
ら、日常生活に不自由を来すこともない。
コントラスト比が良好になることから、同表示画像が見
易くなり、また室内がある程度の明るさに保てることか
ら、日常生活に不自由を来すこともない。
【００１３】
【実施例】以下、この発明の実施例を図１乃至図４に基
づいて説明する。図１において、この投射型表示装置に
おいて、例えば表示画像の輝度設定を可能とした投射型
液晶プロジェクション本体１により所定画像がスクリー
ン２に投射される。
づいて説明する。図１において、この投射型表示装置に
おいて、例えば表示画像の輝度設定を可能とした投射型
液晶プロジェクション本体１により所定画像がスクリー
ン２に投射される。
【００１４】上記スクリーン２には複数の光センサ３，
…，８が設けられており、例えば図２に示すように、各
光センサ３，…，８はスクリーン２に埋設され、その検
出面が上記投射型液晶プロジェクション本体１に向いて
いる。また、上記各光センサ３，…，８は、表示画像
（図１の破線部分）の輝度を検出し、またその表示画像
の外周（つまり回り）の輝度を検出する位置にそれぞれ
配置されている。
…，８が設けられており、例えば図２に示すように、各
光センサ３，…，８はスクリーン２に埋設され、その検
出面が上記投射型液晶プロジェクション本体１に向いて
いる。また、上記各光センサ３，…，８は、表示画像
（図１の破線部分）の輝度を検出し、またその表示画像
の外周（つまり回り）の輝度を検出する位置にそれぞれ
配置されている。
【００１５】さらに、上記投射型表示装置は、上記各光
センサ３，…，８による検出信号をディジタル変換する
Ａ／Ｄ変換部９と、これらＡ／Ｄ変換部９によるディジ
タル変換輝度データを入力し、かつ上記投射型液晶プロ
ジェクション本体１の設定輝度データを入力し、これら
輝度データに基づいて照明装置１０の照度を可変する量
（照度データ）を算出するＣＰＵ（制御手段）１１と、
このＣＰＵ１１にて算出した照度データによりその照明
装置１０の明るさを調整する照明調整装置（例えば調光
回路）１２とを備えている。
センサ３，…，８による検出信号をディジタル変換する
Ａ／Ｄ変換部９と、これらＡ／Ｄ変換部９によるディジ
タル変換輝度データを入力し、かつ上記投射型液晶プロ
ジェクション本体１の設定輝度データを入力し、これら
輝度データに基づいて照明装置１０の照度を可変する量
（照度データ）を算出するＣＰＵ（制御手段）１１と、
このＣＰＵ１１にて算出した照度データによりその照明
装置１０の明るさを調整する照明調整装置（例えば調光
回路）１２とを備えている。
【００１６】次に、上記構成の投射型表示装置の動作を
説明する。なお、当該投射型表示装置の設置屋内（室
内）には照度を可変とする照明装置１０が設置されてい
る。
説明する。なお、当該投射型表示装置の設置屋内（室
内）には照度を可変とする照明装置１０が設置されてい
る。
【００１７】まず、上記照明装置１０を点燈状態とし、
上記液晶プロジェクション本体１にて所定画像をスクリ
ーン２上に表示しているものとし、また上記照明装置１
０による光（外部光）がそのスクリーン２上に照射して
いるものとする。
上記液晶プロジェクション本体１にて所定画像をスクリ
ーン２上に表示しているものとし、また上記照明装置１
０による光（外部光）がそのスクリーン２上に照射して
いるものとする。
【００１８】すると、上記スクリーン２上に設けた複数
の光センサ３，…，８にて上記投射している画像の輝度
および同画像の外周の輝度が検出される。この場合、上
記光センサ３，４がその投射画像の輝度を検出し、残り
の光センサ５，６，７，８が投射画像の外周の輝度を検
出することなる。
の光センサ３，…，８にて上記投射している画像の輝度
および同画像の外周の輝度が検出される。この場合、上
記光センサ３，４がその投射画像の輝度を検出し、残り
の光センサ５，６，７，８が投射画像の外周の輝度を検
出することなる。
【００１９】上記各光センサ３，…，８による検出信号
がそれぞれＡ／Ｄ変換部９でディジタル変換されること
から、上記表示画像の輝度および同外周（つまり照明装
置１０による外光）の輝度データが得られる。
がそれぞれＡ／Ｄ変換部９でディジタル変換されること
から、上記表示画像の輝度および同外周（つまり照明装
置１０による外光）の輝度データが得られる。
【００２０】これら表示画像および外周の輝度データが
ＣＰＵ１１に入力され、しかもこのＣＰＵ１１には当該
投射型液晶プロジェクション本体１の設定輝度データが
入力されていることから、同ＣＰＵ１１においては上記
輝度データと設定輝度データとにより、スクリーン２上
の表示画像のコントラスト比が良好となるように、照明
装置１０の照度データが算出される。
ＣＰＵ１１に入力され、しかもこのＣＰＵ１１には当該
投射型液晶プロジェクション本体１の設定輝度データが
入力されていることから、同ＣＰＵ１１においては上記
輝度データと設定輝度データとにより、スクリーン２上
の表示画像のコントラスト比が良好となるように、照明
装置１０の照度データが算出される。
【００２１】このとき、上記ＣＰＵ１１においては、例
えば入力表示画像の輝度データおよび設定輝度データに
より画像のコントラスト比を演算し、この演算結果と予
め決定している比との比較により、そのコントラスト比
が良好になるように、上記入力している外周の輝度デー
タを元にして上記照明装置１０の照度の可変量を算出
し、この算出した可変データを上記照明調整装置１２に
出力することになる。
えば入力表示画像の輝度データおよび設定輝度データに
より画像のコントラスト比を演算し、この演算結果と予
め決定している比との比較により、そのコントラスト比
が良好になるように、上記入力している外周の輝度デー
タを元にして上記照明装置１０の照度の可変量を算出
し、この算出した可変データを上記照明調整装置１２に
出力することになる。
【００２２】上記照明調整装置１２において、入力可変
データに基づいて照明装置１０の電力が可変されること
から、例えば上記スクリーン２の表示画像のコントラス
ト比が悪いときにはその照明装置１０の明るさが下げら
れる。
データに基づいて照明装置１０の電力が可変されること
から、例えば上記スクリーン２の表示画像のコントラス
ト比が悪いときにはその照明装置１０の明るさが下げら
れる。
【００２３】逆に、上記スクリーン２の表示画像のコン
トラスト比が良好であるときには照明装置１０の明るさ
が上げられ、かつ例えば同照明装置１０の明るさがその
コントラスト比を良好に保つ程度まで上げられる。
トラスト比が良好であるときには照明装置１０の明るさ
が上げられ、かつ例えば同照明装置１０の明るさがその
コントラスト比を良好に保つ程度まで上げられる。
【００２４】このように、室内の明るさが可変されるこ
とにより、スクリーン２の表示画像のコントラスト比が
向上し、その表示画像が見やすくなり、一方上記照明装
置１０の照度が低下した場合、室内がある程度暗くなる
ものの、その照明装置１０をオフにする必要がないこと
から、日常生活にそれほど影響を及すこともない。ま
た、上記照明装置１０の明るさが自動的に可変されるこ
とから、その都度照明装置１０をオン、オフする必要が
ない。
とにより、スクリーン２の表示画像のコントラスト比が
向上し、その表示画像が見やすくなり、一方上記照明装
置１０の照度が低下した場合、室内がある程度暗くなる
ものの、その照明装置１０をオフにする必要がないこと
から、日常生活にそれほど影響を及すこともない。ま
た、上記照明装置１０の明るさが自動的に可変されるこ
とから、その都度照明装置１０をオン、オフする必要が
ない。
【００２５】図３はこの発明の他の実施例を示す投射型
表示装置の概略的ブロック線図である。なお、図中、図
１と同一部分およびそれに相当する部分には同一符号を
付し重複説明を省略する。
表示装置の概略的ブロック線図である。なお、図中、図
１と同一部分およびそれに相当する部分には同一符号を
付し重複説明を省略する。
【００２６】図３において、この投射型表示装置の投射
型液晶プロジェクション本体１３は、図１に示す投射型
液晶プロジェクション本体１と同じ機能を有し、かつス
クリーン２に投射している画像の外周光の反射光の輝度
を検出する複数の光センサ１４，１５と、これら検出信
号をそれぞれディジタル変換するＡ／Ｄ変換部１６と、
これらディジタル変換した輝度データと設定輝度データ
とにより、スクリーン２に表示している画像のコントラ
スト比を良好とする照明装置１０の照度データを算出す
るＣＰＵ１７とを備えている。
型液晶プロジェクション本体１３は、図１に示す投射型
液晶プロジェクション本体１と同じ機能を有し、かつス
クリーン２に投射している画像の外周光の反射光の輝度
を検出する複数の光センサ１４，１５と、これら検出信
号をそれぞれディジタル変換するＡ／Ｄ変換部１６と、
これらディジタル変換した輝度データと設定輝度データ
とにより、スクリーン２に表示している画像のコントラ
スト比を良好とする照明装置１０の照度データを算出す
るＣＰＵ１７とを備えている。
【００２７】また、上記各光センサ１４，１５は上記ス
クリーン２に投射する画像を構成する液晶パネル１８の
端部に位置しており、同図の矢印ａ，ｂに示す部分の反
射光、つまり照明装置１０による光が当該投射型液晶プ
ロジェクション１３の投射光学系１９を介して各光セン
サ１４，１５に入射可能になっている。
クリーン２に投射する画像を構成する液晶パネル１８の
端部に位置しており、同図の矢印ａ，ｂに示す部分の反
射光、つまり照明装置１０による光が当該投射型液晶プ
ロジェクション１３の投射光学系１９を介して各光セン
サ１４，１５に入射可能になっている。
【００２８】すなわち、図４の矢印ａ，ｂに示すよう
に、投射型液晶プロジェクション本体１３による投射画
像（同図の二点鎖線に示す）の外周光、つまり照明装置
１０の反射光が投射光学系１９を介して当該投射型液晶
プロジェクジョン本体１３内に入射し、しかもこの入射
光が液晶パネル１８の外周付近に到達するからである。
に、投射型液晶プロジェクション本体１３による投射画
像（同図の二点鎖線に示す）の外周光、つまり照明装置
１０の反射光が投射光学系１９を介して当該投射型液晶
プロジェクジョン本体１３内に入射し、しかもこの入射
光が液晶パネル１８の外周付近に到達するからである。
【００２９】なお、上記光センサとしては、例えば液晶
パネル１８の外周に沿って複数個配列してもよい。
パネル１８の外周に沿って複数個配列してもよい。
【００３０】次に、上記構成の投射型表示装置の動作を
説明すると、この実施例ではスクリーン２に表示してい
る画像の外周光の反射光が投射光学系１９で光センサ１
４，１５に結像し、その外周光の輝度が検出される。
説明すると、この実施例ではスクリーン２に表示してい
る画像の外周光の反射光が投射光学系１９で光センサ１
４，１５に結像し、その外周光の輝度が検出される。
【００３１】そして、前実施例同様に、上記各光センサ
１４，１５による検出信号がそれぞれＡ／Ｄ変換部１６
でディジタル変換され、このディジタル変換した輝度デ
ータがＣＰＵ１７に入力される。
１４，１５による検出信号がそれぞれＡ／Ｄ変換部１６
でディジタル変換され、このディジタル変換した輝度デ
ータがＣＰＵ１７に入力される。
【００３２】上記ＣＰＵ１７においては、当該投射型液
晶プロジェクション本体１３で既に設定されている投射
画像の輝度データと上記外周の輝度データとに基づい
て、スクリーン２に表示している画像のコントラスト比
を良好に保つように、照明装置１０の照度を可変する量
（照度データ）が算出される。
晶プロジェクション本体１３で既に設定されている投射
画像の輝度データと上記外周の輝度データとに基づい
て、スクリーン２に表示している画像のコントラスト比
を良好に保つように、照明装置１０の照度を可変する量
（照度データ）が算出される。
【００３３】すると、前実施例同様に、上記照明調整装
置にて上記照度データに基づいて照明装置１０の明るさ
が可変されることから、例えばスクリーン２の表示画像
のコントラスト比が悪いときにはその照明装置の明るさ
が下げられ、逆にその表示画像のコントラスト比が良好
であるときには照明装置１０の明るさが上げられる。
置にて上記照度データに基づいて照明装置１０の明るさ
が可変されることから、例えばスクリーン２の表示画像
のコントラスト比が悪いときにはその照明装置の明るさ
が下げられ、逆にその表示画像のコントラスト比が良好
であるときには照明装置１０の明るさが上げられる。
【００３４】したがって、この発明の投射型表示装置に
おいても、前実施例同様の作用、効果を得ることができ
る。
おいても、前実施例同様の作用、効果を得ることができ
る。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の投射型
表示装置によれば、少なくともスクリーンに表示してい
る画像の外周の輝度を検出するとともに、この輝度のデ
ータと当該投射型表示装置の設定輝度のデータとにより
室内の照明装置の照度を可変する量（照度データ）を算
出し、この算出した照度データに応じてその照明装置の
明るさを自動的に可変するようにしたので、上記表示し
ている画像のコントラスト比を十分にとることができ、
つまり同コントラスト比を良好な状態に保つことがで
き、かつその都度照明装置をオン、オフする必要がな
く、またその照明装置をオフにしなくともよく、室内が
ある程度明るいことから、日常生活を妨げることもなく
なり、例えばスクリーンの表示画像を見ながら、メモリ
をとることができるという効果がある。
表示装置によれば、少なくともスクリーンに表示してい
る画像の外周の輝度を検出するとともに、この輝度のデ
ータと当該投射型表示装置の設定輝度のデータとにより
室内の照明装置の照度を可変する量（照度データ）を算
出し、この算出した照度データに応じてその照明装置の
明るさを自動的に可変するようにしたので、上記表示し
ている画像のコントラスト比を十分にとることができ、
つまり同コントラスト比を良好な状態に保つことがで
き、かつその都度照明装置をオン、オフする必要がな
く、またその照明装置をオフにしなくともよく、室内が
ある程度明るいことから、日常生活を妨げることもなく
なり、例えばスクリーンの表示画像を見ながら、メモリ
をとることができるという効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す投射型表示装置の概
略的ブロック線図である。
略的ブロック線図である。
【図２】図１に示す投射型表示装置に用いるスクリーン
の概略的側断面図である。
の概略的側断面図である。
【図３】この発明の他の実施例を示す投射型表示装置の
概略的ブロック線図である。
概略的ブロック線図である。
【図４】図３に示す投射型表示装置の動作を説明するス
クリーンの概略的正面図である。
クリーンの概略的正面図である。
１，１３ 投射型液晶プロジェクション本体 ２ スクリーン ３，４，５，６，７，８，１４，１５ 光センサ ９，１６ Ａ／Ｄ変換部 １０ 照明装置 １１，１７ ＣＰＵ（制御手段） １２ 照明調整装置（調光回路） １８ 液晶パネル １９ 投射光学系
Claims (2)
- 【請求項１】 光源の光を用いて所定画像を投射光学系
でスクリーンに表示する際、同スクリーンの表示画像の
輝度を設定可能としている投射型表示装置において、 前記スクリーンに表示している所定画像の輝度および同
所定画像の外周の輝度を検出する複数の光センサと、 該複数の光センサによる検出信号をディジタル変換する
Ａ／Ｄ変換手段と、 該ディジタル変換した輝度データと当該投射型表示装置
の設定輝度のデータとにより、同投射型表示装置の設置
屋内の照明装置の照度を可変するデータを算出する制御
手段と、 該算出した照度データに基づいて前記照明装置の明るさ
を可変調整する照明調整手段とを備え、 前記スクリーンの表示画像のコントラスト比に応じて前
記照明装置の明るさを自動的に可変するようにしたこと
を特徴とする投射型表示装置。 - 【請求項２】 複数の光センサは前記スクリーンに表示
している画像の外周光の反射光を前記投射光学系を介し
て検出し、前記制御手段は同光センサによる検出信号の
ディジタル変換輝度データと前記設定輝度のデータとに
より、前記照明装置の照度を可変するデータを算出する
ようにした請求項１記載の投射型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298055A JPH05107638A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 投射型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298055A JPH05107638A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 投射型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107638A true JPH05107638A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17854549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3298055A Withdrawn JPH05107638A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 投射型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05107638A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006091165A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Seiko Epson Corp | 投影用スクリーン装置 |
| KR100686028B1 (ko) * | 2005-02-21 | 2007-02-22 | 엘지전자 주식회사 | 프로젝터의 전등 제어장치 및 방법 |
| US20100110387A1 (en) * | 2007-03-13 | 2010-05-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method of controlling the lighting of a room in accordance with an image projected onto a projection surface |
| WO2015098187A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | ソニー株式会社 | 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム |
| EP3293571A1 (de) * | 2016-09-13 | 2018-03-14 | Sick Ag | Beleuchtungssystem und abbildungssystem |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3298055A patent/JPH05107638A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8690362B2 (en) * | 2007-03-13 | 2014-04-08 | Koninklijke Philips N.V. | Method of controlling the lighting of a room in accordance with an image projected onto a projection surface |
| WO2015098187A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | ソニー株式会社 | 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム |
| CN105850116A (zh) * | 2013-12-27 | 2016-08-10 | 索尼公司 | 控制装置、控制方法和计算机程序 |
| JPWO2015098187A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2017-03-23 | ソニー株式会社 | 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム |
| US11146771B2 (en) | 2013-12-27 | 2021-10-12 | Sony Corporation | Display control device, display control method, and program |
| EP3293571A1 (de) * | 2016-09-13 | 2018-03-14 | Sick Ag | Beleuchtungssystem und abbildungssystem |
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