JP2006091165A - 投影用スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スクリーン面に対して斜めに投影しても、明るい投影画像が映し出されるようにする。
【解決手段】 投影画像がスクリーン面に投影される投影用スクリーン装置は、スクリーン面を部分的に構成する部分面を夫々有すると共に該部分面の角度が投影画像のスクリーン面に対する投影角度に応じて可変となるように夫々設けられた複数の分割部材を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば液晶プロジェクタ等の投影装置によって投影画像が投影されるスクリーン面を有する、投影用スクリーン装置の技術分野に関する。
投影装置では、例えばその液晶ライトバルブによって画像信号に応じて変調された光が、その投射光学系を介して、スクリーン面に対して投射される。これにより、スクリーン面に投影画像が投影される。ここで、投影装置が、スクリーン面に対して垂直な位置から投影画像を投影することが、即ちスクリーン面に対する光の投影角度が直角であることが、スクリーン面上に映し出された投影画像に歪みを発生させない観点から優れている。しかるに、投影装置は、通常はスクリーン面よりも低位置にある卓上や専用台上に置かれたり、スクリーン面よりも高位置にある天井から吊り下げられたりする。他方で、スクリーン面は通常、鉛直面である。更に、会議場等における机やイスのレイアウトとの関係で、左右方向についてスクリーン面に正対する位置は、投影画像を見る人のためである場合が多く、投影装置は、左右どちらかにずらされて配置されることが多い。このため、投影画像はスクリーン面に対して、実際には、大なり小なり鉛直方向斜めや水平方向斜めに投影されることが圧倒的に多い。
このため従来から、投影画像が斜めに投影される場合にも、例えば全体として長方形の縁を持つ投影画像が台形に歪むなど、投影画像が歪まないように補正を行う装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−339671号公報
しかしながら、投影画像がスクリーン面に対して上下方向や左右方向に斜めに投影されると、スクリーン面における投影画像の歪みが生じるのみならず、投影画像が全体に暗くなってしまうことが判明している。具体的には、投影画像が斜めに投影されると、投影画像に係る光のうち、スクリーン面で斜めに反射される光、或いは、その反射後にスクリーン面に沿って発散してしまう光の量が増加する。そして、このような光は、スクリーン面に正対する位置付近で、投影画像を見ようとする人の目には届かないため、結局、投影画像が全体に暗くなってしまうのである。この場合、特許文献1に開示された技術を用いると、投影画像の歪みを補正することは可能でも、投影画像の暗さを補償することはできないという技術的な問題点がある。
加えて、狭い室内で大きく投影するためには、投影装置からスクリーン面までの距離を稼ぐのが有効であり、このためには、投影画像をスクリーン面に対して斜めに投影することは実践上有利である。即ち、場所を節約すべく、暗くならないようにしつつ斜めに投影できれる技術があれば、実践上大変有益である。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、斜めに投影しても明るい投影画像が映し出される投影用スクリーン装置を提供することを課題とする。
本発明の第1の投影用スクリーン装置は上記課題を解決するために、投影画像がスクリーン面に投影される投影用スクリーン装置であって、前記スクリーン面を部分的に構成する部分面を夫々有すると共に該部分面の角度が前記投影画像の前記スクリーン面に対する投影角度に応じて可変となるように夫々設けられた複数の分割部材を備える。
本発明の第1の投影用スクリーン装置によれば、スクリーン面は、例えばストライプ状に複数配列された細長い長方形やマトリクス状に複数配列された矩形である、複数の部分面から構成されている。複数の分割部材は、概ねスクリーン面に沿って平面的に配列されており、このような部分面を夫々有する。部分面は夫々、スクリーン面の一部として機能する程度の、反射率及び光散乱性を有し、例えば白色散乱面からなる。但し、用途によっては、ミラー面であっても構わない。また、各部分面の大きさは、例えば人が通常の距離からスクリーン面の全域を見た際に、該人の目で視認できない程度の細かさであればよい。或いは、人の目で認識できる程度の細かさであっても、要求される画質や用途によっては特に問題は無い。逆に、各部分面の大きさを目立つ程度に大きくすることで、意匠性を持たせることも可能である。
ここで特に、複数の分割部材は、部分面の角度が投影画像のスクリーン面に対する投影角度に応じて可変となるように夫々設けられている。本発明に係る「スクリーン面」は、全体として或いは巨視的に見れば、一つの平面又は緩やかな曲面であるが、これを構成する部分面毎に或いは微視的に見れば、凸凹をもって広がる面である。言い換えれば、複数の部分面が配列されてなる、凸凹の面が、スクリーン面ということになる。また「スクリーン面に対する投影角度」とは、そのような凸凹を持ったスクリーン面に対して、投影画像に係る光が照射される角度を意味している。例えば、投影角度が直角又は90度であるとは、係る光がスクリーン面に対して垂直に入射すること或いはスクリーン面の法線方向に沿って入射することを意味し、この場合は、スクリーン面に対して投影画像が真っ直ぐに、即ち垂直に投影される場合である。これに対して、投影角度が90度未満であるとは、係る光がスクリーン面に対して斜めに入射すること或いはスクリーン面の法線方向とは異なる方向に沿って入射することを意味し、この場合は、スクリーン面に対して投影画像が斜めに投影される場合である。
よって、実際に投影画像を投影する際に、投影画像がスクリーン面に対して斜めに投影されたとしても、投影画像に係る光が各部分面に至った後に、例えばスクリーン面に対して正対する位置など、スクリーン面を見る人が存在する場所の方に向けて各部分面により反射される光が増加するように、この投影角度に応じて部分面の角度を変化させれば、明るい投影画像を映し出すことが可能となる。この場合、投影画像がスクリーン面に対して斜めに投影されるので、スクリーン面に対して個々の部分面は、投射角度に応じて(即ち、スクリーン面の法線を基準としての、投影画像に係る光の各部分面への入射方向のずれの程度に応じて)、ある角度だけ傾けられることになる。
このような部分面の角度は、各部分面に至る投影画像に係る光が、スクリーン面を見る人が存在する場所の方に反射するように、設定すれば明るくなる。或いは、スクリーン面全体の明るさが面内で均一となるように、投影装置から個々の部分面までの距離を勘案して、個々の部分面の角度を設定してもよい。より具体的には、投影装置から遠い側にある部分面(即ち、投影画像に係る光として相対的に弱い光が到達する部分面)では、スクリーン面を見る人の存在する場所の方へ反射する光の光量が相対的に多く或いは最大となるようにその角度が設定され、且つ、投影装置から近い側にある部分面(即ち、投影画像に係る光として相対的に強い光が到達する部分面)では、スクリーン面を見る人の存在する場所の方へ反射する光の光量が相対的に小さくなるように、その角度が設定されてもよい。尚、各部分面で反射する光は、通常は散乱光であるので、本発明に係る「反射する方向」とは、光量分布或いは光強度分布上で、最も高密度或いは高強度の光が反射する方向を意味する。
以上の結果、本発明の第1の投影用スクリーン装置によれば、斜めに投影しても明るい投影画像がスクリーン面上に映し出されることになる。特に、狭い室内で大きく投影するためには、投影装置からスクリーン面までの距離を稼ぐのが有効であり、このように投影画像をスクリーン面に対して斜めに投影することは実践上大変有利である。
しかも、本発明の第1の投影用スクリーン装置によれば、スクリーン面に凸凹を持たせないように部分面の角度をスクリーン面の角度と一致させることも適宜可能である。よって、投影装置をスクリーン面の正面に配置して投影する際などには、従来同様の平坦な、普通のスクリーンとしても利用できるので、大変便利である。
加えて、本発明の第1の投影用スクリーン装置(その各種態様も含む)又は、後述の第2の投影用スクリーン装置(その各種態様も含む)において、特許文献1に開示された歪みを補正する技術を適用してよいことは言うまでも無い。これを適用すれば、歪みが無く、しかも、全体に明るい、更に全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面上に映し出すことも可能となる。
本発明の第1の投影用スクリーン装置の一態様では、前記複数の分割部材は、前記スクリーン面に平行な一方向に沿ってストライプ状に配列されており、前記部分面は夫々、前記一方向に沿って延びる長手状の面からなる。
この態様によれば、例えば縦方向(鉛直方向)又は横方向(水平方向)にストライプ状に配列された長手状の部分面を夫々、スクリーン面に対して傾けることで、投影画像を左右や上下に斜めに投影しても、投影画像に係る光の各部分面における反射光を、スクリーン面を見る人が存在する場所の方に向けることが可能となり、これにより明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。例えば、投影装置を低い床面に置いたり、高い天井に取り付けても、横方向にストライプ状に配列された長手状の部分面を夫々、スクリーン面に対して傾けることで、明るい投影画像をスクリーン面の正面付近の高さで見ることが可能となる。また例えば、投影装置を当該投影用スクリーン装置の右又は左脇に置いても、縦方向にストライプ状に配列された長手状の部分面を夫々、スクリーン面に対して傾けることで、明るい投影画像をスクリーン面の正面付近の横方向位置で見ることが可能となる。更に、斜め縦方向且つ斜め横方向にストライプ状に配列された長手状の部分面を夫々、スクリーン面に対して傾けることで、上下左右から斜めに投影画像を投影しても、スクリーン面の正面付近では、明るい投影映像を見ることが可能となる。
或いは本発明の第1の投影用スクリーン装置の他の態様では、前記複数の分割部材は、前記スクリーン面に沿ってマトリクス状に配列されており、前記部分面は夫々、島状の面からなる。
この態様によれば、マトリクス状に配列された島状の部分面を夫々、スクリーン面に対して傾けることで、投影画像を左右や上下に斜めに投影しても、投影画像に係る光の各部分面における反射光を、スクリーン面を見る人が存在する場所の方に向けることが可能となり、これにより明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。特に、このようにマトリクス状に複数の分割部材を設ければ、上下方向及び左右方向の両方について、部分面の角度を少しずつ変化させることも可能となる。よって、スクリーン面の全体について、明るさを一層増進させたり、明るさの均一化を図ることが容易になる。
本発明の第1の投影用スクリーン装置の他の態様では、前記投影角度に対して固定して配置される保持部材を更に備え、前記複数の分割部材は夫々、前記保持部材に対して、前記部分面の角度が可変となるように取り付けられている。
この態様によれば、例えば床面、机、専用台、天井等に対して直接又は間接的に固定されるなど、投影角度に対して固定して配置される保持部材によって、複数の分割部材が保持される。この状態で、分割部材が動かされて、部分面の角度が変更される。よって、各部分面を投影角度に応じた所望の角度に、確実に設定できる。このような分割部材における部分面の角度の変更は、手動により行われてもよい。
本発明の第1の投影用スクリーン装置の他の態様では、前記複数の分割部材を夫々、前記部分面の角度が変化するように駆動する駆動手段を更に備える。
この態様によれば、例えば、モータ、アクチュエータ、駆動ベルト等を含んでなる駆動手段による駆動によって、複数の分割部材を夫々、部分面の角度が、投影角度に応じた所望の角度となるように動かすことが可能となる。尚、複数の分割部材を相互に連動して駆動してもよいし、相互に独立して駆動してもよい。
この駆動手段を備える態様では、前記投影画像の明るさを、前記スクリーン面を基準とする所定位置にて検出する明るさ検出手段を更に備え、前記駆動手段は、前記検出された明るさに基づいて、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば明度センサ、受光素子等の明るさ検出手段によって、スクリーン面上に映し出された投影画像の明るさが、例えばスクリーン面に正対する位置など、スクリーン面を基準とする所定位置にて検出される。すると、駆動手段は、この検出された明るさに基づいて、複数の分割部材を夫々駆動する。よって、明るさが明るくなるように、複数の分割部材を駆動すれば、明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。例えば、左又は右に配置された投影装置に対して縦ストライプ状の複数の分割部材の部分面を、一律に左や右に傾けることにより、明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。
この駆動手段を備える態様では、前記投影角度を検出する角度検出手段を更に備え、前記駆動手段は、前記検出された投影角度に基づいて、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば方位センサ、計算機等の角度検出手段によって、投影画像のスクリーン面に対する投影角度が検出される。すると、駆動手段は、この検出された投影角度に基づいて、複数の分割部材を夫々駆動する。よって、部分面の角度が、予め実験的、経験的、シミュレーション又は理論的に求められている、投影角度に応じて投影画像が明るくなるような角度に変更設定されるように、複数の分割部材を駆動すれば、明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。例えば、投影装置が左や右に配置された際に投影角度を検出して、縦ストライプ状の複数の分割部材の部分面を、一律に左や右に傾けることにより、明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。
この駆動手段を備える態様では、前記投影画像に係る光を出射する投影装置の位置を検出する位置検出手段を更に備え、前記駆動手段は、前記検出された位置に基づいて、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、例えば位置センサ、赤外線センサ、パターン認識装置等の位置検出手段によって、投影装置の位置が検出検出される。すると、駆動手段は、この検出された相対位置に基づいて、複数の分割部材を夫々駆動する。よって、部分面の角度が、予め実験的、経験的、シミュレーション又は理論的に求められている、相対位置に応じて投影画像が明るくなるような角度に変更設定されるように、複数の分割部材を駆動すれば、明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。例えば、投影装置が左や右に配置された際に、その位置を検出して、縦ストライプ状の複数の分割部材の部分面を、一律に左や右に傾けることにより、明るい投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。
この駆動手段を備える態様では、前記駆動手段は、前記部分面の角度が前記スクリーン面内で一定である分布を有するように、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、駆動手段では、複数の部分面の角度を一律に変更すればよいので、即ち全ての部分面の角度を同じ角度に変更すればよいので、このような角度変更に係る制御処理が簡単で済む。尚、ここに「部分面の角度がスクリーン面内で一定である」とは、完全に一定である場合の他、観察者の視覚能力上で一定と認識される程度で足り、実質的に一定の場合も含む趣旨である。
この駆動手段を備える態様では、前記駆動手段は、前記投影画像に係る光を出射する投影装置から前記部分面夫々に至る距離に依存して、前記部分面の角度が前記スクリーン面内で一定でない分布を有するように、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、スクリーン面内における個々の部分面について、最適な角度の変更設定を木目細かく行うことが可能となる。例えば、投影装置から遠い側にある部分面では、スクリーン面を見る人の存在する場所の方へ反射する光の光量が相対的に多く或いは最大となるようにその角度を変更し、且つ、投影装置から近い側にある部分面では、スクリーン面を見る人の存在する場所の方へ反射する光の光量が相対的に小さくなるように、その角度を変更してもよい。この結果、全体に明るく且つ全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。
この場合更に、前記駆動手段は、前記距離に代えて又は加えて、前記投影画像に係る光の、前記部分面夫々に至る個々の入射角度に依存して、前記一定でない分布を有するように、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、スクリーン面内における個々の部分面について、最適な角度の変更設定を、一層木目細かく行うことが可能となる。特に、投影画像に係る光が投影装置から出射された後に放射状に広がる光束であると、その光束の角度(即ち、光束の中央部或いは光路の角度)とそれを構成する個々の光線の角度とでは、厳密には異なる。そこで、このような光の部分面夫々に至る個々の入射角度に依存して一定でない分布を有するように、複数の分割部材を夫々駆動することで、光夫々の角度の違いが顕著であっても、スクリーン面内における個々の部分面について、最適な角度の変更設定を行うことが可能となる。この場合、少なくとも、各部分面の角度は、光が反射した後の方向がスクリーン面に平行である仮想的な反射面で反射される場合と比較して、スクリーン面に正対する方向に、より近付くように、好ましくは一致するように、変更される。よって特に、投影装置が巨大な投影画像をスクリーン面の近くから行うような、拡大率の高い投影画像を投影する場合に、このような構成による効果が顕在化してくる。
この駆動手段を備える態様では、前記駆動手段は、前記投影画像として、明るさが全体に均一であるテスト用投影画像を前記スクリーン面に投影した際に、前記部分面の明るさが前記複数の分割部材間で均一になるように、前記複数の分割部材を夫々駆動するように構成してもよい。
このように構成すれば、投影装置と当該投影用スクリーン装置との間の配置関係等の投影条件が既知とされた或いは固定された後、実際の投影画像の投影に先立って先ず、明るさが全体に均一であるテスト用投影画像がスクリーン面に投影される。そして、この状態で、部分面の明るさが複数の分割部材間で均一になるように、複数の分割部材が夫々駆動される。これにより、全体に明るく且つ全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能な状態に、当該投影用スクリーン装置を置くことが可能となる。よって、その後に、部分面の角度を維持したまま、実際の投影画像を投影すれば、全体に明るく且つ全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面上に映し出すことができる。
本発明の第2の投影用スクリーン装置は上記課題を解決するために、予め設定された投影角度で投影画像がスクリーン面に対して斜めに投影される投影用スクリーン装置であって、前記スクリーン面を部分的に構成する部分面を夫々有すると共に、該部分面の角度が、前記予め設定された投影角度に応じて前記スクリーン面の角度と異なるように夫々設けられた複数の分割部材を備える。
本発明の第2の投影用スクリーン装置によれば、スクリーン面は、例えばストライプ状に複数配列された細長い長方形やマトリクス状に複数配列された矩形である、複数の部分面から構成されている。複数の分割部材は、概ねスクリーン面に沿って平面的に配列されており、このような部分面を夫々有する。ここで特に、複数の分割部材は、部分面の角度が、予め設定された投影角度に応じてスクリーン面の角度と異なるように夫々設けられている。よって、実際に投影画像を投影する際に、投影画像がスクリーン面に対して斜めに投影されるが、投影画像に係る光が各部分面に至った後に、例えばスクリーン面に対して正対する位置など、スクリーン面を見る人が存在する場所の方に向けて各部分面により反射される光が増加するように、この投影角度に応じて部分面の角度を変化させる。従って、明るい投影画像を映し出すことが可能となる。このような部分面の角度は、各部分面に至る投影画像に係る光が、スクリーン面を見る人が存在する場所の方に反射するように、設定すれば明るくなる。或いは、スクリーン面全体の明るさが面内で均一となるように、投影装置から個々の部分面までの距離を勘案して、個々の部分面の角度を設定してもよい。
以上の結果、本発明の第2の投影用スクリーン装置によれば、斜めに投影しても明るい投影画像がスクリーン面上に映し出されることになる。特に、狭い室内で大きく投影するためには、投影装置からスクリーン面までの距離を稼ぐのが有効であり、このように投影画像をスクリーン面に対して斜めに投影することは実践上大変有利である。
本発明の第2の投影用スクリーン装置の一態様では、前記部分面の角度は、前記スクリーン面内で一定である分布を有する。
この態様によれば、複数の部分面の角度を一律に形成すればよいので、即ち全ての部分面の角度が同じ角度となるように複数の分割部材を形成すればよいので、製造が簡単で済む。
本発明の第2の投影用スクリーン装置の他の態様では、前記部分面の角度は、前記投影画像に係る光を出射する投影装置から前記部分面夫々に至る距離に依存して、前記スクリーン面内で一定でない分布を有する。
この態様によれば、スクリーン面内における個々の部分面について、最適な角度の設定を木目細かく行うことが可能となる。例えば、投影装置から遠い側にある部分面では、スクリーン面を見る人の存在する場所の方へ反射する光の光量が相対的に多く或いは最大となるようにその角度を設定し、且つ、投影装置から近い側にある部分面では、スクリーン面を見る人の存在する場所の方へ反射する光の光量が相対的に小さくなるように、その角度を設定してもよい。この結果、全体に明るく且つ全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能となる。
本発明の第2の投影用スクリーン装置の他の態様では、前記部分面の角度は、前記距離に代えて又は加えて、前記投影画像に係る光の、前記部分面夫々に至る個々の入射角度に依存して、前記スクリーン面内で一定でない分布を有する。
この態様によれば、スクリーン面内における個々の部分面について、最適な角度の設定を、一層木目細かく行うことが可能となる。特に、投影画像に係る光が投影装置から出射された後に放射状に広がる光束であると、その光束の角度とそれを構成する個々の光線の角度とでは、厳密には異なる。そこで、このような光の部分面夫々に至る個々の入射角度に依存して一定でない分布を有するように、複数の分割部材を夫々駆動することで、光夫々の角度の違いが顕著であっても、スクリーン面内における個々の部分面について、最適な角度の設定を行うことが可能となる。この場合、少なくとも、各部分面の角度は、光が反射した後の方向がスクリーン面に平行である仮想的な反射面で反射される場合と比較して、スクリーン面に正対する方向に、より近付くように、好ましくは一致するように、設定される。よって特に、投影装置が巨大な投影画像をスクリーン面の近くから行うような、拡大率の高い投影画像を投影する場合に、この態様による効果が顕在化してくる。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
(投影用スクリーン装置の第1実施形態)
本発明に係る投影用スクリーン装置の第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。ここに図1は、第1実施形態の投影用スクリーン装置を投影装置及び観察人と共に示す図式的な平面図であり、図2は、第1実施形態の投影用スクリーン装置の正面図(図2(a))及びその部分拡大正面図(図2(b))であり、図3は、その部分拡大斜視図であり、図4は、その部分拡大平面図である。また図5は、第1実施形態の変形形態に係る図4と同趣旨の部分拡大平面図である。
図1に示すように、本実施形態の投影用スクリーン装置101は、液晶プロジェクタ等の投影装置201によって、スクリーン面10に対して投影画像が斜めに投影されるように配置される。観察者501は、スクリーン面10に対して正対する位置に居る。
投影用スクリーン装置101は、投影装置301から出射された投影光301inがスクリーン面10に対して、予め設定された投影角度θp(θp<90度)で、斜めに入射され、これがスクリーン面10で反射してなる表示光301outは、主に観察者501の方へ向けられるように構成されている。尚、表示光301outは、実際には散乱光或いは拡散光であるので、図中矢印で示した表示光301outの方向は、その光量分布或いは光強度分布上で、最も高密度或いは高強度の光が進行する方向を意味している。
図2(a)の領域C1を拡大した図2(b)に示すように、スクリーン面10は、縦ストライプ状の複数の部分面121から構成されている。複数の部分面121は夫々、分割部材111における、スクリーン面10側に面している白色散乱面からなる。また、その材料としては、樹脂、金属、化学繊維等が挙げられる。
図2及び図3に示すように、複数の分割部材111は、部分面121の角度が、予め設定された投影角度θp、即ち図1に示した投影光301inのスクリーン面10に対する入射角度に応じて、スクリーン面10の角度と異なるように夫々設けられている。このため、投影光301inが部分面121に入射すると、表示光301outのように、主に観察者501の方へ向けて出射されることになる。尚、本実施形態では、複数の分割部材111は、投影スクリーン装置101の本体部を介して一体的に形成されている。
従って、本実施形態によれば、伝統的な平坦なスクリーン面に対して斜めに投影光301inを照射した場合と比較して、スクリーン面10からの表示光301outが観察者501の目に、より多く届くことになる。このために、明るい投影画像を映し出すことが可能となる。また、図1から明らかなように、狭い室内、特にスクリーン面10に沿って幅は広いが奥行に乏しいような室内で、大きく投影する際に、投影装置201からスクリーン面10までの距離を稼ぐことができるので有利となる。
ここで図4に示すように、本実施形態では、部分面121の角度は、スクリーン面10内で一定である分布を有するように構成してもよい。即ち、この例では、スクリーン面10の左右位置について中央付近における部分面121c、向かって左付近における部分面121L、向かって右付近における部分面121Rの角度は、同じとされるように構成してもよい。このような構成は、図4に示したように、投影光301inが相対的に平行光に近く、スクリーン面10の法線101sに対する傾斜角度θ1が、スクリーン面10内で概ね一定であると、言い換えれば、投影装置201による拡大率が余り大きくなければ、スクリーン面10の全域に映し出される投影画像の画質に対して、目立った悪影響を生じさせない。そして、このように、複数の部分面121(121C、121L、121R)の角度を揃えてよいのであれば、投影用スクリーン装置101の製造は、容易である。
但し、スクリーン面10全体の明るさを一層明るくするように、或いはこれに代えて又は加えてスクリーン面10の明るさを面内で均一とするように、投影装置201から個々の部分面121までの距離等を勘案して、個々の部分面121の角度を設定してもよい。
即ち、図5に示した変形形態のように、部分面121の角度を、投影光301inを出射する投影装置201から部分面121C、121L及び121R夫々に至る距離に応じて、変更してもよい。更に、係る距離だけでなく、部分面121C、121L及び121R夫々に至る投影光301in夫々の傾斜角度θ1に応じて、変更してもよい。ここではより具体的には、投影装置201から遠い側にある部分面121Lでは、観察者501の方へ反射する表示光301outの光量が相対的に多く或いは最大となるように、その角度が設定される。図5では、部分面121Lの角度は、部分面121Cよりも図中鉛直方向に近くされている。投影装置201から近い側にある部分面121Rでは、観察者501の方へ反射する表示光301outの光量が相対的に小さくなるように、その角度が設定される。図5では、部分面121Rの角度は、部分面121Cよりも図中水平方向に近くされている。部分面121L及び部分面121Rの間に位置する部分面121Cでは、両者の角度間に、その角度が設定される。このように、いずれの場合も、スクリーン面10内における個々の部分面121(121C、121L、121R)について、最適な角度設定を木目細かく行うことができる。
従って、図5に示した変形形態によれば、全体に明るく且つ全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面10上に映し出すことが可能となる。
尚、このように予め設定された投影角度θpは、個々の投影用スクリーン装置101に対して固有である。即ち、どのような部分面121の角度設定が実施されたかによる。従って、投影角度θpを、最適な投影角度として示す型番や品番号などを、投影用スクリーン装置101に対して個別付与しておくと実用上便利である。どうような、投影装置201からスクリーン面10までの距離や、どのような、投影装置201の拡大率(即ち、図4や図5に示した如き傾斜角度θ1のスクリーン面10内における面内分布)に対して最適設定されているか、或いは対応可能かについても、個々の投影用スクリーン装置101に対して固有である。よって、推奨される投影条件を示す型番や品番号などを、投影用スクリーン装置101に対して個別付与してもよい。
(投影用スクリーン装置の第2実施形態)
本発明に係る投影用スクリーン装置の第2実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。ここに図6は、第2実施形態の投影用スクリーン装置の正面図(図6(a))及びその部分拡大正面図(図6(b))であり、図7は、その部分拡大斜視図である。尚、図6及び図7において、図1から図5に示した第1実施形態の構成要素と同様の構成要素については、同様の参照符合を付し、その説明は適宜省略する。
図6及び図7、特に図6(a)の領域C2を拡大した図6(b)に示すように、本実施形態の投影用スクリーン装置102では、スクリーン面10は、縦ストライプ状の複数の部分面122から構成されている。複数の部分面122は夫々、分割部材112における、スクリーン面10側に面している白色散乱面からなる。複数の分割部材112は、部分面122の角度が、投影画像のスクリーン面10に対する投影角度に応じて可変となるように夫々設けられている。このため、投影光が部分面122に入射すると、表示光は、主に観察者の方へ向けて出射されることになる。
本実施形態では、複数の分割部材112は、本発明に係る「保持部材」の一例を構成する、各分割部材112の上下端面に立設された軸に取り付けられた歯車112aと複数の歯車112aに掛けられたベルト112bとによって保持されている。ベルト112bが回されることで、或いは、一又は複数の歯車112aが回されることで、分割部材112は回動され、その部分面122の角度は、ある程度の範囲内で任意に設定可能なように構成されている。
よって、上述の第1実施形態の場合のように対応可能な投影角度が予め決められている必要は無くて済み、スクリーン面10に対して投影可能な場所であれば、スクリーン面10に対して左右方向の任意の場所に投影装置を配置しても、上述した第1実施形態と同様に、部分面122の角度を適宜調整することにより、全体に明るい投影画像をスクリーン面10上に映し出すことが可能となる。更に全体の明るさが均一であるような投影画像を、スクリーン面10上に映し出すことも可能となる。
尚、このような分割部材112における部分面122の角度の変更は、手動により行われてもよい。また、一又は複数の分割部材112を直接回し、これに応じて歯車112a及び歯車112bを介して他の分割部材112を回すように構成してもよい。更に、歯車112aとベルト112bとを用いた具体例に限らず、窓用ブラインドの開け閉めを行うのと同様又は類似の機構で、分割部材112における部分面122の角度を変更可能に構成してもよい。
(投影用スクリーン装置の第3実施形態)
本発明に係る投影用スクリーン装置の第3実施形態について、図8及び図9を参照して説明する。ここに図8は、第3実施形態の投影用スクリーン装置の図式的な正面図であり、図9は、その変形形態における図8と同趣旨の図式的な正面図である。尚、図8及び図9において、図1から図7に示した各種実施形態の構成要素と同様の構成要素については、同様の参照符合を付し、その説明は適宜省略する。
図8に示すように、第3実施形態の投影用スクリーン装置103は、第2実施形態と同様に図6及び図7に示した部分面122を夫々有する分割部材112に接続された歯車112aに掛けられたベルト112bを回す、モータ等を含んで成る上下の駆動部133a及び133bと、駆動装置133aにおける駆動を制御する駆動制御装置134と、駆動制御装置134に対して各種操作命令やデータを入力するための操作パネル135とを備えて構成されている。即ち、本実施形態では、歯車112a、ベルト112b、駆動部133a及び133b、駆動制御装置134、並びに駆動制御装置134から、本発明に係る「駆動手段」の一例が構成されている。
このため第3実施形態によれば、駆動装置制御装置134による制御下で、駆動部133a及び133bを駆動することで、複数の分割部材112を夫々、部分面122の角度が、投影角度に応じた所望の角度となるように動かすことが可能となる。しかも、ベルト112bを利用することで、複数の分割部材112を相互に連動して駆動することが可能となる。
尚、このような連動駆動によって、(図4に示したのと同様に)部分面122の角度がスクリーン面10内で一定である分布を有するように、複数の分割部材112を夫々駆動してもよいし、例えば歯車112aのピッチや大きさを変更することで、(図5に示したのと同様に)部分面122の角度がスクリーン面10内で一定でない分布を有するように、複数の分割部材112を夫々駆動してもよい。
但し、ベルト112bを利用しないことで、複数の分割部材112を相互に独立して駆動することも可能である。
即ち図9に示した変形形態に係る投影用スクリーン装置103’のように、ベルト112bを駆動する駆動部133a及び133bに代えて、分割部材112の上下端面に立設された軸を、個別に回動させるように上下の駆動部133a’及び133b’を構成してもよい。この場合、駆動制御装置134’は、個々の分割部材112の回動量を、相互から独立して制御する。
尚、このような個々の分割部材112の独立駆動によって、(図4に示したのと同様に)部分面122の角度がスクリーン面10内で一定である分布を有するように、複数の分割部材112を夫々駆動してもよいし、(図5に示したのと同様に)部分面122の角度が前記スクリーン面10内で一定でない分布を有するように、複数の分割部材112を夫々駆動してもよい。
(投影用スクリーン装置の第4実施形態)
本発明に係る投影用スクリーン装置の第4実施形態について、図10を参照して説明する。ここに図10は、第4実施形態の投影用スクリーン装置の図式的な正面図である。尚、図10において、図1から図9に示した各種実施形態の構成要素と同様の構成要素については、同様の参照符合を付し、その説明は適宜省略する。
図10に示すように、本実施形態の投影用スクリーン装置104では、図8に示した第3実施形態の構成に加えて、位置センサ141、角度センサ142、及び明るさセンサ143を備える。
位置センサ141は、赤外線センサ、カメラ又はパターン認識装置等を備え、スクリーン面10に対する投影装置201(図1参照)の相対的な位置を検出するように構成されている。位置センサ141は、検出された位置情報を、スクリーン面10を基準とする座標情報として出力してもよいし、或いは、検出された位置情報を、スクリーン面10に対する投影装置201の相対方位及びスクリーン面10から距離の情報に置き換えて出力してもよい。
駆動制御装置134は、例えば、位置センサ141の検出結果に従って、実際の投影装置のスクリーン面10に対する相対位置に基づいて、スクリーン面10上における投影画像を明るくするために最適とされる角度に、複数の分割部材112を夫々駆動する。この際の、相対位置と、明るくするために最適とされる部分面122の角度との関係は、予め実験的、経験的、シミュレーション又は理論的に取得しておき、それら取得された関係をテーブル化して、駆動制御装置134内のメモリに記憶しておけば、その後におけるこのような制御を迅速且つ確実に行うことが可能となる。例えば、投影装置が左や右に配置された際に、その位置を位置センサ141により検出して、ストライプ状の複数の分割部材112の部分面122を左や右に傾けることにより、明るい投影画像をスクリーン面10上に映し出すことが可能となる。
角度センサ142は、方位センサ、カメラ、計算機等を備え、投影角度を検出するように構成されている。角度センサ142は、投影角度を直接示す情報、又はスクリーン面10に対する投影装置201の相対方位を示す情報を出力する。この際、スクリーン面10の全体について、図1に示した如き、投影光301inの光軸上の一つの投影角度θpのみを検出してもよいし、スクリーン面10内における複数箇所について投影角度を検出してもよい。
駆動制御装置134は、例えば、角度センサ142の検出結果に従って、実際の投影画像のスクリーン面10に対する投影角度に基づいて、スクリーン面10上における投影画像を明るくするために最適とされる角度に、複数の分割部材112を夫々駆動する。この際の、投影角度と、明るくするために最適とされる部分面の角度との関係は、予め実験的、経験的、シミュレーション又は理論的に取得しておき、それら取得された関係をテーブル化して、駆動制御装置134内のメモリに記憶しておけば、その後におけるこのような制御を迅速且つ確実に行うことが可能となる。例えば、投影装置が左や右に配置された際に、投影角度を角度センサ142により検出して、ストライプ状の複数の分割部材112の部分面122を、左や右に傾けることにより、明るい投影画像をスクリーン面10上に映し出すことが可能となる。
明るさセンサ143は、明度センサ、輝度センサ、受光素子等を含み、スクリーン面10上に映し出せれた投影画像の明るさを、スクリーン面10を基準とする所定位置にて検出する。例えば、所定位置とは、図1に示した観察者501が居る位置である。この際、スクリーン面10の全体について、代表的な一又は複数箇所について明るさを検出してもよいし、複数の部分面122の夫々について、明るさを別々に検出するように構成してもよい。
駆動制御装置134は、例えば、明るさセンサ143の検出結果に従って、実際にスクリーン面10上に映し出された投影画像の明るさが明るくなるように、複数の分割部材112を駆動する。例えば、明るさセンサ143により明るさを検出して、この検出結果に応じて駆動制御装置134を介して、縦ストライプ状の複数の分割部材112の部分面122を、左や右に傾けることにより、明るい投影画像をスクリーン面10上に映し出すことが可能となる。
この場合、スクリーン面10の明るさをまとめて検出して、検出された明るさに基づいて、複数の部分面122の角度を一律に又は個別に変更してもよい。或いは、複数の部分面122の明るさを個別に検出して、これに基づいて、複数の部分面122の角度を個別に変更してもよい。
以上のように本実施形態では、駆動制御装置134は、位置センサ141、角度センサ142、及び明るさセンサ143により検出された位置、角度、及び明るさのうち少なくとも一つに基づいて、複数の分割部材112を夫々駆動するように構成されている。
尚、このようなセンサを用いての検出に代えて、操作パネル135を介して、位置、角度、及び明るさのうち少なくとも一つに関する情報を、データとして入力し、この入力されたデータに基づいて、駆動制御装置134により、分割部材112の駆動制御を行う構成を採ることもできる。例えば、スクリーン面10上に映し出された投影画像を、観察者が、明るさを段階的又は連続的に判断してその結果を、明るさデータとして操作パネル135を介して入力することも可能であり、その明るさデータに基づいて分割部材112を駆動することも可能とである。
加えて、本実施形態において、駆動部133a及び133bの構成については、図9に示した変形形態の如きであってもよい。この場合は、個々の部分面122における明るさ等に基づいて、複数の部分面122の角度を個別に変更するのに適している。
更に、本実施形態において、明るさセンサ143及び駆動制御装置134を用いて、明るさが全体に均一であるテスト用投影画像をスクリーン面10に投影した際に、各部分面122の明るさが、複数の分割部材112間で均一になるように、複数の分割部材112を夫々駆動してもよい。投影装置と投影用スクリーン装置104との間の配置関係等の投影条件が固定された後に、このようなテスト用投影画像を投影しての、部分面122の角度設定をスクリーン面10の全体について行っておけば、実際の投影画像の投影に先立って、全体に明るく且つ全体の明るさが均一であるような投影画像をスクリーン面上に映し出すことが可能な状態に、投影用スクリーン装置104を置くことが可能となる。
(投影用スクリーン装置の第5実施形態)
本発明に係る投影用スクリーン装置の第5実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。ここに図11は、第5実施形態の投影用スクリーン装置を投影装置及び観察人と共に示す図式的な側面図であり、図12は、第5実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大側面図である。尚、図11及び図12において、図1から図10に示した各種実施形態の構成要素と同様の構成要素については、同様の参照符合を付し、その説明は適宜省略する。
図11に示すように、本実施形態の投影用スクリーン装置105は、投影装置201が天井502に取り付けられて斜め下向きに投影光301inを出射する場合に、好適に用いられるように構成されている。
特に図11の領域C3を拡大した図12に示すように、本実施形態の投影用スクリーン装置105は、図1〜図5に示した第1実施形態の場合と異なり、スクリーン面10は、横ストライプ状の複数の部分面125から構成されている。複数の部分面125は夫々、分割部材115における、スクリーン面10側に面している白色散乱面からなる。
図12に示すように、複数の分割部材115は、部分面125の角度が、予め設定された投影角度に応じて、スクリーン面10の角度と異なるように夫々設けられている。このため、投影光301inが部分面125に入射すると、表示光301outのように、主に観察者501の方へ向けて出射されることになる。尚、本実施形態では、複数の分割部材115は、投影スクリーン装置105の本体部を介して一体的に形成されている。
従って、本実施形態によれば、伝統的な平坦なスクリーン面に対して斜め上方から投影光301inを照射した場合と比較して、スクリーン面10からの表示光301outが観察者501の目に、より多く届くことになる。このために、明るい投影画像を映し出すことが可能となる。また、図11から明らかなように、狭い室内、特にスクリーン面10に沿って幅は広いが奥行に乏しいような室内で、大きく投影する際に、投影装置201からスクリーン面10までの距離を稼ぐことができるので有利となる。
(投影用スクリーン装置の第6実施形態)
本発明に係る投影用スクリーン装置の第6実施形態について、図13から図16を参照して説明する。ここに図13は、第6実施形態の投影用スクリーン装置を投影装置及び観察人と共に示す図式的な側面図であり、図14は、第6実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大斜視図である。図15は、第6実施形態における分割部材の一具体例を示す部分拡大分解斜視図(図15(a))及びその図式的断面図(図15(b))であり、図16は、第6実施形態における分割部材の他の具体例を示す部分拡大分解斜視図(図16(a))及びその図式的断面図(図16(b))である。尚、図13から図16において、図1から図12に示した各種実施形態の構成要素と同様の構成要素については、同様の参照符合を付し、その説明は適宜省略する。
図13及びその領域C4の拡大斜視図である図14に示すように、本実施形態の投影用スクリーン装置106は、スクリーン面10に沿ってマトリクス状に配列されており島状の矩形面からなる部分面126を夫々有する複数の分割部材116と、各部分面116の角度を変更可能なように複数の分割部材116を駆動する駆動装置136とを備える。駆動装置136は、各分割部材116を相互から独立して或いは個別に駆動してもよいし、相互に連動するように或いはまとめて駆動してもよい。
図15に示すように、駆動装置136の一具体例としての駆動装置136aは、分割部材116毎に部分面126の裏面側に3つ設けられており夫々圧電素子を含んでなる複数の柱状部166と、各柱状部166に対して電圧を印加する電圧印加部167と、複数の電圧印加部167の駆動制御を行う駆動制御回路136aaとを備える。駆動制御回路136aaは、例えば図10に示した如き、操作パネルからの制御信号又は各種センサからの制御信号である信号Scに従って、電圧印加部167をセグメント駆動又はマトリクス駆動することで、圧電素子の伸縮によって柱状部166の長さを変化させる。例えば三つの柱状部166のうち一つ又は二つのみが伸縮される。これにより、分割部材115を傾けることで、部分面126の角度を所望の角度に変更設定するように構成されている。
図16に示すように、駆動装置136の他の具体例としての駆動装置136bは、分割部材116毎に部分面126の裏面側に立設された柱状部168と、柱状部168の先端に固定された球状部169と、球状部169を回動させる複数のローラ部177と、ローラ部177の回転制御を行う駆動制御回路136bbとを備える。駆動制御回路136bbは、例えば図10に示した如き、操作パネルからの制御信号又は各種センサからの制御信号である信号Scに従って、ローラ部177を回転させることで、球状部169を回動させて、柱状部168と共に分割部材115を傾ける。これにより、部分面126の角度を所望の角度に変更設定するように構成されている。
このように本実施形態によれば、マトリクス状に配列された部分面126を夫々、スクリーン面10に対して傾けることで、投影画像を斜めに投影しても、投影画像に係る光の各部分面126における反射光を、観察者501の方に向けることが可能となる。これにより明るい投影画像をスクリーン面10上に映し出すことが可能となる。特に、マトリクス状に複数の分割部材116を設ければ、上下方向及び左右方向の両方について、部分面126の角度を少しずつ変化させることも可能となる。よって、スクリーン面10の全体について、明るさを一層増進させたり、スクリーン面10内における明るさの均一化を図ることが容易になる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う投影用スクリーン装置もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態の投影用スクリーン装置を投影装置及び観察人と共に示す図式的な平面図である。 第1実施形態の投影用スクリーン装置の正面図(図2(a))及びその部分拡大正面図(図2(b))である。 第1実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大斜視図である。 第1実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大平面図である。 第1実施形態の変形形態に係る図4と同趣旨の部分拡大平面図である。 第2実施形態の投影用スクリーン装置の正面図(図6(a))及びその部分拡大正面図(図6(b))である。 第2実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大斜視図である。 第3実施形態の投影用スクリーン装置の図式的な正面図である。 第3実施形態の変形形態における図8と同趣旨の図式的な正面図である。 第4実施形態の投影用スクリーン装置の図式的な正面図である。 第5実施形態の投影用スクリーン装置を投影装置及び観察人と共に示す図式的な側面図である。 第5実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大側面図である。 第6実施形態の投影用スクリーン装置を投影装置及び観察人と共に示す図式的な側面図である。 第6実施形態の投影用スクリーン装置の部分拡大斜視図である。 第6実施形態における分割部材の一具体例を示す部分拡大分解斜視図(図15(a))及びその図式的側面図(図15(b))である。 第6実施形態における分割部材の他の具体例を示す部分拡大分解斜視図(図16(a))及びその図式的側面図(図16(b))である。
符号の説明
10…スクリーン面、101〜106…投影用スクリーン装置、111、112、116…分割部材、121、122、126…部分面、134…駆動制御装置、141…位置センサ、142…角度センサ、143…明るさセンサ、201…投影装置、501…観察者

Claims (16)

  1. 投影画像がスクリーン面に投影される投影用スクリーン装置であって、
    前記スクリーン面を部分的に構成する部分面を夫々有すると共に該部分面の角度が前記投影画像の前記スクリーン面に対する投影角度に応じて可変となるように夫々設けられた複数の分割部材を備えたことを特徴とする投影用スクリーン装置。
  2. 前記複数の分割部材は、前記スクリーン面に平行な一方向に沿ってストライプ状に配列されており、前記部分面は夫々、前記一方向に沿って延びる長手状の面からなることを特徴とする請求項1に記載の投影用スクリーン装置。
  3. 前記複数の分割部材は、前記スクリーン面に沿ってマトリクス状に配列されており、前記部分面は夫々、島状の面からなることを特徴とする請求項1に記載の投影用スクリーン装置。
  4. 前記投影角度に対して固定して配置される保持部材を更に備え、
    前記複数の分割部材は夫々、前記保持部材に対して、前記部分面の角度が可変となるように取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の投影用スクリーン装置。
  5. 前記複数の分割部材を夫々、前記部分面の角度が変化するように駆動する駆動手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の投影用スクリーン装置。
  6. 前記投影画像の明るさを、前記スクリーン面を基準とする所定位置にて検出する明るさ検出手段を更に備え、
    前記駆動手段は、前記検出された明るさに基づいて、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項5に記載の投影用スクリーン装置。
  7. 前記投影角度を検出する角度検出手段を更に備え、
    前記駆動手段は、前記検出された投影角度に基づいて、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項5に記載の投影用スクリーン装置。
  8. 前記投影画像に係る光を出射する投影装置の位置を検出する位置検出手段を更に備え、
    前記駆動手段は、前記検出された位置に基づいて、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項5に記載の投影用スクリーン装置。
  9. 前記駆動手段は、前記部分面の角度が前記スクリーン面内で一定である分布を有するように、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の投影用スクリーン装置。
  10. 前記駆動手段は、前記投影画像に係る光を出射する投影装置から前記部分面夫々に至る距離に依存して、前記部分面の角度が前記スクリーン面内で一定でない分布を有するように、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の投影用スクリーン装置。
  11. 前記駆動手段は、前記距離に代えて又は加えて、前記投影画像に係る光の、前記部分面夫々に至る個々の入射角度に依存して、前記一定でない分布を有するように、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項10に記載の投影用スクリーン装置。
  12. 前記駆動手段は、前記投影画像として、明るさが全体に均一であるテスト用投影画像を前記スクリーン面に投影した際に、前記部分面の明るさが前記複数の分割部材間で均一になるように、前記複数の分割部材を夫々駆動することを特徴とする請求項5から11のいずれか一項に記載の投影用スクリーン装置。
  13. 予め設定された投影角度で投影画像がスクリーン面に対して斜めに投影される投影用スクリーン装置であって、
    前記スクリーン面を部分的に構成する部分面を夫々有すると共に、該部分面の角度が、前記予め設定された投影角度に応じて前記スクリーン面の角度と異なるように夫々設けられた複数の分割部材を備えたことを特徴とする投影用スクリーン装置。
  14. 前記部分面の角度は、前記スクリーン面内で一定である分布を有することを特徴とする請求項13に記載の投影用スクリーン装置。
  15. 前記部分面の角度は、前記投影画像に係る光を出射する投影装置から前記部分面夫々に至る距離に依存して、前記スクリーン面内で一定でない分布を有することを特徴とする請求項13に記載の投影用スクリーン装置。
  16. 前記部分面の角度は、前記距離に代えて又は加えて、前記投影画像に係る光の、前記部分面夫々に至る個々の入射角度に依存して、前記スクリーン面内で一定でない分布を有することを特徴とする請求項15に記載の投影用スクリーン装置。
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