JPH05106700A - ベルト無段変速装置 - Google Patents

ベルト無段変速装置

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JPH05106700A
JPH05106700A JP26430391A JP26430391A JPH05106700A JP H05106700 A JPH05106700 A JP H05106700A JP 26430391 A JP26430391 A JP 26430391A JP 26430391 A JP26430391 A JP 26430391A JP H05106700 A JPH05106700 A JP H05106700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
tension
pulley
diameter
continuously variable
Prior art date
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Pending
Application number
JP26430391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Otsubo
寛 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縮径作動させるに従ってベルト緊張力が減少
しないように工夫させてベルトとプーリとの接触圧をよ
り適切なものとし、より確実な伝動状態が現出できるよ
うにする。 【構成】 割り型プーリ構造の駆動プーリ1と径固定の
従動プーリ2とで成るベルト無段変速装置において、駆
動プーリ1の径を可変操作するカム機構6と電動シリン
ダ7とをロッド10で連動連結し、ベルトの緊張機構B
の緊張力を拡径時に弱め、縮径時に強めるべく、テンシ
ョンバネ5の固定側支持点Qをロッド10上に設けて電
動シリンダ7の作動に連動して支持点Qを移動させる連
係操作手段Aを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動側と従動側とで成
る一対のプーリのうちのいずれか一方のみを割り型プー
リ構造に構成してあるベルト無段変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のベルト無段変速装置において、
従来、実開昭62−24609号公報で示されたものの
ように、割りプーリの拡径及び縮径作動はカム機構で行
い、ベルトの張り付勢、すなわち緊張はテンションロー
ラによって行う型式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記型式のベルト無段
変速装置では、ベルトをそのループ内方向に緊張するた
めにバネでテンションローラを引っ張っているので、割
りプーリの拡径作動時、すなわちベルトループが外方に
膨らむ状態では該ベルトには比較的強い緊張力が作用
し、割りプーリの縮径作動時、すなわベルトループが内
方に屈曲して縮んだ状態では比較的弱い緊張力がベルト
に作用するようになる。しかしながら、割りプーリとベ
ルトとの接触長さが十分に取れ、あまり強力に緊張しな
くても機能する拡径作動時にはベルトの緊張力が強く、
逆に、割りプーリとベルトとの接触長さが減少し、その
ためのスリップを防止する都合上ベルトの緊張力を強め
てベルトと割りプーリとの接触圧力を高めると好都合で
ある縮径作動時にはベルトの緊張力が弱くなるので、縮
径作動時に合わせてテンションバネの強さを設定すると
拡径時の緊張力が過剰になり、拡径作動時に合わせてテ
ンションバネの強さを設定すると縮径作動時の緊張力が
少なめになると言った特性があり、改善の余地があっ
た。本発明は、縮径作動させるに従ってベルト緊張力が
減少しないように工夫させてベルトとプーリとの接触圧
をより適切なものとし、より確実な伝動状態が現出でき
るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、冒頭に記載したベルト無段変速装置におい
て、割り型プーリにおける可動プーリ片を軸方向へスラ
イド移動するカム機構と、このカム機構を操作する操作
機構とを夫々設けるとともに、テンションローラとこれ
に作用するテンションバネとから伝動ベルトを常時張り
付勢する緊張機構を構成し、この緊張機構による伝動ベ
ルトの張り付勢力をカム機構の作動に応じて変化させる
べく、テンションバネの固定側の支持点の位置を、操作
機構の作動に連動して移動させる連係操作手段を備えて
あることを特徴とする。
【0005】
【作用】上記特徴構成では、テンションローラを付勢す
るテンションバネにおける従来では固定されていた固定
側支持点を連係操作手段によって移動させるようにした
ので、縮径作動させるに従ってベルト緊張力が増加する
とか、拡径、縮径に拘らず緊張力が変化しないようにす
るといった具合に、縮径作動させるに従ってベルト緊張
力が減少しないようにベルトの緊張力を設定できるか
ら、割りプーリの拡径作動時にはベルト緊張力が過剰と
なって伝動効率が低下する、あるいは、割りプーリの縮
径作動時にはベルト緊張力が過小となってベルトスリッ
プし、伝動効率が低下するといった不都合な傾向を解消
することが可能になる。そして、そのための連係操作手
段は割プーリの操作機構によって作動するものであるか
ら、テンションバネの固定側支持点を移動させるための
専用の操作手段が不要である。
【0006】
【発明の効果】従って、テンションバネの固定側支持点
を割りプーリの操作機構を利用して移動させる構造工夫
により、伝動効率のより一層の向上が図れるベルト無段
変速装置を提供できた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1、図2に田植機に好適なベルト無段変速装
置が示され、1は割りプーリ構造の駆動プーリ、2は径
が一定の従動プーリ、3はベルト、Bはテンションロー
ラ4とテンションバネ5とから成る緊張機構、6はカム
機構、7はカム機構操作用の電動シリンダ(操作機構に
相当)、8はコントローラ、9は変速レバー、11は変
速レバー9の操作量を検出するポテンショメータであ
る。図1中、カム機構6の被操作アーム6aを左方へ揺
動すると、可動プーリ片1aが固定プーリ片1bから軸
方向で遠ざかる方向に移動しての縮径作動による減速操
作状態が現出され、被操作アーム6aを右方へ揺動する
と、可動プーリ片1aが固定プーリ片1bに接近移動し
ての拡径作動による増速操作状態が現出されるように設
定してある。テンションバネ5は、テンションローラ4
の揺動支点Pを越えた先端部に一端が、かつ、電動シリ
ンダ7と被操作アーム6aとを連動連結するロッド10
に他端を支持する状態て架設してあり、これによって電
動シリンダ7の作動に連動する連係操作手段Aを構成し
てある。これにより、駆動プーリ1を拡径するべく電動
シリンダ7をしてロッド10を図1(イ)に示すように
中右方へ移動すると、ロッド側の支持点Qも右方へ寄
り、テンションバネ5の長さが短めになって、ベルト緊
張力が減少するとともに、縮径するべくロッド10を図
1(ロ)に示すように中左方へ移動すると、ロッド側の
支持点Qも左方へ寄り、テンションバネ5の長さが長く
なり、ベルト緊張力が強化されるのである。人為力で操
作される変速レバー9で直接カム機構6を操作する構成
のものに本発明を適用しても良い。
【0008】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト無段変速装置の側面図
【図2】ベルト無段変速装置の平面図
【符号の説明】
1 割り型プーリ 1a 可動プーリ片 2 プーリ 3 伝動ベルト 4 テンションローラ 5 テンションバネ 6 カム機構 7 電動シリンダ A 連係操作手段 B 緊張機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側と従動側とで成る一対のプーリ
    (1),(2)のうちのいずれか一方のみを割り型プー
    リ構造に構成してあるベルト無段変速装置であって、前
    記割り型プーリ(1)における可動プーリ片(1a)を
    軸方向へスライド移動するカム機構(6)と、このカム
    機構(6)を操作する操作機構(7)とを夫々設けると
    ともに、テンションローラ(4)とこれに作用するテン
    ションバネ(5)とから伝動ベルト(3)を常時張り付
    勢する緊張機構(B)を構成し、この緊張機構(B)に
    よる前記伝動ベルト(3)の張り付勢力を前記カム機構
    (6)の作動に応じて変化させるべく、前記テンション
    バネ(5)の固定側の支持点の位置を、前記操作機構
    (7)の作動に連動して移動させる連係操作手段(A)
    を備えてあるベルト無段変速装置。
JP26430391A 1991-10-14 1991-10-14 ベルト無段変速装置 Pending JPH05106700A (ja)

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JP26430391A JPH05106700A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 ベルト無段変速装置

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JPH05106700A true JPH05106700A (ja) 1993-04-27

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ID=17401305

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JP26430391A Pending JPH05106700A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 ベルト無段変速装置

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JP (1) JPH05106700A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001088411A1 (fr) * 2000-05-19 2001-11-22 Daihatsu Motor Co., Ltd. Bloc variateur de vitesse
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