JPH051061Y2 - - Google Patents

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JPH051061Y2
JPH051061Y2 JP8667486U JP8667486U JPH051061Y2 JP H051061 Y2 JPH051061 Y2 JP H051061Y2 JP 8667486 U JP8667486 U JP 8667486U JP 8667486 U JP8667486 U JP 8667486U JP H051061 Y2 JPH051061 Y2 JP H051061Y2
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internal combustion
ignition coil
coil
combustion engine
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JP8667486U
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関用イグニツシヨンコイルに
関する。
〔従来の技術〕
第6図および第7図は従来の内燃機関用イグニ
ツシヨンコイルを示し(例えば実開昭58−153429
号公報に開示のもの参照)、第6図はその断面図
であり、第7図はその底面図である。図におい
て、1はケース、2は鉄心、3は一次コイル、4
は二次コイル、5は二次コイル4用のセクシヨン
形ボビン、6は一次コイルの一端、7は鉄心2に
設けられた突起であり前記一端6を保持して鉄心
2に電気的に接続する突起、8は鉄心2と一次コ
イル3との間にさし込まれて支持されている金属
製脚(鉄心並びに一次コイルに対して絶縁されて
いる)、9は金属製脚8に接続された一次コイル
3の他端、10は二次コイル4の一端で、金属性
脚8に接続されている。11は二次コイル4の他
端、12はこの他端11を保持するためのセクシ
ヨンボビン5の一部、13はイグニツシヨンコイ
ルから高圧を引き出すために前記他端11が接続
されるターミナル、14はイグニツシヨンコイル
へ一次電流を供給する一次引出し線、15はイグ
ニツシヨンコイル内に充填されたレジン、16は
レジン面である。
従来のイグニツシヨンコイルは上記のように構
成され、金属製脚8を備え、これに二次コイルの
一端10および引出し線14の芯線部をハンダ付
けし、その下方で金属製脚8は引出し線14の被
覆部をクランプ8′している。そして図示の如く、
引出し線14のクランプ部8′はレジン面16よ
り外側に位置している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のイグニツシヨンコイルで
は、金属製脚8が必要であり、イグニツシヨンコ
イルを形成するのに部品点が多くなるという問題
点があつた。更にこの金属製脚8の一部はレジン
面16より外側に露出しているので、この露出部
に汚水等が付着すると漏洩回路ができ、失火の原
因となるという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、金属製脚を必要とせず、従つて漏
洩回路による失火の原因を除去したイグニツシヨ
ンコイルを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るイグニツシヨンコイルは、二次
コイル用ボビンに一次引出し線の絶縁被覆の端部
を圧入固定して保持するホールド部を形成し、こ
のようにして保持された一次引出し線の芯線部に
一次コイルの他端と二次コイルの一端とを接続す
るようにしたものである。
〔作用〕
この考案においては、二次コイル用ボビンにホ
ールド部が形成されているので、これに一次引出
し線を圧入固定して、一次引出し線を保持するこ
とができる。そして二次コイル用ボビンには一次
引出し線の芯線の折り返し部を支持する支持部が
形成されているので、この支持部に支持された芯
線部に一次コイルの他端と二次コイルの一端とを
引つ掛けて半田付けすることが出来る。
〔実施例〕
第1図乃至第5図はこの考案の一実施例を示す
図であり、第1図はその断面図、第2図はその底
面図、第3図は二次コイル用のセクシヨン形ボビ
ンの底面の拡大図、第4図は更にその一部の拡大
断面図、第5図はその使用状態を示す図である。
図において、1〜7,9〜14,16は上記従来
装置と全く同一のものである。17は一次引出し
線14の芯線部であり細線がバラケないようにハ
ンダ揚げされている部分、18はセクシヨンボビ
ン5に一体的に成形され一次引出し線を圧入固定
して保持するホールド部、19はセクシヨンボビ
ン5に一体に形成され一次引出し線14の折り返
された芯線部17を支持する支持部である。この
支持部19はホールド部18と対をなして形成さ
れていて、ホールド部18は高く支持部19は低
くなされていて、そしてこれは図示の如く連通し
ている。
上記のように構成されたイグニツシヨンコイル
においては、ケース1内に一次コイル3と二次コ
イル4とが挿入されたとき、二次コイル4のセク
シヨンボビン5に形成されている導線保持部材1
8は導線14を保持する用意が出来上がる。従つ
て、この導線保持部材18に、第5図に示す如
く、導線14を芯線部で折り曲げてこの折り曲げ
部を圧入すると、導線保持部材18は導線14を
しつかりと保持し、芯線保持部材19は芯線の半
田揚げ部17がしつかりと立つように保持する。
かくしてこの半田揚げ部17に一次コイルの巻終
り端9と二次コイルの巻き始め端10とを、第2
図に示す如く、引つ掛けて巻きつけて半田付けす
ることが出来る。その後に、第1図に示す如く、
ケース1内にレジンを面16まで充填する。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、一次口出線固
定部をセクシヨンボビンに設けることにより金属
製脚が不要となり、部品点数が少なくなる効果を
有すると共に、導線14の絶縁被覆部がレジン内
に埋め込まれるので、口出部の絶縁が確保され、
防水性が向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図はその底面図、第3図はそのセクシヨンボビ
ンの底面の拡大図、第4図は更にその一部の拡大
断面図、第5図はその使用状態を説明する図、第
6図は従来の内燃機関用イグニツシヨンコイルを
示す断面図、第7図はその底面図である。 図において、5は二次コイル用ボビン、14は
一次引出し線、18はホールド部、19は支持部
である。なお、各図中同一符号は同一または相当
部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内燃機関用イグニツシヨンコイルにおいて、
    一次引出し線の絶縁被覆の端部を圧入固定する
    ホールド部を二次コイル用ボビンに設け、かつ
    この絶縁被覆部の端部より出た芯線部を折り返
    して曲げた部分を支持する支持部を二次コイル
    用ボビンに設けたことを特徴とする内燃機関用
    イグニツシヨンコイル。 (2) ホールド部と支持部との対を二次コイル用ボ
    ビンに二対設けた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の内燃機関用イグニツシヨンコイル。 (3) ホールド部は大円であり、支持部は小円であ
    り、この大円と小円とが交差して連通している
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項に
    記載の内燃機関用イグニツシヨンコイル。 (4) ホールド部は高く、支持部は低くなしている
    実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項のい
    ずれか一項に記載の内燃機関用イグニツシヨン
    コイル。 (5) 絶縁被覆部より出た芯線部は半田揚げされて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項
    のいずれか一項に記載の内燃機関用イグニツシ
    ヨンコイル。 (6) 折り返し芯線部に接続すべき他のリード線と
    前記芯線部との接続部がレジンに埋められてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項乃至第5項の
    いずれか一項に記載の内燃機関用イグニツシヨ
    ンコイル。
JP8667486U 1986-06-05 1986-06-05 Expired - Lifetime JPH051061Y2 (ja)

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JPS62197829U JPS62197829U (ja) 1987-12-16
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JPH0727415Y2 (ja) * 1988-02-17 1995-06-21 三菱電機株式会社 センサ一体型ユニット

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