JPH05105183A - 自動車運搬船 - Google Patents

自動車運搬船

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JPH05105183A
JPH05105183A JP29510991A JP29510991A JPH05105183A JP H05105183 A JPH05105183 A JP H05105183A JP 29510991 A JP29510991 A JP 29510991A JP 29510991 A JP29510991 A JP 29510991A JP H05105183 A JPH05105183 A JP H05105183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
self
lifter
stowing
dolly
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29510991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kihara
英雄 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP29510991A priority Critical patent/JPH05105183A/ja
Publication of JPH05105183A publication Critical patent/JPH05105183A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車を省人省力的に安全,迅速かつ衛生的
に自動車の格納及び荷卸しを行う軽量構造の経済的な自
動車運搬船を提供する。 【構成】 船内に複数層的に縦設された自動車走行ラン
プウェイと、上記各ランプウェイの側壁12に適宜間隔
で配設された車両積込口3と、上記各側壁12に対して
上記ランプウェイ1の反対側で上記車両積込口3に対向
して配設されたエレベーターシャフトに沿って昇降する
リフター4と、上記各エレベーターシャフト4からそれ
ぞれ横方向に水平に延びる平行骨材8により形成された
格納レーン10と、上記各格納レーン10に沿って遠隔
操作で走行し車両を昇降荷台11を介して上載移動して
所定の積付け位置に卸す車両搬送台車5とを具えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車運搬船に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車運搬船においては、自動車
(以下車両という)はドライバーにより自走して船内に
乗込み、船内に設けられたランプウェイを通って、各格
納甲板に設けられている格納区画に格納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の手段では下記のような問題がある。 (1)車両は船内を自走して移動するので、船内に乗り
込んでから格納区画に到着しドライバーが下船するまで
にかなりの時間がかかり、迅速な荷役を行うためには多
くのドライバーが必要となる。 (2)ドライバーの自走によって車両を格納する関係
上、狭い船内を走り速やかに所定の積付け位置に停車す
ることができる熟練したドライバーが必要となる。 (3)ドライバーが車両を格納後、通路を歩行して岸壁
へ出るので、安全性に問題がある。 (4)船内を車両が自走する関係上、排気ガスにより空
気が汚染し、船内の作業環境が悪化する。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、省人省力的に安全,迅速かつ衛生的に自動車
の格納及び荷卸しを行う軽量構造の経済的な自動車運搬
船を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、船
内に複数層的に縦設された自動車走行ランプウェイと、
上記各ランプウェイの側壁に適宜間隔で配設された車両
積込口と、上記各側壁に対して上記ランプウェイの反対
側で上記車両積込口に対向して配設されたエレベーター
シャフトに沿って昇降するリフターと、上記各エレベー
ターシャフトからそれぞれ横方向に水平に延びる平行骨
材により形成された格納レーンと、上記各格納レーンに
沿って遠隔操作で走行し車両を昇降荷台板を介して上載
移動して所定の積付け位置に卸す車両搬送台車とを具え
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、格納区画に遠隔操作
による自走式搬送台車を設けることによって、ドライバ
ーの自走による車両の積み込みは車両積込甲板までとな
り、ドライバーの拘束時間が大幅に低減する。また、格
納区画での車両搬送及び格納は自走式搬送台車が行うよ
うにしたので、車両が格納区画内を自走することがなく
なり、それに加えて熟練したドライバーなしで格納を行
うことができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその車両格納区画の水平断面図、図2は図1
のII−II矢視横断面図、図3は図2の格納レーンを
移動中の車両を示す拡大図、図4は図3の断面図であ
る。
【0008】まず、図1〜図2において、1は各格納区
画の縦方向のランプウェイ、2はランプウェイ1に適宜
間隔で区切られた複数の車両積込甲板、3は各車両積込
甲板2の側壁12に等間隔で設けられた車両積込口、4
は車両積込甲板2の側壁12に沿って適宜間隔で配設さ
れた鉛直方向のエレベーターシャフトを昇降するリフタ
ーである。
【0009】次に、図3〜図4において、5は自走式搬
送台車で、前後軸の両端の車輪が平行縦骨8の対向フラ
ンジに支持され、下面に同車輪を駆動する自走用原動機
6を有するとともに上面中央部に前後左右に立設された
流体圧シリンダー7で昇降する長方形昇降荷台11を有
する。ここで格納区画10には車両9を搬送し格納する
ために必要な高さ及び巾を考慮して垂直方向及び左右方
向に複数の横骨8が配設されて、船巾方向に複数の平行
格納レーンを形成している。
【0010】このような構造において、図1〜図2に示
すように、積付けされる車両9はドライバーにより自走
してランプウェイ1を通り、車両積込甲板2に乗り込
み、車両積込口3を通って4へ移動し、ドライバーはこ
こで下車する。リフター4には予め自走式搬送台車5が
乗っており、自走式搬送台車5と車両9を乗せたリフタ
ー4は所定のフロアに対応する高さの横骨8まで移動
し、停止した後、自走式搬送台車5に付設された流体圧
シリンダー7にて昇降荷台11を介して車両9を持ち上
げ、自走式搬送台車5によって積付位置まで運ばれる。
その際、自走式搬送台車5は図3〜図4に示すように、
自走用原動機つまりモーター6によって駆動され横骨8
に付けたレール上を移動する。積付位置に到着すると、
流体圧シリンダー7は縮長し、車両9は横骨8の上に着
底し格納される。ここで、自走式搬送台車に対する給電
は地下鉄におけるように、軌道に平行に布設されたパワ
ーラインによる。
【0011】車両9を格納し終えた自走式搬送台車5は
リフター4の近くまで移動し、次の積み込みまで待機す
る。リフター4は自走式搬送台車5が車両9を持ち上げ
て横骨8に移るとすぐに移動を開始し、すでに車両9を
格納し次の積み込みのため自走式搬送台車5が待機して
いる横骨8位置で自走式搬送台車5を積み込み、車両積
込甲板2まで戻る。以上の動作を車両積み込み終了まで
くり返す。
【0012】車両を卸す場合は積載する場合の逆の手順
となる。すなわち、格納区画10から車両9を持ち上げ
待機している自走式搬送台車5をリフター4によって車
両積込甲板2まで移動し、そこでドライバーが乗り込
み、自走してランプウェイ1を通って船外へ出る。車両
9を卸した自走式搬送台車5はリフター4によって次に
卸す車両9のある横骨8まで運ばれる。
【0013】
【発明の効果】このような装置によれば、下記の効果が
奏せられる。 (1)自走式搬送台車を用いて車両を格納するので、熟
練したドライバーを必要としない。 (2)車両の自走による船内積込作業は車両積込甲板に
隣接するリフターまでで済むので、ドライバーは短時間
で下船し、次の車両の積込作業ができるから、従来に比
べドライバー数を少なくすることができる。 (3)複数のリフター及び自走式搬送台車を利用するこ
とにより、荷役効率が上がり短時間で荷役が可能とな
る。 (4)ドライバーが積付位置に行くことがなくなり、安
全である。 (5)車両格納区画に甲板を設ける必要が無くなること
によって、船舶の重量が軽減され、船舶の諸性能が向上
する。 (6)船内を自走する車両がなくなるために船内作業環
境が改善される。 (7)本考案はコンテナー運搬船にも適用することがで
きる。
【0014】要するに本発明によれば、船内に複数層的
に縦設された自動車走行ランプウェイと、上記各ランプ
ウェイの側壁に適宜間隔で配設された車両積込口と、上
記各側壁に対して上記ランプウェイの反対側で上記車両
積込口に対向して配設されたエレベーターシャフトに沿
って昇降するリフターと、上記各エレベーターシャフト
からそれぞれ横方向に水平に延びる平行骨材により形成
された格納レーンと、上記各格納レーンに沿って遠隔操
作で走行し車両を昇降荷台板を介して上載移動して所定
の積付け位置に卸す車両搬送台車とを具えたことによ
り、省人省力的に安全,迅速かつ衛生的に自動車の格納
及び荷卸しを行う軽量構造の経済的な自動車運搬船を得
るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車格納区画の水平
断面図である。
【図2】図1のII−II矢線横断面図である。
【図3】図2における移動中の車両を示す拡大図であ
る。
【図4】図3の断面図である。
【符号の説明】
1 ランプウェイ 2 車両積込甲板 3 車両積込口 4 リフター 5 自走式搬送台車 6 自走用原動機 7 流体圧シリンダー 8 横骨 9 車両 10 格納区画 11 昇降荷台 12 側壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船内に複数層的に縦設された自動車走行
    ランプウェイと、上記各ランプウェイの側壁に適宜間隔
    で配設された車両積込口と、上記各側壁に対して上記ラ
    ンプウェイの反対側で上記車両積込口に対向して配設さ
    れたエレベーターシャフトに沿って昇降するリフター
    と、上記各エレベーターシャフトからそれぞれ横方向に
    水平に延びる平行骨材により形成された格納レーンと、
    上記各格納レーンに沿って遠隔操作で走行し車両を昇降
    荷台板を介して上載移動して所定の積付け位置に卸す車
    両搬送台車とを具えたことを特徴とする自動車運搬船。
JP29510991A 1991-10-15 1991-10-15 自動車運搬船 Withdrawn JPH05105183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29510991A JPH05105183A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 自動車運搬船

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29510991A JPH05105183A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 自動車運搬船

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05105183A true JPH05105183A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17816414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29510991A Withdrawn JPH05105183A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 自動車運搬船

Country Status (1)

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JP (1) JPH05105183A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018225635A1 (ja) * 2017-06-06 2018-12-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 台車制御システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018225635A1 (ja) * 2017-06-06 2018-12-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 台車制御システム
JP2018203468A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 台車制御システム

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Effective date: 19990107