JPH0510446Y2 - - Google Patents

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JPH0510446Y2
JPH0510446Y2 JP1989000560U JP56089U JPH0510446Y2 JP H0510446 Y2 JPH0510446 Y2 JP H0510446Y2 JP 1989000560 U JP1989000560 U JP 1989000560U JP 56089 U JP56089 U JP 56089U JP H0510446 Y2 JPH0510446 Y2 JP H0510446Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、事務用机の天板などに装着した支柱
に、電話機の載置台を回転自在に取り付けた回転
式電話台に関する。
従来の技術 従来、事務用机の天板などに支持部材により立
設した支柱に、電話機を使用者が使い易い方向に
指向でき、かつ、傾きも調整できるように、載置
台を回転自在に取り付けて成る回転式電話台は公
知であり、従来構成における載置台の傾きを調整
する機構は、回転支柱に取り付けた左右側板から
成るブラケツトに一つの枢動孔と、この枢動孔を
向心点とする円弧上に隔設した複数の調整孔とを
設け、また載置台の後部下面に取り付けた左右側
板から成る取付部材に、一つの枢動孔と1つの調
整孔とを設け、前記各枢動同士を枢軸により連結
すると共に、任意の一つの調整孔を選択して、そ
れらを頭部にツマミを設けたボルトと、ツマミを
設けたナツトとの螺合緊締により、連結して、載
置台の傾きを調整する構成のものであつた。
考案が解決しようとする課題 ところが、上記した従来の構成によれば、載置
台の傾きの調整に際しては、ボルトをナツトから
外したのち、それ一度各調整孔から引き抜き、再
び他の調整孔に挿通して螺合緊締しなければなら
ず、しかも一般にブラケツト及び取付部材は、左
右側板を有するコ字状部材から成るので、ボルト
を挿通する孔が4個存在し、その4個の孔にボル
トを挿通する作業は極めて面倒であり、従つて電
話機の載置台の傾きを調整する手段としては不都
合であつた。
課題を解決するための手段 そこで本願はボルトを調整孔から抜き取ること
なく、傾きを調整することができるように、支柱
の側面に装着した左右側板から成るブラケツト
に、載置台の後部下面に装着した前記側板に連結
される左右側板から成る取付部材とを傾動可能に
取り付けて成る電話機載置台の取付装置におい
て、前記取付部材の両側板に、一つの枢動孔と一
つの調整孔とを夫々設け、またブラケツトの一方
の側板に、一つの枢動孔と、この枢動孔を向心点
とする円弧上に隔設した複数の調整孔と、これら
の調整孔を連通するスリツトとを設けると共に、
他方の側板に、一つの枢動孔と、この枢動孔を向
心点とする円弧に沿つて延びる案内スリツトとを
設け、前記取付部材の一方の側板の調整孔と、ブ
ラケツトの各調整孔とを、後述するボルトの扁平
部が回転し得る大きさに、かつ、調整孔同士を連
通するスリツトの幅を、前記扁平部が垂直状に通
過し得る大きさに、さらに案内スリツトの幅をボ
ルトが通過し得る大きさに夫々形成し、前記枢動
孔同士を枢軸により連結接続すると共に、一端に
扁平部を形成したボルトを、取付部材の各調整孔
と、ブラケツトの任意の一つの調整孔と案内スリ
ツトとに挿通して、これにナツトを螺合緊締した
ことを特徴とするものである。
上記において、ナツトを緩めるとき、ナツトと
ボルトが分離しないように、ボルトの先端部に、
ナツトと係合する抜止片を設ける。また好ましく
は取付部材が、後向きのコ字状部材から成り、ブ
ラケツトが、下向きのコ字状部材から成るもので
ある。さらに上記において、取付部材に設けた一
つの枢動孔と一つの調整孔をブラケツトに、また
ブラケツトを設けた1つの枢動孔と、複数の調整
孔と、これらを連通するスリツトと、案内スリツ
トとを取付部材に夫々設けてもよいことは勿論で
ある。
作 用 しかしてこの構成において、載置台の傾きを調
整するときは、ボルトとナツトとの緊締を緩めた
状態で、ボルトの扁平部を垂直状にしてスリツト
内を移動すると共に、ボルトを案内スリツト内で
移動し、前記扁平部が任意の調整孔に位置したの
ち、ボルトを回動して扁平部をほぼ水平とした状
態でボルトとナツトとを再び緊締するものであ
る。
実施例 以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述する
と、1はコ字状に形成され、下片1aの前端部内
面に、幅方向に延びる当接片2を止着し、かつ、
上片1bに中心孔3を有した支持部材であつて、
前記上片1bの上面には、中心にネジ孔4を貫通
し、かつ下面に有した細径部が前記中心孔3に嵌
合した螺合駒5と、回転止め用のピン6とが熔接
などにより夫々固着してあり、前記螺合駒5の外
周には、前記支持部材1の上片1bに垂直状に起
立する長尺な固定支柱7の下端部が嵌合され、こ
れらも熔接などにより固着してある。8は前記固
定支柱7の下部に回転可能に嵌合した案内部材
で、外周に環状凸部を高さ方向に配しかつ、係止
突部9を有した細径部の上部8aと、内面に前記
ピン6を介入すると共に、一部に該ピン6と当接
して案内部材8の回転を規制するストツパー片1
0を有した太径の下部8bとから成り、かつ、前
記上部8aの外周には、前記固定支柱7よりも若
干短い回転支柱11の下端部が圧入により嵌着し
てあると共に、その下端に設けた切欠12が前記
係止突部9に係止され、従つて回転支柱11は、
案内部材8と一体となつて、固定支柱7の外周を
回転する。13は下面にゴムなどの弾性片14を
張着し、かつ上面外周に環状のリブ15を有した
円板状の圧接板、16は中心部に前記螺合駒5の
ネジ孔4と螺合する長尺なネジ軸17を立設し、
外周に握り部18を有すると共に、下端部と前記
圧接板13のリブ15に回転可能に嵌合した操作
部材で、該操作部材16と前記圧接板13とは、
その中心位置でネジ19により回転可能に連結し
てある。20は前記固定支柱7の上端部に嵌着し
たキヤツプ、21は前記回転支柱11の上端部外
周に密嵌し、かつ下縁一部に後述のブラケツト2
3と係合する切欠21′を有した支持キヤツプで、
その内周面に、前記固定支柱8の上端部外周面と
回転可能に嵌合する嵌合部23が一体に設けてあ
る。23は回転支柱11の上部外周に突設したブ
ラケツトで、これに載置台24の後部下面に設け
た取付部材25が前記載置台24には、従来と同
様に電話機の前面に当接する受止片25と、電話
機の上面をその左右側方から夫々抑止する抑止片
26とが備えてあり、またブラケツト23は下向
きコ字状に屈曲され、後縁が回転支柱11の外周
面に固着されるコ字状部材から成り、また前記取
付部材25は後向きコ字状に屈曲され、上縁に載
置台24の後部下面が取り付けられるコ字状部材
から成り、上記ブラケツト23と取付部材25の
各左右側板には、第4,5図で示すように夫々一
つの枢動孔31と32とが設けてあると共に、ブ
ラケツト23の一方の側板には、前記枢動孔31
を向心点とする円弧rに沿つて複数の調整孔33
aと33b及び前記円弧rに沿つて伸びて前記調
整孔33aと33bとを連通するスリツト34
が、また他方の側片には、前記枢動孔31を向心
点とする円弧rに沿つて延びる案内スリツト35
が夫々設けてあり、さらに前記取付部材25の左
右側片には、左右で対向する一つの調整孔36,
36′が設けてある。
そして本願は上記における調整孔33a,33
b及び36を、ボルト37の頸部に一体に設けた
断面長方形状の扁平部38が回転し得る大きさに
形成すると共に、前記調整孔33a,33bを連
通するスリツト34の幅を、前記扁平部38が垂
直状に通過し得る大きさに、さらに案内スリツト
35の幅をボルト37が通過し得る大きさに夫々
形成するものである。
前記ボルト37は、第6図から明らかなよう
に、その頭部にツマミ39を有し、またこれに螺
合するナツト40は中心部に凹部41を有すると
共に、第3図で示すように、前記ボルト37の先
端に設けた抜止片42が、前記凹部41内に臨ん
でいる。
しかして、載置台24の傾きを調整するとき
は、ボルト37とナツト40との緊締を緩めた状
態で、ボルト37の扁平部38を垂直状にして連
通スリツト34内で移動すると共に、前記扁平部
38を、調整孔33a或いは33bに位置させた
のち、ツマミ39を回動して扁平部38をほぼ水
平とした状態で、ボルト37とナツト40とを再
び緊締するものである。
なお上記において、ブラケツト23側に、一つ
の調整孔32と左右で対向する調整孔36,3
6′を、取付部材25側に、一つの調整孔31と
複数の調整孔33aと33bと、スリツト34
と、案内スリツト35とを夫々設けてもよいこと
は勿論である。
考案の効果 本願は叙上のように構成されているので、電話
機の載置台の傾きを調整する場合に、従来のよう
に、ボルトをナツトから外してブラケツト及び取
付部材の各調整孔から抜き取り、再びそれらの調
整孔に挿通するという面倒な手数が省略できて、
載置台の傾き調整に極めて便利であり、特にボル
トの先端部に、ナツトと係合する抜止片を設けた
ときは、ボルトとナツトが分離して紛失するよう
な惧れもないなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本願の実施例を示すもので、第1図は
一部裁断した総体側面図、第2図は載置台が傾斜
した状態の要部の側面図、第3図は要部の拡大縦
断面図、第4,5図は要部の分解側面図、第6図
はボルト、ナツトの分解斜視図である。 図中、1は支持部材、7は固定支柱、11は回
転支柱、23はブラケツト、24は載置台、25
は取付部材、31,32は枢動孔、33a,33
b,36,36′は調整孔、34はスリツト、3
5は案内スリツト、36は枢軸、37はボルト、
38は扁平部、40はナツト、41は凹部、42
は抜止片である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支柱の側面に装着した左右側板から成るブラ
    ケツトに、載置台の後部下面に装着した前記側
    板に連結される左右側板から成る取付部材とを
    傾動可能に取り付けて成る電話機載置台の取付
    装置において、前記取付部材の両側板に、一つ
    の枢動孔と一つの調整孔とを夫々設け、またブ
    ラケツトの一方の側板に、一つの枢動孔と、こ
    の枢動孔を向心点とする円弧上に隔設した複数
    の調整孔と、これらの調整孔を連通するスリツ
    トとを設けると共に、他方の側板に、一つの枢
    動孔と、この枢動孔を向心点とする円弧に沿つ
    て延びる案内スリツトとを設け、前記取付部材
    の一方の側板の調整孔と、ブラケツトの各調整
    孔とを、後述するボルトの扁平部が回転し得る
    大きさに、かつ、調整孔同士を連通するスリツ
    トの幅を、前記扁平部が垂直状に通過し得る大
    きさに、さらに案内スリツトの幅をボルトが通
    過し得る大きさに夫々形成し、前記枢動孔同士
    を枢軸により連結接続すると共に、一端に扁平
    部を形成したボルトを、取付部材の各調整孔
    と、ブラケツトの任意の一つの調整孔と案内ス
    リツトとに挿通して、これにナツトを螺合緊締
    したことを特徴とする電話機載置台の取付装
    置。 (2) ボルトの先端部に、ナツトと係合する抜止片
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の電話
    機載置台の取付装置。 (3) 取付部材が、後向きのコ字状部材から成り、
    ブラケツトが、下向きのコ字状部材から成る請
    求項1または2記載の電話機載置台の取付装
    置。 (4) 取付部材に設けた一つの枢動孔と一つの調整
    孔をブラケツトに、またブラケツトに設けた一
    つの枢動孔と、複数の調整孔と、これらを連通
    するスリツトと、案内スリツトとを取付部材に
    夫々設けたことを特徴とする請求項1,2また
    は3記載の電話機載置台の取付装置。
JP1989000560U 1989-01-09 1989-01-09 Expired - Lifetime JPH0510446Y2 (ja)

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