JPH05103444A - 電動機の冷却構造 - Google Patents

電動機の冷却構造

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JPH05103444A
JPH05103444A JP3287074A JP28707491A JPH05103444A JP H05103444 A JPH05103444 A JP H05103444A JP 3287074 A JP3287074 A JP 3287074A JP 28707491 A JP28707491 A JP 28707491A JP H05103444 A JPH05103444 A JP H05103444A
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refrigerant
motor
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JP3287074A
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Masaru Ozawa
勝 小澤
Shoei Abe
昇栄 阿部
Yukihiko Itai
幸彦 板井
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機全体、特に、ロータを効果的に冷却で
きる電動機の冷却構造を提供すること。 【構成】 モータケース10内にロータ16を回転自在
に収容し、モータケース10内壁にロータ16の径方向
外方でステータ18を固設するとともに、モータケース
10内に冷媒通路20,22を形成し、この冷媒通路2
0,22を流れる冷却媒体でロータ16あるいはステー
タ18の少なくとも一方を冷却するようにした電動機に
おいて、前記ステータ18と前記ロータ16との間に第
1の冷媒通路20を形成するとともに、前記ロータ16
内部に回転軸14方向に第2の冷媒通路22を形成し、
第1の冷媒通路20と第2の冷媒通路22とを回転軸1
4方向一方側で連通し、第1の冷媒通路20と第2の冷
媒通路22とを連続して冷却媒体が流れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動機の冷却構造、特
に、冷却効率の向上を図った冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機の冷却構造としては、例え
ば、特開昭56−123765号公報に記載されたもの
が知られる。この冷却構造は、モータケース内にステー
タとロータとの間に隙間を形成し、この隙間に臨んで冷
却フィンを設ける。そして、冷却フィンを回転させて隙
間に空気を流し、この隙間を流れる空気でステータの巻
線等を冷却する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電動機の冷却構造にあっては、ロータとステー
タとの間の隙間を流れる空気でロータとステータとの双
方を冷却しなけらばならず、電動機の効果的な冷却、特
に、ロータの効果的な冷却が困難であるという問題があ
った。この発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、
電動機、特にロータを効果的に冷却できる冷却構造を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の電動機の冷却構造は、モータケース内に
ロータを回転自在に収容し、モータケース内壁にロータ
の径方向外方でステータを固設するとともに、モータケ
ース内に冷媒通路を形成し、この冷媒通路を流れる冷却
媒体でロータあるいはステータの少なくとも一方を冷却
するようにした電動機において、前記ステータと前記ロ
ータとの間に第1の冷媒通路を形成するとともに、前記
ロータ内部に回転軸方向に第2の冷媒通路を形成し、第
1の冷媒通路と第2の冷媒通路とを回転軸方向一方側で
連通し、第1の冷媒通路と第2の冷媒通路とを連続して
冷却媒体が流れるようにした。
【0005】
【作用】この発明にかかる電動機の冷却構造は、ステー
タとロータとの間に第1の冷媒通路を、ロータ内部に第
2の冷媒通路を形成し、これら冷媒通路を連通して冷却
媒体を連続的に流すようにしたため、ステータ等を効果
的に冷却でき、特に、ロータを径方向内外から有効に冷
却できる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の第1実施例にかかる電動機の
冷却構造を示す縦断面図である。図中、11は両端が開
口した円筒状のケース本体であり、ケース本体11には
両端開口に円板状の端蓋12,13が固定される。これ
らケース本体11および端蓋11,12がモータケース
10を構成する。
【0007】モータケース10内には、径方向中心部分
にロータ16が回転自在に図中左右に配置され、ロータ
16の径方向外方にステータ18がケース本体11内壁
に固設される。このモータケース10内には端板12の
図中右側に円筒状の空間21が、また、ロータ16とス
テータ18との間に環状の隙間が第1の冷媒通路20と
して形成される。この第1の冷媒通路20は、図中右端
が端板13に形成された通気孔13aから外部に開放さ
れ、また、後述するように、左端が空間21を介しロー
タ16内の第2の冷媒通路と連通する。
【0008】ロータ16は、内部に第2の冷媒通路22
が形成された円筒状の筒部材16aの外周に磁石16b
を固定して構成される。筒部材16aは、図中右端が端
蓋13にベアリング17で回転自在に支持され、左端に
出力軸14が嵌合して出力軸14と一体回転可能に連結
する。この筒部材16a内の第2の冷媒通路22は、図
中右端が外部に開放され、左端が空間21を介し第1の
冷媒通路20と連通する。
【0009】出力軸14は、端板12の中央部分をベア
リング15を介し回転自在に貫通して図中左端が外部に
突出し、右端に径が大きなフランジ部14aを形成され
る。このフランジ部14aは、外周に周方向に離隔して
複数の切欠19が形成され、筒部材16aに嵌合して筒
部材16a内面との間に連通路19(切欠と同一番号を
付す)を形成する。この連通孔19は空間21に開口し
て筒部材16aの第2の冷媒通路22を第1の冷媒通路
20と連通する。
【0010】ステータ18は、ヨーク18aにコイル1
8bを巻線して構成され、ヨーク18aがケース本体1
1内壁面に固定される。周知のように、ステータ18は
コイル18bが図外の駆動回路等に結線される。なお、
図中、27は端蓋12の内面に固設された導風部材であ
る。
【0011】このような電動機の冷却構造にあっては、
図中矢印で示すように、冷却風が第2の冷媒通路22の
右端からモータケース10内に流入し、この冷却風が空
間21および第1の冷媒通路20を経て通気孔から外部
へ流れる。このため、ロータ16を冷媒通路20,22
を流れる冷却風で内外から効果的に冷却でき、また、ス
テータ18も冷媒通路20を流れる冷却風で冷却でき
る。
【0012】図2はこの発明の第2実施例にかかる電動
機の冷却構造を示し、電動機の断面図である。なお、こ
の第2実施例および後述する第3、第4実施例では、上
述の第1実施例と同一の部分には同一の番号を付して説
明を省略する。
【0013】この実施例は、ステータ18のヨーク18
aの外周に複数の切欠30を形成し、この切欠でケース
本体11の内壁面との間に複数の冷媒通路30(切欠と
同一番号を付す)を隔成する。
【0014】この第2実施例は、冷却風が図中矢印で示
すように冷却風が冷媒通路22から冷媒通路20,30
に分流し、これら冷媒通路20,30を流れる冷却風で
ステータ18が径方向内外から冷却される。このため、
ステータ18の冷却をも効果的に行なえる。
【0015】図3はこの発明の第3実施例を示し、電動
機の縦断面図である。この第3実施例は、ロータ16の
右端にホルダ40を設け、このホルダ40に駆動回路を
構成するFET等のスイッチ素子42を取り付けたもの
である。ホルダ40は、円筒状を成し、内周面がベアリ
ング17を介しロータ16の筒部材16aと回転自在に
係合し、外周面が仕切部材41によりケース本体11と
隔てられて取り付けられる。このホルダ40は、内部に
第2の冷媒通路22を外部に開放する通路40aが形成
され、また、ケース本体11との間に第1の冷媒通路2
0を外部に開放する通風路43を形成する。90は放熱
フィンである。
【0016】この第3実施例にあっては、冷却風が図中
矢印で示すように流れ、スイッチ素子42を冷却した後
にロータ16とステータ18とを冷却する。このため、
駆動回路を電動機のモータケース10内に組み付けても
駆動回路の冷却性が損われることがなく、駆動回路と電
動機とを含む全体としての小型化が図れる。
【0017】図4はこの発明の第4実施例を示し、電動
機の縦断面図である。この第4実施例は、ロータ16内
に出力軸14との結合部分でフィン50を設け、強制的
に冷却する。このため、より効果的に冷却でき、また、
フィン50により全体として大型化することもなく小
型、軽量化が図れる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
電動機の冷却構造によれば、ステータとロータとの間に
第1の冷媒通路を形成するとともに、ロータを中空状に
成形してロータ内に第2の冷媒通路を形成するため、ス
テータ等の構成部分、特にロータを効果的に冷却できる
ようになり、また、冷却ファンをロータ内に組み込んで
小型化を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる電動機の冷却構
造の縦断面図
【図2】この発明の第2実施例にかかる電動機の冷却構
造の縦断面図
【図3】この発明の第3実施例にかかる電動機の冷却構
造の縦断面図
【図4】この発明の第4実施例にかかる電動機の冷却構
造の縦断面図
【符号の説明】
11・・・ケース本体、 12,13・・・端蓋、 14・・・
モータケース、 15・・・回転軸、 16・・・ロータ、
18・・・ステータ、 20・・・第1の冷媒通路、21・・・
空間、 22・・・第2の冷媒通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケース内にロータを回転自在に収
    容し、モータケース内壁にロータの径方向外方でステー
    タを固設するとともに、モータケース内に冷媒通路を形
    成し、この冷媒通路を流れる冷却媒体でロータあるいは
    ステータの少なくとも一方を冷却するようにした電動機
    において、 前記ステータと前記ロータとの間に第1の冷媒通路を形
    成するとともに、前記ロータ内部に回転軸方向に第2の
    冷媒通路を形成し、第1の冷媒通路と第2の冷媒通路と
    を回転軸方向一方側で連通し、第1の冷媒通路と第2の
    冷媒通路とを連続して冷却媒体が流れるようにしたこと
    を特徴とする電動機の冷却構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106411010A (zh) * 2016-11-21 2017-02-15 南京磁谷科技有限公司 一种高速电机中转子冷却结构
CN111509912A (zh) * 2020-04-30 2020-08-07 北京理工大学 具有扰流散热结构的机器人动力关节及机器人

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106411010A (zh) * 2016-11-21 2017-02-15 南京磁谷科技有限公司 一种高速电机中转子冷却结构
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WO2021217883A1 (zh) * 2020-04-30 2021-11-04 北京理工大学 具有扰流散热结构的机器人动力关节及机器人

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