JPS6387143A

JPS6387143A - 電動機

Info

Publication number: JPS6387143A
Application number: JP22932086A
Authority: JP
Inventors: Shukichi Shutoku; 修吉酒徳; Satoru Ko; 悟広; Susumu Nakagawa; 進中川
Original assignee: Shinko Electric Co Ltd
Current assignee: Shinko Electric Co Ltd
Priority date: 1986-09-27
Filing date: 1986-09-27
Publication date: 1988-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、電動機に係わり、特にステータコイルの温度
上昇を抑制することにより小型化を図ることができる電
動機に関する。

［従来の技術１近年、各種産業機器、民生機器の小型、軽量化に伴い、
これらの機器に組み込まれろ電動機の小型化の要求が強
まっている。

第３図は従来の電動機の構成を示す半断面図、第４図は
第３図のＡ−Ａ線に沿う矢視断面図である。これらの図
において符号ｌはケーシングであり、円筒状のケーシン
グ本体２と、ケーシング本体２に取付固定された円板状
のエンドカバ３、・１とから構成されている。ケーシン
グ本体２の内周壁には、軸方向に延びる補強リブ２ａ、
２ａ・・・が一定の間隔で形成されている。エンドカバ
３の周縁内方には、周方向に一定の間隔をおいて通風孔
３ａ、３ａ・・・−が形成され、これらの通風孔３ａ、
３ａ・・・の内方には周方向に一定の間隔をおいて通風
孔３ｂ、３ｂ・・・が形成され、さらに、内方には周方
向に一定の間隔をおいて通風孔３Ｃ１３ｃ・・・が形成
されている。同様にエンドカバ４には通風孔４ａ、　４
ａ・”　”、４ｂ、　４ｂ−−−１４ｃ、４ｃ・・・が
形成されている。

また、ケーシング本体２には、補強リブ２ａ。

２ａ・・・を介してステータ５が取付固定されており、
ステータコア５ａにはステータコイル５ｂが嵌込まれて
いる。ステータコア５ａの内周には、若干の間隙を隔て
てロータ６が回転軸７に取付固定されており、回転軸７
は軸受８．９を介してエンドカバ３．４に回動自在に支
持されている。また、回転軸７には、複数の冷却ファン
ＩＱ、１０・・・が取付固定されている。なお、１１は
脚である。

運転時には、ロータ６の回転に伴い冷却ファン１０、ｌ
Ｏ・・・が回転すると、通風孔３ａ、３ａ・・・、３ｂ
、３ｂ・・・、３ｃ、３ｃ・・・から電動機内部へ入っ
た外気が、ステータコア５ａとロータ６との間隙、およ
びケーシング本体２内周壁、ステータコア５ａ外周壁、
補強リブ２ａ、２ａ・・・によって形成された空間を流
れ、通風孔４ａ、４ａ・・・、４ｂ、４ｂ・・・、４ｃ
、４ｃ・・・から電動機外部へ排出されろ（図示の矢印
方向）。この通風によりステータコア５ａ、ステータコ
イル５ｂ、ロータ６が冷却される。

［発明が解決しようとする問題点］ところで、電動機の小型軽量化を図る方法として、ステ
ータコイル５ｂ絶縁の耐熱ランクを上げることが考えら
れる。しかし、この方法ではＦｌ絶縁（許容最高温度・
１５５℃）までは、比較的低コストで行うことが可能で
あるが、Ｉ（種絶縁（許容最高温度・１８０℃）以上に
なるとコスト高となる。

また、軽量化を図る方法として、ケーシングｌをプラス
チックにより形成することが考えられるが、ステータコ
イル５ｂの温度上昇が増大すると強度上問題が生ずる。

本発明は上記事情に鑑み、絶縁の耐熱ランクを上げるこ
となくステータコイルの温度上昇を抑制することにより
、小型化を図ることができる電動機を提供することを目
的とする。

「問題点を解決するための手段］本発明は、筒状のケーシング本体、該ケーシング本体の
一端側に設けられ複数の通風孔が形成された第１のエン
ドカバおよび前記ケーシング本体の他端側に設けられ複
数の通風孔が形成された第２のエンドカバからなろケー
シングと、複数の補強リブを介して前記ケーシング本体
の内周壁に固定されたステータと、該ステータ内で回転
駆動されるロータと、該ロータの回転軸に直結されたフ
ァンとを具備してなる電動機において、前記ステータの
外周壁の軸方向に延びるフィンを前記複数の補強リブに
よって挾まれた該外周壁の周方向に複数箇所形成し、前
記ステータの外周壁と前記ケーシング本体の内周壁とが
成す空間および前記ステータと前記ロータとの間隙を通
風路としたことを特徴とするものである。

［作用　］本発明によれば、電動機内部へ入った外気が、冷却フィ
ンが形成されたステータの外周壁とケーシング本体の内
周壁とが成す空間、およびステータとロータとの間隙を
流れ電動機外部へ排出されるので、冷却風とステータと
の接触面積が従来のステータの場合と比較し大幅に増大
する結果、ステータの冷却が大幅に促進され、ステータ
コイルの温度上昇を抑制することができろ。これにより
、合理的な冷却構造が可能となり、ステータコア、ステ
ータコイル、ロータ、通風路等の寸法を圧縮することが
でき、電動機の小型化を図ることができる。

し実施例］以下、図面を参照し本発明の一実施例について説明ずろ
。

第１図は本実施例による電動機の構成を示す断面図、第
２図はステータコア２０の構成を示す断面図である。第
１図に示す各部が第４図に示す各部と同一の部分には同
一の符号を付しその説明を省略する。第１図に示すもの
か第４図に示すものと異なる点は、各補強リブ２ａ、２
ａ・・・によって挾まれた、ステータコア２０の各外周
壁２０ａ、　２０ａ・・・に多数の肉薄の冷却フィン２
０ｂ、２０ｂ・・・が−定の間隔で軸方向に一体に形成
されている点である。なお、ステータコア２０、ステー
タコイル（図示路）がステータ２１を構成している。

このような構成によれば、電動機内部へ入った外気が、
ステータコア２０とロータ６との間隙、およびケーシン
グ本体２内周壁、ステータコア２０外周壁、冷却フィン
２０ｂ、　２０ｂ・・・、補強リブ２ａ。

２ａ・・・によって形成された空間を流れ、電動機外部
へ排出されることにより、ステータコア２Ｇ、ロータ６
が冷却される。この場合、ステータコア２０外周壁には
多数の冷却フィン２０ｂ、　２０ｂ・・・が形成されて
いるので、冷却風とステータコア２０との接触面積が、
通常のステータコアの場合と比較し２〜４倍となる。こ
れにより、ステータコア２０の冷却が大幅に促進され、
ステータコイルの温度上昇を抑制することができるので
、ステータコア２０、ステータコイル、ロータ６、通風
路等の寸法を圧縮することが可能となり、電動機の小型
化を図ることができる。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、ステータの外周壁
の軸方向に延びろフィンを前記複数の補強リブによって
挾まれた該外周壁の周方向に複数箇所形成し、ステータ
の外周壁とケーシング本体の内周壁とが成す空間および
ステータとロータとの間隙を通風路とする構成としたの
で、ステータコイルの温度上昇を抑制することができる
。これにより、ステータコイル絶縁の耐熱ランクを上げ
なくとし、合理的な冷却構造が可能となり、ステータコ
ア、ステータコイル、ロータ、通風路等、電動機各部の
寸法を圧縮することができ、電動機の小型化を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による電動機の構成を示す断
面図、第２図は本実施例によるステータコア２０の構成
を示す断面図、第３図は従来構成を示す半断面図、第４
図は第３図のＡ−Ａ線に沿う矢視断面図である。ｌ・・・・・・ケーシング、　　２・・・・・・ケーシ
ング本体、２ａ・・・・・・補強リブ、　　３・・・・
・・エンドカバ（第１のエンドカバ）、　３ａ〜３ｃ・
・・・・・通風孔、　４・・・・・・エンドカバ（第２
のエンドカバ）、　　４ａ〜４Ｃ・・・・・・（通風孔
）、　　６・・・・・・ロータ、　１０・・・・・・冷
却ファン（ファン）、　２０・・・・・・ステータコア
、　２０ｂ・・・・・・冷却フィン（フィン）、２１・
・・・・ステータ。

Claims

【特許請求の範囲】

筒状のケーシング本体、該ケーシング本体の一端側に設
けられ複数の通風孔が形成された第１のエンドカバおよ
び前記ケーシング本体の他端側に設けられ複数の通風孔
が形成された第２のエンドカバからなるケーシングと、
複数の補強リブを介して前記ケーシング本体の内周壁に
固定されたステータと、該ステータ内で回転駆動される
ロータと、該ロータの回転軸に直結されたファンとを具
備してなる電動機において、前記ステータの外周壁の軸
方向に延びるフィンを前記複数の補強リブによって挾ま
れた該外周壁の周方向に複数箇所形成し、前記ステータ
の外周壁と前記ケーシング本体の内周壁とが成す空間お
よび前記ステータと前記ロータとの間隙を通風路とした
ことを特徴とする電動機。