JPH05103339A - 自動白バランス制御装置 - Google Patents

自動白バランス制御装置

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JPH05103339A
JPH05103339A JP3284045A JP28404591A JPH05103339A JP H05103339 A JPH05103339 A JP H05103339A JP 3284045 A JP3284045 A JP 3284045A JP 28404591 A JP28404591 A JP 28404591A JP H05103339 A JPH05103339 A JP H05103339A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単色の被写体による影響を低減させた自動白
バランス制御装置を提供する。 【構成】 色差信号R-Y 及びB-Y を所定周波数でサンプ
ルし、A/D変換器(20,21)によりデジタル値に変換す
る。各デジタル色差値がR-Y 及びB-Y を縦軸及び横軸と
する2次元座標のどの象限に属するかを象限判定回路22
により判定しながら、1フィールド分のデジタル色差値
R-Y を積算手段(28, 29, 30)により象限毎に積算する。
また、1フィールド分のデジタル色差値R-Y に関し、1
サンプル期間離れたもの同士の差分デジタル値も象限毎
に積算する。1フィールド分のデジタル色差値B-Y に関
しても上記の2種の積算を行なう。両色差値R-Y 及びB-
Y の各象限の積算値を比較してマイクロプロセッサ31に
よりR-Y 及びB-Y の利得を制御する場合、差分デジタル
値の積算値が小さい象限の色差値の積算値には小さい重
みを付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオカメラ
等の撮像装置に用いられる自動白バランス制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等に使用される自動
白バランス制御装置としては種々の形式のものが提案さ
れている。例えば、特開昭60-74892号には2つの色差信
号R-Y及びB-Y をデジタル値に変換してメモリに記憶
し、各色差信号に関して記憶されたこれら値の平均値を
各々求め、これらの平均値が予め決められた基準値と各
々等しくなるように赤及び青の色信号に対する増幅利得
を制御するようにした自動白バランス装置が開示されて
いる。
【0003】しかしながら、上述した形式の自動白バラ
ンス制御装置には次のような問題がある。即ち、撮像画
像中に白以外の単色の被写体があると、その被写体の色
が褪せてしまう。これは、当該被写体の単色の色情報が
白バランス制御用の情報としても使用されてしまうから
である。
【0004】
【発明の目的及び概要】従って、この発明の目的の一つ
は単色の被写体を含むような画像に対しても適切な自動
白バランス制御を行うことができるような自動白バラン
ス制御装置を提供することにある。
【0005】また、この発明の他の目的は上記のような
自動白バランス制御装置であって、比較的簡素な構成で
実現することができるような自動白バランス制御装置を
提供することにある。
【0006】したがって、この発明による自動白バラン
ス制御装置は、画像信号に含まれる2つの色情報成分の
各々を順次サンプルしてデジタル色情報データに変換す
るアナログ・デジタル変換手段と、前記2つの色情報成
分に各々対応する座標軸を持つ2次元座標系において、
現サンプル時点の前記2つの色情報成分が示す座標がこ
の座標系上のどの象限に属するかを判定し、この判定さ
れた象限を表す象限信号を発生する象限判定手段と、前
記2つの色情報成分の各々に関して、現サンプル時点の
色情報データとこの時点から所定サンプル数ずれた時点
の色情報データとの間の差分データを形成する差分形成
手段と、前記の両色情報データ及び前記の両差分データ
の4種のデータを、前記象限信号に基づいて、少なくと
も1画面分の前記画像信号に関して前記座標系の各象限
毎に積算する積算手段と、前記2つの色情報成分の各々
に関して、前記色情報データの前記座標系の各象限にお
ける積算値を当該色情報データに対応する前記差分デー
タの各象限における積算値に応じた重みを各々付した後
に相互に比較し、この比較結果に応じた制御信号を発生
するデータ処理手段と、前記2つの色情報成分に対応す
るこれら制御信号に応じて前記色情報成分に対する増幅
利得を各々制御する利得制御手段と、を有して構成され
ていることを特徴としている。
【0007】上記のような構成によれば、単色の被写体
に関する色情報を上記の差分データの積算値として得る
ことが可能であるから、色情報データの積算値に差分デ
ータの積算値に応じた重みを付与することにより白バラ
ンスの制御に用いられる色情報への単色の被写体の色情
報の影響を低減することができ、これにより従来の装置
に較べより適切な白バランス制御を行うことが可能であ
る。
【0008】なお、上記の差分データの積算値に基づい
て付与される重みは、差分データの積算値が小さい程小
さくするとよい。
【0009】
【実施例】先ず、この発明の原理を図1を参照して説明
する。図1は縦軸が画像情報の色差成分R-Y に、横軸が
色差成分B-Y に各々対応する二次元座標系である。この
発明においては、撮像された画像全体におけるR-Y色差
成分及びB-Y 色差成分のサンプル値が図1に示す座標系
上にどのように分布するかを調べ、R-Y 色差成分及びB-
Y 色差成分の各々についてこの座標系の各象限内に分布
するサンプル値の総和を求める。更に、各象限内に分布
するR-Y 色差成分及びB-Y 色差成分の各々については、
各サンプル値と、それらに対して1サンプル期間だけず
れたサンプル値との各差分(絶対値)の総和を求める。
次に、R-Y 色差成分及びB-Y 色差成分の各々について、
前記座標系における正側のサンプル値の総和と負側のサ
ンプル値の総和との和が零に近づくように、該当する色
差成分用の増幅利得を制御するが、この場合に前記の差
分の総和が小さい象限のサンプル値の総和は無視するか
又は低い重みを付与して使用する。
【0010】上記の制御において差分の総和が小さい象
限のサンプル値の総和を無視するか又は低い重みを付与
して使用する理由は、このような象限におけるサンプル
値の総和の大部分が単色被写体の色情報によるもので、
白バランスの制御に用いるのは好ましくないからであ
る。
【0011】図2は、この発明による自動白バランス制
御装置をビデオカメラに適用した場合の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【0012】図2において、撮像レンズ10を介して得ら
れる光学画像情報は例えばCCD 等からなるイメージセン
サ11により対応する電気画像信号に変換される。この画
像信号はプリアンプ12により増幅された後、輝度信号処
理回路13と色分離回路14とに供給される。輝度信号処理
回路13は前記画像信号からその輝度成分を抽出し、この
輝度成分に所定の処理を施すことにより輝度信号Yを作
成し既知の構成のエンコーダ回路15へ供給する。
【0013】色分離回路14は前記画像信号から2つの色
信号C1及びC2を抽出して利得制御型増幅器16及び17へ各
々供給する。これら増幅器16及び17は赤色及び青色に各
々対応する上記色信号C1及びC2を、それらの制御端子16
c 及び17c に印加される信号に応じた利得で増幅し、マ
トリクス回路18及び19へ各々供給する。これらマトリク
ス回路18及び19はこれら信号と前記輝度信号処理回路13
の出力とに基づいて前記画像信号の色差信号R-Y 及びB-
Y を形成する。前記エンコーダ回路15はこれら色差信号
R-Y 及びB-Y と前記輝度信号Yとからカラービデオ信号
を形成して当該ビデオカメラの図示せぬ各部に供給す
る。
【0014】なお、以上に述べた回路部分の構成は既知
のものであるから、これ以上詳細には説明しない。
【0015】上記色差信号R-Y 及びB-Y はアナログ・デ
ジタル(A/D)変換器20及び21により所定のサンプル
周波数fsで例えばnビットのデジタル値(R-Y) 及び(B-
Y) に各々変換される。ここで、デジタル色差値(R-Y)
は象限判定回路22の第1入力端子22a と、1サンプル期
間の遅延時間を持つ遅延回路23の入力端子と、差分形成
器24の一方の入力端子と、マルチプレクサ回路25の第1
入力端子25-1とに供給される。上記差分形成器24は現時
点のデジタル色差値(R-Y) と、その他方の入力端子に供
給される1サンプル期間前のデジタル色差値(R-Y) との
差(絶対値)をとり、この差分d1をマルチプレクサ回路
25の第2入力端子25-2へ供給する。なお、このような差
分形成器は、既知の減算器と絶対値回路とを組み合わせ
ることにより容易に構成することができる。一方、デジ
タル色差値(B-Y) は前記象限判定回路22の第2入力端子
22b と、1サンプル期間の遅延時間を持つ遅延回路26の
入力端子と、差分形成器27の一方の入力端子と、前記マ
ルチプレクサ回路25の第3入力端子25-3とに供給され
る。上記差分形成器27は現時点のデジタル色差値(B-Y)
と、その他方の入力端子に供給される1サンプル期間前
のデジタル色差値(B-Y)との差(絶対値)をとり、この
差分d2をマルチプレクサ回路25の第4入力端子25-4へ供
給する。マルチプレクサ25は、例えば垂直同期信号fvに
基づき、前記入力端子25-1、25-2、25-3及び25-4を1フ
ィールド期間が経過する毎に順次巡回的に切り換えて出
力端子25c に接続する。前記象限判定回路22はデジタル
色差値(R-Y) 及び(B-Y) に基づき、これら値により示さ
れる座標が図1に示した座標系のどの象限に属するかを
判別し該当する象限I、II、III 又はIVに対応する信号
S1、S2、S3又はS4を出力する。このような象限判定回路
は、詳細な構成は図示しないが、入力データの符号ビッ
トの4つの組合せをアンドゲート等を用いて判定するこ
とにより容易に構成することができる。
【0016】象限判定回路22が出力する信号S1ないしS4
はデータラッチ回路28-1ないし28-4のイネーブル端子
と、これらラッチ回路の出力データを入力するバッファ
回路29-1ないし29-4のイネーブル端子とに各々供給され
ている。バッファ回路29-1ないし29-4の出力端子は加算
器30の一方の入力端子に接続され、該加算器の他方の入
力端子は前記マルチプレクサ25の出力端子25c に接続さ
れている。この加算器30の出力端子はラッチ回路28-1な
いし28-4の各入力端子に接続されている。また、ラッチ
回路28-1ないし28-4の各ロード端子にはサンプル周期で
発生する信号fsが供給されている。この場合、例えば信
号S1が発生されるとバッファ回路29-1がイネーブルされ
てラッチ回路28-1の出力が加算器30に供給される一方、
該加算器のmビットの出力が信号fsにより同ラッチ回路
28-1にロードされ、かくしてラッチ回路28-1の内容には
マルチプレクサ25の出力が加算される。同様に、信号S2
ないしS4のいずれかが発生された場合は対応するラッチ
回路28の内容にマルチプレクサ25の出力が加算される。
なお、ラッチ28-1ないし28-4の全内容は各フィールドの
開始時点において信号fvにより予めクリアされるように
なっている。
【0017】バッファ回路29-1ないし29-4は、マイクロ
プロセッサ31から出力される図示せぬタイミング信号に
より各フィールド期間の終了時点に順次イネーブルされ
るようになっており、これらのイネーブル期間における
各バッファ回路の出力はラッチ回路32を介してマイクロ
プロセッサ31に順次読み込まれ該プロセッサに接続され
たメモリ33に記憶されるようになっている。このメモリ
には、更に、後述する利得制御を始めとする各種制御を
行うプログラム等が予め記憶されている。また、マイク
ロプロセッサ31の出力バスにはデジタル・アナログ(D
/A)変換器34及び35が接続され、これら変換器の出力
端子は前記利得制御型増幅器16及び17の制御入力端子に
各々接続されている。
【0018】次に、上記構成の自動白バランス調整装置
の動作を説明する。
【0019】当該ビデオカメラによる撮影が行われてい
るとすると、各フィールド期間においてはA/D変換器
20及び21からデジタル色差値R-Y 及びB-Y がサンプル周
波数fsに従って順次出力され、又これに応じて象限判定
回路22からはこれらデジタル色差値の各組合せが図1の
座標系におけるどの象限に属するかを示す信号S1、S2、
S3又はS4が順次出力される。一方、マルチプレクサ25に
おいては入力端子25-1ないし25-4がフィールド毎に切り
換えられて出力端子25c に順次接続される。
【0020】今、あるフィールド期間においてマルチプ
レクサ25の入力端子25-1が選択されているとすると、当
該フィールドにおいてはデジタル色差値R-Y が加算器30
に順次供給される。そして、これらの色差値R-Y の各々
はそのサンプル時点に象限判定回路22から出力される信
号S1、S2、S3又はS4に応じてラッチ回路28-1、28-2、28
-3又は28-4の内容に加算される。例えば、現サンプル時
点で象限判定回路22から信号S3が出力されたとすると、
このサンプル時点における色差値R-Y はラッチ回路28-3
の内容に加算される。このようにして、1フィールド期
間が経過するとラッチ回路28-1ないし28-4には1フィー
ルド期間内における全デジタル色差値R-Y が象限Iない
しIV毎に各々積算される。これらの積算値はマイクロプ
ロセッサ31により当該フィールドの終了時点でラッチ回
路28-1ないし28-4から順次読み出されメモリ33に記憶さ
れる。
【0021】次のフィールドが開始されると、信号fvに
よりラッチ回路28-1ないし28-4はクリアされ、マルチプ
レクサ25では端子25-2と25c とが接続される。この結
果、このフィールドにおいてはデジタル色差値R-Y の差
分d1が上記と同様の動作により各象限毎にラッチ回路28
-1ないし28-4に積算される。以下同様にして、更に次の
フィールドにおいてはデジタル色差値B-Y が各象限毎に
ラッチ回路28-1ないし28-4に積算され、さらにその次の
フィールドにおいては、デジタル色差値B-Y の差分d2が
各象限毎に積算される。
【0022】以上のようにして、4フィールド分の期間
が経過すると、メモリ33には色差値R-Y 、その差分d1、
色差値B-Y 及びその差分d2の各象限毎の積算値が得られ
る。
【0023】次に、マイクロプロセッサ31は上記各積算
値に基づいて増幅器16及び17の利得を制御し、これによ
り最適の白バランスが得られるようにする。即ち、マイ
クロプロセッサ31はメモリ33から先ず色差値R-Y の各象
限の積算値を読み出すと共に、これら積算値に予め決め
られた重みを付与する。これらの重みは、象限I及びII
I に対応するものが小、象限II及びIVに対応するものが
大となっている。その理由は、白バランスの制御には象
限II及びIVにおける色差情報が最も重要であるからであ
る。次に、マイクロプロセッサ31は色差値R-Y に関する
差分d1の各積算値をメモリ33から読み出すと共にこれら
の積算値が所定のしきい値より小さいか否かを各々判定
し、小さいと判定された積算値に対応する象限に関して
は上記色差値R-Y の積算値の重みを低下させるか又はこ
の積算値を零と見なす。次に、マイクロプロセッサ31は
上記のようにして重みが付与された各象限の色差値R-Y
の積算値のうち正側のものと負側のものとを比較し、こ
の比較結果に基づいて増幅器16の利得を制御する。即
ち、マイクロプロセッサ31は象限IとIIの色差値R-Yの
積算値の和と、象限III とIVの色差値R-Y の積算値の和
とを比較し、前者の和の方が大きい場合はD/A変換器
34へこれらの和の差に応じた分だけ現在値より小さい値
を出力することにより増幅器16の利得を低下させ、逆の
場合は増幅器16の利得を増加させる。
【0024】マイクロプロセッサ31は、上記と同様の制
御を色差値B-Y の積算値及び色差値B-Y に関する差分d2
の積算値についても行う。即ち、予め決められた重み及
び差分d2の積算値ら決められる重みを各々付与した色差
値B-Y の各積算値の象限IとIVにおける和と、象限IIと
III における和との比較に基づいてD/A変換器35へ出
力する値を変化させ、これにより増幅器17の利得を制御
する。
【0025】上記のような処理による各増幅器16、17の
利得の制御は、4フィールドを1周期として連続的に行
われ、これにより白バランスは常に最適状態に維持され
る。
【0026】なお、上記実施例において図1に破線で示
す座標系の中心付近の領域Vに関して、上述したのと同
様にして色差値R-Y とB-Y との各積算値を求め、この領
域V内の積算値がそれ以外の領域における各積算値より
も大幅に大である場合には、白バランスがとれていると
判断して増幅器16、17の利得を変化させないようにして
もよい。この場合、象限判定回路22は図2に破線で示す
ように色差値R-Y 及びB-Y が領域V内に位置する時に信
号S5を出力するように構成する。このような信号S5は象
限判定回路22内に、例えば、色差値R-Y 及びB-Y の各絶
対値を所定の値と各々比較する比較器と、これらの比較
器の出力の積をとるANDゲートとを設けることにより
簡単に構成することができる。また、図2の回路には上
記信号S5によりイネーブルされるラッチ回路28-5及びバ
ッファ回路29-5を各々設ける。更に、マイクロプロセッ
サ31はラッチ回路28-5から読み込まれた色差値R-Y とB-
Yの各積算値が、他のラッチ回路から読み込まれた積算
値に較べて大幅に大きい場合は、D/A変換器34、35へ
の出力値をそのまま維持するようにプログラムしてお
く。
【0027】また、上述した実施例においてはR-Y 、d
1、B-Y 及びd2の積算値を4フィールドを1周期として
求めるようにしたが、これらの積算値は例えば4フレー
ムを1周期として、又はこれより長い周期で求めるよう
にしてもよいし、回路の複雑化が許容されるならば、こ
れら4種の積算値を1フィールド期間内で求めるように
してもよい。
【0028】また、所定の重みが付与された各象限の色
差値の積算値R-Y 又はB-Y に更に差分d1又はd2の積算値
に基づいて重みを付与する場合、これらの重みは、差分
積算値の所定しきい値との比較結果に基づいて決定する
前述したやり方以外に、例えば差分積算値に所定の関係
で比例するものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による自動白バランス制御装
置の動作原理を説明するための2次元座標系、
【図2】 図2は、本発明による自動白バランス制御装
置をビデオカメラに適用した場合の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
16、17…利得制御型増幅器 20、21…アナログ・デジタル変換器 22…象限判定回路 24、27…差分形成器 28-1ないし28-4…ラッチ回路 30…加算器 31…マイクロプロセッサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に含まれる2つの色情報成分の
    各々を順次サンプルしてデジタル色情報データに変換す
    るアナログ・デジタル変換手段と、 前記2つの色情報成分に各々対応する座標軸を持つ2次
    元座標系において、現サンプル時点の前記2つの色情報
    成分が示す座標がこの座標系上のどの象限に属するかを
    判定し、この判定された象限を表す象限信号を発生する
    象限判定手段と、 前記2つの色情報成分の各々に関して、現サンプル時点
    の色情報データとこの時点から所定サンプル数ずれた時
    点の色情報データとの間の差分データを形成する差分形
    成手段と、 前記の両色情報データ及び前記の両差分データの4種の
    データを、前記象限信号に基づいて、少なくとも1画面
    分の前記画像信号に関して前記座標系の各象限毎に積算
    する積算手段と、 前記2つの色情報成分の各々に関して、前記色情報デー
    タの前記座標系の各象限における積算値を当該色情報デ
    ータに対応する前記差分データの各象限における積算値
    に応じた重みを各々付した後に相互に比較し、この比較
    結果に応じた制御信号を発生するデータ処理手段と、 前記2つの色情報成分に対応するこれら制御信号に応じ
    て前記色情報成分に対する増幅利得を各々制御する利得
    制御手段と、 を有していることを特徴とする自動白バランス制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動白バランス制御装
    置において、前記データ処理手段による前記重み付け
    が、前記差分データの積算値がより小さい象限に対応す
    る色情報データに対してより小さい重みが付与されるよ
    うになされることを特徴とする自動白バランス制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動白バ
    ランス制御装置において、前記データ処理手段は前記2
    つの色情報成分の各々に関して前記座標系の第2及び第
    4象限の色情報データの各積算値に対して前記第1及び
    第3象限の色情報データの各積算値に対するよりも大き
    な重みを更に付与することを特徴とする自動白バランス
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一項
    に記載の自動白バランス制御装置において、前記2つの
    色情報成分がR−Y色差信号及びB−Y色差信号に各々
    対応することを特徴とする自動白バランス制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか一項
    に記載の自動白バランス制御装置において、前記差分形
    成手段は前記2つの色情報成分の各々に関して現サンプ
    ル時点の色情報データとこの時点から1サンプル前又は
    1サンプル後の色情報データとの間の差分データを形成
    することを特徴とする自動白バランス制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか一項
    に記載の自動白バランス制御装置において、前記積算手
    段は前記両色情報データ及び前記両差分データの1画面
    分の全積算値を前記画像信号の4フィールド分の期間を
    使用して得ることを特徴とする自動白バランス制御装
    置。
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