JPH05103267A - 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置

Info

Publication number
JPH05103267A
JPH05103267A JP3259320A JP25932091A JPH05103267A JP H05103267 A JPH05103267 A JP H05103267A JP 3259320 A JP3259320 A JP 3259320A JP 25932091 A JP25932091 A JP 25932091A JP H05103267 A JPH05103267 A JP H05103267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charges
solid
period
charge
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3259320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2791999B2 (ja
Inventor
Kazuya Oda
和也 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3259320A priority Critical patent/JP2791999B2/ja
Priority to US07/950,321 priority patent/US5528291A/en
Publication of JPH05103267A publication Critical patent/JPH05103267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2791999B2 publication Critical patent/JP2791999B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電変換素子数が多い高解像力の固体撮像装
置の駆動方法とその方法を実施する固体撮像装置に関
し、スチル画像撮像の際、連続露光であるか、瞬間露光
であるかによらず、同一のタイミングで固体撮像装置を
駆動することのできる固体撮像装置の駆動方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 行列状に配置された4種類の多数個の光電変
換素子(3j、A1、A2、B1、B2)に蓄積された
電荷を前記光電変換素子の各列に対応して配置された複
数列の垂直CCD(4)に取込み、各垂直CCD内の電
荷を垂直CCDに接続された水平CCD(5)に順次転
送し、水平CCD内の電荷を順次転送して信号電荷を読
み出す固体撮像装置の駆動方法であって、スチル撮像指
示がなされた時は、垂直走査期間Vの4n(nは正の整
数)倍のクリア動作を行なう工程と、続いて、連続露光
であるか瞬間露光であるかに拘らず、1Vの期間の垂直
CCDのスミア電荷掃き出しを行なう工程と、続いて、
4V期間の画像信号取り込みを行う工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に関し、
特に光電変換素子数が多い高解像力の固体撮像装置の駆
動方法とその方法を実施する固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置はビデオカメラを中
心に著しい発展を遂げつつある。高解像度化はその1つ
の方向であり、ハイビジョンテレビ(HD−TV)、機
械計測、天体観測等の用途において、200万画素〜4
00万画素の固体撮像素子が開発されている。
【0003】しかし現在のところ、民生用途の主流であ
る垂直走査線525本系のカラーカメラ用として実用化
されているのは40万画素以下の撮像装置のみである。
【0004】スチル(静止画)ビデオカメラ、画像入力
装置、電子オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)等の
用途を考慮すると、垂直走査線525本系において、よ
り多画素の装置が要求されている。
【0005】本出願人は、理論計算、画像シミュレーシ
ョンに基づき、最適な画素数について検討した結果、8
0万画素程度の画素数であれば、上記用途に十分応じら
れるという結論を得た。この結論に基づき、80万画素
程度のCCDカラーセンサにつき、種々の提案を行なっ
ている。
【0006】縦横のアスペクト比が約3:4である画像
について、80万画素を配置する好ましい形態は、垂直
方向に約1000、水平方向に約800の配置であるこ
とを解明した。
【0007】すなわち、ホトダイオードを垂直方向に約
1000、水平方向に約800、行列状に配置し、各列
に隣接させて垂直方向に電荷を転送させるための垂直C
CD(VCCD)列を設け、これらのVCCD列の出力
端に水平方向に電荷を転送させるための水平CCD(H
CCD)行を設ける。
【0008】垂直方向に配置された約1000の画素か
ら電荷を読み出すために、たとえば1行あたり2つの転
送セルを含むVCCDを配置する。
【0009】短時間で画像情報を読み出すためには、垂
直方向のホトダイオードを4種類に分類し、一度に2種
類のホトダイオードから電荷を読み出すことが提案され
た。すなわち、垂直走査期間をVとすると、2Vの期間
で全画素からの情報を読み出すことができる。この場
合、水平方向の電荷転送の制限から、HCCDを2本設
け、同時に2種類の電荷を2つのHCCDで転送する。
【0010】ところで、2本のHCCDを用いるシステ
ムによれば、いずれのHCCDによって転送されたかに
よって画像信号の強度に差が生じる。特に3板構成のカ
ラー撮像装置においては、画像信号のレベル差はフリッ
カ現象となって現れる。
【0011】このような現象を防止するため、本出願人
はHCCDを1本用い、垂直走査期間Vの4倍の期間4
Vで全画像情報を読み出す方式を提案した。この方式に
よれば、高精度のスチル画面を再生することが可能とな
る。
【0012】なお、スチル画像を撮像する前のモニタ時
(動画像を撮像するムービモードを含む)においては、
画像再生を短期間に行なうために、NTSC方式の画像
再生を行なう。
【0013】図2に従来の技術による高解像度固体撮像
装置を示す。図2(A)は、撮像デバイスの構成を概略
的に示す。多数個のホトダイオード3が行列状に配置さ
れている。たとえば、1行約800個のホトダイオード
を約1000行配置する。各列のホトダイオード3は、
上からA1、B1、A2、B2の4種類に分類されてい
る。
【0014】また、各列のホトダイオード3に隣接して
VCCD4が形成されている。VCCD4は、1行あた
り2つの転送セルを有し、4行8セルが1つのユニット
となっている。転送セルは半導体転送路上に絶縁電極を
配置することによって構成される。1ユニットのセルに
は、上からV1、V2、V3、V4、V5、V2、V
6、V4の制御信号が与えられている。
【0015】各ホトダイオードに蓄積された電荷は、隣
接するVCCD4の対応するセルに高電圧を印加するこ
とによってホトダイオードからVCCD4に移送され
る。VCCD4に移送された電荷は、VCCD4の電極
に選択的に所定の電圧を順次印加することによって、V
CCD4内を垂直下方に転送される。
【0016】各VCCD4下端には、HCCD101が
共通に隣接して配置されている。各VCCD4を下方に
転送された電荷は、制御信号にしたがってHCCD10
1に転送される。
【0017】このHCCD101に隣接して、電荷を選
択的に移送することのできるシフトゲートSG103が
配列され、さらにその下方にもう1つのHCCD102
が配列されている。
【0018】なお、ホトダイオード3に蓄積された電荷
を4Vの期間で読み出す装置においては、シフトゲート
SG103および下に配置されたHCCD102は省略
される。
【0019】図2(B)は、全ホトダイオード3に蓄積
された電荷を2Vの期間で読み出すモードを示す。全ホ
トダイオード3のうち、A1とA2のホトダイオードの
電荷を同一V期間で読み出し、次のV期間においてB1
とB2の電荷を読み出す。このような読み出しを行なう
ことにより、2V期間に全ホトダイオード3の電荷を読
み出すことができる。
【0020】ただし、このモードの場合、ホトダイオー
ドA2とB2に蓄積された電荷は、ホトダイオードA1
とB1に蓄積された電荷と比較し、シフトゲートSG1
03を転送する際の転送ロス分の結果、減衰を受ける。
また、HCCD101と102との特性が異なる場合や
出力アンプFDA1、FDA2のアンプ特性が異なる場
合に、さらにこの特性の差が重畳される。
【0021】図2(C)は、4Vの期間でホトダイオー
ドの全電荷を読み出すモードを説明する。最初のVの期
間にホトダイオードA1の電荷を読み出し、次のV期間
においてホトダイオードA2の電荷を読み出し、次のV
期間にホトダイオードB1の電荷を読み出し、4番目の
V期間においてホトダイオードB2の電荷を読み出す。
【0022】このような電荷読み出しモードによれば、
全ての電荷はHCCD101およびFDA1を介して読
み出されるため、電荷読み出し特性を均一に保つことが
容易になる。
【0023】瞬間露光の場合、強い光が固体撮像装置に
照射されるため、固体撮像装置のCCDにもスミア電荷
が発生する。このスミア電荷を無視して信号電荷の取り
込みを行なえば、最初のフィールドは他のフィールドに
比べスミア電荷分余分な誤差信号を取り込んでしまうこ
とになる。
【0024】図2(D)は、瞬間露光の場合に行なわれ
る4V読み出しモードを示す。ストロボ、機械的シャッ
タ等の動作による瞬間露光に続いて、次のV期間におい
てCCD中のスミア電荷の掃き出しが行なわれる。引き
続く4V期間において、図2(C)と同様のホトダイオ
ードからの信号電荷の取り込みが行なわれる。
【0025】このように、瞬間露光の場合には、まずス
ミア電荷の掃き出しを行なった後、4Vの信号電荷読み
出しが行なわれるが、この結果、連続露光の場合と瞬間
露光の場合とで信号電荷の取り込みタイミングが異なる
ことになる。連続露光か瞬間露光かの情報は、ヘッド分
離型固体撮像装置においては、カメラヘッド部とカメラ
制御部とを接続する1本のケーブルによって伝達され
る。
【0026】ところで、スチル画像撮像の際はHD−T
V方式により画像を読み出す装置においても、構図を決
める際のモニタ時ないしは動画を撮像するムービ時には
簡便で迅速な撮像方式が望まれる。
【0027】図3は、4V読み出し方式におけるモニタ
モード(ムービモードを含む)を説明するための図であ
る。
【0028】図3(A)は、500本系モニタを用いて
NTSC方式のモニタを行なった場合を説明する。画像
信号として初めの2V期間にA1、A2のホトダイオー
ドからの信号が供給されると、形成される画像はホトダ
イオードA1、A2に対応するものとなる。次の2V期
間においては、ホトダイオードB1、B2からの電荷が
供給され、対応する画像が形成される。
【0029】ところで、ホトダイオードA1、A2に基
づく画像105aと、ホトダイオードB1、B2に基づ
く画像105bとは、1走査線分垂直方向の位置が異な
る。このため、500本系モニタを用い、スチル画像撮
像時と同様の4V読み出し方式による画像を再生する
と、縦方向のジッタが生じる。
【0030】図3(B)は、1000本系のモニタによ
って画像をモニタする場合を示す。1000本系モニタ
に4V読み出し方式による信号をそのまま供給すると、
ホトダイオードA1、A2、B1、B2による電荷が供
給されて1画面の画像106が形成される。
【0031】この画像信号を収集するためには、4V期
間が必要であり、さらに全画像信号をHD−TV方式に
よって再生すると、信号を一旦記憶し、さらに処理する
時間が必要となる。このため、1000本系モニタによ
る場合、動解像度が低く、処理時間が長い問題が生じ
る。
【0032】モニタ時においては、簡便迅速に画像を再
生するために、500本系のNTSC方式によることが
望まれる。1000本系の撮像装置を用い、500本系
のNTSC方式画像を再生するためには、図3(C)に
示すような方式が提案されている。
【0033】図3(C)は、画素混合型の読み出し方式
を説明する図である。第1のV期間である第1フィール
ドにおいては、ホトダイオードA1とB1からの画像信
号を読み出し、混合してモニタ信号を形成する。次のV
期間である第2フィールドにおいては、ホトダイオード
A2とB2からの画像情報を読み出し、混合してモニタ
信号を形成する。このようにして、2V期間に全画素の
情報を読み出す。
【0034】この方式によれば、縦方向ジッタがなく、
動解像度も高いモニタ画像を得ることができる。また、
2V期間に全蓄積電荷を読み出すため、電荷蓄積期間は
2Vであり、画素混合によって電荷量は2倍となるた
め、得られる電荷量は連続露光で4V期間(蓄積期間4
V)に各画素からの画像情報を取り出す場合と同様とな
る。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の技術によれば、スチル画像を撮像する際、連続露
光であるか、瞬間露光であるかによって画像読み出しに
必要な期間が4Vと5Vに変化してしまう。この露光形
態を識別するため、識別信号を伝達する必要がある。カ
メラヘッド分離型固体撮像装置においては、この信号伝
達は1本のケーブルを必要とする。
【0036】本発明の目的は、スチル画像撮像の際、連
続露光であるか、瞬間露光であるかによらず、同一のタ
イミングで固体撮像装置を駆動することのできる固体撮
像装置の駆動方法を提供することである。
【0037】本発明の他の目的は、このような駆動方法
を可能とする固体撮像装置を提供することである。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置の
駆動方法は行列状に配置された4種類の多数個の光電変
換素子に蓄積された電荷を前記光電変換素子の各列に対
応して配置された複数列の垂直CCDに取込み、各垂直
CCD内の電荷を垂直CCDに接続された水平CCDに
順次転送し、水平CCD内の電荷を順次転送して信号電
荷を読み出す固体撮像装置の駆動方法であって、スチル
撮像指示がなされた時は、垂直走査期間Vの4n(nは
正の整数)倍のクリア動作を行なう工程と、続いて、連
続露光であるか瞬間露光であるかに拘らず、1Vの期間
の垂直CCDのスミア電荷掃き出しを行なう工程と、続
いて、4V期間の画像信号取り込みを行う工程とを含
む。
【0039】
【作用】スチルモードにおいては、連続露光であるか瞬
間露光であるかに拘らず、クリア動作に続いてCCDの
スミア電荷掃き出しを行なうことによって、固体撮像装
置を同一のタイミングで駆動することが可能となる。
【0040】連続露光の場合、CCDへのスミア電荷発
生は問題となる量ではないが、スミア電荷掃き出しを行
なっても差し障りはない。連続露光と瞬間露光において
タイミングを同一とすることにより、カメラヘッド部と
カメラ制御部との間における信号伝達が省略できる。こ
のため、ヘッド分離型固体撮像装置においては、ケーブ
ルの数を減少させることができる。
【0041】また、モニタ時には2種類の光電変換素子
からの電荷を同時に読み出せば、2V期間で全電荷を読
み出すことができるので、動解像度は高い。
【0042】また、モニタ時には感度が約1/2となる
が、読み出した2種類の光電変換素子からの電荷が混合
されて2倍の電荷量となるので、スチル撮像時の感度と
ほぼ等しくできる。
【0043】また、モニタ時に飽和電荷量を半分にすれ
ば、画素混合後HCCDによって転送する電荷は、スチ
ル画像撮像時と同一の飽和電荷量を有することになる。
このため、CCD駆動電圧を高くする必要がなく、パワ
ーロスを防止することができる。
【0044】また、画像再生には2種類の混合信号を交
互に用いることができるため、縦方向ジッタを防止する
ことができる。
【0045】
【実施例】図1は、本発明の基本実施例を示す。図1
(A)は、固体撮像デバイスの構成を概略的に示す。多
数のホトダイオード3が行列状に配置され、各列に配置
されたホトダイオード3は、A1、B1、A2、B2の
4種類に分類されている。ホトダイオード3の各列に隣
接して対応するVCCD4が配置されている。VCCD
4には、ホトダイオードの一行あたり2つの転送セルが
形成されている。
【0046】VCCD4の下端には、HCCD5が接続
され、VCCDを垂直方向に転送された電荷を水平方向
に転送することができる。HCCD5の出力端にはアン
プ8が接続されている。
【0047】感度調整手段6は、倍率1のアンプ6aと
倍率4/5倍のアンプ6bおよび切換スイッチ6cを含
む。切換スイッチ6cは、スチル画像撮像が連続露光で
行なわれるか、瞬間露光で行なわれるかの情報にしたが
って入力信号をアンプ6aに接続するか、アンプ6bに
接続するかを切り換える。
【0048】スミア検出手段7は、スミア電荷掃き出し
の際にCCDから掃き出される電荷量を検出し、露光が
連続露光で行なわれたか、瞬間露光で行なわれたかを判
断し、識別信号を感度調整手段6に供給する。
【0049】図1(B)、(C)は、電荷読み出し方式
を概略的に示している。モニタモードでのホトダイオー
ドからの読み出しにおいては、第1のV期間にホトダイ
オードA1とA2からの電荷が読み出され、次のV期間
にはホトダイオードB1とB2からの電荷が読み出され
る。
【0050】このようにして、2Vを周期として全ホト
ダイオードからの電荷がVCCD4に読み出される。な
お、A1とB1を同時に読み出し、A2とB2とを次の
V期間に読みだしてもよい。
【0051】スチルモードにおいては、電荷読み出しに
先立って、まずCCDのスミア電荷掃き出しが1V期間
を使って行なわれる。次のV期間でホトダイオードA1
が読み出され、次のV期間でホトダイオードA2が読み
出され、次のV期間でホトダイオードB1が読み出さ
れ、4番目のV期間でホトダイオードB2が読み出され
る。
【0052】ところで、連続露光においても画像信号読
み出しの前にスミア掃き出し工程を設けると、ホトダイ
オードにおける電荷蓄積期間は5Vとなる。モニタモー
ドにおいては、電荷蓄積期間が2Vであり、電荷混合を
行なうことによって、感度は2V×2に比例するものと
なる。スチルモードにおいては、感度が5Vに比例する
ものとなるので差が生じる。
【0053】一方、瞬間露光においては、中間にスミア
掃き出しによる1V期間が追加されても蓄積される電荷
は増加しないので、4Vに比例させた感度は変化しな
い。最も、専用のストロボ等であれば瞬間露光時の感度
を5Vに比例させ、連続露光時の感度と合わせることも
できる。
【0054】図1(A)に示すスミア検出手段7と感度
調整手段6は、連続露光における感度の差を補償する。
すなわち、連続露光の場合には、検出した電荷信号を4
/5倍することにより、感度を5V×(4/5)=4V
とし、モニタモードにおける感度、瞬間露光における感
度と同一とする。
【0055】なお、感度調整手段6およびスミア検出手
段7は、カメラ制御部に設けることができるので、カメ
ラヘッド部において瞬間露光を選択するか、連続露光を
選択するかの情報をカメラヘッド部からカメラ制御部に
伝達する必要はない。このため、信号を伝達するケーブ
ル数を低減することができる。
【0056】以下、本発明のより具体的な実施例につい
て説明する。図4は、本発明の実施例による撮像装置の
カメラヘッド部を示すブロック図である。
【0057】カメラヘッド部1は、CCD撮像デバイス
11と、このCCD撮像デバイスからの出力信号をノイ
ズを低減させつつ、増幅するための相関二重サンプリン
グ用プリアンプ12、プリアンプ12からの信号を信号
出力として図5に示すカメラ制御部に供給するための7
5Ω駆動回路13を含む。
【0058】また、カメラヘッド部1は、図5に示すカ
メラ制御部2からの水平駆動信号HD、垂直駆動信号V
Dを受け、同期信号を発生させるためのPLL回路1
5、これらの同期信号HD、VDおよびカメラ制御部2
からのトリガ信号TRGを受け、水平駆動パルス、垂直
駆動パルス、シフトゲート信号を作成するための制御部
16、水平駆動パルスを受け、HCCD駆動用の水平駆
動信号を発生させるための水平駆動回路17、垂直駆動
パルスを受け、VCCDを駆動するための垂直駆動信号
を発生するための垂直駆動回路18、モード信号によっ
て基板バイアスを変更設定する基板電圧コントロール回
路19を含む。また、ストロボ32が制御部16のタイ
ミング発生器に接続されている。
【0059】なお、制御部16には、タイミング発生
器、制御用CPU等が含まれる。さらにカメラヘッド部
1は、カメラヘッド部1に含まれる各回路に電力を供給
するための電源部20を含む。
【0060】図5は、カメラ制御部2を示すブロック図
である。カメラヘッド部1から供給される信号出力は、
ゲインコントロールアンプ21に供給され、設定された
ゲインの増幅を行なう。ゲインコントロールアンプ21
の出力は、感度調整手段6、ガンマ処理回路22を介し
て、A/D変換回路23に供給され、デジタル信号にな
ってメモリ部24に供給される。
【0061】メモリ部24は供給されたデジタル信号を
記憶する。メモリ部24から読み出された画像信号は、
D/A変換回路25を介してアナログ信号に変換され、
出力される。
【0062】ゲインコントロールアンプ21で増幅され
た電荷信号は、スミア検出手段7にも供給される。スミ
ア検出手段7は、後に述べるタイミング発生器29から
所定タイミングの信号を受け、スミア電荷を検出する。
スミア電荷の量によって露光が連続露光であるか、瞬間
露光であるかを判別することが可能である。スミア検出
手段7の検出したスミア信号は、後に述べるメインCP
U28に供給される。
【0063】メインCPU28は、スミア信号から連続
露光であるか瞬間露光であるかを判別し、判別信号を感
度調整手段6に供給し、感度調整手段6の切換スイッチ
6cを切り換える。
【0064】このように、ゲインコントロールアンプ2
1の出力信号は、連続露光であるか、瞬間露光であるか
によって感度調整手段のアンプ6bまたは6aを通過
し、ガンマ処理回路22に供給される。このため、ガン
マ処理回路22に入力する電荷信号は感度調整がなされ
たものとなる。
【0065】タイミング発生器29は、所定タイミング
の水平駆動パルスHD、垂直駆動パルスVDおよびその
他の制御信号を発生し、メインCPU28、Γ処理回路
22にも制御信号を発生する。
【0066】メインCPU28は、外部スイッチ32か
らのスイッチ信号を受け、トリガ信号をメモリ制御部2
7およびカメラヘッド部に供給する。トリガ信号のオン
/オフによりスチルモード/モニタモードが表される。
【0067】メモリ制御部27は、トリガ信号を受け、
メモリ部24に画像信号を記憶する際のバンク切換モー
ドを変更する。メインCPU28は、またモードにより
所定のゲインを与えるためのゲイン切換信号をゲインコ
ントロールアンプ21に供給する。なお、電源30は、
カメラ制御部2内の諸回路に電源電圧を供給する。
【0068】図4、図5に示す回路によって、スチル画
像撮像時にはCCDデバイス11で蓄積した画像信号
は、1Vのスミア掃き出し期間の後、4V期間で読み取
られ、メモリ部24に蓄積される。
【0069】また、モニタモードにおいては、ホトダイ
オードの飽和電荷量が約半分になるように基板電圧が変
更され、CCDデバイス11に蓄積された電荷を同時に
2種類ずつ読み出し、混合してCCD出力として供給
し、モニタ31に表示する。
【0070】以下、図4、図5に示す撮像装置の各部分
についてより詳細に説明する。図6は、CCDデバイス
の構成を示す。図6(A)は平面図、図6(B)は部分
断面図である。図6(A)において、CCDデバイス1
1は、行列状に配列されたホトダイオード35とホトダ
イオード35からの電荷を取込み、垂直方向に転送する
ためのVCCD36、複数のVCCD36から転送され
る電荷を水平方向に転送するためのHCCD37を含
む。
【0071】ホトダイオード35の各列は、図示のよう
に上から順にA1、B1、A2、B2の4種類に分けら
れ、各種類のホトダイオードが1フィールドの画像に対
応している。各ホトダイオード列に隣接して、VCCD
36が配列され、VCCD36はホトダイオードの1行
に対し、2転送セルを有する。VCCD36は、φVA
1、φV2、φVB1、φV4、φVA2、φVB2の
6相駆動によって電荷を転送する。
【0072】複数のVCCD36は、その一端において
HCCD37に接続されている。すなわち、ホトダイオ
ード35からVCCD36に取り込まれた電荷は、VC
CD36を縦方向に転送され、HCCD37に移された
後、HCCD37内を水平方向に転送される。HCCD
37は、4相の駆動信号φH1、φH2、φH3、φH
4によって駆動される。HCCD37の出力は、アンプ
39を介して出力される。
【0073】図6(B)は、基板表面部上に形成された
ホトダイオードとその下に形成された縦型オーバフロー
ドレインの構成を示す。n型半導体基板41の表面部分
に、pウェル42が形成される。このpウェル42に
は、深さの浅い第1pウェル1pwと、深さの深い第2
pウェル2pwが分布している。
【0074】第1pウェル1pwの上に、n型領域43
が形成され、ホトダイオードを形成する。このn型領域
43に近接して所定間隔をおいてn- 型領域44が形成
され、VCCDの電荷転送路を形成している。p+ 型領
域48はチャネルストップ領域である。電荷転送路を形
成するn- 型領域44の上には、絶縁電極45および遮
光マスク46が形成されている。
【0075】入射光はホトダイオードを形成するn型領
域43に入射する。pウェル領域42とn型基板41と
の間には、基板電圧コントロール回路19によって制御
される可変直流電源50によって逆バイアス電圧が印加
されている。
【0076】光入射によって電荷が溜まり過ぎると、n
型領域43から電子はn型基板41にオーバフローする
ようになる。基板電圧を変更すると、オーバフローする
電位が変化し、ホトダイオードの飽和電荷量が変更され
る。モニタモードにおいては、スチルモードの飽和電荷
量の半分の飽和電荷量になるように基板電圧が設定され
る。ホトダイオードをオーバフローする電荷は基板41
に吸い出される。
【0077】図7は、構図を決定するために画像をモニ
タするモニタモードにおける制御信号のタイミングチャ
ートを示す。フィールド切換信号FIは、1フィールド
毎に交互に変化するパルス状の波形を有する。外部スイ
ッチ信号は、モニタモードにおいてはシャッターが押さ
れていないため、常に“0”の値を保つ。
【0078】また、トリガ信号TRGはモニタモードの
時“0”、スチルモードの時“1”である。SUB切換
信号は、モニタモードにおいて“0”、スチルモードに
おいて“1”の値を有する。ストロボ信号はストロボを
動作させない間は“0”である。
【0079】モニタモードにおいては、2V期間で全画
素の電荷を読み出すため、カメラ駆動信号は交互にフィ
ールドIとフィールドIIに切り換わる。また、モニタ
モードにおいては、記録を行なわないため、記録信号R
ECは“0”である。
【0080】図8は、フィールドIにおける画像信号取
込みを行なうための駆動信号の波形を示す。VCCDの
ホトダイオードに隣接する転送セルの電圧が所定の高さ
に設定されると、ホトダイオードからVCCDに蓄積電
荷が取り込まれる。
【0081】図8上部には、VCCD駆動の6相信号の
波形が示されている。時間t2において、駆動信号φV
B1が高いレベルとなるので、この時ホトダイオードB
1からVCCDに蓄積電荷が移送される。また、時刻t
4においては、駆動信号φVA1が高いレベルとなるの
で、ホトダイオードA1から蓄積電荷が取り込まれる。
【0082】すなわち、1V期間に2種類のホトダイオ
ードA1、B1から電荷がVCCDに取り込まれ、各水
平ブランク期間にVCCD中を順次垂直方向に転送さ
れ、2種類の電荷が混合されて次の水平走査期間中にH
CCD中を高速に転送される。
【0083】図9は、図8の破線で示す部分を拡大して
示す波形図である。VCCD駆動信号φVA1、φVA
2、φV2、φVB1、φVB2、φV4は、図示のよ
うに変化し、電荷をVCCD中垂直方向に転送させる。
【0084】なお、図8、図9に示した時刻t1〜t1
0におけるVCCD中のポテンシャルを、図11に示
す。
【0085】図11において、時刻t2に駆動電圧φV
B1が高いレベルとなるので、ホトダイオードB1から
の電荷がVCCDに取り込まれる。この取り込まれた電
荷は、時刻t4においては、VCCDの1セル分図中右
方向に転送されている。この時刻t4において、駆動電
圧φVA1が高いレベルとなり、ホトダイオードA1の
電荷が同じVCCDに取り込まれる。
【0086】次の時刻t5においては、取り込まれた各
電荷は3転送セル分に広がり、各電荷の間には1セル分
のバリアが形成される。その後、時刻t6からt11に
かけて取り込まれた電荷は、後方を1セル分縮め、次に
前方に1セル分延び、再び後方を1セル分縮め、同様の
動作を繰り返し尺取り虫方式で図中右側に転送される。
HCCDでは2種類ずつの電荷が混合される。
【0087】なお、A1、B1のホトダイオードから電
荷を取り込むフィールドIの駆動について説明したが、
フィールドIIにおいても同様の電荷取込み、転送が行
なわれる。図10は、フィールドIIにおける画像デー
タ取込み用の駆動信号波形を示す。
【0088】図12は、静止画像を撮像するためにシャ
ッターが駆動され、図5に示す外部スイッチ32がオン
した時の信号波形を示す。外部スイッチ32は所定期間
“1”となる外部スイッチ信号を発生する。外部スイッ
チ信号が“0”から“1”に変化すると、その信号立ち
上がりの次のフィールドにおいてトリガ信号TRGが立
ち上がり、カメラ駆動の信号を変換するモード切換が行
なわれる。このモード切換は、1V期間で終了する。
【0089】また、モード信号と同時に基板電圧(SU
B)切換信号も立ち上がり、図4に示す基板電圧コント
ロール回路19を介して、図6(B)に示す基板電圧用
可変直流電源50を調整する。すなわち、スチルモード
においては、一度に1種類のホトダイオードが読みださ
れ、2種類のホトダイオードを同時に読み出すモニタモ
ードと較べ、そのままでは飽和電荷量が約半分となる。
この飽和電荷量の差を基板電圧で調整する。
【0090】モード切換が終了した後、CCD中の電荷
を掃き捨てるため、少なくとも4V(または4nV、n
は正の整数)のクリアが行なわれる。図示の場合、4V
のクリア動作の後、1Vのスミア電荷掃き出しが行なわ
れ、続いて記録モードが開始している。記録モードにお
いては、記録信号RECに従ってホトダイオードA1、
A2、B1、B2の電荷が順次4Vの期間で読み出さ
れ、メモリに記録される。
【0091】すなわち、電荷信号取り込み記憶はトリガ
信号TRG立ち上がりから7V目に開始される。クリア
動作を4nV行なう場合には、(4n+3)V目に開始
される。
【0092】ストロボを発光させる時、またはシャッタ
を動作させる時は、スミア電荷掃き出し工程の直前に発
光動作を行なう。
【0093】図13は、最初のV期間においてホトダイ
オードA1の電荷を読み出すための駆動信号波形を示
す。
【0094】時刻S1において、駆動信号φA1が高い
レベルとなり、ホトダイオードA1からの電荷がVCC
Dに取り込まれ、その後の各水平ブランク期間中にVC
CD中を垂直方向に転送される。
【0095】図14は、ホトダイオードA2を読み出す
フィールドの制御信号を示す。時刻S8において、駆動
信号φA2が高いレベルとなり、ホトダイオードA2か
らの電荷を取り込む。ホトダイオードA2からVCCD
に取り込まれた電荷は、各水平ブランク期間にVCCD
中を垂直方向に転送される。また、水平走査期間中はV
CCD中の電荷は停止され、HCCD中の電荷が高速で
水平方向に転送される。
【0096】図15、図16は、それぞれホトダイオー
ドB1、B2から電荷を取り出すフィールドにおける駆
動信号の波形を示す。図15においては、時刻S6にお
いて駆動信号φB1が高いレベルとなり、ホトダイオー
ドB1から蓄積電荷を取り込む。また、図16において
は、時刻S10において駆動信号φB2が高いレベルと
なり、ホトダイオードB2からVCCDに蓄積電荷を取
り込む。これらの電荷の転送は、前述と同様である。
【0097】以上説明したように、A1、A2、B1、
B2の4種類のホトダイオードを多数含むCCDデバイ
スにおいて、スチルモードにおいては瞬間露光であるか
連続露光であるかに拘らず、スミア電荷掃き出しを行な
った後、全電荷を4V期間で読み出し、高解像度の画像
を形成する。
【0098】瞬間露光であるか、連続露光であるかによ
ってCCDの駆動タイミングが変化せず、一定のタイミ
ングで撮像動作を行なうことができる。このため、カメ
ラヘッド部とカメラ制御部との間におけるケーブル数を
低減することができる。なお、スミア電荷掃き出し工程
によって増加する連続露光における電荷蓄積期間は、ス
ミア電荷検出に基づく感度調整によって補償することが
できる。
【0099】また、モニタモードにおいては飽和電荷量
を約半分に設定して一度に2種類ずつ、全電荷を2V期
間で取込み、VCCDを転送し、混合してHCCDを転
送するので、パワーロスを防止し、同一感度、同一飽和
電荷量で動解像度の高いモニタ画像を得ることができ
る。
【0100】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
瞬間露光であるか、連続露光であるかに拘らず、一定の
条件で固体撮像装置を駆動することができる。
【0102】このため、記憶をどのタイミングで開始す
るかを決定するために、瞬間露光であるか連続露光であ
るかの情報をカメラヘッド部からカメラ制御部へ伝達す
る必要がなくなる。このため、カメラヘッド部とカメラ
制御部との間におけるケーブル数を低減することができ
る。
【0103】また、モニタモードにおいては、画像信号
の取込みが2V周期で行なわれるため、動解像度を高く
保つことができる。
【0104】また、読みだされる2種類の混合画像信号
は固定した位置から取り込むことができるため、ジッタ
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本実施例を示す。図1(A)は構成
を示す概略図、図1(B)、(C)はモニタモード、ス
チルモードにおける蓄積電荷の読出状態を説明するため
の概略図である。
【図2】従来の技術を示す。図2(A)は構成を示す概
略平面図、図2(B)、(C)、(D)は、電荷読出を
説明するための概念図である。
【図3】従来技術における4V読出方式のモニタモード
を説明する図である。図3(A)は500本系モニタの
再生画像を説明するための概略図、図3(B)は100
0本系モニタの再生画像を説明する概略図、図3(C)
は画素混合読出を説明するための概念図である。
【図4】本発明の実施例による撮像装置のカメラヘッド
部のブロック図である。
【図5】本発明の実施例による撮像装置のカメラ制御部
を示すブロック図である。
【図6】図5に示すCCDデバイスの構成をより詳細に
示す。図6(A)は概略平面図、図6(B)は部分断面
図である。
【図7】モニタモードにおける制御信号波形を示す波形
図である。
【図8】モニタモードにおける画像信号取込みを説明す
るための波形図である。
【図9】モニタモードにおける画像データ転送を説明す
るための波形図である。
【図10】モニタモードにおける他のフィールドの制御
信号を示す波形図である。
【図11】モニタモードにおけるVCCD内の画像デー
タ取込み、転送を説明するためのポテンシャル図であ
る。
【図12】スチルモードにおける制御信号波形を示す波
形図である。
【図13】スチルモードにおけるA1フィールドの駆動
信号波形図である。
【図14】スチルモードにおけるA2フィールドの駆動
信号波形図である。
【図15】スチルモードにおけるB1フィールドの駆動
信号波形図である。
【図16】スチルモードにおけるB2フィールドの駆動
信号波形図である。
【符号の説明】
1 カメラヘッド部 2 カメラ制御部 3 ホトダイオード 4 VCCD 5 HCCD 6 感度調整手段 7 スミア検出手段 8 アンプ 11 CCDデバイス 12 プリアンプ 13 駆動回路 15 PLL回路 16 制御部 17、18 駆動回路 19 基板電圧コントロール回路 20 電源 21 ゲインコントロールアンプ 22 ガンマ処理回路 23 A/D変換回路 24 メモリ部 25 D/A変換回路 27 メモリ制御部 28 メインCPU 29 タイミング発生器 30 電源 31 モニタ 32 ストロボ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配置された4種類の多数個の光
    電変換素子に蓄積された電荷を前記光電変換素子の各列
    に対応して配置された複数列の垂直CCDに取込み、各
    垂直CCD内の電荷を垂直CCDに接続された水平CC
    Dに順次転送し、水平CCD内の電荷を順次転送して信
    号電荷を読み出す固体撮像装置の駆動方法であって、 スチル撮像指示がなされた時は、垂直走査期間Vの4n
    (nは正の整数)倍のクリア動作を行なう工程と、 続いて、連続露光であるか瞬間露光であるかに拘らず、
    1Vの期間の垂直CCDのスミア電荷掃き出しを行なう
    工程と、 続いて、4V期間の画像信号取り込みを行う工程とを含
    む固体撮像装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 瞬間露光である場合は、さらに前記スミ
    ア電荷掃き出し工程の1V期間前の期間内に前記光電変
    換素子に光を照射して電荷蓄積を行う工程を含む請求項
    1記載の固体撮像装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 さらに、モニタ時には同時に2種類の光
    電変換素子からの電荷を取り込んで画素混合する工程を
    含む請求項1ないし2記載の固体撮像装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 連続露光である場合は、さらに、取り込
    んだ画像信号を4/5倍に増幅する工程を含む請求項
    1、2、3のいずれかに記載の固体撮像装置の駆動方
    法。
  5. 【請求項5】 行列状に配置された4種類の多数個の光
    電変換素子と、 前記光電変換素子の各列に対応して配置された複数列の
    垂直CCDと、 前記複数列の垂直CCDの各一端に接続された1行の水
    平CCDと、 スチルモード時は、スチル画像指示が与えられた時は、
    垂直走査期間Vの4n(nは正の整数)倍のクリア動作
    を行なわせ、続いて連続露光であるか瞬間露光であるか
    に拘らず、1V期間の垂直CCDのスミア電荷掃き出し
    を行なわせ、続いて4V期間の画像信号取り込みを行な
    わせるための制御駆動手段とを含む固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 さらに、モニタ時には2種類の光電変換
    素子からの電荷を取り込んで画素混合して読み出し、2
    V期間で全電荷を読み出すように垂直CCDを制御する
    制御回路を含む請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 さらに、垂直CCDのスミア電荷掃き出
    しを行なう時、掃き出された電荷量を検出し、連続露光
    か瞬間露光かを判断する手段と、 連続露光か瞬間露光かの判断に基づき、取り込まれる信
    号電荷を異なる増幅率で増幅する手段とを含む請求項5
    ないし6記載の固体撮像装置。
JP3259320A 1991-09-25 1991-10-07 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置 Expired - Fee Related JP2791999B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259320A JP2791999B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置
US07/950,321 US5528291A (en) 1991-09-25 1992-09-24 CCD image pickup device and method of driving which maintains sensitivity regardless of the operating mode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259320A JP2791999B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05103267A true JPH05103267A (ja) 1993-04-23
JP2791999B2 JP2791999B2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=17332447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3259320A Expired - Fee Related JP2791999B2 (ja) 1991-09-25 1991-10-07 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2791999B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100317570B1 (ko) * 1998-03-12 2001-12-22 가네꼬 히사시 고체 촬상 장치의 구동 방법
US7898589B2 (en) 2003-10-03 2011-03-01 Panasonic Corporation Driving apparatus for driving an imaging device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125180A (ja) * 1982-12-29 1984-07-19 Sony Corp 固体撮像装置
JPS63198486A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Nikon Corp 撮像素子の信号処理方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125180A (ja) * 1982-12-29 1984-07-19 Sony Corp 固体撮像装置
JPS63198486A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 Nikon Corp 撮像素子の信号処理方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100317570B1 (ko) * 1998-03-12 2001-12-22 가네꼬 히사시 고체 촬상 장치의 구동 방법
US7898589B2 (en) 2003-10-03 2011-03-01 Panasonic Corporation Driving apparatus for driving an imaging device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2791999B2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5528291A (en) CCD image pickup device and method of driving which maintains sensitivity regardless of the operating mode
JP3213529B2 (ja) 撮像装置
US6515703B1 (en) Solid-state image sensing device including a plurality of photoelectric conversion cells and a charge transfer device including transfer cells greater in number than the photoelectric conversion cells
JP3492029B2 (ja) 撮像装置
JPH0654265A (ja) インターレース信号発生方法及び装置
US7616239B2 (en) Method and apparatus for correcting smear in a charge-transfer type solid-state image pick-up device
JP2002209146A (ja) 固体撮像素子の駆動方法
JP4160179B2 (ja) 固体撮像装置および信号読出し方法
JP2773787B2 (ja) 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置
US7701498B2 (en) Solid-state image pickup device, drive method therefor and camera
JP2002325204A (ja) 撮像装置
US6980244B1 (en) Solid state image pickup device, driving method thereof and camera
JP2721603B2 (ja) 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置
JP2791999B2 (ja) 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置
US5767903A (en) Solid-state image pickup device operable at a frame rate with a controllable accumulating time interval
JPH09181986A (ja) 固体撮像素子
JPH0645576A (ja) 固体撮像素子
JP2809903B2 (ja) 固体撮像装置の駆動方法と固体撮像装置
JP2007124053A (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP2002290836A (ja) 固体撮像素子及びその駆動方法
JP3893667B2 (ja) 固体撮像素子の駆動装置、撮像信号の検波方法およびこれらを用いたカメラ
JPH0799869B2 (ja) 電子的撮像装置
JP2660594B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP2008244886A (ja) 固体撮像素子および固体撮像素子の駆動方法、並びにカメラシステム
JP2002152597A (ja) 固体撮像デバイスおよび固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980519

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090619

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090619

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100619

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100619

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110619

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees