JPH05102704A - 誘電体共振器の周波数特性調整方法 - Google Patents
誘電体共振器の周波数特性調整方法Info
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- JPH05102704A JPH05102704A JP9374291A JP9374291A JPH05102704A JP H05102704 A JPH05102704 A JP H05102704A JP 9374291 A JP9374291 A JP 9374291A JP 9374291 A JP9374291 A JP 9374291A JP H05102704 A JPH05102704 A JP H05102704A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘電体共振器を小型にする。
【構成】 誘電体ブロック１は２つの共振器を得るため
に第１〜第４の貫通孔５〜８を有する。第１〜第４の貫
通孔５〜８の壁面に内導電体膜１１が夫々形成されてい
る。誘電体ブロック１の側面には外導電体膜１２が形成
されている。誘電体ブロック１の第２の端面３には第１
の貫通孔５の内導電体膜１１と第２の貫通孔６の内導電
体膜１１とを接続するための第１の接続導電体膜が設け
られ、更に、第３の貫通孔７の内導電体膜１１と第４の
貫通孔８の内導電体膜１１とを接続するための第２の接
続導電体膜が設けられている。第２及び第４の貫通孔
６、８の内導電体膜１１は第１の端面２において短絡導
電体膜１５で外導電体膜１２に接続されている。第１及
び第３の貫通孔５、７の内導電体膜１１が第１及び第２
の入出力端子に接続されている。短絡導電体膜１５の一
部１５ａ、１５ｂを削ることによって共振周波数が変化
する。
に第１〜第４の貫通孔５〜８を有する。第１〜第４の貫
通孔５〜８の壁面に内導電体膜１１が夫々形成されてい
る。誘電体ブロック１の側面には外導電体膜１２が形成
されている。誘電体ブロック１の第２の端面３には第１
の貫通孔５の内導電体膜１１と第２の貫通孔６の内導電
体膜１１とを接続するための第１の接続導電体膜が設け
られ、更に、第３の貫通孔７の内導電体膜１１と第４の
貫通孔８の内導電体膜１１とを接続するための第２の接
続導電体膜が設けられている。第２及び第４の貫通孔
６、８の内導電体膜１１は第１の端面２において短絡導
電体膜１５で外導電体膜１２に接続されている。第１及
び第３の貫通孔５、７の内導電体膜１１が第１及び第２
の入出力端子に接続されている。短絡導電体膜１５の一
部１５ａ、１５ｂを削ることによって共振周波数が変化
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話、携帯
電話、自動車電話等に使用される誘電体共振器又は誘電
体フィルタの周波数特性調整方法に関する。
電話、自動車電話等に使用される誘電体共振器又は誘電
体フィルタの周波数特性調整方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の典型的な１／４波長型誘電体フィ
ルタは、角柱状誘電体ブロックの一方の端面から他方の
端面に貫通するように複数の共振孔を設け、複数の共振
孔の相互間に結合孔を設け、共振孔内に内導電体膜を設
け、誘電体ブロックの側面に外導電体膜を設け、誘電体
ブロックの１つの端面に内導電体膜と外導電体膜とを接
続（短絡）するための端面導電体膜を設けることによっ
て構成されている。
ルタは、角柱状誘電体ブロックの一方の端面から他方の
端面に貫通するように複数の共振孔を設け、複数の共振
孔の相互間に結合孔を設け、共振孔内に内導電体膜を設
け、誘電体ブロックの側面に外導電体膜を設け、誘電体
ブロックの１つの端面に内導電体膜と外導電体膜とを接
続（短絡）するための端面導電体膜を設けることによっ
て構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、共振孔の長
さは共振波長に対応するように決定される。従って、共
振周波数が低いために共振波長が長い場合には、共振孔
の長さが必然的に長くなり、小型化又は薄型化が困難に
なった。この種の問題を解決するために本件出願人は誘
電体ブロックに複数の共振孔を設け、これ等の内導電体
膜を直列接続した構成の共振器を試作した。
さは共振波長に対応するように決定される。従って、共
振周波数が低いために共振波長が長い場合には、共振孔
の長さが必然的に長くなり、小型化又は薄型化が困難に
なった。この種の問題を解決するために本件出願人は誘
電体ブロックに複数の共振孔を設け、これ等の内導電体
膜を直列接続した構成の共振器を試作した。
【０００４】そこで、本発明の目的は、上述のように小
型化又は低共振周波数化可能な誘電体共振器の周波数特
性の調整方法を提供することにある。
型化又は低共振周波数化可能な誘電体共振器の周波数特
性の調整方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、互いに対向する第１及び第２の端面とこれ
等の間の側面とを有し、且つ前記第１の端面から前記第
２の端面に貫通するように形成された第１及び第２の共
振用貫通孔を有する誘電体ブロックと、前記第１及び第
２の貫通孔内に夫々設けられた内導電体と、前記誘電体
ブロックの前記側面に設けられた外導電体と、前記第２
の端面において前記第１の貫通孔の内導電体と前記第２
の貫通孔の内導電体とを接続する接続導電体膜と、前記
第１の端面において前記第２の貫通孔の内導電体を前記
外導電体に接続する短絡導電体膜とを備えた誘電体共振
器において、前記短絡導電体膜を削り取ることによって
周波数特性を調整することを特徴とする誘電体共振器の
周波数特性調整方法に係わるものである。
の本発明は、互いに対向する第１及び第２の端面とこれ
等の間の側面とを有し、且つ前記第１の端面から前記第
２の端面に貫通するように形成された第１及び第２の共
振用貫通孔を有する誘電体ブロックと、前記第１及び第
２の貫通孔内に夫々設けられた内導電体と、前記誘電体
ブロックの前記側面に設けられた外導電体と、前記第２
の端面において前記第１の貫通孔の内導電体と前記第２
の貫通孔の内導電体とを接続する接続導電体膜と、前記
第１の端面において前記第２の貫通孔の内導電体を前記
外導電体に接続する短絡導電体膜とを備えた誘電体共振
器において、前記短絡導電体膜を削り取ることによって
周波数特性を調整することを特徴とする誘電体共振器の
周波数特性調整方法に係わるものである。
【０００６】また、第３及び第４の貫通孔を設け、１つ
の誘電体ブロックに複数の共振器を形成する場合におい
て、短絡導電体膜を削り取って周波数特性を調整するこ
とができる。
の誘電体ブロックに複数の共振器を形成する場合におい
て、短絡導電体膜を削り取って周波数特性を調整するこ
とができる。
【０００７】
【作用】本発明に従って複数の貫通孔を設け、これ等の
内導電体を直列接続すれば、等価的に長い貫通孔が得ら
れ、共振周波数の低い誘電体共振器又は誘電体フィルタ
を得ることができる。また、共振周波数を従来と同一に
した場合には誘電体ブロックの第１の端面から第２の端
面までの長さ（厚み）を小さくすることができる。短絡
導電体膜を削ると、容量変化が生じ、共振周波数が変化
する。
内導電体を直列接続すれば、等価的に長い貫通孔が得ら
れ、共振周波数の低い誘電体共振器又は誘電体フィルタ
を得ることができる。また、共振周波数を従来と同一に
した場合には誘電体ブロックの第１の端面から第２の端
面までの長さ（厚み）を小さくすることができる。短絡
導電体膜を削ると、容量変化が生じ、共振周波数が変化
する。
【０００８】
【実施例】次に、図１〜図６を参照して本発明の実施例
に係わる誘電体フィルタ及び周波数特性調整方法を説明
する。誘電体フィルタを構成するための誘電体磁器から
成る角柱状誘電体ブロック１は第１の端面２と、第２の
端面３と、４つの側面４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄとを有
し、更に第１の端面２から第２の端面３に貫通している
第１、第２、第３及び第４の共振孔５、６、７、８を有
し、更に第１及び第２の結合孔９、１０を有する。
に係わる誘電体フィルタ及び周波数特性調整方法を説明
する。誘電体フィルタを構成するための誘電体磁器から
成る角柱状誘電体ブロック１は第１の端面２と、第２の
端面３と、４つの側面４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄとを有
し、更に第１の端面２から第２の端面３に貫通している
第１、第２、第３及び第４の共振孔５、６、７、８を有
し、更に第１及び第２の結合孔９、１０を有する。
【０００９】互いに平行に配設された第１、第２、第３
及び第４の共振孔５、６、７、８の壁面には内導電体膜
１１が夫々設けられている。４つの側面４ａ〜４ｄには
外導電体膜１２が設けられている。第２の端面３には、
図３に示すように第１及び第２の共振孔５、６の内導電
体膜１１を相互に直列接続する第１の接続導電体膜１３
と、第３及び第４の共振孔７、８の内導電体膜１１を相
互に直列接続する第２の接続導電体膜１４が設けられて
いる。第１の端面２には図６に示すように第２及び第４
の共振孔６、８を外導電体膜１２に夫々接続するための
短絡導電体膜１５が設けられている。なお、結合の強さ
を変えて周波数特性を調整するために第２の結合孔１０
の壁面に導電体膜１６が設けられ、短絡導電体膜１５に
接続されている。
及び第４の共振孔５、６、７、８の壁面には内導電体膜
１１が夫々設けられている。４つの側面４ａ〜４ｄには
外導電体膜１２が設けられている。第２の端面３には、
図３に示すように第１及び第２の共振孔５、６の内導電
体膜１１を相互に直列接続する第１の接続導電体膜１３
と、第３及び第４の共振孔７、８の内導電体膜１１を相
互に直列接続する第２の接続導電体膜１４が設けられて
いる。第１の端面２には図６に示すように第２及び第４
の共振孔６、８を外導電体膜１２に夫々接続するための
短絡導電体膜１５が設けられている。なお、結合の強さ
を変えて周波数特性を調整するために第２の結合孔１０
の壁面に導電体膜１６が設けられ、短絡導電体膜１５に
接続されている。
【００１０】誘電体フィルタを伝送路に接続する時に
は、図５に示すように第１及び第３の共振孔５、７に第
１及び第２の端子１７、１８を挿入し、夫々の内導電体
膜１１に夫々接続し、外導電体膜１２をグラント導電体
に接続する。なお、第１及び第２の端子１７、１８は結
合コンデンサを介して信号伝送路に直列に接続される。
は、図５に示すように第１及び第３の共振孔５、７に第
１及び第２の端子１７、１８を挿入し、夫々の内導電体
膜１１に夫々接続し、外導電体膜１２をグラント導電体
に接続する。なお、第１及び第２の端子１７、１８は結
合コンデンサを介して信号伝送路に直列に接続される。
【００１１】図７は誘電体フィルタの等価回路を示す。
コンデンサＣ1 とインダクタンスＬ1 とから成る第１の
共振器は第１及び第２の共振孔５、６に基づくものであ
り、コンデンサＣ2 とインダクタンスＬ2 とから成る第
２の共振器は第３及び第４の共振孔７、８に基づくもの
であり、結合インピーダンスＺは結合孔９、１０に基づ
くものである。
コンデンサＣ1 とインダクタンスＬ1 とから成る第１の
共振器は第１及び第２の共振孔５、６に基づくものであ
り、コンデンサＣ2 とインダクタンスＬ2 とから成る第
２の共振器は第３及び第４の共振孔７、８に基づくもの
であり、結合インピーダンスＺは結合孔９、１０に基づ
くものである。
【００１２】本実施例によれば、第１及び第２の共振孔
５、６並びに第３及び第４の共振孔７、８が直列接続さ
れるので、１つの共振孔の長さの２倍の長さの共振孔を
設けたと同様な作用が生じる。従って、共振周波数が従
来と同一の場合には各共振孔５〜８の長さを従来のほぼ
１／２にすることができる。また、共振孔５〜８の長さ
を従来と同一にした場合には、共振周波数を低くするこ
とができる。
５、６並びに第３及び第４の共振孔７、８が直列接続さ
れるので、１つの共振孔の長さの２倍の長さの共振孔を
設けたと同様な作用が生じる。従って、共振周波数が従
来と同一の場合には各共振孔５〜８の長さを従来のほぼ
１／２にすることができる。また、共振孔５〜８の長さ
を従来と同一にした場合には、共振周波数を低くするこ
とができる。
【００１３】ところで、誘電体フィルタを無調整で目標
共振周波数が得られるように形成することは困難であ
る。そこで、この実施例では、目標共振周波数よりも低
い共振周波数が得られるように誘電体フィルタを形成す
る。その後、図２で破線で示すように短絡導電体膜１５
の一部１５ａ、１５ｂを削り取る。これにより、第１及
び第２の共振孔５、６と第３及び第４の共振孔７、８と
の結合度が変化し、共振周波数が高くなり、目標共振周
波数に近ずく。従って、共振周波数の調整を極めて容易
に達成できる。
共振周波数が得られるように形成することは困難であ
る。そこで、この実施例では、目標共振周波数よりも低
い共振周波数が得られるように誘電体フィルタを形成す
る。その後、図２で破線で示すように短絡導電体膜１５
の一部１５ａ、１５ｂを削り取る。これにより、第１及
び第２の共振孔５、６と第３及び第４の共振孔７、８と
の結合度が変化し、共振周波数が高くなり、目標共振周
波数に近ずく。従って、共振周波数の調整を極めて容易
に達成できる。
【００１４】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
く、例えば次の変形が可能なものである。
【００１５】図８に示すように、図１〜図６の誘電体フ
ィルタから第２の共振器を省いた単一の共振器構造にす
ることができる。即ち、誘電体ブロック１に第１及び第
２の共振孔５、６を設け、これ等の内導体膜１１を直列
接続した構成の共振器を形成することができる。図８の
Ｄ−Ｄ線断面図は図４と同一になる。なお、図８並びに
後述する図９及び図１０において図１〜図６と共通する
部分には同一の符号を付してその説明を省略する。この
場合にも短絡導電体膜１５の一部１５ａを削ることによ
り共振周波数が変化する。
ィルタから第２の共振器を省いた単一の共振器構造にす
ることができる。即ち、誘電体ブロック１に第１及び第
２の共振孔５、６を設け、これ等の内導体膜１１を直列
接続した構成の共振器を形成することができる。図８の
Ｄ−Ｄ線断面図は図４と同一になる。なお、図８並びに
後述する図９及び図１０において図１〜図６と共通する
部分には同一の符号を付してその説明を省略する。この
場合にも短絡導電体膜１５の一部１５ａを削ることによ
り共振周波数が変化する。
【００１６】図９に示すように短絡導電体膜１５を第１
及び第３の共振孔５、７の間に延在させて共振周波数を
調整してもよい。また、図１０に示すように外導電体膜
１２を第１の端面２上に延在させて共振周波数を調整す
ることができる。これ等のいずれにおいても短絡導電体
膜１５の一部１５ａ、１５ｂを削ることによって共振周
波数が変化する。また、図３に示す端面３において、共
振孔５〜８をリング状に囲むように内導電体膜１１を端
面３上に延在させることできる。
及び第３の共振孔５、７の間に延在させて共振周波数を
調整してもよい。また、図１０に示すように外導電体膜
１２を第１の端面２上に延在させて共振周波数を調整す
ることができる。これ等のいずれにおいても短絡導電体
膜１５の一部１５ａ、１５ｂを削ることによって共振周
波数が変化する。また、図３に示す端面３において、共
振孔５〜８をリング状に囲むように内導電体膜１１を端
面３上に延在させることできる。
【００１７】導電体膜１６を結合孔９と１０とのいずれ
か一方又は両方に一部のみに設けることができる。ま
た、結合孔１０に導電体膜１６を設けない構成にするこ
とができる。なお、共振周波数や周波数特性の調整のた
めに、結合孔１０の導電体膜１６を削り取ることができ
る。
か一方又は両方に一部のみに設けることができる。ま
た、結合孔１０に導電体膜１６を設けない構成にするこ
とができる。なお、共振周波数や周波数特性の調整のた
めに、結合孔１０の導電体膜１６を削り取ることができ
る。
【００１８】結合孔９、１０を省くことができる。この
場合には第１及び第２の共振孔５、６の第１の共振器
と、第３及び第４の共振孔７、８の第２の共振器とを独
立に使用することができる。また、第１及び第３の共振
孔５、７の相互間をコンデンサで容量結合し、２段のフ
ィルタとして使用することができる。
場合には第１及び第２の共振孔５、６の第１の共振器
と、第３及び第４の共振孔７、８の第２の共振器とを独
立に使用することができる。また、第１及び第３の共振
孔５、７の相互間をコンデンサで容量結合し、２段のフ
ィルタとして使用することができる。
【００１９】結合孔９、１０を設ける代りに、側面４
ａ、４ｂの中央に溝を設けることができる。
ａ、４ｂの中央に溝を設けることができる。
【００２０】誘電体ブロック１に更に多くの共振孔を形
成し、３段以上の誘電体フィルタとすることができる。
成し、３段以上の誘電体フィルタとすることができる。
【００２１】共振孔５、７に入出力結合コンデンサの一
部を挿入し、これを内導電体膜１１に接続することがで
きる。
部を挿入し、これを内導電体膜１１に接続することがで
きる。
【００２２】
【発明の効果】上述から明らかなように本発明によれば
小型化された又は共振周波数が低くされた誘電体共振器
の周波数特性を容易に調整することができる
小型化された又は共振周波数が低くされた誘電体共振器
の周波数特性を容易に調整することができる
【図１】実施例の誘電体フィルタを示す斜視図である。
【図２】図１の誘電体フィルタの平面図である。
【図３】図１の誘電体フィルタの底面図である。
【図４】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】図２のＣ−Ｃ線断面図である。
【図７】図１の誘電体フィルタの等価回路図である。
【図８】変形例の誘電体共振器を示す平面図である。
【図９】変形例の誘電体フィルタを示す平面図である。
【図１０】別の変形例の誘電体フィルタを示す平面図で
ある。
ある。
１ 誘電体ブロック ５ 第１の共振孔 ６ 第２の共振孔 ７ 第３の共振孔 ８ 第４の共振孔 １１ 内導電体膜 １２ 外導電体膜 １３ 第１の接続導電体膜 １４ 第２の接続導電体膜 １５ 短絡導電体膜
Claims (2)
- 【請求項１】 互いに対向する第１及び第２の端面とこ
れ等の間の側面とを有し、且つ前記第１の端面から前記
第２の端面に貫通するように形成された第１及び第２の
共振用貫通孔を有する誘電体ブロックと、 前記第１及び第２の貫通孔内に夫々設けられた内導電体
と、 前記誘電体ブロックの前記側面に設けられた外導電体
と、 前記第２の端面において前記第１の貫通孔の内導電体と
前記第２の貫通孔の内導電体とを接続する接続導電体膜
と、 前記第１の端面において前記第２の貫通孔の内導電体を
前記外導電体に接続する短絡導電体膜とを備えた誘電体
共振器において、 前記短絡導電体膜を削り取ることによって周波数特性を
調整することを特徴とする誘電体共振器の周波数特性調
整方法。 - 【請求項２】 互いに対向する第１及び第２の端面とこ
れ等の間の側面とを有し、且つ前記１の端面から前記第
２の端面に貫通するように形成された第１及び第２の貫
通孔及びこれ等に実質的に平行に配設された第３及び第
４の貫通孔を有する誘電体ブロックと、 前記第１、第２、第３及び第４の貫通孔内に夫々設けら
れた内導電体と、 前記側面に設けられた外導電体と、 前記第２の端面において前記第１の貫通孔の内導電体と
前記第２の貫通孔の内導電体とを接続する第１の接続導
電体膜と、 前記第２の端面において前記第３の貫通孔の内導電体と
前記第４の貫通孔の内導電体とを接続する第２の接続導
電体膜と、 前記第１の端面において前記第２及び第４の貫通孔の内
導電体を前記外導電体に夫々接続する短絡導電体膜とを
備えた誘電体共振器において、 前記短絡導電体膜を削り取ることによって周波数特性を
調整することを特徴とする誘電体共振器の周波数特性調
整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9374291A JPH05102704A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 誘電体共振器の周波数特性調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9374291A JPH05102704A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 誘電体共振器の周波数特性調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05102704A true JPH05102704A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=14090872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9374291A Pending JPH05102704A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 誘電体共振器の周波数特性調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05102704A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58204602A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-29 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体同軸共振器の共振周波数調整方法 |
| JPS58204601A (ja) * | 1982-05-24 | 1983-11-29 | Murata Mfg Co Ltd | 分布定数形フイルタの帯域巾調整方法 |
| JPS62142401A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-25 | Tdk Corp | 誘電体共振器 |
| JPS62213301A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-19 | Tdk Corp | 誘電体フィルタ |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP9374291A patent/JPH05102704A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960423 |