JPH05101796A - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JPH05101796A
JPH05101796A JP26158191A JP26158191A JPH05101796A JP H05101796 A JPH05101796 A JP H05101796A JP 26158191 A JP26158191 A JP 26158191A JP 26158191 A JP26158191 A JP 26158191A JP H05101796 A JPH05101796 A JP H05101796A
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pattern
layer
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fluorescent
conductive non
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JP26158191A
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Yoichi Murayama
容一 村山
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Nippon Electric Kagoshima Ltd
NEC Kagoshima Ltd
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Nippon Electric Kagoshima Ltd
NEC Kagoshima Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】蛍光体層パターンの表面にプリント精度が蛍光
体より高い。導電性非発光物質パターンを設けたことを
特徴とする。 【効果】複雑なパターンも従来より小さく形成できる。
また、形成法も印刷法でよいためフォトリソグラフィ法
より経済的にパターンを形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光表示管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光表示管の1例として図3に示
す構造のものがある。陽極基板1とスペーサガラス3と
カバーガラス2と各々の間を気密封止する低融点ガラス
13で真空外囲器を構成する。陽極基板1の上には、所
定の表示パターンに形成された蛍光体膜を主とする陽極
6が設けられている。
【0003】陽極6の上には、陽極6を覆いかつ所定の
間隙を維持して網目(メッシュ)状グリッド5が設けら
れ、更にその上に所定の間隔を維持して線状カソード4
が支持構体を使用して架張されている。使用時には、線
状カソード4は通電加熱され、網目状グリッド5の電位
が線状カソード4の電位に対し正になった時に熱電子を
放射して電子源となる。この放射された熱電子が、線状
カソード4の電位に対して正の電位になっている陽極6
を衝撃し発光させ所定のパターンを発光表示させる。
【0004】陽極6は、蛍光体層7とグラファイト層8
とから成り、絶縁体層9に設けられたスルーホールを埋
める導電体10と、導電体10に電気的に接続している
導体配線11を介して外部端子12に電気的に接続さ
れ、陽極6はこの外部端子12を通してその電位を制御
される。
【0005】表示パターンは蛍光体層7の平面形状によ
り決まり、蛍光体層7の網目状グリッド5側の表面は、
他の物質により覆われるように形成されることはない。
この蛍光体層7は、シルクスクリーンを使用した印刷法
で形成できる利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の蛍光表示管
においては、蛍光体の発光効率の点から蛍光体の粒径に
数μm〜10数μmという最適条件範囲があり、又発光
輝度の点から蛍光体層の厚さに20〜30μm以上必要
という条件が存在するため、蛍光体層を形成する印刷工
程に使用するスクリーンのメッシュピッチ,厚さ及び印
刷時の蛍光体ペーストと粘度に制約が加わる。このため
例えばある種の漢字の如き複雑なパターンにおいては、
実用に供せられるパターンサイズは下限を有していた。
すなわち、蛍光体のプリント条件の制限からパターンに
よっては、あまり小さくできないという問題点を有して
いた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、主としてガラ
スより成る真空外囲器と前記真空外囲器内に設けられた
電子源としての線状カソードと前記線状カソードから放
出された電子の衝撃により発光する主として蛍光体から
成る陽極とを備えた蛍光表示管において、前記陽極の蛍
光体層の前記線状カソード側表面の一部に導電性非発光
物質層を設けたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す陽極部分の断面図で
ある。グラファイト層8の上に印刷法で形成された蛍光
体層7が設けられ、更にその表面の一部に印刷法で形成
された導電性非発光物質層14を設けている。例えば、
“東”という漢字の表示パターンを形成するのに、図2
(a)に示したパターンの蛍光体層7の上に図2(b)
に示したパターンの導電性非発光物質パターン14を設
ける。
【0009】通常の蛍光表示管においては、蛍光体の発
光励起電子の加速電圧は高々数10Vであり、この発光
励起電子の蛍光体への侵入深さは数10オングストロー
ムである。従って、本発明による導電性非発光物質パタ
ーン14の厚さは数100オングストローム以上であれ
ばその目的を達し得る。従って、本発明による導電性非
発光物質パターンは、用いる素材の粒径は、数100オ
ングストロームの超微粉末を使用して、目の細かく又厚
さの薄いスクリーンを使用した印刷法により、蛍光体層
に比較して飛躍的に微細なパターン形成を成すことがで
きる。又、本発明に用いる導電性非発光物質は、周辺の
蛍光体層の発光特性に影響を及ぼすことを避けねばなら
ないから使用可能な材質は限られる。又、導電性非発光
物質の代替物として誘電体非発光物質を使用すると誘電
体の帯電により周囲への電子入射が妨げられ、周囲の蛍
光体層の発光輝度が著しく低下し商品価値を損う。
【0010】本実施例においては、導電性非発光物質と
してIn2 3 を用い従来、字高3mmが実用的限界で
あった“東”の文字を字高2.7mmで形成することが
できた。なお、図2の文字パターン形成は1例であり、
これに限るものではない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、蛍光体層
の表面に導電性非発光物質パターンを設けることにより
発光パターンの形成を行っているので、複雑なパターン
も従来より小さく形成できるという効果を有している。
又、形成法も印刷法によるためフォトリソグラフィ法に
よる微細パターン形成に比較し経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の陽極部分の断面図である。
【図2】本発明のプリントパターンの1例を示す図で、
(a)図は蛍光体層プリントパターン,(b)図は導電
性非発光物質パターンを示す図である。
【図3】従来の蛍光体表示管を示す断面図である。
【符号の説明】
1 陽極基板 2 カバーガラス 3 スペーサーガラス 4 線状カソード 5 網目状グリッド 6 陽極 7 蛍光体層 8 グラファイト層 9 絶縁体層 10 導電体 11 導体配線 12 外部端子 13 低融点ガラス 14 導電非発光物質パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてガラスより成る真空外囲器と前
    記真空外囲器内に設けられた電子源としての線状カソー
    ドと前記線状カソードから放出された電子の衝撃により
    発光する主として蛍光体から成る陽極とを備えた蛍光表
    示管において、前記陽極の蛍光体層の前記線状カソード
    側表面の一部に導電性非発光物質層を設けたことを特徴
    とする蛍光表示管。
JP26158191A 1991-10-09 1991-10-09 蛍光表示管 Expired - Fee Related JP2723715B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8506539B2 (en) 2002-11-05 2013-08-13 Optometric Technology Group Ltd. Eyelid margin wipes comprising chemical means for temperature adjustment

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US8506539B2 (en) 2002-11-05 2013-08-13 Optometric Technology Group Ltd. Eyelid margin wipes comprising chemical means for temperature adjustment

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