JPH0510098B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0510098B2
JPH0510098B2 JP59266823A JP26682384A JPH0510098B2 JP H0510098 B2 JPH0510098 B2 JP H0510098B2 JP 59266823 A JP59266823 A JP 59266823A JP 26682384 A JP26682384 A JP 26682384A JP H0510098 B2 JPH0510098 B2 JP H0510098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply
discharge
balloon
groove
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP59266823A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61143033A (ja
Inventor
Kenichi Oohara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP59266823A priority Critical patent/JPS61143033A/ja
Publication of JPS61143033A publication Critical patent/JPS61143033A/ja
Publication of JPH0510098B2 publication Critical patent/JPH0510098B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、体内挿入部の先端に設ける体腔内超
音波診断装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 第3図、第4図は従来のこの種超音波診断装置
を示すものである。内視鏡の体内挿入部11は、
軟性部12と湾曲部13からなつており、湾曲部
13の先端に、超音波送受信部20が設けられて
いる。この超音波送受信部20は、湾曲部13の
先端に設けた取付部21と、この取付部21に連
結リング22を介して固定されるカバー23と、
この取付部21からカバー23の外周に被着され
るバルーン24とを有し、カバー23内に、超音
波発振子25が位置している。この超音波発振子
25は、図示しない駆動系によつて回転駆動され
る可撓軸26先端に固定されている。カバー23
の側周部は、超音波透過部27となつており、超
音波発振子25から発振される超音波が、カバー
23内に封入した超音波媒体液を介して、この超
音波透過部27に伝達される。
取付部21とカバー23の外周にはそれぞれ、
バルーン装着溝28,29が形成されており、取
付部21にはさらに、このバルーン装着溝28,
29の内側位置に、給排溝30が形成されてい
る。この給排溝30の底面には、供給路32と排
出路33とが開口しており、この供給路32は体
内挿入部11内を通る供給管路34を介して操作
部14の送液口15に連通している。また排出路
33は同じく体内挿入部11内を通る排出管路3
5およびバルブ装置を介して吸引ポンプに連通し
ている。
バルーン24は、ゴム等の伸縮性を有する弾性
材料からなるもので、筒状をしており、その両端
部に、断面球状の管状部37,38が一体に設け
られている。この管状部37,38はその弾性に
より拡縮でき、それぞれバルーン装着溝28,2
9に嵌着される。
第3図の内視鏡の他の要素を簡単に説明する
と、上記操作部14は、主操作部16と副操作部
17とからなるもので、副操作部17には、上記
送液口15と並んで吸引切換装置18が設けられ
ている。この吸引切換装置18は、吸引ポンプ
(図示せず)の吸引力を、上記排出管路35、ま
たは体腔内汚物を吸引除去する吸引チユーブに択
一して作用させるものである。
主操作部16には、接眼装置40、湾曲部13
の操作部41、送気送水ボタン42、および吸引
ボタン43が設けられ、さらにライトガイドケー
ブル44および電気ケーブル45が接続されてい
る。ライトガイドケーブル44はそのコネクタ4
6が図示しない照明装置に接続され、この照明装
置からの光が周知のライトガイドを介して体内挿
入部11先端の照明窓(図示せず)に導かれる。
また電気ケーブル45はそのコネクタ47が図示
しない電源装置に接続され、この電源装置によ
り、副操作部16内の駆動装置を介して可撓軸2
6が駆動され、超音波発振子25が作動する。操
作部14および体内挿入部11内には、体内挿入
部11先端の観察窓(図示せず)と接眼装置40
とを光学的に接続するイメージフアイバが挿入さ
れ、接眼装置40を介し体腔内の像を観察するこ
とができる。
以上の従来装置は、超音波診断時において、バ
ルーン24を取付部21からカバー23に跨がら
せて被着し、バルーン24内に水、油等の超音波
伝達媒体液を充填する。この充填時には、操作部
14の送液口15に例えば、送液シリンダを接続
して供給管路34に上記液体を供給する一方、排
出管路35を吸引切換装置18および吸引ボタン
43を介して吸引ポンプに接続し、バルーン24
内の気体を給排溝30から外部に排出しながら、
バルーン24内を液体で満たす。このセツトが完
了したら、バルーン24側面を体腔内壁に接触さ
せ、超音波発振子25および可撓軸26を作動さ
せると、超音波発振子25からの超音波がカバー
23およびバルーン24内の伝達媒体液を介して
体腔内壁に伝達され、体腔内壁内で反射する超音
波を再び超音波発振子25で捕えることにより、
体腔内壁の断層像が得られる。ところがこの従来
装置は、バルーン24の環状部37が、縮径しよ
うとする比較的強い弾性を有することから、バル
ーン24を取付部21に着脱するときに、第5図
に示すように、給排溝30に落ち込むことがあつ
た。このためバルーン24の着脱作業が煩わし
く、時間がかかるという問題があつた。この問題
点は、第6図に示すように、給排溝30の幅をバ
ルーン装着溝28の幅、つまり環状部37の径よ
り狭くすることで解決できるが、単に給排溝30
の幅を狭くすると、排出管路35からバルーン2
4内の気体を吸引する際、バルーン24がこの給
排溝30に密着してしまい、バルーン24内の気
体を完全に除くことができない。バルーン24内
に気体が残存すると、超音波による正確な断層像
が得られず、あるいは誤診の原因となる。
「発明の目的」 本発明は、従来の超音波診断装置のこのような
問題点を解消し、バルーンの着脱時に、その端部
の環状部が給排溝に落ち込むことがなく、しかも
バルーン内の気体を吸引する際、給排溝がバルー
ンによつて閉塞されることのない装置を得ること
を目的とする。
「発明の概要」 本発明は、従来装置の問題点が給排溝の溝幅が
広いために生じること、および給排溝の溝幅を単
純に狭くしたのでは、バルーンが給排溝に吸着さ
れてしまうという二つの問題点を解決するため、
給排溝をバルーン装着溝の幅より狭い複数の給排
溝に分割し、かつこれらの複数の給排溝を相互に
連通させたことを特徴としている。この構成によ
ると、仮に一の給排溝の外周がバルーンによつて
閉塞されたとしても、その給排溝は他の給排溝と
連通していて結局バルーン内部と連通するため、
バルーン内の気体を確実に除去することができ
る。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第
1図、第2図は本発明の実施例を示すもので、第
3図、第4図の従来装置と同一の要素には同一の
符号を付している。本発明の特徴は、給排溝をバ
ルーン装着溝28より幅の狭い2つの給排溝5
0,50に分け、この給排溝50,50を、両者
間の隔壁51に形成した連通溝52を介して連通
させた点にある。排出路33および供給路32
は、2つの給排溝50,50のうちの図の上側、
つまり操作部14側の給排溝50の底部に開口し
ている。53は、連結レング22と取付部21と
の係合部に設けたねじ部、54はこのねじ部53
からの液体の浸入を防ぐOリングである。
上記構成の本装置は、超音波診断装置として使
用する際に、取付部21およびカバー23にバル
ーン24を被着する。この被着の際には、バルー
ン24の環状部37をその弾性に抗して拡径しな
がら給排溝50,50からバルーン装着溝28側
に移動させるが、この際、仮に環状部37が給排
溝50,50と当接する位置で離されたとして
も、給排溝50の幅wは、バルーン装着溝28の
幅Wより小さく設定されているため、環状部37
が給排溝50内に落ち込むことがない。よつて環
状部37を容易にバルーン装着溝28迄移動させ
てこれに嵌めることができる。
そして反対側の環状部38をカバー23先端の
バルーン装着溝29に嵌めて、バルーン24のセ
ツトが終了したら、超音波送受信部20および体
内挿入部11を体腔内に挿入する。超音波送受信
部20が目的部位に到達したら、操作部41によ
り湾曲部13を操作して超音波送受信部20を第
1図、第2図のように垂直にする。その状態で、
操作部14の送液口15から供給管路34に伝達
媒体液を供給すると、給排溝50および連通溝5
2を介しバルーン24内に該液体が供給される。
バルーン24内に液体がある程度たまり、バルー
ン24内の気体が押し上げられたならば、操作部
14の吸引切換装置18および吸引ボタン43を
操作して、排出管路35を吸引ポンプと接続す
る。すると、バルーン24内の気体は、給排溝5
0および連通溝52を介し、排出管路35から吸
引排出される。
このバルーン24内気体の排出の際、従来装置
では、バルーン24の周部が単一の給排溝30に
吸引付着され、その結果、バルーン24内空気の
排出ができないことがあつたが、本発明は、給排
溝50が2つ設けられ、しかもこの2つの給排溝
50が連通溝52を介して連通しているため、こ
のような事態は生じない。すなわち従来装置にお
いて、バルーン24が給排溝30に吸着されてし
まう原因は、吸引力が給排溝30部分に集中する
ためと考えられるが、本発明では、連通溝52に
よつて連通する2つの給排溝50によつて吸引力
が広い範囲に分散されるので、バルーン24が吸
着されるおそれはなく、したがつてバルーン24
内の気体を確実に排出することができる。また排
出管路35は図の上側の給排溝50に開口してい
るため、この上側の給排溝50が液体で覆われる
迄、気体の排出が行なわれるから、バルーン24
の上部に気体が残存することもない。
超音波診断の終了後は、バルーン24内の液体
を抜き、バルーン24を外すが、この際にも環状
部37が給排溝50に落ち込むことがないので、
バルーン24の離脱作業は容易である。
給排溝50の数は、2つ以上の適当数にするこ
とができる。また複数の給排溝50は、実施例の
ように、給排溝50間の隔壁51に連通溝52を
設ける他、第1図、第2図に鎖線で示すように、
排出路33を各給排溝50の底部に開口させるこ
とによつて連通させてもよい。
「発明の効果」 以上のように本発明によれば、体内挿入部先端
に対するバルーンの着脱作業において、バルーン
の端部の環状部が給排溝に落ち込むことがないた
め、その着脱操作が非常に簡単になる。また、複
数の給排溝により吸引力が分散するため、バルー
ンが給排溝に吸着されることがなく、したがつて
バルーン内の気体を確実に除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本発明の超音波診断
装置の実施例を示す、液体充填前と充填中の状態
の断面図、第3図は超音波診断装置を装着した内
視鏡の全体の正面図、第4図は、従来の超音波診
断装置の例を示す断面図、第5図、第6図は従来
の超音波診断装置に生じる問題点を示す断面図で
ある。 11……体内挿入部、15……送液口、20…
…超音波送受信部、21……取付部、22……連
結リング、23……カバー、24……バルーン、
25……超音波発振子、28,29……バルーン
装着溝、32……供給路、33……排出路、34
……供給管路、35……排出管路、37,38…
…環状部、50……給排溝、51……隔壁、52
……連通溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体腔内に挿入される体内挿入部の先端部に、
    超音波発振子を内蔵した超音波送受信部を設け、
    この超音波送受信部の外周に、バルーンの装着溝
    と、このバルーン装着溝より内側に位置する液体
    および気体の給排溝を形成し、上記装着溝に、内
    部に超音波伝達媒体液を充填する弾性材料からな
    るバルーンの端部環状部を嵌着するとともに、上
    記給排溝に、供給路および排出路を連通させた体
    腔内超音波診断装置において、上記給排溝を、バ
    ルーン装着溝より幅の狭い複数の給排溝に分割
    し、かつこの複数の給排溝を相互に連通させたこ
    とを特徴とする体腔内超音波診断装置。 2 特許請求の範囲第1項において、複数の給排
    溝間は、給排溝間の隔壁に形成した連通溝によつ
    て連通している体腔内超音波診断装置。 3 特許請求の範囲第1項において、複数の給排
    溝間は、上記排出路を介して連通している体腔内
    超音波診断装置。
JP59266823A 1984-12-18 1984-12-18 体腔内超音波診断装置 Granted JPS61143033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59266823A JPS61143033A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 体腔内超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59266823A JPS61143033A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 体腔内超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61143033A JPS61143033A (ja) 1986-06-30
JPH0510098B2 true JPH0510098B2 (ja) 1993-02-08

Family

ID=17436153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59266823A Granted JPS61143033A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 体腔内超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61143033A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549471Y2 (ja) * 1990-06-25 1997-09-30 株式会社島津製作所 体腔内用超音波プローブ
DK0471898T3 (da) 1990-08-22 1999-09-06 Nellcor Puritan Bennett Inc Apparat til foster-pulsoximetri

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61143033A (ja) 1986-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4741326A (en) Endoscope disposable sheath
JPH01160525A (ja) 内視鏡
US4263897A (en) Endoscope
CN102458218A (zh) 带流体清洁的内窥镜系统
US4562830A (en) Suction device for an endoscope
US5980462A (en) Ultrasonic diagnostic devices and ultrasonic endoscopes
WO2019075705A1 (zh) 保护套、带有保护套的宫腔镜以及带有保护套的肾镜
JPH0510098B2 (ja)
JP2000271070A (ja) 超音波内視鏡の流体制御装置
JP2001017384A (ja) 作業ダクトを含む内視鏡
SU1034746A1 (ru) Устройство дл дренировани
JP2012245061A (ja) 超音波内視鏡
JPS5865129A (ja) 超音波診断用内視鏡装置
JPS6010562Y2 (ja) 内視鏡
JPH0554342B2 (ja)
JPH0257932B2 (ja)
JP3437318B2 (ja) 体腔内超音波診断装置
JPH01216239A (ja) 管内自走式内視鏡
JPH0439333B2 (ja)
JP3017754B2 (ja) 内視鏡
US11925314B2 (en) Ultrasound endoscope
JPH06304169A (ja) 超音波プローブ
JPH10118071A (ja) 超音波内視鏡
CN221013221U (zh) 一种内窥镜清洗装置
US20220409175A1 (en) Ultrasonic endoscope

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees