JPH05100129A - リボン光フアイバ用フエルールの研磨方法および装置 - Google Patents
リボン光フアイバ用フエルールの研磨方法および装置Info
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- JPH05100129A JPH05100129A JP3284038A JP28403891A JPH05100129A JP H05100129 A JPH05100129 A JP H05100129A JP 3284038 A JP3284038 A JP 3284038A JP 28403891 A JP28403891 A JP 28403891A JP H05100129 A JPH05100129 A JP H05100129A
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- polishing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B19/00—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
- B24B19/22—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground
- B24B19/226—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground of the ends of optical fibres
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リボン光ファイバ付フェルールの端面を、そ
の接続端面での反射戻り損失およびフレネル損失を極限
まで低減化する形状に研磨できるリボン光ファイバ用フ
ェルールの研磨方法およびその装置を得る。 【構成】 減速電動機２３の駆動力は偏心軸２４，連結
ロッド３１を通じてフェルール取付部材８の延長部８ｃ
の揺動駆動軸１０に伝達される。フェルール取付部材８
の中間部８ａは揺動軸９ａ，９ｂを中心に揺動される。
フェルール取付孔に取り付けられたリボン光ファイバ用
ファイバの端面は横断面が円弧状になるように研磨され
る。このように研磨された接続端面は線接触となり、反
射戻り損失およびフレネル損失を低減化できる。
の接続端面での反射戻り損失およびフレネル損失を極限
まで低減化する形状に研磨できるリボン光ファイバ用フ
ェルールの研磨方法およびその装置を得る。 【構成】 減速電動機２３の駆動力は偏心軸２４，連結
ロッド３１を通じてフェルール取付部材８の延長部８ｃ
の揺動駆動軸１０に伝達される。フェルール取付部材８
の中間部８ａは揺動軸９ａ，９ｂを中心に揺動される。
フェルール取付孔に取り付けられたリボン光ファイバ用
ファイバの端面は横断面が円弧状になるように研磨され
る。このように研磨された接続端面は線接触となり、反
射戻り損失およびフレネル損失を低減化できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信回路に
おいて多心一括接続に使用されるリボン光ファイバコネ
クタや光減衰器その他の光回路部品に使用される光ファ
イバ付きフェルールの端面を研磨する方法およびその装
置、さらに詳しくいえば、上記光回路部品の接続端面で
の有害な反射戻り光損失を極限まで低減化するためにそ
の端面の研磨形状を考慮したリボン光フェルール用フェ
ルールの研磨方法およびその装置に関する。
おいて多心一括接続に使用されるリボン光ファイバコネ
クタや光減衰器その他の光回路部品に使用される光ファ
イバ付きフェルールの端面を研磨する方法およびその装
置、さらに詳しくいえば、上記光回路部品の接続端面で
の有害な反射戻り光損失を極限まで低減化するためにそ
の端面の研磨形状を考慮したリボン光フェルール用フェ
ルールの研磨方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】光フェルール通信回路には、光フェルー
ルの接続に使用される光コネクタ，光量の減衰に使用さ
れる光減衰器，光信号の分岐合流に使用される光分岐合
流器，光信号のオン，オフおよび回路切替えに使用され
る光スイッチ等、多くの光部品が使用されている。光通
信の適用分野が拡大してくると、それに伴い光回路部品
のみならず、光ファイバの敷設の工期または費用なども
膨大なものになってくる。これを解決する方法の一つと
して現在４〜１２本の光ファイバを並列に配置して平板
状にしたリボン光ファイバが実用化され、急速に普及し
つつある。
ルの接続に使用される光コネクタ，光量の減衰に使用さ
れる光減衰器，光信号の分岐合流に使用される光分岐合
流器，光信号のオン，オフおよび回路切替えに使用され
る光スイッチ等、多くの光部品が使用されている。光通
信の適用分野が拡大してくると、それに伴い光回路部品
のみならず、光ファイバの敷設の工期または費用なども
膨大なものになってくる。これを解決する方法の一つと
して現在４〜１２本の光ファイバを並列に配置して平板
状にしたリボン光ファイバが実用化され、急速に普及し
つつある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバを用いて光
通信回路を構成する場合、光ファイバの接続個所は必然
的に多くなり、特に大容量高速通信の場合には、これら
の接続個所で生じる反射戻り損失および接続損失の大幅
な低減化を考慮する必要がある。図８は接続端面を直角
に研磨した従来の４心リボン光ファイバ付コネクタの一
例を示す図で、同図（ａ）は整列スリーブを断面で示し
た平面図を，同図（ｂ）はＡ−Ａ断面図をそれぞれ示し
ている。被覆部分５１ａ，５１ｂを除去した４本の光フ
ァイバ素線５２ａ，５２ｂを取り付けた一対の横断面が
角形のフェルール５５ａ，５５ｂの接続端面５６ａ，５
６ｂ面が光ファイバ軸に対し直角に研磨されている。フ
ェルール５５ａと５５ｂを整列スリーブ５７に挿入する
ことにより、その接続端面５６ａ，５６ｂは接続され
る。これにより入力光Ｌの光ファイバ５２ａ，５２ｂ相
互間の伝搬が可能になる。
通信回路を構成する場合、光ファイバの接続個所は必然
的に多くなり、特に大容量高速通信の場合には、これら
の接続個所で生じる反射戻り損失および接続損失の大幅
な低減化を考慮する必要がある。図８は接続端面を直角
に研磨した従来の４心リボン光ファイバ付コネクタの一
例を示す図で、同図（ａ）は整列スリーブを断面で示し
た平面図を，同図（ｂ）はＡ−Ａ断面図をそれぞれ示し
ている。被覆部分５１ａ，５１ｂを除去した４本の光フ
ァイバ素線５２ａ，５２ｂを取り付けた一対の横断面が
角形のフェルール５５ａ，５５ｂの接続端面５６ａ，５
６ｂ面が光ファイバ軸に対し直角に研磨されている。フ
ェルール５５ａと５５ｂを整列スリーブ５７に挿入する
ことにより、その接続端面５６ａ，５６ｂは接続され
る。これにより入力光Ｌの光ファイバ５２ａ，５２ｂ相
互間の伝搬が可能になる。
【０００４】この従来のリボン光ファイバ付コネクタ
は、端面研磨時に微小ではあっても加工誤差が生ずるの
で、整列スリーブ５７で対向接続したとき各光ファイバ
端面が密着せず、空気層の介在に起因して０．３５デシ
ベル程度のフレネル損失による接続損失が生じる。ま
た、入射光Ｌが接続端面で反射して光源に戻っていく反
射戻り損失が生じ、−１０デシベル程度の損失が発生す
る。この欠陥を改善する方法として単心ファイバ付コネ
クタ・フェルールの場合は、接続端面を球面に研磨仕上
げして、球面の頂点で光ファイバを直接接触させること
によりフレネル損失を解消するとともに反射戻りを低減
化する方法がある。また、光ファイバ軸に対する直角面
に対し８度以上傾斜研磨して接続端面に生ずる入力光の
反射戻り光を光ファイバのクラッド層に放射して光源に
戻らないようにして極限まで低減する方法が考えられて
いる。しかしながら、リボン光ファイバ付フェルールに
関しては、フェルール形状自体が単心光ファイバ付コネ
クタ・フェルールとは異なる分野であるので、端面の形
状および研磨方法に関しては研究開発途上にある。
は、端面研磨時に微小ではあっても加工誤差が生ずるの
で、整列スリーブ５７で対向接続したとき各光ファイバ
端面が密着せず、空気層の介在に起因して０．３５デシ
ベル程度のフレネル損失による接続損失が生じる。ま
た、入射光Ｌが接続端面で反射して光源に戻っていく反
射戻り損失が生じ、−１０デシベル程度の損失が発生す
る。この欠陥を改善する方法として単心ファイバ付コネ
クタ・フェルールの場合は、接続端面を球面に研磨仕上
げして、球面の頂点で光ファイバを直接接触させること
によりフレネル損失を解消するとともに反射戻りを低減
化する方法がある。また、光ファイバ軸に対する直角面
に対し８度以上傾斜研磨して接続端面に生ずる入力光の
反射戻り光を光ファイバのクラッド層に放射して光源に
戻らないようにして極限まで低減する方法が考えられて
いる。しかしながら、リボン光ファイバ付フェルールに
関しては、フェルール形状自体が単心光ファイバ付コネ
クタ・フェルールとは異なる分野であるので、端面の形
状および研磨方法に関しては研究開発途上にある。
【０００５】本発明の目的は上記リボン光ファイバ付フ
ェルールの端面を、その接続端面での反射戻り損失およ
びフレネル損失を極限まで低減化する形状に研磨できる
リボン光ファイバ用フェルールの研磨方法を提供するこ
とにある。
ェルールの端面を、その接続端面での反射戻り損失およ
びフレネル損失を極限まで低減化する形状に研磨できる
リボン光ファイバ用フェルールの研磨方法を提供するこ
とにある。
【０００６】本発明の他の目的は上記リボン光ファイバ
用フェルールの研磨方法に従い、その接続端面の接触が
線接触になるように横断面が円弧状になるように研磨で
きるリボン光ファイバ用フェルールの研磨装置用工具を
提供することにある。
用フェルールの研磨方法に従い、その接続端面の接触が
線接触になるように横断面が円弧状になるように研磨で
きるリボン光ファイバ用フェルールの研磨装置用工具を
提供することにある。
【０００７】本発明のさらに他の目的は上記リボン光フ
ァイバ用フェルールの研磨装置用工具を用いた研磨装置
を提供することにある。
ァイバ用フェルールの研磨装置用工具を用いた研磨装置
を提供することにある。
【０００８】本発明のさらなる他の目的は上記リボン光
ファイバ用フェルールの研磨装置によってその端面を研
磨したリボン光ファイバ用フェルールを提供することに
ある。
ファイバ用フェルールの研磨装置によってその端面を研
磨したリボン光ファイバ用フェルールを提供することに
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるリボン光ファイバ用フェルールの研磨方
法はリボン光ファイバ用フェルールの端面を、研磨装置
にセットされた研磨部材の研磨面に対面させて取付け、
前記リボン光ファイバ用フェルールを、光ファイバ列方
向に対し、直角方向に円弧を描くように揺動させて前記
端面を研磨するように構成されている。
に本発明によるリボン光ファイバ用フェルールの研磨方
法はリボン光ファイバ用フェルールの端面を、研磨装置
にセットされた研磨部材の研磨面に対面させて取付け、
前記リボン光ファイバ用フェルールを、光ファイバ列方
向に対し、直角方向に円弧を描くように揺動させて前記
端面を研磨するように構成されている。
【００１０】上記研磨方法において、前記研磨部材に対
面させたリボン光ファイバ用フェルールの端面は、前記
研磨部材の研磨面と平行な面に対し、光ファイバ列方
向，光ファイバ列方向と直角方向または光ファイバ列お
よびその直角方向に一定の角度を持つようにセットされ
るように構成することができる。そして、その一定の角
度は８度以上になるように構成することができる。
面させたリボン光ファイバ用フェルールの端面は、前記
研磨部材の研磨面と平行な面に対し、光ファイバ列方
向，光ファイバ列方向と直角方向または光ファイバ列お
よびその直角方向に一定の角度を持つようにセットされ
るように構成することができる。そして、その一定の角
度は８度以上になるように構成することができる。
【００１１】また、本発明によるリボン光ファイバ用フ
ェルールの研磨装置用工具は１または複数個のリボン光
ファイバ用フェルールを取り付ける孔を矩形状の板に一
列に配列し、前記矩形状の板の両端を直角方向に延長し
てなる延長部に揺動軸を設け、さらに前記延長部の一方
を延長した部分に揺動駆動軸を設けてなるフェルール取
付部材と、先端に前記フェルール取付部材の揺動軸を取
付け、反対側の先端付近に研磨圧力を調整する部材を設
けるとともに研磨位置を微調節する装置および前記揺動
駆動軸を駆動するための駆動装置をそれぞれ搭載した支
持部材と、前記駆動装置の駆動軸と前記フェルール取付
部材の揺動駆動軸との間を連結し、前記駆動装置を駆動
させたとき、前記フェルール取付部材を前記揺動軸を中
心に揺動させるための連結ロッドと、研磨装置の基部に
取り付けられ、前記支持部材の中間位置を、回転可能に
支持する基盤部材と、前記中間位置に支持された支持部
材に回転習性を与える付勢部材とを含み、前記付勢部材
が与える回転習性または前記支持部材自体の重量に逆ら
って前記研磨圧力を調整する部材および研磨位置を微調
節する装置を操作することにより、前記フェルール取付
部材に取り付けたリボン光ファイバ用フェルールの端面
の、研磨部材に対する位置および圧力を調整できるとと
もに前記リボン光ファイバの列方向に対し、直角方向に
前記揺動軸を中心に円弧を描き揺動させるように構成さ
れている。
ェルールの研磨装置用工具は１または複数個のリボン光
ファイバ用フェルールを取り付ける孔を矩形状の板に一
列に配列し、前記矩形状の板の両端を直角方向に延長し
てなる延長部に揺動軸を設け、さらに前記延長部の一方
を延長した部分に揺動駆動軸を設けてなるフェルール取
付部材と、先端に前記フェルール取付部材の揺動軸を取
付け、反対側の先端付近に研磨圧力を調整する部材を設
けるとともに研磨位置を微調節する装置および前記揺動
駆動軸を駆動するための駆動装置をそれぞれ搭載した支
持部材と、前記駆動装置の駆動軸と前記フェルール取付
部材の揺動駆動軸との間を連結し、前記駆動装置を駆動
させたとき、前記フェルール取付部材を前記揺動軸を中
心に揺動させるための連結ロッドと、研磨装置の基部に
取り付けられ、前記支持部材の中間位置を、回転可能に
支持する基盤部材と、前記中間位置に支持された支持部
材に回転習性を与える付勢部材とを含み、前記付勢部材
が与える回転習性または前記支持部材自体の重量に逆ら
って前記研磨圧力を調整する部材および研磨位置を微調
節する装置を操作することにより、前記フェルール取付
部材に取り付けたリボン光ファイバ用フェルールの端面
の、研磨部材に対する位置および圧力を調整できるとと
もに前記リボン光ファイバの列方向に対し、直角方向に
前記揺動軸を中心に円弧を描き揺動させるように構成さ
れている。
【００１２】上記研磨装置用工具において、前記フェル
ール取付部材のリボン光ファイバ用フェルール取付孔
は、前記矩形状の板の垂直軸に対し光ファイバ列方向，
光ファイバ列方向と直角方向または光ファイバ列および
その直角方向に、一定の角度を持つように設けることが
できる。そして、その一定の角度は８度以上になるよう
に構成することができる。
ール取付部材のリボン光ファイバ用フェルール取付孔
は、前記矩形状の板の垂直軸に対し光ファイバ列方向，
光ファイバ列方向と直角方向または光ファイバ列および
その直角方向に、一定の角度を持つように設けることが
できる。そして、その一定の角度は８度以上になるよう
に構成することができる。
【００１３】さらに、本発明によるリボン光ファイバ用
フェルールの研磨装置は上記リボン光ファイバ用フェル
ールの研磨装置用工具と、駆動させられる研磨部材が設
けられ、前記研磨装置用工具を搭載する基部とから構成
されている。
フェルールの研磨装置は上記リボン光ファイバ用フェル
ールの研磨装置用工具と、駆動させられる研磨部材が設
けられ、前記研磨装置用工具を搭載する基部とから構成
されている。
【００１４】上記研磨装置において、前記駆動部材は、
回転駆動させられその側面によって前記研磨装置用工具
にセットされたリボン光ファイバ用フェルールの端面を
研磨するように構成することができる。
回転駆動させられその側面によって前記研磨装置用工具
にセットされたリボン光ファイバ用フェルールの端面を
研磨するように構成することができる。
【００１５】また、前記研磨部材は、回転駆動させられ
その円周面によって前記研磨装置用工具にセットされた
リボン光ファイバ用フェルールの端面を研磨するように
構成することもできる。
その円周面によって前記研磨装置用工具にセットされた
リボン光ファイバ用フェルールの端面を研磨するように
構成することもできる。
【００１６】さらには本発明によるリボン光ファイバ用
フェルールは前記リボン光ファイバ用フェルールの研磨
装置によってその端面が研磨され、研磨された端面の横
断面が円弧状に形成されている。
フェルールは前記リボン光ファイバ用フェルールの研磨
装置によってその端面が研磨され、研磨された端面の横
断面が円弧状に形成されている。
【００１７】
【作用】上記構成によれば、リボン光ファイバ付フェル
ールの端面は光ファイバ列方向に対する横断面が円弧状
となり、その端面同士の接続は円弧上の一点が光ファイ
バ列方向に連続して接する線接触となり、従来の欠点を
大幅に改善できる。なお、光ファイバ列方向の研磨角度
誤差は是正されないが、線接触接続のために接触面積は
微小となり、一対のリボン光ファイバ付フェルールを対
向して整列スリーブに挿入した後、圧縮ばね等で押圧を
与えることにより接触部は容易に変形するので、悪影響
は殆ど生じることはない。
ールの端面は光ファイバ列方向に対する横断面が円弧状
となり、その端面同士の接続は円弧上の一点が光ファイ
バ列方向に連続して接する線接触となり、従来の欠点を
大幅に改善できる。なお、光ファイバ列方向の研磨角度
誤差は是正されないが、線接触接続のために接触面積は
微小となり、一対のリボン光ファイバ付フェルールを対
向して整列スリーブに挿入した後、圧縮ばね等で押圧を
与えることにより接触部は容易に変形するので、悪影響
は殆ど生じることはない。
【００１８】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図１は本発明によるリボン光ファイバ用フェ
ルールの研磨方法を採用した研磨装置用工具の実施例を
示す分解斜視図である。フェルール取付部材８は略コの
字状をしており、中間部８ａには縦方向にＮ個のフェル
ール取付孔１１が設けられている。フェルール取付孔１
１は長方形状をしており、中間部８ａの縦方向に長辺が
一致するように設けられている。したがって、この取付
孔１１に挿入して取り付けられたリボン光ファイバ用フ
ェルールの光ファイバの列方向は中間部８ａの縦方向と
なる。この中間部８ａの側面には取付孔１１対応に止め
ねじ孔１２が設けられ，取付孔１１に挿入したリボン光
ファイバ用フェルールを止めねじ１３によって固定でき
る。延長部８ｂおよび８ｃの、中間部８ａからの等距離
の位置には一対の揺動軸９ａ，９ｂが植設されている。
さらに延長部８ｃの延長した部分に揺動駆動軸１０が植
設されている。
説明する。図１は本発明によるリボン光ファイバ用フェ
ルールの研磨方法を採用した研磨装置用工具の実施例を
示す分解斜視図である。フェルール取付部材８は略コの
字状をしており、中間部８ａには縦方向にＮ個のフェル
ール取付孔１１が設けられている。フェルール取付孔１
１は長方形状をしており、中間部８ａの縦方向に長辺が
一致するように設けられている。したがって、この取付
孔１１に挿入して取り付けられたリボン光ファイバ用フ
ェルールの光ファイバの列方向は中間部８ａの縦方向と
なる。この中間部８ａの側面には取付孔１１対応に止め
ねじ孔１２が設けられ，取付孔１１に挿入したリボン光
ファイバ用フェルールを止めねじ１３によって固定でき
る。延長部８ｂおよび８ｃの、中間部８ａからの等距離
の位置には一対の揺動軸９ａ，９ｂが植設されている。
さらに延長部８ｃの延長した部分に揺動駆動軸１０が植
設されている。
【００１９】支持部材７はその先端部に一対の軸受孔１
６ａ，１６ｂが設けられ、両側面の中間位置には一対の
支持軸１５ａ，１５ｂが植設されている。一対の軸受け
孔１６ａ，１６ｂにはフェルール取付部材８の一対の揺
動軸９ａ，９ｂが嵌合され、フェルール取付部材８は支
持部材７により揺動可能に支持される。この支持部材７
には駆動装置である減速電動機２３が搭載される。減速
電動機２３は図示しないねじを取付ねじ孔２６に螺合す
ることにより固定される。減速電動機２３の駆動軸には
取付円盤２５が取り付けられ、取付円盤２５の中心軸よ
り一定の距離隔てた位置に偏心軸２４が植設されてい
る。また、マイクロメータ１を挿入するための取付孔２
が一対の支持軸１５ａ，１５ｂを結ぶ線より前方位置に
設けられている。マイクロメータ１はリボン光ファイバ
用フェルールの端面の研磨位置を微調節するための調整
装置である。取付孔２に挿入されたマイクロメータ１は
前方面に設けられたねじ孔４に止めねじ３を螺合するこ
とにより固定される。さらに研磨圧力を調整する部材の
一部を構成するねじ孔６が一対の支持軸１５ａ，１５ｂ
を結ぶ線より後方位置に設けられている。このねじ孔６
には研磨圧力調節ボルト５が螺合される。
６ａ，１６ｂが設けられ、両側面の中間位置には一対の
支持軸１５ａ，１５ｂが植設されている。一対の軸受け
孔１６ａ，１６ｂにはフェルール取付部材８の一対の揺
動軸９ａ，９ｂが嵌合され、フェルール取付部材８は支
持部材７により揺動可能に支持される。この支持部材７
には駆動装置である減速電動機２３が搭載される。減速
電動機２３は図示しないねじを取付ねじ孔２６に螺合す
ることにより固定される。減速電動機２３の駆動軸には
取付円盤２５が取り付けられ、取付円盤２５の中心軸よ
り一定の距離隔てた位置に偏心軸２４が植設されてい
る。また、マイクロメータ１を挿入するための取付孔２
が一対の支持軸１５ａ，１５ｂを結ぶ線より前方位置に
設けられている。マイクロメータ１はリボン光ファイバ
用フェルールの端面の研磨位置を微調節するための調整
装置である。取付孔２に挿入されたマイクロメータ１は
前方面に設けられたねじ孔４に止めねじ３を螺合するこ
とにより固定される。さらに研磨圧力を調整する部材の
一部を構成するねじ孔６が一対の支持軸１５ａ，１５ｂ
を結ぶ線より後方位置に設けられている。このねじ孔６
には研磨圧力調節ボルト５が螺合される。
【００２０】連結ロット３１は一端に軸受孔３２が、他
端に溝３３がそれぞれ設けられており、軸受孔３２およ
び溝３３は上述の減速電動機２３の駆動軸に取り付けら
れた偏心軸２４とフェルール取付部材８の揺動駆動軸１
０にそれぞれ係合させられる。基盤部材２７はその横断
面が略コの字状をしており、両端の立上部２７ａ，２７
ｂには一対の軸受孔２８ａ，２８ｂが設けられている。
この軸受２８ａ，２８ｂには支持部材７の一対の支持軸
１５ａ，１５ｂがそれぞれ嵌合し、これによって支持部
材７が基盤部材２７に回動可能に支持される。底部２７
ｃの、支持部材７のねじ孔６に対応する位置には圧縮ば
ね２９を収容する収納孔３０が設けられている。支持部
材７の研磨圧力調節ボルト５を螺合させ押し込んでいく
と、その先端は圧縮ばね２９の上端を押圧する。
端に溝３３がそれぞれ設けられており、軸受孔３２およ
び溝３３は上述の減速電動機２３の駆動軸に取り付けら
れた偏心軸２４とフェルール取付部材８の揺動駆動軸１
０にそれぞれ係合させられる。基盤部材２７はその横断
面が略コの字状をしており、両端の立上部２７ａ，２７
ｂには一対の軸受孔２８ａ，２８ｂが設けられている。
この軸受２８ａ，２８ｂには支持部材７の一対の支持軸
１５ａ，１５ｂがそれぞれ嵌合し、これによって支持部
材７が基盤部材２７に回動可能に支持される。底部２７
ｃの、支持部材７のねじ孔６に対応する位置には圧縮ば
ね２９を収容する収納孔３０が設けられている。支持部
材７の研磨圧力調節ボルト５を螺合させ押し込んでいく
と、その先端は圧縮ばね２９の上端を押圧する。
【００２１】図２は図１の各部品を組み立てた状態を示
す斜視図である。減速電動機２３を駆動させると、偏心
軸２４は偏心して回転し、揺動駆動軸１０を植設したフ
ェルール取付部材の延長部８ｃの先端が矢印１０ａの方
向に前後進し、揺動軸９ａ，９ｂを中心に中間部８ａが
矢印８ｄ方向に揺動する。
す斜視図である。減速電動機２３を駆動させると、偏心
軸２４は偏心して回転し、揺動駆動軸１０を植設したフ
ェルール取付部材の延長部８ｃの先端が矢印１０ａの方
向に前後進し、揺動軸９ａ，９ｂを中心に中間部８ａが
矢印８ｄ方向に揺動する。
【００２２】図３は図２のリボン光ファイバ用フェルー
ルの研磨工具を基部に取付けて構成した研磨装置の実施
例を一部断面で示した正面図である。研磨フレーム３４
の左上には図２の研磨工具が搭載されている。研磨装置
の内部にはターンテーブル駆動電動機３８が設置されて
おり、その駆動軸３８ａは研磨フレーム３４の右上にス
ラスト軸受３５で支持されたターンテーブル３６の中心
軸３６ａに結合されている。ターンテーブル３６の上に
は研磨部材である研磨盤３７が取り付けられている。支
持部材７は研磨圧力調整ボルト５によって圧縮ばね２９
を押していること、およびその重力により支持軸１５
ａ，１５ｂを中心に時計方向に回転習性が与えられてい
るが、マイクロメータ１の先端部１ａが基盤部材２７の
底部に突き当っているので、フェルール取付部材は研磨
盤３７より一定距離隔てて位置付けされている。
ルの研磨工具を基部に取付けて構成した研磨装置の実施
例を一部断面で示した正面図である。研磨フレーム３４
の左上には図２の研磨工具が搭載されている。研磨装置
の内部にはターンテーブル駆動電動機３８が設置されて
おり、その駆動軸３８ａは研磨フレーム３４の右上にス
ラスト軸受３５で支持されたターンテーブル３６の中心
軸３６ａに結合されている。ターンテーブル３６の上に
は研磨部材である研磨盤３７が取り付けられている。支
持部材７は研磨圧力調整ボルト５によって圧縮ばね２９
を押していること、およびその重力により支持軸１５
ａ，１５ｂを中心に時計方向に回転習性が与えられてい
るが、マイクロメータ１の先端部１ａが基盤部材２７の
底部に突き当っているので、フェルール取付部材は研磨
盤３７より一定距離隔てて位置付けされている。
【００２３】この研磨装置を用いてリボン光ファイバ用
フェルールの端面を研磨する場合の操作手順および動作
を説明する。リボン光ファイバ用フェルールをフェルー
ル取付孔１１に上から挿入して止めねじ１３によって固
定する。この状態では、リボン光ファイバ用フェルール
の端面は研磨盤３７に接していない。つぎにマイクロメ
ータ１を回して先端部１ａを後退させることによりリボ
ン光ファイバ用フェルールの端面を回転習性等によって
研磨盤３７の上面に接する位置まで調節する。さらにフ
ェルールの先端が規定圧力で研磨盤３７を押すように研
磨圧力調整ボルト１７を調整する。以上のようにして準
備をした後、図示しない電源スイッチをオンして減速電
動機２およびターンテーブル駆動電動機３８を駆動させ
る。
フェルールの端面を研磨する場合の操作手順および動作
を説明する。リボン光ファイバ用フェルールをフェルー
ル取付孔１１に上から挿入して止めねじ１３によって固
定する。この状態では、リボン光ファイバ用フェルール
の端面は研磨盤３７に接していない。つぎにマイクロメ
ータ１を回して先端部１ａを後退させることによりリボ
ン光ファイバ用フェルールの端面を回転習性等によって
研磨盤３７の上面に接する位置まで調節する。さらにフ
ェルールの先端が規定圧力で研磨盤３７を押すように研
磨圧力調整ボルト１７を調整する。以上のようにして準
備をした後、図示しない電源スイッチをオンして減速電
動機２およびターンテーブル駆動電動機３８を駆動させ
る。
【００２４】これによりフェルール取付部材８は揺動軸
９を中心にして一定角度の揺動運動を開始する。所定の
時間、経過すると、リボン光ファイバ用フェルール３９
の端面は図４に示すようにその横断面が円弧になるよう
に研磨される。円弧の半径は揺動軸９ａ，９ｂの中心と
フェルール先端の間の距離Ｒである。
９を中心にして一定角度の揺動運動を開始する。所定の
時間、経過すると、リボン光ファイバ用フェルール３９
の端面は図４に示すようにその横断面が円弧になるよう
に研磨される。円弧の半径は揺動軸９ａ，９ｂの中心と
フェルール先端の間の距離Ｒである。
【００２５】図５はフェルール取付部材の他の実施例を
示す図で、（ａ）は一部を断面で示した側面図，（ｂ）
は一部を断面で示した正面図である。フェルール取付部
材４３の取付孔４４は研磨盤３７の研磨面の直角軸より
θ度だけ光ファイバの列方向に傾斜させて設けてある。
この取付孔４４にリボン光ファイバ用フェルール４５を
取付け、図４と同じように研磨すると、その端面は横断
面が円弧状で、かつ、光ファイバの列方向にθ度だけ傾
斜した面となる。上記傾斜角度θは８度以上に設定する
のが最適である。
示す図で、（ａ）は一部を断面で示した側面図，（ｂ）
は一部を断面で示した正面図である。フェルール取付部
材４３の取付孔４４は研磨盤３７の研磨面の直角軸より
θ度だけ光ファイバの列方向に傾斜させて設けてある。
この取付孔４４にリボン光ファイバ用フェルール４５を
取付け、図４と同じように研磨すると、その端面は横断
面が円弧状で、かつ、光ファイバの列方向にθ度だけ傾
斜した面となる。上記傾斜角度θは８度以上に設定する
のが最適である。
【００２６】図６はフェルール取付部材のさらに他の実
施例を一部断面で示した正面図である。フェルール取付
部材４０の取付孔４１は研磨盤３７の研磨面の直角軸よ
りθ度だけ光ファイバ列方向の直角方向に傾斜させて設
けてある。この場合のリボン光ファイバ用フェルール４
２の端面は、揺動中心軸が光ファイバの列方向と直角方
向にθ度だけ傾斜した、横断面が円弧状の面に研磨され
る。かかる傾斜角度も８度以上に設定するのが良い。さ
らに他のフェルール取付部材の実施例として図５および
図６を組み合わせて構成することもできる。かかる場合
は、フェルール取付部材の取付孔の傾斜を光ファイバの
列方向および列方向と直角方向にとるものである。図７
は本発明によるリボン光ファイバ用研磨装置の他の実施
例を示す部分拡大図である。この実施例は研磨フレーム
４８に対し研磨装置用工具４９を縦に搭載し、研磨部材
である砥石車４６の円周面でリボン光ファイバ用フェル
ール４７の端面を研磨するようにしたものである。以上
の実施例は、リボン光ファイバ用フェルールの端面を研
磨する場合であるが、この他の光コネクタ，光スイッチ
および光減衰器等にも適用できる。
施例を一部断面で示した正面図である。フェルール取付
部材４０の取付孔４１は研磨盤３７の研磨面の直角軸よ
りθ度だけ光ファイバ列方向の直角方向に傾斜させて設
けてある。この場合のリボン光ファイバ用フェルール４
２の端面は、揺動中心軸が光ファイバの列方向と直角方
向にθ度だけ傾斜した、横断面が円弧状の面に研磨され
る。かかる傾斜角度も８度以上に設定するのが良い。さ
らに他のフェルール取付部材の実施例として図５および
図６を組み合わせて構成することもできる。かかる場合
は、フェルール取付部材の取付孔の傾斜を光ファイバの
列方向および列方向と直角方向にとるものである。図７
は本発明によるリボン光ファイバ用研磨装置の他の実施
例を示す部分拡大図である。この実施例は研磨フレーム
４８に対し研磨装置用工具４９を縦に搭載し、研磨部材
である砥石車４６の円周面でリボン光ファイバ用フェル
ール４７の端面を研磨するようにしたものである。以上
の実施例は、リボン光ファイバ用フェルールの端面を研
磨する場合であるが、この他の光コネクタ，光スイッチ
および光減衰器等にも適用できる。
【００２７】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によるリボ
ン光ファイバ用フェルールの研磨方法によれば、リボン
光フェルール用フェルールの端面はその横断面が円弧状
になるように研磨されるので、一対のリボン光ファイバ
用フェルールの端面を接続した場合，線接触となり、接
続端面の反射戻り損失およびフレネル損失を極限まで低
減化できる。本発明による研磨方法を採用したリボン光
ファイバ用フェルールの研磨工具およびその研磨工具を
搭載して構成される研磨装置によれば、リボン光ファイ
バ用フェルールの端面はその横断面が円弧状になるよう
に研磨される。また，フェルール取付け部材の取付孔を
光ファイバの列方向および列方向と直角方向に一定の角
度（８度以上が最適である）傾斜できるように構成すれ
ば、光ファイバ軸に対し直角方向に、しかもその中央の
頂線で線接触する以外の線接触もできるように研磨でき
る。さらに複数の光部品を同時に研磨できる構成である
ので、研磨作業効率の大幅な短縮ができる。本発明によ
るリボン光ファイバ用フェルールの研磨装置用工具は一
つのユニットに構成されているので、各種の既存の研磨
装置本体の一部改造により容易に取り付けることができ
るという利点も有する。
ン光ファイバ用フェルールの研磨方法によれば、リボン
光フェルール用フェルールの端面はその横断面が円弧状
になるように研磨されるので、一対のリボン光ファイバ
用フェルールの端面を接続した場合，線接触となり、接
続端面の反射戻り損失およびフレネル損失を極限まで低
減化できる。本発明による研磨方法を採用したリボン光
ファイバ用フェルールの研磨工具およびその研磨工具を
搭載して構成される研磨装置によれば、リボン光ファイ
バ用フェルールの端面はその横断面が円弧状になるよう
に研磨される。また，フェルール取付け部材の取付孔を
光ファイバの列方向および列方向と直角方向に一定の角
度（８度以上が最適である）傾斜できるように構成すれ
ば、光ファイバ軸に対し直角方向に、しかもその中央の
頂線で線接触する以外の線接触もできるように研磨でき
る。さらに複数の光部品を同時に研磨できる構成である
ので、研磨作業効率の大幅な短縮ができる。本発明によ
るリボン光ファイバ用フェルールの研磨装置用工具は一
つのユニットに構成されているので、各種の既存の研磨
装置本体の一部改造により容易に取り付けることができ
るという利点も有する。
【図１】図１は本発明によるリボン光ファイバ用フェル
ールの研磨方法を採用した研磨装置用工具の実施例を示
す分解斜視図である。
ールの研磨方法を採用した研磨装置用工具の実施例を示
す分解斜視図である。
【図２】図１の各部品を組み立てた斜視図である。
【図３】図２のリボン光ファイバ研磨機用工具を基部に
取り付けて構成した研磨装置の実施例を一部断面で示し
た正面図である。
取り付けて構成した研磨装置の実施例を一部断面で示し
た正面図である。
【図４】本発明による研磨装置用工具のリボン光ファイ
バ付フェルール取付部の実施例を一部断面で示した正面
図である。
バ付フェルール取付部の実施例を一部断面で示した正面
図である。
【図５】（ａ）はフェルール取付部の他の実施例を断面
で示した側面図，（ｂ）はその正面図である。
で示した側面図，（ｂ）はその正面図である。
【図６】フェルール取付部のさらに他の実施例を断面で
示した正面図である。
示した正面図である。
【図７】本発明によるリボン光ファイバ用研磨装置の他
の実施例を示す部分拡大図である。
の実施例を示す部分拡大図である。
【図８】（ａ）は接続端面を直角に研磨した従来の４心
リボン光ファイバ付コネクタの一例を一部断面で示した
平面図，（ｂ）はその断面正面図である。
リボン光ファイバ付コネクタの一例を一部断面で示した
平面図，（ｂ）はその断面正面図である。
１…マイクロメータ ２，１１，４４…取付孔 ３，１２，１３…止めねじ ４，６，２６…ねじ孔 ５…研磨圧力調節ボルト ７…支持部材 ８，４３…フェルール取付部材 ９ａ，９ｂ…揺動軸 １０…揺動駆動軸 １５ａ，１５ｂ…支持軸 １６ａ，１６ｂ…軸受孔 ２３…減速電動機 ２４…偏心軸 ２５…取付円盤 ２７…基盤部材 ２８ａ，２８ｂ，３２…軸受孔 ２９…圧縮ばね ３０…収納孔 ３１…連結ロット ３３…溝 ３４…研磨フレーム ３５…スラスト軸受 ３６…ターンテーブル ３８…ターンテーブル駆動電動機 ３９，４５…リボン光ファイバ付フェルール ４６…砥石車 ５１ａ，５１ｂ…被覆部分 ５２ａ，５２ｂ…光ファイバ素線 ５３ａ，５３ｂ…コア ５４ａ，５４ｂ…クラッド層 ５５ａ，５５ｂ…フェルール
Claims (10)
- 【請求項１】 リボン光ファイバ用フェルールの端面
を、研磨装置にセットされた研磨部材の研磨面に対面さ
せて取付け、 前記リボン光ファイバ用フェルールを、光ファイバ列方
向に対し、直角方向に円弧を描くように揺動させて前記
端面を研磨することを特徴とするリボン光ファイバ用フ
ェルールの研磨方法。 - 【請求項２】 前記研磨部材に対面させたリボン光ファ
イバ用フェルールの端面は、前記研磨部材の研磨面と平
行な面に対し、光ファイバ列方向，光ファイバ列方向と
直角方向または光ファイバ列およびその直角方向に一定
の角度を持つようにセットされることを特徴とする請求
項１記載のリボン光ファイバ用フェルールの研磨方法。 - 【請求項３】 前記一定の角度は８度以上であることを
特徴とする請求項２記載のリボン光ファイバ用フェルー
ルの研磨方法。 - 【請求項４】 １または複数個のリボン光ファイバ用フ
ェルールを取り付ける孔を矩形状の板に一列に配列し、
前記矩形状の板の両端を直角方向に延長してなる延長部
に揺動軸を設け、さらに前記延長部の一方を延長した部
分に揺動駆動軸を設けてなるフェルール取付部材と、 先端に前記フェルール取付部材の揺動軸を取付け、反対
側の先端付近に研磨圧力を調整する部材を設けるととも
に研磨位置を微調節する装置および前記揺動駆動軸を駆
動するための駆動装置をそれぞれ搭載した支持部材と、 前記駆動装置の駆動軸と前記フェルール取付部材の揺動
駆動軸との間を連結し、前記駆動装置を駆動させたと
き、前記フェルール取付部材を前記揺動軸を中心に揺動
させるための連結ロッドと、 研磨装置の基部に取り付けられ、前記支持部材の中間位
置を、回転可能に支持する基盤部材と、 前記中間位置に支持された支持部材に回転習性を与える
付勢部材とを含み、 前記付勢部材が与える回転習性または前記支持部材自体
の重量に逆らって前記研磨圧力を調整する部材および研
磨位置を微調節する装置を操作することにより、前記フ
ェルール取付部材に取り付けたリボン光ファイバ用フェ
ルールの端面の、研磨部材に対する位置および圧力を調
整できるとともに前記リボン光ファイバの列方向に対
し、直角方向に前記揺動軸を中心に円弧を描き揺動させ
るように構成したことを特徴とするリボン光ファイバ用
フェルールの研磨装置用工具。 - 【請求項５】 前記フェルール取付部材のリボン光ファ
イバ用フェルール取付孔は、前記矩形状の板の垂直軸に
対し光ファイバ列方向，光ファイバ列方向と直角方向ま
たは光ファイバ列およびその直角方向に、一定の角度を
持つように設けたことを特徴とする請求項４記載のリボ
ン光ファイバ用フェルールの研磨装置用工具。 - 【請求項６】 前記一定の角度は８度以上であることを
特徴とする請求項５記載のリボン光ファイバ用フェルー
ルの研磨装置用工具。 - 【請求項７】 請求項４，５または６記載のリボン光フ
ァイバ用フェルールの研磨装置用工具と、駆動させられ
る研磨部材が設けられ、前記研磨装置用工具を搭載する
基部とから構成されたことを特徴とするリボン光ファイ
バ用フェルールの研磨装置。 - 【請求項８】 前記研磨部材は回転駆動させられ、その
側面によって前記研磨装置用工具にセットされたリボン
光ファイバ用フェルールの端面を研磨することを特徴と
する請求項７記載のリボン光ファイバ用フェルールの研
磨装置。 - 【請求項９】 前記研磨部材は回転駆動させられ、その
円周面によって前記研磨装置用工具にセットされたリボ
ン光ファイバ用フェルールの端面を研磨することを特徴
とする請求項７記載のリボン光ファイバ用フェルールの
研磨装置。 - 【請求項１０】 請求項７記載のリボン光ファイバ用フ
ェルールの研磨装置によってその端面が研磨され、研磨
された端面の横断面が円弧状に形成されることを特徴と
するリボン光ファイバ用フェルール。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3284038A JP2974221B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | リボン光ファイバ用フェルールその研磨方法および装置 |
| US07/841,414 US5265381A (en) | 1991-10-04 | 1992-02-26 | Method for grinding ferrules for ribbon type optical fibers |
| US07/890,825 US5218786A (en) | 1991-10-04 | 1992-06-01 | Apparatus for grinding ferrules for ribbon type optical fibers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3284038A JP2974221B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | リボン光ファイバ用フェルールその研磨方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05100129A true JPH05100129A (ja) | 1993-04-23 |
| JP2974221B2 JP2974221B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17673497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3284038A Expired - Fee Related JP2974221B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | リボン光ファイバ用フェルールその研磨方法および装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5265381A (ja) |
| JP (1) | JP2974221B2 (ja) |
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1991
- 1991-10-04 JP JP3284038A patent/JP2974221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1992
- 1992-02-26 US US07/841,414 patent/US5265381A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2974221B2 (ja) | 1999-11-10 |
| US5265381A (en) | 1993-11-30 |
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