JPH0499761A - フェニルスルホンアミドの製造方法 - Google Patents

フェニルスルホンアミドの製造方法

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JPH0499761A
JPH0499761A JP2407368A JP40736890A JPH0499761A JP H0499761 A JPH0499761 A JP H0499761A JP 2407368 A JP2407368 A JP 2407368A JP 40736890 A JP40736890 A JP 40736890A JP H0499761 A JPH0499761 A JP H0499761A
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JP2407368A
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Bernard Wirz
ベルナルド ウィルツ
Willy Meyer
ウィリー マイヤー
Wolfgang Stutz
ウォルフガング シュトッツ
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Ciba Geigy AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C323/00Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups
    • C07C323/64Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and sulfur atoms, not being part of thio groups, bound to the same carbon skeleton
    • C07C323/67Thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides substituted by halogen, oxygen or nitrogen atoms, or by sulfur atoms not being part of thio groups containing thio groups and sulfur atoms, not being part of thio groups, bound to the same carbon skeleton containing sulfur atoms of sulfonamide groups, bound to the carbon skeleton

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は次式■
【化12】 (Riが水素原子、炭素原子数1ないし5のアルキル基
または炭素原子数2ないし5のアルケニル基を表わし、
そしてZが水素原子、弗素原子または塩素原子を表す)
で表わされる2−(2−フルオロエチルチオ)−フェニ
ルスルホンアミドの製造方法に関する。 [0002]
【従来の技術】
式■で表わされる2−(2−ハロエチルチオ)−フェニ
ルスルホンアミドは、例えば欧州特許第44808号に
開示されているような除草活性を持つN−フェニルスル
ホニル−N′ −ピリミジニル−及び−トリアジニル−
ウレアの製造に価値ある中間体である。 [0003] 式■で表わされる2−(2−ハロエチルチオ)−フェニ
ルスルホンアミドから誘導されたフェニルスルホニルウ
レアは有利な分解作用によって特徴付けられる。従って
、式■で表わされる2−(2−ハロエチルチオ)−フェ
ニルスルホンアミドの製造に有利な方法が必要である。 [0004] 1)N−第三−ブチルフェニルスルホンアミドを2当量
のn−ブチルリチウムで次式VI I I
【化13】 で表わされるニリチウム塩に転換し、該塩を2)硫黄原
子および3)アルキルハライドと反応させ、その後、4
)保護基を除去することにより、2−アルキルチオ置換
フェニルスルホンアミドを製造することは、EP−A−
74282号で公知である。しかし、この方法は反応を
行うために、使用されるフェニルスルホンアミドの1当
量あたり、高価なn−ブチルリチウムを2当量を必要と
するという非常に不利な点を持つ。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、容易に入手しうる特に安価お
よび単純な方法で、高収量で出発物質から出発して2−
(2−ハロエチルチオ)−フェニルスルホンアミドの製
造を可能にする方法を提供することである。 [0006]
【課題を解決するための手段】
A)次式II
【化14】 〔R1が式■の定義と同じ意味を表わし、そしてYが炭
素原子を4ないし8個含む第三アルキル基、ベンジル基
、ジフェニルメチル基、トリフェニルメチル基、または
式VI I :  5i(RRR)  (R2、R3及
びR4の各々は互いに独立して炭素原子数1ないし6の
アルキル基、またはフェニル基を表す)で表わされるシ
リル基を表す〕で表わされるフェニルスルホンアミドを
連続して、中間体を分離することなく、a)次式I X
 : MeB  (Meがナトリウムまたはカリウムを
表わし、Bが水素原子、OH,NHまたはORを表わし
、そしてR5は炭素原子数1ないし5のアルキル基を表
す)で表わされる強塩基でもって次式III
【化15】 (Me、 R1およびYは上記の定義と同じ意味を表す
)で表わされる化合物に転換し、該化合物をb)−当量
のn−ブチルリチウム及びC)硫黄原子でもって次式

16】 (Me、 R1およびYは上記の定義と同じ意味を表す
)で表わされる化合物に転換し、該化合物をd)式V 
: X−CH2CHF−Z (Xが塩素原子または臭素
原子を表わし、Zが式■で定義された意味を表す)タン
と反応させて次式VI
【化17】 で表わされる2−ハロフルオロエ (Z及びR1は式■の定義と同じ意味を表わし、Yは式
IIの定義と同じ意味を表わす)で表わされるフェニル
スルホンアミドを形成し、B)次いで、基Yを除去する
とき、式■で表わされる2−(2−ハロエチルチオ)−
フェニルスルホンアミドが有利な方法で製造されうろこ
とが見出された。 [0007] 本発明による方法の出発物質および最終生成物は公知で
ある。弐V及び式IXで表わされる化合物も同様に公知
であり、商業的に入手可能である。 [0008] 式VIで表わされるフェニルスルホンアミド及び式II
Iで表わされる塩は新規であり、本発明はまた、これら
の化合物を含む。 [0009] 置換基の定義としてアルキル基は直鎖または分枝鎖でも
よく、例えばメチル基エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、第ニブチル基、イソブチル
基、第三ブチル基、n−ペンチル基、またはペンチル基
の異性体、またはn−ヘキシル基またはヘキシル基の異
性体である。好ましいアルキル基は1ないし4個の炭素
原子を含む。 [0010] 置換基Yの定義として4ないし8個の炭素原子を含む第
三アルキル基は、例えば第三ブチル基、3−メチルペン
チ−3−イル基、2−メチルブチ−2−イル基3−エチ
ルペンチ−3−イル基、または4−メチルへブチ−4−
イル基であり、Yは特に第三ブチル基が好ましい。 [0011] 置換基R1の定義として炭素原子数2ないし5のアルケ
ニル基は直鎖または分枝鎖でもよい。2ないし3個の炭
素鎖を持つアルケニル基が好ましい。炭素原子数2ない
し5のアルケニル基の例は、ビニル基、アリル基、メタ
アリル基、1−メチルビニル基、2−メチルビニル基、
ブチ−2−エン−1−イル基、またはペンテ−3−エン
−1−イル基である。ビニル基およびアリル基が好まし
い。 [0012] Aa)段階による反応に適当な溶媒は、オープンチエイ
ン状、分枝状、非分枝状または環状アルカン、及び芳香
族化合物もである。好ましい溶媒はトルエン、キシレン
、メシチレン、及び6ないし8個の炭素原子を含むアル
カン、例えばn−ヘキサン、シクロヘキサンまたはn−
オクタンである。BがOHまたは、OR5を表す式IX
の化合物がAa)段階に使用されるとき、溶媒として1
ないし5個の炭素原子を持つ第一 第二または第三アル
コール、例えばメタノール、エタノール、イソプロパツ
ールまたはブタノールを使用することもできる。好まし
いアルコールはメタノールおよびエタノールである。 [0013] 式IXで表わされる好ましい強塩基は水酸化物およびア
ルコレートである。水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドおよび
カリウムメトキシドが特に好ましい。 [0014] Yが式VIIのシリル基であるとき、反応は非プロトン
条件下で有利に行われる。式IXで表わされる好ましい
塩基はこの場合、アミドおよび水素化物である。特に好
ましい塩基はナトリウムアミド、水素化ナトリウムおよ
び水素化カリウムである。 [0015] Ab)ないしAd)段階に適当な溶媒は、例えばジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、ジメトキシメタンおよび12−ジメ
トキシエタンのようなオープンチエイン状および環状エ
ーテルの基からなる化合物または混合物、ベンゼン、ト
ルエンまたはキシレンのような芳香族炭化水素、及びn
−ペンタンまたはn−ヘキサンのようなオープンチエイ
ン状アルカンである。好ましい溶媒はテトラヒドロフラ
ンである。 [0016] Ad)段階による化6で表わされる2−ハロフルオロエ
タンの反応は、標準圧力でも、高められた圧力でも実施
されうる。1ないし10barの圧力範囲が非常に適当
であり、特に1ないし3 barの圧力範囲が好ましい
ことが証明された。 [0017] B段階によるY基の除去に適当な溶媒は、例えばAb)
ないしAd)段階で上記に示されたような環状およびオ
ープンチエイン状エーテル、及びアセトン、メチルエチ
ルケトン、ジエチルケトン、メチルイソプロピルケトン
またはメチルイソブチルケトンのような脂肪族ケトンで
ある。この段階に特に適当な溶媒はジオキサンおよびメ
チルイソブチルケトンである。 [0018] 基Yは酸の存在で除去される。反応はトリフルオロアセ
ト酸または塩酸と特に有利に行われ、塩酸が特に好まし
い。 [0019] 本発明の工程は広い温度範囲内で行われる。A)段階で
式IIで表わされるフェニルスルホンアミドを連続して
、中間体を分離することなく、a)式IXで表わされる
強塩基と+20ないし+250℃、好ましくは+60な
いし+150℃の温度で有効に反応させて式IIIで表
わされる化合物を形成し、b)該化合物を−80ないし
+50℃、好ましくは−20ないし+30℃の温度でn
−ブチルリチウムと、そしてc) −50ないし+50
℃、好ましくは−10ないし+30℃の温度で硫黄原子
でもって式IVで表わされる化合物に転換し、そしてd
)該化合物をOないし+80℃、好ましくは+20ない
し+60℃の温度、及び1ないし3 barの圧力で弐
■で表わされる2−ハロフルオロエタンと直接反応させ
て式VIで表わされる化合物を形成する。 [0020] +20ないし+60℃、好ましくは−20ないし+30
℃の温度範囲がB)段階の加水分解による基Yの除去に
適当であることが証明された。
【002月 R1が水素原子を表わし、Zが同時に好ましくは水素原
子を表わす式■で表わされるこれらの化合物は特に有効
に製造されうる。 [0022] 本発明の特に好ましい相違する工程に於いて、式■で表
わされる2−(2−ハロエチルチオ)−フェニルスルホ
ンアミドはA)N−第三ブチルフェニルスルホンアミド
を連続して、中間体を分離することなく、a)ナトリウ
ムメトキシドまたは水酸化カリウムと+60ないし+1
50℃の温度で次式IIIa【化18】 (Meがナトリウムまたはカリウムを表わし、R1が式
■で定義した意味を表す)で表わされる化合物に転換し
、該化合物をb)−20ないし+30′Cの温度で1当
量のn−ブチルチリウム、及びc)−20ないし+30
℃の温度で硫黄原子でもって、次式IVa
【化19】 (Meがナトリウムまたはカリウムを表わし、Rが式■
で定義した意味を表す)で表わされる化合物に転換し、
該化合物をd)+20ないし+60’Cの温度、及び1
ないし3 barの圧力で化6の2−ハロフルオロエタ
ンと反応させて次式VIa
【化20】 (ZおよびR1が式■で定義した意味を表す)で表わさ
れる2−(2−ハロエチルチオ)−N−[三−ブチルフ
ェニルスルホンアミドを形成し、B)その後、−20な
いし+30℃の温度、塩酸の存在下で第三ブチル基を除
去することにより、式■で表わされる2−(2−ハロエ
チルチオ)−N−第三−ブチルフェニルスルホンアミド
が製造される。本発明の好ましい変法に於いては、Zお
よびR1は好ましくは水素原子を表す。 [0023] 本発明による工程は多くの有利な特色によって特徴付け
られる。反応手順は単純である。2段階のみからなる反
応は経済的見地から特に有効であり、そしてほとんど装
置も必要ない。この方法は高収量および良好な品質を得
る。 [0024] 使用されるフェニルスルホンアミド1当量あたり高価な
n−ブチルリチウムを2当量必要とする代わり、本発明
の工程は1当量のn−ブチルリチウムのみ、及びかなり
安価なナトリウムまたはカリウム塩基を必要とする。 [0025]
【実施例】
以下の実施例によって本発明をより詳細に説明する。 [0026] 、用例1:2−(2−フルオロエチルチオ −N−三プ
チルフェニルスルホンアミドの衣フε 式VIa
【化211 120mlのトルエンに溶解した32g (0,15モ
ル)のN−(第三ブチル)−フェニルスルホンアミドを
、水分離器を使用して0.4barの圧力で還流下、2
30m1のトルエンに溶解した9、4g (0,15モ
ル)の微粉水酸化カリウム(90%強度)の懸濁液に滴
下する。そして、形成された水を共沸蒸溜により除去し
、減圧下でトルエンを除去する。必要ならば、式III
で表わされるカリウム塩を得られた残渣から分離するこ
とができる。以下の分光データを得な。 【表1】 [0027] 残渣を窒素環境下、120m1のテトラヒドロフランと
共にスラリーを作り、その後−15℃に冷却する。n−
ヘキサンに溶解した1、6モルのn−ブチルリチウム溶
液100m1  (0,16モル)を30分以内にこの
懸濁液に滴下する。 室温で4時間撹拌、及び0℃に再び冷却した後、5.6
g (0,17モル)の硫黄原子を添加し、そして反応
混合物を室温でさらに3時間撹拌する。21.6g(0
,17−Eニル)(7)1−ブロモ−1−フルオロエタ
ンを得られた反応混合物に添加し、そして、混合物を室
温で18時間撹拌する。反応混合物を100m1のトル
エンで希釈し、100m1の氷と30m1の濃塩酸の混
合物に添加する。有機層を分離し、重量が一定するまで
真空で濃縮する。43.5gの2−(2−フルオロエチ
ルチオ)N−第三ブチルフェニルスルホンアミド(式V
Ia、理論収量値の83%)を83%の純度を持つ茶色
油状物の形態で得る。 [0028] 実施例λ:2−(2−フルオロエチルチオ)−フェニル
スルホンアミ式■
【化22】 ドの創造 25m1のトリフルオロアセト酸を0℃の温度で、25
m1のトリクロロメタンに溶解された実施例P1に従っ
て得られた3、88gの2−(2−フルオロエチルチオ
)−N−第三ブチルフェニルスルホンアミドの溶液に添
加する。+25℃の温度で18時間撹拌した後、得られ
た茶色の反応混合物を凍結乾燥する。油状残渣を1)シ
リカゲルでエチル酢酸7五池エーテル(1:1)および
2)シリカゲルでジクロロメタン/アセトン(9:1)
でクロマトグラフィー精製した後、得られた留分を蒸発
によって濃縮し、1.5g(理論収量値の60.5%)
の結晶性2−(2−フルオロエチルチオ)−フェニルス
ルホンアミドを得る。 [0029]
【化23】 70m1の濃塩酸を+20ないし+25℃の温度で冷却
しながら、70m1のメチルイソブチルケトンに溶解さ
れた実施例P1に従って得られた18.2gの2−(2
−フルオロエチルチオ)−N−第三ブチルフェニルスル
ホンアミド(80%強度、0.05モル)の溶液に滴下
する。反応混合物を室温で40時間保持した後30%水
酸化ナトリウム溶液で中和し、そして水層を分離する。 減圧下で溶媒を除去した後、有機層から式■で表わされ
る2−(2−フルオロエチルチオ)−フェニルスルホン
アミドを全量の70%および理論収量値の94%で含む
結晶性残渣1!5.8gを得る。イソプロパツールから
再結晶した後、式■で表わされる2−(2フルオロエチ
ルチオ)−フェニルスルホンアミド10.1g(理論収
量値の79%)は全量の92%で得られる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A)次式II 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R_1が水素原子、炭素原子数1ないし5のアルキル
    基または炭素原子数2ないし5のアルケニル基を表わし
    、そしてYが炭素原子を4ないし8個含む第三アルキル
    基、ベンジル基、ジフェニルメチル基、トリフェニルメ
    チル基、または次式VII;−Si(R_2R_3R_4
    )(R_2、R_3及びR_4の各々は互いに独立して
    炭素原子数1ないし6のアルキル基、またはフェニル基
    を表す)で表わされるシリル基を表す〕を表すフェニル
    スルホンアミドを連続して、中間体を分離することなく
    、a)次式IX;MeB(Meがナトリウムまたはカリウ
    ムを表わし、Bが水素原子、OH、NH_2またはOR
    _5を表わし、そしてR_5は炭素原子数1ないし5の
    アルキル基を表す)で表わされる強塩基でもって式III
    【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Me、R_1およびYは上記の定義と同じ意味を表す
    )で表わされる化合物に転換し、該化合物をb)一当量
    のn−ブチルリチウム及びc)硫黄原子でもって次式I
    V 【化3】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Me、R_1およびYは上記の定義と同じ意味を表す
    )で表わされる化合物に転換し、該化合物とd)次式V
    ;X−CH_2CHF−Z(Xが塩素原子または臭素原
    子を表わし、Zが水素原子、弗素原子または塩素原子を
    表す)で表わされる2−ハロフルオロエタンを反応させ
    て次式VI 【化4】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Z、R_1およびYは上記の定義と同じ意味を表わす
    )で表わされるフェニルスルホンアミドを形成し、B)
    次いで、基Yを除去することからなる次式 I 【化5】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1及びZは上記の定義と同じ意味を表す)で表わ
    される2−(2−フルオロエチルチオ)−フェニルスル
    ホンアミドの製造方法。
  2. 【請求項2】R_1が水素原子を表す請求項1記載の製
    造方法。
  3. 【請求項3】Zが水素原子を表す請求項1記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】BがOHまたはOR_5を表す請求項1記
    載の製造方法。
  5. 【請求項5】水酸化カリウムまたはナトリウムメトキシ
    ドが式IXで表わされる強塩基として使用される請求項1
    記載の製造方法。
  6. 【請求項6】Xが臭素原子を表す請求項1記載の製造方
    法。
  7. 【請求項7】Yが第三ブチル基を表す請求項1記載の製
    造方法。
  8. 【請求項8】塩酸が基Yの除去に使用される請求項1記
    載の製造方法。
  9. 【請求項9】A)N−第三ブチルフェニルスルホンアミ
    ドを連続して、中間体を分離することなく、a)ナトリ
    ウムメトキシドまたは水酸化カリウムと、+60ないし
    +150℃の温度で次式IIIa 【化6】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Meがナトリウムまたはカリウムを表わし、R_1が
    請求項1記載の式 I で定義した意味を表す)で表わさ
    れる化合物に転換し、該化合物をb)−20ないし+3
    0℃の温度で一当量のn−ブチルリチウム、及びc)−
    20ないし+30℃の温度で硫黄原子でもって次式IVa 【化7】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Meがナトリウムまたはカリウムを表わし、R_1が
    請求項1記載の式 I で定義した意味を表す)で表わさ
    れる化合物に転換し、該化合物をd)+20ないし+6
    0℃の温度および1ないし3barの圧力で式Vで表わ
    される2−ハロフルオロエタンと反応させて、式VIa 【化8】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Z及びR_1が式 I で定義した意味を表す)で表わ
    される2−(2−ハロエチルチオ)−N−第三ブチルフ
    ェニルスルホンアミドを形成し、そしてB)次いで、−
    20ないし+30℃の温度、塩酸の存在下で第三ブチル
    基を除去することからなる請求項1記載の製造方法。
  10. 【請求項10】R_1が水素原子を表す請求項9記載の
    製造方法。
  11. 【請求項11】Zが水素原子を表す請求項9記載の製造
    方法。
  12. 【請求項12】R_1が請求項1記載の式 I で定義し
    た意味を表わし、Yが炭素原子4ないし8個を含む第三
    アルキル基、ベンジル基、ジフェニルメチル基、トリフ
    ェニルメチル基、または式VII;−Si(R_2R_3
    R_4)(R_2、R_3及びR_4の各々は互いに独
    立して炭素原子数1ないし6のアルキル基、またはフェ
    ニル基を表す)で表わされるシリル基を表す次式VI【化
    9】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物。
  13. 【請求項13】R_1が水素原子を表す請求項12記載
    の式VIで表わされる化合物。
  14. 【請求項14】Zが水素原子を表す請求項12記載の式
    VIで表わされる化合物。
  15. 【請求項15】次式VIa 【化10】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物。
  16. 【請求項16】R_1が水素原子を表す請求項15記載
    の式VIaで表わされる化合物。
  17. 【請求項17】Zが水素原子を表す請求項15記載の式
    VIaで表わされる化合物。
  18. 【請求項18】次式III 【化11】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Yが炭素原子4ないし8個を含む第三アルキル基、ベ
    ンジル基、ジフェニルメチル基、トリフェニルメチル基
    、または式VII;−Si(R_2R_3R_4)(R_
    2、R_3及びR_4の各々は互いに独立して炭素原子
    数1ないし6のアルキル基、またはフェニル基を表す)
    で表わされるシリル基を表わし、R_1が請求項1記載
    の式 I で定義した意味を表し、そしてMeがナトリウ
    ムまたはカリウムを表わす〕で表わされる化合物。
  19. 【請求項19】R_1が水素原子を表す請求項18記載
    の式IIIで表わされる化合物。
  20. 【請求項20】Yが第三ブチル基を表す請求項18記載
    の式IIIで表わされる化合物。
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