JPH0498640A - 記録画割れ補正装置 - Google Patents

記録画割れ補正装置

Info

Publication number
JPH0498640A
JPH0498640A JP2215869A JP21586990A JPH0498640A JP H0498640 A JPH0498640 A JP H0498640A JP 2215869 A JP2215869 A JP 2215869A JP 21586990 A JP21586990 A JP 21586990A JP H0498640 A JPH0498640 A JP H0498640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
information
signal
crack
magnetic tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2215869A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Magai
光俊 真貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2215869A priority Critical patent/JPH0498640A/ja
Publication of JPH0498640A publication Critical patent/JPH0498640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープを介して映像信号の記録再生を行
う回転ヘッドが設けられた回転ドラムの回転状態を制御
するドラムサーボ信号に画割れ補正信号を加算すること
により記録画割れを補正する記録画割れ補正装置に関し
、例えばヘリカルスキャン型のビデオテープレコーダ(
VTR)に適用される。
B 従来の技術 ヘリカルスキャン型VTRにおいては、回転ドラムの回
転周期の速度ムラにより、再生画像が縦方向に割れて見
える所謂面割れ現象が発生することが知られている。こ
の画割れ現象は、例えば回転ドラムの偏心等に起因する
ドラムの周振れや回転ドラムのFGムラ等のあるVTR
で記録したビデオテープを、他のVTRで再生した場合
に発生し易い。
一般に、ヘリカルスキャン型VTRの記録系には、この
画割れ現象の対策のために、例えば、回転ドラムの回転
速度及び回転位相を制御するドラムサーボ系のサーボエ
ラー信号に正弦波信号を画割れ補正信号として加算する
ことにより、画割れ補正を行う記録面割れ補正回路が設
けられている。
従来の記録面割れ補正回路では、画割れ補正信号すなわ
ち正弦波信号の振幅及び位相の調整を以下に述べる■〜
■の手順に従って手動操作により行っていた。
■ 記録面割れ補正回路を切って映像信号を記録する。
■ CTLパルスを逆相にして上記■による記録区間を
再生し、画割れ成分の節の位相と、振幅を検出する。
なお、上記画割れ成分は、例えば、回転ヘッドにより再
生された映像信号中の再生水平同期信号の位相誤差を検
出し、この検出出力からドラムの回転周波数を中心周波
数とするバンドパスフィルタによって回転周期成分を抽
出することによって得ることができる。
■ 記録面割れ補正回路が発生する正弦波信号の位相調
整を行い、上記■で求めた上記画割れ成分の節に上記正
弦波信号の節を一致させる。
なお、この位相調整は、上記正弦波信号の振幅を十分大
きくした状態で行う。
■ 記録面割れ補正回路が発生する正弦波信号の振幅調
整を行い、上記■で求めた上記画割れ成分の振幅の1/
2に上記正弦波信号の振幅を一致させる。
■ 記録面割れ補正回路を作動させた状態で映像信号を
記録する。
■ CTLパルスを逆相にして上記■による記録区間を
再生し、画割れが無くなったことを確認する。
C発明が解決しようとする課題 ところで、従来の記録面割れ補正回路は、画割れ補正信
号すなわち正弦波信号の振幅及び位相の調整を上述の■
〜■の手順に従って手動操作により行うものであるため
、この調整作業に熟練を要し、しかも長い時間をかけて
調整作業を行わなければ適正な画割れ補正を行うことが
できないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の如き従来の記録面割れ補正回
路における問題点に鑑み、簡単に且つ短時間で適正な画
割れ補正を行うことのできる記録面割れ補正装置を提供
するものである。
D 課題を解決するための手段 本発明は、磁気テープを介して映像信号の記録再生を行
う回転ヘッドが設けられた回転ドラムの回転状態を制御
するドラムサーボ信号に画割れ補正信号を加算すること
により記録面割れを補正する記録面割れ補正装置であっ
て、磁気テープに記録されている映像信号を上記磁気テ
ープと回転ヘッドとが第1の位相関係を保った状態で再
生して第1の画割れ情報を検出し、上記磁気テープテー
プに記録されている映像信号を上記磁気テープと回転ヘ
ッドとが上記第1の位相関係に対して逆の位相関係にな
るようにした状態で再生して第2の画割れ情報を検出し
、上記第1の画割れ情報と第2の画割れ情報とを加算す
ることにより第3の画割れ情報を検出する画割れ検出手
段と、この画割れ検出手段により検出された第3の画割
れ情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶され
た上記第3の画割れ情報から画割れ補正信号を形成して
上記回転ドラムの回転状態を制御するドラムサーボ信号
に加算する補正手段とを備えてなることを特徴するもの
である。
E 作用 本発明に係る記録画割れ補正装置において、画割れ検出
手段は、磁気テープに記録されている映像信号を上記磁
気テープと回転ヘッドとが第1の位相関係を保った状態
で再生して第1の画割れ情報を検出し、上記磁気テープ
テープに記録されている映像信号を上記磁気テープと回
転ヘッドとが上記第1の位相関係に対して逆の位相関係
になるようにした状態で再生して第2の画割れ情報を検
出し、上記第1の画割れ情報と第2の画割れ情報とを加
算することにより、上記磁気テープに記録されている映
像信号に含まれている画割れ情報を相殺した第3の画割
れ情報を検出する。
そして、補正手段は、記憶手段に記憶された上記第3の
画割れ情報から画割れ補正信号を形成し、上記磁気テー
プを介して映像信号の記録再生を行う回転ヘッドが設け
られた回転ドラムの回転状態を制御するドラムサーボ信
号に上記面割れ補正信号を加算することにより記録画割
れを補正する。
F 実施例 以下、本発明に係る画割れ補正装置の一実施例について
図面に従い詳細に説明する。
本発明に係る画割れ補正装置は、例えば第1図に示すよ
うに、回転ドラム(1)に設けられた一対の回転ヘッド
(2A)、 (2B)により磁気テープ(3)を介して
映像信号の記録再生を行うヘリカルスキャン型VTRに
適用される。
このヘリカルスキャン型VTRにおいて、上記一対の回
転ヘッド(2A)、 (2B)は、記録モード時に、入
力端子(4)から記録信号処理部(5)に供給される映
像信号S INが記録増幅器(6)を介してlフィール
ド毎に正相のコントロールパルスCTLの極性に応じて
交互に供給される。そして、この記録モードでは、正相
のコントロールパルスCTL 、を用いて上記磁気テー
プ(3)と一対の回転ヘッド(2A)。
(2B)とが第1の位相関係を保つように制御して、第
2図に示すように、一方の回転ヘッド(2A)で記録ト
ラック(TRA)を走査して奇数フィールドの映像信号
を記録し、また、他方の回転ヘッド(2B)で記録トラ
ック(TRI)を走査して偶数フィールドの映像信号を
記録することにより、上記映像信号S INを上記磁気
テープ(3)の記録トラック(TRA)、 (TR,)
に1フイールド毎に順次記録する。
なお、上記入力端子(4)には、例えばビデオカメラ(
7)が接続され、このビデオカメラ(7)による撮像出
力として得られる映像信号SINが供給される。
また、再生モード時には、上記一方の回転ヘッド(2A
)か上記記録トラック(TRA)から奇数フィールドの
映像信号を再生し、また、上記他方の回転ヘッド(2B
)が上記記録トラック(TR,)から偶数フィールドの
映像信号を再生するように、上記正相のコントロールパ
ルスCTLに基づいて、上記一対の回転ヘッド(2A)
、 (2B)と上記磁気テープ(3)の相対位置が制御
される。そして、上記一対の回転ヘッド(2A)、 (
2B)は、正相のコントロールパルスCTLの極性に応
じてlフィールド毎に交互に選択されることにより連続
的に得られる各フィールド再生信号を再生増幅器(8)
を介して再生信号処理部(9)に供給し、この再生信号
処理部(9)から出力端子(10)を介して再生映像信
号S。u7を出力する。
なお、上記出力端子(lO)には例えばモニタ装置(1
1)が接続され、このヘリカルスキャン型VTRによる
再生出力として得られる映像信号S QLITを上記出
力端子(lO)から上記モニタ装置(11)に供給する
ここで、このヘリカルスキャン型VTRにおいて、上記
一対の回転ヘッド(2A)、 (2B)が設けられた回
転ドラム(1)は、ドラムモータ(12)により回転さ
れる。上記ドラムモータ(12)を駆動するモータ駆動
回路(13)は、マイクロコンピュータを用いたシステ
ムコントローラ(14)により制御されるようになって
いる。
上記システムコントローラ(14)は、上記回転ドラム
(1)の回転速度に応じたFGパルスP FG及び回転
位相に応じたPGパルスP、。及が供給されるとともに
、上記再生信号処理部(9)により得られる再生映像信
号S。utから同期分離回路(15)により分離される
再生同期信号PB*YNCが供給される。
また、このシステムコントローラ(14)には、画割れ
補正用のメモリ(16)が接続れている。
このシステムコントローラ(14)は、本発明に係る画
割れ補正回路として機能するもので、第3図にその機能
構成を示すように、上記再生同期信号PBsyscに基
づいて画割れ情報を検出する画割れ情報検出部(21)
、この画割れ情報検出部(21)により検出された画割
れ情報から画割れ補正信号Sを形成する画割れ補正信号
形成部(22)、上記FGパルスP ra及びPGパル
スP paに基づいて上記回転ドラム(1)の回転状態
を制御するドラムサーボ信号りを形成するドラムサーボ
制御部(23)、上記面割れ補正信号Sを上記ドラムサ
ーボ信号りに加算する加算処理部(24)などからなる
そして、上記システムコントローラ(14)は、画割れ
検出モードにおいて、第4図のフローチャートに示すよ
うな処理を行う。
すなわち、上記システムコントローラ(14)は、画割
れ検出モードになると、先ず、第1のステップS、にお
いて、上記磁気テープ(3)に記録されている映像信号
を再生して、上記面割れ情報検出部(21)により第1
の画割れ情報PEAを検出する。
この第1のステップS1では、正相のコントロールパル
スCTLを用いて上記磁気テープ(3)と一対の回転ヘ
ッド(2A)、 (2B)とか上記第1の位相関係を保
つように制御し、上記一方の回転ヘッド(2A)で上記
磁気テープ(3)の記録トラック(TRA)をトレース
して奇数フィールドの映像信号を再生するとともに、上
記他方の回転ヘッド(2B)で上記磁気テープ(3)の
記録トラック(TR,)をトレースして偶数フィールド
の映像信号を再生し、その再生信号の再生同期信号PB
8YllCに基づいて第1の画割れ情報PHAを検出す
る。
ここで、上記磁気テープ(3)に記録されている映像信
号に第5図Aに示すような画割れ成分F1が含まれてお
り、また、このヘリカルスキャン型VTRの一対の回転
ヘッド(2A)、 (2B)の回転位相誤差により第5
図Bに示すような画像割れ成分F、が発生している場合
、この画像割れ成分F、に上記映像信号に含まれていた
画割れ成分F、を加算した第5図Cに実線で示すような
画像割れ成分F!を示す第1の画割れ情報PEAが上記
面割れ情報検出部(21)により検出される。
この第1のステップS、において、上記面割れ情報検出
部(21)により検出した第1の画割れ情報PEAは上
記面割れ補正用のメモリ(16)に記憶しておく。
第2のステップS、では、逆相のコントロールパルスr
を用いて上記磁気テープ(3)と一対の回転ヘッド(2
A)、 (2B)とが上記第1の位相関係に対して逆の
位相関係になるように制御して、上記一方の回転ヘッド
(2A)で上記磁気テープ(3)の記録トラック(TR
m)をトレースして偶数フィールドの映像信号を再生す
るとともに、上記他方の回転ヘッド(2B)で上記磁気
テープ(3)の記録トラック(TRA)をトレースして
奇数フィールドの映像信号を再生し、その再生信号の再
生同期信号PB@VNCに基づいて上記面割れ情報検出
部(21)により第2の画割れ情報PE、を検出する。
ここで、上記磁気テープ(3)に記録されている映像信
号に第5図Aに示すような画割れ成分F、が含まれてお
り、また、このへりカルスキャン型VTRの一対の回転
ヘッド(2A)、 (2B)の回転位相誤差により第5
図Bに示すような画像割れ成分F、が発生している場合
、この画像割れ成分F、に上記映像信号に含まれていた
画割れ成分F、を減算した第5図りに実線で示すような
画像割れ成分F4を示す第1の画割れ情報PE、が上記
面割れ情報検出部(21)により検出される。
この第2のステップS2において、上記面割れ情報検出
部(21)により検出した第2の画割れ情報PE、は上
記面割れ補正用のメモリ(16)に記憶しておく。
第3のステップS、では、上記面割れ情報検出部(2I
)において、上記第1のステップs1で検出した第1の
画割れ情報PEAと上記第2のステップS、で検出した
第2の画割れ情報PE、とを加算して第3の画割れ情報
PHcを検出する。
このように上記第1のステップs1で検出した第1の画
割れ情報PEAと上記第2のステップS。
で検出した第2の画割れ情報PH@とを加算することに
より、上記映像信号に含まれていた画割れ成分F1か相
殺され、このヘリカルスキャン型VTRの一対の回転ヘ
ッド(2A)、 (2B)の回転位相誤差による画像割
れ成分F、を2倍に拡大した第5図りに示すような画像
割れ成分F5を示す第2の画割れ情報PE、が上記画割
れ情報検出部(21)により検出される。
このようにして、上記第3のステップS、において上記
画割れ情報検出部(21)により検出した第3の画割れ
情報PEeは上記画割れ補正用のメモリ(16)に記憶
しておく。
第4のステップS4では、上記画割れ補正信号形成部(
22)において、上記第3のステップS、で上記画割れ
情報検出部(16)により検出した第3の画割れ情報P
Ecの値に一定の係数Kを掛けるとともに極性を反転さ
せて画割れ補正信号Sを形成する。
第5のステップS6では、上記加算処理部(24)にお
いて、上記第4のステップS4で上記画割れ補正信号形
成部(22)により形成した画割れ補正信号Sを上記ト
ラムサーボ制御部(23)により形成されるドラムサー
ボ信号りに加算する。
そして、第6のステップS、では、正相のコントロール
パルスCTLを用いて上記一対の回転ヘッド(2A)、
 (2B)と磁気テープ(3)とが上記第1の位相関係
を保つように制御し、上記磁気テープ(3)に記録され
ている映像信号を再生して、上記画割れ情報検出部(1
6)により画割れ成分か十分に小さくなっているか否か
の判定を行う。
この第6のステップS6における判定結果がNoすなわ
ち画割れ成分か補正できていない場合には、上記第2の
ステップS、に戻り上述の第2のステップS、から第6
のステップS、の処理を繰り返し行う。なお、上記第6
のステップS。
から上記第2のステップS、に戻る場合には、この第6
のステップS、において検出した画割れ情報を新たな第
1の画割れ情紺PEAとして上記画割れ補正用のメモリ
(16)に記憶しておく。
また、この第6のステップS、における判定結果がYE
Sすなわち画割れ成分か補正できている場合には画割れ
検出モードの処理を終了する。
そして、記録モードか設定されると、上記システムコン
トローラ(14)は、画割れ検出モードにおいて上記画
割れ補正用のメモリ(16)に記憶した第3の画割れ情
報PEcに基づいて上記画割れ補正信号形成部(22)
により画割れ補正信号Sを形成し、この画割れ補正信号
Sを上記ドラムサーボ制御部(23)により形成される
ドラムサーボ信号りに上記加算処理部(24)により加
算して画割れ補正を行いながら、正相のコントロールパ
ルスCTLを用いて上記磁気テープ(3)と一対の回転
ヘッド(2A)、 (2B)とが上記第1の位相関係を
保つように制御して、上記一方の回転ヘッド(2A)で
上記磁気テープ(3)の記録トラック(TRA)に奇数
フィールドの映像信号を記録し、上記他方の回転ヘッド
(2B)で上記磁気テープ(3)の記録トラック(TR
I)に偶数フィールドの映像信号を記録する。
これにより、記録モードにおいて、画割れ成分を含まな
い状態で上記磁気テープ(3)の記録トラック(TRA
)、 (TR,)に入力映像信号S INを記録するこ
とができる。
ここで、上記画割れ情報検出部(21)による第】画割
れ情報PEA及び第2の画割れ情報PEAの検出は、例
えば第6図に示すような構成により行われる。
この第6図に示す画割れ情報検出回路は、上述の同期分
離回路(15)により再生同期信号PBsv+icとし
て得られる垂直同期信号V 8YNC及び再生水平同期
信号H8/NCか入力端子(31)、 (32)に供給
されるようになっており、上記再生水平同期信号H@f
Wcをn分周(1/nに分周、nは2以上の整数〕する
ともに、上記垂直同期信号V 5yscでリセットされ
る分周器(34)と、この分周器(34)からの分局出
力の位相〔再生位相情報φIYNC)を基準位相〔基準
位相情報φ。、〕と比較することにより得られる位相誤
差情報PEを画割れ情報として出力する比較回路(40
)とを有してなる。
ここで、位相誤差のある再生水平同期信号H*YNCが
含まれた再生映像信号を第7図のDで表すと、通常、こ
の再生水平同期信号HfiYNcの位相誤差を検出する
ためには、基準点Pから任意の測定対象の再生水平同期
信号H8YNCまでの時間tと、その間の各再生水平同
期信号H5YNCの個数q又は位相誤差のない映像信号
〔第7図のDO)における基準点Pから任意の測定対象
の水平同期信号H*tyまでの時間t0とが必要になる
。この画割れ情報検出回路においては、上記時間tにつ
いては実際に計測を行い、上記時間t0についてはマイ
クロコンピュータ等で理論値として求めている。なお、
上記時間t0は、いわゆるNTSC方式の場合t、=6
3.5μsecとなる。また、上記面割れ情報PEのス
ケールとしては、時間軸1位相軸、H軸(I H= 6
3.5 μsec 、ただしNTSC方式〕方式者える
ことができる。ここでは、上記時間軸の例について説明
しており、したがって、位相誤差は上記時間tとtoの
差(t −t o)で表される。
この画割れ情報検出回路において、上記垂直同期信号V
。HCは、上記入力端子(3I)を介してフィールド判
別回路(33)に供給されるとともに、分局器(34)
及びカウンタ(35)の各リセット端子に供給される。
上記フィールド判別回路(33)は、上記垂直同期信号
V 8YNeの奇数フィールドと偶数フィールドとを判
別し、これら判別した奇数/偶数フィールドの同期信号
をそれぞれ別の出力端子から出力するものである。当該
フィールド判別回路(33)により得られた上記奇数フ
ィールドの同期信号は、ラッチ回路(36)へラッチク
ロックとして供給される。
このラッチ回路(36)には、フリーランカウンタ(3
7)の出力が供給されている。このフリーランカウンタ
(37)は、そのカウント値で表現した時間情報を出力
する。そして、上記ラッチ回路(36)は、上記フリー
ランカウンタ(37)の出力を上記奇数フィールドの同
期信号でラッチする。
これにより、当該ラッチ回路(34)からはlフレーム
毎のラッチ時点の時間情報が出力される。
上記奇数フィールドの同期信号でラッチされた時点のカ
ウント値〔時間情報〕は、このフレームでの位相ゼロ〔
0°〕の時の時間情報として用いられる。上記ラッチ回
路(36)の出力すなわち位相ゼロ〔θ°〕の時の時間
情報は、加算器(38)に減算信号として供給される。
また、上記再生水平同期信号H1NCは、上記入力端子
(32)介して上記分局器(34)のクロック入力端子
に供給される。ここで、当該分周器(34)には、リセ
ット端子が設けられており、このリセット端子に上記垂
直同期信号V。NCが供給されるようになっている。こ
のため、例えば第8図に示すように、分周器(34)で
のn分周を例えば4分周とした場合、この分周器(34
)は、上記垂直同期信号V。NCがリセット端子に供給
された時点t0でリセットされ、次の垂直同期信号V@
YNCがリセット端子に供給されるまで上記再生水平同
期信号H□0の4分周出力〔図中h1〜h、)を出力す
る。そして、次の垂直同期信号V IYNCが供給され
た時点t*2で再びリセットされる。これにより、例え
ば、奇数フィールド内の上記分周器(34)の出力は、
1フレーム内の再生水平同期信号H5yscのうちの何
番目のものであるかかわかるようになる。
このようにして、上記分周器(34)で上記再生水平同
期信号H1Ncをn分周〔1/nに分周〕したn分周再
生水平同期信号H1は、ラッチ回路(39)にラッチク
ロックとして供給される。
このラッチ回路(39)は、上記フリーランカウンタ(
37)の出力が供給されており、上記フリーランカウン
タ(37)の出力すなわち上記カウント値で表現した時
間情報を上記分周器(34)からのn分周再生水平同期
信号H1でラッチする。当該ラッチ回路(39)からは
、上記フリーランカウンタ(37)の出力が上記分局器
(34)の出力〔n分周された再生水平同期信号H,)
でラッチされたカウント値〔時間情報〕が出力される。
このラッチ回路(39)の出力すなわち上記n分周再生
水平同期信号H,毎の時間情報は、上記加算器(38)
に加算信号として供給される。
このため、上記加算器(38)では、上記ラッチ回路(
35)の出力〔上記n分周再生水平同期信号H3毎の時
間情報〕から上記ラッチ回路(36)の出力〔lフレー
ム毎の時間情報〕が減算される。そして、この加算器(
38)の出力は、再生水平同期信号H8VNCの再生位
相情報φ8YNCとして、比較回路(40)に供給され
る。
また、上記分周器(34)の出力信号は、上記カウンタ
(35)のクロック入力端子にも供給される。このカウ
ンタ(35)は、リセット端子に供給される上記垂直同
期信号V IYIII:によりリセットされ、上記分周
器(34)からのn分周再生水平同期信号H1の個数を
カウントしてその計数値を出力するものである。上記カ
ウンタ(35)の出力は、乗算器(41)に送られる。
この乗算器(41)は、上記カウンタ(35)による計
数値を1倍するものである。したがって、当該乗算器(
41)からは、上記n分周再生水平同期信号H,の個数
を1倍した出力すなわち再生水平同期信号HaYNcの
個数情報が得られる。
これにより、例えば、上記偶数フィールドでのn分周再
生水平同期信号Hゎは、上記奇数フィールドの垂直同期
信号V 5yscからみて、(1フレーム内の再生水平
同期信号H3YNeの個数)X (1/2)+n、(1
フレーム内の再生水平同期信号HSYN’eの個数)X
 (1/2) +2n、−−−、であることかわかる。
この個数情報は、加算器(42)に加算信号として供給
される。
更に、上記フィールド判別回路(33)から出力される
奇数フィールド及び偶数フィールドの同期信号は、R−
Sフリップフロップ(43)のセット端子。
リセット端子に供給されるようになっている。このR−
Sフリップフロップ27の出力Qは、切換スイッチ(4
4)に切換制御信号として供給される。
この切換スイッチ(44)の2つの被選択端子には、ゼ
ロを出力する数値情報発生器(45)からの出力と、l
フィールド内の本来の水平同期信号HIFの個数CNT
SC方式では262.5個〕の個数情報を出力する個数
情報発生器(46)からの出力とがそれぞれ供給されて
いる。この切換スイッチ(44)は、上記R−Sフリッ
プフロップ(43)の出力が奇数フィールドに基づいた
ものである場合に上記数値ゼロの情報を選択して出力し
、また偶数フィールドに基づいたものである場合に上記
lフィールド内の水平同期信号H1Fの個数(262,
5個〕情報を選択して出力する。この切換スイッチ30
からの出力は、上記加算器(42)に加算信号として供
給される。
したかって、当該加算器(42)では、上記乗算器(4
1)の出力であるlフィールドの再生水平同期信号Ha
YNcの個数情報と、上記切換スイッチ(44)の出力
であるゼロ或いは262.5個の個数情報との加算演算
が行われる。このことは、上記加算器(42)の加算結
果が1フレーム内の再生水平同期信号H8YW。の順番
を意味していることになる。
上記加算器(42)の出力は、乗算器(47)に送られ
る。この乗算器(47)は、上記加算器(42)の出力
に63、55μsecの値を乗算するものである。すな
わち、この乗算器(47)で、上記加算器(42)の出
力であるlフレーム内の再生水平同期信号H8YNCの
順番を意味する値に、上記時間63.55μsec  
(NTSC方式の1水平開期信号HRE Fの本来の時
間)の値を乗算することによって、該乗算器(47)の
出力か、本来の水平同期信号HRE Fの位相情報とし
ての上記基準位相情報φ□、を表すようになる。
上記基準位相情報φ□、と、先に述べた加算器(38)
からの再生位相情報φ5YNCとか、上記比較回路(4
0)に送られる。当該比較回路(40)では、これら時
間で表現された位相情報を比較し、その位相差〔時間差
〕すなわち位相誤差情報PEか求められる。
これにより、第9図に示すように、上記回転ドラム(1
)の1周期Rての位相誤差R1すなわち画割れ情報を検
出することかできる。
G 発明の効果 上述にように、本発明に係る記録画割れ補正装置では、
記録画割れ検出手段によって、磁気テープに記録されて
いる映像信号を上記磁気テープと回転ヘッドとが第1の
位相関係を保った状態で再生して第1の画割れ情報を検
出し、上記磁気テープテープに記録されている映像信号
を上記磁気テープと回転ヘッドとが上記第1の位相関係
に対して逆の位相関係になるようにした状態で再生して
第2の画割れ情報を検出し、上記第1の画割れ情報と第
2の画割れ情報とを加算することにより、上記磁気テー
プに記録されている映像信号に含まれている画割れ情報
を相殺した第3の画割れ情報を検出する。これにより、
記録再生装置本体の画割れ情報を検出することができる
。そして、補正手段は、記憶手段に記憶された上記第3
の画割れ情報から画割れ補正信号を形成し、上記磁気テ
ープを介して映像信号の記録再生を行う回転ヘッドが設
けられた回転ドラムの回転状態を制御するドラムサーボ
信号に上記画割れ補正信号を加算することにより記録画
割れを自動的に補正することができる。
従って、本発明によれば、簡単に且つ短時間で適正な画
割れ補正を行うことのできる記録画割れ補正装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘリカルスキャン型VTRに適用した本発明に
係る記録画割れ補正装置の構成を示すブロック図、第2
図は上記ヘリカルスキャン型VTRのテープフォーマッ
トを示す図、第3図は上記記録画割れ補正装置の要部構
成を示すブロック図、第4図は上記記録画割れ補正装置
の画割れ検出動作を説明するためのフローチャート、第
5図は上記記録画割れ補正装置の画割れ検出動作を説明
するための波形図、第6図は上記記録画割れ補正装置を
構成している画割れ検出回路の要部構成を示すブロック
図、第7図は再生同期信号の位相誤差を説明するための
図、第8図は上記画割れ検出回路における分周のリセッ
トを説明するための図、第9図は分局出力を説明するた
めの図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気テープを介して映像信号の記録再生を行う回転ヘッ
    ドが設けられた回転ドラムの回転状態を制御するドラム
    サーボ信号に画割れ補正信号を加算することにより記録
    画割れを補正する記録画割れ補正装置であって、 磁気テープに記録されている映像信号を上記磁気テープ
    と回転ヘッドとが第1の位相関係を保った状態で再生し
    て第1の画割れ情報を検出し、上記磁気テープテープに
    記録されている映像信号を上記磁気テープと回転ヘッド
    とが上記第1の位相関係に対して逆の位相関係になるよ
    うにした状態で再生して第2の画割れ情報を検出し、上
    記第1の画割れ情報と第2の画割れ情報とを加算するこ
    とにより第3の画割れ情報を検出する画割れ検出手段と
    、 この画割れ検出手段により検出された第3の画割れ情報
    を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記第3の画割れ情報から画
    割れ補正信号を形成して上記回転ドラムの回転状態を制
    御するドラムサーボ信号に加算する補正手段とを備えて
    なることを特徴する記録画割れ補正装置。
JP2215869A 1990-08-17 1990-08-17 記録画割れ補正装置 Pending JPH0498640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215869A JPH0498640A (ja) 1990-08-17 1990-08-17 記録画割れ補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215869A JPH0498640A (ja) 1990-08-17 1990-08-17 記録画割れ補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0498640A true JPH0498640A (ja) 1992-03-31

Family

ID=16679614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2215869A Pending JPH0498640A (ja) 1990-08-17 1990-08-17 記録画割れ補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0498640A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6142768A (ja) ディジタル信号の再生装置
GB2035731A (en) Rf envelope detector with automatic gain control
NL8302117A (nl) Inrichting voor het registreren en weergeven van een informatiesignaal.
JPS61273776A (ja) 再生サ−ボ装置
JPH0789405B2 (ja) 記録装置
GB2252196A (en) Video reproducing apparatus
JPH0498640A (ja) 記録画割れ補正装置
GB2161976A (en) Controlling slow replay in a magnetic recording/reproducing system
JPS59139127A (ja) 回転ヘッド型再生装置
JPH0423258A (ja) 磁気記録再生装置の自動トラッキング装置
JPH0463454B2 (ja)
JP2502616B2 (ja) サ−ボ装置
JPH0319632B2 (ja)
KR0159653B1 (ko) 비데오 카세트 레코더의 드럼 모터위상 검출용 비데오 테이프 제조장치 및 드럼 모터 위상 검사장치
JPS5827483A (ja) 磁気記録再生装置における記録媒体の走行速度制御方式
JP2775818B2 (ja) 記録電流調整方法
JPS60251552A (ja) 記録再生装置
JPS6055777A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63234794A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPS58133653A (ja) 自動テ−プ速度切換装置
JPH0687331B2 (ja) トラツキング制御装置
JPS62229564A (ja) トラツキングずれ調整装置
JPH02247853A (ja) 回転磁気ヘッドドラムの回転制御装置
JPH01184749A (ja) 回転ヘツド型磁気記録再生装置
JPH0312381B2 (ja)