JPH049856B2 - - Google Patents
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- JPH049856B2 JPH049856B2 JP1060428A JP6042889A JPH049856B2 JP H049856 B2 JPH049856 B2 JP H049856B2 JP 1060428 A JP1060428 A JP 1060428A JP 6042889 A JP6042889 A JP 6042889A JP H049856 B2 JPH049856 B2 JP H049856B2
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Landscapes
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な永久磁石材料、より詳しくは、
希土類元素と遷移金属を主成分とするR2M17系
(Rはイツトリウムを含む希土類元素、Mは主と
して遷移金属である)永久磁石材料に関する。 〔従来技術〕 現在、希土類元素と遷移金属元素とからなる合
金系に関して既に多くのものが提供され中でも希
土類元素とコバルトCoとの合金系、特にR2Co17
型永久磁石材料が注目されている。 このR2Co17型材料についても多くの種々のも
のがあるが、Coの一部を更にFeとCuで置換して
えられたR−Co−Fe−Cu系の2−17型希土類永
久磁石材料も従来公知である。この系の合金材料
においてCuの添加は保磁力(iHc)を高める効果
があり、10wt%以上は必要であるとされていた。
しかしCuの添加量が増大すると残留磁束密度
(Br)が低下してしまう問題が生じる。この低下
を補うため、Brを高める作用を持つFeの添加が
あるが、Feを多量に添加するとiHcの低下を招く
ため8wt%以下とされていた。 しかし、このような組成の永久磁石では、高々
24MG・Oe程度の最大エネルギー積(BH)naxし
か得ることができない。 そこで、10wt%Cu以下の低Cu量でかつ8wt%
Fe以上の高Fe量にて高保磁力が得られ、それに
より高エネルギー積を有する永久磁石材料を得る
ための各種の提案がなされた。 例えば、(1)Cu5〜12wt%において、X:0.2〜
5wt%(XはZr、Nb、V、Ta、CrおよびHf)、
且つMn0.2〜8wt%添加したもの(特公昭56−
11378)、(2)Cu2〜10wt%においてT:6〜35wt
%(TはFe、MnおよびCrのうちの一種以上)、
M:0.5〜6wt%(MはZrおよびHfのうちの一種
以上)添加したもの(特公昭62−61665)、(3)Sm
−Co−Fe−Cu−Zrの5元系においてCu5wt%以
下で特徴ある熱処理によるもの(特公昭60〜
34632)、(4)一般式がR(Col-u-v-oCuuFevMw)zで
表わされるもの(特公昭61−17881)。 (但し、0<u≦2.0、0.1<v≦0.6、0.005≦w
≦0.05、6.5≦z≦8.8、M:Ta、Zr、Nb、Ti、
Hf)等がある。 これらの各磁石材料では夫々比較的高い保磁力
やエネルギー積を有しているが、まだ不十分な点
があり更に改良が求められる。 〔目的及び構成〕 本発明者らは上記の如き低Cu量でなおかつ高
Fe量のR−Co−Fe−Cu系永久磁石材料の有する
磁石特性を更に改良向上せしめた磁石材料を提供
することを目的として種々研究、実験を重ねたと
ころ、上記の系に金属MA(MAはZr)を加えた
ものに、更にMnと半金属MB(MBはIn、Pbのい
ずれか一方又は両者)を添加することにより、同
等の保磁力を有し、かつ残留磁束密度Brや最大
エネルギー積(BH)naxを向上させた有効な
R2M17系永久磁石材料が得られることが見出され
るのである。 かくて本発明は、重量比で22〜28%のR(Rは
Yを含む希土類元素の1種又はそれ以上)、5〜
16%のFe、0.5〜6.5%のCu、0.1〜6%のMn、
0.5%〜0.6%のMA(MAはZr)、0.04〜2%のMB
(MBはIn、Pbのいずれか一方又は両者)、残部
Coからなる永久磁石材料を提供するものである。 〔発明の具体的説明〕 以下本発明を詳しく説明する。尚、この明細書
で%で重量%を意味する。 本発明は上述のように、R−Co−Fe−Cu−
Ma系合金材料にMnとMBを添加したものであ
り、ここではRとしてYを含む希土類元素例えば
Smを22〜28%、Feは比較的高く5〜16%、Cuは
比較的低く0.5〜6.5%用いられる。 又MAとしてZrを0.5〜6%用いる。適当量の
MAの添加は、残留磁束密度Brをあまり低下さ
せずに保磁力iHcを高め、最大エネルギー積を高
める効果がある。これは高Fe量、低Cu量におい
て、残留磁束密度Brをあまり低下させずCu添加
の代わりにiHcを高め、エネルギー積をも高める
のに有効である。 而してMAの量が0.5重量%より少ないと保磁
力iHcへの効果が見られず最大エネルギー積
(BH)naxの増加も見られない。2.3重量%で保磁
力、最大エネルギー積がともに最大となるが、更
に多くしてMAが6wt%を超すと(BH)naxは添加
しない場合とほぼ同じになり効果がなくなる。従
つて本発明ではMAは0.5〜6重量%の範囲の量
用いられる。 本発明はこのような低Cu量、高Fe量の系にMn
を0.1〜6%、MB(Pb、Inのいずれか一方又は両
者)を0.04〜2%用いるのである。Mnを添加せ
ずMB例えばPbのみの添加では磁石特性値は殆ん
ど変らない。Pbを添加してMnを0.1%以上添加
していくと次第に残留磁束密度Brは高くなり添
加量2.5%で最高となり、以後また低下し6%を
超すと添加しない場合と同じ位の値となる。一方
最大エネルギー積(BH)naxについて云えばMn添
加量2.0%で最大となりそれ以上加えるとまた低
下し、6%を超すと大きく低下する。従つてMn
は0.1〜6%、好ましくは0.5〜4%の量用いられ
る。 又MBを含まず前記基本組成に更にMnのみし
か添加しない場合、磁石特性値は殆んど変らな
い。しかしマンガンMnに加えて更にMB、たと
えば鉛Pbを加えていくと0.04%から残留磁束密
度、最大エネルギー積ともに高くなり、又この両
者は1.0%で最高となり、2.0%を超えると両者と
ともに急激に低下する。又MBとしてインジウム
lnを用いたときは0.04%より漸次残留磁束密度、
エネルギー積ともに上昇し0.8%で最高となり、
2.0%をこえると大きく低下する。かくてMBは
ほぼ0.04〜2.0%の範囲添加され、その中0.3〜1.5
%の範囲が好ましい。 これらの結果からMn、MBのいずれかに単独
では効果なく、それら両者を共に用いしかもごく
限られた範囲で用いられたときのみ著しい効果が
みられる。これらの事実は以下の実施例によつて
明らかである。 この磁石材料は公知の方法でつくることができ
る。たとえば所定の組成を有する原料を調合し、
溶融固化してインゴツトをつくり、これを粉砕し
て磁場で形成する。次いで焼結、溶体化処理を施
し、更に時効処理後急冷するなどの熱処理を行な
つてつくられる。 〔実施例〕 以下の例1においてはMnもMBも添加しない
ときの磁石特性、例2はMBを一定量添加しMn
を種々の量添加したとき、例3、4はいずれも
Mnを一定量添加し、Pb、Inを夫々種々の量加え
たときそして例5は他を一定量としMAを種々の
量加えたときの磁石特性の変化を示すものであ
る。 例 1 (組成) Sm:24.1wt%、Fe:12.9wt%、 Cu:3.9wt%、Zr:2.3wt%、残部がCoからなる (前工程) 必要とする合金を高周波溶解炉で溶解し、ジヨ
ークラツシヤーで粗粉砕後、ジエツトミルで微粉
砕した。この微粉体を15KOeの磁場中で成形圧
3ton/cm2で圧縮成形した。 (熱処理) 1180〜1250℃で5時間の焼結を行い、1100〜
1240℃で5時間の溶体化処理を行つた後、900
℃:3時間の時効処理を行い、0.5℃/minの速
度で400℃まで冷却後急冷した。 (特性) Br=10.82KG、iHc=11.04 KOe、BHnax=27.0MGOe 例 2 (組成) Sm:24.1wt%、Fe:12.9wt%、 Cu:3.9wt%、Zr:2.3wt%、 Mn:xwt%、Pb:1.0wt%、残部がCoからなる。 (前工程) 例1と同じ (熱処理) 例1と同じ
希土類元素と遷移金属を主成分とするR2M17系
(Rはイツトリウムを含む希土類元素、Mは主と
して遷移金属である)永久磁石材料に関する。 〔従来技術〕 現在、希土類元素と遷移金属元素とからなる合
金系に関して既に多くのものが提供され中でも希
土類元素とコバルトCoとの合金系、特にR2Co17
型永久磁石材料が注目されている。 このR2Co17型材料についても多くの種々のも
のがあるが、Coの一部を更にFeとCuで置換して
えられたR−Co−Fe−Cu系の2−17型希土類永
久磁石材料も従来公知である。この系の合金材料
においてCuの添加は保磁力(iHc)を高める効果
があり、10wt%以上は必要であるとされていた。
しかしCuの添加量が増大すると残留磁束密度
(Br)が低下してしまう問題が生じる。この低下
を補うため、Brを高める作用を持つFeの添加が
あるが、Feを多量に添加するとiHcの低下を招く
ため8wt%以下とされていた。 しかし、このような組成の永久磁石では、高々
24MG・Oe程度の最大エネルギー積(BH)naxし
か得ることができない。 そこで、10wt%Cu以下の低Cu量でかつ8wt%
Fe以上の高Fe量にて高保磁力が得られ、それに
より高エネルギー積を有する永久磁石材料を得る
ための各種の提案がなされた。 例えば、(1)Cu5〜12wt%において、X:0.2〜
5wt%(XはZr、Nb、V、Ta、CrおよびHf)、
且つMn0.2〜8wt%添加したもの(特公昭56−
11378)、(2)Cu2〜10wt%においてT:6〜35wt
%(TはFe、MnおよびCrのうちの一種以上)、
M:0.5〜6wt%(MはZrおよびHfのうちの一種
以上)添加したもの(特公昭62−61665)、(3)Sm
−Co−Fe−Cu−Zrの5元系においてCu5wt%以
下で特徴ある熱処理によるもの(特公昭60〜
34632)、(4)一般式がR(Col-u-v-oCuuFevMw)zで
表わされるもの(特公昭61−17881)。 (但し、0<u≦2.0、0.1<v≦0.6、0.005≦w
≦0.05、6.5≦z≦8.8、M:Ta、Zr、Nb、Ti、
Hf)等がある。 これらの各磁石材料では夫々比較的高い保磁力
やエネルギー積を有しているが、まだ不十分な点
があり更に改良が求められる。 〔目的及び構成〕 本発明者らは上記の如き低Cu量でなおかつ高
Fe量のR−Co−Fe−Cu系永久磁石材料の有する
磁石特性を更に改良向上せしめた磁石材料を提供
することを目的として種々研究、実験を重ねたと
ころ、上記の系に金属MA(MAはZr)を加えた
ものに、更にMnと半金属MB(MBはIn、Pbのい
ずれか一方又は両者)を添加することにより、同
等の保磁力を有し、かつ残留磁束密度Brや最大
エネルギー積(BH)naxを向上させた有効な
R2M17系永久磁石材料が得られることが見出され
るのである。 かくて本発明は、重量比で22〜28%のR(Rは
Yを含む希土類元素の1種又はそれ以上)、5〜
16%のFe、0.5〜6.5%のCu、0.1〜6%のMn、
0.5%〜0.6%のMA(MAはZr)、0.04〜2%のMB
(MBはIn、Pbのいずれか一方又は両者)、残部
Coからなる永久磁石材料を提供するものである。 〔発明の具体的説明〕 以下本発明を詳しく説明する。尚、この明細書
で%で重量%を意味する。 本発明は上述のように、R−Co−Fe−Cu−
Ma系合金材料にMnとMBを添加したものであ
り、ここではRとしてYを含む希土類元素例えば
Smを22〜28%、Feは比較的高く5〜16%、Cuは
比較的低く0.5〜6.5%用いられる。 又MAとしてZrを0.5〜6%用いる。適当量の
MAの添加は、残留磁束密度Brをあまり低下さ
せずに保磁力iHcを高め、最大エネルギー積を高
める効果がある。これは高Fe量、低Cu量におい
て、残留磁束密度Brをあまり低下させずCu添加
の代わりにiHcを高め、エネルギー積をも高める
のに有効である。 而してMAの量が0.5重量%より少ないと保磁
力iHcへの効果が見られず最大エネルギー積
(BH)naxの増加も見られない。2.3重量%で保磁
力、最大エネルギー積がともに最大となるが、更
に多くしてMAが6wt%を超すと(BH)naxは添加
しない場合とほぼ同じになり効果がなくなる。従
つて本発明ではMAは0.5〜6重量%の範囲の量
用いられる。 本発明はこのような低Cu量、高Fe量の系にMn
を0.1〜6%、MB(Pb、Inのいずれか一方又は両
者)を0.04〜2%用いるのである。Mnを添加せ
ずMB例えばPbのみの添加では磁石特性値は殆ん
ど変らない。Pbを添加してMnを0.1%以上添加
していくと次第に残留磁束密度Brは高くなり添
加量2.5%で最高となり、以後また低下し6%を
超すと添加しない場合と同じ位の値となる。一方
最大エネルギー積(BH)naxについて云えばMn添
加量2.0%で最大となりそれ以上加えるとまた低
下し、6%を超すと大きく低下する。従つてMn
は0.1〜6%、好ましくは0.5〜4%の量用いられ
る。 又MBを含まず前記基本組成に更にMnのみし
か添加しない場合、磁石特性値は殆んど変らな
い。しかしマンガンMnに加えて更にMB、たと
えば鉛Pbを加えていくと0.04%から残留磁束密
度、最大エネルギー積ともに高くなり、又この両
者は1.0%で最高となり、2.0%を超えると両者と
ともに急激に低下する。又MBとしてインジウム
lnを用いたときは0.04%より漸次残留磁束密度、
エネルギー積ともに上昇し0.8%で最高となり、
2.0%をこえると大きく低下する。かくてMBは
ほぼ0.04〜2.0%の範囲添加され、その中0.3〜1.5
%の範囲が好ましい。 これらの結果からMn、MBのいずれかに単独
では効果なく、それら両者を共に用いしかもごく
限られた範囲で用いられたときのみ著しい効果が
みられる。これらの事実は以下の実施例によつて
明らかである。 この磁石材料は公知の方法でつくることができ
る。たとえば所定の組成を有する原料を調合し、
溶融固化してインゴツトをつくり、これを粉砕し
て磁場で形成する。次いで焼結、溶体化処理を施
し、更に時効処理後急冷するなどの熱処理を行な
つてつくられる。 〔実施例〕 以下の例1においてはMnもMBも添加しない
ときの磁石特性、例2はMBを一定量添加しMn
を種々の量添加したとき、例3、4はいずれも
Mnを一定量添加し、Pb、Inを夫々種々の量加え
たときそして例5は他を一定量としMAを種々の
量加えたときの磁石特性の変化を示すものであ
る。 例 1 (組成) Sm:24.1wt%、Fe:12.9wt%、 Cu:3.9wt%、Zr:2.3wt%、残部がCoからなる (前工程) 必要とする合金を高周波溶解炉で溶解し、ジヨ
ークラツシヤーで粗粉砕後、ジエツトミルで微粉
砕した。この微粉体を15KOeの磁場中で成形圧
3ton/cm2で圧縮成形した。 (熱処理) 1180〜1250℃で5時間の焼結を行い、1100〜
1240℃で5時間の溶体化処理を行つた後、900
℃:3時間の時効処理を行い、0.5℃/minの速
度で400℃まで冷却後急冷した。 (特性) Br=10.82KG、iHc=11.04 KOe、BHnax=27.0MGOe 例 2 (組成) Sm:24.1wt%、Fe:12.9wt%、 Cu:3.9wt%、Zr:2.3wt%、 Mn:xwt%、Pb:1.0wt%、残部がCoからなる。 (前工程) 例1と同じ (熱処理) 例1と同じ
【表】
例 3
(組成)
Sm=24.1wt%、Fe=12.9wt%、
Cu=3.9wt%、Zr=2.3wt%、
Mn=2.0wt%、Pb=xwt%、残部がCoからなる。
(前工程)
例1と同じ
(熱処理)
例1と同じ
【表】
例 4
(組成)
Sm:24.1wt%、Fe:12.9wt%、
Cu:3.9wt%、Zr:2.3wt%、
Mn:2.0wt%、In:xwt%、残部がCoからなる。
(前工程)
例1と同じ
(熱処理)
例1と同じ
【表】
例 5
(組成)
Sm=24.1重量%、Fe=12.9重量%、
Cu=3.9重量%、Zr=X、
Mn=2.0重量%、Pb=1.0重量%、
残部がCoからなる。
(前工程)
例1に同じ
(熱処理)
例1に同じ
本発明によれば、低いCu量と高いFe量の従来
の組成にMnとMBを夫々限定量加えるとき、従
来と同等の保磁力を有し、残留磁束密度と最大エ
ネルギー積を増加させ磁石特性を向上させること
ができて誠に有効である。
の組成にMnとMBを夫々限定量加えるとき、従
来と同等の保磁力を有し、残留磁束密度と最大エ
ネルギー積を増加させ磁石特性を向上させること
ができて誠に有効である。
Claims (1)
- 1 重量比で22〜28%のR(RはYを含む希土類
元素の1種又はそれ以上)、5〜16%のFe、0.5〜
6.5%のCu、0.1〜6%のMn、0.5〜6%のMA
(MAはZr)、0.04〜2%のMB(MBはIn、Pbのい
ずれか一方又は両者)、残部Coからなる永久磁石
材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1060428A JPH02240231A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 永久磁石材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1060428A JPH02240231A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 永久磁石材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02240231A JPH02240231A (ja) | 1990-09-25 |
JPH049856B2 true JPH049856B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=13141952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1060428A Granted JPH02240231A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 永久磁石材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02240231A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58193336A (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-11 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 永久磁石材料 |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1060428A patent/JPH02240231A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58193336A (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-11 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 永久磁石材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02240231A (ja) | 1990-09-25 |
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