JPH0498390A - カード搬送装置の停止位置制御装置 - Google Patents

カード搬送装置の停止位置制御装置

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JPH0498390A
JPH0498390A JP21201190A JP21201190A JPH0498390A JP H0498390 A JPH0498390 A JP H0498390A JP 21201190 A JP21201190 A JP 21201190A JP 21201190 A JP21201190 A JP 21201190A JP H0498390 A JPH0498390 A JP H0498390A
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stop
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Yuji Kobayashi
勇次 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明はカード搬送装置の停止位置制御装置に関する
(ロ)従来の技術 このようなカード搬送装置は、カードの停止位置を正確
に制御するためにステッピングモータを用いた、例えば
特開平1−201791号公報にて示される構成が知ら
れている。
また、ステッピングモータを用いないで、あらかじめ設
定されている単位時間当りの走行距離に基づいた移送時
間によりカードを停止させるような、例えば特開昭63
−239586号公報で示される構成が知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記従来の技術のうち、前者の場合、ス
テッピングモータを用いるため、モータのコストが高く
なってしまう。
また、前記後者の従来の技術では、カード搬送装置が惰
性走行してしまい、またこの惰性走行量が使用環境によ
り変化してしまうために正確に停止位置させることが難
しい。
よって本発明は、ステッピングモータを用いないで装置
の製作コストを低くして、なおかつカードを正確に停止
位置させることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために第1の発明によるカード搬
送装置において、前記カード搬送装置が駆動してから停
止信号を送出し、停止信号を送出した時点から、カード
搬送装置が搬送停止するまでのカード搬送装置の惰性走
行量を計測する惰性走行量計測手段と、この惰性走行量
計測手段によって惰性走行量を計測後、駆動したカード
搬送装置に対して、惰性走行量に基づき決めた停止信号
送信タイミングで停止信号を送信する停止位置制御手段
とを備えたものである。
さらに第2の発明によるカード搬送装置は、停止信号送
信タイミングの算出に用いた惰性走行量とこの停止信号
送信タイミングに基づいて停止位置制御された停止時に
新たに計測した惰性走行量との差が大きい場合、新たに
計測した惰性走行量に基づき、停止信号送信タイミング
を決め直して、再びカード搬送装置を駆動して停止位置
制御を行うようにしたものである。
(ホ)作用 第1の発明の詳細な説明すると、カードが投入されると
カード搬送装置を駆動してから停止信号を送りカード搬
送装置を停止させる。このときに停止信号を送信したと
きから、カード搬送装置が停止するまでのカード搬送装
置の惰性走行量を惰性走行量計測手段により計測した後
、再び駆動したカード搬送装置を停止位置制御手段によ
って、停止信号送信タイミングを前記惰性走行量に基づ
き決めて、この停止信号送信タイミングで停止信号を送
信することにより、カードを所定の位置に停止位置させ
る。
第2の発明は、停止信号送信タイミングの算出に用いた
惰性走行量と、この停止信号送信タイミングに基づいて
、停止位置制御された停止時に新たに計測した惰性走行
量との差が大きいときには、新たに計測した惰性走行量
を用いて停止信号送信タイミングを決め直して、再びカ
ード搬送装置を駆動して停止位置制御やり直す。
(へ)実施例 各図は本発明の実施例を示しているもので、第1図は、
カード処理装置の構造を示し、カード処理装置本体1.
2の上部にはカードを内部に受は入れる挿入口3が水平
方向に設けられており、挿入口3は水平方向に挿入され
たカードを垂直方向に転換するための屈曲部4を通して
、搬送路5に接続されている。
そして、搬送路5にはカードを垂直方向に移送するため
のカード搬送装置6が設けられており、このカード搬送
装置6は相対向する一組のプーリ7A、7B、8A、8
B、9A、9B、IOA。
10Bと搬送ベルトllとにより形成されている。
各々のブーりはカード処理装置本体1.2に回動自在に
軸支されており、搬送ベルト11はブー)7A、8A、
9A、IOAに張架されている。
このようなカード搬送装置6は正逆転可能なモータ12
の回転力が駆動伝達ベルト13を介しブー)8Aと同軸
に取りつけられた変速プーリ14に伝達されて、駆動す
る。
ロータリーエンコーダ15は駆動伝達ベルト13によっ
て回動するプーリ16を備えており、ブリ16の回動に
て定期的にエンコーダパルスを出力する。すなわち、エ
ンコーダパルスはカードの搬送距離に応じた数だけ出力
する。
搬送路5にはカードの移動方向にしたがって一組の発光
素子と受光素子とからなるセンサーA、B、Cを順次配
置しており、センサーBと同位置に磁気ヘッド17及び
押圧ローラー18を設けている。
磁気へラド17は搬送路5を通過するカードの記録デー
タを読み取るための読み取り部分、とカードにデータを
記録する書き込み部分とから構成されている。押圧ロー
ラー18は搬送路5を通過するカードを磁気ヘッド17
に押圧するものである。19はカードに利用状況の目安
となる孔を穿孔するための、パンチ孔穿孔機である。
第3図はこの発明の実施例であるカード処理装置に使用
されている、初期エンコード金額が500円の場合のプ
リペイドカードの構成図である。
カードには一部に磁気データが記憶される磁気ストライ
プ部29が設定されている。この磁気ストライプ部29
には、このカードの金額等が記憶される。カード上部に
はこのカードの使用の目安にするとともに改ざんを防止
するために、所定位置に6個のパンチ孔穿孔部30a〜
30fが設けられている。6個のパンチ孔穿孔部30a
〜30fには、カードの残高がそれぞれ499円〜30
0円、299円〜200円、199円〜100円。
99円〜50円、49円〜1円、0円になったときパン
チ孔が穿孔される。
第4図において、プログラムにより制御動作を実行する
中央処理ユニット(以下CPUと示す)20には、動作
用のプログラムとカード残金額の範囲によるパンチ孔穿
孔位置のデータ(例えば、第3図に示す500円のカー
ドにおいて、残り金額が50円〜99円の範囲の場合は
、カードの右端からパンチ孔穿孔部30dまでの距離に
相当するエンコーダパルス数がパンチ孔穿孔位置データ
である。)等を記憶している読み出し専用メモリ(以下
ROMと示す)21と、エラー回数を格納するレジスタ
Nとオーバーランパルス数を格納するレジスタR+、’
R−の少なくとも3つのレジスタを持つ読み出しと書き
込みが可能なメモリー(以下RAMと示す)22が接続
されるとともに、主制御部23が接続されており、この
主制御部23とは、選択された商品を販売する自動販売
機のようなものである。またCPU20はセンサーA、
B、C1磁気ヘッド17、ロータリーエンコーダ15、
モータ12、パンチ孔穿孔機19、を接続している。
本実施例では、CPU20とロータリーエンコーダー1
5により惰性走行量計測手段を形成し、CPU20とロ
ータリーエンコーダー15とセンサーCにより停止位置
制御手段を形成している。
第5図のフローチャートを参照として前記カード処理装
置の動作を説明する。
51〜S33は各動作ステップを表す。まずSlでCP
U20は、センサーA、B、Cをオンさせる。というこ
とは発光素子からの光を受光素子が検知しているという
ことで、カードにより光を遮られるとセンサーはオフす
る。
挿入口1よりカードが挿入されセンサーAがオフされる
と(S2)、CPU20はモータ12に正転信号を送信
する(S3)。モータ12は駆動伝達ベルト13を駆動
し、変速プーリ14を回転させ変速プーリ14と同軸に
取りつけられたブリ8Aを回転させて搬送ベルト11を
駆動しカードを移送する。
移送されたカードがセンサーBをオフさせると(S4)
、カードの持つデータを磁気ヘッド17により読み取り
開始する(S5)。データ読み取り終了後、カードがセ
ンサーCをオフさせると(S6)、モータ12に停止信
号を送信しモータ12を停止させる(S7)。
しかし、モータ12の惰性走行量にて搬送ベルト11は
惰性走行してしまうので、この惰性走行量を、停止信号
を発したときからのロータリーエンコーダ15より発生
されるエンコーダパルスを搬送ベルト11が停止するま
でカウントすることにより求め、カウントしたオーバー
ランパルス数OP、の値をR1レジスタに格納する(S
8)。S9では、エラーの回数を格納するレジスタNの
値を0に初期設定している。
S5において読み取ったデータ内のカード金額を主制御
部23に送信して、主制御部23を販売可能な状態とす
る。送信されたカード金額内の商品が選択されると、主
制御部23は商品を販売して、販売した商品の金額を、
CPU20より送信されたカード金額より差し引いたカ
ード金額をCPU20に返信する(510,5ll)。
主制御部23より返信されたカード金額の範囲と、惰性
走行量により実必要パルス数を算出し、停止信号送信タ
イミングを決める(512)。
停止信号送信タイミングを第2図を用いて説明すると、
カード金額の範囲により、ROM23に設定されている
パンチ孔穿孔部とカード24の右端との間の距離に相当
するパルス数25と、センサーCとパンチ孔穿孔機との
間の距離に相当するパルス数26を加えた、カード搬送
装置6が惰性走行しない場合の停止信号送信タイミング
である理論値に相当するパルス数27から、RAM22
のR1レジスタより取り出した惰性走行量に相当するオ
ーバーランパルス数OP、を引いた値が実必要走行量に
相当する実必要パルス数28であり、カード24の右端
がセンサーCをオフさせてから実必要パルス数28をカ
ウントした時点が停止信号送信タイミングである。
モータ12を逆転させ(513)、センサーBがオフし
たら(S14)、データの書き込みを行う(S16)。
しかし、後述する再び停止位置制御を行う場合のすでに
新データが書かれている状態では、レジスタNにO以外
が格納していることを判断して、データを書き込まない
でカードを移送する(S15)。
データ書き込み後、センサーBをオンするとモータを停
止して(517,518)、カードに利用状況等の目安
になるパンチ孔を穿孔するための所定位置にカードを移
送するために、モータ12を正転させ(、S 19 )
 、停止位置制御を行う。
即ち、この停止位置制御はモータ12の正転にてカード
がセンサーCをオフすると(520)、エンコーダパル
スをカウント開始しく521)、512で求めた実必要
パルス数28だけカウント終了すると(第2図における
点Pの位置)モータI2に停止信号を送信する(S22
.523)。
前記停止信号送信後から再びエンコーダーパルス数を搬
送ベルト11が停止するまでカウントして、カウントし
たオーバーランパルス数OP、をR,レジスタに格納す
る(S24)。
R1レジスタに格納している停止信号送信タイミングの
算出に用いた惰性走行量であるオーバーランパルス数O
P1と、この惰性走行量に基づいて停止位置制御された
停止時に新たに計測してR。
レジスタに格納している惰性走行量であるオーバーラン
パルス数OP8とを比較して(S25)、差が大きい場
合、本実施例では、3パルス以上の差があると、エラー
として5.31に進み、初期設定でN=0に設定されて
いる値に1を加える。このNに1を加えるということは
、エラー回数をカウントする為に用る。
このエラー回数が3回になると故障と判断しく532)
、故障情報を伝送して(S34)動作を停止しく535
)待機状態となる。
エラー回数が3回未満の場合は、R,レジスタの値をR
+レジスタに移して(S33)、このR1レジスタの値
を用いて停止信号送信タイミングを算出し直して(51
2)、モータ12を逆転して(513)、所定の位置に
戻した後(517)、モータ12を正転して(S 19
) 、再び停止位置制御を行う(521,S22.S2
3,524)。
S25においてR1レジスタに格納している値とR8レ
ジスタに格納している値との差が2パルス以内であると
パンチ孔を穿孔を行い(S26)。
パンチ孔穿孔が終わると、モータを逆転しく527)、
カードが排出すると(S28,529)モタを停止して
(S30)待機状態となる。
尚、本実施例では停止位置をパンチ穿孔機が穴を開ける
位置としたが、カード上に利用状況等を印字する装置の
印字位置としても同様である。
(ト)発明の効果 本発明により、ステゾビングモータを用いないためにコ
ストが低く、惰性走行量をあらかじめ計測するので、環
境や使用条件により左右されないでカードの停止位置を
正確に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図はカー
ド処理装置の内部構造図であり、第2図は、停止位置制
御の動作説明図、第3図はプリペイドカードの概観図、
第4図は、制御部のブロックチャート図、第5図はCP
Uの動作を示すフローチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カードが投入されたことにより駆動するカード搬送
    装置において、前記カード搬送装置が駆動してから停止
    信号を送出し、停止信号を送出した時点から、カード搬
    送装置が搬送停止するまでのカード搬送装置の惰性走行
    量を計測する惰性走行量計測手段と、この惰性走行量計
    測手段によって惰性走行量を計測後、駆動したカード搬
    送装置に対して、惰性走行量に基づき決めた停止信号送
    信タイミングで停止信号を送信する停止位置制御手段と
    を備えたカード搬送装置の停止位置制御装置。 2、特許請求の範囲の第1項において、停止信号送信タ
    イミングの算出に用いた惰性走行量とこの停止信号送信
    タイミングに基づいて停止位置制御された停止時に新た
    に計測した惰性走行量との差が所定の値より大きい場合
    、新たに計測した惰性走行量に基づき停止信号送信タイ
    ミングを決め直して、再びカード搬送装置を駆動して停
    止位置制御を行うことを特徴としたカード搬送装置の停
    止位置制御装置。
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