JPH04982Y2 - - Google Patents

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JPH04982Y2
JPH04982Y2 JP6369785U JP6369785U JPH04982Y2 JP H04982 Y2 JPH04982 Y2 JP H04982Y2 JP 6369785 U JP6369785 U JP 6369785U JP 6369785 U JP6369785 U JP 6369785U JP H04982 Y2 JPH04982 Y2 JP H04982Y2
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電車、バス等の車両に使用される窓に
関するもので、特に窓枠本体の車内側に額縁が取
付けられてなる窓枠内に窓ガラスが装備されてい
る車両用窓に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来より電車に採用されている昇降窓を第6図
により説明すると、この図においてAは窓枠本体
で、この窓枠本体Aに車内側額縁B及び車外側額
縁Cが取付けられていて、これら窓枠本体Aと車
内側及び車外側の額縁B,Cとからなる窓枠D内
に、窓ガラスEがその下降により窓開放するよう
昇降自在に装備されており、しかしてこの窓ガラ
スEが破損した場合にこれを取換えるには、車内
側額縁Bを窓枠本体Aから取外すことによつてそ
の破損した窓ガラスEを取出せるようになつてい
る。ところが、この従来の窓にあつては、車内側
額縁Bを構成している上下横額縁部材b1,b2及び
左右横額縁部材b3,b3が一体に枠組みされておら
ず互いにばらばらに配備されていて各額縁部材が
窓枠本体Aの上下左右各辺部に対しそれぞれ個々
にビスFで止着されているため、窓ガラスEの取
換えにあたつて車内側額縁Bを取外すには多数の
ビスF……を抜き取らねばならず、また窓ガラス
Eの取換え操作後に同額縁Bを再び取付けるのに
同様に多数箇所にビスF止め操作を行う必要があ
つて、作業が非常に手間取る問題があつた。
(問題点を解決するための技術的手段) 上記の問題点を解決するための本考案の技術的
手段は次の通りである。すなわち、窓枠本体3の
車内側に額縁4が取付けられてなる窓枠2内に窓
ガラス2が装備されている車両用窓において、上
記額縁4は上下横額縁部材4a,4bと左右縦額
縁部材4c,4cとが一体に枠組みされてなり、
下横額縁部材4bにはその長手方向に係合部7が
設けられていて、この係合部7が窓枠本体3の下
開口辺部3bに設けられた被係合部11に対し上
下方向に係脱自在で且つ当該額縁4を車内外方向
に枢動可能に係合され、更に上横額縁部材4aが
窓枠本体3の上開口辺部3aに取外し可能に固定
されてなることを特徴とする。
(実施例) 次に本考案を電車の昇降窓に実施した例につき
第2図〜第5図に従つて説明する。また、ここに
例示した窓は左右に相隣る連窓であつてしかもユ
ニツトとして構成されたユニツト窓である。
第1図はこのユニツト窓を車両に設置完備した
状態において車内側から見た斜視図であり、また
第2図及び第3図は同ユニツト窓をそれぞれ車外
側及び車内側から見た正面図であり、更に第4図
及び第5図は同ユニツト窓を詳細に示すそれぞれ
拡大縦断面図及び拡大横断面図である。これらの
図を参照して明らかなように、このユニツト窓は
窓枠1とこの窓枠1内にそれぞれ昇降可能に装備
された左右一対の窓ガラス2,2とを含み、そし
て窓枠1は窓枠本体3とこの窓枠本体3に取付け
られた左右1対ずつの車内側額縁4及び車外側額
縁5とから構成されている。
窓枠本体3は、窓開口部6の上開口辺部を形成
する上横枠部材3aと、同窓開口部6の下開口辺
部を形成する中横枠部材3bと、同窓開口部6の
左右開口辺部を形成する左右縦枠部材3c,3c
と、同窓開口部6を左右に2分して連窓とするた
めの中方立部材3dと、ユニツト窓の最下辺部を
形成する下横枠部材3eとが相互に連結されて一
体に構成されている。また、各車内側額縁4は上
下横額縁部材4a,4bと左右縦額縁部材4c,
4cとが一体に枠組みされてなるもので、下横額
縁部材4bにはその下面の車内側端部に断面下向
きコ字状をなした係合部としての凹条部7が長手
方向全域に条設され、且つ該下面の車外側端部に
断面略L字状の係止片8がこの凹条部7と並行し
て下横額縁部材4bの長手方向全域に条設されて
おり、また左右縦額縁部材4c,4cはそれぞれ
中空角筒状に形成されていて、これらの対向側面
にはロールカーテンGのスライド軸Hを案内する
ガイド溝9,9を有し、更に各縦額縁部材4cの
車外側側面には断面略U字状の係合凹部10が長
手方向全域に設けられている。しかして、上記各
車内側額縁4を窓枠本体3に取付けるにあたり、
下横額縁部材4bの凹条部7が第4図に示すよう
に中横枠部材3cの上端に条設されている凸条部
11に上方より係合されてこの凸条部11と凹条
部7とにより枢軸部が構成され、よつて当該車内
側額縁4はこの枢軸部を中心に車内外方向に回動
可能となり、また各縦額縁部材4cの係合凹部1
0が第5図に示すように各縦枠部材3c側に突設
されているゴム製の防振用凸条体12に弾接状態
で係合され、そして上横額縁部材4aが上横枠部
材3a下端部の車内側側面にパツキンを介し当接
されて2個乃至3個のビス13によりビス止めさ
れ、かくして各車内側額縁4は窓枠本体3に対し
取付け固定される。尚、上記のように車内側額縁
部材4が窓枠本体3に取付けられた状態において
下横額縁部材4bの断面略L字状係止片8は第4
図で明らかなように中横枠部材3bの車外側側面
に一体突出しているビスポケツト14と中空枠部
15との間に係嵌されており、それにより下横額
縁部材4bが中横枠部材3bに対しより安定して
支持され得、またこのような係止片8の存在によ
り、窓ガラス2を伝つて窓枠1内部に侵入してく
る雨水が上記のビスポケツト14内に溜るような
不都合がなくなる。上述のようにして窓枠本体取
付けられた各車内側額縁4を取外すには、先ず、
上横額縁部材4aより上横枠部材3aにねじ込ま
れているビス13を取外し、そうすれば各車内側
額縁4は凹条部7と凸状部11とからなる枢軸部
を中心に回動可能となるから、第1図の実線ある
いは第4図の1点鎖線で示すような位置までこの
車内側額縁4を車内側方向へ若干傾転させそれに
より各縦額縁部材4cの係合凹部10と防振用凸
条体12との係合を解き、その後この車内側額縁
4を第4図の矢印のように上方へ引き上げれば、
この車内側額縁4は窓枠本体3より簡単に外れる
に至る。要するに、2個乃至3個のビス13を取
外せば後はほとんどワンタツチ操作で車内側額縁
4の取外しが行えるものである。
上記窓枠本体3における窓開口部6の下方部分
にはその車内側側面に車両内板を形成する側板1
6,16が配装され(第3図参照)、また車外側
側面に側板17が配装され(第2図参照)、車内
側側板16,16の周縁部は中横枠部材3b、下
横枠部材3e及び左右の縦枠部材3c,3cに対
し嵌込み式に取付けられ、また車外側の側板17
は車外側額縁5の下辺部材、下横枠部材3e及び
左右縦枠部材3c,3cに対しビス止めされてい
る。また、車外側額縁5の上辺部材及び左右辺部
材は上横枠部材3a及び左右縦枠部材3c,3c
にそれぞれビス止めされている。更に、前記防振
用凸条体12は取付部材12aを介して各縦枠部
材3cあるいは中方立部材3dに固定されてい
る。
上記各窓ガラス2の周縁部には周縁18が装着
されていて、この周縁18の下縁部材18aには
その下端部にガイド溝19が形成してあり、しか
して窓ガラス2は、上記ガイド溝19を摺動する
ガイドローラ20を介して、窓枠1内の内部下方
に装備されたバランサー装置21に連動連結され
ている。
また、第1図及び第4図において22は座席
(シート)の背もたれ部を示しており、この背も
たれ部22の取付けにあたつては、第4図に示す
ように該背もたれ部22の裏側に設けてある断面
L形の係合片23が、前記窓枠本体3を構成する
中横枠部材3bの下端部に一体突設された同じく
断面L形の被係合片24に係合されるようになつ
ている。また、25はロールカーテンGの巻取軸
部分を被つているカバー体で、車両本体側に取付
けられている。
尚、この実施例では車内側額縁の下横額縁部材
に凹条部を設け、窓枠本体の下開口辺部に凸条部
を設けたが、これとは逆に、車内側額縁側に凸条
部を、窓枠本体側に凹条部を設けてもよい。ま
た、これら凹条部及び凸条部は係合部及び被係合
部のそれぞれ一形態であつて、これらに限定され
るものではなく、他の適当な形態とすることがで
きる。
(考案の効果) 本考案は、窓枠本体3の車内側に設けられる額
縁4を上下横額縁部材4a,4bと左右縦額縁部
材4c,4cとで一体に枠組み構成すると共に、
その下横額縁部材4bにその長手方向に係合部7
を設け、この係合部7を、窓枠本体3の下開口辺
部3bに設けた被係合部11に対し、上下方向に
係脱自在で且つ当該額縁4が車内外方向に枢動可
能なように係合せしめ、そして上横額縁部材4a
を窓枠本体3の上開口辺部3aに固定してなるも
のであるから、ビスで固定する場合にビス止め箇
所が上横額縁部材4aのみとなつて従来の車内側
額縁に比べるとビスの数が激減し、しかも下横額
縁部材4bは窓枠本体3の下開口辺部3bに対し
ほとんどワンタツチで取外し、取付けでき、した
がつて窓ガラス2が破損した場合などに車内側の
額縁4を取外す際にはその取外し作業及びその後
の組み付け作業が非常に簡単で迅速で行え、よつ
て窓ガラスの交換等の作業能率を大幅に向上でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用窓を設置完備状態
において車内側より見た説明斜視図、第2図は第
1図の車両用窓であるユニツト窓を車外側より見
た正面図、第3図は同上のユニツト窓を車内側よ
り見た正面図、第4図は第2図の−線拡大詳
細断面、第5図は第2図の−線拡大詳細断面
図、第6図は従来の車両用窓を示す第4図と同様
な断面図である。 1……窓枠、2……窓ガラス、3……窓枠本
体、4……車内側額縁、4a……上横額縁部材、
4b……下横額縁部材、7……凹条部、11……
凸条部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠本体の車内側に額縁が取付けられてなる窓
    枠内に窓ガラスが装備されている車両用窓におい
    て、上記額縁は上下横額縁部材と左右縦額縁部材
    とが一体に枠組みされてなり、下横額縁部材には
    その長手方向に係合部が設けられていて、この係
    合部が窓枠本体の下開口辺部に設けられた被係合
    部に対し上下方向に係脱自在で且つ当該額縁を車
    内外方向に枢動可能に係合され、更に上横額縁部
    材が窓枠本体の上開口辺部に取外し可能に固定さ
    れてなることを特徴とする車両用窓。
JP6369785U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH04982Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6369785U JPH04982Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6369785U JPH04982Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JPS61179021U JPS61179021U (ja) 1986-11-08
JPH04982Y2 true JPH04982Y2 (ja) 1992-01-14

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JP6369785U Expired JPH04982Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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