JPH0498267A

JPH0498267A - 電子写真プロセスユニット

Info

Publication number: JPH0498267A
Application number: JP2217585A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Fukazawa; 寿深澤
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1990-08-17
Filing date: 1990-08-17
Publication date: 1992-03-30
Anticipated expiration: 2013-06-25
Also published as: JP2767992B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特
に画像形成のための電子写真プロセスユニットに関する
。

〔従来の技術〕

第３図は従来の電子写真プロセスユニットの縦断面図を
示したもので、光導電性ををする像担持体１０１と、荷
電チャージャ１０２と、現像剤担持体１０５を含む現像
剤収納容器１０４と、残留現像剤収納容器１０７とを一
体に設けている。第４図（ａ）〜同図（ｄ）は電子写真
プロセスの様子を示したもので、左側が画像部、右側が
非画像部をそれぞれ示したものであって、まず、像担持
体１０１に荷電チャージャー１０２で一様に負の電界を
与えると、像担持体１０１の表面には負電荷が発生する
（第４図（ａ）参照）。次に、像担持体１０１に画像情
報の露光１０３を施すと像担持体１０１の電荷が消失す
る（第４図（ｂ）左側参照）。また、露光１０３を施さ
ない非画像部の像担持体１０１の電荷は変化しない（第
４図（ｂ）右側参照）。続いて、現像剤収納容器１０４
の中の現像剤１０６を負に帯電して、現像剤担持体１０
５に層状に付着させて現像剤層とし、図示されていない
電界発生手段から前記現像剤層に負の電界を供給し、像
担持体１０１の表面に負電荷が存在しない画像部の領域
に現像剤１０６を伺着させる（第４図（Ｃ）左側参照）
。また、非画像部の領域には像担持体１０１の表面の負
電荷と現像剤１０６の負電荷との反発により、現像剤１
０６は付着しない（第４図（Ｃ）右側参照）。そして、
転写チャージャ１０９で正の電界をかけると、負に帯電
した画像部の現像剤１０６は記録媒体１１１に転写し、
更に、分離チャージャー１１０で交流電界をかけると、
記録媒体１１１は画像部の現像剤１０６を保持したまま
像担持体１０１と分離する（第４図（ｄ）左側参照）。

ここで、記録媒体１１１に転写されずに像担持体１０１
上に残留した現像剤１０６は、残留現像剤収納容器１０
７に回収し、像担持体１０１の電荷を除電１０８で消失
させていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電子写真プロセスユニットには、像担持
体を中心に現像剤を収納する手段として、現像剤収納容
器及び残留現像剤収納容器の２つが存在するため、構成
に要する空間が大きくなり装置の小型化が困難であった
。また、像担持体上の現像剤の全てが記録媒体に転写さ
れずに一部残留し、残留現像剤収納容器に回収されるた
め、現像剤収納容器中の全ての現像剤を使用することが
できないという欠点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電子写真プロセスユニットは、光導電性を有し
現像剤を保持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体及
び現像剤に電荷を与える帯電手段と、帯電した前記現像
剤の薄層を前記現像剤担持体上に形成させる薄層形成手
段と、前記現像剤担持上に静電潜像を形成する露光手段
と、前記静電潜像に対応する現像剤を転写する転写手段
と、前記現像剤担持体に供給すると共に、前記現像剤担
持体上から回収された前記現像剤を収納する現像剤収納
容器より構成されている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。第１
図において、現像剤収納容器３の内側には、除去部材４
と、搬送部材５と、帯電部材６と、層形成部材７とを備
えると共に、現像剤８だ充填されており、また、現像剤
収納容器３の外側には、ドラム状であって光導電性を有
する現像剤担持体１と、荷電チャージャ２とを備えてい
る。

なお、この荷電チャージャ２は着脱可能な構造でもよい
。除去部材４は記録媒体１１に転写されずに現像剤担持
体１上に残留した現像剤８を除去し、除去した現像剤８
を現像剤収納容器３の中の現像剤８に混在させる部材で
あり、搬送部材５は現像剤８を帯電部材６へ搬送する部
材である。また、帯電部材６は現像剤８を帯電させるた
めに、摩擦帯電が可能な絶縁性をもつ部材から成るか、
成るいは外部から電荷注入の可能な導電性の部材から成
り、帯電した現像剤８を現像剤担持体１上に導かれた現
像剤８を層状に形成する部材であうて、現像剤担持体１
と一定の間隙を保持するように取り付けられている。な
お、除去部材４．搬送部材５及び層形成部材７は帯電部
材６が現像剤８に与えるのと同様の帯電機能を有しても
よい。

第２図（ａ）〜同図（ｄ）は本実施例における電子写真
プロセスの様子を示すものであって、ドラム状の現像剤
担持体１の中心軸に対して垂直の方向に切断したときの
各部の断面図であり、左側が画像部、右側が非画像部を
それぞれ示している。

まず、荷電チャージャ２で現像剤担持体１に対して電界
を与え、現像剤担持体１の表面を一様に負に帯電させる
（第２図（ａ）参照）。次に、搬送部材５から搬送され
た現像剤８を帯電部材６で正に帯電させて、現像剤担持
体１状に静電力で付着させ、層形成部材７で均一な層を
形成する（第２図（ｂ）参照）。そして、現像剤８の層
上からレーザ、成るいはＬＥＤなどの光源で画像情報の
露光９を施すと、現像剤担持体１の表面の負電荷が消失
し、層状の現像剤８の正電荷は残留する−〇− （第２図（ｃ）左側参照）。また、露光９を施さない非
画像部においては、現像剤担持体１及び層状の現像剤８
の電荷はいずれも変化しない（第２図（Ｃ）右側参照）
。ここで記録媒体１１の」１方から転写チャージャ１０
で一様に負の電界を与えると、記録媒体１１の転写チャ
ージャ１０側の表面に負電荷が生じ、現像剤担持体１の
表面に負電荷が存在しない画像部の現像剤８のみが、記
録媒体１１上の負電荷との静電力で記録媒体１１へ飛翔
し転写される（第２図（ｄ）左側参照）。また、非画像
部の現像剤８は現像剤担持体１の表面の負電荷との静電
力のため、現像剤担持体１の表面に付着したままの状態
となって転写されない（第２図（ｄ）右側参照）。但し
、転写チャージャ１０が与える電界は、非画像部の現像
剤８が記録媒体１１へ転写せず、現像剤担持体１の表面
に電荷のない画像部の現像剤８のみが記録媒体１１に転
写する大きさでなければならない。そして、現像剤担持
体１に除電１２を施し、現像剤担持体１の電荷を除去す
る。最後に、現像剤担持体１に残留した現像剤８は、除
去部材４て現像剤担持体１から除去されて、現像剤収納
容器３の中の現像剤８と混在し再使用される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、現像剤担持体が光導電性
ををし、現像剤担持体上に現像剤層を形成させた後、露
光を施して現像剤担持体に静電潜像を形成し、静電潜像
に対応する現像剤担持体上の現像剤、即ち、画像部の現
像剤のみを記録媒体に転写させると共に、残留した現像
剤を現像剤収納容器に回収する構成としたため、残留現
像剤収納容器が必要なく、構成に要する空間を小さくす
ることが可能となって装置の小型化が実現できる効果が
ある。また、これにより現像剤収納容器中の全ての現像
剤を使用でき、ランニングコストを小さく抑える効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図（ａ
）〜同図（ｄ）は本実施例における電子写真プロセスの
様子を示す図、第３図は従来例を示す縦断面図、第４図
（ａ）〜同図（ｄ）は従来の電子写真プロセスの様子を
示す図である。１・・・現像剤担持体、２・・・荷電チャージャ、３・
・・現像剤収納容器、４・・・除去部材、５・・・撹拌
部材、６・・・帯電部側、７・・・層形成部材８・・・
現像剤、９・・・露光、１０・・・転写チャージャ、１
１・・・記録媒体、１２・・・除電、１０１・・・像担
持体、１０２・・・荷電チャージャ、１０３・・・露光
、１０４・・・現像剤収納容器、１０５・・・現像剤担
持体、１０６・・・現像剤、１０７・・・残留現像剤収
納容器、１０８・・・除電、１０９・・・転写チャージ
ャ、１１０・・・分離チャージャ、１１１・・・記録媒
体。

Claims

【特許請求の範囲】

光導電性を有し現像剤を保持する現像剤担持体と、前記
現像剤担持体及び現像剤に電荷を与える帯電手段と、帯
電した前記現像剤の薄層を前記現像剤担持体上に形成さ
せる薄層形成手段と、前記現像剤担持上に静電潜像を形
成する露光手段と、前記静電潜像に対応する現像剤を転
写する転写手段と、前記現像剤担持体に供給すると共に
、前記現像剤担持体上から回収された前記現像剤を収納
する現像剤収納容器とを備えたことを特徴とする電子写
真プロセスユニット。