JPH0498023A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、分離形空気調和機の室内ユニットに関するも
のである。

従来の技術 近年、空気調和機の普及率は高くなってきており一戸に
一台から一室に一台の室内機を備えることが多い。すな
わち、室外機を一台とし、複数台の各室内機を各室に備
え、前記室内機は壁掛型のものが多くなっている。

従来こうした壁掛型の室内機は第４図〜第６図に示すよ
うな構成であった。すなわち、第４図に示すように背面
側から見た室内ユニットの台枠１はフロントパネル２が
前方から取り付けられており、台枠１の内部には送風機
（図示せず）と熱交換器（図示せず）が設けられ、前記
熱交換器（図示せず）には室外ユニット（図示せず）か
らの冷媒配管（図示せず）と接続可能な補助配管３が台
枠１の裏面側に引き出されており、前記補助配管３の先
端にはそれぞれ接続口４が設けられている。また前記熱
交換器（図示せず〉で熱交換された時に生じる結露水は
ドレンパン（図示せず）で受けられ室外に排出するため
に前記ドレンパン（図示せず）の下部にはドレンホース
５Ｇ設けられ、補助配管３とドレンパン（図示せず）は
台枠１の底面６と台枠１の裏面７とで形成された空間８
内に台枠１よりはみでないようにおさえられている。ま
た台枠１の上部には室内ユニットを壁に固定するための
据え付け板９（第５図参照）に引っかける引掛部１０が
設けられている。また台枠１の裏面７の空間８の上部に
は据え付け板９（第５図参照）と固定するための内部が
コの字型をした浮き押さえ部１１が設けられている。次
に第５図に示すように室内ユニットを壁に固定するため
の据え付け板９には室内ユニットを引っかけるため、据
え付け板９の上部に室内ユニットの弓掛部１０（第４図
参照）が入るように湾曲している受は部１２が設けられ
ており、下部には室内ユニットの下部が前方に浮かない
ようにするため、前記浮き押さえ部１１（第４図参照）
に対応して先端が引っかかるような山型をしたつめ１３
がもうけられるとともに、前記据え付け板９はねじ（図
示せず）で固定できるようねじ穴１４が適宜に数個にわ
たって設け、最初に据え付け板９を壁に固定した後、室
内ユニットを据え付け板９に固定するものであった。す
なわち、従来の据え付け装置は第６図に示すように室内
ユニットを設置する場合壁３１に据え付け板９でねじ（
図示せず）で数カ所ねじ止めしこの据え付け板９に室内
ユニットの引掛部１０を据え付け板９側の上部にある受
は部１２に引っかけて室内ユニットを吊り下げるが、こ
の時室内ユニットを引掛部１０を枢支とし室内ユニット
の下部を弧を描くようにして壁から離すようにして空間
をつくりこの空間で冷媒配管（図示せず）と補助配管３
を接続し、接続口４には断熱処理を施す。さらにはドレ
ンホース５も室外のホースに接続する。ここでは図示し
ていないが電気配線も接続した後室内の下部にある浮き
押さえ部１１と据え付け板９にあるつめ１３を嵌合させ
室内ユニットの設置工事を終える構成となっていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、室内ユニットの弓掛部１０
と据え付け板９の受は部１２より室内ユニットを据え付
けた場合の位置関係において左右方向にはほとんど台枠
１が動くことなく余裕がないため、また、室内ユニット
の浮き押さえ部１１と据え付け板９のつめ１３との位置
関係も同様であり余裕が少ないため外からの冷媒配管（
図示せず）と補助配管３との接続の際に外からの冷媒配
管（図示せず）の寸法の勘に頼ることが多（寸法だしの
狂いが生じ、外からの冷媒配管でのみ調整をしたり、場
合によっては短く切断して冷媒配管をやり直したり、長
いときは切断して再度フレアー加工をして補助配管３の
位置にきちんと合わせなければならない。また、据え付
け板９の下部、すなわち、室内ユニットの下まで位置し
ていないこともあって台枠１の底面６と台枠１の裏面７
とにできた空間８の部分も上部の浮き押さえ部１１で室
内ユニットを固定しているが、空間８内の冷媒配管（図
示せず）とドレンホース５が背面より突出して壁３１よ
り浮いた状態になることがあり室内ユニットの下部と壁
３１とには隙間が生じ、見苦しく、かつ、よく目立ちイ
ンテリア性を損なうという課題があった。

本発明は、このような課題を解決するもので、外側から
（る冷媒配管の接続のときに生じる寸法の狂い、または
、断熱処理などにより外債からの冷媒配管とドレンバイ
ブが室内ユニットと壁との隙間をなくし、インテリア性
を向上させることを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、室内ユニットの台
枠下部に一部を開口するようにした本体台枠底板と、こ
の本体台枠底板を取り外した開口部に外側からの冷媒配
管と補助配管とを接続するとともに台枠下部と一体に構
成し長穴を有する台枠下部固定部とを備え、前記台枠下
部固定部の長穴に対応して、据え付け板側の下部に設け
た据え付け板上部の固定部の固定面とを設けた構造とし
たものである。

作　　　用 この構成により、室内ユニットの台枠下部にある本体台
枠底板をはずすことにより開口部から外側からの冷媒配
管と補助配管とを接続し、この接続が終わって据え付け
状態に狂いがあると台枠下部固定部に設けた長穴を利用
して左右に移動することにより狂いを吸収し、その後に
台枠下部固定部と据え付け板の固定面とをねじで固定す
ることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図から第３図を参照にしな
がら説明する。図において、室内ユニットを壁面７１に
固定するために用いる据え付け板４１があり、この据え
付け板４１の上部には室内ユニットを吊り下げようにし
た受は部４２が設けられ、前記据え付け板４１の下部に
は山形に２回織り曲げられて三角柱のような形状となっ
ている据え付け版下部同定部４３を形成し、この据え付
け版下部固定部４３には三角柱のような形状のうち下方
を向いている固定面７３を設け、この固定面７３とねじ
６２によってねじ止めができるようにねじ穴４４が３カ
所設けられている。また、据え付け板４１には壁面７１
にこていするためのねじ用の穴４５が多数段けられ、こ
れらのねじ穴４５は、室内ユニットを取り付けた場合、
据え付け板４１が壁面７１より浮かないような位置に設
けられている。次に第２図は室内ユニットを斜め下方よ
り上に見上げた図であり、室内ユニットの台枠下部５１
には前記据え付け板４１に設けた据え付け版下部固定部
４３の長さ（Ｂ）に対応した長さ分だけ開口するように
、かつ取り外し可能で、かつ開閉可能な本体台枠底板５
２を有し、この本体台枠底板５２の両端には台枠下部５
１に簡単に固定できるようつめ部５３が設けられており
、本体台枠底板５２を取り外すことにより開口部５４が
形成され、この開口部５４には熱交換器（図示せず）に
つながっている補助配管５５のガス制と液側の接続口５
６があり前記補助配管５５のすぐそばにドレンホース５
７を通している。また開口部５４からねじ止めが可能な
位置で据え付け版下部固定部４３とともにねじ６２で固
定され、室内ユニットの台枠と一体に形成され、長手方
向に長く形成した台枠下部固定部５９が設けられている
。

すなわち、据え付け板４１ｆＩ４の固定面７３と、台枠
側の台枠下部固定部５９とがねじ６２で固定され、かつ
台枠下部固定部５９には台枠が左右に移動可能となるよ
うに長穴６０が各ねじ６２に対応して設けられているの
である。

上記構成において、第３図に示すように壁７１に固定し
た据え付け板４１の上部にある受は部４２に室内ユニッ
トの引掛部７２を引っかけることにより室内ユニットを
吊り下げる。次に第２図に示すように台枠下部５１にあ
って、一部分のみを開口するための本体台枠底板Ｓ２を
手で下方向に引っ張ることによりつめ部５３がはずれ、
本体台枠底板５２を取り外すことができる。この本体台
枠底板５２をはずすことにより開口部５４が開口され、
この開口部５４より補助配管５５の先端にある接続口５
６を下方向へ引き出し、同様に室外ユニット（図示せず
）からきた冷媒配管６１も下方向に接続可能な範囲で引
き出し接続した後、開口部５４より室内ユニット内に納
める。また、ドレンホース５７も開口部５４にてドレン
水が室外へ排出できるように接続する。

こうしてすべての接続工事が終了後、補助配管５５およ
びドレンホース５７を上方へ押し上げ台枠下部５１にあ
る台枠下部固定部５９に設けられた長穴６０と、据え付
け版下部固定部４３に設けられた固定面７３の各ねじ穴
４４と穴位置を合わせる。すなわち、ねじ６２は台枠下
部固定１５９に設けた長穴６０に差し込み、かつ、ねじ
穴４４に締め付けられるのであるが、締め付ける前に、
接続した外からの冷媒配管と補助配管５５の位置がずれ
ていると、ここで長穴６０によって左右方向の調整をし
た後にねじ６２を完全に締め付けて据え付け板４１に固
定するのである。次に、本体台枠底板５２を開口部５４
に差し込み元の状態に塞ぐのである。従って第３図に示
すように据え付け版下部固定部４３と台枠下部固定部５
９とをねじ６２で固定することにより室内ユニットの下
部と据え付け板４１とには隙間なくきれいに固定できる
のである。

発明の効果 前記実施例の説明により明らかなように本発明は、室内
ユニットの一部を開閉する本体台枠底板と、この本体台
枠底板を取り外すことにより開口する開口部により外側
からの冷媒配管と補助配管を接続し、かつ、長穴を有す
る台枠下部固定部と据え付け板の据え付け板下部固定部
とを固定する構成としたから、室内ユニットの下部と据
え付け板とにおいて接続時の配管のゆがみの影響を受け
ても隙間ができずインテリア性を向上させ、また、台枠
下部のねじ穴が長穴のため接続時の配管の寸法だしの狂
いによる影響も左または右にずらして配管長の長短の長
さを吸収でき、工事性が非常に簡易にでき人の勘に頼る
ことな（施工できるという効果も有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気調和機の室内ユニット
を据え付け板を用いて壁に固定したときの断面図、第２
図は同空気調和機の室内ユニットの下部を示す斜視図、
第３図は同空気調和機の室内ユニットを壁面に固定する
据え付け板の斜視図、第４図は、従来の空気調和機の室
内ユニットの背面の斜視図、第５図は、同空気調和機の
室内ユニットを壁面に固定する据え付け板の斜視図、第
６図は、同空気調和機の室内ユニットを据え付け板を用
いて壁に固定したときの側面図である。 ４１・・・・・・据え付け板、４３・・・・・・据え付
け板下部固定部、５１・・・・・・台枠下部、５２・・
・・・・本体台枠底板、５４・・・・・・開口部、５５
・・・・・・補助配管、５９・・・・・・台枠下部固定
部、６０・・・・・・長穴、７３・・・・・・固定面。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名＋ｌ−４４
４丁１１不に ５８−−−キτイ↑、・１岑為εＦ峰固定中己５４’３
−１を名イ丁Δ反Ａ；酔固Ｇ二名１５閲ｔ１部 刻１←紅曹 台界Ｙ１１５効定師 長穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内ユニットの台枠下部に一部を開口するようにした本
   体台枠底板と、この本体台枠底板を取り外した開口部に
   外側からの冷媒配管と補助配管とを接続するとともに台
   枠下部と一体に構成し長穴を有する台枠下部固定部とを
   備え、前記台枠下部固定部の長穴に対応して、据え付け
   板側の下部に設けた据え付け板下部の固定部の固定面と
   を設けてなる空気調和機の室内ユニット。