JPH0497919A - 偏波保持光ファイバ用母材の製造方法 - Google Patents
偏波保持光ファイバ用母材の製造方法Info
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- JPH0497919A JPH0497919A JP2212303A JP21230390A JPH0497919A JP H0497919 A JPH0497919 A JP H0497919A JP 2212303 A JP2212303 A JP 2212303A JP 21230390 A JP21230390 A JP 21230390A JP H0497919 A JPH0497919 A JP H0497919A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/01205—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
- C03B37/01211—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube
- C03B37/01217—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube for making preforms of polarisation-maintaining optical fibres
-
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- C03B2203/30—Polarisation maintaining [PM], i.e. birefringent products, e.g. with elliptical core, by use of stress rods, "PANDA" type fibres
- C03B2203/31—Polarisation maintaining [PM], i.e. birefringent products, e.g. with elliptical core, by use of stress rods, "PANDA" type fibres by use of stress-imparting rods, e.g. by insertion
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、光ファイバレーザ、光増幅用ファイバ等に用
いられる偏波保持光ファイバを製造するための偏波保持
光ファイバ用母材の製造方法に関するものである。
いられる偏波保持光ファイバを製造するための偏波保持
光ファイバ用母材の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、偏波保持光ファイバ用母材の製造方法として、特
開昭60−155535号公報に記載されているように
、コアおよびクラッドからなる光ファイバ用母材の中心
軸に対称な位置に2つ以上の孔を開けた後、孔部の内面
を実質的に平滑化させ、次いで孔部にコアおよびクラッ
ドと異なる熱膨張係数を有する応力付与部材を挿入、固
定する方法が知られている。光ファイバ用母材に応力付
与部材を固定する方法は、応力付与部材の一端の外径を
孔部の内径より大きくしておくことにより、光ファイバ
用母材の孔部の一端に応力付与部材を挿入固定するもの
である。
開昭60−155535号公報に記載されているように
、コアおよびクラッドからなる光ファイバ用母材の中心
軸に対称な位置に2つ以上の孔を開けた後、孔部の内面
を実質的に平滑化させ、次いで孔部にコアおよびクラッ
ドと異なる熱膨張係数を有する応力付与部材を挿入、固
定する方法が知られている。光ファイバ用母材に応力付
与部材を固定する方法は、応力付与部材の一端の外径を
孔部の内径より大きくしておくことにより、光ファイバ
用母材の孔部の一端に応力付与部材を挿入固定するもの
である。
ところで、通常、応力付与部に用いられる材料は、光フ
ァイバ用母材を形成する材料に比べ、熱膨張係数が大き
く異なるため、両者を一体化のために加熱した際、応力
付与部材が光ファイバ用母材に比べ大きく変形すること
となる。
ァイバ用母材を形成する材料に比べ、熱膨張係数が大き
く異なるため、両者を一体化のために加熱した際、応力
付与部材が光ファイバ用母材に比べ大きく変形すること
となる。
上述した従来の固定方法によると、応力付与部材の一端
が孔部に挿入されているだけで、光ファイバ用母材に対
して完全に固定されていないため、加熱により固定され
ていない側への変形が生じ、一体止、および、ファイバ
化の際、応力付与部材が移動してしまい、その結果、延
伸後の応力付与部の径の減少、あるいは、応力付与部の
変形により、延伸したファイバ状態において、所望の応
力を得ることができず、良好な偏波保持特性が得られな
いという問題があった。
が孔部に挿入されているだけで、光ファイバ用母材に対
して完全に固定されていないため、加熱により固定され
ていない側への変形が生じ、一体止、および、ファイバ
化の際、応力付与部材が移動してしまい、その結果、延
伸後の応力付与部の径の減少、あるいは、応力付与部の
変形により、延伸したファイバ状態において、所望の応
力を得ることができず、良好な偏波保持特性が得られな
いという問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、光ファイバ用母材における応力付与部材の両端を実
質的に固定することにより、加熱一体止時の応力付与部
材の変形を最小限とし、ファイバ化した後に所望の応力
を得ることのできる偏波保持光ファイバ用母材の製造方
法を提供することを目的とするものである。
で、光ファイバ用母材における応力付与部材の両端を実
質的に固定することにより、加熱一体止時の応力付与部
材の変形を最小限とし、ファイバ化した後に所望の応力
を得ることのできる偏波保持光ファイバ用母材の製造方
法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、コアおよびクラッドからなる光ファイバ用母
材に、前記光ファイバ用母材の中心軸に対称な位置に2
つ以上の孔を開けた後、次いで、前記孔部にコアおよび
クラッドと異なる熱膨張係数を有する応力付与部材を挿
入、固定する偏波保持光ファイバ用母材の製造方法にお
いて、前記応力付与部材の固定方法として、前記光ファ
イバ用母材の孔部の一端部に他の部分の孔部よりも小さ
い内径減少部を形成した後、前記光ファイバ用母材の他
の端部から前記孔部に第1のガラス棒、応力付与部材、
第2のガラス棒の順に挿入し、第1のガラス棒を前記光
ファイバ用母材の孔内径減少部に接触させ、次いで、第
2のガラス棒の一部を前記光ファイバ用母材に加熱溶着
させることを特徴とするものである。
材に、前記光ファイバ用母材の中心軸に対称な位置に2
つ以上の孔を開けた後、次いで、前記孔部にコアおよび
クラッドと異なる熱膨張係数を有する応力付与部材を挿
入、固定する偏波保持光ファイバ用母材の製造方法にお
いて、前記応力付与部材の固定方法として、前記光ファ
イバ用母材の孔部の一端部に他の部分の孔部よりも小さ
い内径減少部を形成した後、前記光ファイバ用母材の他
の端部から前記孔部に第1のガラス棒、応力付与部材、
第2のガラス棒の順に挿入し、第1のガラス棒を前記光
ファイバ用母材の孔内径減少部に接触させ、次いで、第
2のガラス棒の一部を前記光ファイバ用母材に加熱溶着
させることを特徴とするものである。
第1、第2のガラス棒として、その熱膨張係数が、光フ
ァイバ用母材のクラッドを形成するガラスの熱膨張係数
と同程度であるガラスを用いることができる。
ァイバ用母材のクラッドを形成するガラスの熱膨張係数
と同程度であるガラスを用いることができる。
第1、第2のガラス棒として、その軟化温度が、光ファ
イバ用母材のクラッドを形成するガラスの軟化温度と同
程度、もしくは、高いガラスを用いることができる。
イバ用母材のクラッドを形成するガラスの軟化温度と同
程度、もしくは、高いガラスを用いることができる。
(作 用)
本発明によれば、第1、第2のガラス棒に挟まれた形で
、応力付与部材が実質的に両端を固定される形となる。
、応力付与部材が実質的に両端を固定される形となる。
したがって、一体止のために加熱した際の応力付与部材
の変形を最小限にすることが可能となる。また、光ファ
イバ用母材をファイバ化のために加熱延伸する場合にも
、応力付与部材が実質的に両端を固定されているため、
精度のよい光ファイバを得ることができる。
の変形を最小限にすることが可能となる。また、光ファ
イバ用母材をファイバ化のために加熱延伸する場合にも
、応力付与部材が実質的に両端を固定されているため、
精度のよい光ファイバを得ることができる。
応力付与部材の両端を固定する方法として、孔部に応力
付与部材を挿入した後、光ファイバ用母材の両端に中実
のガラス棒を接続する方法も考えられるが、接続の際、
孔内部に不純物の混入を起こし易く、最終的にファイバ
化した際の低強度化の原因となり易い。さらに、母材の
段階で応力付与部材と光ファイバ用母材を一体化してし
まうことも考えられるが、両者の熱膨張係数の大きな差
により一体止後割れが発生する。
付与部材を挿入した後、光ファイバ用母材の両端に中実
のガラス棒を接続する方法も考えられるが、接続の際、
孔内部に不純物の混入を起こし易く、最終的にファイバ
化した際の低強度化の原因となり易い。さらに、母材の
段階で応力付与部材と光ファイバ用母材を一体化してし
まうことも考えられるが、両者の熱膨張係数の大きな差
により一体止後割れが発生する。
また、応力付与部材の固定に先立ち、孔内部の不純物除
去が必要であることがら、応力付与部材の挿入後も実質
的に孔部が貫通している必要がある。
去が必要であることがら、応力付与部材の挿入後も実質
的に孔部が貫通している必要がある。
本発明によれば、応力付与部材、第1、第2のガラス棒
を挿入した後も実質的に孔部が貫通しているから、挿入
後も不純物除去が可能であり、応力付与部材と光ファイ
バ用母材を一体化することもないから、割れが発生する
ことなく、がっ、応力付与部の両端を実質的に固定する
ことが可能である。
を挿入した後も実質的に孔部が貫通しているから、挿入
後も不純物除去が可能であり、応力付与部材と光ファイ
バ用母材を一体化することもないから、割れが発生する
ことなく、がっ、応力付与部の両端を実質的に固定する
ことが可能である。
これらの観点から、第1、第2のガラス棒の熱膨張係数
はクラッドを形成する材料の熱膨張係数とほぼ同等であ
ることが望ましい。また、加熱−体止、ファイバ化の際
を考えると、応力付与部の変形防止の点から、第1、第
2のガラス棒の軟化温度はクラッドを形成する材料の軟
化温度と同じであるか、もしくは、高いことが望ましい
。
はクラッドを形成する材料の熱膨張係数とほぼ同等であ
ることが望ましい。また、加熱−体止、ファイバ化の際
を考えると、応力付与部の変形防止の点から、第1、第
2のガラス棒の軟化温度はクラッドを形成する材料の軟
化温度と同じであるか、もしくは、高いことが望ましい
。
(実施例)
第1図は、本発明の偏波保持光ファイバ用母材の製造方
法の一実施例を説明するための偏波保持光ファイバ用母
材の断面図である。図中、1は光ファイバ用母材、2は
第1のガラス棒、3は応力付与部材、4は第2のガラス
棒、5はガラス管である。先ず、光ファイバ用母材1に
、応力付与部材の外径よりやや大きい孔を一端より他端
に至る手前まで開け、その先は、応力付与部材の外径よ
り小さい孔を開け、貫通させる。ついで、光ファイバ用
母材1の他端側にガラス管5を溶着した後、一端より第
1のガラス棒2、応力付与部材3、第2のガラス棒4の
順に挿入する。第1のガラス棒2は、光ファイバ用母材
の他端側の内径減少部に押しつけられて固定される。ガ
ラス管5には真空コネクタが接着され得る。ここで、孔
内部の不純物除去を行なった後、他端側を火炎により溶
着し、第2のガラス棒2を光ファイバ用母材に固定する
。
法の一実施例を説明するための偏波保持光ファイバ用母
材の断面図である。図中、1は光ファイバ用母材、2は
第1のガラス棒、3は応力付与部材、4は第2のガラス
棒、5はガラス管である。先ず、光ファイバ用母材1に
、応力付与部材の外径よりやや大きい孔を一端より他端
に至る手前まで開け、その先は、応力付与部材の外径よ
り小さい孔を開け、貫通させる。ついで、光ファイバ用
母材1の他端側にガラス管5を溶着した後、一端より第
1のガラス棒2、応力付与部材3、第2のガラス棒4の
順に挿入する。第1のガラス棒2は、光ファイバ用母材
の他端側の内径減少部に押しつけられて固定される。ガ
ラス管5には真空コネクタが接着され得る。ここで、孔
内部の不純物除去を行なった後、他端側を火炎により溶
着し、第2のガラス棒2を光ファイバ用母材に固定する
。
第1図の右側は溶着した状態を図示している。また、他
端側のガラス管5も減圧後、先端をコラプスする。以上
の工程で、偏波保持光ファイバ用母材が製造できる。
端側のガラス管5も減圧後、先端をコラプスする。以上
の工程で、偏波保持光ファイバ用母材が製造できる。
第2図は、本発明の偏波保持光ファイバ用母材の製造方
法の他の実施例を説明するための偏波保持光ファイバ用
母材の断面図である。7中、第1図と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例では、光フ
ァイバ用母材に開けられた孔の他端側が絞られた形状と
なっている。
法の他の実施例を説明するための偏波保持光ファイバ用
母材の断面図である。7中、第1図と同様な部分には同
じ符号を付して説明を省略する。この実施例では、光フ
ァイバ用母材に開けられた孔の他端側が絞られた形状と
なっている。
この孔は、光ファイバ用母材の一端側より開けられる応
力付与部材の外径よりやや大きい孔を他端に至るまで貫
通させ、その後、光ファイバ用母材を加熱軟化して、短
縮気味にし、孔径を減少させることによって形成するこ
とができる。その他は、第1図で説明した工程と同様で
よいがら、説明を省略する。
力付与部材の外径よりやや大きい孔を他端に至るまで貫
通させ、その後、光ファイバ用母材を加熱軟化して、短
縮気味にし、孔径を減少させることによって形成するこ
とができる。その他は、第1図で説明した工程と同様で
よいがら、説明を省略する。
このようにして、本発明による偏波保持光ファイバ用母
材の応力付与部材は、第1のガラス棒が光ファイバ用母
材の孔径減少部で、第2のガラス棒が光ファイバ用母材
との溶着部でそれぞれ光ファイバ用母材に固定されてい
ることによって固定されている。
材の応力付与部材は、第1のガラス棒が光ファイバ用母
材の孔径減少部で、第2のガラス棒が光ファイバ用母材
との溶着部でそれぞれ光ファイバ用母材に固定されてい
ることによって固定されている。
上述した実施例にしたがって、偏波保持光ファイバ用母
材を製造した具体例について説明する。
材を製造した具体例について説明する。
先ず、第1図の実施例に対応した具体例を説明する。
Gem2−8in、ガラスからなるコア部と、Si○2
ガラスからなるクラッド部を有する外径25mm、長さ
300mmの光ファイバ用母材1に、外径中心に対し対
称で、それぞれ5.0mm離れた位置に中心を持つ内径
8mmの孔を、中心軸に平行に長さ280mm開けた。
ガラスからなるクラッド部を有する外径25mm、長さ
300mmの光ファイバ用母材1に、外径中心に対し対
称で、それぞれ5.0mm離れた位置に中心を持つ内径
8mmの孔を、中心軸に平行に長さ280mm開けた。
さらに、同じ中心を持つ内径3mmの孔を20mm開け
ることで孔を貫通させた。
ることで孔を貫通させた。
次いで、内径8mmの孔の部分を研磨加工した後、前記
母材の両端に、外径25mm、内径23mmの石英管5
を接続しく第1図は、母材1の右側を溶着した後を図示
したため、母材1の右側に接続したガラス管は、図示さ
れていない。)、内径8mmの孔の側から外径7.8m
m、長さ2゜mmの第1の石英棒2、外径7.8mm、
長さ200mmのB2O35i02ガラスからなる応力
付与部材3、外径7.8mm、長さ60mmの第2の石
英棒4の順に挿入した。その際、第1の石英棒2は、内
径8mmと内径3mmの孔の境界部に接触、固定される
ようにした。次いで、孔内部の不純物除去を行なった後
、第2の石英棒4と光ファイバ用母材1を火炎を用い加
熱延伸加工することで、両者を一体化し、第2の石英棒
4を固定して、孔部の一端を密閉した。さらに、孔内部
を減圧した後、ガラス管5も端部を溶着して他の一端も
密閉し、偏波保持光ファイバ用母材とした。
母材の両端に、外径25mm、内径23mmの石英管5
を接続しく第1図は、母材1の右側を溶着した後を図示
したため、母材1の右側に接続したガラス管は、図示さ
れていない。)、内径8mmの孔の側から外径7.8m
m、長さ2゜mmの第1の石英棒2、外径7.8mm、
長さ200mmのB2O35i02ガラスからなる応力
付与部材3、外径7.8mm、長さ60mmの第2の石
英棒4の順に挿入した。その際、第1の石英棒2は、内
径8mmと内径3mmの孔の境界部に接触、固定される
ようにした。次いで、孔内部の不純物除去を行なった後
、第2の石英棒4と光ファイバ用母材1を火炎を用い加
熱延伸加工することで、両者を一体化し、第2の石英棒
4を固定して、孔部の一端を密閉した。さらに、孔内部
を減圧した後、ガラス管5も端部を溶着して他の一端も
密閉し、偏波保持光ファイバ用母材とした。
この偏波保持光ファイバ用母材を、抵抗炉にて加熱、一
体止しながら外径125μmの光ファイバとした。この
光ファイバについて断面構造を測定したところ、応力付
与部の外径は、41μmとほぼ設計値どおりの値が得ら
れた。波長0.85μmでの複屈折率についても5X1
0−’と良好な値が得られた。同様に、波長o、85μ
mにおけるクロストークもファイバlkmで一25dB
と良好であった。
体止しながら外径125μmの光ファイバとした。この
光ファイバについて断面構造を測定したところ、応力付
与部の外径は、41μmとほぼ設計値どおりの値が得ら
れた。波長0.85μmでの複屈折率についても5X1
0−’と良好な値が得られた。同様に、波長o、85μ
mにおけるクロストークもファイバlkmで一25dB
と良好であった。
次に、第2図の実施例に対応した具体例を説明する。
第1図と同様に、G e 02 S 102ガラスか
らなるコア部と、5iOzガラスからなるクラッド部を
有する外径25mm、長さ300mmの光ファイバ用母
材1に、外径中心に対し対称で、それぞれ5.Qmm離
れた位置に中心を持つ内径8mmの孔を中心軸に平行に
貫通させた。次いで、内面を研磨加工した後、前記母材
の一端を延伸、押し縮めることにより孔部の一部を、内
径4mm程度になるように加工した。
らなるコア部と、5iOzガラスからなるクラッド部を
有する外径25mm、長さ300mmの光ファイバ用母
材1に、外径中心に対し対称で、それぞれ5.Qmm離
れた位置に中心を持つ内径8mmの孔を中心軸に平行に
貫通させた。次いで、内面を研磨加工した後、前記母材
の一端を延伸、押し縮めることにより孔部の一部を、内
径4mm程度になるように加工した。
さらに、前記母材の両端に、外径25mm、内径23m
mの石英管5を接続し、内径8mmの孔の側から外径7
.7mm、長さ20mmの第1の石英棒2、外径7.8
mm、長さ200mmのB2O33102ガラスからな
る応力付与部材3、外径7.7mm、長さ60mmの第
2の石英棒4の順に挿入した。その際、第1の石英棒2
は、内径が小さくなる部分で光ファイバ用母材に接触、
固定されるようにした。次いで、孔内部の不純物除去を
行なった後、第2の石英棒4と光ファイバ用母材1を火
炎を用い加熱延伸加工することで両者を一体化し、第2
の石英棒4を固定し、かつ、孔部の一端を密閉した。さ
らに、孔内部を減圧した後、ガラス管5の端部を溶着し
て他の一端も密閉し、偏波保持光ファイバ用母材とした
。
mの石英管5を接続し、内径8mmの孔の側から外径7
.7mm、長さ20mmの第1の石英棒2、外径7.8
mm、長さ200mmのB2O33102ガラスからな
る応力付与部材3、外径7.7mm、長さ60mmの第
2の石英棒4の順に挿入した。その際、第1の石英棒2
は、内径が小さくなる部分で光ファイバ用母材に接触、
固定されるようにした。次いで、孔内部の不純物除去を
行なった後、第2の石英棒4と光ファイバ用母材1を火
炎を用い加熱延伸加工することで両者を一体化し、第2
の石英棒4を固定し、かつ、孔部の一端を密閉した。さ
らに、孔内部を減圧した後、ガラス管5の端部を溶着し
て他の一端も密閉し、偏波保持光ファイバ用母材とした
。
この偏波保持光ファイバ用母材を、抵抗炉にて加熱、一
体止しながら外径125μmの光ファイバとした。この
光ファイバについて断面構造を測定したところ、応力付
与部の外径は、39μmとほぼ設計値どおりの値が得ら
れた。波長0.85μmでの複屈折率についても、5X
10−’と良好な値が得られた。同様に波長0.85μ
mにおけるクロストークも、ファイバlkmで一27d
Bと良好であった。
体止しながら外径125μmの光ファイバとした。この
光ファイバについて断面構造を測定したところ、応力付
与部の外径は、39μmとほぼ設計値どおりの値が得ら
れた。波長0.85μmでの複屈折率についても、5X
10−’と良好な値が得られた。同様に波長0.85μ
mにおけるクロストークも、ファイバlkmで一27d
Bと良好であった。
第3図に比較例として製作した偏波保持光ファイバ用母
材の断面図を示す。光ファイバ用母材は、上述した具体
例と同様で、GeO2−3iOzガラスからなるコア部
と、5in2ガラスからなるクラッド部を有する外径2
5mm、長さ300mmの光ファイバ用母材1を用い、
外径中心に対し対称で、それぞれ5.0mm離れた位置
に中心を持つ内径8mmの孔を中心軸に平行に長さ25
0mm開け、孔は貫通させずにおいた。
材の断面図を示す。光ファイバ用母材は、上述した具体
例と同様で、GeO2−3iOzガラスからなるコア部
と、5in2ガラスからなるクラッド部を有する外径2
5mm、長さ300mmの光ファイバ用母材1を用い、
外径中心に対し対称で、それぞれ5.0mm離れた位置
に中心を持つ内径8mmの孔を中心軸に平行に長さ25
0mm開け、孔は貫通させずにおいた。
次いで、内径8mmの孔の部分を研磨加工した後、前記
母材の孔の開いた端に、外径25mm。
母材の孔の開いた端に、外径25mm。
内径23mmの石英管5を接続、一端部が外径9mm、
他の部分が外径7.8mm、長さ280mmのB203
−3iO□ガラスからなる応力付与部材3を挿入し、外
径が太い部分を利用し、光ファイバ用母材1に固定した
。さらに、孔内部の不純物除去を行なった後、孔内部を
減圧、密閉し、偏波保持光ファイバ用母材とした。
他の部分が外径7.8mm、長さ280mmのB203
−3iO□ガラスからなる応力付与部材3を挿入し、外
径が太い部分を利用し、光ファイバ用母材1に固定した
。さらに、孔内部の不純物除去を行なった後、孔内部を
減圧、密閉し、偏波保持光ファイバ用母材とした。
この偏波保持光ファイバ用母材を抵抗炉にて加熱、一体
止しながら外径125μmのファイバとした。このファ
イバについて断面構造を測定したところ、応力付与部の
外径は、20μmと設計値である40μmに比べ、非常
に小さくなっていた。
止しながら外径125μmのファイバとした。このファ
イバについて断面構造を測定したところ、応力付与部の
外径は、20μmと設計値である40μmに比べ、非常
に小さくなっていた。
ファイバ化後の残母材を観察したところ、第4図に示す
ように応力付与部材3が光ファイバ用母材1の外部に絞
り出されていた。また、波長0.85μmでの複屈折率
についても3X10−’と小さく、波長0.85μmに
おけるクロストークも、光ファイバlkmで一12dB
と良好な偏波保持特性を持つファイバを得ることができ
なかった。
ように応力付与部材3が光ファイバ用母材1の外部に絞
り出されていた。また、波長0.85μmでの複屈折率
についても3X10−’と小さく、波長0.85μmに
おけるクロストークも、光ファイバlkmで一12dB
と良好な偏波保持特性を持つファイバを得ることができ
なかった。
なお、本発明の方法は、偏波保持光ファイバ用母材の作
成時だけでなく、いわゆるロッドインチューブ法の線引
用母材作成の際も用いることが可能である。
成時だけでなく、いわゆるロッドインチューブ法の線引
用母材作成の際も用いることが可能である。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、応力
付与部の両端を実質的に固定することにより、加熱一体
止時の応力付与部材の変形を最小限とし、ファイバ化後
に所望の応力を得られ、良好な偏波保持特性を持つファ
イバを得ることができる効果がある。
付与部の両端を実質的に固定することにより、加熱一体
止時の応力付与部材の変形を最小限とし、ファイバ化後
に所望の応力を得られ、良好な偏波保持特性を持つファ
イバを得ることができる効果がある。
第1図は、本発明の偏波保持光ファイバ用母材の製造方
法の一実施例を説明するための偏波保持光ファイバ用母
材の断面図、第2図は、本発明の偏波保持光ファイバ用
母材の製造方法の他の実施例を説明するための偏波保持
光ファイバ用母材の断面図、第3図、第4図は、比較例
として製作した偏波保持光ファイバ用母材の断面図であ
る。 1・・・光ファイバ用母材、2・・・第1のガラス棒、
3・・・応力付与部材、4・・・第2のガラス棒、5・
・・ガラス管。 特許出願人 住友電気工業株式会社
法の一実施例を説明するための偏波保持光ファイバ用母
材の断面図、第2図は、本発明の偏波保持光ファイバ用
母材の製造方法の他の実施例を説明するための偏波保持
光ファイバ用母材の断面図、第3図、第4図は、比較例
として製作した偏波保持光ファイバ用母材の断面図であ
る。 1・・・光ファイバ用母材、2・・・第1のガラス棒、
3・・・応力付与部材、4・・・第2のガラス棒、5・
・・ガラス管。 特許出願人 住友電気工業株式会社
Claims (1)
- コアおよびクラッドからなる光ファイバ用母材に、前記
光ファイバ用母材の中心軸に対称な位置に2つ以上の孔
を開けた後、次いで、前記孔部にコアおよびクラッドと
異なる熱膨張係数を有する応力付与部材を挿入、固定す
る偏波保持光ファイバ用母材の製造方法において、前記
応力付与部材の固定方法として、前記光ファイバ用母材
の孔部の一端部に他の部分の孔部よりも小さい内径減少
部を形成した後、前記光ファイバ用母材の他の端部から
前記孔部に第1のガラス棒、応力付与部材、第2のガラ
ス棒の順に挿入し、第1のガラス棒を前記光ファイバ用
母材の孔内径減少部に接触させ、次いで、第2のガラス
棒の一部を前記光ファイバ用母材に加熱溶着させること
を特徴とする偏波保持光ファイバ用母材の製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2212303A JP2827475B2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 偏波保持光ファイバ用母材の製造方法 |
AU81575/91A AU639125B2 (en) | 1990-08-09 | 1991-08-05 | Method for producing preform for polarization retaining optical fiber |
US07/741,043 US5160522A (en) | 1990-08-09 | 1991-08-06 | Method for producing preform for polarization retaining optical fiber |
EP91113260A EP0470591B1 (en) | 1990-08-09 | 1991-08-07 | Method for producing preform for polarization retaining optical fiber |
DE69102599T DE69102599T2 (de) | 1990-08-09 | 1991-08-07 | Verfahren zum Herstellen einer Vorform für eine polarisationserhaltende optische Faser. |
CA002048745A CA2048745C (en) | 1990-08-09 | 1991-08-08 | Method for producing preform for polarization retaining optical fiber |
KR1019910013766A KR950000689B1 (ko) | 1990-08-09 | 1991-08-09 | 편파유지 광파이버용 모재의 제조방법 |
US07/892,783 US5221307A (en) | 1990-08-06 | 1992-06-03 | Method for producing preform for polarization retaining optical fiber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2212303A JP2827475B2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 偏波保持光ファイバ用母材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0497919A true JPH0497919A (ja) | 1992-03-30 |
JP2827475B2 JP2827475B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=16620340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2212303A Expired - Lifetime JP2827475B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-09 | 偏波保持光ファイバ用母材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827475B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-09 JP JP2212303A patent/JP2827475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2827475B2 (ja) | 1998-11-25 |
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