JPH049640A - シールド工法不透水膜の損傷試験装置 - Google Patents

シールド工法不透水膜の損傷試験装置

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JPH049640A
JPH049640A JP2112365A JP11236590A JPH049640A JP H049640 A JPH049640 A JP H049640A JP 2112365 A JP2112365 A JP 2112365A JP 11236590 A JP11236590 A JP 11236590A JP H049640 A JPH049640 A JP H049640A
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JP
Japan
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impermeable membrane
segment
tail
impermeable film
tail seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2112365A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Suzuki
和彦 鈴木
Nobuo Ohashi
信夫 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Publication of JPH049640A publication Critical patent/JPH049640A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はシールド工法不透水膜の損傷試験装置に関し、
【7〈−不透水膜及びテールシールの設計仕様決定の
参考値を得るために、不透水膜試験体を被覆l、たセグ
メント片にゾールシー・ル試験体を実際の施工時に近い
条件で圧接摺動移動させて不透水膜の損傷程度を測足す
る試験装置に関する。 [従来技術及び発明が解決し、ようとする課題]不透水
膜被覆シールド丁−法とは、特開昭62〜13897号
及び同62−1488004:や本出願人による特願昭
1−82863号に記載の如く、セグメン)・の外周に
不透水膜を被覆してセグメントのジヨイント部やクラッ
ク等からの漏水を防11.−することにより、−静的な
シールト工法では絶対不可欠であるコーキングと呼ばれ
る漏水防止工事を不要とした工法である。なお、第2図
として不透水膜被覆シールド尤法の概略図を示す、第2
図において、lOはシールド機、11は音波膜装置、1
2はシールド機10のシールドテール部分、13は止水
用裏込剤注入装置、14はセグメント、15は前記音波
膜装Jiltによってセグメン)14の外周に被覆され
る不透水膜、16は前記止水用裏込剤注入装置13によ
って地山17とセグメント14との空隙部に注入充填さ
れる止水用裏込剤、18はシールドテール部分12の全
周に亘って配設されているテールシール、18は発進立
坑、である。 シールド機10のシールドテール部分12は、−静的な
シールド工法でも不透水膜被覆シールド工法の何れの場
合であっても、曲進時やセグメン)14の組立時の容易
さ、さらにはシールドテール12の厚み等から、掘削さ
れる断面寸法はセグメント14外径よりも相当大きくな
り、セグメント14と地山17どの間に空隙部が生じる
。この空隙部を放置したままでは、地盤沈下現象を呈す
るため1組立を完了したセグメント14と地山17との
間の空隙に豆砂利やモルタル等の止水用裏込剤16を直
ちに注入充填し、地盤沈下現象を防止している。かかる
止水用裏込剤IBの注入充填の際、シールドテール部分
12とセグメン)14との間から、止水用裏込剤16や
地下水等が圧力によってシールド機10内へ流入する虞
れがあり、この流入を防止するため、シールドテール部
分12には全周に亘ってテールシール18を配設してい
る。 テールシール19としては、その材質の違いからゴム系
テールシールと、ワイヤブラシ系テールシールの2種類
に大別されるが、ワイヤブラシ系テールシールが、ゴム
系テールシールに比して止水性では僅かに劣るものの、
その他の耐久性、局部追従性及び交換の容易性等の点で
著しく優れていることから、現在、多く採用されるに至
っている。 ところが前述した不透水膜被覆シールド工法の場合、テ
ールシール18はセグメント14に直に接触するのでは
なく、セグメント14外周に被覆した不透水膜15を介
してセグメント14に圧接してシールする構成であるた
め、ワイヤブラシ系テールシールの場合、掘削時の推進
に伴うシールド機10の移動によって前記不透水膜15
を傷付は易く、その耐久性を低下させてしまうだけでな
く、著しい場合には破損させてしまうことがあり、不透
水膜15の防水効果を損なわしめてしまうという欠点を
有している。 従来、損傷を受は難い不透水膜15及び損傷を与え難い
テールシール18を得るためには、実際の施工現場での
テスト又は施工結果等から得られた経験に基き1両者の
設計仕様を決定していた。 従って、費用及び時間がかかるだけでなく、問題発生時
には対策が後追いとなってしまう等の欠点を有しており
、従来のシールド工法に比してコーキングと呼ばれる漏
水防止工事を不要とした点において有利である不透水膜
被覆シールド工法の利点を損なわしめている。 [発明の目的] そこで本発明の目的は、テールシールが不透水膜に与え
る影響を予め評価することができ、不透水膜及びテール
シールの設計仕様決定の参考値を容易に得ることができ
るシールド工法不透水膜の損傷試験装置を提供すること
にある。 [課題を解決するための手段] 本発明者は、上記目的を達成するため、鋭意検討を重ね
た結果、本発明に至ったものである。 即ち、本発明に係るシールド工法不透水膜の損傷試験装
置は、種々仕様のテールシール試験体を交換可能に支持
固定するテールシール支持台と、該テールシール支持台
を任意の速度で移動させるテールシール移動装置と、前
記テールシール支持台の路上方に位置し且つ種々形状の
セグメント片及び該セグメント片を被覆する種々仕様の
不透水膜試験体を交換可能に支持固定する不透水膜取付
部と、該不透水膜取付部を前記テールシール試験体に任
意の押圧力で押圧する不透水膜押圧装置とを有して成る
ことを特徴とする。 [作 用] 本発明によれば、先ず、テールシール支持台に種々仕様
のテールシール試験体を支持固定すると共に、不透水膜
取付部に、種々形状、例えば、ジヨイント部を有するも
のやクラック或いは段差を有するセグメント片を取付け
、さらに該セグメント片を被覆するように種々仕様の不
透水膜試験体を取付ける0次に、不透水膜押圧装置を作
動させて不透水膜試験体及びセグメント試験片を、任意
の押圧力で前記テールシール試験体に圧接させる。その
後、テールシール移動装置を作動させてテールベ、・−
ル試験体を前記不透水膜試験体及びセグメント試験片に
対l、て摺動移動さ七る。 摺動移動さゼ六後、不透水膜試験体の損傷程度、具体的
に1.」膜の伸び、傷の有無、傷の深さ等を測定するこ
とにJ′す、テールシールの不透水膜に与える影響をi
7+価イ”ることができる、評価結果を#名に1で不透
水膜及びゾールシールの設旧仕様を決定する。 [実施例] 以下6本発明の実施例について添伺図面に基き説明する
。 第1図は、本発明に係るシールド1法不透水膜の損傷試
験装置の一実施例を示す概略説明図第2図は不透来校被
覆シールド工法の概略説明図である。 第1図においで、1はシールド工法不透水膜の損傷試験
装W(以下、単に試験装置という)であり、種々仕様の
ゾールシール試験体18Aを交換可能:に支持固定する
ゾールシール支持台2と、該テールシー・ル支持台2を
任意の速度で移動させるテールシール移動装置3と、前
記ゾールシール支持台2の略り力に位置t、11つ種々
形状のセグメント片14A及び該セグメント片14Aを
被覆する種々仕様の不透水膜試験体15Aを交換可能に
多持固定する不透水膜取付部6と、該不透水膜試験体6
を前記ゾールシール試験体19Aに任意の押圧力で押J
Eiる不透水膜押I)装置7と、以]−の各部の動作を
制御する制御部9とから1.と11.て構成されている
。 テールシール支持台2は、実際時のシールド機10のシ
ールトチ・、ル部分12に相当するものであり、テール
シール支持台2に対するゾールシール試験体19Aの取
付角度は実際時と同様とすることは言うまでもないが、
固定1段は、全く同じである必要はなく、むしろ種々の
設計仕様のテールシール試験体19Aを試験する際に交
換が容易であることが好ましい、テールシール支持台2
の移動は、前記した如く、テールシール移動装置3によ
って行われるが、移動手段としては、例えば図示の如き
引きシリンダー4を油圧によって作動させることが操作
及び制御性の点で好ましい。 また移動速度は、実際時のシールド機10による掘削時
の棺進速度に即した速度、具体的に11.−800mm
/分の範囲内の任意の速度で設定可能に制御する。なお
、5は支持台受け0口部である。 不透水膜取付部6.に取イ」けられるセグメント+4A
は、通常の無傷のものの他、クラックの入ったものやジ
ヨイント部を設けたもの、さらには該ジ、インド部に段
“差が生じたもの等を用意し、実際の施工時の組立状態
のセグメント】4と略同様の条例を再現する。また該セ
グメント片14Aを被覆するようにして取付けられる不
透水膜試験体15Aについても実際の施工時の不透水膜
15の被覆状態と略同様の条件を再現するために、セグ
メント片14Aに対して、ぴったりと密に被覆したり、
緩く被覆したり、或いは様々の方向にシワや折り目を付
けて被覆したりする。また取付けについては上記テール
シール支持台2同様、種々の設」1仕様の不透水膜試験
体15Aを種々形状のセグメント片14Aに被覆して試
験する際に交換が容易であることが好ましい、不透水膜
取付部6の押圧は、前記17た如く、不透水膜押圧装置
7によって行われるが、押圧手段としては1例えば図示
の如き押しシリンダー8を油圧によって作動させること
が操作及び制御性の点で好ましい1才だ押圧力は、実際
時の不透水膜15にかかるテールシ・−ル19の押圧に
即した圧力、具体的には01〜20kg−f/cm’の
範囲内の任意の圧力で設定可能に制御する。なお、不透
水膜試験体15Aの大きさは、テールシール試験体+9
Aに押圧した際に接触する面の大きさが、長さ1幅共に
少なくとも50mm以七でl6ことが実際の施工時の再
現性の点で好tL<、 200mm以下であることがコ
スト及び操作性の点で好ましい、より好ましくは100
+ms −150m−の範囲であり、特に好ましくは長
さ 115mm、輻 150mm1?度である。 制御部9は1.F記テールシール移動装置3によるテー
ルシール支持台2の移動速度や、不透水膜押圧装置7に
よる押圧力等の名値を設定し、該設定値に基き制御する
ものである。 上記構成を有する試験装置1により、損傷試験を行った
後、不透水膜試験体15Aの損傷程度、具体的には表面
粗さ、膜の伸び、傷の有無、傷の深さ等を測定する。測
定結果から、実際の施工時のテールシール18の不透水
膜15に与える影響を予測評価することができ、該評価
結果を参考にして所望の不透水M15及びテールシール
19の設計仕様を決定することができる。 以上、本発明に係るシールド工法不透水膜の損傷試験装
置の一実施例について説明したが、本発明は上記に限定
されず、種々の態様を採ることができる0例えば、テー
ルシール移動装置3としては、実際時のシールド機の推
進速度と同様の条件を再現できればどのようなものでも
よく、上記油圧による引きシリンダー4に代えて、押し
シリンダーとしてもよい、不透水膜押圧装置7について
も同様に、押しシリンダー8に代えて、下方から引張っ
てもよい。 [発明の効果] 本発明によれば、実際の施工条件に即した様々な条件の
試験が、現場でのテスト等を行うことなくテールシール
の不透水膜に与える影響を予め極めて容易に評価するこ
とができ、不透水膜及びテールシールの設計仕様決定の
参考値を容易に得られるので、費用及び時間を大幅に削
減できると共に不透水膜被覆シールド工法の利点を阻害
することなく最大限発揮させることができるという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るシールド工法不透水膜の損傷試
験装置の一実施例を示す概略説明図、第2図は不透水膜
被覆シールド工法の概略説明図である。 1:損傷試験装置 2コテ一ルシール支持台 3:テールシール移動装置 4:引きシリンダー 5:支持台受はコロ部 6:不透水膜取付部 7:不透水膜押圧装置 8:押しシリンダー 9 : 10: ll: 12: 13: 14: 4A 15: 5A IB= 17: 18: lθ: 111A 制御部 シールド機 音波膜装置 シールドテール部分 止水用裏込剤注入装置 セグメント :セグメント片 不透水膜 :不透水膜試験体 止水用裏込剤 地山 発進立坑 テールシール :テールシール試験体 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 種々仕様のテールシール試験体を交換可能に支持固定す
    るテールシール支持台と、該テールシール支持台を任意
    の速度で移動させるテールシール移動装置と、前記テー
    ルシール支持台の略上方に位置し且つ種々形状のセグメ
    ント片及び該セグメント片を被覆する種々仕様の不透水
    膜試験体を交換可能に支持固定する不透水膜取付部と、
    該不透水膜取付部を前記テールシール試験体に任意の押
    圧力で押圧する不透水膜押圧装置とを有して成ることを
    特徴とするシールド工法不透水膜の損傷試験装置。
JP2112365A 1990-04-26 1990-04-26 シールド工法不透水膜の損傷試験装置 Pending JPH049640A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003004611A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Shibata Ind Co Ltd 地盤の変形に対するシート材の評価試験方法およびその装置
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US10725059B2 (en) 2015-04-06 2020-07-28 Meso Scale Technologies, Llc. High throughput system for performing assays using electrochemiluminescence including a consumable shaking apparatus

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